...

金融市場ウィークリー

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

金融市場ウィークリー
金融市場ウィークリー
2015 年 5 月 29 日号
[経済・金融市場動向]
◆ 金融市場見通し・内外経済指標
来週にかけての金融市場は、日米長期金利はもみ合
い、米株は上値重く、日本株は底堅い地合いを見込
む。ドル円は円安地合いだが、一旦スピード調整も
[トピックス]
◆ シェールオイルの生産調整と原油相場
原油相場は生産調整に対する期待からWTIが60ド
ル前後に持ち直した。但し、生産調整は一朝一夕に
は進まず、当面は上値の重い展開が予想される
◆ 好調なユーロ圏の個人消費
足元でユーロ圏の個人消費は好調である。今後につ
いては、雇用回復に加え、財政・金融面からの下支
え効果を背景に底堅い推移が続く見込み
✣[目次]✣
今週の注目チャート ···················································· 1
Ⅰ.経済・金融市場動向 ················································ 3
金融市場見通し·································································· 3
金融市場レビュー ································································ 4
内外経済指標の解説と予測 ························································ 5
Ⅱ.トピックス ························································ 8
シェールオイルの生産調整と原油相場 ·············································· 8
好調なユーロ圏の個人消費 ························································ 9
Ⅲ.参考資料 ························································· 11
今週・来週の主要経済指標 ······················································· 11
月次・四半期のスケジュール ····················································· 13
今週の金融市場の動き ··························································· 16
最新リポート一覧 ······························································· 17
〰〰 マーケット時流潮流 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
ギリシャ問題はまたも“Kick the can down the road”か
調査本部本部長代理 長谷川克之
ギリシャ支援を巡る財政協議が大詰めを迎えている。交渉が不調に終われば、5日に始まる計4回、
16億ユーロの来月のIMF向け返済が滞り、デフォルトを来すことになる。国の信用力を示すギリ
シャのソブリンCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)プレミアムは2,000ベーシスポイン
ト(bp)台の高値圏で推移している。
ギリシャは年金改革等の必要な構造改革策の受け入れに対して難色を示しており、ユーログルー
プ、IMF等の債権者としては中長期的な支援をコミットメントすることは難しい。一方で、事実
上のユーロ圏からの離脱に繋がりかねないデフォルトは回避したい。反EU政党が域内の随所で勢
力を伸ばしているだけに、欧州統合の流れに逆行する動きは是が非でも阻止したいところだろう。
ギリシャ問題は地政学的問題でもある。EU・ユーロ圏にとっては、ギリシャはトルコ、その先
の中東に対する防波堤でもある。ギリシャではトルコ経由での中東からの難民が増えており、テロ
リストによる偽装難民も危惧されている。EUも、ギリシャも現状の枠組みの下での協調体制を維
持したいと考えている。クレタ島スーダ湾にある空軍基地は米軍にとってもNATOにとっても戦略的
な要衝だ。チプラス・ギリシャ首相がプーチン・ロシア大統領に秋風を送っているだけに、デフォ
ルトに見舞われたギリシャがロシアの支援を仰ぐことを米国は警戒しているに違いない。
かくして、短期的な資金繰り支援による弥縫策が繰り返される公算が大きいのではないか。Kick
the can down the road(問題先送り)という訳だ。単なる時間稼ぎに過ぎず、本質的な問題解決には
ならないことは皆わかっている。そうだとすれば、彼の国が主導するインフラ銀行の融資ガバナン
スを批判する資格など、既存の国際機関にはなくなってくるようにも思えてくる。
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
~今週の注目チャート~
【 日銀政策委員の物価見通し 】
反対委員の物価見通しに差異
物価上昇率
展望レポート:2016年度
前半に2%に達する
白井委員:2016年度を中心と
する期間に2%に達する
2%
佐藤委員:2016年度前半
に2%程度が見通せる
木内委員:当面0%程度で推移し
その後かなり緩やかに上昇率を高
めていく
2016年度
2015年度
(資料)みずほ総合研究所作成
年度
【解説】4 月 30 日の金融政策決定会合では物価目標達成時期を「2015 年度を中心とする期間」から、
「2016
年度前半」に後ろ倒しした。展望レポートには佐藤、白井、木内委員が反対した。今週発表された議事要旨
によると、3 委員の物価見通しには差異があり、佐藤委員、白井委員が物価目標達成に時間を要するとの見
方を示す一方、木内委員は見通し期間内での物価目標達成は困難と見ているようだ。
【 TOPIX の業種別騰落率 】
5 月は出遅れていた業種と金融株の上昇が顕著
(%)
4月末時点の年初来騰落率
25.0
5月の騰落率(5月28日時点)
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
-5.0
5月の騰落率が高い
5月の騰落率が低い
(資料)NEEDS-Financial QUEST、Bloomberg
【解説】年初から 4 月までの日本株の上昇は、国内景気の回復期待の高まりを背景に医薬品や小売業、食料
品といった内需関連株と日銀の追加緩和期待から金融関連株がけん引した。一方、5 月は 4 月までにやや出
遅れていた鉄鋼や機械といった輸出業種の騰落率が、円安進行による業績改善期待もあり高い。内需関連株
は上昇ペースに一服感が見られるが、保険や銀行といった金融関連株は速い上昇ペースを維持している。
^
1
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
【 ドル円相場の推移 】
再び高まり始めたドル高圧力
(円/ドル)
円要因(2014/10末以降の累積)
ドル要因( 〃 )
ドル円
125
円
安
要
因
120
ド
ル
高
要
因
115
110
105
14/10
14/11
14/12
15/1
15/2
15/3
15/4
15/5
(年/月)
