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週刊日本株レポート
~ 英国のEU(欧州連合)離脱決定に伴う景気下押し圧力への警戒感 ~ 底堅く推移するが上値も重い展開 ~ 週刊日本株レポート (8/8~8/12) (10/17~10/21) 週刊日本株レポート が後退していく中、緩やかに上昇 ~ 2016年10月17作成 1.日米株式と円/ドルの推移 <円/ドル> <米国株> <日本株> 円 ドル 22,000 19,000 日経平均 125 NYダウ 円 円/ドル 120 20,000 18,000 115 18,000 17,000 110 16,000 16,000 14,000 15/10 15/12 16/02 16/04 16/06 16/08 16/10 15,000 15/10 15/12 16/02 16/04 16/06 16/08 16/10 105 100 95 15/10 15/12 16/02 16/04 16/06 16/08 16/10 (注)チャートは過去1年 単位 日経平均 NYダウ 円/ドル 円 ドル 円 2015/12/31 (前年末) 19,033.71 17,425.03 120.22 2016/9/30 (前月末) 16,449.84 18,308.15 101.35 2016/10/14 (前週末) 16,856.37 18,138.38 104.18 過去3年高値 水準 日付 20,952.71 2015/6/24 18,668.44 2016/8/15 125.86 2015/6/5 過去3年安値 水準 日付 13,885.11 2014/4/11 15,161.33 2013/10/15 96.94 2013/10/25 過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 2.日本株市場 先週の振り返り ~ 日経平均は17,000円で上値を抑えられる ~ 先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が▲3.72円(▲0.02%)、TOPIXが▲3.42ポイント(▲0.25%)となり、 日経平均は17,000円で上値を抑えられる展開となりました。業種別(東証33業種)にみると、鉱業、水産・農林業、情 報・通信業など12業種が上昇する一方、鉄鋼、銀行業、空運業など21業種が下落しました。 連休明け11日の日本株市場は、前日に米国株市場が上昇したことや円安ドル高が進行したことなどを受けて上昇して始ま り、日経平均は17,000円台を回復しました。翌12日は、円安ドル高が一服したことなどを受けて反落しました。その後週 末にかけては、9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録を受けた米国の年内利上げ観測の高まりから104円台まで円 安ドル高が進行したものの、13日に発表された中国の9月貿易統計が市場予想を大幅に下回ったことなどを受けて、上値を 抑えられる展開となりました。 3.今週の主な予定 日程 曜日 国・地域 10月17日 Mon 米国 10月18日 Tue 10月19日 Wed Thu 前回 ニューヨーク連銀製造業景気指数 10月 -1.99 鉱工業生産(前月比) 9月 -0.4% 米国 CPI(消費者物価指数)(除食品&エネルギー/前年比) 9月 2.3% 日本 全産業活動指数(前月比) 8月 0.3% 住宅着工件数 9月 1142千件 9月 6.3% 7-9月期 6.7% 米国 ベージュブック(地区連銀経済報告) 大統領選 第3回テレビ討論会 中国 10月20日 項目 米国 鉱工業生産(前年比) GDP(国内総生産)(前年比) フィラデルフィア連銀製造業景況指数 10月 12.8 景気先行指標総合指数 9月 -0.2% 欧州 EU(欧州連合)首脳会議(ブリュッセル、21日まで) 日本 決算発表 : 10/17 東宝 米国 決算発表 : 10/17 バンク・オブ・アメリカ、IBM、ネットフリックス 10/18 ゴールドマン・サックス、ブラックロック、ジョンソ ン・エンド・ジョンソン、インテル 10/19 モルガン・スタンレー、アメリカン・エキスプレス、イーベイ、シーゲイト・テクノロジー 10/20 ベライゾン・コミュニケーションズ、マイクロソフト 10/21 ゼネラル・エレクトリック、マクドナルド 決算発表予定 他 4.日本株市場 今週の見通し ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 ~ 底堅く推移するが上値も重い展開 ~ 今週の日本株市場は、①米国の12月利上げ観測の高まりを背景に円安ドル高基調が続いていること、②米国大統領選に おいて世界的な混乱を招く可能性が高いトランプ候補の支持率低下が続いており、19日に行われる3回目のテレビ討論 会でもこの流れを変えるのは難しいこと、③大幅に売り越してきた海外投資家が先週(10月第1週)は現物と先物を合 わせて7,661億円の大幅な買い越しに転じるなど売り圧力が和らいだことなどから、底堅く推移すると予想します。但 し、①米国大統領候補であるクリントン氏・トランプ氏とも保護主義的な政策スタンスを背景にTPP(環太平洋戦略的経 済連携協定)やドル高に反対する姿勢を示していること、②米国財務省が14日に公表した為替報告書において引き続き 日本を為替監視リストに指定し、本邦通貨当局による円売り介入を牽制する姿勢を示したことなどから、円安ドル高が進 行する余地も限られるため、株価の上値も限定的とみています。 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 URL:http://www.alamco.co.jp 本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、投資の参考となる情報提供を目的として作成したもので、特定の商品に対する投資勧誘を意図するものではあ りません。本資料は当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。資料中に記載されたグラフ、数値等は過去の 実績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、コメントについては作成日時点での判断であり、将来予告なく変わることがあります。最終的な投資決定はお客 様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 1610121