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金融市場ウィークリー

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金融市場ウィークリー
金融市場ウィークリー
2015 年 5 月 22 日号
[経済・金融市場動向]
◆ 金融市場見通し・内外経済指標
来週にかけての金融市場は、金利上昇の一服感が継
続し、米長期金利は低下含み。株は日米とも上値が
重い。為替市場はドル高が一旦ペース調整
[トピックス]
◆ 2015・16年度内外経済見通し(2015年5月改訂)
世界経済は一旦減速したが、4~6月期以降は持ち直
しへ。日本経済は「トリプルメリット」による押し
上げ効果もあり、2015年度の成長率は+1.8%に上昇
✣[目次]✣
今週の注目チャート ···················································· 1
Ⅰ.経済・金融市場動向 ················································ 3
金融市場見通し·································································· 3
金融市場レビュー ································································ 4
内外経済指標の解説と予測 ························································ 5
Ⅱ.トピックス ························································ 9
2015・16年度内外経済見通し ······················································ 9
Ⅲ.参考資料 ························································· 11
今週・来週の主要経済指標 ······················································· 11
月次・四半期のスケジュール ····················································· 13
今週の金融市場の動き ··························································· 16
最新リポート一覧 ······························································· 17
〰〰 マーケット時流潮流 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
6月はOPEC総会とイラン問題の行方にも注目
調査本部本部長代理 長谷川克之
3月中旬を底に原油価格が持ち直している。上昇率は約4割と小さくないが、それでも昨年半ばと
比べれば半値近い水準にあり、当社が新著「激震 原油安経済」(日本経済新聞出版社)で示した
構造に著変はない。
春先以降の価格回復の背景には需給面と金融面での要因があろう。需給面では、米国でのシェー
ルオイルを中心とした原油の生産調整への期待が、金融面では、原油価格と表裏一体の関係にある
ドル高の一服が効いている。今後の価格推移を占う上ではこうした要因の帰趨を見極めることが必
要だが、来月はOPEC総会(6/5)での減産合意の有無と、イラン核開発問題の最終合意(6月末期限)
並びに同国原油の輸出再開の行方が重要な鍵を握ることになる。
OPEC総会では減産合意には至らず、昨秋同様に、盟主サウジアラビアを中心としたOPECの価格支
配力の喪失を再度印象付けることになるのではないか。筆者が今週意見交換をしたサウジアラビア
のエコノミストも減産には否定的な見方であった。サウジアラビアの政府予算では100ドル/バレル以
上の原油価格が前提とされているものの、原油安に対する切迫感はないと言う。
一方、イラン問題の行方は予断を許さない。確認埋蔵量では原油で世界第4位、天然ガスで第1位
とされるイランへの経済制裁が解除され、輸出再開に目処が立てば、需給悪化懸念に伴う価格急落
も考えられる。他方、イランの台頭がサウジアラビアの反発を招き、両国の関係緊張が地政学リス
クを煽る展開もない訳ではない。
何れにせよ、中東を巡る動向が原油、ひいては金融市場の攪乱要因となる可能性には注意したい。
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
~今週の注目チャート~
【 日米独CDSプレミアムの推移 】
日本のCDSプレミアム低下は一服
(bp)
80
70
60
日本
50
40
米国
30
20
ドイツ
10
1
3
5
7
9
11
1
3
5
(月)
(※)5年物CDS
(資料)Datastream
【解説】日本の財政リスクに対する市場の見方を示すCDSプレミアムは、昨年 11 月の消費増税先送り決定
後に大きく上昇した。年初以降低下基調が続いてきたが、4 月後半以降やや上昇しつつある。政府が夏場に
かけ策定する財政健全化計画への関心が高まっていることが要因と考えられる。海外投資家の日本国債買い
越しが増加する中、日本国債市場は財政要因に反応しやすくなっている可能性があり、留意が必要だ。
【 欧米投資家の日本株へのスタンス 】
年初来見直しが進んだ日本株
10
(%)
9
8
7
6
5
09/1
09/7
10/1
10/7
11/1
11/7
12/1
12/7
13/1
13/7
14/1
14/7
15/1
(年/月)
(注)日本株の投資比率を引き上げると回答した投資家の比率。
(資料)ロイター国際分散投資戦略調査より、みずほ総合研究所作成
【解説】トムソン・ロイターによる欧米投資家へのアンケート調査によれば、2015 年に入ってから日本株の
運用比率を引き上げる傾向が見られている。2013 年にアベノミクスを好感した日本株の見直し買いが加速し
たが、2014 年には一服していた。今年度も業績改善傾向が鮮明でグローバルに比較して割高感に乏しいこと
や株主還元策の強化といった日本企業の変化を好感し、再び日本株への資金流入が進んでいるようだ。
^
1
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
【 米国の利上げ期待 】
市場では 12 月以降の利上げを予想
(利上げの織り込み度合い、%)
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
FOMCの日付
2015/6/17
7/29
9/17
10/28
12/16
2016/1/27
3/16
4/27 (年/月/日)
(注)FF 金利先物市場に織り込まれた米国の利上げ確率。各 FOMC 時点で FF 金利が 0.25%超に利上げされている確率を試算したもの。
(資料) CME
【解説】米国の利上げ期待が為替相場を左右する状況が続いている。寒波の影響等から米国の経済指標が弱