(注) ドル円(¥/$)=ドルの名目実効レート(X/$)÷円の名目実効レート(X/¥)をもとに算出。名目実効レートは、
それぞれ対円、対ドルを除く主要先進国通貨ベース。
(資料)Datastream、FRB
【解説】今週のドル円相場は、一時 2002 年 12 月以来の円安ドル高となる 1 ドル=124 円台半ばまで上昇し
た。年初から 3 月半ばにかけては、米国の利上げを睨みドル高圧力が高まりつつあったが、春先頃から米国
経済の先行きについて慎重な見方が増え始め、ドル高圧力の高まりも一服していた。しかし、経済指標から
米国経済の堅調さが再び確認できるようになり、足元ではドル高圧力が高まったと見られる。
【 新興国通貨と先進国通貨の対ドルレート 】
通貨安が落ち着いた新興国通貨
(2013/8/30=100)
名目実効ドルレート・対新興国通貨
(先週まではFRB公表値。今週は、みずほ総合研究所推計)
95
ド
ル
安
100
105
110
名目実効ドルレート・対主要先進国通貨
(先週まではFRB公表値。今週は、みずほ総合研究所推計)
115
ド
ル
高
120
125
13/8
13/10
13/12
14/2
14/4
14/6
14/8
14/10
14/12
15/2
15/4
(年/月)
(資料)FRB
【解説】小幅ながら今週はドルに対して概ね通貨安の展開となった新興国通貨だが、トレンドとしては底這
いでの推移を維持している。さらに、昨年半ばからの減価も先進国通貨より全体としては小幅なものにとど
まっていると見ることもできる。ただし、米国については年内利上げとの見方が根強く、新興国の減速懸念
も通貨安の材料になりやすい。新興国通貨が引き続き通貨安に傾きやすい状況にある点には留意が必要だ。
2
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
Ⅰ.経済・金融市場動向
~金融市場見通し~
米経済指標は概ね改善基
今週の金融市場では、ドル高が進行した。米国経済が年初のソフトパッ
調で利上げが意識されや
チ(一時的な軟調局面)から持ち直しているとの見方から、再び利上げが
すい地合いに
意識されやすくなっている。来週にかけても引き続き利上げに対する警戒
感は燻りそうである。今週末から来週にかけて発表される米国経済指標は、
1~3月期のGDP(5/29)がマイナス成長に下方修正される見込みである
ものの、4月以降の経済指標に関しては概ね景気の持ち直しを確認する内容
となることが見込まれる。
欧州では引き続きギリシ
欧州では、IMFへの融資返済期限(6/5)を控えて、今週以上にギリシ
ャ問題への懸念が高まる
ャ問題に対する懸念が高まる可能性がある。融資返済については延長の可
可能性
能性があるものの、ギリシャに関する報道に市場は徐々に神経質になって
おり、周辺国の金利上昇などにも留意が必要である。
G7では為替に関する発
言等に注目
足元のドル高円安進行で、米国や日本の政府内では為替に対する警戒感
が高まっているようである。今週末のG7(財務大臣・中央銀行総裁会議、
5/27~29)や来週末からのG7サミット(6/7・8)では、高官発言などを
通じて為替に対する警戒姿勢が示されるかが注目される。
日米長期金利はもみ合い、
米10年国債利回りは、景気持ち直しを示す経済指標が金利上昇要因とな
米株は上値重く、日本株は
る一方、ギリシャ問題への警戒感が金利上昇を抑制し、もみ合い推移とな
底堅い地合いを見込む
ろう。日本の金利は海外情勢にらみだが、底堅い日本株相場や入札が低下
を抑制し、動意の乏しい展開となろう。米国株は景気の持ち直しは好材料
だが、利上げへの警戒感から上値の重い展開を予想する。日本株は11連騰
で上昇疲れが出る可能性はあるが、円安による業績改善期待や海外からの
資金流入継続など相場環境は良好であり、底堅い地合いが続くであろう。
ドル円は円安地合いだが、
一旦スピード調整も
ドル円相場は、米利上げ観測を背景に円安地合いが継続する見込みであ
る。ただし、足元の円安進行はスピードが速いこともあり節目の1ドル=125
円に近づけば、一旦スピード調整が入ることもあろう。ユーロドルはギリ
シャ問題への懸念からユーロの上値が重い展開を予想する。 (武内浩二)
【 来週の予想 】
内外金利
内外株式
為 替
項目
USD LIBOR 3カ月(%)
米10年国債(%)
円 TIBOR 3カ月(%)
10年国債(%)
ダウ平均(ドル)
NASDAQ総合指数(ポイント)
日経平均(円)
TOPIX(ポイント)
円/ドル
ドル/ユーロ
円/ユーロ
3
予想レンジ
0.275
2.00
0.16
0.35
17,850
5,000
20,200
1,650
122.0
1.070
132.5
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
0.295
2.25
0.18
0.45
18,350
5,150
20,900
1,700
125.5
1.115
138.0
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
~金融市場レビュー~
<内外金利動向>
先週末以降の米 10 年国債利回りは 2.1%台に低下した。イエレン議長が
日米 10 年国債利回りは低
22 日に年内の利上げ開始の可能性を示唆する発言をしたことや、4 月のC
下
PI(5/22)上昇を受け、利上げ観測の高まりから 2 年債利回りは上昇し
た。一方、原油価格の低下やギリシャ情勢への警戒感等で長期ゾーンの利
回りは低下し、イールドカーブはフラットニングしている。独 10 年国債利
回りも 0.5%前半に低下した。日本の 10 年国債利回りは海外金利の低下を
受け低下したが、週後半にかけては株高、円安の進行を受けやや上昇する
動きも見られた。4 月の全国コアCPI(5/29)は消費増税の影響を除いた
ベースで前年比 0.0%と前月(+0.2%)から上昇幅が縮小した。
(野口雄裕)
<内外株式動向>
先週末以降の米株式相場はまちまちであった。ダウ平均株価は、予想以
米株は年内の利上げやド
上に上昇した 4 月のCPI(5/22)やイエレンFRB議長の発言により年
ル高への警戒感が高まり
内の利上げが意識され、またそれに伴い為替市場でドル高が進んだことが
下落。日本株は円安に伴
嫌気され、下落した。もっとも、ダウ平均株価が 18,000 ドルを下回ると押
う業績改善期待から上昇
し目買いが優勢となる場面も見られ、下値の堅さも確認された。NASDAQ 総
合指数は、ハイテク関連企業のM&Aに関する報道が好材料となり、小幅
に上昇した。日本株は上昇した。円安進行により輸出企業を中心に業績改
善期待が高まった。米国株が下落に転じた局面でも日本株は上昇基調を維
(大塚理恵子)
持し、日経平均株価は 1988 年以来の 11 営業日続伸となった。
<為替動向>
今週はドルが対円で急速に上昇し、一時 2002 年 12 月以来となる 1 ドル
ドル円相場が 1 ドル=124
=124 円台半ばまで円安ドル高が進んだ。先週前半までは 120 円前後の推移
円台半ばまで上昇
を維持していたドル円相場だったが、先週末公表された米国のコアCPI
(4 月、5/22)が予想を上回る上昇となったことを受けて 121 円台半ばまで
上昇し、イエレンFRB議長が先週末の講演で年内利上げの可能性に言及
したこともドル高要因となった。その後もGDPの算出に用いられる米コ
ア資本財出荷(4 月、5/26)の伸びが予想を上回ったことなどから、さらに
円安ドル高が進んだ。ユーロドル相場でも 1 ユーロ=1.10 ドルを割るドル
高ユーロ安が進んでおり、一時 1.08 ドル目前の値をつけた。
(井上淳)
<新興・資源国動向>
