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歴史と文化(Ⅳ)
08 年度以降 07 年度以前 歴史と文化2(詩と音楽 4) 歴史と文化(Ⅳ)(詩と音楽 4) 担当者 講義目的、講義概要 授業計画 ジュゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)は、19 世紀のイ タリア音楽界を代表する作曲家で、数々の名作オペラを残 した。本講義では、その中から彼の代表作であり、また今 日でも高い人気を誇る傑作オペラ《リゴレット》を採り上 げる。授業期間の前半では、まず《リゴレット》を注意深 く鑑賞し、劇の内容と聞きどころを知る。また、オペラ台 本と、ヴィクトル・ユゴによる原作との違いも確認する。 授業期間の後半では、 《リゴレット》以外の作品も適宜取り 上げながら、19 世紀のイタリア・オペラの作曲方法を学ぶ。 《リゴレット》においては、通常のオペラの作曲方法から 外れるところがある。そこにどのような意図が隠されてい るかを明らかにする。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 . なお、本講義は「詩と音楽 4」であるので、昨年度までに . . . 「詩と音楽 1」 「詩と音楽 2」 「詩と音楽 3」の単位を取得し た学生も履修できる。 園田 みどり ガイダンスと導入 《リゴレット》第 1 幕の聞きどころ(1) 《リゴレット》第 1 幕の聞きどころ(2) 《リゴレット》第 2 幕の聞きどころ 《リゴレット》第 3 幕の聞きどころ(1) 《リゴレット》第 3 幕の聞きどころ(2) オペラ台本と原作 前回までのまとめ 19 世紀イタリア・オペラの作曲法(1) 19 世紀イタリア・オペラの作曲法(2) 19 世紀イタリア・オペラの作曲法(3) 《リゴレット》の場合(1) 《リゴレット》の場合(2) 予備日 テキスト、参考文献 評価方法 プリントを配布する。 授業内に複数回行う小テスト(持ち込み不可)による。小 テストの時期は授業中に指示する。授業への参加態度と出 席回数も重視するが、出席自体は得点として換算しない。 08 年度以降 07 年度以前 歴史と文化2(詩と音楽 2) 歴史と文化(Ⅳ)(詩と音楽 2) 担当者 講義目的、講義概要 授業計画 ギリシア神話におけるオルペウスの物語は、何人もの作曲 家によってさまざまな時代にオペラ化されており、音楽の 世界において最も馴染み深い題材の1つである。本講義で は、ギリシア神話および西洋古典文学におけるオルペウス 像を概観したのち、この神話がどのように音楽史とかかわ りを持ち、オペラ化されるようになったのか、またこれら の作品の中でオルペウスの物語がどのように描かれている のかを、実際に作品を鑑賞しながら観察する。なお、オペ ラ以外の作品(映画)も適宜取り上げて比較・考察する予 定である。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 . なお、本講義は「詩と音楽 2」であるので、昨年度までに . . 「詩と音楽 1」や「詩と音楽 3」の単位を取得した学生も履 修できる。 11 12 13 14 園田 みどり ガイダンスと導入 オルペウスとアルゴー号伝説 ウェルギリウスとオルペウス オウィディウスとオルペウス ポリツィアーノ『オルフェオの物語』 初期のオペラとオルペウス モンテヴェルディ『オルフェオ』(オペラ) グルック『オルフェオとエウリディーチェ』 (オペラ) 森鷗外とオルペウス オッフェンバック『地獄のオルフェ』(オペレッタ・ 仏語版) オッフェンバック『地獄のオルフェ』 (オペレッタ・ 二期会による日本語版) コクトー『オルフェ』(映画) マルセル・カミュ『黒いオルフェ』(映画) 予備日 テキスト、参考文献 評価方法 プリントを配布する。 学期途中に課すレポート(詳細は授業中に指示)と、テス ト(持ち込み不可)による。授業への参加態度と出席回数 も重視するが、出席自体は得点として換算しない。 137