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情 報 工 学 科 情 報 工 学 科

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情 報 工 学 科 情 報 工 学 科
C1−1
コンピュータ基礎英語Ⅰ
(Elementary Computer EnglishⅠ)
神林 靖、市川泰弘、泉 忠司、佐藤正子
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
情
報
工
学
科
【授業の目的】 コンピュータを題材とした基本語
彙と基本文型を学習する。
「コンピュータ利用技
術演習」で学んだ技術的知識を利用して、日本
語と同じように英語でもコンピュータを操作で
きるようになることを目的とする。電子辞書や
ワープロの英文作成機能を用いて、電子メール
や英文文書の読み書きを通じて、基本的な英語
の文型、文法、慣用表現を学ぶ。
【 テ キ ス ト 】 A Comprehensive Approach to
Basic English Grammar, 学術図書、伊藤 隆、
市川泰弘 Brush up Your Technical English、郁
文堂、市川泰弘 大学生の基礎から学ぶ英単語、
郁文堂、川上省三 Netnews、南雲堂、Jim
Knudsen、伊藤 隆、市川泰弘
【評価の方法】 平常点、課題、レポート、試験等
を総合的に勘案して評価する。
【授業計画】
1.英語によるコンピュータの仕組みa
:基礎的語彙
2.英語によるコンピュータの仕組みs
:基礎的読解
3.Windowsの理解に必要な英語a:基礎的語彙
4.Windowsの理解に必要な英語s:基礎的文法
5.英語で電子メールa:基礎的語彙
6.英語で電子メールs:基礎的文型
7.英語で電子メールd:基礎的文法
8.英文ワープロa:基礎的語彙
9.英文ワープロs:基本構文a
10.英文ワープロd:基本構文s
11.英文ワープロf:慣用表現と文章作法a
12.英文ワープロg:慣用表現と文章作法s
13.英文PowerPointによる表現a
14.英文PowerPointによる表現a
15.期末試験
【備 考】
授業計画は、変更される可能性が
ある。
− 431 −
情
報
工
学
科
C1−2
コンピュータ基礎英語Ⅱ
(Elementary Computer EnglishⅡ)
神林 靖、市川泰弘、泉 忠司、佐藤正子
情報工学科 選択 1単位 1年秋学期
12.英文ホームページによる情報収集h
【授業の目的】 インターネット利用を題材とした
:課題研究と中間発表s
基本語彙と基本文型を学習する。
「インターネッ
13.英文ホームページによる情報収集j
ト利用技術演習」で学んだ技術的知識を利用し
て、英語で作成されたホームページの読解と英
:最終発表a
14.英文ホームページによる情報収集k
語によるホームページの作成を目的とする。電
子辞書やワープロの英文作成機能を用いて、ホ
:最終発表s
15.期末試験
ームページの読解と作成を通じて、基本的な英
語の文型、文法、慣用表現を学ぶ。
【 テ キ ス ト 】 「A Comprehensive Approach to
Basic English Grammar」学術図書、伊藤 隆、
市川泰弘 「Brush up Your Technical English」
郁文堂、市川泰弘 「大学生の基礎から学ぶ英
単語」郁文堂、川上省三 「Netnews」南雲堂、
Jim Knudsen、伊藤 隆、市川泰弘
【評価の方法】 平常点、課題、レポート、試験等
を総合的に勘案して評価する。
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
【授業計画】
1.インターネットの理解に必要な語彙と構文a
2.インターネットの理解に必要な語彙と構文s
3.インターネットの理解に必要な語彙と構文d
4.インターネットの理解に必要な語彙と構文f
5.インターネットの理解に必要な語彙と構文g
6.インターネットの理解に必要な語彙と構文h
7.英文ホームページによる情報収集a
:サンプルの提示
8.英文ホームページによる情報収集s
:サンプルの理解
9.英文ホームページによる情報収集d
:PowerPointによる発表の例示
10.英文ホームページによる情報収集f
:課題の選択
【備 考】
11.英文ホームページによる情報収集g
ある。
:課題研究と中間発表a
− 432 −
授業計画は、変更される可能性が
C1−3
C1−4
コンピュータ基礎数学Ⅰ
コンピュータ基礎数学Ⅱ
(Basic Mathematics for ComputerⅠ)
(Basic Mathematics for ComputerⅡ)
数学教員
数学教員
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
【授業の目的】 大学で情報工学および数学を学ぶ
【授業の目的】 大学で情報工学および数学を学ぶ
ための基礎として、数と式、方程式と不等式に
ための基礎として、極限、微分と積分について
ついて学習する。
学習する。
「理工系学生のための
【 テ キ ス ト 】 堤 香代子、
(専門学科とティーム・ティーチングを行う)
基礎数学」
、理工図書
「理工系学生のための
【 テ キ ス ト 】 堤 香代子、
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
基礎数学」
、理工図書
合的に評価する。
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
合的に評価する。
【授業計画】
1.帰納的考え方(ガイダンス)
【授業計画】
情
報
工
学
科
1.ガイダンス
2.無限数列と極限
2.数と式(導入)
3.関数の極限と連続性
3.整式の加法・乗法(展開)
4.微分係数
4.展開と因数分解(導入)
5.導関数
5.乗法公式と因数分解の公式(展開)
6.合成関数の導関数
6.整式の除法(導入)
7.逆関数、陰関数の導関数
7.剰余の定理と因数定理(展開)
8.三角関数の導関数
8.平方根と実数・複素数(導入)
9.指数・対数関数の導関数
9.分数式と平方根・無理式(展開)
10.接線と法線
10.2次方程式の解法と解の公式、解と係数の関
11.極値と関数のグラフ
12.不定積分
係・解の判別(導入)
13.定積分
11.方程式の解、高次方程式、分数方程式、無理
14.面積と体積
方程式(展開)
15.期末試験
12.不等式と解法、2次不等式(導入)
13.必要条件と十分条件、不等式の解・絶対不等
式(展開)
14.総合演習
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 433 −
情
報
工
学
科
C1−5
C1−6
コンピュータ基礎数学Ⅲ
コンピュータ基礎物理Ⅰ
(Basic Mathematics for ComputerⅢ)
(Physical Foundations of ComputerⅠ)
数学教員
情報工学科教員、物理教員
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
【授業の目的】 大学で情報工学および数学を学ぶ
【授業の目的】 コンピュータという物理現象の基
ための基礎として、集合、個数の処理、確率、
本的な性質を理解する。コンピュータを、電気、
統計について学習する。
磁気、光、熱、運動などの現象として捉え、そ
れぞれの現象の観測法や法則についてグループ
「理工系学生のための
【 テ キ ス ト 】 堤 香代子、
実験などによって調べる。
基礎数学」
、理工図書
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
「工学基
【 テ キ ス ト 】 日本工業大学 物理教室、
礎 物理実験(改訂版)
」
合的に評価する。
【授業計画】
【評価の方法】 課題の評価、出席などで総合的に
評価する。
1.集合(ガイダンス)
2.集合の演算
情
報
工
学
科
【授業計画】
3.集合の要素と個数
1.コンピュータと物理学(ガイダンス)
4.場合の数
2.物理量とその測定
5.順列と組合せ
3.密度の測定
6.二項定理
4.時間、運動、コンピュータ(導入)
7.確率の基本的性質
5.落体の実験
8.確率の計算
6.落体の法則
9.確率の分布
7.コンピュータとパルス(導入)
10.統計処理
8.オシロスコープによる電圧測定
11.相関関係
9.共振の実験
12.統計的な推測
10.コンピュータと回路(導入)
13.推定
11.静電気の実験
14.検定
12.微分回路の実験
15.期末試験
13.コンピュータと熱現象(導入)
14.熱電対による温度測定
15.半導体素子の温度特性
【備 考】
【備 考】
高校で物理学を多くは履修しなか
った学生を対象とする。
− 434 −
情
報
工
学
科
C1−7
C1−8
コンピュータ基礎物理Ⅱ
解析基礎演習
(Physical Foundations of ComputerⅡ)
(Basic Calculus, Practice)
情報工学科教員、物理教員
数学教員
情報工学科 選択 2単位 1年秋学期
情報工学科 選択 1単位 1年秋学期
【授業の目的】 身近な物理現象をとりあげて、コ
【授業の目的】 大学で情報工学および数学を学ぶ
ンピュータを利用して現実の現象を理解する方
ための基礎として、三角比と三角関数、逆三角
法を学ぶ。実際に実験を行った結果から、現象
関数、三角形への応用について学習する。
のモデルを作ってシミュレーションを行い、そ
「理工系学生のための
【 テ キ ス ト 】 堤 香代子、
の過程で物理法則の表現とモデル化、シミュレ
ーションの方法などを学習する。
基礎数学」
、理工図書
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
【 テ キ ス ト 】 プリントを配布する。
合的に評価する。
【評価の方法】 課題の評価、期末試験、出席など
【授業計画】
で総合的に評価する。
1.ガイダンス
2.三角比
【授業計画】
1.
「現実」を「理解する」には?
3.一般角・弧度法
(ガイダンス)
情
報
工
学
科
4.三角関数、三角関数の性質
2.モンキーハンティング1(実験)
5.三角関数の相互関係
3.モンキーハンティング2(モデル)
6.三角関数のグラフ、周期
4.物理法則とシミュレーション
7.逆三角関数とそのグラフ
5.簡単な電気回路1(実験)
8.加法定理
6.簡単な電気回路2(モデル)
9.倍角・半角の公式
7.プログラムの舞台裏
10.和・積の公式
8.熱の伝わり方1(実験)
11.加法定理の応用
9.熱の伝わり方2(モデル)
12.三角方程式・三角不等式
10.見えないものを見るために
13.三角形への応用、図形の計量
11.振り子と共振1(実験)
14.三角関数・逆三角関数の微分・積分
12.振り子と共振2(モデル)
15.期末試験
13.シミュレーションの可能性と限界
14..総合演習
15.期末試験
【備 考】
高校で物理学を多くは履修しなか
【備 考】
った学生を対象とする。
− 435 −
情
報
工
学
科
C1−9
C1−10
代数基礎演習
幾何基礎演習
(Basic Algebra, Practi2次関数ce)
(Basic Geometry, Practice)
数学教員
数学教員
情報工学科 選択 1単位 1年秋学期
情報工学科 選択 1単位 1年秋学期
【授業の目的】 大学で情報工学および数学を学ぶ
【授業の目的】 大学で情報工学および数学を学ぶ
ための基礎として、2次関数、指数関数と対数
ための基礎として、ベクトル、図形と方程式に
関数、行列について学習する。
ついて学習する。
「理工系学生のための
【 テ キ ス ト 】 堤 香代子、
【 テ キ ス ト 】 堤 香代子、
「理工系学生のための
基礎数学」
、理工図書
基礎数学」
、理工図書
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
合的に評価する。
【授業計画】
情
報
工
学
科
合的に評価する。
【授業計画】
1.ガイダンス
1.ガイダンス
2.2次関数とその性質
2.ベクトル、矢線ベクトルと数ベクトル
3.2次関数の最大・最小
3.平面のベクトルと空間のベクトル
4.合成関数と逆関数、いろいろな関数
4.ベクトルの演算、和とスカラー倍
5.指数関数
5.ベクトルの内積
6.指数関数の性質
6.ベクトルの外積
7.対数関数
7.図形のベクトル方程式
8.対数関数の性質
8.点と直線、直線の方程式
9.常用対数と自然対数
9.円の方程式、放物線の方程式
10.行列
10.楕円の方程式、双曲線の方程式
11.行列の演算、行列の積
11.媒介変数表示、極座標表示
12.逆行列
12.不等式と領域
13.消去法、連立1次方程式
13.線形計画法
14.総合演習
14.複素数平面、ド・モアブルの定理
15.期末試験
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 436 −
情
報
工
学
科
C1−11
C1−12
微分積分学Ⅰ
微分積分学Ⅱ
(Elementary CalculusⅠ)
(Elementary CalculusⅡ)
物理教員
物理教員
情報工学科 選択 2単位 1年または2年春学期
情報工学科 選択 2単位 1年または2年秋学期
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
て、微分とその応用について学習する。
て、積分とその応用、広義積分、級数などにつ
「初等解析
【 テ キ ス ト 】 落合卓四郎・高橋勝雄、
入門」 東京大学出版会
いて学習する。
「初等解析
【 テ キ ス ト 】 落合卓四郎・高橋勝雄、
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
合的に評価する。
入門」 東京大学出版会
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
合的に評価する。
【授業計画】
1.初等関数への招待(ガイダンス)
情
報
工
学
科
【授業計画】
2.初等関数
1.初等解析への招待(ガイダンス)
3.初等関数の導関数
2.初等関数の不定積分
4.合成関数の微分法
3.不定積分の漸化式
5.逆関数の微分法
4.定積分の計算、漸化式
6.数列
5.面積、曲線の長さ
7.数列の極限
6.広義積分の定義
8.関数の極限
7.広義積分可能性
9.連続関数
8.級数の収束、二重級数定理
10.導関数、微分
9.絶対収束べき級数、ダランベールの公式
11.関数の多項式による近似
10.べき級数による関数のテイラー展開、実解析
12.近似値計算
的関数
13.テイラー展開
11.線積分、コーシーの積分定理
14.不定形の極限値
12.留数の定理、特別な留数の定理
15.期末試験
13.総合演習
14.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 437 −
情
報
工
学
科
C1−13
C1−14
線形代数Ⅰ
線形代数Ⅱ
(Linear AlgebraⅠ)
(Linear AlgebraⅡ)
物理教員
物理教員
情報工学科 選択 2単位 1年または2年春学期
情報工学科 選択 2単位 1年または2年春学期
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
て、ベクトル、行列、線形変換、一次方程式系
て、行列式、線型空間、固有値と固有ベクトル、
について学習する。
二次形式について学習する。
「線型代数学入門」
、東
【 テ キ ス ト 】 齋藤正彦、
「線型代数学入門」
、東
【 テ キ ス ト 】 齋藤正彦、
京大学出版会
京大学出版会
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
合的に評価する。
【授業計画】
情
報
工
学
科
合的に評価する。
【授業計画】
1.ガイダンス
1.置換(ガイダンス)
2.行列の定義
2.行列式
3.行列の演算
3.行列式の展開
4.単位行列および転置行列
4.線形空間
5.逆行列
5.基底および次元
6.行列と線形写像
6.線形部分空間
7.行列の基本変形
7.線形写像
8.行列式と連立一次方程式、クラメルの公式
8.計量線形空間
9.一次方程式系
9.固有値と固有ベクトル
10.空間のベクトル
10.ユニタリ空間の正規変換
11.ベクトルと内積・外積
11.エルミート変換
12.平面の回転と行列
12.実計量空間の対称変換
13.線形変換
13.二次形式
14.総合演習
14.二次曲線および二次曲面の分類
15.期末試験
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 438 −
情
報
工
学
科
C1−16
C1−17
物理学基礎Ⅰ
物理学基礎Ⅱ
(Basic PhysicsⅠ)
(Basic PhysicsⅡ)
物理教員
物理教員
情報工学科 選択 2単位 1年または2年春学期
情報工学科 選択 2単位 1年または2年秋学期
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
て、物理学の考え方、物体における力と運動、
て、物理の電気的性質に関わる電場、電流、磁
エネルギー、熱、電気力について学習する。
場、電磁誘導、光、電子、原子について学習す
る。
【 テ キ ス ト 】 原 康夫、「基礎からの物理学」、