新興国市場では、引き続き上値の重い株式相場が続いている。ASEAN 株は
株式相場は引き続き上値
総じて下落基調が継続しており、なかでも公表前からGDP(5/28)の弱
の重い展開。為替相場は
含みが懸念されていたフィリピンでは、成長率が予想を大幅に下回ったこ
ドル高圧力を受け通貨安
とから、株価が一時先週末より 4%近く下落した。その他についても NIEs
や中南米、中東欧、いずれの地域でも総じて上値の重い展開となっている。
通貨については、ドル高圧力の高まりを受けて、小幅ながら先週末と比べ
てほぼ全面安の展開となっている。なかでもブラジルレアルは、来週利上
げが予想される中でも通貨安基調に歯止めがかかっておらず、持ち直し基
調にあったロシアルーブルも今週大きく減価している。
4
(井上淳)
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
~内外経済指標の解説と予測~
<国 内>
輸出数量は 2 カ月ぶりに
4月の貿易統計(5/25)は輸出数量(※)が前月比▲2.4%(3月同+0.2%)
と2カ月ぶりに減少した。米国、欧州、アジア向けの輸出が前月から減少し
減少
た。米国、欧州については3月に大幅に増加した反動とみられるが、アジア
向けについては化学製品や輸送用機器などが減少し3カ月連続のマイナス
となった。(※)みずほ総合研究所による季節調整値
4月の鉱工業生産指数(5/29)は前月比+1.0%(3月同▲0.8%)と3カ月
鉱工業生産は 3 カ月ぶり
ぶりに上昇した。予測指数をみると、5月(同+0.5%)に増産した後、6月
の増産
(同▲0.5%)に減産する計画となっている。5・6月の生産が予想指数通り
と仮定すると、4~6月平均は1~3月期比▲0.4%(1~3月期前期比+1.5%)
と3四半期ぶりの減産となる見通しである。
消費関連指標は力強さに
4月の小売業販売額(季節調整値)
(5/28)は前月比+0.4%(3月同▲1.8%)
と2カ月ぶりに増加する一方、4月の家計調査の実質消費支出(全世帯、季
欠ける結果
節調整値)(5/29)は前月比▲5.5%(3月同+2.4%)と3カ月ぶりに減少し
た。4月の消費関連指標はまちまちの結果だが、個人消費は雇用者所得の回
復や消費者マインドの改善を背景に、緩やかに回復していくとみられる。
消費増税の影響を除く全
4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)
(5/29)
国コアCPIは前年比横
は、消費増税の影響がほぼ一巡し、前年比+0.3%(3月同+2.2%)と伸び
ばいに低下
が大幅に縮小した。消費増税の影響を除くベースでも、前年比は0.0%(3
月同+0.2%)に低下した。
一致CI、先行CIはとも
来週発表される4月の景気動向指数(6/5)は、CI一致指数が110.7(3
に上昇
月109.2)、CI先行指数が107.2(3月106.0)と予測する。前年が消費増
税の影響で落ち込んでいた反動で商業関連の指標(卸売業・小売業販売額
の前年比)が改善したため、一致CIは3カ月ぶりに上昇する見込みである。
先行CIは、新規求人数の持ち直しや最終財・生産財の在庫率改善などか
(川口亮)
ら、2カ月連続で上昇するとみている。
【 鉱工業生産指数の推移 】
【 景気動向指数の推移 】
(前月比、%)
5
(2010年=100)
4
鉱工業
生産指数
3
予測指数
114
112
2
108
0
106
104
▲1
情報通信機械
輸送機械
一般
機械
102
98
その他
14/7
14/10
15/1
CI先行指数
100
電子部品・
デバイス
▲3
▲4
CI一致指数
110
化学
1
▲2
予測値
116
12/01
12/07
13/01
13/07
14/01
14/07
15/01
(年/月)
15/4
(年/月)
(注)1.2015年5・6月は、製造工業生産予測指数ベース。
2.「一般機械」は「はん用・生産用・業務用機械工業」を指す。
(資料)経済産業省「鉱工業指数」よりみずほ総合研究所作成
(注)2015年4月はみずほ総合研究所による予測値。
(資料)内閣府「景気動向指数」
5
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
<海 外(米国)>
先週末以降発表された経済指標は、米国経済の持ち直しが続いているこ
とを示した。
住宅販売は良好な結果。
住宅需要は堅調
住宅販売件数は新築、中古とも良好な結果となり、住宅需要の強さを示
している。4 月の新築住宅販売件数(5/26)は年率 51.7 万件(3 月同 48.4
万件)に増加した。また、中古住宅販売の先行指数といわれる中古住宅仮
契約指数(5/28)は、事前の市場予想を大きく超える上昇を示している。
コア・インフレ率には加
速感
物価面では、4 月のコア消費者物価指数(5/22)が前月比+0.3%の上昇
を示した。コア・インフレ率は足元加速感が見られる。来週発表となるコ
アPCEデフレーター(6/1)は、前月比で小幅に加速しよう。
設備投資は持ち直しの動
製造業部門の指標も持ち直しの動きを示している。4 月の耐久財受注
き。ドル高や原油安の悪
(5/26)では、コア資本財(国防及び航空関連を除く資本財)の出荷金額、
影響は徐々に落ち着き
受注金額が共に 2 か月連続で増加した。ドル高や原油安の悪影響は徐々に
落ち着いてきている模様だ。来週発表となる製造業ISM指数(6/1)は、
前月から小幅に上昇する予想だ。非製造業ISM指数(6/3)は堅調さを維
持すると見込む。
1~3 月期の実質GDPは
マイナス成長になる公算
今晩発表となる 1~3 月期の実質GDP成長率(暫定値、5/29)では、外
需や在庫投資の下方修正により、1~3 月期はマイナス成長となったことが
示される公算である。
雇用は良好な結果を予想
6 月 5 日に発表される 5 月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月差
+20 万人強の着実な増加を示す予想だ。時間当たり賃金は、前月比緩やか
な伸びとなろう。
ベージュブックではドル
高、原油安の影響に注目
その他、来週は地区連銀経済報告(ベージュブック、6/3)が発表となる。
ドル高と原油安の影響に関する報告に引き続き注目したい。
【 住宅販売件数 】
(山崎亮)
【 コア資本財 受注・出荷金額 】
^
(10億ドル)
(年率、千件)
(2001年平均=100)
700
75
120
新築住宅販売件数
中古住宅仮契約件数(右目盛)
600
110
72
500
100
69
400
90
66
出荷金額
出荷金額、受注金額とも
持ち直し
新築、中古とも増加基調。
住宅需要は堅調
300
2013/4
80
2013/10
2014/4
2014/10
63
2013/10
2015/4
受注金額
2014/4
2014/10
(年/月)
2015/4
(年/月)
(資料)米国商務省より、みずほ総合研究所作成
(資料)米国商務省、NARより、みずほ総合研究所作成
6
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
<海 外(欧州)>
今週発表された経済指標は、ユーロ圏景気の回復が途切れていないこと
を改めて確認する内容だった。
ユーロ圏の景況感は改善
欧州委員会の月次サーベイ調査(5/28)では、GDP成長率との相関の高
い経済センチメント指数(ESI)が 5 月もメルクマールの 100 を超え、4 月
と同水準を維持した。
南欧諸国の国債利回りが
上昇
今週は、ギリシャ情勢やスペイン地方選挙の結果を背景に、南欧諸国の
