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アジア資源循環研究センター 活動報告書

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アジア資源循環研究センター 活動報告書
 エコトピア科学研究所附属 アジア資源循環研究センター 活動報告書 (平成 22 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日) 平成 24 年 3 月 31 日 目次 1.はじめに 2.組織 3.活動内容 3.1 海外研究機関との連携 3.1.1 中国 3.1.2 韓国 3.1.3 インドネシア 3.1.4 インド 3.1.5 タイ 1 2 4 3.1.6 マレーシア 3.1.7 エジプト 3.2 国内研究機関との連携 3.2.1 国内研究機関 3.3 プロジェクトおよび共同研究、研究資金獲得 3.3.1 地域連携融合事業 3.3.2 科学研究費補助金 3.3.3 共同研究・委託研究 3.3.4 研究助成 3.3.5 学内研究費 3.4 研究業績等 3.5 留学生、外国人研究員などの受け入れ 3.6 おわりに 8 9 11 24 25 1.はじめに
エコトピア科学研究所附属アジア資源循環研究センターは、科学技術振興調
整費・アジア科学技術協力の戦略的推進プログラムで採択された「バイオウェ
イストのリファイナリー型資源化」プロジェクト(代表者長谷川達也、平成 18
年 7 月〜平成 21 年 3 月、相手国は中国、韓国、インドネシア)の成果を引継ぎ、
資源循環に関する研究を一層強化するとともに、アジア諸国の研究機関との連
携を継続的に発展させ、そのネットワークの要としての役割を担うため、平成
19 年 7 月 1 日に設置された。
平成 19 年 7 月 1 日から平成 22 年 3 月 31 日までの活動は平成 22 年 3 月 31 日
付で発行された活動報告書に記載されており、本活動報告書は平成 22 年 4 月 1
日から廃止(24 年 3 月 31 日)までの活動をまとめたものである。
なお、専任教員の井上泰志准教授が平成 22 年 3 月 31 日付で転出したため、
平成 22 年 4 月 1 日からは専任教員 1、兼任教員 2 の体制で研究、国際連携活動
を行った。また、ほぼ 2 ヶ月に 1 回運営委員会を開催し、センターの運営、企
画について審議を行った。
この間、国際連携活動は発展を遂げ、インド工科大学デリー校とエコトピア
科学研究所の部局間連携協定を締結(平成 23 年 10 月 18 日)し、インド工科大
学デリー校と共同で平成 24 年度 JICA-JST 国際科学技術共同研究推進事業・地
球規模課題対応国際科学技術協力プログラム;環境・エネルギー研究分野「低
炭素社会の実現に向けたエネルギーシステムに関する研究」;「農村開発のため
の分散型バイオメタンエネルギーシステム」の申請を行った。また、タイのキ
ングモングクツ工科大学トンブリ校(King Mongkut’s University of Technology
Thonburi)とバイオガスによる排水処理について、同じくタイのラジマンガラ技
術大学ラッタナコシン校(Rajmangala University of Technology Rattanakosin)とバ
イオガスエネルギーについて研究交流を行った。さらに、エジプトのカイロ大
学(Cairo University)と名古屋大学との連携協定締結を推進し(平成 22 年 11 月
26 日締結)、同大学やナーダ大学(Nahda University)、その他中近東・アフリカ諸
国の研究機関と排水処理や再生可能エネルギーについての研究交流を行った。
以上のように、アジア資源循環研究センターは、設立当初の目的を達成する
に留まらず、研究課題とプロジェクトが増加し、活動範囲もアジアから中近東・
アフリカへと拡大したため、体制を検討すべく、平成 24 年 3 月 31 日をもって
廃止する事となった。
1
2.組織
エコトピア科学研究所附属アジア資源循環研究センターは平成 19 年 7 月 1 日
に専任教員2名、兼任教員2名で発足したが、その後の人事異動に伴い、平成
21 年 4 月 1 日及び平成 22 年 4 月 1 日に専任教員、兼任教員の変更が行われた。
平成 19 年 11 月 28 日には運営委員会内規が認められ、運営委員会が設置され
た。運営委員会委員にはセンター専任・兼任教員4名のほか、研究所内教員か
ら3名が任命されたが、その後の人事異動に伴い、平成 21 年 4 月 1 日、平成 22
年 4 月 1 日に運営委員の変更が行われた。運営委員会は2ヶ月に一回開催され、
アジア諸国の研究機関との資源循環に関する国際共同研究の推進、研究者の育
成、連携の拡大に関する事項、研究情報の集積及び公開、その他センターの運
営に関する事項を検討した。
【センター教員】
平成 22 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日
長谷川達也 教授(専任)、センター長
林希一郎 教授(兼任)