【 テ キ ス ト 】 原 康夫、「基礎からの物理学」、
学術図書出版社
学術図書出版社
【評価の方法】 課題の評価、期末試験、出席など
【評価の方法】 課題の評価、期末試験、出席など
で総合的に評価する。
で総合的に評価する。
【授業計画】
1.物理学の学び方(ガイダンス)
情
報
工
学
科
【授業計画】
2.物理量と単位
1.電場(ガイダンス)
3.速度と加速度
2.ガウスの法則
4.等加速度運動
3.電位
5.運動の法則
4.キャパシタ
6.運動方程式
5.電流
7.単振動
6.磁場
8.力と仕事
7.電流と磁場
9.剛体の運動
8.アンペールの法則
10.惑星の運動
9.電磁誘導
11.エネルギー
10.マクスウェルの方程式
12.熱と温度
11.光
13.熱力学の法則
12.電子
14.電荷と電気力
13.相対性理論
15.期末試験
14.原子
15.期末試験
【備 考】
高校で「物理Ⅱ」を履修した学生
【備 考】
は1年次春学期に履修してよい。
高校で「物理Ⅱ」を履修した学生
は1年次秋学期に履修してよい。
− 439 −
情
報
工
学
科
C1−18
C1−19
力 学
解 析 学 Ⅰ
(Mechanics)
(CalculusⅠ)
物理教員
物理教員
情報工学科 選択 2単位 1年または2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 1年または2年秋学期
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
【授業の目的】 情報工学および技術者の基礎とし
て、運動とつり合い、変分原理とラグランジア
て、実数と連続、微分法について学習する。
ン、ハミルトニアン、不変性と保存則、物理学
「解析入門Ⅰ」
、東京大
【 テ キ ス ト 】 杉浦光夫、
における解析力学について学習する。
学出版会
「力学・解析力学」
、岩
【 テ キ ス ト 】 阿部龍蔵、
【評価の方法】 試験、課題の評価、出席などで総
波書店(参考)
合的に評価する。
【評価の方法】 課題の評価、期末試験、出席など
【授業計画】
で総合的に評価する。
1.ガイダンス
2.実数
【授業計画】
情
報
工
学
科
1.解析力学の特徴(ガイダンス)
3.数列の収束条件
2.仮想仕事の原理とダランベールの原理
4.実数の位相的性質
3.変分法と変分原理
5.関数
4.最小作用の原理
6.関数の極限
5.ラグランジュの方程式とその応用
7.連続関数
6.ハミルトンの正準方程式
8.連続関数の基本的な性質
7.安定な平衡点付近の微小振動
9.微分の定義と意味
8.相対運動
10.合成関数の微分法
9.回転座標系
11.高次導関数
10.角運動量
12.平均値の定理
11.2体問題
13.Taylorの定理
12.剛体の運動
14.総合演習
13.慣性モーメントと慣性テンソル
15.期末試験
14.こまの運動
15.期末試験
【備 考】
「物理学基礎Ⅰ」および「微分積
【備 考】
分Ⅰ」を履修した学生は1年次秋学期に履修し
てよい。
− 440 −
情
報
工
学
科
C1−20
情
報
工
学
科
C1−21
フレッシュマンゼミⅠ
フレッシュマンゼミⅡ
(Freshman seminarⅠ)
(Freshman seminarⅡ)
情報工学科全教員
情報工学科全教員
情報工学科 必修 1単位 1年春学期
情報工学科 必修 1単位 1年秋学期
【授業の目的】 高等学校までの他律的・受動的学
【授業の目的】 高等学校までの他律的・受動的学
習態度を、このゼミを通して自立的・能動的学
習態度を、このゼミを通して自立的・能動的学
習態度に変えるように指導する。具体的には、
習態度に変えるように指導する。
まず、履修方法について指導する。次に、大学
春学期のフレッシュマンゼミⅠと同様に基本
とはどういうところかをテキスト「大学は何を
的には、引き続き履修方法について指導するが、
学ぶところか」を参考に各自考え、それを整理
一人一人の卒業までの履修計画を立ててもらう
して皆の前で発表してもらう。また、ノートの
ことになる。履修指導の他には、担当の教員主
取り方、テキストの読み方、レポートの書き方、
事のもと英語や数学などをテーマにゼミナール
図書館の利用方法などをテキスト「大学基礎講
を行う。また、ビデオを見たり、同じ本を読ん
座」を参考に学ぶ。その他、ビデオを見たり、
で討論したりする。担当の先生によっては、講
同じ本を読んで討論したりする。また、担当の
議でわからない点について、寺小屋的に指導す
先生によっては、講議でわからない点について、
ることも考えられているので、講議でわからな
寺小屋的に指導することも考えられているので、
かった点や、疑問点を積極的に相談するように
講議でわからなかった点や、疑問点を積極的に
してもらいたい。後半には、春と同様、2回程
相談するようにしてもらいたい。後半には2回
キャリアガイダンスを予定している。
程キャリアガイダンスを予定してる。
「1年から
【 テ キ ス ト 】 担当教員が指示する。
もう就職の話ですか」と思う人もいるかも知れ
【評価の方法】 出席回数やレポート、受講態度な
ないが、自分を見つめ、自分の将来を考え学生
どゼミへの取り組み姿勢で評価
生活を送るのと、送らないのとでは大きな差が
出てくるし、履修にも直接結びつく事柄でもあ
る。
【 テ キ ス ト 】 「大学は何を学ぶところか」
桜井邦朋著 地人書館
「大学基礎講座」 藤田哲也編著 北大路書房
【評価の方法】 出席回数やレポート、受講態度な
どゼミへの取り組み姿勢で評価
【備 考】
【備 考】
− 441 −
情
報
工
学
科
C1−22
C1−23
情報基礎数理
情報化社会と倫理
(Mathematics for Infomation-Processing)
(Information Society and Ethics)
1コマ 1クラス
樺沢、坂本、神林、非常勤
磯野 春雄
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
情報工学科 選択 2単位 1年春学期
【授業の目的】 コンピュータにおける処理の基本
【授業の目的】 インターネットを中心とする情報
となる繰返し処理の形式的表現と計算手順につ
通信技術や情報メディア技術の飛躍的な進展に
いて学習する。帰納は数学的帰納法で行われて
より、私たちを取り巻く情報社会の環境は大き
いるように、再帰的に定義されたものを実際に
く変化している。ここでは情報通信技術と人間
計算するときに有効なものである。本講義では
社会の知的活動との接点に視点を置いて両者の
これらの基本概念について包括的な説明を行う。
関係の理解を深める。
【 テ キ ス ト 】 「情報系の数学入門」
、辰巳丈
【 テ キ ス ト 】 「情報化社会と情報倫理」
林晋、八杉満利子 オーム社
夫著、共立出版
【評価の方法】 期末テストを基本とするが、レポ
ート提出状況にも配慮する
【評価の方法】 レポート課題と出席状況。
【授業計画】
【授業計画】
1.情報と情報化社会
再帰的構造とBNF
2.産業革命から情報革命へ
1.処理の手続き的表現
3.情報通信技術の発展a
2.文の意味
4.情報通信技術の発展s
処理の関数的表現
5.著作権等の知的所有権
3.具体例による処理の表現
情
報
工
学
科
6.知的所有権とプライバシー
4.変数の有効範囲
7.情報倫理
5.文法
8.情報倫理のケーススタディ
6.計算の木
9.電子商取引・電子署名
計算可能性
10.情報危機管理
7.再帰的関数
11.インターネット時代の情報作法
8.計算できない関数
12.映像・情報通信サービスの高度化
帰納法
13.情報化時代とメディア・教育
9.構造帰納法
10.ネーター帰納法
14.人に優しいIT社会へ
11.ネーター帰納法と構造帰納法
15.レポート提出
12.重みによる帰納法
13.計算帰納法
14.計算の停止性
15.期末試験
【備 考】
選択科目ではあるが、情報処理の
【備 考】
理論的基礎となる科目なので、できるだけ履修
することを薦める。
− 442 −
情
報
工
学
科
C1−24
C1−25
コンピュータ入門
エレクトロニクス入門
(Introduction to Computer)
(Introduction to Electronics)
杉藤 芳雄
片山 茂友
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
【授業の目的】 本科目は、初めて情報工学を学ぶ
【授業の目的】 情報機器やコンピュータによる計
人のために、コンピュータの基礎的、網羅的
測・制御、コンピュータ・ハードウェアの研
(但しソフトウェアの比重が高い)な内容につき
究・開発など広くハードウェア分野を理解する
解説する。本科目を学ぶことにより、情報工学
ために必要な電気・電子に関する基礎的な事柄
の全体像を概観できる。
について解説する。また、内容によってはデモ
ンストレーション実験によって理解させる。
【 テ キ ス ト 】 なし
【評価の方法】 試験を重視するが、出席数も考慮
【 テ キ ス ト 】 「初めて学ぶ電気電子の基礎」
加地正義・角政之共編 オーム社
の対象とする。
【評価の方法】 期末テストとレポート
【授業計画】
1.コンピュータの歴史
情
報
工
学
科
【授業計画】
2.コンピュータの概要a 原理
1.電気が流れるとは?
3.コンピュータの概要s 性能と尺度
2.オームの法則とキルヒホッフの法則
4.オペレーティング・システム
3.電流の熱作用と電力
5.数の表現
4.電流による化学反応
6.文字の表現
5.磁石と磁気
7.ブール代数
6.磁気と電流
8.組合せ論理回路の設計
7.電磁誘導現象とその利用
9.プログラムを作る(その1)
8.静電気と静電容量
10.プログラムを作る(その2)
9.電子の性質Ⅰ
11.コンピュータの計算法(その1)
10.電子の性質Ⅱ
12.コンピュータの計算法(その2)
11.交流回路の基礎Ⅰ
13.コンピュータの未来
12.交流回路の基礎Ⅱ
14.補遺
13.半導体の種類とその性質
15.期末試験
14.各種電子回路
15.期末試験
【備 考】
工業高等学校等で情報技術関係の
【備 考】
科目を既に学んだ人よりも、初めて情報工学を
学ぶ人を主たる対象として想定している。
− 443 −
情
報
工
学
科
C1−26
C1−27
コンピュータ科学基礎
プログラミング入門
(Fundamentals of Computer Science)
(Introduction to Computer Programming)
樺澤 康夫
石川(孝)
、椋田、辻村
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
情報工学科 選択 1単位 1年春学期
【授業の目的】 入学以前に情報技術関係の科目を
【授業の目的】 情報技術科出身でないコンピュー
学習したことのある者を対象として、情報工学
タ・プログラミングが初めての人を対象とした
の基礎を構成しているコンピュータサイエンス
講座である。与えられた問題を分析してコンピ
の基礎概念について概説する。これから学ぶ情
ュータでの処理手続きを作成する過程を学習す
報工学の専門科目の理解を助けるために、この
る。フローチャートを使って処理手続きを図式
講義を通して、物事のモデル化、抽象化、形式
的に記述することを基本として、連続、選択、
反復および関数という処理手続きについて学習
化の重要性を学んでほしい。
する。例題を使ってプログラムの基本パターン
【 テ キ ス ト 】 なし。Web教材による。
を学習し、初等的な数学の問題を解く演習を行
【評価の方法】 試験、レポートおよび出欠
う。
【授業計画】
1.集合、有限・無限、プログラムとコンピュータ
2.アルゴリズム、フローチャートとフローチャ
【 テ キ ス ト 】 「ここからはじめるプログラミン
グ」
、瀬戸村勝利、日本実業出版社
【評価の方法】 課題の評価と期末試験、出席など
ート図式
3.ブール代数の公理論的定義と定理と証明
情
報
工
学
科
で総合的に評価する。
【授業計画】
4.ブール代数と組合せ論理回路の設計
1.プログラミングとは何か
5.順序論理回路と状態遷移
2.プログラミング言語
6.順序論理回路の等価性と状態数量小化
3.プログラミングの考え方
7.中間テスト
4.プログラムのしくみ
8.形式言語とオートマトン
5.連続構造のプログラム
9.コンピュータ言語と文脈自由言語
6.選択構造のプログラム
10.集合と演算、半群、群、環、体
7.反復構造のプログラム
11.関係データベースと射影
8.関数構造のプログラム(戻り値あり)
12.ガロア体
9.
13.誤り訂正符号
10.プログラムの設計と開発
14.整数と暗号
11.C言語によるプログラミング
〃 〃 ( 〃 なし)
12.先進的なプログラミング
15.期末試験
13.上達へのステップ
14.総合演習
15.期末試験
【備 考】
【 履 修 条 件 】 高校の出身が「情報技術学科」以
外の人でコンピュータ・プログラミングが初め
ての人を優先する(定員あり)
。
− 444 −
情
報
工
学
科
C1−28
C1−29
プログラミング基礎・演習[C言語]
プログラミング基礎・演習[Java言語]
(Computer Programing and Practice)
(Programming Language− Java,Practice)
椋田、新藤、松田(洋)
石川 孝、阿部正平、松田 洋、高瀬浩史
情報工学科 選必 3単位 1年秋学期
情報工学科 選必 3単位 1年秋学期
【授業の目的】 C言語を用いて手続き型プログラ
【授業の目的】 Java言語によるプログラミングの
ムの基本となる制御構造、条件判断、場合分け、
基本について学習する。学習のねらいは、つぎ
関数化およびプログラミングについて学習する。
の3項目である。
問題の分析と解法の検討や構造化プログラミン
a プログラミングを本格的に学習する前に概略
グの基礎的な技法、ソースプログラムの書式や
を知ること
可読性の高いプログラムの書き方についても学
s プログラミング言語の考え方を知識として理
習する。授業ごとの学習テーマは、学習進度に
解すること
より調整する。
d これらの理解をプログラミングにおいて利用
【 テ キ ス ト 】 「はじめてのC」
、椋田著、技術評
すること
論社 演習課題や例題等はファイルサーバから
授業計画の最後に課題制作を行って、各自の
ワープロ文書等で配布する。
学習成果を確認する。
【評価の方法】 総合課題として作品を制作する。
この作品の評価(芸術点+技術点)と期末試験、
【 テ キ ス ト 】 授業開始時に指示する
【評価の方法】 課題の評価、期末試験、出席など
出席などで総合的に評価する。
で総合的に評価する。
【授業計画】
【授業計画】
1.プログラム構造と開発環境
情
報
工
学
科
1.Java言語とは(ガイダンス)
2.繰返し構造と変数、定数
2.データの入出力
3.繰返しのアルゴリズム
3.変数と数値計算
4.データ処理と選択構造
4.条件選択処理
5.複数データの管理と配列(データ構造)
5.繰り返し処理
6.関数の設計・製作・テスト(構造化)
6.メソッド処理
7.問題の分析とデータ構造、手続き構造
7.フレーム処理
8.ファイルの入出力(テキストとバイナリ形式)
8.図形描画処理
9.基本図形の描画(WindowsAPI、ペン、ブラシ)
9.マウスイベント処理
10.目に見えるアルゴリズム(図形の描画)
10.アニメーション処理
11.画像の合成(画像形式、論理積と論理和)
11.アプレットの設計と実現
12.オブジェクトと構造体(アニメ−ション)
12.課題制作(分析と設計)
13.イベント処理(マウス、タイマー)
14.総合課題の制作
13.課題制作(実現とテスト)
15.期末試験
14.課題制作(発表と評価)
15.期末試験
【備 考】
授業時はMOディスクを準備する
【備 考】
こと。
大学でソフトウェア技術を中心に
勉強したい人向き。
− 445 −
情
報
工
学
科
C1−30
コンピュータ利用技術演習
インターネット利用技術演習
(Practice of Computer Utilize Technique)
(Internet Literacy)
山地 秀美、椋田 實、大木 幹雄、重野 和栄
丹羽 次郎、山地 秀美
情報工学科 選択 2単位 1年春学期
情報工学科 選択 2単位 1年秋学期
【授業の目的】 情報システムや計算機科学を学ん
【授業の目的】 今日の社会において、インターネ
ットの普及はめざましく、社会的なインフラと
なりつつある。当然ながら情報工学を学ぶ学生
にとっても、インターネットの利用は基礎的な
技能となる。データの交換、リソースの相互利
用、情報収集及び発信など、狭い範囲のコンピ
ュータ間通信を含め、インターネットの仕組み、
利用法を知ることは情報工学を学ぶ学生にとっ
ては必須である。本教科ではインターネットの
仕組みの理解から始まり、さまざまなアプリケ
ーションの利用方法、Webに代表されるような
情報収集及び発信の具体的な方法、セキュリテ
ィの基礎などについて学ぶ。
【 テ キ ス ト 】 未定
【評価の方法】 課題レポート、出席、試験で評価
【授業計画】
1.インターネットの仕組み、接続方法、認証
2.電子メールの仕組み、電子メールツールの使
い方
3.電子メールの応用及びメールサーバ
4.ホームページ閲覧用ブラウザ、検索による情
報収集
5.インターネットとUNIX
6.インターネット応用アプリケーション1
(telnet, ftp, netnews, ntp etc.)
7.インターネット応用アプリケーション2
(traceroute, ping, finger, nslookup etc.)