国債利回りが上昇した。ギリシャについては、支援協議が進展しない中、
来週 6/5 に控えるIMFへの返済を履行できないとの思惑が強まったとみ
られる。他方、スペインでは、政局の不安定化が意識された。報道による
と、5/24 の地方選挙は、選挙が実施された 13 州において、どの政党も単独
過半数に達しない結果となった模様である。雇用情勢の厳しさなどから二
大政党(与党国民党、社会労働党)が支持を失った一方で、支持を拡大させ
た新興政党も過半議席を獲得するには至らなかった。
来週は物価統計などが発
表の予定
来週は、ユーロ圏インフレ率などの発表のほか、ECB政策理事会が予
定されている。5 月のユーロ圏インフレ率(6/2)は、食品・エネルギー物価
が牽引してプラス圏に浮上する可能性がある。注目はコア・インフレ率、
中でも最近基調の弱いサービス物価上昇率が反発するかである。4 月のユー
ロ圏雇用統計(6/3)や 4 月のユーロ圏小売数量(6/3)は、それぞれ、失業減
と消費改善が持続していることを示すだろう。ECB政策理事会(6/3)は、
資産購入の効果を見極める段階にあり、金融政策は据え置かれると予想し
(松本惇)
ている。
【 ユーロ圏経済センチメント指数 】
105
【 南欧諸国の国債利回り 】
長期平均を上回る
(長期平均=100)
(%)
2.7
(%)
2.0
103
1.9
101
1.8
2.5
2.3
1.7
長期平均
99
イタリア
スペイン
ポルトガル(右軸)
97
1.6
2.1
1.5
1.9
95
1.4
93
1.7
1.3
91
1.5
1.2
89
13/5
13/11
14/5
14/11
1.1
15/5
(年/月)
1.3
15/3
(資料) 欧州委員会より、みずほ総合研究所作成
15/4
15/5
(年/月)
(資料)Datastream より、みずほ総合研究所作成
7
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
Ⅱ.トピックス
~シェールオイルの生産調整と原油相場~
生産調整への期待から
原油相場は足元でWTIが 60 ドル前後で推移し始めており、ブレントに
WTIは 60 ドルに上昇
ついては一時 70 ドルまで上昇した。原油相場の底打ちは、3 月の米 FOMC
(3/17、18)とも時期を同じくしており、3 月 FOMC 後に米国の利上げ時期
についての予想が年後半に後ずれしたことで、緩和的な金融環境がしばら
く維持されるとの思惑などから原油相場が押し上げられた面もあったと見
ている。しかし、原油相場が反発に転じた最大の要因は、米国産原油の生
産調整に対する期待の高まりであったと見られる。原油相場は、米国の原
油生産が頭打ちになったのを受けて反発しており、その後、4 月中旬になっ
てEIAがシェールオイル生産の減少予測を公表したのを受けて、年初来
高値を更新する展開となった。
米国の生産調整は統計で
生産調整への期待は、統計によって米国の民間原油在庫の減少が確認さ
も確認できる状況に
れるようになり、さらに強まったと見ている。米国では原油生産の増加を
相殺してきた原油輸入の減少に歯止めがかかり、原油在庫が積み上がりや
すい状況となっていたため、原油生産の増加が一服しても、しばらくは在
庫の積み上がりは続いていた。しかし、足元で原油在庫 4 週連続して減少
したことから、今後の生産調整の進展が現実味を帯びてきた。
ただし、生産調整は一朝一
ただし、WTIが 60 ドル前後に持ち直して以降、再び上値の重い展開と
夕には進まず、当面は上値
なっている。原油相場の持ち直しは生産者のインセンティブを高めるとの
の重い展開を予想
思惑が、一本調子の原油価格上昇を抑制する要因になっていると考えられ
る。足元で再び増加した米原油生産の行方が、引き続き注目材料となろう。
さらに、サウジアラビアが原油生産を増やしていることも、原油相場の持
ち直しに対する懐疑的な見方につながっている。サウジアラビアのシェア
拡大行動を前にして、市場では来月の OPEC 総会(6/5)でも減産が見送ら
れるとの見方は根強く、当面は上値の重い展開が予想される。 (井上淳)
【 図表1 原油相場と米国の原油生産 】
(ドル/バレル)
120
WTI (左目盛)
3月FOMC
(100万バレル)
10.0
500
9.8
480
2014年
2015年
ブレント ( 〃 )
110
【 図表2 米国の民間原油在庫 】
(100万バレル/日)
米国の原油生産 (右目盛)
EIA減産
予測
460
100
9.6
90
9.4
80
9.2
70
9.0
60
8.8
50
8.6
320
40
8.4
300
440
420
400
380
360
14/9
14/11
15/1
15/3
340
2009年~2014年の
原油在庫レンジ
1
15/5 (年/月)
2
3
4
5
6
7
8
9
10 11 12
(月)
(資料)米国エネルギー省より、みずほ総合研究所作成
(資料)Bloomberg、米国エネルギー省より、みずほ総合研究所作成
8
金融市場ウィークリー
(2015 年 5 月 29 日号)
~好調なユーロ圏の個人消費~
消費主導で 1~3 月期のユ
ーロ圏成長率は加速
2015 年 1~3 月期のユーロ圏実質GDPは前期比+0.4%に加速した(図表
1)。現時点で需要項目別の内訳は未公表だが、個人消費のモメンタムが一
段と強まり、成長率加速を牽引した模様である。以下では、ユーロ圏個人
消費の好調さの背景を探り、短期・中期的な動向を概観する。
個人消費の好調さを支え
た 4 つの要因
図表 2 は、一定の前提の下でユーロ圏の実質個人消費を所得面から分解
したものだ。これによると、2014 年から足元にかけての消費の好調さは、
大きく分けて 4 つの要因で説明可能である。
第 1 は雇用回復だ。2013 年半ばにユーロ圏景気が復調、雇用も底入れし
①雇用回復
た。その後も景気回復に伴って人手不足感が強まり、雇用の増勢は加速し
た。賃金上昇率は低位だったが、雇用回復が雇用者報酬の改善を主導した。
第 2 は財政緊縮規模の縮小だ。債務危機の発生後、ユーロ圏は財政緊縮
②財政緊縮規模の縮小
を進め、それは消費を下押しした。しかし、2013 年以降、成長に配慮した
財政再建の必要性が意識され、2014 年の緊縮規模は縮小した。図表 2 でも、
2014 年の純社会給付の消費押し下げ幅は、2013 年より縮小している。
第 3 は金融面からの追い風だ。まず、財産所得の受取額の落ち込みが緩
③株主配当増加や低金利
和しており、欧州企業の業績改善に伴う株主配当の増加が背景とみられる。
また、財産所得の支払額が減少したことも指摘される。欧州中央銀行の金
融緩和策を背景に短期金利は低下を続け、変動金利型の住宅ローンを抱え
る家計では、利払い負担の軽減という恩恵を受けたと考えられる。
第 4 はディスインフレである。景気回復テンポが緩慢な中で企業は値上
④ディスインフレ
げに慎重であり、2013 年半ば以降もユーロ圏インフレ率は低下傾向となり
家計の購買力を下支えした。2015 年 1~3 月期には、原油価格の大幅下落を
背景にインフレ率がマイナスに転じ、家計の購買力を大幅に押し上げた。
【 図表1 ユーロ圏実質GDP成長率 】
【 図表2 ユーロ圏実質個人消費の要因分解 】
(前期比、%)
0.6
3.0
0.4
2.0
0.2
1.0
0.0
0.0
(前年比、%)
▲ 1.0
▲ 0.2
▲ 2.0
▲ 0.4
Q1
▲ 0.6
Q1
Q2
Q3
Q4
Q1
2013
Q2
Q3
Q4
在庫投資
外需
14
固定投資
政府支出
個人消費
実質GDP
(資料)Eurostat より、みずほ総合研究所作成
Q1
15
2013