含み、それが利上げ期待を後退させてドル高を抑制するという構図だ。さらにドル高は米国経済の下押し圧
力であることから、ドル高自体がドル高を抑制する一因になっている面もある。市場では 12 月時点で漸く利
上げ確率が 50%を越えると予想しており、当面はドル高が抑制されやすい相場になることが示唆される。
【 新興国市場の概況 】
新興国株の上昇トレンドが足元で一服
新興国株
110
(MSCIエマージング株価指数、左目盛)
105
98
100
100
95
102
名目実効ドルレート
104
(対新興国通貨、右逆目盛)
85
106
80
108
75
14/8
14/10
14/12
15/2
15/4
110
(年/月)
←→新興国通貨安 (ドル高)
90
新興国通貨高 (ドル安)
(2014/8/1=100)
96
(2014/8/1=100)
(注)直近値は、2015/5/21 の実績。直近週の名目実効ドルレートは、みずほ総合研究所。それ以前は FRB の公表値。
(資料)Datastream
【解説】新興国株の上昇トレンドに足元で一服感が見られる。新興国株が再び上値の重い展開となっている
根底には、新興国経済の減速に対する懸念がある。4 月まで株価が上昇していたのも、米景気の回復や新興
国の通貨安が新興国経済の下支えになるとの期待が減速懸念を弱めていたためだと考えられる。しかし、米
景気に対する慎重な見方が増えて以降、新興国株は調整リスクが意識されやすくなっていると見られる。
2
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
Ⅰ.経済・金融市場動向
~金融市場見通し~
金融政策への期待は下支
今週はドイツや米国で金利上昇が一服し、さらにECBによる5月~6月
えであるものの、米国をは
のQE規模拡大やFRBの利上げ時期の後ずれへの期待から、金融市場は
じめ世界経済の先行きへ
落ち着きを取り戻した。一方、米国の経済指標は4月以降も強弱入り混じり、
の不透明感は残存
中国の景気下振れ懸念も高まる中で世界経済の先行きには不透明感が燻っ
ている。来週以降も金融政策への期待が下支えとなり、投資家心理が改善
した状況は継続すると予想されるが、世界経済への警戒感を払しょくする
材料には乏しく、金融市場の重荷となるだろう。
米国の経済指標は改善が
今晩以降、米国の経済指標では、4月のCPI(5/22)や耐久財受注(5/26)
、
見られるも先行きの景気
新築住宅販売件数(5/26)等が発表される予定だ。CPIは前月比で緩や
の方向感を定めるには至
かに上昇すると予想されるが、利上げが急がれないという期待は維持され
らず
るだろう。耐久財受注は、コア資本財で前月比小幅に増加し、ドル高によ
る下押しからの持ち直しが見られると見込む。新築住宅販売件数は前月か
ら改善すると予想する。
日本では、4月の消費者物価(5/29)が発表される予定だ。消費増税の影
響を除いた物価は前年比0%まで低下すると見込まれる。夏場にかけてはマ
イナス圏まで低下すると予想され、日銀の物価見通しの下振れリスクは大
きいだろう。
米 10 年国債利回りは低下
米国の10年国債利回りは、景気持ち直しへの慎重な見方もあり、低下含
含み、日本の長期金利は概
みの推移を予想する。日本の長期金利は、低下圧力はあるものの、景気回
ね横ばい
復期待も高まっており、概ね横這い圏で推移すると見込まれる。米株は最
日米株とも最高値圏にて
高値圏に戻しており、割高感も意識され上値の重い推移を予想する。日本
もみ合い
株は企業決算の発表が終わり、今期の企業業績の改善傾向が鮮明化し先高
観が根強いが、過熱感も相応にあり上昇ペースは鈍化するだろう。
為替相場はドル高一服
為替相場では低下含みの米国の長期金利を受けて、対ドル・ユーロとも
(大塚理恵子)
に今週進んだドル高が一旦一服すると予想する。
【 来週の予想 】
項目
内外金利
内外株式
為 替
予想レンジ
USD LIBOR 3カ月(%)
米10年国債(%)
円 TIBOR 3カ月(%)
10年国債(%)
ダウ平均(ドル)
NASDAQ総合指数(ポイント)
日経平均(円)
TOPIX(ポイント)
円/ドル
ドル/ユーロ
円/ユーロ
3
0.275
2.05
0.16
0.37
18,000
5,000
19,800
1,610
119.0
1.090
132.0
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
0.295
2.25
0.18
0.47
18,500
5,150
20,600
1,670
122.5
1.135
137.0
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
~金融市場レビュー~
<内外金利動向>
先週末以降の米 10 年国債利回りは、4 月の住宅着工件数(5/19)の大幅
日米 10 年国債利回りはも
増を受け一時 2.3%台に上昇したが、4 月 FOMC 議事録(5/20)後 2.1%台に
みあい推移
低下した。FOMC 議事録では多くの参加者が 6 月の利上げが難しいと考えて
いることが明らかとなり、早期利上げ観測が後退した。独長期金利の上昇
一服も金利低下要因と考えられる。日本の 10 年国債利回りは、予想を上回
る 1~3 月期実質GDP(5/20)や株価上昇を受け、週後半にかけ 0.4%台
前半にやや上昇している。日銀金融政策決定会合(5/21・22)では、金融
政策が据え置かれる一方、景気判断は個人消費、住宅投資の判断が引き上
げられた。
<内外株式動向>
(野口雄裕)
先週末以降の米株式相場は上昇した。ドイツや米国の長期金利の低下を
米株は金利上昇一服や利
受け、金利上昇に対する警戒感が和らいだ。4 月の FOMC 議事録(5/20)で
上げが急がれないとの期
6 月の利上げの可能性が低いことが確認されたことも安心材料となり、ダウ
待から上昇。日本株は上
平均株価や S&P500 指数は最高値を更新する展開となった。一方、高値では
振れたGDPも好材料に
割高感が意識され、上値の重さも見られた。日本株は上昇した。米株高や
円安進行が好材料となり、上昇基調を強めた。1~3 月期の実質GDP成長
率(5/20)が市場予想を上回り景気回復への期待が高まったことも追い風
となり、日経平均株価は年初来高値を更新した。週末にかけては、短期的
な過熱感も意識され、上昇ペースは鈍化した。
<為替動向>
(大塚理恵子)
為替相場は今週に入って再びドル高方向に推移している。ドル円相場は、
再びドル高方向に動き出
4 月の米住宅着工(5/19)が市場の予想を上回る増加であったことなどから
すも、週後半は一服
ドル高が進み、先週末に 1 ドル=119 円台前半であったドル円レートは週央
に 121 円台半ばまで上昇した。ユーロドル相場についても、米国の住宅着
工を受けて米国の長期金利が上昇するとドル高ユーロ安が進み、週半ばに
は 1 ユーロ=1.11 ドルをつける展開となっている。クーレECB理事の債
券購入前倒し発言や独ZEW景気期待指数の低下(5/19)もユーロ安に作
用した。しかし、その後は 4 月の米中古住宅販売(5/21)が減少するなど
(井上淳)