8.ホームページによる情報発信とHTML文書
9.HTML文法とページ記述1
10.HTML文法とページ記述2
11.CGIによるホームページ
12.ネットワークサーバの構築
13.インターネットにおけるセキュリティ
14.高度なインターネットアプリケーション
15.試験
で行くために必要となるコンピュータの基本操
作と利用技術を習得する。目的は他科目を履修
するために必要な基礎知識の習得である。
Windowsの基本操作、インターネット、各種ア
プリケーション(電子メール、日本語ワープロ、
表計算ソフト、HTML文書等)とその操作を通
して、OSの機能や文字、数式、画像の扱われ方
(表現方法)を学ぶ。
【 テ キ ス ト 】 授業時間内で指示する。
【評価の方法】 個別の課題レポートと操作試験、
出席で総合的に評価する。
【授業計画】
1.Windowsの基本操作(OSとGUI)
2.Windowsの基本操作(ファイル管理と種類)
3.インターネット(WWWと電子メール)
情
報
工
学
科
C1−31
4.日本語ワープロ(文書)
5.日本語ワープロ(数式、図形)
6.表計算ソフト(表、数式、グラフ)
7.表計算ソフト(関数、並び替え)
8.画像処理ソフト(画像形式とその特徴、画像
の加工)
9.プレゼンテーション(発表の構成とスライド)
10.プレゼンテーション(オブジェクトの編集)
11.インターネット(HTML文書とWebサーバ)
12.インターネット(HTML文法とページ記述)
13.インターネット(HTML文法とページ記述)
14.インターネット(Webサーバと情報発信)
【備 考】
【備 考】
− 446 −
情
報
工
学
科
C1−32
C1−33
アドバンストトピックス
計 算 の 理 論
(Advanced Topics in Computer Science)
(Computation Theory)
情報工学科全教員 樺澤、坂本、神林
情報工学科 選択 2単位 1年春学期
情報工学科 選択 2単位 1年秋学期
【授業の目的】 これから当学科で学ぶことが将来
【授業の目的】 計算機科学における文法やアルゴ
どの様な分野で必要とされるのか、また、将来
リズム、およびプログラミング言語における関
どの様な分野で活躍したいのかはっきりしてい
数やデータ型を理解する基礎となる集合、写像、
ない人が多いと思う。本講座は学科を構成する
関係の概念を学ぶ。さらに、プログラミングの
全教員が分担して、コンピュータサイエンスと
基礎となる言語とオートマトン、および言語の
コンピュータエンジニアリングの最先端をマル
表現形式について学ぶ。
チメディアを駆使して紹介する。テーマの何回
かは外部から著名な人に来ていただき講演をお
【 テ キ ス ト 】 プリント
【評価の方法】 課題の評価、中間試験、期末試験、
願いする。
【評価の方法】 毎回、期日までに感想文あるいは
レポートを提出し、その提出回数と採点結果
出席などで総合的に評価する。
【授業計画】
1.アルファベットと語
(0、1、2点の3段階)の集計で評価する。
2.文法
【 授 業 計 画 】 現在予定しているテーマを13程挙
3.線形文法とオートマトン
げておくが、テーマや講義の順番、回数は固定
4.状態と記憶
的なものではないことを断っておく。
情
報
工
学
科
1.ヒューマンインタフェース技術の新しい展開
5.オートマトンが認識する言語
2.コンピュータグラフィックスの世界
6.中間試験
3.教授と理解:認知科学的アプローチ
7.正規表現
4.コンピュータにおけるマルチメディア化の動
8.有限オートマトンと正規集合
9.導関数
向
5.情報セキュリティの技術動向
10.オートマトンの最小形
6.知的エージェントの将来
11.Turingマシンとは
7.ソフトウェア工学の現状と将来
12.演算を実行するTuringマシン
8.人にやさしい情報メディアの研究
13.状態遷移
−ポケモン事件からの教訓から−
14.万能Turingマシン
9.人工ニューラルネットワーク
15.期末試験
10.インターネット情報システム
11.マルチメディアと情報の数値化
12.eラーニングの話
13.ソフトウェア工学の最新動向およびソフト開
発企業との関わり
【備 考】
【備 考】
選択科目ではあるが、情報処理の
理論的基礎となる科目なので、できるだけ履修
することを薦める。
− 447 −
情
報
工
学
科
C1−34
C1−35
ディジタルシステム・演習
情 報 化 機 器 概 論
(Introduction to Computers and
(Digital System and Practice)
Computer Peripheral)
丹羽 次郎、青木 収
片山 茂友
情報工学科 選択 3単位 1年秋学期
情報工学科 選択 2単位 1年秋学期
【授業の目的】 ディジタル回路技術は、電子機器
【授業の目的】 コンピュータ応用システムを構築
設計・開発の基礎である。この科目では、ディ
したり、有効利用するためには、補助記憶装置
ジタル回路技術の基礎を理解するとともに、現
をはじめ、表示装置、入力装置などの各種周辺
在のディジタル回路設計の基本である論理設計
装置に関する知識が必要になる。さらには、携
CADを利用して、組合せ論理回路の設計、順
帯端末装置やネットワーク接続機器などの知識
も必要となる。本講座は、代表的な周辺装置の
序回路の設計、CADによる動作検証方法まで
種類やその動作原理、コンピュータとのインタ
を学習する。
ーフェース上注意すべき点、通信装置や端末装
【 テ キ ス ト 】 オンラインテキスト
置などについてマルチメディアを用いて講義す
【評価の方法】 試験および課題レポート
る。また、代表的な装置について分解して中を
【授業計画】
見せたり、実演を通して、より理解を深めるよ
1.アナログ信号とディジタル信号
うに工夫して講義を進める予定である。
2.真理値表とタイムチャート
【 テ キ ス ト 】 「よくわかる最新PCアーキテクチ
3.ブール代数と論理関数
情
報
工
学
科
ャの基本と仕組み」 伊勢雅英 秀和システム
4.加法標準形と乗法標準形
【評価の方法】 期末テストとレポート
5.論理式の簡単化
【授業計画】
6.カルノー図を使った論理式の簡単化
1.情報機器の構成と種類
7.論理設計CADの発展と回路設計技術の変遷
2.表示装置1
8.CADを使った組合せ論理回路の設計
3.表示装置2
9.シミュレーションと動作検証
4.印刷装置
10.各種フリップフロップ回路の動作
5.入力装置1
11.リプルカウンタ回路の設計と動作検証
6.入力装置2
12.順序回路の設計法
7.補助記憶装置1
8.補助記憶装置2
13.クロック同期型順序回路と非同期型順序回路
9.インタフェース技術
の動作
10.CPU技術1
14.ジョンソンカウンタを使ったシーケンサの設
11.CPU技術2
計
12.メモリシステム技術
15.試験
13.携帯情報端末
14.LAN/無線LAN
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 448 −
情
報
工
学
科
C1−36
C1−37
エレクトロニクス基礎
特
ゼ
ミ
(Fundamentals of ElectronicsⅠ)
(Special Seminar)
1コマ 2クラス
情報工学科全教員
神力 正宣、矢部 正行
情報工学科 選択 1単位
情報工学科 選択 2単位 1年秋学期
1年春学期から3年春学期 随時
【授業の目的】 情報に携わる技術者にとって基礎
【授業の目的】 大きな夢や希望を持って入学し、
となる、直流回路、および、交流信号の性質と
積極的に勉強したいという学生を対象に、1年
回路の関係について習得し、より高度な情報シ
次から情報工学科の希望の研究室で学べるシス
ステムを構成するための基礎を学ぶ。
テムである。あの研究室でこんな研究をやりた
【 テ キ ス ト 】 電気回路 森 真作 著 共立出版
いとか、あの先生の指導であのコンテストにチ
【評価の方法】 期末試験を重視する。
ャレンジしたいと思っている人は積極的に申し
【授業計画】
込んでほしい。
各研究室当たり2名程度(計20名程度)の受
1.概論
情
報
工
学
科
別
2.直流の諸法則
入れを考えている。受入れは、希望の研究室の
3.直流回路a
先生に自分の考えていることや、やりたいこと
4.直流回路s
をなど伝え、先生が受入れを許可した人のみ受
5.回路方程式a
講できる。希望者が多い場合には、希望に添え
6.回路方程式s
かねるので、受講したいという人は積極的なア
7.コンデンサ
ピールをすること。情報工学科の各研究室の研
8.インダクタンス
究概要は、年次要覧あるいはホームページを参
9.回路の性質a
考のこと。なお、この科目は、1年春学期から
10.回路の性質s
3年春学期のどの時点からも受け付ける。
11.回路の性質d
【評価の方法】 単位は、担当教員が受講者の取組
12.回路の性質f
みおよび成果をもとに判断し、1単位が与えら
13.回路解析a
れる。
14.回路解析s
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 449 −
情
報
工
学
科
C2−1
C2−2
線 形 代 数 Ⅱ
微 分 積 分 Ⅱ
(Linear AlgebraⅡ)
(Differential and Integral CalculusⅡ)
数学教員
数学教員
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
【授業の目的】 「線形代数Ⅰ」に続いて、情報工
【授業の目的】 「微分積分Ⅰ」に続いて、情報工
学で利用される一次変換・固有値と二次形式等
学で必要な、微分法の基礎的な取り扱いを学習
を取り扱う。
する。
【 テ キ ス ト 】 講義開始時に指示する。
【 テ キ ス ト 】 「微分積分」矢野健太郎、石原繁
【評価の方法】 試験を重視し、平常点も考慮する。
【授業計画】
編 裳華房
【評価の方法】 試験を重視し、平常点も考慮する。
1.ガイダンス
【授業計画】
2.ベクトル、ベクトルの演算、空間の座標、ベ
1.ガイダンス
クトルの成分 2.不等式と極限値の関係、三角関数を含む式の
極限
3.内積と外積、位置ベクトル、直線の方程式、
平面の方程式
情
報
工
学
科
3.三角関数の導関数
4.一次変換
4.逆関数、逆三角関数
5.回転
5.逆三角関数の微分法
6.直交行列
6.自然対数、対数関数の微分法
7.一次変換の合成
7.指数関数の導関数、対数微分法
8.逆変換
8.接線・法線、媒介変数表示、陰関数の微分
9.固有値
9.平均値定理
10.固有ベクトル
10.微分と近似、関数の増減
11.固有値と固有ベクトルの求め方
11.極大・極小
12.対称行列
12.第2次導関数と極値、最大・最小
13.対称行列の固有ベクトル
13.凸凹・変曲点
14.対称行列の対角化
14.曲線の概形
15.期末試験
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 450 −
情
報
工
学
科
C2−3
C2−4
微 分 積 分 Ⅲ
解 析 学
(Differential and Integral CalculusⅢ)
(Analysis)
数学教員
数学教員
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
【授業の目的】 「微分積分Ⅰ」
「微分積分Ⅱ」に続
【授業の目的】 「微分積分Ⅰ」
「微分積分Ⅱ」に続
いて、情報工学で必要な、積分法の基礎的な取
いて、情報工学で応用される多変数関数の偏微
り扱いを学習する。
分・2重積分について、基本的な取り扱いを学
習する。
【 テ キ ス ト 】 「微分積分」矢野健太郎、石原繁
【 テ キ ス ト 】 「微分積分」矢野健太郎、石原繁
編 裳華房
編 裳華房
【評価の方法】 試験を重視し、平常点も考慮する。
【授業計画】
1.ガイダンス
情
報
工
学
科
【評価の方法】 試験を重視し、平常点も考慮する。
【授業計画】
2.基本的な不定積分
1.ガイダンス
3.不定積分の置換積分法
2.2変数関数
4.不定積分の部分積分法
3.偏導関数
5.三角関数の不定積分
4.高次偏導関数
6.無理関数・有利関数の不定積分
5.全微分
7.定積分の定義と性質
6.合成関数の偏導関数
8.微分積分の基本定理
7.陰関数の微分法
9.基本的な定積分
8.極大・極小
10.定積分の置換積分法
9.累次積分
11.定積分の部分積分法
10.積分順序の変更
12.広義の積分(異常積分)
11.2重積分
13.広義の積分(無限積分)
12.極座標による2重積分の計算
14.面積
13.2重積分における広義の積分
15.期末試験
14.体積
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 451 −
情
報
工
学
科
C2−5
C2−6
情報論理数学
離 散 数 学
(Logics for Information Technology)
(Mathematics for Discrete Systems)
北久保 茂
北久保 茂
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
【授業の目的】 情報理論の基礎として、論理、集
【授業の目的】 情報理論の基礎として、集合と関
合、関数等について学習する。
数、順列・組合せについて学習した後、グラフ
【 テ キ ス ト 】 「デジタル時代の論理代数−講義
と演習−」星野・北久保・山内著 日新出版
理論を中心に学習する。
【 テ キ ス ト 】 「情報科学のための離散数学」
【評価の方法】 出席+演習+試験
【授業計画】
1.概要
情
報
工
学
科
柴田・浅田共著 コロナ社
【評価の方法】 出席+演習+試験
【授業計画】
2.デジタル時代と論理代数
1.概 要
3.数表示
2.集合a
4.集 合
3.集合s
5.関 数
4.関数a
6.命題と論理記号
5.関数s
7.関 係
6.順列・組合せa
8.中間試験
7.順列・組合せs
9.論理関数の基本法則
8.中間試験
10.論理関数の標準形
9.基数法a
11.代表的論理関数
10.基数法s
12.論理回路
11.グラフa
13.簡単化
12.グラフs
14.順序回路
13.グラフd
15.期末試験
14.グラフf
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 452 −
情
報
工
学
科
C2−7
C2−8
数理統計学Ⅰ
数理統計学Ⅱ
(Mathematical Statistics Ⅰ)
(Mathematical statistics Ⅱ)
数学教員
数学教員
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
【授業の目的】 情報工学の基礎として、確率と統
【授業の目的】 情報工学に応用される統計学を理
計の基本的な取り扱いを学習する。
論的に取り扱うことを目的とする。また、確
【 テ キ ス ト 】 講義開始時に指示する。
【 テ キ ス ト 】 授業開始時に指示する。
【授業計画】
【評価の方法】 試験とレポートによる。
1.ガイダンス
情
報
工
学
科
率・推定・検定等の計算処理法を学習する。
【評価の方法】 試験を重視し、平常点も考慮する。
【授業計画】
2.集 合
1.ガイダンス
3.場合の数
2.標本空間
4.順 列
3.代表値と散布度
5.組合せ 2項定理
4.確率と確率密度
6.確 率
5.試験(中間1)
7.条件付き確率
6.確率変数と母集合
8.試 験
7.連続分布、確率密度関数
9.資料の整理 度数分布
8.連続変量の期待値
10.代表値 平均値
9.積率、確率変数の独立
11.散布度 分散 標準偏差
10.試験(中間2)
12.中心極限定理
11.二項分布、正規分布
13.相関関数
12.中心極限定理
14.回帰曲線
13.推 定
15.試験(定期試験)
14.検 定
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
「数理統計学Ⅰ」を履修している
ことが必要です。
− 453 −
情
報
工
学
科
C2−9
情 報 基 礎 力 学
統 計 力 学
(Introduction to Mechanics)
(Introduction to Statistical Mechanics)
鈴木 一良
鈴木 一良
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
【授業の目的】 カオス、カオティックあるいはソ
【授業の目的】 熱現象に関する体験を整理し、温
度、熱が関わる物理現象を理解する理論を構築
し、温度、熱の本質に迫り、温度、熱の定量的
理解を確立することを目指す。加えて、摩擦に
よる熱の発生、ガソリンを燃やして自動車を動
かすエンジンの例からわかるように、力学現象
と熱現象は深く関連していることから、力学現
象と熱現象に関わる自然の本質と考えられるエ
ネルギー保存則(熱力学の第一法則)やエンジ
ンの効率の研究から生まれたエントロピーを理
解し、自然変化の方向性について考察する。
以上「熱力学」に三分の二の時間を取られる
が、物質が分子や原子から構成されているとい
う立場から原子の状態配置を知り、熱力学を統
計的に再構成する立場の統計力学入門とし、情
報とエントロピーの関係を考察する。
【 テ キ ス ト 】 プリント
【評価の方法】 試験成績、授業への取り組み姿勢
【授業計画】
1.単位系と物理量、質点の力学の要約
2.温度、熱、比熱、熱膨張、熱伝導
3.ボイル−シャルルの法則、絶対温度
4.理想気体、気体分子運動論Ⅰ
5.気体分子運動論Ⅱ、内部エネルギー
6.熱平衡、定積比熱、定圧比熱
7.等温変化、断熱変化
8.カルノーサイクル
9.サイクルの例
10.エンジンの効率、カルノーの定理
11.クラウジュースの式とエントロピー
12.エントロピーの計算と自然変化の方向
13.エントロピーと統計
14.エントロピーと情報
15.定期試験
リトンなどの言葉を聞いたことがあるでしょう。
その使われ方はどうであれ、一般的に使われは
じめたのは非線形工学が注目され、その発展が
21世紀の人類にとって重要と考えられているか
らである。情報工学を学ぶ者にとって、非線形
工学は注目に値する領域である。
本講義は、このような立場から、非線形工学
に関連する基礎的知識を理解する上で、欠かせ
ない初等力学とやさしい運動方程式に関する理
解、知識を得ることを目標とする。
【 テ キ ス ト 】 プリント
【評価の方法】 試験成績、授業への取り組み姿勢
【授業計画】
1.さまざまな運動、単位系と物理量
2.運動の記述(直線上の運動)
情
報
工
学
科
C2−10
3.ベクトル、運動の記述(平面上、立体空間)
4.円運動の速度、加速度
5.平面上の曲線運動
6.体験の整理から「運動の法則」へ
7.力の法則(重力、万有引力、電気的力など)
8.運動方程式を解くⅠ(直線上の運動)
9.運動方程式を解くⅡ(直線上の運動)
10.運動方程式を解くⅢ(平面上の運動)
11.仕事と運動エネルギー
12.ポテンシャルエネルギー力学的エネルギー保
存則
13.運動量と力積、角運動量とトルク
14.運動量保存則、角運動量保存則
15.定期試験
【備 考】
【備 考】
− 454 −
情
報
工
学
科
C2−11
C2−12
エレクトロニクスの応用・演習
ディジタル回路設計法
(Application of Electronics and Exercise)
(Design of Digital Circuits)
片山 茂友
青木 収
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
【授業の目的】 計算機および情報関連機器は、電
【授業の目的】 「ディジタル回路・演習」で学ん
気・電子の働きを利用しており、情報工学を学
だ基礎的な論理と回路を基に、この科目ではそ
ぶ者は、電気回路と同様、電子回路の基礎的な
れらを組み合わせて様々な機能を持つ回路を設
知識を持つ必要がある。本講義では、電子回路
計する方法について講義する。講義ではCAD
の基礎的な理論と実際への応用を演習を交えな
を利用することにより、設計した回路の動作検
がら進める。終わりの数回は、電子回路設計C
証も行う。
ADを利用した設計について体験してもらう予
【 テ キ ス ト 】 オンラインテキスト
定である。ここでの学習内容の幾つかは、情報
【評価の方法】 試験を重視し、課題も評価対象と
工学実験Ⅰ、同Ⅱの中で実際に体験することに
する。
なるので理解を深めるためにも受講を勧める。
【授業計画】
【 テ キ ス ト 】 「アナログ電子回路設計入門」
1.論理回路理論の復習
岡山努著 コロナ社
情
報
工
学
科
2.回路設計法の発展と経緯
【評価の方法】 試験、レポート、平常点
3.基本ゲート回路による論理合成
【授業計画】
4.CADを利用した回路設計法
1.電子回路の考え方
5.同期型カウンタ回路の設計
2.信号と素子の扱い方
6.シミュレーションによる検証方法
3.ダイオードと整流
7.非同期形カウンタと同期形カウンタ
4.トランジスタの基本特性
8.同期形N進カウンタの設計
5.トランジスタ増幅回路
9.リングカウンタの設計
6.電力増幅器
10.階層設計法、レジスタの設計、バスライン設
計
7.スイッチング動作
8.MOS FETの動作と基本回路
11.シフトレジスタ、バス形遅延回路の設計
9.差動増幅器
12.8ビット加算器の設計
10.オペアンプの動作と基本回路Ⅰ
13.8ビット減算器の設計
11.オペアンプの動作と基本回路Ⅱ
14.シーケンサの設計
12.オペアンプの動作と基本回路Ⅲ
15.期末試験
13.発振回路
14.電源回路
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 455 −
情
報
工
学
科
C2−13
マイクロコンピュータ・演習
(Microcomputer・Exercise)
湯本 兵吾
情報工学科 選択 2単位 2年春・秋学期
【授業の目的】 昨今マイクロコンピュータは、各
ラム演習s
12.簡易型ライントレースロボットの動作とプロ
機器の中枢部を構成する重要部分となっていま
す。また、産業界においても、ロボットを始め
グラム演習a
13.簡易型ライントレースロボットの動作とプロ
として、メカトロニクスの有力な手段として用
いられています。本講座は、三菱電機製16ビッ
グラム演習s
14.簡易型ライントレースロボットの動作とプロ
トのM16C62Aワンチップマイクロコンピュー
タの基礎から割り込み方法までを、ライントレ
グラム演習d
15.簡易型ライントレースロボットの動作とプロ
ースロボットを題材に、グループによる問題解
グラム演習f
決方式より、広い角度からメカトロ制御につい
て実習を返して学びます。
【 テ キ ス ト 】 実習資料を配布
【評価の方法】 グループ演習の成果<レポート>
を重視するが、出席回数も考慮する。
【授業計画】
1.M16C62Aマイクロコンピュータの基本構成
と動作
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
2.M16C62A専用Cコンパイラの文法と統合環
境の使い方
3.M16C62A専用リモートデバッガとフラッシ
ュライターの使い方
4.パラレルポートを用いたデータの入出力プロ
グラム演習
5.タイマーと割り込みプログラム演習
6.距離センサとA/Dコンバータのプログラム
演習
7.フォトレフレクタによる走行ライン読み取り
の仕組みとプログラム演習
8.PWM方式によるDCモータの速度制御とプ
ログラム演習a
9.PWM方式によるDCモータの速度制御とプ
【備 考】
ログラム演習s
10.ステッピングモータ駆動回路の製作とプログ
ラム演習a