(年)
14
Q2
Q3
Q4
Q1
(試算)
2014
物価
純社会給付
財産所得(受取)
雇用者報酬
貯蓄
財産所得(支払)
営業余剰等
実質消費
15
(年)
(資料)Eurostat、欧州委員会、Bloomberg より、みずほ総合研究所作成
9
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
2016 年末にかけて消費は
2016 年末にかけてのユーロ圏消費動向を展望しよう。結論から述べると、
一部の押し上げ要因が剥落するも、消費は底堅く推移する見通しである。
底堅く推移する見通し
第 1~3 の要因は、今後も消費を下支えすると予想される。第 1 に、雇用
者報酬の改善は続くとみられる。企業の人手不足感は強まっており、雇用
拡大が雇用者報酬を押し上げる構図は変わらないと考えられる(図表 3)。
第 2 に、各国の予算案を踏まえると、財政面からの消費下押し圧力はこ
れまでの想定以上に和らぐ可能性が高い。2015 年に関しては、ユーロ圏の
財政緊縮規模はGDP比 0.1%となる見通しだ(図表 4)。フランスやイタリ
アが「甘い」予算案を提出したことを主因に、2015 年の緊縮規模は、2014
年 6 月時点の想定より縮小した。2016 年についても、ユーロ圏の緊縮規模
は同 0.0%と、やはりこれまでの想定よりも縮小する。
第 3 に、家計を取り巻く金融環境は今後も緩和的と想定される。ECB
市場では、
が 2016 年 9 月まで国債購入(QE)を実施する方針を打ち出す中、
2016 年末まで短期金利が足元の超低水準で推移することが予想されてい
る。この結果、住宅ローン金利も横ばい圏で推移するとみられ、家計の利
払い負担を抑制するだろう。
一方、第 4 の要因として挙げた物価面からの消費押し上げ効果は、今後
剥落するとみられる。既に原油価格の下落に歯止めがかかっており、先行
きも、緩やかな景気回復を背景にインフレ率の上昇が見込まれるからだ。
2017 年以降をみる上での
2017 年以降の消費動向を展望する上でのポイントは 3 つある。
(1)まず、
財政緊縮の影響だ。ユーロ圏は緊縮を先延ばしにしたが、2017 年以降、緊
3 つの論点
縮は再開されるだろう。
(2)次に金利上昇の影響だ。ECBは 2017 年以
降、出口戦略に転じ、住宅ローン金利も上昇すると想定される。
(3)そし
て賃金動向だ。雇用改善が続けば、2017 年以降、賃金上昇率は加速すると
みられる。
(1)と(2)は消費の下押し要因に、
(3)は家計所得の改善
を通じて消費の押し上げ要因となる。2017 年以降の消費動向は、これらの
3 点のバランスがどうなるかによって決まることになろう。
【 図表3 ユーロ圏企業の人手不足感と雇用 】
(%)
【 図表4 ユーロ圏の財政緊縮見通し 】
(構造収支(GDP比)の前年差、%Pt)
0.5
0.4
(前期比、%)
12.0
(松本惇)
1.0
11.0
緊縮規模の
大幅縮小
0.4
10.0
0.5
8.0
緊縮的
9.0
0.0
6.0
▲ 0.5
5.0
人手不足感
4.0
雇用者数(右軸)
3.0
▲ 1.0
財政政策 緩
←
→和的
7.0
0.3
0.3
0.2
0.2
0.1
0.1
0.0
0.0
▲ 0.1
2014
2007 08
09
10
11
12
13
14
15 (年)
15
16
2014年6月時点の想定
2014
15
16
(年)
2015年5月時点の想定
(資料)各国財務省、欧州委員会より、みずほ総合研究所作成
(資料)欧州委員会、Euorstat より、みずほ総合研究所作成
10
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
Ⅲ.参考資料
今週の主要経済指標
日 付
5/22(金) 米
経 済 指 標 等
今回実績
消費者物価指数(4月)
[食品・エネルギーを除く]
前月比
前月比
前回実績
予想
+0.1%
+0.3%
+0.1%
+0.2%
+0.2%
+0.2%
108.6
108.3
108.6
イエレンFRB議長講演(プロビデンス)
独 ifo景況感指数(5月)
5/25(月) 日 日銀金融経済月報(5月)
貿易統計(4月)
通関収支 原数値
前年比
輸出 前年比
輸入 前年比
▲534億円
+8.0%
▲4.2%
▲3,511億円 R +2,274億円
+6.0%
+8.5%
▲1.1% R
▲14.4%
米 メモリアルデー(米国休場)
5/26(火) 日 20年利付国債入札:最高利回り 1.228%、 平均利回り 1.221%、 入札倍率 2.91倍
年率
51.7万件
50.8万件 R
48.4万件
S&P/ケース・シラー住宅価格[20都市](前年比
+5.0%
+4.6% R
+5.0%
前月比
▲0.5%
▲0.5% R
+5.1%
カンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)
95.4
95.0 R
94.3
米 新築住宅販売件数(4月)
耐久財受注(4月)
2年国債入札:最高利回り 0.648%、 平均利回り 0.620%、 入札倍率 3.40倍
5/27(水) 日 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/30分)
内閣府月例経済報告(5月)
米 5年国債入札:最高利回り 1.560%、 平均利回り 1.520%、 入札倍率 2.46倍
5/28(木) 日
大型小売店販売額[既存店](4月速報) 前年比
+8.6%
+9.1%
小売業販売額(4月速報)
+5.0%
+5.5%
前年比
▲13.0%
▲9.7%
2年利付国債入札:最高利回り 0.002%、 平均利回り 0.001%、 入札倍率 3.83倍
米 中古住宅販売仮契約指数(4月)
前月比
+3.4%
+0.9% R
+1.2%
7年国債入札:最高利回り 1.888%、 平均利回り 1.858%、 入札倍率 2.49倍
失業保険新規申請件数(~5/23)
282千人
270千人 R
275千人
前月比
+1.0%
+1.0%
▲0.8%
前年比
前年比
前年比
前年比
+0.6%
+0.3%
+0.5%
+0.2%
+0.6%
+0.2%
+0.5%
+0.2%
+2.3%
+2.2%
+0.7%
+0.4%
季調済年率
91.3万戸
91.0万戸
92.0万戸
1.17倍
1.15倍
1.15倍
3.3%
3.4%
3.4%
▲1.3%
+3.0%
▲10.6%
5/29(金) 日 鉱工業生産(4月速報)
消費者物価(4月全国)
[除・生鮮食品]
消費者物価(5月東京都区部)
[除・生鮮食品]
新設住宅着工戸数(4月)
有効求人倍率(4月)
完全失業率(4月)
実質消費支出[全世帯](4月)
前年比
予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。R は改定値。
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、
泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア
11
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
来週の主要経済指標
日 付
5/29(金) 米
経 済 指 標 等
前々回
5月速報
88.6
4月確報
95.9
[▲0.8%]
1~3月期
+0.2%
10~12月期
+2.2%
G7(財務大臣・中央銀行総裁会議、ドレスデン)(27-29日)
日
法人企業統計(1~3月期)
経常利益[全産業]
前年比
N.A.