米経済指標のばらつきが意識され、ドル高に歯止めがかかった。
<新興・資源国動向>
新興国市場では、今週、中国株が大きく値を上げている。鉄道等のイン
中国株が持ち直すも、
フラ投資計画(5/18、発展改革委員会)の承認や、製造業の高度化のため
新興国市場では総じて
)の公表が株価を押し上げたと
の 10 カ年行動計画(5/19、
「中国製造 2025」
株高トレンドが一服
見られる。中国株は 5 月に入ってからの下落を取り戻したが、その他の新
興国株については今週も上値の重い展開が続いている。4 月末に利上げを実
施したブラジルでも 5 月上旬から株価の持ち直しが止まっており、今週に
入ってからも株価は下落基調が続いている。為替は、米金利の上昇などか
ら再びドル高地合いとなり、ユーロ安の影響を受ける中東欧通貨を中心に、
新興国通貨の対ドルレートは小幅ながら軒並み減価している。 (井上淳)
4
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
~内外経済指標の解説と予測~
<国 内>
実質GDPは 2 四半期連
1~3月期の実質GDP(1次速報)(5/20)は、前期比+0.6%(年率
+2.4%)と2四半期連続のプラス成長となった。燃料輸入の増加が成長率
続でプラス成長
を押し下げたが、個人消費や輸出が回復基調を維持し、設備投資も小幅な
がら4四半期ぶりのプラスとなった。在庫投資のプラス寄与は今後の調整圧
力として注意が必要だが、総じてみれば今回の結果は個人消費、設備投資
の回復が確認される内容だったと評価できる。
機械受注は 2 カ月ぶりに
増加
3月の機械受注統計(船舶・電力を除く民需)(5/18)は、前月比+2.9%
(2月同▲1.4%)と2カ月ぶりに増加した。製造業ではパルプ・紙・紙加工
品や化学工業などを中心に受注が増加し、非製造業では、卸売業・小売業、
運輸業・郵便業など幅広い業種からの受注が増加した。また、1~3月期は
前期比+6.3%と10~12月期(同+0.7%)から伸びが高まる結果となった。
4~6月期の内閣府見通しでは、4四半期ぶりの減少(同▲7.4%)が見込ま
れているが、設備投資の基調としては内外需の回復とともに持ち直し傾向
が続くだろう。
来週は貿易統計や商業動態統計などが発表される。
貿易収支は 2 カ月ぶりの
赤字
4月の貿易統計(5/25)は、輸出金額が前年比+5.1%(3月同+8.5%)、
輸入金額が同▲4.7%(3月同▲14.5%)、貿易収支が▲1,977億円と予測す
る。3月に高い伸びを示した欧米向けを中心に輸出に一服感が生じるもの
の、輸入の前年比マイナスが続き、貿易収支の赤字幅は前年比縮小すると
みられる。なお、季節調整値でみた貿易収支は、輸入価格下落に歯止めが
かかりつつあるなか輸入数量が持ち直したとみられることから、再び赤字
に転じる見込みである。
消費関連指標は緩やかに
回復
4月の小売業販売額(5/28)は前年比+4.3%(3月同▲9.7%)、大型小
売店販売額は同+9.3%(3月同▲13.0%)と予測する。また、4月の実質消
費支出(5/29)は全世帯が前年比+2.9%(3月同▲10.6%)、勤労者世帯
が同+4.6%(3月同▲11.0%)と予測する。駆け込み需要の反動減などに
【 輸出入額の推移 】
【 小売業販売額の推移 】
(前年比、%)
(前年比、%)
予測
6
30
輸入
25
予測
4
20
2
15
10
0
5
▲2
0
その他
自動車
織物・衣服・身の回り品
▲4
▲5
▲6
▲ 10
輸出
▲ 15
▲8
▲ 20
2013
燃料
飲食料品
各種商品
2014
▲ 10
2015(年)
14/07
(注)2015年4月はみずほ総合研究所による予測値。
(資料)財務省「貿易統計」よりみずほ総合研究所作成
14/09
14/11
15/01
15/03
(注)2015年4月はみずほ総合研究所による予測値。
(資料)財務省「貿易統計」よりみずほ総合研究所作成
5
(年/月)
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
より前年の水準が低かった影響から、家電製品などの耐久財を中心に前年
比大幅なプラスとなった模様である。実質消費支出(全世帯)は13カ月ぶ
りの前年比プラスを予想する。
4 月の雇用関連指標(5/29)は有効求人倍率が 1.14 倍(3 月 1.15 倍)、
有効求人倍率は低下、失業
失業率が 3.4%(3 月 3.4%)と予測する。非製造業を中心に労働需給のひ
率は横ばい
っ迫が続いており、雇用環境は改善傾向にある。もっとも、このところ製
造業などで新規求人数の動きにやや足踏み感がみられたことから、有効求
人倍率は前月から小幅に低下すると予想する。
住宅着工は前月の反動か
ら前月比マイナス
4月の住宅着工戸数(5/29)は年率90.9万戸(季節調整値、3月同92.0万
戸)と予測する。持家は増税後の落ち込みからの持ち直しが続いており、6
カ月連続の増加を予想する。貸家は、相続税対策による需要が下支えして
いるとみられるものの、前月に大幅に増加した反動もあり、減少を見込ん
でいる。住宅着工戸数全体では前月比マイナスになるとみられる。
3 カ月ぶりの増産
4月の鉱工業生産指数(5/29)は前月比+0.3%(3月同▲0.8%)と予測
する。輸送機械や鉄鋼などが在庫調整のために減産する一方、はん用・生
産用・業務用機械や電子部品・デバイスなどが増産し、生産指数は前月比
小幅のプラスとなる見通しである。
全国コアCPIの前年比
4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)
(5/29)
プラス幅は前月から大幅
は前年比+0.3%(3月同+2.2%)、5月の東京都区部コアCPI(中旬速
に縮小
報値)は同+0.1%(4月同+0.4%)と予測する。消費増税の影響一巡や燃
料費調整制度を通じた電気代の値下げなどを背景に、4月の全国コアCPI
は前年比上昇幅が大きく縮小する見込みである。なお、消費税率引き上げ
時に経過措置の対象であった一部品目については2014年5月から増税分が
反映されたため、4月時点では増税による押し上げの影響が一部残ることと
なる(コアCPIの押し上げ幅:2015年4月+0.3%Pt)。5月の東京都区部
コアCPIは、昨年5月の水準が高かったことも影響し、前年比上昇幅が縮
小する見通しである。
(川口亮)
【 鉱工業生産指数の推移 】
【 消費者物価指数の推移 】
(前月比、%)
3.5
4
3.0
鉱工業
生産指数
3
2.5
予測
2
食料(酒類・生鮮食品除く)
米国基準コアCPI
2.0
化学
1
1.5
0
1.0
エネルギー
消
費
増
税
の
影
響
予測
0.5
▲1
一般
機械
情報通信機械
▲2
輸送機械
0.0
その他
▲ 0.5
電子部品・
デバイス
▲3
▲4
コアCPI
(前年比、%)
5
▲ 1.0
(消費増税の影響を除く)
13/1 13/4 13/7 13/10 14/1 14/4 14/7 14/10 15/1 15/4
14/6
14/7
14/8
14/9
14/10 14/11 14/12
15/1
15/2
15/3
(注)1.2015年4月は、みずほ総合研究所による予測値。
