Comments
Description
Transcript
金融市場ウィークリー
金融市場ウィークリー 2015 年 9 月 25 日号 [経済・金融市場動向] ◆ 金融市場見通し・内外経済指標 米雇用統計を週末に控え、金融市場は方向感の出づ らい展開が続く見込み。欧州では9月CPI、日本で は日銀短観(9月調査)に注目 [トピックス] ◆ 高ボラティリティが続く日本株市場 8月以降日本株市場のボラティリティは急上昇。先物 市場がボラティリティを高める一因となっているが、 背景には先行きの不確実性があり、当面続く可能性 ◆ 夏季賞与の弱含みは本当か? 夏季賞与を含む特別給与の弱含みはサンプル替えの 影響が大きい模様。今後、消費停滞の長期化などに より、冬季賞与が実勢として弱含むリスクには注意 ✣[目次]✣ 今週の注目チャート ···················································· 1 Ⅰ.経済・金融市場動向 ················································ 3 金融市場見通し·································································· 3 金融市場レビュー ································································ 4 内外経済指標の解説と予測 ························································ 5 Ⅱ.トピックス ························································ 8 高ボラティリティが続く日本株市場 ················································ 8 夏季賞与の弱含みは本当か? ····················································· 10 Ⅲ.参考資料 ························································· 12 今週・来週の主要経済指標 ······················································· 12 月次・四半期のスケジュール ····················································· 14 今週の金融市場の動き ··························································· 17 最新リポート一覧 ······························································· 18 〰〰 マーケット時流潮流 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰 新興国による「量的引き締め」論 調査本部本部長代理 長谷川克之 中国を起点とした新興国の景気失速懸念から、株式市場では世界的に不冴えな展開が続いている一 方で、米国債利回りはほぼ横這い圏で推移している。確かに米 10 年国債利回りと S&P500 種株価指数 の値動きは相関性を維持しているが、債券利回りは株価の下落ほどには低下していない。いわゆる「リ スクオフ」の米国債需要が顕在化していないように見える。 市場で最近注目されている見方として、資本逃避圧力に直面した新興国がドル売り自国通貨買い介 入を実施し、米国債を売却しているため、金利の低下が抑制されているとの議論がある。FRB(連 邦準備制度理事会)の「量的緩和」をもじって、新興国中銀による「量的引き締め」とも称される動 きだ。多くの新興国が通貨安に見舞われ、その結果として外貨準備を費消している。世界の外貨準備 合計額はこれまでほぼ一貫して上昇基調を辿ってきたが、今年に入ってからは減少に転じている。と りわけ、中国、ロシア、マレーシア、インドネシアなどでは外貨準備の減少が目立つ。中国の外貨準 備はこの 1 年間で 4000 億ドル以上の急減となっており、人民銀行によるドル売り人民元買い介入の 影響が大きいと考えられる。介入額は過去1か月間だけでも 1000 億ドル規模との見方もあるほどだ。 2000 年代半ばの米利上げ局面での米国長期金利低下を当時のグリーンスパンFRB議長は「コナ ンドラム(謎)」と称し、その要因の一つとして海外中銀による米国債需要を挙げた。当時と逆の事 象、すなわち、FRBが利上げを見送り、株式市場が不安定な中でも、「量的引き締め」が金利低下 を阻む、場合によっては金利上昇に繋がる展開もあり得よう。 一方で、ドイツ等のユーロ圏中核国の低金利を嫌気した米国債需要も根強い。米国債の需給では 欧州からの資金シフトと「量的引き締め」の綱引きの行方を見極めることも肝要である。 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) ~今週の注目チャート~ 【 主要投資家の中長期債買い越し額推移 】 都市銀行、海外投資家が中長期債を買い越し (兆円) 5 4 都市銀行 地方銀行 第二地銀 生損保 海外投資家 信託銀行 信用金庫 海外投資家 3 2 1 0 ▲1 ▲2 都市銀行 ▲3 ▲4 ▲5 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2013年 2 3 4 2014年 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 2015 年 6 7 8 (月) (注)買付額-売付額、中長期債。 (資料)日本証券業協会 【解説】日本証券業協会が今週発表した 8 月の公社債投資家別売買高によると、8 月は海外投資家、都市銀 行が中長期債を買い越した。都市銀行の買い越し額は 2014 年 2 月以来の水準である。中国経済の下振れなど から日本国債への需要が高まったと考えられる。他方、中長期債売買高は統計で確認できる 2004 年以降で最 低水準となっている。市場の流動性低下は将来の金利変動リスクを高める可能性があり留意が必要だ。 【 S&P500 指数の業種別騰落率(週間)下位 10 業種 】 自動車や素材、医薬品の下落幅が大きい。業種間でばらつきも (%) 0.0 ▲ 1.0 ▲ 2.0 ▲ 3.0 ▲ 4.0 ▲ 5.0 ▲ 6.0 ▲ 7.0 (注1)9月24日終値と9月17日終値を比較した騰落率。 (注2)業種分類はGICS24業種分類。 (資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成 【解説】S&P500 指数の業種別の週間騰落率を見てみると、独大手自動車会社の不正問題を受けて自動車関連 株の下げ幅が最大であった他、軟調な資源価格や新興国経済の減速が懸念材料である素材やエネルギー、資 本財等も下げ幅が大きい。来月以降に始まる 7~9 月期の決算発表によって、投資家の業種の選別が一層進む 可能性があろう。医薬品は来年の米大統領選に向けた薬価の引き下げを巡る政治家の発言が材料視された。 ^ 1 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 【 ユーロドル相場と欧米の期待インフレ率 】 欧米の期待インフレ率は低下。金融政策の変調がユーロドル相場に影響 (ドル/ユーロ) (%) 1.25 2.50 1.20 2.25 1.15 2.00 1.10 1.75 1.05 1.50 ユーロドル相場 米 インフレスワップ・フォワードレート(5年先スタート5年物)(右目盛) ユーロ インフレスワップ・フォワードレート(5年先スタート5年物)(右目盛) 1.00 15/1 15/2 15/3 15/4 15/5 15/6 15/7 15/8 1.25 15/9 (年/月) (注)インフレスワップ・フォワードレート(5 年先スタート 5 年物)は 5 年後から 5 年間のインフレ率の期待値を示す指標。 (資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成 【解説】将来のインフレ期待の度合いを示すインフレスワップ・フォワードレートは 7 月頃から欧米共に低 下傾向にある。こうした状況下、米国ではFRBが 9 月の利上げを見送り、欧州でもECB理事が追加緩和 を示唆する発言などがあった。インフレ率低下を一因とした欧米金融政策の変調を受け、ユーロドル相場は 大きく上下しており、今後の相場見通しを占う上でも、暫くはインフレ動向を注視すべき状況とみる。 【 中国の鉱工業生産と実質 GDP 成長率 】 鉱工業生産の伸び悩みとともに経済成長が減速した中国 (前年比、%) (前年比、%) 20 15 鉱工業生産 実質GDP成長率(右目盛) 15 10 10 5 5 0 0 07 08 09 10 11 12 13 14 15 (年) (資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成 【解説】財新製造業PMIの 50 割れが続く中国では、経済成長の更なる減速が懸念されており、今年に入っ てから 7%まで低下した実質GDP成長率が今後一段と低下するとの見方もある。実際、鉱工業生産が伸び 悩んでいる足元の状況は、中国経済の減速が現在も進行中である可能性を窺わせる。中国経済の減速は新興 国市場中心に金融市場の懸念材料となっているだけに、引き続き中国経済の動向には留意が必要だ。 2 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) Ⅰ.経済・金融市場動向 ~金融市場見通し~ 来週は米雇用統計を控え て方向感の出づらい展開 に 先週末以降の金融市場は、株価は下落、債券利回りは低位でのもみ合い となった。為替市場では、ユーロが対ドルを中心に下落した。 来週の金融市場は、9月の米雇用統計(10/2)を控え、総じて方向感の出 づらい展開が続くと予想している。非農業部門雇用者数は、前月(前月差 +17.3万人)の減速から、同+20万人程度の増加幅に復する公算。9月の製 造業ISM指数(10/1)は、新興国経済減速の米企業への影響が出ている のかが注目される。 欧州では 9 月CPI、日本 は短観に注目 欧州では、9月のユーロ圏消費者物価指数(9/30、速報値)の発表が予定 されている。油価低迷を背景に、インフレ率が更に低下すれば、ECBの 追加緩和の思惑が高まり、欧州金利を押し下げる要因となりそうだ。日本 では、日銀短観(10/1、9月調査)の発表が予定されており、大企業・製造 業の業況判断DIは前回より低下が見込まれる。その他、米中首脳会談 (9/25)が本日、ワシントンで行われる予定である。 日米金利は低位で横ばい を予想 米10年国債利回りは、昨晩、2%近傍まで低下し、金利低下材料に反応し やすい地合いが続きそうだ。9月の中国PMI(10/1)の悪化等により油価 続落となれば、低下余地を探る局面もあろう。来週は、FOMCメンバーの講 演も予定されており、年内利上げを巡る発言も債券相場の材料となりそう だ。日本国債利回りは、海外金利に連動した低位推移が予想される。 日米株はもみ合いが続く 公算 米株は、週半ばには自動車関連株の下落等が相場を押し下げたが、来週 はそうした動きは一巡する公算。但し、来週の米経済指標はまちまちの内 容が予想されており、週を通じてみればもみ合い推移となろう。日本株は、 海外市場に振らされ易い展開が続く見込みながら、日銀短観で業況判断 DIが低下すれば、株価の上値を抑制する可能性がある。 為替市場はユーロの上値 が重い展開を予想 為替市場では、引き続きユーロの上値が重い展開を予想する。足元で、 ECBの追加緩和観測や、独大手自動車会社の検査不正問題等、ユーロ相 場への逆風が強まっている。一方、ドル円相場は、雇用統計を前にしたも (吉田健一郎) み合いが続くと予想している。 【 来週の予想 】 内外金利 内外株式 為 替 項目 USD LIBOR 3カ月(%) 米10年国債(%) 円 TIBOR 3カ月(%) 10年国債(%) ダウ平均(ドル) NASDAQ総合指数(ポイント) 日経平均(円) TOPIX(ポイント) 円/ドル ドル/ユーロ 円/ユーロ 3 予想レンジ 0.315 2.00 0.16 0.30 15,700 4,590 16,900 1,370 117.5 1.080 131.0 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 0.335 2.25 0.18 0.40 16,700 4,920 18,900 1,520 122.5 1.140 137.0 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) ~金融市場レビュー~ <内外金利動向> 先週末以降の米 10 年国債利回りは 2.1%台に低下した。中国の財新製造 中国製造業PMIの悪化 業PMI指数(9/23)が悪化したことや、8 月の米耐久財受注(9/24)の減 などを受け米 10 年債利回 少などが利回りを押し下げる要因となった。イエレン議長が 24 日の講演で りは 2.1%台に低下 年内の利上げを示唆する発言をしたが市場の反応は限定的となっている。 日本の 10 年国債利回りは 0.3%台前半で推移した。連休明けや期末要因で 市場参加者の様子見ムードが強く、24 日には新発 10 年国債の取引が成立し なかった。本日発表された 8 月の消費者物価(除く生鮮食品)は前年比 ▲0.1%とマイナスに転じた。予想通りの結果ではあるが、来月の日銀金融 政策決定会合への注目度が更に高まりそうだ。 <内外株式動向> (野口雄裕) 先週末以降の米株式相場は下落した。先週の FOMC 後も世界経済や米国の 米株は世界経済や米金融 金融政策の先行きへの不透明感が残存したことが投資家に嫌気された。今 政策の行方を警戒し下 週に入ってからは、ドイツ自動車大手の排ガス規制に対する不正問題を巡 落、日本株は連休中の軟 って欧州株が大幅に下落し、米国でも自動車・自動車部品関連株が下げ幅 調な欧米株を受け下落 を大きくさせた。また、中国の 9 月の財新製造業PMI(9/23)が悪化し たことも売り材料となった。日本株は下落した。連休中の欧米株の下落を 引き継ぐ展開となった。特にドイツ自動車大手のサプライヤーが含まれる、 機械・非鉄金属といった業種の下落が目立った。週末にかけては大幅な下 落の反動で反発している。 <為替動向> (大塚理恵子) 今週のドル円相場は 1 ドル=120 円前後でもみあう展開となった。ドイツ ドル円相場は 1 ドル=120 自動車大手の不正問題を起点とする欧州株下落、及び日米株下落を受け、 円前後でもみ合う展開、 ドル円相場は一時リスク回避の円買いが進んだ。しかしFRBイエレン議 ユーロドル相場はECB 長の年内利上げを示唆する発言を材料に、その後円安ドル高に戻した。一 理事の追加緩和示唆など 方、ユーロドル相場はドル高ユーロ安の展開となった。ECBクーレ理事 を受けユーロ安 やプラート理事の追加緩和を示唆する発言などを受け、ユーロ安が進んだ。 またドイツ自動車大手の不正問題もユーロ売り材料となり、一時 1 ユーロ =1.11 ドル台前半までユーロ安が進展した。欧州の追加緩和期待が高まる (有田賢太郎) 中、判断材料となるユーロ物価動向に暫く注視が必要である。 <新興・資源国動向> 再び株安・通貨安の展開 先週は持ち直しの動きも見られた新興国市場だが、今週は再び軟調な展 開となった。新興国株は先週末に比べ概ね全面安となっており、為替もド ル高・新興国通貨安の展開となっている。株価は米株の値動きに引きずら れた面もあるが、中国を始めとする新興国の景気減速が株安地合いの根底 にある状況は変わっていない。今週も 50 割れの続く財新製造業PMI (9/23)によって中国の減速を改めて確認することとなった。中国経済の 弱含みは、新興国の通貨安要因にもなっている。市場では米国の年内利上 げに対する見方が後退し、ドル高圧力も幾分和らいでいると見られるが、 依然新興国の通貨安基調に歯止めがかかる兆しは確認できない。(井上淳) 4 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) ~内外経済指標の解説と予測~ <国 内> 全国コアCPI前年比は 8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、以下コアCPI) (9/25) は、前年比▲0.1%(7月同0.0%)と2年4カ月ぶりに下落した。