設備投資[全産業](ソフトウェア除く)
前年比
N.A.
10~12月期
+11.6%
+3.9%
7~9月期
+7.6%
+5.6%
50.2
50.1
50.1
N.A.
53.4
53.7
49.2
5月速報
49.1
4月
48.9
[52.0]
51.5
51.5
前月比
前月比
前年比
[+0.3%]
[+0.2%]
[+1.4%]
±0.0%
+0.4%
+1.3%
+0.4%
+0.2%
+1.3%
名目賃金 前年比
N.A.
±0.0%
+0.1%
+0.1%
±0.0%
±0.0%
N.A.
52.9
52.3
[57.0]
57.8
56.5
▲443億㌦
▲514億㌦
▲359億㌦
前期比年率
中 製造業PMI(5月)
非製造業PMI(5月)
HSBC製造業PMI(5月確報)
米 製造業ISM指数(5月)
個人所得(4月)
消費支出(4月)
コアPCEデフレータ(4月)
6/2(火)
前 回
[90.0]
ミシガン大消費者信頼感指数(5月確報)
GDP(1~3月期暫定)
6/1(月)
予 想
日 毎月勤労統計(4月速報)
10年利付国債入札
印 金融政策決定会合
欧 ユーロ圏消費者物価指数
6/3(水)
中 HSBCサービスPMI(5月)
米 非製造業ISM指数(5月)
貿易収支(4月)
財・サ収支
ベージュブック(地区連銀経済報告)
欧 ECB政策理事会
伯 金融政策決定会合(2・3日)
6/4(木)
日 30年利付国債入札
黒田日銀総裁挨拶(2015年国際コンファランス「金融政策:効果と実践」)
米 失業保険新規申請件数(~5/30)
英 英中銀金融政策委員会(3・4日)
6/5(金)
日
景気動向指数(4月速報)
先行DI
一致DI
先行CI
一致CI
米 雇用統計(5月)
失業率
非農業部門雇用者数
前月差
時間当たり賃金(全従業員ベース) 前月比
欧
ユーロ圏GDP(1~3月期改定)
[275千人]
282千人
275千人
[66.7%]
[30.0%]
[107.2]
[110.7]
60.0%
30.0%
106.0
109.2
60.0%
70.0%
105.3
110.7
[5.4%]
[+225千人]
[+0.2%]
5.4%
+223千人
+0.1%
5.5%
+85千人
+0.2%
+0.4%
1~3月期速報
+0.4%
10~12月期
+0.3%
予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、
泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア
12
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
5 月のスケジュール
国
1
内
消費者物価(3 月全国・4 月都区部)
新車販売台数(4 月),毎月勤労統計(3 月速報)
家計調査(3 月),労働力調査(3 月)
2
米
国 他
1 米 製造業ISM指数(4 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月確報)
2
3
憲法記念日(日本休場)
3
4
みどりの日(日本休場)
4 米 製造業新規受注(3 月)
5
こどもの日(日本休場)
6
振替休日(日本休場)
5 米 非製造業ISM指数(4 月)
貿易収支(3 月)
6 米 イエレンFRB議長講演(ワシントン D.C.)
労働生産性(1~3 月期暫定)
7
7
8
日銀金融政策決定会合議事要旨(4/7・8 分)
10 年物価連動国債入札
8 米 雇用統計(4 月)
9
9
10
10
11
11 英 英中銀金融政策委員会(8・11 日)
12 10 年利付国債入札
景気動向指数(3 月速報)
13 景気ウォッチャー調査(4 月)
国際収支(3 月速報)
14 マネーストック(4 月速報)
30 年利付国債入札
15 黒田日銀総裁講演(読売国際経済懇話会)
企業物価指数(4 月)
消費動向調査(4 月)
12 米 連邦財政収支(4 月)
3 年国債入札
13 米 小売売上高(4 月)
10 年国債入札
14 米 PPI(4 月)
30 年国債入札
15 米 鉱工業生産・設備稼働率(4 月)
ネット対米証券投資(3 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月速報)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(5 月)
16
17
16
17
18 機械受注統計(3 月),設備稼働率(3 月)
第 3 次産業活動指数(3 月)
19 5 年利付国債入札
18
20 GDP(1~3 月期 1 次速報)
20 米 FOMC 議事録(4/28・29)
21 全産業活動指数(3 月)
21 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5 月)
中古住宅販売件数(4 月)
景気先行指数(4 月)
22 独 ifo景況感指数(5 月)
米 イエレンFRB議長講演(プロビデンス)
CPI(4 月)
23
24
25 米 メモリアルデー(米国休場)
22 日銀金融政策決定会合(21・22 日)
日銀総裁定例記者会見
23
24
25 日銀金融経済月報(5 月)
貿易統計(4 月)
26 20 年利付国債入札
27 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/30 分)
内閣府月例経済報告(5 月)
28 商業動態統計(4 月速報)
2 年利付国債入札
29 鉱工業生産(4 月速報),住宅着工統計(4 月)
消費者物価(4 月全国・5 月都区部)
家計調査(4 月),労働力調査(4 月)
30
31
19 米 住宅着工・許可件数(4 月)
26 米 耐久財受注(4 月),新築住宅販売件数(4 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・3 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(5 月)
2 年国債入札
27 米 5 年国債入札
28 米 7 年国債入札
29 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月確報)
GDP(1~3 月期暫定)
企業収益(1~3 月期暫定),シカゴPMI指数(5 月)
30
31
*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ
13
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
6 月のスケジュール
国
1
2
内
法人企業統計調査(1~3 月期)
新車販売台数(5 月)
毎月勤労統計(4 月速報)
10 年利付国債入札
3
4
5
米
1
2
3
黒田日銀総裁挨拶
(2015 年国際コンファランス「金融政策:効果と実践」
)
30 年利付国債入札
景気動向指数(4 月速報)
4
5
国 他
米 製造業ISM指数(5 月)
個人所得・消費支出(4 月)
米 製造業新規受注(4 月)
欧 ECB政策理事会
米 非製造業ISM指数(5 月),貿易収支(4 月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
英 英中銀金融政策委員会(3・4 日)
米 労働生産性(1~3 月期改訂)
米 雇用統計(5 月)
6
6
7
7
8
GDP(1~3 月期 2 次速報)
景気ウォッチャー調査(5 月)
国際収支(4 月速報)
9 マネーストック(5 月速報)
消費動向調査(5 月)
10 機械受注統計(4 月),企業物価指数(5 月)
8
G7(サミット、エルマウ城)(7・8 日)
9
米 3 年国債入札
11 20 年利付国債入札
法人企業景気予測調査(4~6 月期)
12 設備稼働率(4 月)
第 3 次産業活動指数(4 月)
13
11 米 小売売上高(5 月)
30 年国債入札
12 米 PPI(5 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月速報)
13
14
14
15
16 5 年利付国債入札
15 米 鉱工業生産・設備稼働率(5 月)
ネット対米証券投資(4 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(6 月)
16 米 住宅着工・許可件数(5 月)
17 貿易統計(5 月)
17 米 FOMC(16・17 日)
18 40 年利付国債入札
18 米 CPI(5 月),
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(6 月)
経常収支(1~3 月期),景気先行指数(5 月)
19
19 日銀金融政策決定会合(18・19 日)
日銀総裁定例記者会見
全産業活動指数(4 月)
20
21
22 日銀金融経済月報(6 月)
23
24 日銀金融政策決定会合議事要旨(5/20・21 分)