11.ステッピングモータ駆動回路の製作とプログ
− 456 −
C2−14
計算機ハードウェア
(Introduction to Computer Hardware)
坂本 康治、杉藤 芳雄
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
【授業の目的】 計算を実行する仕組みについて学
Ⅴ 入出力
習する。まず、処理対象となるデータの表現法
12.プログラムⅠ/O
である2進数について学習する。次に計算モデ
13.DMA
ルにより計算過程を明確化し、ALUとレジス
14.割込み
ター群との関係、すなわちCPUの構成を導く。
続いて、CPUにプログラムとデータを供給す
Ⅵ
15.期末試験
るメモリシステムについて学習し、局所性の活
用法について知識を得る。最後に内部装置と外
部装置をつなぐ入出力により同期の概念を習得
する。
【 テ キ ス ト 】 「ハードウェアシステム」
坂本康治 日本理工出版会
【評価の方法】期末テストを基本とするが、レポー
ト提出状況にも配慮する。
【授業計画】
Ⅰ p進数と補数表現
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
1.10/2進変換(整数、小数)
2.p進数、補数の種類とその利用法
Ⅱ 計算モデル
3.データフロー計算モデル
4.コントロールフロー計算モデル
Ⅲ CPU
5.基本要素とCPUの構築手順
6.変数処理のための構造
7.配列処理のための構造とその高速化手法
Ⅳ メモリシステム(仮想メモリ、キャッシュ)
8.メモリ参照の局所性
9.リプレースメントアルゴリズム
【備 考】
選択科目ではあるが、コンピュー
10.キャッシュメモリ
タの基礎となる科目なので、できるだけ履修す
11.連想機能とキャッシュ構成
ることを薦める。
− 457 −
C2−15
コンピュータアーキテクチャ
(Computer Architecture)
坂本 康治
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
11.コントロールハザードの対策
【授業の目的】 本講義では計算機ハードウェアで
学習した内容を発展させる。まず、CPUの動
12.データハザードの回避策
作について復習し、命令の実行過程がより微細
13.ループアンローリング
な計算レベルであるステージ(レジスタントラ
14.ソフトウェアパイプライニング
ンスファ動作)から成ることを再確認する。続
15.期末試験
いて、ステージ動作を制御メモリーとシーケン
スコントローラ(メモリとCPUの再帰構造)
により制御するマイクロプログラミングについ
て学習する。次に、アセンブラについて基本知
識を得た後、それをステージ単位で制御するパ
イプライン処理について学習する。
【 テ キ ス ト 】 「ハードウェアシステム」
坂本康治 日本理工出版会
【評価の方法】 期末テストを基本とするが、レポ
ート提出状況にも配慮する。
【授業計画】
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
Ⅰ 導入(復習)
1.計算モデル
2.CPUにおけるマシンサイクル
Ⅱ マイクロプログラミング
3.ステージのレジスタトランスファ動作
4.スイッチによるレジスタトランスファ動作
の実現
5.マイクロプログラムによる制御装置
6.マイクロプログラムの具体例
Ⅲ アセンブラのプログラム例
7.バッファ/スタック
8.リスト処理
【備 考】
Ⅳ パイプライン処理
9.パイプライン処理の基本
10.構造ハザードの原因と対策
− 458 −
C2−16
C2−17
計 算 機 応 用
オペレーティングシステム
(Introduction to Computer Applications)
青木
(Operating Systems)
収
小林 哲二
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
【授業の目的】 本講義では、コンピュータが使わ
【授業の目的】 コンピュータシステムの基本ソフ
れている分野を大別し、それぞれの利用形態の
トウェア技術であるオペレーティングシステム
特徴を概説した後、特に組込み用計算機および
(OS)の機能、構成、および実際について、基
PC分野における計算機の発展経緯について詳
情
報
工
学
科
礎技術を修得する。
述する。また、今後の方向性などについても概
【評価の方法】 試験および授業受講状況
説する。
【授業計画】
【 テ キ ス ト 】 オンラインテキスト
1.概 要
【評価の方法】 試験およびレポート
2.情報処理の形態
【授業計画】
3.プログラム管理
1.各種計算機の利用形態
4.入出力管理
2.コンピュータの分類
5.ファイル管理
3.計算機と周辺装置
6.主記憶管理
4.CPUの発展と高速化技術
7.プロセス管理
5.メモリアクセスの高速化技術
8.システムの性能
6.バスの基本的な機能
9.信頼性とセキュリティ
7.パラレルデータ通信1
10.文字コード
8.パラレルデータ通信2
11.通信管理
9.シリアル通信
12.実際のOSa
10.機器組込み用計算機
13.実際のOSs
11.プロセス制御
14.まとめ
12.DSP(Digital Signal Processor)
15.期末試験
13.計算機システムのソフトウェア開発
14.計算機システムの将来展望
15.試験
【備 考】 この科目の履修希望者は、
「コンピ
【備 考】
ュータリテラシー」、「コンピュータの基礎」、
「プログラミング」
、および「計算機ハードウェ
ア」などに関する基礎知識を有することが望ま
しい。
− 459 −
情
報
工
学
科
C2−18
情
報
通
信
工
C2−19
学
アルゴリズムとデータ構造基礎・演習
[C言語]
(Communication Engineering)
(Algorithm and Data Structure, Practice)
矢部 正行、丹羽 次郎
椋田 實、山地 秀美
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
情報工学科 必修 2単位 2年春学期
【授業の目的】 高度情報社会のインフラである情
【授業の目的】 ソフトウェア技術の発展は、アル
ゴリズムおよびデータ構造についての表現技術、
計算量の工夫と言える。コンピュータは社会の
さまざまなシステムの基本要素として組込まれ
ている。ますます、アルゴリズムの重要性は高
まっている。この講義は次の「アルゴリズムと
データ構造」の前段に当たり、基礎編に相当す
る。データ構造と基本的なアルゴリズムを具体
的なプログラムによって理解させる。ファイル
やリスト構造などを操作する具体的なプログラ
ムを作成する。
【 テ キ ス ト 】 「アルゴリズムC」の第1巻(基
礎・整列)
、R,セジウィック、野下他訳、近代科
学社
【 参 考 資 料 】 「アルゴリズムC」の第2巻(探
索・文字列・計算幾何)
、R,セジウィック、野下
他訳、近代科学社
【評価の方法】 課題の評価と期末試験、出席など
で総合的に評価する。
【授業計画】
1.アルゴリズム(問題を解く方法)
2.配列と繰返し処理(データの格納と解き方)
3.スタック(データ構造)
4.ファイル入出力(大量データの保管)
5.繰返しと再帰呼出し(繰返し技法)
6.Selectionソート(整列法)
7.Quikソート(整列法)
8.線形探索(探索法)
9.2分探索(探索法)
10.単方向リスト(可変データの格納)
11.単方向リストの更新(データ構造)
12.リストによる2分木(データ構造)
13.2分木の探索(探索法)
14.総合課題
15.期末試験
報通信ネットワークに関する基礎技術を習得す
る。内容は伝送交換技術、情報処理技術、通信
プロトコルなど広範囲にわたる。
【 テ キ ス ト 】 「情報通信ネットワークの基礎」
田村 武志著 共立出版株式会社
「ネットワーク技術」矢部正行、丹羽次郎、青
木収著 理工出版会
【評価の方法】 試験を重視する。
【授業計画】
1.情報通信ネットワークの概要
2.伝送の基礎技術1(伝送方式)
3.伝送の基礎技術2(伝送制御)
4.伝送システム1(伝送手順)
5.伝送システム2(伝送システム)
6.交換システム1(交換方式)
情
報
工
学
科
7.交換システム2(交換システム)
8.端末システム(端末インターフェース)
9.通信プロトコル1(OSIプロトコル)
10.通信プロトコル2(各種プロトコル)
11.情報通信ネットワークの実際1(LAN)
12.情報通信ネットワークの実際2(ISDN)
13.情報通信ネットワークの実際3(WAN)
14.電気通信事業法と通信ネットワーク
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
こと。
− 460 −
授業時はMOディスクを準備する
情
報
工
学
科
C2−20
C2−21
アルゴリズムとデータ構造基礎・演習
アルゴリズムとデータ構造
[Java言語]
(Algorithms and Data Structures)
(Algorithm and Data Structure, Practice - Java)
情
報
工
学
科
石川 孝、神林 靖
椋田 實
情報工学科 必修 2単位 2年春学期
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
【授業の目的】 Java言語によるオブジェクト指向
プログラミングの基礎について学習する。前半
では、プログラミングの単位であるクラスの実
装、アルゴリズムとデータ構造の実現構造の作
り方と使い方を学習する。後半では、実用的な
プログラムを書くために必要な Java言語の
GUI機能、例外処理、入出力機能、スレッドの
使い方を学習する。
【 テ キ ス ト 】 足立理一、基礎からのJava2、工
学社
【評価の方法】 課題の評価、期末試験、出席など
で総合的に評価する。
【授業計画】
1.オブジェクト指向の基本
2.クラスの実装
3.アルゴリズムとデータ構造
4.リストと再帰
5.ソート
6.木
7.探索
8.最短路
9.GUIを使ったプログラムa
10.GUIを使ったプログラムs
11.例外処理
12.入出力ストリーム
13.スレッド
14.総合演習
15.期末試験
【授業の目的】 問題を解決するためには、問題を
把握・分析して、望ましい解決方法(アルゴリ
ズム)を定めなければならない。また、データ
を格納する方法(データ構造)も定めることが
必要である。この講議では、手続き型の解決方
法について基本的な手法を学ぶ。たとえば、
「デ
ータの探索効率を上げるには並び変えて索引を
作成する」とすると、データの整列法、探索法
を知る必要がある。
達成目標は、基本データ構造を理解し、リス
ト構造、木構造、整列法、探索法など基本的な
アルゴリズムの仕組みと計算量、実装方法を学
ぶことである。
【 テ キ ス ト 】 第1回講議で指示する。資料の配
布になる場合もある。
【評価の方法】 課題の評価と期末試験で総合的に
評価する。
【授業計画】
1.手続き型のアルゴリズム(解法)
2.基本データ構造(配列、スタック、キュー)
3.リスト構造(単方向・両方向リスト)
4.木構造(2分木、木の走査)
5.分割統治(再帰呼び出し)
6.アルゴリズムの計算量(O記法)
7.整列法(バブルソート、選択ソート)
8.整列法(挿入ソート)
9.整列法(クイックソート)
10.探索(線形探索と配列、2分探索法)
11.探索(2分探索木、リスト構造)
12.探索(ハッシュ探索)
13.文字列探索(力まかせ法、ボイヤー・ムーア法)
14.数理アルゴリズム(疑似乱数と面積計算)
15.期末試験
【備 考】
1年秋学期に「Java言語」を履修
した学生を優先する。
【備 考】 参考書:「アルゴリズムC」の第
1巻(基礎・整列)
、R,セジウィック、野下他
訳、近代科学社、「アルゴリズムC」の第2巻
(探索・文字列・計算幾何)
、R,セジウィック、
野下他訳、近代科学社
− 461 −
情
報
工
学
科
C2−22
C2−23
データベースの基礎
コンパイラ基礎
(Fundamentals of Compiler)
(Database System Fundamentals)
大木 幹雄
杉藤 芳雄
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
【授業の目的】 クライアント/サーバ型情報シス
【授業の目的】 本講では、代表的な計算機構を想
テムの普及に伴ってデータベースシステムに関
定し、主にC言語を例にとりながら、コンパイ
する知識が不可欠とされている。授業では、デ
ラの基本的な構成方法や形式言語理論の基礎を
ータベースシステムの背後にあるアクセス技法、
習得させる。
関係表の設計・操作方法を中心に講義を行い、
【 テ キ ス ト 】 な し
データベースを実際に利用するときに必要にな
【評価の方法】 試験を重視するが、出席回数も考
る基礎知識を習得する。
慮する。
【 テ キ ス ト 】 「データベース設計の基礎」
【授業計画】
日本理工出版会
1.本講義の概要、コンパイラの役割
【評価の方法】 レポート、および試験。出席回数
2.言語仕様の形式的定義方法
も配慮する。
3.字句解析
【授業計画】
情
報
工
学
科
4.構文解析の考え方
1.データベースシステムの誕生と必要性
5.下降型構文解析
2.ファイル編成方法 a
6.上昇型構文解析 3.ファイル編成方法 s
7.中間試験
4.データ独立と3層スキーマモデル
8.意味解析−記号表、型−
5.ERモデルによる概念データモデルの表現
9.意味解析−中間表現、中間言語−
6.論理データモデルのいろいろな表現
10.意味解析−実行時のデータ構成−
7.関係データモデルの基本概念
11.仮想機械語、機械語
8.関係の正規化 a
12.コード最適化
9.関係の正規化 s
13.コード生成−算術式、理論式−
10.ERモデルから関係モデルへの変換
14.コード生成−制御構造、呼出し−
11.関係論理によるデータ操作の表現
15.期末試験
12.SQL言語の仕様と機能 a
13.SQL言語の仕様と機能 s
14.データベース性能チューニング
15.期末試験 【備 考】
【備 考】
− 462 −
情
報
工
学
科
C2−24
C2−25
ネットワーク応用・演習
色彩科学と映像
(Network Application and Practice)
(Science of Image and Color)
青木 収
設楽 圭一
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
【授業の目的】 インターネット技術の発展により
【授業の目的】 テレビジョン、写真、新聞、雑誌、
ネットワーク上で動作するプログラムは非常に
広告、美術など、日常われわれは常に色彩に接
重要になって来た。そこで、この授業では、ネ
する。これらの色情報は、生活の豊かさと利便、
ットワークを有効に活用するためのネットワー
学術、そして文化の発展に大きく貢献している。
クアプリケーションの仕組み、Webサーバー上
本講座は画像工学に関し、特に色彩に重点をお
で動作するスクリプトプログラミングについて
き、視覚の心理的な性質などの基礎的内容から
応用まで、取り上げて講義する。
講義し、実践的なWeb アプリケーション開発の
【 テ キ ス ト 】 プリント配布
演習を行う。
情
報
工
学
科
【評価の方法】 試験および課題作品
【評価の方法】 試 験
【授業計画】
【授業計画】
1.インターネットの歴史
1.視覚と画像工学
2.各種OSの発展とCUIコマンド
2.物理学における光と色
3.IPアドレスとポート番号を使った通信
3.色の現象学
4.telnetによる各種サービスへのアクセス方法
4.視覚の構造Ⅰ
5.最近のネットワーク上の技術動向
5.視覚の構造Ⅱ
6.ハイパーテキストの歴史
6.表色系Ⅰ
7.いろいろな言語によるCGIを使ったWebペ
7.色覚の心理
8.測 色Ⅰ
ージ
8.ASPスクリプトの記述
9.測 色Ⅱ
9.簡単なASPページの作成
10.表色系Ⅱ
10.HTML FORMと応答スクリプトページ
11.テレビジョンの原理
11.実践的なWebアプリケーションの開発1
12.表示デバイス
13.撮像デバイス
(リアルタイム時刻表)
14.医学における画像技術
12.実践的なWebアプリケーションの開発2
15.試 験
(チャット)
13.実践的なWebアプリケーションの開発3
(掲示板)
14.課題作品の制作
15.試験
【備 考】
【備 考】
− 463 −
情
報
工
学
科
C2−26
C2−27
画 像 情 報 工 学
テクニカルライティング
(Introduction to Image Data Processing)
(Technical Writing)
新藤 義昭
福田 民生
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
【授業の目的】 画像情報の表現形式、入力方式、
【授業の目的】 情報工学に携わる学生を対象に、
表示方式の基本的な原理を解説する。主なテー
簡潔でしかも説得力のあるドキュメントを作成
マは、計算幾何学の基礎、画像の一次変換、フ
する技法を習得する。具体的には、文章作成の
ィルタ、画像圧縮などの画像処理技法を実際の
基本から代表的なビジネス・ドキュメント作成
画像処理プログラミングを紹介しながら学習す
を実習する。
る。さらに、画像の認識、コンピュータグラフ
【 テ キ ス ト 】 開講時に指示する。
ィックス、バーチャルリアルティ等の高度な画
【評価の方法】 基準を優先度の高い順に
像処理技法について習得する。
a出席…演習要素が高い授業内容なので原則と
【 テ キ ス ト 】 プリントを配布
して遅刻、欠席は認めない。
【評価の方法】 課題レポートと試験
s期末テスト結果
【授業計画】
d授業途中での提出物
1.画像情報の表現(画素と色、
フレームバッファ)
2.直線の描画(ブレゼンハムのアルゴリズム)
として総合的に評価する。
【授業計画】
3.自由曲線の描画(ベジエ補間法)
1.成績評価方法等のガイダンス
4.三角形の描画(再帰による分割統治法)
2.文章の書き方(基本)
5.画像の一次変換(複写、拡大、縮小、回転)
情
報
工
学
科
3.文章作成(上達)の心構え
6.アフィン変換
4.実用文作成の心構え
7.画像フィルタ1(カラーモデル、輝度調整、
5.実用文の書き方
ガンマ補正)
6.論文の作成a
8.画像フィルタ2(デジタルフィルタ係数行列)
7.論文の作成s
9.画像フィルタ3(非線型フィルタ)
8.営業関係文書の作成a
10.画像ファイル
(パレットとフルカラー・・BM
9.営業関係文書の作成s
P形式他)
10.業務とプログラムの関係
11.画像の圧縮1
(RLE符号化、ハフマン符号化)
11.プログラム・ドキュメンテーションa
12.画像の圧縮2(JPEG圧縮)
12.プログラム・ドキュメンテーションs
13.高度な画像処理1(画像認識、文字認識、指
13.プログラム・ドキュメンテーションd
紋照合、顔画像識別)
14.総合演習
14.高度な画像処理2(コンピュータグラフィッ
15.期末試験
クス、バーチャルリアルティ)
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
授業はコンピュータ操作に慣れる
為、ワープロソフトでメモを取ったり、レポー
ト提出を行います。予め「コンピュータリテラ
シー」等でタッチタイプのスピードを早めてお
くことが望ましい。
− 464 −
情
報
工
学
科
C2−28
C2−29
コミュニケーション技術
テクニカルリーディング
(Communication Skills for Engineering Majors)
(Technical Reading)
福田 民生
神林 靖
情報工学科 選択 2単位 2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 2年春学期
【授業の目的】 本演習では、現在の情報化社会に
【授業の目的】 情報工学の分野においては、好む
おいて要求されるコミュニケーション技術を習
と好まざるとにかかわらず英語が国際標準語と
得する。
なっている。英語を抜きにして、専門の研究や
具体的には、プレゼンテーションやホームペ
業務に従事することはむずかしい。この授業で
ージ等で自己表現の技術を磨きながら、逆の立
は、コンピュータサイエンスの教科書を読むこ
場(情報の受側)の重要性を再認識する。
とで、情報工学に必要とされる語彙を増やし、
【 テ キ ス ト 】 開講時に指示する。
標準的な構文を体得することを目的とする。逐
【評価の方法】 基準を優先度の高い順に
次的に英文和訳をするのではなく、できるだけ
速く必要な情報を取り出す練習を行なう。教科
a出席…演習要素が多いので原則として遅刻、
書を読み進む中で、適宜文法事項や慣用的な表
欠席は認めない。
現についても解説する。
s最終成果物
【 テ キ ス ト 】“Computer Science : An Over-
d演習途中での提出物
view” Sixth Edition, J. G. Brookshear,
として総合的に評価する。
Addison-Wesley(プリントを配布する)
【授業計画】
【評価の方法】 小テストと定期試験。
1.成績評価基準等のガイダンス
【授業計画】
2.コミュニケーション概説a
情
報
工
学
科
1.Programming Languages a
3.コミュニケーション概説s
2.Programming Languages s
4.電話の受け方とかけ方
3.Programming Languages d
5.プレゼンテーション
4.Programming Languages f
6.①重要性及び目的
5.Programming Languages g
7.②資料の作り方
6.Software Engineering a
8.③実習
7.Software Engineering s
9.④評価
8.Software Engineering d
10.⑤発表テクニック
9.Software Engineering f
11.インターネットによる情報収集
10.Software Engineering g
12.ホームページ作成a
11.Artificial Intelligence a
13.ホームページ作成s
12.Artificial Intelligence s
14.ホームページ作成d
13.Artificial Intelligence d
15.期末テスト
14.Artificial Intelligence f
15.Artificial Intelligence g
【備 考】
授業はコンピュータ操作に慣れる
為、ワープロソフトでメモを取ったり、レポー
【備 考】
ト提出を行います。予め「コンピュータリテラ
シー」等でタッチタイプのスピードを早めてお
くことが望ましい。
− 465 −
る。
授業計画は変更される可能性があ
情
報
工
学
科
C2−30
C2−31
手 話 Ⅰ
手 話 Ⅱ
(Sign Language Ⅰ)
(Sign Language Ⅱ)
海野 和子
海野 和子
情報工学科 選択 1単位 2年春学期
情報工学科 選択 1単位 2年秋学期
【授業の目的】
【授業の目的】
a手話に関わる基本的な知識について理解する。
a手話に関わる基本的な知識について理解する。
s手話の基本を習得する。
s手話の基本を習得する。
【 テ キ ス ト 】 「はじめての手話」 木村晴美・
【評価の方法】
市田泰弘著 日本文芸社
1.出席日数
2.レポート
【評価の方法】
【授業計画】
1.出席日数
2.レポート
1.手話とろう文化
2.手話実技(年間行事)
【授業計画】
情
報
工
学
科
1.手話の概要
3.