耐久財など 2 年 4 カ月ぶりのマイナス が寄与する形で食料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合指数の伸びが 高まったが、電気代やガソリン代の下落幅が拡大した。9月の東京都区部コ アCPIは同▲0.2%(8月同▲0.1%)と3カ月連続のマイナスとなった。 来週は鉱工業生産指数や日銀短観、消費関連指標などが発表される。 鉱工業生産は 2 カ月ぶり 8月の鉱工業生産(9/30)は、前月比+1.6%(7月同▲0.8%)を見込む。 情報通信機械や輸送機械を中心に幅広い業種で増産となり、2カ月ぶりに前 に前月比プラス 月比でプラスとなるだろう。 住宅着工は前月から小幅 8月の住宅着工統計(9/30)は年率91.2万戸(7月同91.4万戸)と予想す に減少 る。貸家と持家の受注は伸びが鈍化しており、着工戸数は小幅ながら減少 するとみている。 大企業の業況判断DIは 日銀短観(9 月調査)(10/1)では大企業・製造業の業況判断DIが+13% 製造業、非製造業とも低下 Pt(6 月調査+15%Pt)、大企業・非製造業が+21%Pt(同+23%Pt)と 予測する。製造業は円安による輸出採算改善がプラス要因となる一方、中 国の景気減速を背景とした売り上げ不振等が下押し要因になりそうだ。非 製造業は不動産や建設が好調を維持するが、全体としては個人消費や企業 活動の停滞等を受けDIは低下する見込みだ(詳細は「日銀短観(9 月調査) 予測」(http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/DI/tankan150916.pdf)ご参照)。 8 月の小売業販売額(9/30)は前年比+0.6%(7 月同+1.8%)、実質消 実質消費支出の前年比は 費支出(二人以上の全世帯)(10/2)は前年比+0.1%(7 月同▲0.2%) 小幅プラス と予想する。自動車購入の増加や月前半の猛暑の影響がプラスに寄与する 一方で、月後半の天候不順などが重石となりプラス幅は小幅にとどまる見 通しである。8 月の雇用関連指標(10/2)は、失業率が 3.3%、有効求人倍 率が 1.21 倍といずれも前月から横ばいとなろう。 【 鉱工業生産の推移 】 【 雇用関連指標の推移 】 (前月比、%) (%) 5 (倍) 4.4 1.3 予測値 4 3 (小西祐輔) 4.2 完全失業率 化学 鉱工業生産指数 4.0 情報通 信機械 2 電気機械 一般 機械 1 1.2 予測値 1.1 3.8 0 3.6 1 ▲1 ▲2 電子部品・ デバイス 3.4 輸送機械 0.9 ▲3 3.2 その他 有効求人倍率(右目盛) ▲4 14/9 14/10 14/11 14/12 15/1 15/2 15/3 15/4 15/5 15/6 (注)1.一般機械は「はん用・生産用・業務用機械」を指す。 2.2015年8月はみずほ総合研究所による予測値。 (資料)経済産業省「鉱工業指数」より、みずほ総合研究所作成 15/7 15/8 3.0 2013/01 (年/月) 0.8 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 (年/月) (注)2015年8月はみずほ総合研究所による予測値。 (資料)総務省「労働力調査」、厚生労働省「一般職業紹介状況」より、 みずほ総合研究所作成 5 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) <海 外(米国)> 今週発表された経済指標 今週発表された経済指標は、全体として底堅さを維持する内容となった。 は、全体として底堅さを 8 月の耐久財受注(9/24)では、機械関連投資の先行指標とみられる航空 機を除く非国防資本財(コア資本財)受注が過去 2 カ月間高い伸びとなっ 維持する内容 た反動などにより減少した。機械関連投資の勢いは緩やかながらも、夏頃 からの回復基調は維持されている模様である。 住宅関連では、8 月の中古住宅販売件数(9/21)が 4 カ月ぶりに減少し、 5 月の水準とほぼ並ぶ年率 531 万件となった。全米不動産協会(NAR)に よれば、住宅需要は引き続き良好ながら、値ごろ感のある住宅が不足して いることが一部家計の購入を抑制したようだ。NARは、過去 2 カ月間に わたって住宅価格の上昇ペースが鈍化していることについて、今後の住宅 市場にとって良いニュースであると指摘している。また、8 月の新築住宅販 売件数(9/24)は 2 カ月連続で増加し、2008 年 2 月以来の高水準となった。 本日以降発表予定の経済 本日以降発表される経済指標は、一部のマインド指標に弱さがみられる 指標は、一部に弱さがみ 一方で、労働市場の改善継続など、国内経済が引き続き堅調であることを られる一方で、米国経済 確認できる内容になるとみられる。 が引き続き堅調であるこ 9 月の製造業ISM指数(10/1)は 3 カ月連続の低下となり、製造業の業 とを示唆する内容になる 況感が足元にかけて減速していることが示唆されるだろう。9 月の消費者マ と予想 インド(ミシガン大:9/25、カンファレンスボード:9/29)は前月から悪 化すると予想されるが、8 月中旬以降の金融市場の不安定化を受けても、マ インドが大きく崩れる事態は避けられるとみられる。 家計関連では、8 月の消費支出(9/28)が 7 カ月連続で増加する見通しだ。 9 月の雇用統計(10/2)では、非農業部門雇用者数が前月差+20 万人程度 の着実な増加を示すと予想する。失業率は低水準が続き、時間当たり賃金 は前月比緩やかな伸びになると見込まれる。物価面では、8 月のコアPCE デフレーター(9/28)は前月比緩やかな上昇が続くだろう。 (風間春香) 【 新築・中古住宅販売件数 】 【 非農業部門雇用者数 】 (前月差、千人) (年率、千件) (年率、千件) 600 住宅需要は引き続き良好ながら 中古住宅販売は足元で減少。 新築住宅販売は増加。 600 建設業 製造業 政府部門 6,000 500 鉱業 民間サービス業 非農業部門合計 9月は着実な増加 を示す見込み。 7・8月の改訂状況にも注目 400 500 5,500 新築住宅販売件数 300 200 400 5,000 100 中古住宅 販売件数(右目盛) 0 300 ▲100 4,500 2014/4 2014/8 2014/12 2015/4 2014/9 2015/8 2014/12 2015/3 2015/6 2015/9 (年/月) (年/月) (注)9 月の値はみずほ総合研究所予測値。 (資料)米国商務省より、みずほ総合研究所作成 (資料)米国商務省、NARより、みずほ総合研究所作成 6 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) <海 外(欧州)> 今週発表された経済指標では、ユーロ圏景気が緩やかに回復していたこ とが示された。他方、ギリシャでは、選挙後の混乱が回避された。 ユーロ圏PMIは 9 月も 50 超を維持 9 月のユーロ圏合成PMI(9/23、速報値)は 53.9 となり、景気判断の 境目となる 50 を上回った。 8 月からは小幅に低下したが、7~9 月平均は 54.0 となり、4~6 月平均(53.9)並みの水準である。7~9 月期の景気回復ペース が、前期並みであることが示唆される結果と言える。発表元の Markit によ ると輸出受注は 9 月も改善を続けており、今後の輸出の回復が期待できよ う。国別にみると、ドイツの合成PMIは 54.3、フランスの合成PMIは 51.4 となり、いずれも 50 超を維持した。 ギリシャ総選挙ではシリ ギリシャの総選挙(9/20)では、接戦になるとの事前予想に反し、シリ ザが予想以上に議席を獲 ザがNDに大差をつけて勝利した。シリザ単独での獲得議席数は 145 議席 得。選挙前の連立相手と と、過半数(151)に届かなかった。しかし、これまでの連立相手であった 共に過半数を確保 ANEL と連立を組むことで、過半数を超える議席数(155)を確保した。