2.「一般機械」は「はん用・生産用・業務用機械工業」を指す。
(資料)経済産業省「鉱工業指数」よりみずほ総合研究所作成
(年/月)
(注)1.2015年4月はみずほ総合研究所予測値。
2.消費増税の影響は、全ての課税対象品目が増税分だけ上昇した場合に想定
される物価上昇幅(+2.0%Pt)。ただし、2014年4月は経過措置の対象となった一部の
品目について旧税率が適用されたため、+1.7%Pt押し上げられる計算。
(資料)総務省「消費者物価指数」より、みずほ総合研究所作成
15/4
(年/月)
6
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
<海 外(米国)>
先週末以降発表された経済指標は、総じて 4~6 月期の経済が徐々に持ち
直しに向かっていることを示した。
住宅関連指標は概ね良好
住宅関連指標は概ね良好な結果となった。4 月の住宅着工件数(5/19)は
大きく増加し、悪天候の影響ははく落した模様だ。先行指標となる着工許
可も増加した。中古住宅販売(5/21)は前月比減少したが、回復基調は崩
れていないと見られる。来週の新築販売(5/26)は良好な結果となろう。
製造業部門の指標は、悪
製造業部門の指標は総じて緩やかな持ち直しを示す結果となった。4 月の
化の一服から緩やかな改
鉱工業生産指数(5/15)は前月比で低下した。3 か月前比でみれば、下押し
善に向かっていることを
の大部分は寒波で暖房需要が一時的に盛り上がった反動によるものだ。非
示唆
エネルギー部門を見ると、減産には一服感がある。来週発表となる 4 月の
耐久財受注(5/26)では、コア資本財(国防及び航空関連を除く資本財)
受注が小幅な増加を示すと見込む。
5 月の連銀製造業業況指数(ニューヨーク:5/15、フィラデルフィア:5/21)
は、両指数とも製造業業況の緩やかな改善を示した。
1~3 月期の実質GDPは
マイナス成長になる公算
来週発表となる 1~3 月期の実質GDP成長率(暫定値、5/29)では、外
需や在庫投資の下方修正により、1~3 月期はマイナス成長となったことが
示される公算だ。
FOMC 議事録では、多くの
5 月 20 日に発表された 4 月 FOMC 議事録では、6 月利上げの可能性につい
参加者が 6 月の利上げが
て、多くの参加者がその可能性は排除しないものの、利上げ判断に足る十
難しいと考えていること
分な確証が得られないだろうと考えていることが明らかとなった。また、
が明らかに
足元の景気の弱さは一時的との意見と共に、ドル高や原油安が持続的な下
押し圧力となっているのではないかとの懸念が示された。物価については、
複数の参加者が足元の底堅さを指摘している。今晩発表の 4 月のコア
CPI(5/22)は前月比緩やかな上昇を予想する。
【 住宅着工・着工許可件数 】
(山崎亮)
【 鉱工業生産指数 】
^
(3か月前比年率、%)
(年率、千件)
10
1,200
油田・ガス田掘削関連
非エネルギー部門
エネルギー部門
鉱工業生産指数
住宅着工許可件数
1,100
原油安の悪影響は
続いているが、
非エネルギー部門
の減産には一服感
5
1,000
0
900
住宅着工件数
悪天候により落ち込んだが、
天候の回復と共に持ち直し
800
2013/10 2014/1
2014/4
2014/7 2014/10 2015/1
エネルギー部門の下押しは一時的なもの
▲5
2014/04
2015/4
(年/月)
2014/07
2014/10
2015/01
2015/04
(年/月)
(資料)FRBより、みずほ総合研究所作成
(資料)米国商務省より、みずほ総合研究所作成
7
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
<海 外(欧州)>
今週発表された経済指標は、ユーロ圏景気が 4~6 月期入り後も回復を続
けていることを示した。
ユーロ圏輸出は改善傾向
3 月のユーロ圏域外輸出(国際収支統計の財・サービス輸出、5/21)は、前
月比+0.1%(2 月同+0.7%)と 2 カ月連続で増加した。仕向地別にみると(貿
易統計の財輸出、5/19)、EU向け(同+0.3%)や米国向け(同+2.3%)に加
え、中国向け(同+2.4%)や南米・アフリカ向け(同+6.1%)が増加するな
ど、新興国向け輸出の減少にも歯止めがかかりつつあるようだ。
企業業況は 5 月も改善
5 月のユーロ圏合成PMI(5/21)は 53.4 となった。4 月(53.9)から低下
したが、4・5 月平均(53.7)は 1~3 月期(53.3)並みの水準を維持し、4~6
月期も 1~3 月期と同程度の緩やかな景気回復が続いていると判断される。
国別にみると、5 月のドイツ合成PMIは 52.8 と 2 カ月連続で大幅に低下
した。輸出受注が盛り上がりを欠いていることが低下の一因であり、夏場
にかけての輸出改善は緩やかなテンポに留まりそうだ。但し、PMIの水
準はドイツ景気の底堅さを示している。5 月のフランス合成PMIは 51.0
と前月から反発した。1~3 月期ほどの勢いはないものの、4~6 月期もフラ
ンス景気の回復基調は維持されているとみられる。
ECB理事会の議事要旨(4/14・15 分)には大きな注目点はなかった。理
事会メンバーは、資産買取プログラムによる好影響を確認し、また、買取
が順調に進んでいることに合意した。こうした中、金融政策や買取プログ
ラムの条件を変更する必要はないとの結論に至った。
来週は、欧州委員会の景気サーベイなどが発表される。また、報道によ
ると、G7(主要7カ国財務大臣・中銀総裁会議)ではギリシャ情勢が討議
される模様である。但し、この討議を理由にギリシャ情勢が進展すること
(松本惇)
は見込めないだろう。
【 ユーロ圏仕向地別輸出 】
10.0
【 ユーロ圏・主要国合成PMI 】
(%)
58
(Pt)
3月には新興国向けも反発
8.0
56
6.0
54
拡
張 52
4.0
←
2.0
景 50
気
48
0.0
→
縮
小 46
▲ 2.0
▲ 4.0
2015年2月前月比
2015年3月前月比
EU
米国
南米
中国
44
2013/5
ドイツ
NIEs・ アフリカ
ASEAN
(資料) Eurostat より、みずほ総合研究所作成
14/5
フランス
ユーロ圏
15/5
(年/月)
(資料)Markit より、みずほ総合研究所作成
8
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
Ⅱ.トピックス
~2015・16 年度内外経済見通し(2015 年 5 月改訂)~
世界経済は一旦減速した
2015 年 1~3 月期の世界経済は一旦減速した。米国が天候要因等によって
が、4~6 月期以降は持ち
大幅に減速したほか、中国経済の減速基調が続き、世界経済の足を引っ張
直しへ
った。また、中国を除くアジア各国の景気も米国の低成長を受けた輸出の
鈍化から総じて減速地合いとなり、欧米による制裁の継続や油価下落の影
響からロシアはマイナス成長に転じた。
4~6 月期以降の世界経済は、米国の持ち直しやユーロ圏、日本などの回
復基調の持続によって徐々に拡大に転じていく見込みであるが、年初の減
速の影響もあることから、2015 年の世界経済成長率(みずほ総合研究所予