2.手話実技(自分について)
4.手話実技(健康)
3.
5.
〃 〃 〃 4.手話実技(家族について)
6.手話実技(住居)
5.
7.
〃 〃 6.手話実技(日常生活)
8.手話実技(経験)
7.
〃 9.
〃 8.
〃 10.
〃 9.
〃 11.
〃 10.手話実技(スポーツ)
12.手話実技(意見)
11.
13.
〃 〃 12.手話実技(趣味)
14.手話実技(まとめ)
13.
15.テスト
〃 14.手話実技(まとめ)
15.テスト
【備 考】
授業計画は、変更される可能性が
【備 考】
ある。
本科目を履修するには、予め「手
話Ⅰ」を履修していることが必要です。
授業計画は、変更される可能性がある。
− 466 −
情
報
工
学
科
C2−00
C2−32
情報システム実験
システム開発実験
(Experiments of Information Systems)
(Software development Experiment)
大木 幹雄、山地 秀美
樺澤、神力、矢部、丹羽、藤野
2コマ 2クラス
情報工学科 必修 2単位 2年春学期
情報工学科 選必 2単位 2年秋学期
【授業の目的】 この実験は体験を重視している。
【授業の目的】 オブジェクト指向ソフトウェアの
情報工学の世界の一部を体感させ、興味を喚起
基礎概念を修得し、グラフィカルな表現方法を
するとともに今後の勉学の動機付けを与え、意
用いて、データ構造の高度な利用方法や再帰的
欲を高めることを目的としている。毎年、十数
なプログラミングの活用方法、およびプログラ
テーマの中から5テーマ程度を選択して実験を
行う。
ム構成法等を習得する。
【 テ キ ス ト 】 「事例演習プログラムの設計と開
【評価の方法】 レポートおよび出席
発」日本理工出版会
【評価の方法】 演習プログラム、および課題作成
【授業計画】
で開発したプログラム。出席回数を考慮する。
1.知的教育システム
2.情報セキュリティ
【授業計画】
3.論理設計CAD
1.Windowsプログラムの基本構成
4.インターネットとパーソナルコンピュータ・
2.いろいろなイベントの処理方法
3.オブジェクト指向プログラムミングの方法
システム
情
報
工
学
科
5.コンポーネントウェア
4.クラスライブラリの応用
6.CAD/CAMシステム
5.グラフィックライブラリの応用プログラム
7.音声情報処理とニューラル・ネットワーク
6.ネットワークデータ構造応用プログラム a
8.自動計測システム
7.ネットワークデータ構造応用プログラム s
9.ヒューマンインターフェース
8.リンクドリスト応用プログラム
10.仮想現実感
9.ハッシュ構造応用プログラム
11.プロダクション・システム
10.スタック構造応用プログラム
12.3次元形状のモデリングとレンダリング
11.ツリー構造応用プログラム
13.知識情報処理システム
12.再帰構造応用プログラム
14.IPネットワークの経路制御
13.課題制作 a
15.知的エージェントの設計
14.課題制作 s
15.課題発表
【備 考】
所属クラスにより、2年春学期に
【備 考】
受講とする。
詳細はオリエンテーションにて説明する。
− 467 −
情
報
工
学
科
C2−33
情
報
工
学
科
C3−1
システムエンジニアリング演習
微 分 方 程 式
(System Engineering and Exerciese)
(Differential Eduation)
辻村 泰寛、神林 靖
数学教員
情報工学科 選必 2単位 2年秋学期
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
【授業の目的】 「アルゴリズムとデータ構造基
礎・演習」で学んだ要素技術を応用して、より
規模の大きな実用に近いソフトウェアを開発す
る技法を学ぶ。具体的には、オブジェクト指向
プログラミングの基礎を学習するとともに、
Java言語によるグラフィカルユーザインタフェ
ースの構築方法も体得する。学期の後半は演習
主体として、各自が選択するプロジェクトに取
り組むこととする。どのようなプロジェクトを
選択するかは、進度を勘案しつつ授業の中で指
示する。
【 テ キ ス ト 】 足立理一、
「基礎からのJava2」
、
工学社
【評価の方法】 出席と課題に対する成果物の評価
【授業計画】
1.ガイダンス
2.オブジェクト指向プログラミングa
:クラスと継承
3.オブジェクト指向プログラミングs
:インタフェース
4.ライブラリを利用したGUIの実現 a
:イベント処理
5.ライブラリを利用したGUIの実現 s
:Swing
6.サーブレットとJSP
7.開発計画書の作成・提出
8.分析・設計 a
9.分析・設計 s
10.分析・設計 d
11.設計仕様書の作成・提出
12.課題作製a
13.課題作製s
14.課題作製d
15.課題作製f、総括
【授業の目的】 情報工学の基礎として、微分方程
【備 考】
【備 考】
2年春学期に「アルゴリズムとデ
式の解法の基本的な取り扱いを学習する。また、
パソコンを利用して、微分方程式の特徴を調べ
る。
【 テ キ ス ト 】 開講時に指定する。
【評価の方法】 原則として試験による。
【授業計画】
1.ガイダンス
2.微分方程式、一般解、特殊解、特異解
3.初期条件、解曲線、方向の場
4.図式解法、ルンゲ・クッタ法
5.変数分離形
6.同次形
7.1階線形
8.完全微分形
9.積分因子
10.特別な微分方程式
11.包絡線、直交曲線群
12.定数係数2階同次線形微分方程式
13.定数係数2階非同次線形微分方程式
14.定数係数線形微分方程式の解曲線、連立線形
微分方程式
15.試験(期末)
ータ構造基礎・演習〔Javaクラス〕
」を履修した
学生を優先する。
− 468 −
情
報
工
学
科
C3−2
関
数
C3−3
論
多 変 量 解 析
(Complex Analysis)
(Multivariate Analysis)
数学教員
石川 孝
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 2次方程式の解でさえも、複素数
【授業の目的】 ビジネスにおける意思決定への多
無しでは表示することが出来ない。数学、物理
変量解析の適用について学習する。Excelによる
学・工学を取り扱う上で、実数を復素数まで拡
データの取り扱いと計算結果の解釈を重点に、
張する事は、多くの問題を解く鍵となる。本講
統計手法の基礎、重回帰分析、主成分分析、デ
義では、複素数の基礎から始めて留数定理まで
ータマイニング、パターンに基づく予測を中心
を解明する。
に解説する。特に、Excelによる演習を通して多
【 テ キ ス ト 】 開講時に指示する。
【評価の方法】 試験及びレポートで評価する。
変量解析の理解を深めることをねらいとする。
【 テ キ ス ト 】 杉浦 司、「データサイエンス入
門」
、日本実業出版社(¥1,600)
【授業計画】
情
報
工
学
科
1.複素数と複素平面
【評価の方法】 試験とレポートによる。
2.複素関数
【授業計画】
3.複素変数の三角関数
1.データ解析の意義
4.複素変数の指数関数・オイラーの関係式
2.データ解析の原理
5.複素変数の対数関数、逆三角関数
3.モデルと予測
6.コーシーリーマンの関係式
4.意思決定の方法
7.正則関数
5.最適化手法
8.試験
6.統計手法の基本
9.曲線と複素積分
7.重回帰分析
10.コーシーの積分公式
8.主成分分析
11.テーラーの展開、ローラン展開
9.データマイニングの基礎
12.留数定理
10.パターンを知る
13.留数定理の応用1
11.パターンに基づく予測
14.留数定理の応用2
12.データ解析の最先端
15.試験
13.データから情報へ
14.総合演習
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 469 −
情
報
工
学
科
C3−4
数
値
解
析
C3−5
学
オペレーションズ・リサーチ
(Numerical Analysis and Practice)
(Operations Research)
樺澤 康夫
正道寺 勉
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
【授業の目的】 コンピュータ・プログラミングに
【授業の目的】 あるシステムを運用(operations)
おける数値計算法の基礎を学習する。コンピュ
するとき、どのようにすれば最善に運用できる
ータにおける数値の扱いと誤差、連立一次方程
か、また何らかの決定を下さなければならない
式、行列演算、非線形方程式の数値解法、関数
ときに、判断資料を提供するための科学的方法
近似や補間法、数値積分や微分方程式の数値解
をオペレーションズ・リサーチという。本講義
法などについて講義する。演習(プログラミン
では、様々な状況下において意思決定を行なう
グを含む)を行うことにより理解を深める。
に当たり、有効な手法をやさしく解説する。
【 テ キ ス ト 】 なし
【参 考 書】 a新濃清志、船田哲男:「だれで
【 テ キ ス ト 】 小田中敏男・正道寺勉共著
「初等オペレーションズ・リサーチ」
もわかる数値解析入門/理論とcプログラム」
槇書店 1993.
近代科学社
【評価の方法】 試験を重視するが、出席とレポー
s戸川隼人:「数値計算法」コロナ社
トも考慮する。
d伊理正夫、藤野和建:「数値計算の常識」
【授業計画】
共立出版
1.ORとは何か?
【評価の方法】 試験、演習、リポート、出席によ
ORの基本的な考え方とモデリング
る。
2.マルコフ決定過程とその応用
【授業計画】
情
報
工
学
科
1.準備
3.在庫管理a:在庫管理とは何か?
2.誤差
4.在庫管理 s:決定論的在庫管理と確率論的在
3.連立一次方程式と行列a
庫管理
4.連立一次方程式と行列s
5.動的計画法:典型的な問題とその考え方
5.連立一次方程式と行列d
6.アルゴリズム
6.非線形方程式の数値解法a
7.線形計画法a:理論的背景
7.非線形方程式の数値解法s
8.線形計画法s:図式解法
8.中間試験
9.線形計画法d:演習
9.関数近似と補間法a
10.ゲームの理論
10.関数近似と補間法s
11.最短経路問題
11.数値積分法a
12.数値積分法s
12.PERT
13.微分方程式の数値解法a
13.CPM
14.微分方程式の数値解法s
14.ORの展望
15.期末試験
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
「線形代数」を履修(理解)して
いることが望ましい。
− 470 −
情
報
工
学
科
C3−6
数 理 計 画
(Mathematical Programming)
正道寺 勉
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 ある制約条件のもとで、与えられ
た目的関数を最適化(最小化もしくは最大化す
ること)する手法を総称して数理計画法という。
本講義では、線形計画法・動的計画法を中心に
情報理論や意思決定問題について分かりやすく
解説する。本講義は、
「オペレーションズ・リサ
ーチ」の続編ともいうべき内容になっている。
【 テ キ ス ト 】 小田中敏男・矢頭攸介・正道寺勉
共著、
「情報数学」
、コロナ社、2000。
【評価の方法】 試験を重視するが、出席と小テス
ト、レポートも考慮して評価を行う。
【授業計画】
1.数理計画入門:最適化とは何か?