選挙 前には連立交渉の難航が懸念されていたが、スムーズに政権が樹立される ことになったため、選挙後にギリシャの国債利回りは低下した。 来週はユーロ圏インフレ 率が注目材料 来週は、9 月のユーロ圏インフレ率(9/30、速報値)などが発表される予 定である。9 月も油価の大幅下落が続いたため、9 月のユーロ圏インフレ率 は前月(前年比+0.1%)と同程度にとどまるか、或いは、再びマイナス圏に 陥ると予想される。ポイントは、エネルギーを除いた財物価上昇率の動き である。8 月の結果からは、ユーロ安による物価押し上げ効果がピークに達 したことが示唆されている。それまで一本調子で加速していた財物価上昇 率は、9 月も伸び悩む可能性がある。 【 ユーロ圏・主要国の合成PMI 】 58 (松本惇) 【 ギリシャの選挙結果 】 (Pt) 政党名 得票率 (%) 獲得 議席数 9月も50超 56 54 35.46 145 ND 28.10 75 黄金の夜明け 6.99 18 PASOK 6.28 17 ギリシャ共産党 5.55 15 ポタミ 4.09 11 ANEL 3.69 10 中道連合 3.43 9 52 50 48 46 2013/9 ユーロ圏 14/9 ドイツ フランス 15/9 (年/月) こ れ ま で 通 り 、 シリザ 連 立 へ (資料)ギリシャ内務省より、みずほ総合研究所作成 (資料) Markit より、みずほ総合研究所作成 7 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) Ⅱ.トピックス ~高ボラティリティが続く日本株市場~ ボラティリティが高まる 日本株市場 8 月以降、中国経済に対する不安や米国の利上げに対する警戒感を背景に 米国株が急落し、世界同時株安の展開となった。日本株も例外ではなく、8 月中旬に 2 万円を上回っていた日経平均は一時 17,000 円台前半まで値を下 げた。下落率についてはむしろ米株を上回っており、8 月の高値から直近安 値までのダウ平均の騰落率が▲11%に対して日経平均は▲16%であった。 こうした相場の急落を受けてボラティリティは急速に高まった。8 月中旬に 10%程度であった日経平均のヒストリカル・ボラティリティは 40%台まで 上昇し、足元でも高止まっている(図表 1)。特に日々の値動きは激しく、 9 月 9 日の日経平均は前日比 1,343 円高と 21 年ぶりの上昇幅を記録した。 日中の値動きを荒くする 先物取引 最近の日本株は主体的な動きはあまり見られず、前日の米国株の動きや 日中の中国株の動きなどの影響を受けて相場の方向性が決まることが多 い。さらに、一度方向性が決まると一方向に大きく動く傾向がみられる。 こうした値動きを主導しているのは主に先物市場である。日経平均の日次 高安の差をとった値幅の絶対値と主要な株価指数先物の取引金額の合計を 比較すると、高い相関関係がみられる(図表 2)。特に値幅が 1,000 円を超 える日の先物の取引金額は 20 兆円前後に膨らんでいる。多い時でも 3~4 兆円台である東証一部の売買代金と比較しても、その影響力の大きさが見 て取れよう。 先物市場の取引金額は日本株がアベノミクス相場で急上昇した 2013 年以 降急速に膨らんでおり、特に少額で取引のできる日経 225mini の増加が著 しい(図表 3)。日経 225mini は主に個人投資家をターゲットとして作られ た商品であり、実際日経 225 先物に比べて個人投資家の取引比率が高い。 したがって、先物を使った個人投資家の取引が日本株のボラティリティを 【 図表1 日経平均のボラティリティ 】 【 図表2 日経平均の値幅と先物取引金額 】 (円) 1,200 (pt) 50 45 (兆円) 日経平均株価の日中値幅絶対値 25 株価指数先物の日次取引金額(右目盛) 1,000 20 40 800 35 15 30 日経平均のヒストリカル・ ボラティリティ(20日) 600 25 10 400 20 15 5 200 10 5 15/1 15/3 15/5 (資料)日本経済新聞社より、みずほ総合研究所作成 15/7 0 15/7 15/9 0 15/8 15/9 (年/月) (注)先物取引金額は日経225先物、日経225mini、TOPIX先物の合計。 (資料)日本取引所グループ、Bloombergより、みずほ総合研究所作成 (年/月) 8 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 高める一因となっている可能性が考えられる。ただし、日経 225mini が作 られた当初は取引金額に占める個人投資家の比率は 5 割以上であったが、 現状では 7 割以上が海外投資家の取引となっており、mini も含めて先物市 場の取引の中心は海外投資家であると言える。CTAなど主に先物を使っ た取引で収益を狙うヘッジファンドなどの動きが日本株の先物市場でも活 発に取引をしているようである。一方、日経 225mini の特徴として、日経 225 先物と比較して、取引金額の規模に対する売買差額の規模が小さい傾向 があること、決済期日近辺での取引金額の規模が小さいことが挙げられる。 このことから、取引主体が個人投資家であれ、海外投資家であれ、日経 225mini は短期取引が中心になっていると考えられ、日々のボラティリティ を高めている可能性は高いであろう。 不安と期待が混在する日 本株市場 先物市場での取引が日々の日経平均のボラティリティを高めているとし ても、その根底にあるのは先行きの不確実性の高まりである。日本株の先 行きを考える場合、上下両方向に不確実性の高い要素が挙げられる。相場 が下落する要因としては、中国を中心とする海外経済の下振れに加え、日 本経済も下振れの可能性を内包している。来週発表される 8 月の鉱工業生 産が予想以上に下振れれば、2 四半期連続のマイナス成長といったリスクシ ナリオも現実味を帯びてくる。一方、国内景気の下振れリスクが高まれば、 日銀による追加緩和の可能性は高まることになるが、これば相場の上昇要 因である。期待と不安が混在する日本株市場は、当面ボラティリティの高 い状況が続きそうである。なお、需給面からの下振れリスクとして、海外 投資家の日本株売りが先物中心のヘッジ売りから現物市場での利益確定売 りに広がってきていることには留意が必要であろう(図表 4) 。 (武内浩二) 【 図表3 日経225先物と日経225miniの取引金額 】 1,200 (兆円) 【 図表4 海外投資家の日本株売買状況 】 40 (千億円) 先物 日経225mini 日経225先物 現物 30 1,000 20 800 10 600 0 400 ▲10 200 ▲20 ▲30 0 13/1 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (年) 14/1 15/1 (年/月) (資料)日本取引所グループより、みずほ総合研究所作成 (資料)日本取引所グループより、みずほ総合研究所作成 9 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) ~夏季賞与の弱含みは本当か?~ 夏季賞与を含む特別給与 の弱含みが賃金を下押し 足元の賃金は、回復にやや足踏み感がみられる。このところ緩やかに回 復してきた名目賃金(毎月勤労統計調査ベース)は、6 月に大幅減(前年比 ▲2.5%)となった(図表 1)。内訳をみると、賞与を含む特別給与(同 ▲6.7%)が主な押し下げ要因となっている。6 月分の発表当時は賞与の支 給時期後ずれの可能性が指摘された。しかし、7 月分の特別給与(速報段階、 以下同様)が小幅な増加(同+0.3%)にとどまったため、後ずれの可能性 は低いと考えられる。2014 年度下期の経常利益は、円安に伴い輸出企業を 中心に高水準となっていたことから、今夏の賞与を取り巻く環境は改善し ていた。それにもかかわらず、特別給与はなぜ弱含んでいるのだろうか。 サンプル替えに伴う支給 月数のズレが一因に 事業所規模別に特別給与(5~7 月平均)の伸びをみると、5~29 人では 前年比+2.5%と増加した一方、30 人以上では同▲4.2%と減少しており、 比較的に規模の大きな事業所が全体を押し下げている。 