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科目名 人文地理学Ⅰ

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科目名 人文地理学Ⅰ
2016 年度 前期 2単位
科目名 人文地理学Ⅰ
対象学科・学年: グローバルスタディーズ学科 2 年
時
間: 月曜日 2時限(10:40~12:10)
教
室:
教
科
書: 『戦後史』
1.担当教員
(1) 名前: 小金澤 孝昭(こがねざわ たかあき)
(2) 研究室: 非常勤講師室
(3) 連絡先:
(4) オフィスアワー: 講義終了時
(5) 主な研究・教育業績
現職: 宮城教育大学教授 国際理解教育研究センター
学歴:東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得 北海道大学博士(農学)
所属学会:日本地理学会、経済地理学会、東北地理学会、農業市場学会
専門:人文地理学、経済地理学、農業地理学、ESD(持続可能な社会のための教育)
2.授業の目的
(1) 授業の目的
多文化社会を生きている私達は、海外の異文化理解と日本自体の自文化理解とを同時に学ぶこ
とが大切になっています。この授業では、戦後の日本の地域変化を事例に、日本の人口や経済な
どの地理的な変化がどのように生じているかを学び、異文化社会で通用する自文化理解の常識を
学ぶことを目的にしている。
(2) 到達目標
① 戦後から現在までの日本の経済社会の地域的変化を理解する。
② 日本の地域的特徴を把握する方法としての地図学習・土地利用図の基礎を習得する。
③ 日本の経済社会の地域間格差は、自然環境だけでなく人間社会の仕組みが作り出している
ことを理解する。
④日本の地域間格差を生み出す日本社会の仕組みの要素として、産業、雇用、土地利用の 3 つ
を取り上げ、その影響を考察する。
3.授業の概要
戦後 70 年の日本の地理的変化を分析して、日本の国土利用や人口問題を考察する。これからの
人口減少や、地方消滅などの少子高齢化社会の国土利用や地理的特徴を考察する。
中学校や高等学校の地理の授業では、地域的な差の現実を提供し、解説しているが、なぜその
ような地域差が生まれるのかといった原因分析が授業時間の関係で不十分になりやすい。この授
業では、人間社会が生み出す原因分析に注目して講義する。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習の仕方
授業内容に対応する時期について、テキストと年表に目を通してくること。また事前配布された
資料についてもよく読んでおくこと。
1
(2) 授業の受け方
授業は講義形式で行うが、テーマによっては演習方式、視聴覚教材授業、作業学習、課外活
動などを行う。その際には、授業毎に説明資料を配布するので、それをよく読んでおくこと。板書
を行うが、板書内容を丸写しするのではなく、講義内容をよく聞きながら、ノートを作成すると。
(3) 復習の仕方
その時の授業内容を確認するように、ノートを点検すること。また宿題をきちんと行うこと。
5.受講にあたってのルール
(1) 受講時のマナー(私語、内職、居眠り等の禁止)を守ること。
(2) 遅刻・欠席・早退は、正当な理由のある場合以外は、減点対象とする。
(3) 課題提出にあたってのルール(提出期限の厳守、盗作・剽窃の禁止)を守ること。
提出物が未提出の場合、試験の受験資格はない。
(4) テストにおける不正行為(カンニング等)があった場合は、不合格となる。
6.授業計画
回
月日
テーマ・内容
予習・復習
1
4/11 ガイダンス
2
4/18 戦後 70 年の時代区分
復習:講義内容の確認
3
4/25 VTR 戦後日本
復習:感想レポート
備考
復習:講義目的の確認
地方消滅を考える
4
5/2 戦前の日本地理
予習
5
5/9 戦後復興期の日本地理
予習
6
5/16 高度経済成長期の日本地理①
予習
7
5/23 高度経済成長期の日本地理②
予習
8
5/30 VTR 日本の自動車産業
予習
9
6/6 安定成長期の日本地理①
予習
10
6/13 安定成長期の日本地理②
予習
11
6/20 バブル崩壊期の日本地理①
予習
12
6/27 バブル崩壊期の日本地理②
予習
13
7/4 少子高齢化期の日本地理①
14
7/11 少子高齢化期の日本地理②
15
7/25 試験
第一レポート提案
第一レポート提出
第2レポート提案
第 2 レポート提出
復習:講義内容の確認
※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1) 試験(40%)…試験の成績評価(試験は、講義の理解度を測定する)
(2) 受講態度(20%)…授業の出席条件(15 回のうち 10 回以上の出席)
(3) 課題レポート(40%)…レポート、作業課題、宿題の評価
8.参考図書・文献
参考文献は、講義時に紹介する。
9.履修上の注意
(1) 前提科目や履修条件についての情報。 特になし
(2) 資格要件に関する情報。 特になし
(3) 特別な配慮を要する学生に対する扱い。 相談に乗ります。
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