2.現代情報科学における三大学者の業績
3.線形計画法 a:基礎的概念
4.線形計画法 s:シンプレックス法
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
5.整数計画法、分枝限定法
6.エントロピー a:確率論
7.エントロピー s:情報理論
8.エントロピー d:統計力学のエントロピー
9.N.ウィーナーの予測理論
10.企業の意思決定
11.多段意思決定モデル a:数学的準備
12.多段意思決定モデル s:動的計画法
13.多段意思決定モデル d:最適性の原理
14.数理計画の展望
15.期末試験
【備 考】
「統計解析」、「オペレーション
ズ・リサーチ」を履修(理解)していることが
望ましい。
− 471 −
C3−7
論 理 設 計 学・演 習
(Logic Design and Practice)
坂本 康治
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
Ⅴ CPUの設計(処理系)
【授業の目的】 計算機の論理機械としての側面に
9.レジスタ−ALU−レジスタ接続、レジス
ついて理解を深める。とくに論理回路と順序回
タ−メモリ−レジスタ接続
路を集積したにすぎないものを、自律機械とし
10.命令セットの確定、ALUの機能拡張、レジ
てあたかも生き物のように動作させるために何
スタ群の仕様決定
が必要かという観点から、計算機の基本的仕組
11.バスシステム設計:CPUの構成要素の接続
みを作り上げる(設計する)
。また、動作の原動
に必要な制御シーケンスを確定
力となるプログラムとの関わりについても知見
ⅤⅠ シーケンサ(状態遷移による制御パルス列生
を得る。
成)
【評価の方法】 期末テストを基本とするが、レポ
12.ステートマシンによる制御信号の生成
ート提出状況にも配慮する。
13.シーケンサ=ステートマシン+デコーダの
【授業計画】
設計
Ⅰ CAD用ソフトの使用方法(リテラシー)
ⅤⅡ コンピュータの構築と機械語プログラムによ
1.設計用ソフト、波形シミュレータ:RS−
る動作確認
F/Fなどの基本回路を例として、ソフトの
14.CPU、メモリシステム、およびシーケンサ
使用法を習得する。また、ゲート遅れや不
を集積して動作チェック
安定状態など既に学んだ事項について波形
情
報
工
学
科
15.機械語プログラムを使って動作チェック、
シミュレータで解析する。
チェックポイントの波形確認
Ⅱ 組合せ回路の設計(演算の理解)
2.演算回路:1ビット半/全加算器、8ビッ
ト加減算回路
3.ALUの設計:シフタ回路、セレクタ回路、
および演算回路を集積
Ⅲ 順序回路の設計(状態の把握)
4.レジスタの設計:D−F/F、JK−F/Fに
よるロード/ホールド機能の実現
5.カウンタ:「2のn乗」進カウンタ、
「2の
n乗」進以外のカウンタ
6.プログラムカウンタ:ロード/ホールド/
クリア/カウントアップ機能の集積
Ⅳ メモリシステムの設計(データ系)
7.RAM:メモリセル、ワードセル、メモリモ
【備 考】
ジュール、アドレスデコーダの設計
8.ROM:マスクROMの設計、RAMとROMか
らなるメモリシステム設計
− 472 −
情
報
工
学
科
C3−8
C3−9
プログラミング言語・演習
データベースの実際
(Java Software Technology, Practice)
(Database System Applications)
最首 和雄
大木 幹雄
情報工学科 選択 3単位 3年秋学期
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
【授業の目的】 Jave言語の重要な応用であるWeb
【授業の目的】 データベースに関する応用知識は、
アプリケーションの開発について学習する。
開発よりむしろデータベースの維持・管理が重
Javeサーバサイド技術として、JSP、JavaBeans、
要であり、それに関する専門知識が、データベ
サーブレット、および実用的なWebアプリケー
ースを有効に活用したシステムを開発する上で
ションの分析・設計・実現について学ぶ。
必要不可欠である。授業では、データベースシ
【 テ キ ス ト 】 たなか ひろゆき、はじめてのJSP
ステムの管理・運用に必要な基礎的な知識とデ
ータベースの具体的な設計・開発手順について
&サーブレット
習得する。
【評価の方法】 課題の評価、定期試験、出席など
【 テ キ ス ト 】 「データベース設計の基礎」
で総合的に評価する。
日本理工出版会
【授業計画】
【評価の方法】 演習課題、および試験。出席回数
1.JavaとWebの状況(ガイダンス)
も配慮する。
2.JSPの概要
3.Tomcatの設定
情
報
工
学
科
【授業計画】
4.Webアプリケーションの実行
1.データベース管理システムの役割
5.JSPの基礎
2.トランザクション管理
6.JSPの構成要素
3.同時実行制御と直列可能性
7.JSPとJavaBeans
4.排他制御による一貫性制御
8.サーブレットとの連携
5.楽観的同時実行制御
9.掲示板の作成
6.障害復旧制御 a
10.データベースとの結合
7.障害復旧制御 s
11.Webアプリケーションの分析
8.問合わせ処理の最適化
12.Webアプリケーションの設計
9.分散データベースの構成法
13.Webアプリケーションの実現
10.オブジェクト指向データベースの特徴
14.Webアプリケーションの評価
11.具体例を用いたデータモデルの分析設計
15.定期試験
12.具体例を用いた関係モデルの変換と設計
13.具体例を用いたACCESS上への実装
14.期末試験
【備 考】
3年次配当科目であるが、2年次
学生の履修を認める。3年次「システム分析実
【備 考】
験Ⅰ・Ⅱ」においてWebアプリケーションの分
析・設計・実現に取り組みたい学生はできるだ
け履修すること。
− 473 −
本科目の受講に先立って「データ
ベースの基礎」を履修していることが望ましい。
情
報
工
学
科
C3−10
C3−11
ソフトウェア工学Ⅰ
ソフトウェア工学Ⅱ
(Software Engineering Fundamentals Ⅰ)
(Software Engineering Ⅱ)
大木 幹雄
大木 幹雄
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 汎用大型機上での情報システムか
【授業の目的】 システム開発では分析設計技術と
らWebシステムやPDA端末上でのソフトウェ
並んで、ソフトウェアがもついろいろな特性を
ア開発へと、システムの運用形態は変化をとげ
定量的に把握し、いかに管理・制御してゆくか
ている中、ソフトウェア技術者に必要とされる
の管理技術が重要な役割をもつ。授業では、ソ
技術も、単なる経験知識から理論化・体系化さ
フトウェアの品質、信頼性を向上させる技術に
れた技術へと重点が移行している。講議では、
ついて紹介し、その背後にある考え方やいろい
ユーザに有益な高品質のソフトウェアをいかに
ろなプログラミング言語において、それらの概
効率的に高い信頼性をもって開発するかの分析
念がどのような機構として反映されているかに
設計技術を中心に、その考え方と方法論の適用
ついて概観してゆく。同時にいろいろな機構を
実現するプログラミング言語仕様について考え
方法を学習する。
る。
【 テ キ ス ト 】 「ソフトウェア設計の基礎」
【 テ キ ス ト 】 「ソフトウェア設計の基礎」
日本理工出版会
【評価の方法】 レポート、および試験。出席回数
も考慮する。
【授業計画】
1.ソフトウェア工学の目標
情
報
工
学
科
日本理工出版会
【評価の方法】 演習課題、および試験。出席回数
も考慮する。
【授業計画】
1.ソフトウェアアーキテクチャ
2.ソフトウェアライフサイクルとCMM
2.ドメイン分析とシステム分析パターン
3.開発プロセスモデル
3.テスト技術に対するニーズとテスト技法
4.共通フレームガイドと標準工程・成果物
4.オブジェクト指向テスト技術の現状
5.分析設計作業におけるCASEツールの役割
5.ソフトウェアの定量化とメトリックス
6.要求分析と要求定義
6.ファンクションポイント見積り積算モデル
7.構造化システム分析
7.プロジェクト管理技術とその応用方法
8.構造化システム設計
8.ソフトウェアの品質評価と手法
9.データ中心システム分析設計
9.プログラミング言語がもつ信頼性向上機構
10.代表的なオブジェクト指向分析設計手法
10.データ抽象化と抽象データ型
11.クラス抽出のいろいろな方法
11.情報隠蔽化とオブジェクト指向概念
12.オブジェクトの振る舞い分析設計
12.論理型言語のもつ基本概念
13.オブジェクトの動作分析設計
13.コンポーネント再利用とCORBA
14.デザインパターンの活用
14.プログラミングに対する人工知能技術の応用
15.期末試験
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
ソフトウェア工学Ⅰを履修してい
ることが望ましい。
− 474 −
情
報
工
学
科
C3−12
C3−13
ソフトウェア技法・演習
コンパイラ理論
(Software System Design and Implementation)
(Theory of Compiler)
山地 秀美
杉藤 芳雄
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
【授業の目的】 高品質で保守性、拡張性、移植性
【授業の目的】 コンパイラの処理過程に登場する
に優れたソフトウェアを開発するためのパラダ
基本アルゴリズムや操作法およびそれらの背景
イム及びプログラム構造論を学習する。はじめ
を理論的側面に注意しながら学ぶ。特に、構文
に、構造化プログラミング技法の詳細な解説を
解析で用いられる表の作成法や、属性文法に関
行い、システムを構造化された関数群で記述す
る技法を修得する。次に、C++言語を用いて、
オブジェクト指向プログラミングの考え方(隠
しても触れる点に特色がある。
【 テ キ ス ト 】 「コンパイラの理論と実現」
疋田輝雄、石畑清著、共立出版
蔽、抽象化、継承、多相化)について学習する。
演習では、実際にクラスを設計して、オブジェ
【評価の方法】 試験を重視するが、出席回数も考
慮する。
クト指向プログラミング技法を体得する。
【 テ キ ス ト 】 プリントを配布
【授業計画】
【評価の方法】 課題の提出、出席および試験
1.
「コンパイラ基礎」試験総括と本講義の概要
【授業計画】
2.コンパイラ概説、言語理論の基礎
1.構造化プログラミングの考え方
3.字句解析と有限オートマトン
2.トップダウン設計法と関数化
4.状態遷移図
3.モジュール構造と段階的詳細化の手順
5.構文解析の基礎(句構造文法)
4.プログラムの可読性(書式、名前付け、注釈)
情
報
工
学
科
6.構文解析の基礎(解析木)
5.プログラムの保守性
6.情報隠蔽(カプセル化)と抽象化
7.下降型構文解析法
7.C++言語の機能(拡張C言語機能とクラス
8.中間試験
機能)
9.下降型構文解析表の作成法
8.クラス設計法
10.上昇型構文解析法
9.クラスの継承
11.上昇型構文解析表の作成法
10.コンストラクタとデストラクタ(オブジェク
12.属性文法(その1)
トの生成)
13.属性文法(その2)
11.クラスのメンバ変数
14.補遺
12.メンバ関数の多相化(オーバーライド機能)
15.期末試験
13.オブジェクト指向によるWindows プログラミ
ング(MFCクラス)
14.オブジェクト指向による事象駆動型プログラ
ミング
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
本科目を受講するには予め「コン
パイラ基礎」を履修していることが望ましい。
− 475 −
情
報
工
学
科
C3−14
C3−15
情報ネットワーク工学
情報処理ソフトウェア
(Information Network Technology)
情
報
工
学
科
(Information Processing Software)
小林 哲二
小林 哲二
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 情報ネットワークシステムを設計、
【授業の目的】 情報処理ソフトウェア技術につい
構築、運用、及び利用するための基礎技術を習
ての理解を深めるために、ソフトウェア応用技
得する。
「情報通信工学」に続き、更に高度な技
術を中心にして、基礎的事項を総合的・複合的
術を修得する。
に、コンピュータ実習を含めて修得する。
【評価の方法】 試験および授業受講状況
【評価の方法】 試験および授業受講状況
【授業計画】
【授業計画】
1.概要
1.概要
2.ネットワークアーキテクチャとプロトコル
2.情報システムの基礎理論
3.伝送方式
3.基本ソフトウェア技術
4.交換方式
4.プログラム応用 a
5.ISDNと高速回線(ADSL等)
5.プログラム応用 s
6.LANと高速LAN
6.データベースと表計算応用
7.TCP/IPとインターネット
7.ネットワーク応用a
8.WWW、電子メール
8.ネットワーク応用s
9.移動体通信
9.誤り訂正符号と応用a
10.広帯域化、衛星通信、ディジタル放送
10.誤り訂正符号と応用s
11.待ち行列モデルおよびトラフィック解析
11.セキュリティ技術a
12.信頼性、誤り検出および誤り訂正
12.セキュリティ技術s
13.セキュリティと個人情報保護
13.知的所有権と特許作成演習
14.標準化および法律
14.情報システムと社会
15.期末試験
15.期末試験
【備 考】 この科目の履修者は、
「オペレーテ
【備 考】 この科目の履修希望者は、
「情報通
ィングシステム」および「情報ネットワーク工
信工学」および「オペレーティングシステム」
学」を履修済みであり、しかも「プログラミン
を履修済みであるか、またはそれと同等以上の
グ」の基礎技術に習熟済みであることが望まし
基礎知識を有することが望ましい。
い。
− 476 −
情
報
工
学
科
C3−16
C3−17
インタフェ−ス工学Ⅰ
インタフェース工学Ⅱ
(Interface EngineeringⅠ)
(Interface EngineeringⅡ)
石川 眞佐男
石川 眞佐男
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 二つの装置間を電気的に接続して
【授業の目的】
信号を伝送するとき、信号性質や回路の特性に
コンピュータ間でデータを伝送する場合、物理
ついて基礎知識を知るとともに、実際に回路を
的な接続方法、電気信号の大きさや時間的な変
構成して動作や特性を確認することによって理
化に対する規約について学習する。
解を深める。
【 テ キ ス ト 】 講師作成テキスト
【 テ キ ス ト 】 講師作成テキスト
【評価の方法】 講義のとき出題する課題及び実験
【評価の方法】 講義のとき出題する課題及び実験
に対するレポートと試験の結果及び出席回数で
に対するレポートと試験の結果及び出席回数で
総合的に判断する。
総合的に判断する。
【授業計画】
1.信号伝送方式概要
【授業計画】
情
報
工
学
科
コンピュータと各種の周辺機器、
1.概要
2.電気回路の基礎
2.データの並列転送と直列転送の原理
3.信号線の特性
3.並列転送と直列転送の確認
4.信号の変調/エラー検出
4.電気回路の要素と特性
5.パラレルポート/シリアルポート
5.R,L,Cの機能確認(電圧、電流の波形観測)
6.シリアルポートの動作確認Ⅰ
6.信号線の特性
7.シリアルポートの動作確認Ⅱ
7.信号伝送波形の観測
8.シリアルポートの応用
8.各種フィルタの特性確認
9.IDE(ATA)/SCSI
9.変調の方式と原理
10.USB/IEEE 1394
10.振巾変調回路の動作確認
11.イーサネット/ISDN/ADSL
11.データエラーの検出方法と原理
12.システムバスの歴史とISA
12.パリティチェック回路の動作確認
13.PCIと産業用システムバス
13.CRC回路の動作確認
14.組込みシステムのインタフェース
14.実験のまとめ
15.試験
15.試験
【備 考】
【備 考】
アンダーラインの授業は演習室で行う。
アンダーラインの授業は演習室で行う。
− 477 −
情
報
工
学
科
C3−18
C3−19
ディジタル信号処理基礎
ディジタル制御Ⅰ
(Fundamentals of Digital Signal Processing)
(Digital Control Theory Ⅰ)
樺澤 康夫
黒須
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
【授業の目的】 コンピュータの高性能化によりマ
【授業の目的】 この講義では、はじめて制御工学
ルチメディアの応用がますます進展している。
を学ぶ学生を対象として、温水器の温度制御、
これに伴い、さまざまな信号がアナログからデ
モータの位置制御を例として、動的システムの
ィジタルに変わってきている。ディジタル信号
概念、フィードバック制御の考え方をまず理解
処理は、情報通信、計測制御、画像、音声、高
させる。次に、制御系の設計に対して、伝達関
品位オーディオ、ロボット、医療など幅広い分
野で利用され、科学技術分野における基礎技術
としての役割を果たしている。この授業では、
数、周波数領域での取扱法を習得する。
【 テ キ ス ト 】 黒須茂著 「制御工学入門」
パワー社
基礎となる理論とディジタルフィルタの設計や
コンピュータ・プログラムによる実装やDSP
(ディジタル・シグナル・プロセッサ TMS320
【評価の方法】 試験・レポートによって評価する。
【授業計画】
1.制御とは
C67)による実装について学ぶ。
【 テ キ ス ト 】 なし。学内LAN上に教材を公開し
2.制御系の実例と分類
ている。
3.動的システムの表現
【評価の方法】 出欠、レポートおよび試験による。
4.動的システムの例
【授業計画】
5.ラプラス変換と伝達関数
1.序論 アナログとディジタル、標本化定理など
情
報
工
学
科
茂
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
6.ラプラス変換演習
2.線形時不変システムと応答
7.1次系
3.z変換とシステム関数
8.2次系
4.フーリエ変換と周波数特性
9.ブロック線図
5.フーリエ級数展開と離散フーリエ変換
5.離散フーリエ変換の高速算法(FFT)
10.フィードバック制御系
6.ディジタルフィルタの基礎
11.周波数応答による解析
7.IIRフィルタの設計法
12.ベクトル軌跡とボード線図
8.中間試験
13.安定性
9.FIRフィルタの設計法Ⅰ
14.制御系の設計論
10.FIRフィルタの設計法Ⅱ
15.期末試験
11.有限語長ディジタルフィルタと誤差
12.DSPの特徴とプログラミング
13.DSPによる信号発生
14.DSPによるディジタルフィルタの実現
15.期末試験
【備 考】
学内LANのURL
http://192.168.183.2/kabasawa/DigitalProc/
index. html に教材を保存している。授業の進
展に合わせて公開される。また、必要に応じ
て追加や改訂が行われる。
【備 考】
− 478 −
情
報
工
学
科
C3−20
C3−21
ディジタル制御Ⅱ
VLSI工学
(Introduction to VLSI design)
(Digital Control Theory Ⅱ)
黒須
高橋 一清
茂
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 この講義では、ディジタル制御Ⅰ
【授業の目的】 VLSIのなかで特にMOSを中
に続いてコンピュータによるディジタル制御の
心にしたVLSIの設計技術を、半導体の基礎、
実用化について述べる。ディジタル制御系の高
MOSデバイスの構造および電気的特質、VL
精度、多機能、柔軟性の特徴をフルに生かして、
SIに用いられたアナログ、デジタルの基本回
アナログ制御系では実現できなかった高度な制
路、物理的構造、製造プロセスなどを説明し、
御結果を生み出してきた歴史的過程を実例と演
適宜、演習問題を解くことによって理解を深め
習とで修得する。
る。更に、アナログではビルディング・ブロッ
【評価の方法】 試験・レポートによって評価する。
クとしてのMOS演算増幅器、デジタルではシ
【 テ キ ス ト 】 金原昭臣・黒須茂著「ディジタル
フトレジスターやメモリの設計手法について、
CADを用いた設計手法を含めて講義する。
制御入門」 日刊工業新聞社
【授業計画】
1.コンピュータによる制御とは
情
報
工
学
科
【評価の方法】 レポート及び出席率
【授業計画】
2.ディジタル制御
1.半導体内の電気伝導(概論)
3.状態方程式
2.MOSFETs(定性論)
4.状態方程式と伝達関数
3.デバイス製造Ⅰ(化学プロセス)
