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家族の社会学
2016 年度 後期 2 単位 家族の社会学 対象学科・学年: グローバル・スタディーズ学科1年 時 間: 月曜日 Ⅲ時限(13:00~14:30) 教 室: 4 号館 教 科 431 書: レジュメ・資料を配布 1.担当教員 (1) 名前: 槇石 多希子(まきいしたきこ) (2) 研究室: 5号館4階 (3) 連絡先: (4) オフィスアワー: 火曜日 13:00~14:30、 (5) 主な研究・教育業績 『変化する社会と家族』 (共著、建白社) 『成人教育とジェンダー』 (共編著、創風社) 、 『教育とジェンダー』 (共著、東北大学出版会) 2.授業の目的 (1) 授業の目的 様々な側面を持つ家族は、社会の変化と相互に関係しつつどのように変わってきて いるのか、あるいは変わらないものは何かなどを、具体的事例やデータを通して学 び、グローバル化のすすむ現代社会における家族についての理解を深め、学生各自 のライフコースを主体的に構築すること。 (2) 到達目標 ①データや事例によって現代日本社会の家族の動向や問題を認識する。 ②子どもや青年期の家族関係への認識を深める。 ③東アジアを中心に家族や結婚の現状を把握し、多文化共生社会の理解を深める。 3.授業の概要 現代社会と家族をテーマに、データや事例に基づいて学生参加型の授業を展開する が、家族の起源については霊長類家族についての知見を学ぶ。また、青年期の親子 関係、結婚や家 族問題を取り上げる際には、日米比較や東アジア諸国との国際比 較を通して、日本家族の特質・様相を講じる。 4.授業の受け方・勉強の仕方 (1) 予習の仕方 「授業計画」にそって、授業を展開していくので、関連する図書や事前に提示された、 資料を見ておくこと。予習課題は提出が求められる場合もある。 関連する情報、図書についてアンテナをはっておく。 1 日ごろからテーマに (2) 授業の受け方 授業は座席の指定はないが、できるだけ前の席に座った方が、先生の話も聞きやすい し、ホワイトボードやパワーポイントも見やすい。授業では、ノートをとることがまず 重要である。授業内で作業課題が提示された場合には、積極的に取り組むこと。 (3) 復習の仕方 授業のノートをしっかりとまとめ、わからないところがあったら早めに調べておくと よい。ノートはその時の貴重な資料になるので、授業でしっかり記録しておくことと、 授業後の復習でしっかりと整理しておくことが大切である。また、宿題が出る場合もあ る。 5.受講にあたってのルール (1) 授業への積極的な参加・発言を求める。グループをつくって討論することもある。 (2) 遅刻等は本学の規則通りとする。 (3) テストにおける不正行為(カンニング等)は、本学の規則通りとする。 6.授業計画 回 1 月日 テーマ・内容 9/26 オリエンテーション-家族社会学を学ぶ意味 予習・復習 2 家族の起源・成立 宿題プリントを読む 3 家族の起源・成立 基本タームを調べる 4 家族社会学の基本ターム 5 配偶者の選択-未婚化・晩婚化 6 配偶者の選択-結婚観の変遷 7 配偶者の選択-欧米・中国・韓国の結婚状況 8 備考 小レポート① 家族に関わる映画を見る 関心のある国の結婚 状況を調べる 感想文を作成 9 親子関係-子ども期の誕生 10 親子関係—現代日本の動向 11 親子関係-母娘関係 小レポ−ト② 12 生殖革命と家族 メディア情報を題材 に討論 13 ドメスティックバイオレンス 14 高齢者支援と家族 15 まとめ—日本家族のゆくえ 16 定期試験 2 ※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。 7.評価方法 (1) 試験(60%) 試験にはレポート課題を含む (2) 受講態度(20%) 積極的な参加・発言を評価する (3) 課題レポート(20%)…小レポート2回分 8.参考図書・文献 授業の中でテーマごとに提示するものもあるが、本授業は『変化する社会と家族』におう 部 分が少なくないので、本書の講読が授業の理解を深めると思われる。 9.履修上の注意 状況に応じて特別な配慮をする場合がある。 3