毎月勤労統計調査では、約 3 年ごとに 30 人以上規模の事業所を対象に、 サンプルの入れ替えを行っている。サンプル替えが行われるまでの約 3 年 間を通して存続している事業所は、業績が堅調だった可能性が高いため、 旧サンプルの方が賃金水準は高くなりやすいと考えられる。厚生労働省は、 この新・旧のサンプル間で生じる賃金水準のギャップを補正するために、 サンプル替えが行われる年の 1 月に各サンプルから得られた「きまって支 払われる給与(所定内給与と所定外給与の総和) 」を用いて、過去 3 年間の 賃金データを修正している(ギャップ修正)。多くの企業では 1 カ月分の所 定内給与に一定の「支給月数」をかけあわせた額を賞与として支給してい るが、 「きまって支払われる給与」を用いた補正方法では、新・旧サンプル 間の「賞与の支給月数」のギャップまでは補正できない。このため、サン プル替え直後には、 「賞与の支給月数」の前年比に新・旧サンプル間のギャ ップの影響(賃金水準と同様の理由で、旧サンプルの方が支給月数は多く なる傾向がある)が残り、低めの結果が出やすくなると考えられる。 【 図表1 名目賃金前年比の寄与度分解 】 【 図表2 パートタイム労働者比率の前年比 】 (前年比、%) 10.0 (前年比、%) 3.0 労働者補正後(2012年実施) 8.0 2.0 労働者補正前 6.0 1.0 4.0 0.0 2.0 ▲ 1.0 ▲ 2.0 ▲ 3.0 2014/01 0.0 特別給与 所定外給与 所定内給与 総額 ▲ 2.0 ▲ 4.0 2014/07 2015/01 2008 2015/07 2009 2010 2011 2012 2013 (注)シャドーはサンプル替えが行われた年を表す。 (資料)厚生労働省「毎月勤労統計調査」より、みずほ総合研究所作成 (年/月) (資料)厚生労働省「毎月勤労統計調査」より、みずほ総合研究所作成 10 2014 2015 (年) 金融市場ウィークリー (2015 年 9 月 25 日号) 新・旧サンプル間における さらに、今回のサンプル替えではパートタイム労働者比率のギャップを パートタイム比率の相違 修正していないことも、結果に影響した可能性がある(2012 年のサンプル も影響 。この比率を調整せずにサンプル 替えの際には過去 5 年間遡及して修正 ) 替えが行われた年(直近では 2009 年、2015 年)は、パートタイム労働者の 。パートタイム労働者は 比率が急上昇していることが分かる(前頁図表 2) 一般労働者に比べ、賞与の支給額が少額となることが多い。そのため、賞 与の前年比は、サンプル替えに伴うパートタイム労働者比率の急上昇の影 響が表れ、弱めの結果になりやすいと考えられる。 このように、サンプル替えが行われた年、とりわけ今年は、賞与の前年 比が低く出た可能性がある。実際に、毎月勤労統計調査の特別給与を他の 統計(法人企業統計調査の 1 人当たり賞与)と比較すると(図表 3)、毎月 勤労統計調査では、サンプル替えが行われた年に実績が低くなる傾向があ ることが分かる。また、2015 年度は法人企業統計だけでなく、経団連や連 合など各種調査でも夏季賞与が増加している点も、特別給与の減少にはサ ンプル替えによる影響が大きいことを強く示唆している。 一部業種では消費回復の サンプル替えの影響が小さいとみられる 5~29 人規模について 、業種別 鈍さが影響している可能 の特別給与をみると(図表 4)、円安を背景に輸出企業を中心に業績が改善 性も したこともあり、製造業が増加している。他方、医療・福祉や卸売・小売 業は減少しており、女性・高齢者など平均的に賃金水準の低い労働者の増 加や昨年実施された消費増税以降の消費持ち直しの鈍さが下押し要因とな っている模様である。このようにサンプル替えだけでなく、消費増税後の 落ち込みからの消費回復の弱さなども特別給与を押し下げているようだ。 夏季賞与の段階では実態としての弱さは一部業種にとどまったとみられ るが、今後も消費回復の鈍さが長期化したり、新興国経済の減速から輸出 が一段と下振れしたりする場合には、冬季賞与が実態としても弱含むリス クがある。個人消費主導の回復シナリオが維持できるのか、当面は所得の (松浦大将) 動向に注意が必要だ。 【 図表3 賞与に関する指標の比較 】 【 図表4 5~29人規模の特別給与前年差 】 (前年差、円) (前年比、%) 15 20,000 毎月勤労統計調査(特別給与) 10 法人企業統計(1人当たり賞与) 15,000 5 0 10,000 全産業平均 ▲ 5 5,000 ▲ 10 ▲ 15 0 ▲ 20 下 2008 上 下 2009 上 下 2010 上 下 2011 上 下 2012 上 下 2013 上 下 2014 上 (半期) 2015(年) ▲ 5,000 製造業 (注)1.法人企業統計ベースは、全規模・全産業(除く金融保険業)の値。 2.シャドーはサンプル替えが行われた年を表す。 (資料)厚生労働省「毎月勤労統計調査」、財務省「法人企業統計調査」より、 みずほ総合研究所作成 建設業 宿泊業, 卸売業,小売業 飲食サービス業 医療,福祉 (注)5~7月合計の特別給与前年差。 (資料)厚生労働省「毎月勤労統計」より、みずほ総合研究所作成 11 金融市場ウィークリー (2015 年 9 月 25 日号) Ⅲ.参考資料 今週の主要経済指標 経 済 指 標 等 日 付 9/21(月) 日 敬老の日(日本休場) 米 中古住宅販売件数(8月) 今回実績 年率 予想 531万件 550万件 R 前回実績 558万件 9/22(火) 日 国民の休日(日本休場) 米 2年国債入札:最高利回り 0.699%、 平均利回り 0.668%、 入札倍率 3.27倍 9/23(水) 日 秋分の日(日本休場) 中 財新製造業PMI(9月速報) 47.0 47.5 米 5年国債入札:最高利回り 1.467%、 平均利回り 1.434%、 入札倍率 2.57倍 欧 ユーロ圏合成PMI(9月速報) 53.9 54.0 9/24(木) 日 全産業活動指数(7月) 米 新築住宅販売件数(8月) 耐久財受注(8月) 前月比 年率 前月比 47.3 54.3 +0.2% 0.0% R +0.5% 55.2万件 51.5万件 R 52.2万件 ▲2.0% ▲2.3% R +1.9% 7年国債入札:最高利回り 1.813%、 平均利回り 1.776%、 入札倍率 2.51倍 イエレンFRB議長講演(マサチューセッツ大学/アマースト) 失業保険新規申請件数(~9/19) 267千人 独 ifo景況感指数(9月) 比 金融政策決定会合 108.5 272千人 107.9 R 264千人 108.4 9/25(金) 日 消費者物価(8月全国) [除・生鮮食品] 消費者物価(9月東京都区部) [除・生鮮食品] 前年比 前年比 前年比 前年比 +0.2% ▲0.1% ▲0.1% ▲0.2% +0.1% ▲0.1% ▲0.1% ▲0.2% +0.2% 0.0% +0.1% ▲0.1% 内閣府月例経済報告(9月) 予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。R は改定値。