5.状態方程式と時間領域解
4.デバイス製造Ⅱ(技術論)
6.状態方程式の離散化
5.MOSトランジスターのしきい値電圧
7.z変換とパルス伝達関数
6.MOSトランジスターの電流制御
8.可制御性と可観測性
7.MOSインバータ(伝達特性−静特性)
9.極ゼロ相殺
8.MOSインバータ(過渡特性)
10.リマプノフによる安定判例 9.MOSプロセス技術のバラエティー
11.離散時間系の周波数応答
10.アナログMOS(パラメータと回路)
12.アリアス現象
11.デジタル論理回路とメモリの基本回路
13.W平面による設計
12.デジタルシステムの設計とパターンレイアウ
14.ディジタルPID制御
ト
13.CADによるCMOSスタチックメモリの設計
15.期末試験
14.CADによるCMOS演算増幅器の設計
15.概括
【備 考】
【備 考】
− 479 −
情
報
工
学
科
C3−22
C3−23
リアルタイムシステム
ニューラルネットワーク
(Real Time System)
(Neural Network)
石川眞佐男
樺澤 康夫
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 コンピュータを用いてデータ処理
【授業の目的】 人間の情報処理機能を機械で実現
を行う場合、制限時間内に結果を出力するリア
しようとして、コンピュータが出現し、発達し
ルタイムシステムの原理について学習する。
てきましたが、まだまだ難しい問題が残ってい
ます。そのような問題を解くために、人間が行
基本的な知識を習得した後、モータの速度制
っている情報処理に学び、神経細胞(ニューロ
御を行なうシステムを作成し、動作確認を行な
ン)のモデルを作り、これを多数接続した人工
うことによって理解を深める。
の神経回路網(ニューラルネットワーク)の応
【 テ キ ス ト 】 担当教員作成テキスト
用が行われています。この科目では、人間の脳
【評価の方法】 試験結果と実験のレポート内容を
について簡単に述べ、各種のネットワーク構造
重視し、出席回数も考慮する。
とそれに関連した学習アルゴリズムや応用につ
【授業計画】
いて説明します。
1.リアルタイムシステムの特徴
【 テ キ ス ト 】 なし。学内LAN上に教材を公開
している。
2.逐次制御によるマルチ処理
3.リアルタイムOSを用いたマルチ処理
【評価の方法】 出欠、レポートおよび試験による。
4.リアルタイムシステム用プログラムの特徴
【授業計画】
1.序 論
5.リアルタイムOSの機能Ⅰ
2.ニューラルネットワークの表現
6.リアルタイムOSの機能Ⅱ
情
報
工
学
科
3.誤差逆伝播学習とネットワーク構造
7.モータ制御システムの問題点確認
4.誤差逆伝播学習とアルゴリズム
8.タスクの優先順位とスケジューリング
5.競合学習とネットワーク構造
9.共有資源の排他制御(セマフォ)
6.競合学習とアルゴリズム
10.タスク間の同期(イベントフラグ)
7.中間試験
11.タスク間通信(メールボックス)/割込みハ
8.ホップフィールド・ネットワークの構造
9.ホップフィールド・ネットワークのアルゴリ
ンドラ
ズム
12.モータ制御システムのプログラム修正
10.ボルツマン・マシン
13.モータ制御システムの動作確認Ⅰ
11.シミュレーディド・アニーリング 14.モータ制御システムの動作確認Ⅱ
12.認識と学習
15.試 験
13.ニューラルネットワークの応用1
14.ニューラルネットワークの応用2
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
学内LANのURL
http://192.168.183.2/kabasawa/NeuralNet/
index. html に教材を保存してある。授業の進
アンダーラインの授業は演習室で行う。
展に合わせ公開される。必要に応じて、追加
や改訂が行われる。
− 480 −
情
報
工
学
科
C3−24
情
報
工
学
科
C3−25
コンピュータグラフィックス
情 報 理 論
(Introduction to Computer Graphics)
(Information Theory)
新藤 義昭
神力 正宣
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 3次元コンピュータグラフィック
スの原理と最新の投影技術を学習する。コンピ
ュータによって映像を作り出すための3次元形
状モデルのモデリング技法、レンダリング技法、
シェーディグ技法について解説する。関連基礎
として、行列演算によるアフィン変換、補間法、
再帰分割法なども学習する。また、写実的な映
像を作り出すための光線追跡法、テキスチャマ
ッピング法やバンプマッピング法なども学習す
る。また、リアルタイムアニメーション作成技
法についても解説する。
【 テ キ ス ト 】 プリントを配布
【評価の方法】 課題レポートと試験
【授業計画】
1.3次元形状モデルの投影法
(座標系と投影の原理)
2.モデルの記述法1(サーフェイスモデルとソ
リッドモデル)
3.モデルの記述法2(ポリゴン、B-rep 、CSG)
4.多角形の法線ベクトル
5.陰面消去アルゴリズム
6.レンダリング技法1(ワイヤフレーム、Z重
心座標ソート、Zバッファ法)
7.レンダリング技法2(空間分割法、スキャン
ライン法、視線探索法)
8.曲面の表現と曲面法線ベクトルの補間
9.輝度計算アルゴリズム(ランバートモデル、
フォンモデル)
10.シェーディング技法(フラットシェーディン
グ、スムースシェーディング)
11.マッピング技法(テキスチャマッピングとバ
ンプマッピング)
12.各種補間法(スプライン補間、ベジエ補間、
再帰分割)
13.3次元形状モデルの運動記述法(アフィン変
換行列のシーングラフ)
14.実時間描画技法
15.期末試験
【授業の目的】 通信装置、ネットワーク、さらに、
【備 考】
【備 考】
近年、デジタル放送、CD、DVDなどのマル
チメディアに情報理論の成果が適用されている。
本授業は情報理論の基礎について講義をするも
のである。
【 テ キ ス ト 】 「情報理論」三木成彦、吉川英機
共著 コロナ社出版
【評価の方法】 試験
【授業計画】
1.情報理論とはa
2.情報理論とはs
3.情報源符号化 a
4.情報源符号化 s
5.情報源符号化 d
6.情報源符号
7.各種情報量a
8.各種情報量s
9.各種情報量d
10.通信路の符号化a
11.通信路の符号化s
12.通信路の符号化d
13.符号理論a
14.符号理論s
15.期末試験
− 481 −
情
報
工
学
科
C3−26
C3−27
認 知 科 学 概 論
教 育 情 報 工 学
(Cognitive Science)
(Educational Information Technology)
吉田佐治子
丹羽 次郎
情報工学科 選択 2単位 3年春学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 認知科学における考え方、知見を
【授業の目的】 教育の歴史は数百年をはるかに超
紹介し、実験手法や認知科学の応用の能力を養
えるものであるが、40年ほど前からそれまでの
う。
古典的な教育形態に変化が生じてきた。工学の
【 テ キ ス ト 】 特に指定しない
導入である。さらに、ここ10年ほどの情報工学、
【評価の方法】 試験を重視するが、出席回数も考
通信技術の発展、インターネットの普及等によ
り、21世紀の教育が大きく変わろうとしている。
慮する。
本講義では、どのように工学や情報通信技術が
【授業計画】
教育に導入されてきたか、に始まり、ネットワ
1.導入
ークを利用した協調学習、教育へのマルチメデ
2.思考a
ィアを用いた遠隔講義などについて学習し教育
3.思考s
と情報の関わりについて理解することを目的と
4.思考d
5.思考f
する。
【 テ キ ス ト 】「教育情報工学 1」
6.思考g
7.記憶a
8.記憶s
情
報
工
学
科
岡本敏雄 編著 森北出版
【評価の方法】 出席、レポート、試験
【授業計画】
9.記憶d
1.教育工学の歴史と進展
10.記憶f
2.デジタル社会と教育
11.言語a
3.教育実践研究の方法論
12.言語s
4.情報化社会の学校の意義
13.言語d
5.コンピュータの教育分野への応用
14.言語f
6.教育情報システムについて
15.期末試験
7.教育情報処理、情報分析
8.成績評価関数、 SP表分析、IRS分析
9.インターネットの教育形態
10.ネットワークとグループ学習1
11.ネットワークとグループ学習2
12.通信衛生による遠隔教育
13.E−ラーニング
14.情報教育
15.試験
【備 考】
【備 考】
− 482 −
情
報
工
学
科
C3−28
C3−29
手 話 Ⅲ
手 話 Ⅳ
(Sign Language Ⅲ)
(Sign Language Ⅳ)
長谷川 洋
長谷川 洋
情報工学科 選択 1単位 3年春学期
情報工学科 選択 1単位 3年秋学期
【授業の目的】
【授業の目的】
a手話とろう者をとりまく現状について理解す
a手話とろう者をとりまく現状について理解す
る。
る。
s手話によるコミュニケーション能力を向上さ
s手話によるコミュニケーション能力を向上さ
せる。
せる。
【評価の方法】
【評価の方法】
1.出席日数
1.出席日数
2.レポート
2.レポート
【授業計画】
情
報
工
学
科
【授業計画】
1.手話の社会言語学
1.手話言語学
2.手話実技(生い立ち)
2.手話実技(文化)
3.
〃 3.
〃 4.
〃 4.
〃 5.手話実技(将来)
5.
〃 6.
〃 6.対照分析
7.
〃 7.
〃 8.手話実技(信条)
8.
〃 9.
〃 9.
〃 10.
〃 10.
〃 11.手話実技(議論)
11.翻訳 12.
〃 12.
〃 13.
〃 13.
〃 14.手話実技(まとめ)
14.
〃 15.テスト 15.テスト 【備 考】
本科目を履修するには予め「手話
【備 考】
Ⅱ」を履修していることが必要です。
情
報
工
学
科
本科目を履修するには予め「手話
Ⅲ」を履修していることが必要です。
授業計画は、変更される可能性がある。
授業計画は、変更される可能性がある。
− 483 −
C3−30
C3−31
ゼ ミ Ⅲ
ゼ ミ Ⅳ
(Seminar Ⅲ)
(Seminar Ⅳ)
情報工学科全教員
情報工学科全教員
情報工学科 必修 1単位 3年春学期
情報工学科 必修 1単位 3年秋学期
「どのよ
【授業の目的】 この科目は、卒業研究で、
【授業の目的】 この科目は「卒業研究」の前のセ
うな問題に取り組むのか」
「取り組みたいのか」
ミナーに配置している。各研究室で行う卒業研
を明確にするために問題を提起する。現在、各
究に無理なく移行できるように研究の準備(テ
研究室で行われている卒業研究の情報を提供す
ーマの決定や基礎知識の習得など)を行う科目
である。授業内容は、各研究室で異なる。
ると共に、各研究室で実施できるテーマを解説
する。なお、各研究室で行っている卒業研究は
【 テ キ ス ト 】 第1回講議で指示する。
オムニバス形式で担当教員が解説する。
【評価の方法】 第1回講議で指示する。
【 テ キ ス ト 】 なし、テーマ(研究室)ごとに資
【 授 業 計 画 】 第1回講議で指示する。
料を配布する。
【評価の方法】 出席とレポートで総合的に評価す
る。
【 授 業 計 画 】 講議の第1回目は履修に関するオ
リエンテーションである。これからのテーマと
担当教員などを提示する。
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
【備 考】
この授業の最後で所属する研究室
【備 考】
の希望調査と決定を行う。
どの研究室に所属するかは、7月
中に申請と決定を行う。掲示に注意すること。
− 484 −
C3−32
情報活用ボランティアⅠ
(Info-utilization Volunteer Ⅰ)
片山茂友、青木 収
情報工学科 選択 1単位 3年春・秋学期
入先とも予想以上に好評で、コミュニケーショ
【授業の目的】 情報活用ボランティアを担当教員
の指導のもとに行う。内容は、小学校、中学校、
ン技術や情報技術面において大きな教育効果が
高等学校、福祉施設、教育委員会、研修センタ
認められる。また、
「本活動を通して得るものが
ーなどで情報活用の支援や情報システムの開発
あったか」の問に対し、95%活動者が収穫があ
など、情報に関する活動にボランティアとして
ったと答えている。また、8割の卒業生が必修
補助的に参加する。
で良いと答えていることを考えると引き続き必
修としたいところであるが、学生数の増大に伴
本活動のねらいは、主に次の5項目である。
a ボランティア精神の涵養
い十分な対応が出来ないことが考えられたので
21世紀の社会では、老人介護の問題や社会的
選択とした。しかし、教職免許を取得しようと
弱者への対応は、避けて通れない問題であり、
いう者は準必修扱いとしているので、必ず履修
「21世紀に活躍する技術者はどのような素養を持
すること。
っているべきか」という間の答として出てきた
【実施方法】
基本的には学科が公募し、学内ネットワーク
ものである。
s 「個」の確立
のボランティアのWebページ(依頼内容、活動
場所などを掲載)に公開し、それを参考にして
情報ネットワーク社会では「個」の確立、す
情
報
工
学
科
なわち、自分は何をやりたいのか、何が出きる
活動先を決定する。活動は2人1組を基本とし、
のか、生きることの意味をきちんと把握するこ
受入先には諸君達が各自出向き、活動内容につ
とが大切である。
いて交渉に当たる。毎週1日(6時間程度)を
d コミュニケーション能力の養成
活動日にあてるが、夏季休暇中にまとめて行っ
相手の要求を正確に把握し、それに対する適
ても良い。活動内容については本人の自主性に
格な対応が出来るようにすることは、情報シス
任せる。活動内容を月1回程度の割合で提出し
テム開発に携わる技術者にとって非常に重要な
てもらい、学期の終了時に最終報告書を提出し、
能力である。それを疑似体験を通して養成する。
活動報告会を行って終了となる。
f これまで学んだ情報技術の実践
なお、本科目の他に情報活用ボランティアⅡ
があるが、Ⅱは基本的には、1年間継続して行
この2年間に学んだ情報技術に関する知識を
う人のために用意されている。
実践に移す機会となる。その結果をもとに履修
計画の修正が出来る。
g 創造的人材の育成
ボランティア先では様々な創意工夫が要求さ
れることが良そうされる。小・中学校では如何
に分かり易く教えるか、福祉関係では、障害に
【備 考】
高校普通教科「情報」の免許を取
合わせた様々なインターフェースの開発などで
得する場合には、指定科目となっているので必
ある。
ず履修すること。
これまでの結果では、活動した学生諸君、受
− 485 −
情
報
工
学
科
C3−33
C3−34
情報活用ボランティアⅡ
情 報 と 職 業
(Info-utilization Volunteer Ⅱ)
(Information and Occupation)
片山茂友、青木 収
初澤 實
情報工学科 選択 1単位 3年秋学期
情報工学科 選択 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 情報活用ボランティアⅠと同じ内
【授業の目的】
容になっているが、この科目は、基本的には1
a 情報処理技術者に必要とされる一般常識の理解
年間継続して活動する人のために用意されてい
s 情報化社会に巣立っていく時の
る。
・心構え
・どんな技術が要求されているのか
などを考える「ヒント」を与える。
【 テ キ ス ト 】 開講時に指示する。
【評価の方法】 基準を優先度の高い順に
a 出席…原則として遅刻、欠席は認めない。
s 期末テスト結果
d 授業途中での提出物
として総合的に評価する。
【授業計画】
1.成績評価基準等のガイダンス
2.情報とは?
3.職業とは?
情
報
工
学
科
4.情報と職業の接点
5.企業内情報処理の歩み
6.情報化社会の現状
7.①ソフトウェア開発
8.②ハードウェア販売とシステム販売
9.③保守サービス販売
10.業務とプログラム
11.プログラム・ドキュメンテーション
12.①システム設計書(構造化分析手法)
13.②フローチャート
14.インターネットと情報化社会
15.期末テスト
【備 考】
【備 考】
ります。
− 486 −
授業計画は、変更される場合があ
情
報
工
学
科
C3−35
情 報 工 学 実 験 Ⅰ
(Experiment of Computer and lnformation
Engineering Ⅰ)
片山茂友.樺澤康夫・石川真佐男
情報工学科 選必 2単位 3年春学期
【授業の目的】 この科目は、情報工学実験Ⅱと連
続した科目構成となっており、また、システム
分析実験Ⅰ、同Ⅱとの選択となっている。本実
験では、情報工学実験Ⅱで製作するライントレ
ースロボットのハードウェアとソフトウェアの
基本的な事項について実験を通して理解し、ロ
ボットを設計・製作するための知識を習得する。
【評価の方法】 レポートと口頭試問
【授業計画】
1.情報工学実験導入の準備と電子回路製作実習
2.トランジスタのスイッチング特性の測定実験
3.各種デジタルICの基本特性の測定実験
4.デジタルICの応用回路の動作特性実験
5.オペアンプ回路の動作特性実験
6.ボードコンピュータの基礎
7.ボードコンピュータによるパルスの発生とス
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
テッピングモータの駆動
8.センサー回路と回路デバッグ
9.センサー回路とコンピュータ入力
10.パルス幅変調とモータ制御
11.アナログ入出力
12.リアルタイムシステムの基礎
【備 考】
− 487 −
C3−36
情 報 工 学 実 験 Ⅱ
(Experiment of Computer and lnformation Engineering Ⅱ)
樺澤康夫・片山茂友・石川真佐男
情報工学科 選必 2単位 3年秋学期
12.予備走行テスト(ステージ3まで)と改善
【授業の目的】 情報工学実験ⅠおよびⅡとシステ
ム分析実験ⅠおよびⅡは、どちらかを選択して
13.システムの最終調整
履修しなければならない。
14.競技会
15.予備日(最終報告書提出期限)
これらの実験は、一連の実験の最後に位置づ
けされており、それまでに学んだ事項を自ら統
合整理し、実際的な応用に適用できる能力を養
成することを目的とする。
情報工学実験では、ハードウェア技術の伴う
応用に重点をおいている。各自のアイディアに
よるマイコン応用システムの設計・ハードウェ
ア製作・プログラミング・テスト・デバッグお
よび評価までを行う。課題は、自立走行型のロ
ボットの開発とし、最後に競技会を実施し成果
を競う。
【評価の方法】 出欠、実験報告書、作業報告書、
プロジェクト計画書、プロジェクト最終報告書、
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
グループ内における活動状況、予備走行テスト
および競技会における成績により総合的に評価
する。
【 テ キ ス ト 】 なし。ただし、学内ネットワーク
のWebページに各種教材資料を公開する。
【授業計画】
1.ガイダンス、課題及び目標 予備実験
2.設計法、回路素子、開発環境の説明
基本部品配布 予備実験
3.概念設計、基本設計、プロジェクト計画
4.ハードウェア設計/ソフトウェア設計
5.システム製作とデバッグa
a 4から9までのスケジュール
は、班毎に詳細な計画を立てること。スケジュ
ール管理を行うこと。
s 学内LANのURL
http://192.168.183.2/kabasawa/jikken/に教材
資料を保存してある。
d 当科目を履修するためには、
「情報工学実
験Ⅰ」の単位を修得しておく必要がある。
【備 考】
6.システム製作とデバッグs
7.システム製作とデバッグd
8.システム製作とデバッグf
9.システム製作とデバッグg
10.予備走行テスト(ステージ1)と改善
11.予備走行テスト(ステージ3まで)と改善
− 488 −
C3−37
C3−38
システム分析実験Ⅰ
システム分析実験Ⅱ
(Experimentations on System Analysis Ⅰ)
(Experimentations on System Analysis Ⅱ)
辻村・神林・石川(孝)・大木・椋田
辻村・神林・石川(孝)・大木・椋田
情報工学科 選必 2単位 3年春学期
情報工学科 選必 2単位 3年秋学期
【授業の目的】 情報システム、管理システム、制
【授業の目的】 情報システム、管理システム、制
御システム、通信システムなどに対して要求さ
御システム、通信システムなどに対して要求さ
れるシステム要件を分析し、設計・実現・評価
れるシステム要件を分析し、設計・実現・評価
する能力は、ソフトウェア技術者にとって必要
する能力は、ソフトウェア技術者にとって必要