25 2 年利付国債入札
26 消費者物価(5 月全国・6 月都区部)
家計調査(5 月),労働力調査(5 月)
27
28
29 鉱工業生産(5 月速報),商業動態統計(5 月速報)
資金循環統計(1~3 月期速報)
30 毎月勤労統計(5 月速報)
住宅着工統計(5 月)
10 米 連邦財政収支(5 月),10 年国債入札
20
21
22 米 中古住宅販売件数(5 月)
23 米 耐久財受注(5 月),新築住宅販売件数(5 月)
2 年国債入札
24 独 ifo景況感指数(6 月)
米 GDP(1~3 月期確定)
企業収益(1~3 月期改訂),5 年国債入札
25 米 個人所得・消費支出(5 月),7 年国債入札
26 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月確報)
27
28
29
30 米 S&Pケース・シラー住宅価格指数(20 都市・4 月)
シカゴPMI指数(6 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(6 月)
*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ
14
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
四半期スケジュール
7月
日 本 1
2
6
7
8
9
10
13
15
16
22
23
28
29
30
31
米 国 1
2
3
7
8
9
13
14
15
16
17
22
23
24
27
28
29
30
31
新車販売台数(6 月)
日銀短観(6 月調査)
10 年利付国債入札
景気動向指数(5 月速報)
10 年物価連動国債入札
国際収支(5 月速報)
景気ウォッチャー調査(6 月)
マネーストック(6 月速報)
30 年利付国債入札
機械受注統計(5 月)
企業物価指数(6 月)
消費動向調査(6 月)
設備稼働率(5 月)
第 3 次産業活動指数(5 月)
日銀金融政策決定会合(14・15 日)
日銀総裁定例記者会見
日銀金融経済月報(7 月)
5 年利付国債入札
全産業活動指数(5 月)
20 年利付国債入札
貿易統計(6 月)
2 年利付国債入札
商業動態統計(6 月速報)
鉱工業生産(6 月速報)
消費者物価(6 月全国・7 月都区部)
家計調査(6 月)
労働力調査(6 月)
製造業ISM指数(6 月)
雇用統計(6 月)
非製造業ISM指数(6 月)
貿易収支(5 月)
米 3 年国債入札
FOMC 議事録(6/16・17)
米 10 年国債入札
米 30 年国債入札
連邦財政収支(6 月)
小売売上高(6 月)
鉱工業生産・設備稼働率(6 月)
PPI(6 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(7 月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(7 月)
CPI(6 月)
住宅着工・許可件数(6 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月速報)
中古住宅販売件数(6 月)
景気先行指数(6 月)
新築住宅販売件数(6 月)
耐久財受注(6 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・5 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(7 月)
米 2 年国債入札
FOMC(28・29 日)
米 5 年国債入札
GDP(4~6 月期速報)
米 7 年国債入札
雇用コスト指数(4~6 月期)
ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月確報)
シカゴPMI指数(7 月)
8月
3
4
7
10
11
12
13
17
18
19
25
27
28
31
3
5
7
11
12
13
14
17
18
19
20
25
26
27
28
31
9月
新車販売台数(7 月)
毎月勤労統計(6 月速報)
10 年利付国債入札
日銀金融政策決定会合(6・7 日)
日銀総裁定例記者会見
国際収支(6 月速報)
日銀金融経済月報(8 月)
景気ウォッチャー調査(7 月)
マネーストック(7 月速報)
30 年利付国債入札
設備稼働率(6 月)
企業物価指数(7 月)
第 3 次産業活動指数(6 月)
5 年利付国債入札
GDP(4~6 月期 1 次速報)
20 年利付国債入札
全産業活動指数(6 月)
貿易統計(7 月)
40 年利付国債入札
2 年利付国債入札
商業動態統計(7 月速報)
消費者物価(7 月全国・8 月都区部)
家計調査(7 月)
労働力調査(7 月)
鉱工業生産(7 月速報)
1
個人所得・消費支出(6 月)
製造業ISM指数(7 月)
貿易収支(6 月)
非製造業ISM指数(7 月)
雇用統計(7 月)
労働生産性(4~6 月期暫定)
米 3 年国債入札
連邦財政収支(7 月)
米 10 年国債入札
小売売上高(7 月)
米 30 年国債入札
鉱工業生産・設備稼働率(7 月)
PPI(7 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月速報)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(8 月)
住宅着工・許可件数(7 月)
CPI(7 月)
FOMC 議事録(7/28・29)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(8 月)
中古住宅販売件数(7 月)
景気先行指数(7 月)
新築住宅販売件数(7 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数
(20 都市・6 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(8 月)
米 2 年国債入札
耐久財受注(7 月)
米 5 年国債入札
GDP(4~6 月期暫定)
企業収益(4~6 月期暫定)
米 7 年国債入札
ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月確報)
個人所得・消費支出(7 月)
シカゴPMI指数(8 月)
1
2
8
9
10
11
15
16
17
25
30
3
4
8
9
10
11
15
16
17
18
21
22
23
24
25
28
29
30
欧 州 9
英中銀金融政策委員会(8・9 日)
16 ECB政策理事会
6
英中銀金融政策委員会(5・6 日)
法人企業統計調査(4~6 月期)
新車販売台数(8 月)
毎月勤労統計(7 月速報)
GDP(4~6 月期 2 次速報)
国際収支(7 月速報)
マネーストック(8 月速報)
企業物価指数(8 月)
法人企業景気予測調査(7~9 月期)
日銀金融政策決定会合(14・15 日)
日銀総裁定例記者会見
日銀金融経済月報(9 月)
資金循環統計(4~6 月期速報)
貿易統計(8 月)
消費者物価(8 月全国・9 月都区部)
鉱工業生産(8 月速報)
商業動態統計(8 月速報)
毎月勤労統計(8 月速報)
製造業ISM指数(8 月)
労働生産性(4~6 月期改訂)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
貿易収支(7 月)
非製造業ISM指数(8 月)
雇用統計(8 月)
米 3 年国債入札
米 10 年国債入札
米 30 年国債入札
連邦財政収支(8 月)
PPI(8 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月速報)
鉱工業生産・設備稼働率(8 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(9 月)
小売売上高(8 月)
CPI(8 月)
FOMC(16・17 日)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(9 月)
住宅着工・許可件数(8 月)
経常収支(4~6 月期)
景気先行指数(8 月)
中古住宅販売件数(8 月)
米 2 年国債入札
米 5 年国債入札
新築住宅販売件数(8 月)
耐久財受注(8 月)
米 7 年国債入札
ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月確報)
GDP(4~6 月期確定)
企業収益(4~6 月期改訂)
個人所得・消費支出(8 月)
S&P/ケース・シラー住宅価格指数
(20 都市・7 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(9 月)
シカゴPMI指数(9 月)
3 ECB政策理事会
10 英中銀金融政策委員会(9・10 日)