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 12 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 来週の主要経済指標 日 付 9/25(金) 米 経 済 指 標 等 予 想 前 回 前々回 [90.3] 9月速報 85.7 8月確報 91.9 前期比年率 [+3.7%] 4~6月期速報 +3.7% 1~3月期 +0.6% 9/28(月) 日 黒田日銀総裁挨拶(大阪経済4団体共催懇談会) 米 個人所得(8月) 前月比 消費支出(8月) 前月比 コアPCEデフレータ(8月) 前年比 [+0.4%] [+0.3%] [+1.2%] +0.4% +0.3% +1.2% +0.4% +0.3% +1.3% 中古住宅販売仮契約指数(8月) 前月比 9/29(火) 日 2年利付国債入札 米 カンファレンスボード消費者信頼感指数(9月) +0.4% +0.5% ▲1.7% [94.0] 101.5 91.0 S&P/ケーシ・シラー住宅価格[20都市](7月) 印 金融政策決定会合 9/30(水) 日 鉱工業生産(8月速報) +5.1% +5.0% +5.0% 前月比 [+1.6%] ▲0.8% +1.1% 季調済年率 [91.2万戸] 91.4万戸 103.3万戸 前年比 前年比 [+1.3%] [+0.6%] +2.1% +1.8% ▲0.3% +1.0% ±0.0% +0.1% +0.2% [+13] [+21] [+9.1%] 6月調査 +15 +23 +9.3% 3月調査 +12 +19 ▲1.2% N.A. 49.7 50.0 N.A. 53.4 53.9 N.A. 9月速報 47.0 8月確報 47.3 N.A. 51.5 53.8 [50.4] 51.1 52.7 [265千人] 267千人 264千人 [3.3%] 3.3% 3.4% [1.21倍] 1.21倍 1.19倍 ミシガン大消費者信頼感指数(9月確報) GDP(4~6月期確定) 新設住宅着工戸数(8月) 前年比 大型小売店販売額[既存店](8月速報) 小売業販売額(8月速報) 米 イエレンFRB議長講演(セントルイス) 欧 ユーロ圏消費者物価指数(9月速報) 前年比 10/1(木) 日 日銀短観(9月調査) 大企業 製造業 業況判断DI 大企業 非製造業 業況判断DI 15年度大企業全産業設備投資計画 (%Pt) (%Pt) (前年度比) 10年利付国債入札 中 製造業PMI(9月) 非製造業PMI(9月) 財新製造業PMI(9月確報) 財新サービスPMI(9月) 米 製造業ISM指数(9月) 失業保険新規申請件数(~9/26) 10/2(金) 日 完全失業率(8月) 有効求人倍率(8月) 米 実質消費支出[二人以上の全世帯](8月) 前年比 [+0.1%] ▲0.2% ▲2.0% 雇用統計(9月) 失業率 非農業部門雇用者数 時間当たり賃金(全従業員ベース) 前月差 前月比 [5.1%] [+203千人] [+0.2%] 5.1% +173千人 +0.3% 5.3% +245千人 +0.2% 予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 13 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 9 月のスケジュール 国 1 内 国 他 1 米 製造業ISM指数(8 月) 2 2 3 3 米 労働生産性(4~6 月期改訂) ベージュブック(地区連銀経済報告) 製造業新規受注(7 月) 欧 ECB政策理事会 米 非製造業ISM指数(8 月),貿易収支(7 月) 中 抗日戦勝 70 周年記念式典 米 雇用統計(8 月) 4 法人企業統計調査(4~6 月期) 新車販売台数(8 月),10 年利付国債入札 米 毎月勤労統計(7 月速報) 4 5 5 6 6 7 景気動向指数(7 月速報) 8 GDP(4~6 月期 2 次速報) 国際収支(7 月速報) 景気ウォッチャー調査(8 月),30 年利付国債入札 9 マネーストック(8 月速報) 消費動向調査(8 月) 10 機械受注統計(7 月),5 年利付国債入札 企業物価指数(8 月) 11 法人企業景気予測調査(7~9 月期) G20 (20 カ国財務大臣・中央銀行総裁会議、アンカラ、4・5 日) 7 米 レーバーデー(米国休場) 8 米 3 年国債入札 9 米 10 年国債入札 12 10 英 英中銀金融政策委員会(9・10 日) 米 30 年国債入札 11 米 連邦財政収支(8 月),PPI(8 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月速報) 12 13 13 14 設備稼働率(7 月) 第 3 次産業活動指数(7 月) 15 日銀金融政策決定会合(14・15 日) 日銀総裁定例記者会見 16 日銀金融経済月報(9 月) 20 年利付国債入札 17 黒田日銀総裁挨拶(全国証券大会) 資金循環統計(4~6 月期速報) 貿易統計(8 月) 18 日銀金融政策決定会合議事要旨(8/6・7 分) 14 19 19 20 20 21 敬老の日(日本休場) 21 米 中古住宅販売件数(8 月) 22 国民の休日(日本休場) 22 米 2 年国債入札 23 秋分の日(日本休場) 23 米 5 年国債入札 24 全産業活動指数(7 月) 26 24 独 ifo景況感指数(9 月) 米 イエレンFRB議長講演(マサチューセッツ大学/アマースト) 耐久財受注(8 月),新築住宅販売件数(8 月) 7 年国債入札 25 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月確報) GDP(4~6 月期確定) 企業収益(4~6 月期改訂) 26 27 27 28 黒田日銀総裁挨拶(大阪経済 4 団体共催懇談会) 28 米 個人所得・消費支出(8 月) 29 2 年利付国債入札 29 米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・7 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(9 月) 30 米 イエレンFRB議長講演(セントルイス) シカゴPMI指数(9 月) 25 消費者物価(8 月全国・9 月都区部) 内閣府月例経済報告(9 月) 30 鉱工業生産(8 月速報),商業動態統計(8 月速報) 住宅着工統計(8 月) 15 米 鉱工業生産・設備稼働率(8 月),小売売上高(8 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(9 月) 16 米 CPI(8 月) ネット対米証券投資(7 月) 17 米 FOMC(16・17 日) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(9 月) 住宅着工・許可件数(8 月),経常収支(4~6 月期) 18 米 景気先行指数(8 月) *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国 14 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 10 月のスケジュール 国 1 2 内 日銀短観(9 月調査),新車販売台数(9 月) 10 年利付国債入札 家計調査(8 月),労働力調査(8 月) 米 1 米 製造業ISM指数(9 月) 2 米 雇用統計(9 月),製造業新規受注(8 月) 3 3 4 4 5 毎月勤労統計(8 月速報) 6 7 8 日銀金融政策決定会合(6・7 日) 日銀総裁定例記者会見 景気動向指数(8 月速報) 機械受注統計(8 月) 日銀金融経済月報(10 月) 景気ウォッチャー調査(9 月) 国際収支(8 月速報),30 年利付国債入札 国 他 5 米 非製造業ISM指数(9 月) 6 米 貿易収支(8 月),米 3 年国債入札 7 米 10 年国債入札 8 G20(20 カ国財務大臣・中央銀行総裁会議、リマ、8 日) 英 英中銀金融政策委員会(7・8 日) 米 FOMC 議事録(9/16・17),30 年国債入札 9 9 10 10 11 11 12 体育の日(日本休場) 12 米 コロンブスデー(祝日) 13 日銀金融政策決定会合議事要旨(9/14・15 分) 13 米 連邦財政収支(9 月) 14 マネーストック(9 月速報) 企業物価指数(9 月),5 年利付国債入札 15 設備稼働率(8 月) 第 3 次産業活動指数(8 月) 17 14 米 小売売上高(9 月),PPI(9 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) 15 米 CPI(9 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(10 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(10 月) 16 米 鉱工業生産・設備稼働率(9 月) ネット対米証券投資(8 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(10 月速報) 17 18 18 19 19 20 20 年利付国債入札 