測対象の国・地域加重平均ベース)は、+3.2%と前年比でやや鈍化すると
予測した(図表)。2016 年については、先進国は緩やかな成長を続け、資源
国での原油安による下押し圧力が弱まるため、世界経済成長率は+3.6%に
高まる見通しである。米国は一旦減速したものの、今後は持ち直し、+2%
後半を中心とした拡大基調が続くであろう。日本は円安や原油安による恩
恵に加え、2016 年度は消費増税前の駆け込み需要の影響もあり、+1%台後
半から+2%の成長が続くと予測している。ユーロ圏は金融緩和や原油安の
効果を下支えに緩やかな成長を続けるであろう。新興国は世界経済に対す
るけん引力が乏しい状況が続くとみている。中国の成長鈍化基調が続くほ
か、2015 年のロシアやブラジルはマイナス成長を余儀なくされよう。
メインシナリオは世界経済の緩やかな回復だが、ドル高等による米景気
減速リスクや中国など新興国景気の下振れリスクは残存している。また、
ギリシャ問題や地政学的リスクも含め、金融市場の混乱や世界経済減速の
可能性には留意が必要であろう。特に、2015 年は米国が利上げを開始する
見込みであり、利上げに伴って長期金利の急上昇や株価急落、極端な新興
国からの資金流出などのショックが起きるリスクがあろう。
日本経済は、
「トリプルメ
2015 年度の日本経済は、①追加金融緩和(2014 年 10 月末決定)に伴う
リット」による押し上げ効
円安・株高、②緊急経済対策などの財政面からの支援、③4 割を超える大幅
果もあり、2015 年度の成
な原油安が景気の追い風になるだろう。4~6 月期は輸送機械や鉄鋼など一
長率は+1.8%に上昇
部業種での在庫調整が下押し要因として残るが、①~③の「トリプルメリ
ット」によって 2015 年度中の景気は徐々に拡大することが見込まれる。
2014 年 10 月末に決定された追加金融緩和がきっかけになり、為替相場で
は 10%以上の円安が進んだ。円安は輸出を促すとともに、上場企業の収益
改善を通じた株高によって富裕層などの消費底上げにも寄与する。円安・
株高による輸出や消費の押し上げ効果を総合すると、2015 年度の成長率は
約 0.2%ポイント押し上げられると試算される。
2014 年末に策定された緊急経済対策は、家計向け支援や企業向け支援が
盛り込まれ、国費ベースで総額 3.5 兆円の規模となった。内閣府による進
捗状況の調査(3 月末時点)によれば、既に多くの事業で事業者との契約締
結が完了しており(国が実施する事業は約 6 割、地方公共団体を経由する
9
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
事業は約 4 割)、2015 年の夏場にかけて経済対策の実施が進むと予想され
る。みずほ総合研究所では今回の経済対策による経済効果(実質GDP押
し上げ効果)
は約 0.4%ポイントに上り、
そのうち 0.2%ポイント程度が 2015
年度中に顕在化すると試算している。
また、原油価格が昨年前半の水準と比べて 4 割以上下落したことは、実
質的には産油国から日本へ年間 10 兆円弱の所得移転(原油・LNGの価格
低下による貿易赤字の削減効果)をもたらすと見込まれる。原油安はガソ
リン価格・電気料金などの低下を通じて、中小企業にも大きな収益改善効
果が及ぶ。幅広い企業に原油安の恩恵が届くことは、賃上げや設備投資拡
大の後押しにもなるだろう。原油安による 2015 年度の成長率押し上げ効果
は約 0.6%ポイントと試算される。
以上を総合すると、①追加金融緩和後の円安・株高、②財政面での景気
下支え、③原油安を合わせた「トリプルメリット」は、2015 年度の実質成
長率を 1%ポイント程度押し上げる計算になる。1~3 月期までの時点で、
原油安による貿易収支の大幅な改善やガソリン価格低下を通じた実質所得
の改善といった効果は現れている。2015 年度入り後は「トリプルメリット」
が個人消費や設備投資にも波及していくことで、経済の好循環が再び回り
始めるだろう。2015 年度の成長率は+1.8%に高まると予測している。
2016 年度は、経済が自律的な回復軌道を辿る中で、後半にかけて 2017 年
4 月の消費増税を前にした駆け込み需要の顕在化も見込まれる。個人消費や
住宅投資が高い伸びとなることで、2016 年度の成長率は+2.0%と 2 年連続
の高成長を予測している。
(武内浩二、徳田秀信)
※経済見通しの詳細は 2015 年 5 月 21 日公表の『2015・16 年度内外経済見通し』
をご覧ください。
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150521.pdf
【 図表 世界経済見通し総括表 】
(前年比、%)
暦年
2013年
2014年
2015年
2016年
(実績)
(実績)
(予測)
(予測)
(前年比、%)
2015年
2016年
(3月予測)
(%ポイント)
2015年
2016年
(3月予測からの修正幅)
3.3
3.3
3.2
3.6
3.3
3.6
▲ 0.1
日米ユーロ圏
1.1
1.5
1.9
2.2
2.1
2.2
▲ 0.2
米国
2.2
2.4
2.7
2.8
3.1
2.8
▲ 0.4
▲ 0.4
0.9
1.4
1.6
1.3
1.5
0.1
1.6
▲ 0.1
0.9
2.0
1.2
2.0
▲ 0.3
-
6.1
6.0
5.9
5.9
6.0
5.9
▲ 0.1
-
予測対象地域計
ユーロ圏
日本
アジア
-
0.1
-
0.1
中国
7.7
7.4
7.0
6.7
7.1
6.8
▲ 0.1
NIEs
2.9
3.3
3.0
3.1
3.2
3.1
▲ 0.2
ASEAN5
5.1
4.6
4.8
4.8
5.1
5.0
▲ 0.3
インド(2011年度基準)
6.4
7.2
7.6
7.9
7.6
7.9
-
-
(参考:2004年度基準)
-
4.7
5.2
5.6
5.9
5.6
5.9
-
オーストラリア
2.0
2.7
2.2
2.7
2.2
2.7
-
ブラジル
2.7
0.1
▲ 1.2
0.8
▲ 0.3
1.0
▲ 0.1
-
▲ 0.2
-
▲ 0.9
▲ 0.2
ロシア
1.3
0.6
▲ 4.0
0.5
▲ 4.5
0.5
0.5
日本(年度)
2.1
▲ 1.0
1.8
2.0
2.1
1.9
▲ 0.3
-
0.1
原油価格(WTI,$/bbl)
98
93
58
67
55
63
3
4
(注)予測対象地域計はIMFによる2012年GDPシェア(PPP)により計算。
(資料)IMF, みずほ総合研究所
10
金融市場ウィークリー
(2015 年 5 月 22 日号)
Ⅲ.参考資料
今週の主要経済指標
日 付
5/15(金) 米
経 済 指 標 等
今回実績
鉱工業生産指数(4月)
設備稼働率(4月)
前月比
▲0.3%
78.2%
前回実績
予想
±0.0% R
78.3% R
▲0.3%
78.6%
ミシガン大消費者信頼感指数(5月速報)
88.6
95.9
95.9
ニューヨーク連銀製造業業況指数(5月)
韓 金融政策決定会合
5/18(月) 日 設備稼働率(3月)
+3.1
+5.0
▲1.2
99.8
N.A.