*印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕
15
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
今週の金融市場の動き
[海外金利]
5/21
ドルLIBOR 3M(%)
ユーロドル金先(Dec15)
5/22
5/25
5/26
5/27
5/28
5/29
前週末比
0.28200
0.28450
0.28585
0.28350
0.28275
▲ 0.00175
99.435
99.400
99.405
99.405
99.415
0.015
米国債(10年、%)
2.190
2.209
スワップ金利(10年、%)
2.249
2.282
独国債(10年、%)
0.640
0.604
英国債(10年、%)
1.975
1.928
休場
休場
2.139
2.129
2.136
▲ 0.074
2.221
2.207
2.219
▲ 0.063
0.547
0.554
0.530
▲ 0.074
1.875
1.882
1.824
▲ 0.104
[内外株式]
5/21
ダウ平均(㌦)
S&P500指数
NASDAQ総合指数
日経平均(円)
TOPIX(Pt.)
5/22
18,285.74
18,232.02
2,130.82
2,126.06
5/25
5/26
休場
5/27
5/28
5/29
前週末比
18,041.54
18,162.99
18,126.12
▲ 105.90
2,104.20
2,123.48
2,120.79
▲ 5.27
5,090.79
5,089.36
5,032.75
5,106.59
5,097.98
20,202.87
20,264.41
20,413.77
20,437.48
20,472.58
20,551.46
20,563.15
298.74
8.61
1,646.80
1,647.85
1,659.15
1,659.57
1,661.33
1,672.76
1,673.65
25.80
出来高(百万株)
2,524.98
2,074.80
2,052.48
1,913.96
2,551.80
3,119.09
3,291.90
1,217.10
売買代金(億円)
27,999.70
24,182.17
21,467.52
20,543.30
27,725.65
32,639.24
36,663.17
12,481.00
2,604.21
2,617.81
2,635.36
2,641.53
2,647.47
2,640.67
2,663.83
46.02
5/21
5/22
5/25
5/26
5/27
5/28
5/29
日経JASDAQ平均(円)
[円金利]
TIBOR 3カ月(%)
前週末比
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
0.16900
0.00000
ユーロ円金先(Mar16)
99.855
99.855
99.855
99.850
99.855
99.855
99.855
0.000
新発国債(10年、%)
0.405
0.410
0.420
0.415
0.390
0.395
0.390
▲ 0.020
長国先物(Jun15)
147.24
147.17
147.15
147.23
147.59
147.58
147.63
0.460
スワップ金利(5年、%)
0.269
0.270
0.271
0.269
0.254
0.251
0.253
▲ 0.017
[為替]
5/21
円/$
121.04
5/22
121.54
5/25
5/26
121.56
123.10
5/27
5/28
123.66
123.95
5/29
前週末比
123.86
2.32
$/EUR
1.1112
1.1013
1.0978
1.0873
1.0904
1.0949
1.0956
▲ 0.0057
円/EUR
134.50
133.84
133.44
133.85
134.84
135.71
135.69
1.85
(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。
東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値。
米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。
日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。
TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。
新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。
金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。
独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。
為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 15:00 時点、出所:Bloomberg)
。
16
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
最新リポート一覧
<みずほインサイト>
2015 年 5 月 28 日
TPP交渉は大筋合意か漂流か?~合意期限は「春の早いうち」から「盛夏前」へ~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150528.pdf
2015 年 5 月 25 日
農協改革と地域農協の経営戦略~今後の戦略として有望視される企業との合弁事業~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150525.pdf
2015 年 5 月 22 日 好調なユーロ圏の個人消費~雇用・財政・金融面からの追い風は続く~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu150522.pdf
2015 年 5 月 12 日 米財政運営の正常化は緩やかに~6 年ぶりの予算決議、財政規律に弛緩の兆し~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/us150512.pdf
2015 年 5 月 11 日 保守党勝利で注目される”Brexit”~英国総選挙の注目点(後編)~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu150511.pdf
<内外経済見通し>
2015 年 5 月 21 日 2015・16 年度 内外経済見通し
~世界経済は不安要素あるも、先進国中心に拡大へ~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150521.pdf
2014 年 10 月 2 日 内外経済の中期見通しと人口・地域の課題~みずほ総研が描く 2020 年の世界~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/urgency/report141002.pdf
執筆担当者
・市場調査部
武内浩二
野口雄裕
井上 淳
大塚理恵子
03-3591-1244
03-3591-1249
03-3591-1197
03-3591-1420
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
・欧米調査部
小野 亮
吉田健一郎
松本 惇
山崎 亮
03-3591-1219
03-3591-1265
03-3591-1199
03-3591-1289
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
・経済調査部
多田出健太
松浦大将
川口 亮
03-3591-1283
03-3591-1435
03-3591-1243
[email protected]
[email protected]
[email protected]
当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。
本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証
するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。
発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部
〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296
17
金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 29 日号)
Fly UP