20 米 住宅着工・許可件数(9 月) 21 貿易統計(9 月),全産業活動指数(8 月) 21 22 2 年利付国債入札 23 22 欧 ECB政策理事会 米 中古住宅販売件数(9 月),景気先行指数(9 月) 23 24 24 25 25 26 26 独 ifo景況感指数(10 月) 米 新築住宅販売件数(9 月) 27 米 耐久財受注(9 月),2 年国債入札 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・8 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(10 月) 28 米 FOMC(27・28 日) 5 年国債入札 29 米 GDP(7~9 月期速報),7 年国債入札 16 黒田日銀総裁挨拶(全国信用組合大会) 27 40 年利付国債入札 28 商業動態統計(9 月速報) 29 鉱工業生産(9 月速報) 30 日銀金融政策決定会合(30 日) 日銀総裁定例記者会見 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解) 消費者物価(9 月全国・10 月都区部),家計調査(9 月) 住宅着工統計(9 月),労働力調査(9 月) 31 30 米 雇用コスト指数(7~9 月期) ミシガン大学消費者信頼感指数(10 月確報) 個人所得・消費支出(9 月) シカゴPMI指数(10 月) 31 *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ 15 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 四半期スケジュール 11 月 日 本 2 5 6 9 10 11 12 13 16 17 19 20 25 27 30 新車販売台数(10 月) 10 年利付国債入札 景気動向指数(9 月速報) 毎月勤労統計(9 月速報) 国際収支(9 月速報) 景気ウォッチャー調査(10 月) 10 年物価連動国債入札 マネーストック(10 月速報) 企業物価指数(10 月) 30 年利付国債入札 機械受注統計(9 月) 設備稼働率(9 月) 第 3 次産業活動指数(9 月) GDP(7~9 月期 1 次速報) 5 年利付国債入札 日銀金融政策決定会合(18・19 日) 日銀総裁定例記者会見 貿易統計(10 月) 全産業活動指数(9 月) 日銀金融経済月報(11 月) 20 年利付国債入札 消費者物価(10 月全国・11 月都区部) 2 年利付国債入札 家計調査(10 月) 労働力調査(10 月) 鉱工業生産(10 月速報) 商業動態統計(10 月速報) 12 月 1 4 8 9 10 14 15 17 18 21 22 25 28 米 国 2 4 5 6 9 10 12 13 16 17 18 19 23 24 25 30 製造業ISM指数(10 月) 貿易収支(9 月) 非製造業ISM指数(10 月) 労働生産性(7~9 月期暫定) 雇用統計(10 月) 米 3 年国債入札 米 10 年国債入札 連邦財政収支(10 月) 米 30 年国債入札 PPI(10 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(11 月速報) 小売売上高(10 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(11 月) 鉱工業生産・設備稼働率(10 月) CPI(10 月) 住宅着工・許可件数(10 月) FOMC 議事録(10/27・28) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(11 月) 景気先行指数(10 月) 中古住宅販売件数(10 月) 米 2 年国債入札 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・9 月) GDP(7~9 月期暫定) 企業収益(7~9 月期暫定) カンファレンスボード消費者信頼感指数(11 月) 米 5 年国債入札 新築住宅販売件数(10 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(11 月確報) 個人所得・消費支出(10 月) 耐久財受注(10 月) 米 7 年国債入札 シカゴPMI指数(11 月) 1 2 3 4 8 9 10 11 15 16 17 22 23 28 29 30 欧 州 5 英中銀金融政策委員会(4・5 日) 1月 法人企業統計調査(7~9 月期) 新車販売台数(11 月) 10 年利付国債入札 毎月勤労統計(10 月速報) GDP(7~9 月期 2 次速報) 国際収支(10 月速報) 景気ウォッチャー調査(11 月) 10 年物価連動国債入札 30 年利付国債入札 マネーストック(11 月速報) 企業物価指数(11 月) 法人企業景気予測調査(10~12 月期) 日銀短観(12 月調査) 設備稼働率(10 月) 第 3 次産業活動指数(10 月) 5 年利付国債入札 資金循環統計(7~9 月期速報) 貿易統計(11 月) 20 年利付国債入札 日銀金融政策決定会合(17・18 日) 日銀総裁定例記者会見 日銀金融経済月報(12 月) 全産業活動指数(10 月) 2 年利付国債入札 消費者物価(11 月全国・12 月都区部) 家計調査(11 月) 労働力調査(11 月) 鉱工業生産(11 月速報) 商業動態統計(11 月速報) 5 新車販売台数(12 月) 8 毎月勤労統計(11 月速報) 12 国際収支(11 月速報) 景気ウォッチャー調査(12 月) 13 マネーストック(12 月速報) 14 企業物価指数(12 月) 18 設備稼働率(11 月) 第 3 次産業活動指数(11 月) 21 全産業活動指数(11 月) 25 貿易統計(12 月) 28 商業動態統計(12 月速報) 29 鉱工業生産(12 月速報) 消費者物価(12 月全国・1 月都区部) 日銀金融政策決定会合(28・29 日) 日銀総裁定例記者会見 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解) 家計調査(12 月) 労働力調査(12 月) 製造業ISM指数(11 月) 労働生産性(7~9 月期改訂) ベージュブック(地区連銀経済報告) 非製造業ISM指数(11 月) 雇用統計(11 月) 貿易収支(10 月) 米 3 年国債入札 米 10 年国債入札 連邦財政収支(11 月) 米 30 年国債入札 PPI(11 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(12 月速報) 小売売上高(11 月) CPI(11 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(12 月) FOMC(15・16 日) 鉱工業生産・設備稼働率(11 月) 住宅着工・許可件数(11 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(12 月) 経常収支(7~9 月期) 景気先行指数(11 月) 中古住宅販売件数(11 月) GDP(7~9 月期確定) 企業収益(7~9 月期改訂) 新築住宅販売件数(11 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(12 月確報) 個人所得・消費支出(11 月) 耐久財受注(11 月) 米 2 年国債入札 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・10 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(12 月) 米 5 年国債入札 米 7 年国債入札 6 12 13 14 26 27 3 ECB政策理事会 10 英中銀金融政策委員会(9・10 日) FOMC 議事録(12/15・16) 米 3 年国債入札 米 10 年国債入札 米 30 年国債入札 米 2 年国債入札 米 5 年国債入札 FOMC(26・27 日) 28 米 7 年国債入札 14 