101.0
第3次産業活動指数(3月)
前月比
▲1.0%
▲0.5% R
+0.4%
機械受注(3月)
[船舶・電力を除く民需]
前月比
前年比
+2.9%
+2.6%
+1.5% R
▲6.0%
▲1.4%
+5.9%
5/19(火) 日 5年利付国債入札:最高利回り 0.102%、 平均利回り 0.100%、 入札倍率 2.80倍
米
住宅着工件数(4月)
年率
113.5万件
101.5万件 R
94.4万件
114.3万件
106.4万件 R
年率
住宅着工許可件数(4月)
103.8万件
尼 金融政策決定会合
5/20(水) 日
GDP(1~3月期1次速報)
米 FOMC議事録(4/28・29)
5/21(木) 日 全産業活動指数(3月)
10~12月期
+0.3%
前期比
+0.6%
+0.4%
前月比
▲1.3%
▲0.4% R
+0.2%
49.1
49.3
4月確報
48.9
+6.7
+8.0
+7.5
中
HSBC製造業PMI(5月速報)
米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5月)
年率
中古住宅販売件数(4月)
失業保険新規申請件数(~5/16)
欧 ユーロ圏合成PMI(5月速報)
5/22(金) 日 日銀金融政策決定会合(21・22日)
504万件
523万件 R
521万件
274千人
270千人
264千人
53.4
53.9
53.9
日銀総裁定例記者会見
予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。R は改定値。
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、
泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア
11
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
来週の主要経済指標
日 付
5/22(金) 米
経 済 指 標 等
予 想
消費者物価指数(4月)
[食品・エネルギーを除く]
前月比
前月比
前 回
前々回
[±0.0%]
[+0.1%]
+0.2%
+0.2%
+0.2%
+0.2%
108.3
108.6
107.9
通関収支 原数値 [▲1,977億円]
前年比
[-]
[+5.1%]
輸出 前年比
[▲4.7%]
輸入 前年比
+2,274億円
+8.5%
▲14.5%
▲4,285億円
+2.5%
▲3.6%
イエレンFRB議長講演(プロビデンス)
独 ifo景況感指数(5月)
5/25(月) 日
貿易統計(4月)
日銀金融経済月報(5月)
米 メモリアルデー(米国休場)
5/26(火) 日 20年利付国債入札
米 耐久財受注(4月)
前月比
[▲0.5%]
+4.7%
▲3.5%
年率
[53.0万件]
48.1万件
54.3万件
[94.0]
95.2
101.4
前年比
+4.5%
+5.0%
+4.5%
前年比
前年比
[+9.3%]
[+4.3%]
▲13.0%
▲9.7%
+1.3%
▲1.7%
[270千人]
274千人
264千人
前月比
+1.0%
+1.1%
+3.6%
前月比
[+0.3%]
▲0.8%
▲3.1%
前年比
前年比
前年比
前年比
[+0.6%]
[+0.3%]
[+0.6%]
[+0.1%]
+2.3%
+2.2%
+0.7%
+0.4%
+2.2%
+2.0%
+2.3%
+2.2%
[3.4%]
3.4%
3.5%
[1.14倍]
1.15倍
1.15倍
前年比
[+2.9%]
▲10.6%
▲2.9%
季調済年率
[90.9万戸]
92.0万戸
90.5万戸
[90.0]
5月速報
88.6
4月確報
95.9
[▲0.8%]
1~3月期速報
+0.2%
10~12月期
+2.2%
新築住宅販売件数(4月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)
S&P/ケース・シラー住宅価格[20都市](3月)
2年国債入札
5/27(水) 日 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/30分)
米 5年国債入札
5/28(木) 日
大型小売店販売額[既存店](4月速報)
小売業販売額(4月速報)
2年利付国債入札
米 失業保険新規申請件数(~5/23)
中古住宅販売仮契約指数(4月)
7年国債入札
5/29(金) 日 鉱工業生産(4月速報)
消費者物価(4月全国)
[除・生鮮食品]
消費者物価(5月東京都区部)
[除・生鮮食品]
完全失業率(4月)
有効求人倍率(4月)
実質消費支出[全世帯](4月)
新設住宅着工戸数(4月)
米
ミシガン大消費者信頼感指数(5月確報)
GDP(1~3月期暫定)
前期比年率
予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、
泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア
12
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
5 月のスケジュール
国
1
内
消費者物価(3 月全国・4 月都区部)
新車販売台数(4 月),毎月勤労統計(3 月速報)
家計調査(3 月),労働力調査(3 月)
2
米
国 他
1 米 製造業ISM指数(4 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月確報)
2
3
憲法記念日(日本休場)
3
4
みどりの日(日本休場)
4 米 製造業新規受注(3 月)
5
こどもの日(日本休場)
6
振替休日(日本休場)
5 米 非製造業ISM指数(4 月)
貿易収支(3 月)
6 米 イエレンFRB議長講演(ワシントン D.C.)