不可欠である。ここでは、システム分析から評
不可欠である。ここでは、システム分析から評
価にいたるソフトウェアの開発プロセスで必要
価にいたるソフトウェアの開発プロセスで必要
な技能を、実験演習を通して身に付けることを
な技能を、実験演習を通して身に付けることを
目的としている。
目的としている。
【 テ キ ス ト 】 必要に応じて資料を配布する。
【 テ キ ス ト 】 必要に応じて資料を配布する。
【評価の方法】 開発計画書、設計仕様書、及びシ
【評価の方法】 開発したシステムの使用達成度と
ステムのプロトタイプに対する評価と、平常点、
プレゼンテーションに対する評価と、平常点、
出席により総合的に評価する。
出席により総合的に評価する。
【授業計画】
情
報
工
学
科
【授業計画】
1.チーム編成と課題の選定
1.開発計画書及び設計仕様書のレビュー
2.開発計画書の作成
2.システムの製作
3.設計仕様書の作成
3.開発したシステムの評価
4.システムのプロトタイプの製作と評価
4.開発したシステムのプレゼンテーション
【備 考】
「ソフトウェア工学Ⅰ」を必ず履
【備 考】
当科目を履修するためには、シス
修すること。
テム分析実験Ⅰの単位を取得している必要があ
指定図書:伊藤潔他、
「ソフトウェア工学演習」
る。
オーム社
− 489 −
情
報
工
学
科
C4−1
C4−2
応 用 解 析 学 Ⅰ
応 用 解 析 学 Ⅱ
(Applied analysis Ⅰ)
(Applied analysis Ⅱ)
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
情報工学科 選択 2単位 4年秋学期
【授業の目的】 関数解析的な取り扱いを学びなが
【授業の目的】 理工科系の学問において多岐にわ
ら、同時に基本的な三角級数と積分変換論の学
たって必要とされる2つの題材を学習目的にお
習を積み重ねたい。また、応用として偏微分方
く、ひとつはベクトル解析であり、ベクトル
程式や積分方程式を取り扱えるようにする。境
場・スキー場、重要な積分公式について学ぶ。
界値問題などではグラフィックなどを利用して
もうひとつは、自動制御理論あるいは微分方程
の考察もしたい。
式の解法で重要なラプラス変換である。初等関
【 テ キ ス ト 】 開講時に指定する。
数のラプラス変換から学習をはじめ、主要なラ
【評価の方法】 原則として試験による。
プラス変換の性質を調べる。線形方程式・積分
方程式への応用も目的意識に置く。
【授業計画】
情
報
工
学
科
1.ガイダンス
【 テ キ ス ト 】 開講時に指定する。
2.ノルムと内積
【評価の方法】 原則として試験による。
3.正規直交系
【授業計画】
4.三角級数
1.ガイダンス
5.フーリエの定理
2.空間のベクトル・ベクトルの演算
6.フーリエ余弦・正弦級数
3.内積・外積およびその微分
7.偏微分方程式Ⅰ
4.ベクトル場(微分・発散・回転)
8.偏微分方程式Ⅱ
5.線積分・グリーンの定理・面積分
9.フーリエ変換
6.ガウスの発散定理・空間の線微分
10.反転公式
7.ストークスの定理
11.偏微分方程式Ⅲ
8.ラプラス変換の定義
12.積分方程式Ⅰ
9.初等関数のラプラス変換
13.積分方程式Ⅱ
10.移動法則・微分法則
14.グラフ表現
11.ラプラス逆変換
15.期末試験
12.定数係数線形方程式の解法
13.単位関数・合成績
14.積分方程式の解法
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
− 490 −
情
報
工
学
科
C4−3
C4−4
機能設計・演習
ヒューマンインタフェ−ス
(Logic Function Design and Practice)
(Human Interface)
青木 収
磯野 春雄
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
【授業の目的】 近年EDA(Electronics Design
【授業の目的】 人間と機械(コンピュータ)との
Automation)技術の進歩により、ディジタル回
適合を図るために、人間の生理的特性、形態的
路設計は大きく変貌した。この科目では、最新
特性、さらには視聴覚心理特性、特に認知科学
の機能を備えたCADソフトウェアを使用して
的特性を考慮してシステムや製品を設計してい
論理回路設計をHDL(Hardware description
くためのヒューマンインタフェースの考え方の
Language)によって行い、設計した回路をチッ
プに実装することで実践的な回路設計技術を習
得する。また、最終的にマイクロプロセッサを
基礎と応用を実例を交えながら学ぶ。
【 テ キ ス ト 】 適宜プリントを配布する。
PLDチップに実装し、機械語プログラムによ
【評価の方法】 レポート課題。
って動作を確認することを通じて、マイクロプ
【授業計画】
ロセッサの内部構造から動作原理までを幅広く
1.ヒューマンインタフェースとは
理解することを目的とする。
2.ハードウエアとインタフェースa
【 テ キ ス ト 】 オンラインテキスト
3.ハードウエアとインタフェースs
【評価の方法】 毎回の課題レポートおよび試験
4.人間とコンピューターの対話方法
【授業計画】
5.人間の視聴覚特性、触覚特性
1.回路設計技術の変遷
6.認知科学、認知工学の基礎
2.CADソフトウェアの概要、CPLD/FPGAの
情
報
工
学
科
7.バリアフリーの人間工学
発展
8.VDT作業におけるインタフェース
3.CADを用いた回路図ベースの設計
9.ヒューマン・エラー
4.HDLによる組合せ論理回路の設計
5.条件分岐回路の設計
10.疲労・ストレスの評価
6.カウンタ回路の設計とシミュレーション
11.デザインとユーザビリティ評価
7.32ビットバイナリカウンタの設計とチップへ
12.ユニバーサルデザイン
の実装
13.人間中心設計
8.HDLによる設計1(CPU機能回路設計)
14.ヒューマンインタフェースのトピックス
9.HDLによる設計2(ステートマシン)
15.まとめ
10.HDLによるシーケンサの設計
11.複雑なシーケンサの設計
【 参 考 図 書 】 「ヒューマンインタフェース」
田村 博編 オーム社
12.8ビットオリジナルCPUの構築
13.オリジナルCPUの改造(命令追加の実践)
14.最終課題設計制作
15.試験
【備 考】
【備 考】 ビデオも利用する。
− 491 −
情
報
工
学
科
C4−5
C4−6
システム工学
知 識 工 学
(Systems Engineering)
(Introduction to Knowlege Engineering)
伊原征治郎
辻村 泰寛
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
【授業の目的】 システム工学は、さまざまなシス
【授業の目的】 知識工学に関する基礎からツール、
テムに共通する有用な思考法と、数理的技法か
応用までについて学ぶ。基本的な知識表現とし
ら成る。この講義は、システム思考の具体的な
て、意味ネットワーク、フレーム、述語論理、
方法と、主な数理的技法の基礎を習得すること
ルール、あいまい性など、知識の表現、利用に
を目標として行う。
欠かせない表現モデルを中心に、その概要と表
【 テ キ ス ト 】 プリント
現方法、推論方法、推論制御、システムについ
【評価の方法】 期末試験
【授業計画】
1.概略と要点
て、基本知識から応用までについて概観する。
【 テ キ ス ト 】 適宜プリントを配布する。
【評価の方法】 小テスト、レポート、および出席
回数による。
2.システム工学の成り立ち
3.システムの基本概念a−構造、同形性
情
報
工
学
科
【授業計画】
4.システムの基本概念s−成長、変化
1.人工知能と知識工学
5.静的モデルの数理
2.知識と表現
6.動的モデルの数理
3.意味ネットワークa
7.システムシミュレーション
4.意味ネットワークs
8.最適化技法
5.フレーム型知識表現a
9.経済性解析
6.フレーム型知識表現s
10.システムの評価
7.総合演習 a
11.技術予測と創造の技法
8.ルールによる知識表現a
12.システムの信頼性
9.ルールによる知識表現s
13.不確実性の扱い
10.述語論理による知識表現a
14.システム工学の新しい展開
11.述語論理による知識表現s
15.試験
12.あいまいな知識の表現a
13.あいまいな知識の表現s
14.総合演習 s
15.知識工学の応用例
【備 考】
【備 考】
− 492 −
情
報
工
学
科
C4−7
C4−8
情報システム管理工学
人 工 知 能
(Information System Management)
(Artificial Intelligence)
(火曜3限)
辻村 泰寛
石川 孝
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
【授業の目的】 情報システム管理者は、情報シス
【授業の目的】 この授業は人工知能(AI:Artifical
テム基盤を企画・構築・運用する業務に従事す
Inteligence)の基礎的な要素技術を、Java言語に
るもので、システム利用者に対して安定的にサ
よるプログラミングを通して学ぶことを目的と
ービスを提供し、ニーズに応じたシステムの改
している。逆に、AIの基本アルゴリズムをJava
善を行わなければならない。本講義では、情報
プログラムで実現することにより、Java言語の
システム管理に関わる主な業務について概観す
実際的な使い方を習得する。
ることで、情報システム管理者としての基本的
【 テ キ ス ト 】 新谷虎松、Javaによる知能プログ
な知識を学ぶ。
ラミング入門、コロナ社(¥2,600円+税、CD-
【 テ キ ス ト 】 適宜プリントを配布する。
ROM付)
【評価の方法】 小テスト、レポート、および出席
【評価の方法】 課題の評価、期末試験、出席など
回数による。
【授業計画】
情
報
工
学
科
で総合的に評価する。
【授業計画】
1.情報システムとシステム管理
1.Java言語の基礎(ガイダンス)
2.システム管理計画
2.探索アルゴリズム a
3.システム管理a
3.探索アルゴリズム s
4.システム管理s
4.探索アルゴリズム演習
5.資源管理
5.パターン照合
6.障害管理
6.知識表現 a
7.総合演習a
7.知識表現 s
8.セキュリティ管理
8.知識表現演習
9.性能管理
9.ルールベースシステム a
10.システム保守
10.ルールベースシステム s
11.システム移行
11.ルールベースシステム演習
12.システム評価
12.プランニング
13.システム利用者への対応
13.プランニング演習
14.総合演習s
14.エージェントと意思決定
15.まとめ
15.期末試験
【備 考】
【備 考】
aJava言語の初心者も受講可能で
ある。 s3年生も受講可能である(ただし定
員70名で4年生を優先する。
) d授業は第1演
習室を使用する。
− 493 −
情
報
工
学
科
C4−9
C4−10
情報メディア工学
ロ ボ ッ ト 工 学
(Robotics)
(Information Medea Technology)
小林 哲二
藤野 充平
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
【授業の目的】 情報メディアを構成する技術につ
【授業の目的】 ロボットが産業分野で広く利用さ
いて、ディジタル画像処理、応用、およびソフ
れるようになった。今後も、工学技術の進歩に
トウェアによる作成技術などについて、講義と
よってロボットの実用化がさらに進むと考えら
共にコンピュータ実習を行って修得する。
れる。このような時代背景を考慮して、ロボッ
【評価の方法】 試験および授業受講状況
ト工学の基礎となるマニピュレータの機構学と
【授業計画】
動力学を中心に学び、理解を深める。
1.情報メディアの概要
【 テ キ ス ト 】 「基礎ロボット工学」小川鑛一・
2.ディジタル画像基礎理論a
加藤了三共著 東京電機大学出版局
3.ディジタル画像基礎理論s
【評価の方法】 レポート提出、および、出席回数
4.画像解析a
を考慮する。
5.画像解析s
情
報
工
学
科
【授業計画】
6.画像認識a
1.ロボット工学概論
7.画像認識s
2.ロボットの要素、機構
8.画像データベース
3.コンピュータによるロボット制御の話
9.画像と音声の応用a
4.エレクトロニクスとセンサ
10.画像と音声の応用s
5.アクチュエータについて
11.バーコードと二次元コード
6.マニピュレータに関する制御
12.知的ソフトウェア a
7.マニピュレータの運動学
13.知的ソフトウェア s
8.マニピュレータの数学的表現
14.情報メディアと社会
9.その他
15.期末試験
動力学
位置制御と力の制御
学習制御の話
【備 考】 この科目の履修者は、
「オペレーテ
ィングシステム」
、
「情報ネットワーク工学」
、お
【備 考】
よび「情報処理ソフトウェア」をすべて履修済
みか、またはそれと同等以上の基礎知識を有す
ることが望ましい。
− 494 −
演習などを重視して、ロボット工
学の基礎を学習する。
情
報
工
学
科
C4−11
C4−12
CAD製図
電気工学通論
(Outline of Electric Engineering)
(CAD Drawing)
大嶋 健次
湯本 修介
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
【授業の目的】 図面は情報伝達手段として重要な
【授業の目的】 電子工学を含む広義の「電気工学」
ものである。ここでは、製図の基礎を学習し、
は、工学のあらゆる分野に深くかかわり、それ
その後、AUTO−CADにより図面を作成する方
らの進展に大きな影響を及ぼしている。
法を学ぶ。これにより、CADを利用するうえで
従って、特に工学の学習を志すものには、電
の基礎知識を身につけることを目的とする。
気工学の基礎の習得は必須であり、原理を中心
【 テ キ ス ト 】 プリント
に電気がどのようなしくみで応用されているか
【評価の方法】 作成した図面で評価する。
理解が得られる。
【 テ キ ス ト 】 「電気電子工学概論」酒井善雄著
【授業計画】
丸善
1.製図の基礎Ⅰ(JIS規格、図面の概要、図面の
【評価の方法】 試験を重視する。
書き方)
2.製図の基礎Ⅱ(三角法)
【授業計画】
3.CAD基本命令操作Ⅰ(CAD基本操作と基本オ
1.電気の性質とは
ブジェクトを描く)
2.直流回路の基礎
4.CAD基本命令操作Ⅱ(オブジェクトスナップ、
3.電流の熱作用と電力
図面編集)
4.磁気と静電気
5.CAD基本命令操作Ⅲ(画層、線種、寸法記入、
情
報
工
学
科
5.交流回路の基礎
文字入力)
6.交流の性質
6.CAD基本命令操作Ⅳ(図面操作、図面の書き
7.交流のベクトル表示
方)
8.単相回路
7.ボルト・ナット図面
9.三相回路
8.パッキン押さえ見取り図面
10.変圧器の基礎
9.フランジ継ぎ手見取り図
11.電動機の基礎
10.平歯車部品図
12.試 験
11.方形導波管・フランジ部品図面
12.ロータリスイッチ図面
13.トランジスタ増幅回路接続図
14.ディジタル集積回路接続図
15.シーケンス制御回路接続図
【備 考】
【備 考】 適宜プリントを配付する。
− 495 −
情
報
工
学
科
C4−13
機械工学通論
(Introduction to Mechanical Engineering)
黒須 茂
情報工学科 選択 2単位 4年春学期
【授業の目的】 機械工学はあらゆる工業の基礎を
なすものであり、他の工業分野にも密接に関係
している。本講義では機械に関する各種の現象
を理解し、機械工学の一般知識を履修する。
【 テ キ ス ト 】 「機械工学概説」機械工学概説編
集委員会 編著 ㈱学献社
【評価の方法】 試験を重視するが、出席回数も考
慮する。
【授業計画】
1.機械と機械工学
2.機械要素a−結合要素、動力伝達要素
3.機械要素s−運動制御要素、流体関係要素
機構学a −リンク機構a
4.機構学s −リンク機構s、歯車機構
5.材料力学a−応力とひずみa
6.材料力学s−応力とひずみs、安全率
情
報
工
学
科
機械材料a−金属材料の組織と性質a
7.機械材料s−金属材料の組織と性質s
金属材料の熱処理
8.熱力学a −熱と温度、熱と仕事、熱力学の
第一法則
9.熱力学s −気体の性質、熱力学の第二法則、
ガスサイクル
10.熱機関 −熱機関の種類と概要
11.流体工学a−流体の種類・性質、静力学
12.流体工学s−連続の式、ベルヌーイの定理、
層流と乱流
13.流体機械 −流体機械の種類と概要
14.機械工作 −機械工作法の種類と概要
15.期末試験
【備 考】
授業計画は、変更される場合があ
ります。
− 496 −
情
報
工
学
科
C4−14
卒
業
研
究
(Bachelor’
s Thesis)
情報工学科全教員
情報工学科 必修 8単位 4年通年
【授業の目的】 各研究室で設定あるいは学生との
ディスカッションにより決まった課題に対して、
これまでの勉学のすべてを結集して自主的に取
り組むものである。教員の指導のもとに理論、
実験、ソフトウェア開発、ハードウェア設計・
化、支援環境についての研究。
○丹羽研究室〔情報ネットワーク研究室〕:情
報通信ネットワークに関する研究、マルチメ
ディアを用いた情報伝達に関する研究。
試作、文献調査等の具体的な課題を通して研究
○山地研究室:3Dグラフィックスを利用した、
室の研究活動の一端を担い、研究の手法を学ぶ
人工生命、遺伝的アルゴリズム等のシミュー
と同時に、論文作成や卒業研究の発表を通して
レーションおよびビジュアライゼーション
コミュニケーション能力の養成を目的としてい
(視覚化)に関する研究、バーチャルリアリテ
ィにおける衝突検出の手法に関する研究
る。
○石川研究室〔知的エージェント研究室〕:知
研究室名と研究テーマを示すと、
○坂本研究室〔情報アーキテクチャ研究室〕:
的エージェントの実現と応用を目的とした、
並列・分散高次システムの理論構築とその実
エージェントプログラミング、InterMediator
現。
エージェント、サッカーエージェント、Web
○片山研究室〔ヒューマンインタフェース研究
室〕:コンピュータ支援学習システムにおけ
情
報
工
学
科
リエージェントシステムと組織活動のモデル
る入力デバイスおよび提示技術に関する研究。
教材データベース、レスキューロボットなど
に関する研究。
○矢部研究室〔通信処理研究室〕:インターネ
障害者と福祉機器あるいはコンピュータとの
ット通信技術の理論と応用、ホームネットワ
インタフェースに関する研究。
ークの構築技術、高速通信ネットワークの構
○樺澤研究室〔多元情報研究室Ⅰ〕:空気力学
築技術
的シミュレーションによる音声合成、音声波
○青木研究室〔ネットワーク応用研究室〕:ネ
からの階調パラメータの抽出へのニューロコ
ットワークを利用した教育支援環境に関する
ンピューティングの応用、ウェーブレット変
研究、ネットワークを利用した各種周辺機器、
換の聴覚情報処理への応用。
ネットワークリソースの遠隔操作に関する研
○小林研究室〔情報通信処理応用研究室〕:コ
ンピュータ画像処理、情報通信システムの構
究。
○磯野研究室〔人間情報メディア研究室〕:情
報メディアの最終受容系である人間の視聴覚
成と安全性、マルチメディア応用技術。
○椋田研究室〔情報システム研究室〕:意味付
特性や情報受容特性、感性情報処理、情報デ
けされたデータベースによる自動組版システ
ィスプレイの評価など、人間と情報メディア
ムの開発、インターネット環境での教育用シ
に関する基礎と応用の研究。
ミュレータとSDモデリング教材の開発、プ
○神林研究室〔計算言語論研究室〕:プログラ
ログラミング教育の方法と教材の研究。介助
ミング言語一般に関する理論的研究。わかり
支援する機器の開発。
やすく誤りの少ないプログラミング言語、プ
○大木研究室〔ソフトウェア工学研究室〕:ポ
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ログラミング方法論、仕様記述言語の研究。
情
報
工
学
科
C4−15
○神力研究室〔無線情報工学研究室〕:レーダ
および無線通信ネットワークにおける符号化
技術の研究。
○新藤研究室〔多元情報研究室Ⅱ〕:3次元C
Gの描画速度制御方式の研究、3次元形状モ
デルの形状簡略化法と画像品質評価に関する
研究、マルチメディア型OSの構造に関する
研究。
○辻村研究室〔計算知能化研究室〕:共生型進
化計算論とそのPCクラスタによる分散処理
技術の開発、遺伝的プログラミングによる人
工知能の実現、進化計算論を用いた時間指定
付き配送計画、進化計算論を用いた高信頼化
ソフトウェア設計技術の開発。
情
報
工
学
科
情
報
工
学
科
【備 考】
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