英中銀金融政策委員会(13・14 日) 21 ECB政策理事会 *印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕 16 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 今週の金融市場の動き [海外金利] 9/17 ドルLIBOR 3M(%) ユーロドル金先(Dec16) 9/18 9/21 9/22 9/23 9/24 9/25 前週末比 0.34510 0.31920 0.32600 0.32650 0.32550 0.32640 0.00720 98.945 98.975 98.940 99.000 98.990 99.015 0.040 米国債(10年、%) 2.190 2.134 2.201 2.134 2.150 2.127 ▲ 0.007 スワップ金利(10年、%) 2.211 2.165 2.205 2.138 2.150 2.125 ▲ 0.040 独国債(10年、%) 0.781 0.663 0.684 0.590 0.597 0.603 ▲ 0.060 英国債(10年、%) 1.955 1.830 1.884 1.784 1.796 1.755 ▲ 0.075 [内外株式] 9/17 ダウ平均(㌦) S&P500指数 NASDAQ総合指数 日経平均(円) TOPIX(Pt.) 9/18 9/21 9/22 9/23 9/24 9/25 前週末比 16,674.74 16,384.58 16,510.19 16,330.47 16,279.89 16,201.32 ▲ 183.26 1,990.20 1,958.03 1,966.97 1,942.74 1,938.76 1,932.24 ▲ 25.79 4,828.96 4,756.72 4,752.74 4,893.95 4,827.23 18,432.27 18,070.21 1,491.91 1,462.38 休場 休場 休場 4,734.48 ▲ 92.75 17,571.83 17,880.51 ▲ 189.70 1,426.97 1,453.81 ▲ 8.57 出来高(百万株) 1,929.36 2,408.69 2,371.91 2,642.24 233.55 売買代金(億円) 22,246.26 26,543.23 27,465.06 28,054.99 1,511.76 2,504.91 2,501.84 2,489.57 2,490.12 ▲ 11.72 9/17 9/18 9/24 9/25 日経JASDAQ平均(円) [円金利] TIBOR 3カ月(%) 9/21 9/22 9/23 前週末比 0.16900 0.16900 0.16900 0.16900 0.00000 ユーロ円金先(Mar16) 99.865 99.870 99.880 99.870 0.000 新発国債(10年、%) 0.365 0.335 0.335 0.320 ▲ 0.015 長国先物(Dec15) 147.99 148.26 148.32 148.34 0.080 スワップ金利(5年、%) 0.201 0.170 0.169 0.170 0.000 休場 休場 休場 [為替] 9/17 円/$ 120.01 9/18 119.98 9/21 9/22 120.56 120.15 9/23 9/24 120.28 120.07 9/25 前週末比 120.36 0.38 $/EUR 1.1435 1.1298 1.1190 1.1120 1.1186 1.1230 1.1173 ▲ 0.0125 円/EUR 137.24 135.51 134.90 133.60 134.54 134.84 134.47 ▲ 1.04 (注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値。 米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。 日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。 金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。 独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。 為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 15:00 時点、出所:Bloomberg) 。 17 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号) 最新リポート一覧 <みずほインサイト> 2015 年 9 月 25 日 CPI 基準改定の概要と影響~コア CPI への影響は限定的~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp150925.pdf 2015 年 9 月 24 日 2016 年度予算編成に向けて~試される経済・財政再生計画の実効性~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150924.pdf 2015 年 9 月 18 日 夏季賞与の弱含みは本当か?~サンプル要因が大きいが、一部業種で実態の弱さも~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp150918.pdf 2015 年 9 月 17 日 被用者年金の一元化~2015 年 10 月から公務員等も厚生年金に加入~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150917.pdf <内外経済見通し> 2015 年 9 月 8 日 2015・16 年度 内外経済見通し(2015 年 4~6 月期 GDP2 次速報後改訂) ~中国リスクの波及に対し見通しを再度下方修正~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150908.pdf 2015 年 8 月 18 日 2015・16 年度 内外経済見通し ~減速一時的、世界経済は緩やかな回復、中国リスク増大に警戒~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150818.pdf 2015 年 7 月 24 日 内外経済の中期見通し~長期展望も視野に、2020 年までの世界経済の行方~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150724.pdf 執筆担当者 ・市場調査部 武内浩二 野口雄裕 井上 淳 有田賢太郎 大塚理恵子 03-3591-1244 03-3591-1249 03-3591-1197 03-3591-1419 03-3591-1420 [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] ・欧米調査部 小野 亮 吉田健一郎 松本 惇 風間春香 03-3591-1219 03-3591-1265 03-3591-1199 03-3591-1418 [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] ・経済調査部 小西祐輔 多田出健太 川口 亮 03-3591-1294 03-3591-1283 03-3591-1243 [email protected] [email protected] [email protected] 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。 本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証 するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。 発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296 18 金融市場ウィークリー(2015 年 9 月 25 日号)