労働生産性(1~3 月期暫定)
7
7
8
日銀金融政策決定会合議事要旨(4/7・8 分)
10 年物価連動国債入札
8 米 雇用統計(4 月)
9
9
10
10
11
11 英 英中銀金融政策委員会(8・11 日)
12 10 年利付国債入札
景気動向指数(3 月速報)
13 景気ウォッチャー調査(4 月)
国際収支(3 月速報)
14 マネーストック(4 月速報)
30 年利付国債入札
15 黒田日銀総裁講演(読売国際経済懇話会)
企業物価指数(4 月)
消費動向調査(4 月)
12 米 連邦財政収支(4 月)
3 年国債入札
13 米 小売売上高(4 月)
10 年国債入札
14 米 PPI(4 月)
30 年国債入札
15 米 鉱工業生産・設備稼働率(4 月)
ネット対米証券投資(3 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月速報)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(5 月)
16
17
16
17
18 機械受注統計(3 月),設備稼働率(3 月)
第 3 次産業活動指数(3 月)
19 5 年利付国債入札
18
20 GDP(1~3 月期 1 次速報)
20 米 FOMC 議事録(4/28・29)
21 全産業活動指数(3 月)
21 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5 月)
中古住宅販売件数(4 月)
景気先行指数(4 月)
22 独 ifo景況感指数(5 月)
米 イエレンFRB議長講演(プロビデンス)
CPI(4 月)
23
24
25 米 メモリアルデー(米国休場)
22 日銀金融政策決定会合(21・22 日)
日銀総裁定例記者会見
23
24
25 日銀金融経済月報(5 月)
貿易統計(4 月)
26 20 年利付国債入札
27 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/30 分)
内閣府月例経済報告(5 月)
28 商業動態統計(4 月速報)
2 年利付国債入札
29 鉱工業生産(4 月速報),住宅着工統計(4 月)
消費者物価(4 月全国・5 月都区部)
家計調査(4 月),労働力調査(4 月)
30
31
19 米 住宅着工・許可件数(4 月)
26 米 耐久財受注(4 月),新築住宅販売件数(4 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・3 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(5 月)
2 年国債入札
27 米 5 年国債入札
28 米 7 年国債入札
29 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月確報)
GDP(1~3 月期暫定)
企業収益(1~3 月期暫定),シカゴPMI指数(5 月)
30
31
*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ
13
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
6 月のスケジュール
国
1
2
内
法人企業統計調査(1~3 月期)
新車販売台数(5 月)
毎月勤労統計(4 月速報)
10 年利付国債入札
3
4
5
米
1
2
3
黒田日銀総裁挨拶
(2015 年国際コンファランス「金融政策:効果と実践」
)
30 年利付国債入札
景気動向指数(4 月速報)
4
5
国 他
米 製造業ISM指数(5 月)
個人所得・消費支出(4 月)
米 製造業新規受注(4 月)
欧 ECB政策理事会
米 非製造業ISM指数(5 月),貿易収支(4 月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
英 英中銀金融政策委員会(3・4 日)
米 労働生産性(1~3 月期改訂)
米 雇用統計(5 月)
6
6
7
7
8
GDP(1~3 月期 2 次速報)
景気ウォッチャー調査(5 月)
国際収支(4 月速報)
9 マネーストック(5 月速報)
消費動向調査(5 月)
10 機械受注統計(4 月),企業物価指数(5 月)
8
11 20 年利付国債入札
法人企業景気予測調査(4~6 月期)
12 設備稼働率(4 月)
第 3 次産業活動指数(4 月)
13
11 米 小売売上高(5 月)
30 年国債入札
12 米 PPI(5 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月速報)
13
14
14
15
16 5 年利付国債入札
15 米 鉱工業生産・設備稼働率(5 月)
ネット対米証券投資(4 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(6 月)
16 米 住宅着工・許可件数(5 月)
17 貿易統計(5 月)
17 米 FOMC(16・17 日)
18 40 年利付国債入札
18 米 CPI(5 月),
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(6 月)
経常収支(1~3 月期),景気先行指数(5 月)
19
19 日銀金融政策決定会合(18・19 日)
日銀総裁定例記者会見
全産業活動指数(4 月)
20
21
22 日銀金融経済月報(6 月)
23
24 日銀金融政策決定会合議事要旨(5/20・21 分)
25 2 年利付国債入札
26 消費者物価(5 月全国・6 月都区部)
家計調査(5 月),労働力調査(5 月)
27
28
29 鉱工業生産(5 月速報),商業動態統計(5 月速報)
資金循環統計(1~3 月期速報)
30 毎月勤労統計(5 月速報)
住宅着工統計(5 月)
9
米 3 年国債入札
10 米 連邦財政収支(5 月),10 年国債入札
20
21
22 米 中古住宅販売件数(5 月)
23 米 耐久財受注(5 月),新築住宅販売件数(5 月)
2 年国債入札
24 独 ifo景況感指数(6 月)
米 GDP(1~3 月期確定)
企業収益(1~3 月期改訂),5 年国債入札
25 米 個人所得・消費支出(5 月),7 年国債入札
26 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月確報)
27
28
29
30 米 S&Pケース・シラー住宅価格指数(20 都市・4 月)
シカゴPMI指数(6 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(6 月)
*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ
14
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
四半期スケジュール
7月
日 本 1
2
6
7
8
9
10
13
15
16
22
23
28
29
30
31
米 国 1
2
3
7
8
9
13
14
15
16
17
22
23
24
27
28
29
30
31
8月
新車販売台数(6 月)
日銀短観(6 月調査)
10 年利付国債入札
景気動向指数(5 月速報)
10 年物価連動国債入札
国際収支(5 月速報)
景気ウォッチャー調査(6 月)
マネーストック(6 月速報)
30 年利付国債入札
機械受注統計(5 月)
企業物価指数(6 月)
消費動向調査(6 月)
設備稼働率(5 月)
第 3 次産業活動指数(5 月)
日銀金融政策決定会合(14・15 日)
日銀総裁定例記者会見
日銀金融経済月報(7 月)
5 年利付国債入札
全産業活動指数(5 月)
20 年利付国債入札
貿易統計(6 月)
2 年利付国債入札
商業動態統計(6 月速報)
鉱工業生産(6 月速報)
消費者物価(6 月全国・7 月都区部)
家計調査(6 月)
労働力調査(6 月)
3
4
7
製造業ISM指数(6 月)
雇用統計(6 月)
非製造業ISM指数(6 月)
貿易収支(5 月)
米 3 年国債入札
FOMC 議事録(6/16・17)
米 10 年国債入札
米 30 年国債入札
連邦財政収支(6 月)
小売売上高(6 月)
鉱工業生産・設備稼働率(6 月)
PPI(6 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(7 月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(7 月)
CPI(6 月)
住宅着工・許可件数(6 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月速報)
中古住宅販売件数(6 月)
景気先行指数(6 月)
新築住宅販売件数(6 月)
耐久財受注(6 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・5 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(7 月)
米 2 年国債入札
FOMC(28・29 日)
米 5 年国債入札
GDP(4~6 月期速報)
米 7 年国債入札
雇用コスト指数(4~6 月期)
ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月確報)
シカゴPMI指数(7 月)
3
10
11
12
17
19
28
31
5
7
11
12
13
14
17
18
19
20
25
26
27
28
31
9月
新車販売台数(7 月)
毎月勤労統計(6 月速報)
日銀金融政策決定会合(6・7 日)
日銀総裁定例記者会見
国際収支(6 月速報)
日銀金融経済月報(8 月)
景気ウォッチャー調査(7 月)
マネーストック(7 月速報)
設備稼働率(6 月)
企業物価指数(7 月)
第 3 次産業活動指数(6 月)
GDP(4~6 月期 1 次速報)
全産業活動指数(6 月)
貿易統計(7 月)
商業動態統計(7 月速報)
消費者物価(7 月全国・8 月都区部)
家計調査(7 月)
労働力調査(7 月)
鉱工業生産(7 月速報)
1
8
9
10
11
15
16
17
25
30
個人所得・消費支出(6 月)
製造業ISM指数(7 月)
貿易収支(6 月)
非製造業ISM指数(7 月)
雇用統計(7 月)
労働生産性(4~6 月期暫定)
米 3 年国債入札
連邦財政収支(7 月)
米 10 年国債入札
小売売上高(7 月)
米 30 年国債入札
鉱工業生産・設備稼働率(7 月)
PPI(7 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月速報)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(8 月)
住宅着工・許可件数(7 月)
CPI(7 月)
FOMC 議事録(7/28・29)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(8 月)
中古住宅販売件数(7 月)
景気先行指数(7 月)
新築住宅販売件数(7 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数
(20 都市・6 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(8 月)
米 2 年国債入札
耐久財受注(7 月)
米 5 年国債入札
GDP(4~6 月期暫定)
企業収益(4~6 月期暫定)
米 7 年国債入札
ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月確報)
個人所得・消費支出(7 月)
シカゴPMI指数(8 月)
1
2
3
4
8
9
10
11
15
16
17
18
21
22
23
24
25
28
29
30
欧 州 9
英中銀金融政策委員会(8・9 日)
16 ECB政策理事会
6
英中銀金融政策委員会(5・6 日)
法人企業統計調査(4~6 月期)
新車販売台数(8 月)
毎月勤労統計(7 月速報)
GDP(4~6 月期 2 次速報)
国際収支(7 月速報)
マネーストック(8 月速報)
企業物価指数(8 月)
法人企業景気予測調査(7~9 月期)
日銀金融政策決定会合(14・15 日)
日銀総裁定例記者会見
日銀金融経済月報(9 月)
資金循環統計(4~6 月期速報)
貿易統計(8 月)
消費者物価(8 月全国・9 月都区部)
鉱工業生産(8 月速報)
商業動態統計(8 月速報)
毎月勤労統計(8 月速報)
製造業ISM指数(8 月)
労働生産性(4~6 月期改訂)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
貿易収支(7 月)
非製造業ISM指数(8 月)
雇用統計(8 月)
米 3 年国債入札
米 10 年国債入札
米 30 年国債入札
連邦財政収支(8 月)
PPI(8 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月速報)
鉱工業生産・設備稼働率(8 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(9 月)
小売売上高(8 月)
CPI(8 月)
FOMC(16・17 日)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(9 月)
住宅着工・許可件数(8 月)
経常収支(4~6 月期)
景気先行指数(8 月)
中古住宅販売件数(8 月)
米 2 年国債入札
米 5 年国債入札
新築住宅販売件数(8 月)
耐久財受注(8 月)
米 7 年国債入札
ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月確報)
GDP(4~6 月期確定)
企業収益(4~6 月期改訂)
個人所得・消費支出(8 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数
(20 都市・7 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(9 月)
シカゴPMI指数(9 月)
3 ECB政策理事会
10 英中銀金融政策委員会(9・10 日)
*印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕
15
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
今週の金融市場の動き
[海外金利]
5/14
ドルLIBOR 3M(%)
ユーロドル金先(Dec15)
5/15
5/18
5/19
5/20
5/21
5/22
前週末比
0.27600
0.27650
0.27600
0.28100
0.28350
0.28200
0.00550
99.460
99.460
99.440
99.420
99.425
99.435
▲ 0.025
米国債(10年、%)
2.230
2.142
2.234
2.289
2.248
2.190
0.047
スワップ金利(10年、%)
2.287
2.200
2.291
2.335
2.293
2.249
0.049
独国債(10年、%)
0.702
0.624
0.649
0.595
0.632
0.640
0.016
英国債(10年、%)
1.982
1.880
1.951
1.947
1.978
1.975
0.095
[内外株式]
5/14
ダウ平均(㌦)
S&P500指数
NASDAQ総合指数
日経平均(円)
TOPIX(Pt.)
5/15
5/18
5/19
5/20
5/21
5/22
前週末比
18,252.24
18,272.56
18,298.88
18,312.39
18,285.40
18,285.74
13.18
2,121.10
2,122.73
2,129.20
2,127.83
2,125.85
2,130.82
8.09
5,050.80
5,048.29
5,078.44
5,070.03
5,071.74
5,090.79
19,570.24
19,732.92
19,890.27
20,026.38
20,196.56
20,202.87
20,264.41
531.49
42.50
1,591.49
1,607.11
1,626.66
1,633.33
1,643.40
1,646.80
1,647.85
40.74
出来高(百万株)
2,574.84
2,548.73
2,764.96
2,584.23
2,570.91
2,524.98
2,074.80
▲ 473.93
売買代金(億円)
27,762.56
25,775.36
26,326.73
27,137.11
29,955.03
27,999.70
24,182.17
▲ 1,593.19
2,570.39
2,567.89
2,573.66
2,589.81
2,604.36
2,604.21
2,617.81
49.92
5/14
5/15
5/18
5/19
5/20
5/21
5/22
日経JASDAQ平均(円)
[円金利]
TIBOR 3カ月(%)
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
前週末比
0.00000
ユーロ円金先(Mar16)
99.845
99.845
99.855
99.855
99.855
99.855
99.850
0.005
新発国債(10年、%)
0.445
0.390
0.375
0.375
0.390
0.405
0.415
0.025
長国先物(Jun15)
146.80
147.27
147.40
147.38
147.32
147.24
147.17
▲ 0.100
スワップ金利(5年、%)
0.289
0.264
0.266
0.260
0.264
0.269
0.275
0.012
[為替]
5/14
5/15
5/18
5/19
5/20
5/21
5/22
前週末比
円/$
119.18
119.25
119.99
120.69
121.35
121.04
120.80
1.55
$/EUR
1.1410
1.1451
1.1315
1.1150
1.1094
1.1112
1.1160
▲ 0.0291
円/EUR
135.98
136.54
135.75
134.57
134.61
134.50
134.82
▲ 1.72
(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。
東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値。
米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。
日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。
TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。
新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。
金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。
独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。
為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 15:00 時点、出所:Bloomberg)
。
16
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
最新リポート一覧
<みずほインサイト>
2015 年 5 月 22 日 好調なユーロ圏の個人消費~雇用・財政・金融面からの追い風は続く~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu150522.pdf
2015 年 5 月 12 日 米財政運営の正常化は緩やかに~6 年ぶりの予算決議、財政規律に弛緩の兆し~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/us150512.pdf
2015 年 5 月 11 日 保守党勝利で注目される”Brexit”~英国総選挙の注目点(後編)~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu150511.pdf
2015 年 5 月 11 日 物価目標達成に向けた不確実性~量的・質的金融緩和の効果と副作用~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/mk150511.pdf
2015 年 5 月 8 日 消費税の設計シリーズ⑥~金融活動税(FAT)~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150508.pdf
<内外経済見通し>
2015 年 5 月 21 日 2015・16 年度 内外経済見通し
~世界経済は不安要素あるも、先進国中心に拡大へ~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150521.pdf
2014 年 10 月 2 日 内外経済の中期見通しと人口・地域の課題~みずほ総研が描く 2020 年の世界~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/urgency/report141002.pdf
執筆担当者
・市場調査部
武内浩二
野口雄裕
井上 淳
大塚理恵子
03-3591-1244
03-3591-1249
03-3591-1197
03-3591-1420
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
・欧米調査部
小野 亮
吉田健一郎
松本 惇
山崎 亮
03-3591-1219
03-3591-1265
03-3591-1199
03-3591-1289
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
・経済調査部
多田出健太
松浦大将
川口 亮
03-3591-1283
03-3591-1435
03-3591-1243
[email protected]
[email protected]
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本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証
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発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部
〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296
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金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 22 日号)
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