梅村知也 准教授(兼任)
【センタースタッフ】
平成 23 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日
竹内一佐枝(研究員)
平成 22 年 10 月 26 日〜平成 23 年 8 月 31 日
Ram Chandra(グレーター・ナゴヤ環境分野海外研究者招へい事業助成)
平成 23 年 8 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日
荒木廣(研究員)
【運営委員】
平成 22 年 4 月 1 日〜平成 23 年 3 月 31 日
長谷川達也 教授(専任)、センター長
林希一郎 教授(兼任)
梅村知也 准教授(兼任)
北川邦行 教授、副所長
鈴木憲司 教授
市野良一 教授
平成 23 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日
長谷川達也 教授(専任)、センター長
2
林希一郎 梅村知也 北川邦行 長崎正雅 市野良一 教授(兼任)
准教授(兼任)
教授、副所長
教授
教授
【運営委員会開催】
平成 22 年度
第1回運営委員会 第2回運営委員会 第3回運営委員会 第4回運営委員会 平成 22 年 5 月 25 日
平成 22 年 7 月 21 日
平成 22 年 9 月 27 日
平成 23 年 1 月 7 日
第5回運営委員会 平成 23 年 3 月 7 日
平成 23 年度
第1回運営委員会 平成 23 年 5 月 17 日
第2回運営委員会 平成 23 年 7 月 19 日
第3回運営委員会 平成 23 年 10 月 4 日
(ISETS’11 セッション、ワークショップ開催のため、
平成 23 年 12 月の運営委員会は中止)
第4回運営委員会 平成 24 年 2 月 14 日
3
3.活動内容
3.1 海外研究機関との連携
3.1.1 中国
長谷川は、平成 19 年 4 月 1 日から平成 20 年 3 月 31 日まで 1 年間招へいした中
国科学院過程工程研究所研究員 Tian Yajun 博士(現国立クリーン低炭素エネル
ギー研究所研究員)とおからの水熱分解に関する共同研究を継続し、その研究
成果は Biomass and Bioenergy 39 (2012) 112-119 に掲載された。また、平成 23 年
10 月 7 日に北京大学王健平教授を受け入れ熱流体現象の数値シミュレーション
に関する学術交流を行った。
3.1.2 韓国
林は、平成 22 年 9 月に,環境アセスメント学会国際交流委員会と名古屋大学エ
コトピア科学研究所の共催により、「5th Japan-Korea EIA Workshop “Biodiversity
and EIA”」を開催した。
長谷川は、2010 年 8 月 10 日に慶北大学学部学生 8 名の訪問を受け入れ、日本の
環境、エネルギー政策、技術についてのインタビューを受け、調査に協力した。
3.1.3 インドネシア
梅村は、平成 23 年 1 月 19 日に、スチマン バンバン スミトロ教授(Prof. Sutiman
Bambang Sumitro、ブラウィジャヤ大学[インドネシア] 理学部)とザイリン ノ
ール博士(Zairin Noor、medical doctor)を招へいし、東南アジア地域の骨粗しょ
う症問題(Prevalence of Osteoporosis in South-East Asia)に関する講演会を開催し
た。骨粗しょう症は主に白人女性がかかる欧米の病気だと、かつては考えられ
てきたが、最近の調べでは、ほとんどすべての民族で骨粗しょう症が見つかっ
ており、アジアでの椎骨骨折の発生率は欧米と同程度であるということも明ら
かになってきた。本講演会では、そうした研究背景を分かりやすく解説いただ
くとともに、骨粗しょう症患者の骨の化学分析に基づく疾病の原因解明と予防
に関する最新の研究成果を講演いただいた。また、この講演会の後、骨中微量
元素の精密分析を依頼され、その解析結果は The Scientific World Journal 誌に掲
載が決定した。
Atomic Mineral Characteristics of Indonesian Osteoporosis by High Resolution
Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry, Z. Noor, S. Sumitro, M. Hidayat, A.
Rahim, A. Sabarudin, and T. Umemura, The Scientific World Journal, in press
4
写真 1 Prof. Sumitro(前列左端)と Dr. Noor(前列左から 3 番目)を囲んで
3.1.4 インド
長谷川、竹内は、インド工科大学デリー校との部局学術交流携協定締結を推進
し、平成 23 年 10 月 18 日に調印に至った。またインド工科大学デリー校と平成
24 年度 JICA-JST 国際科学技術共同研究推進事業・地球規模課題対応国際科学技
術協力プログラム;環境・エネルギー研究分野「低炭素社会の実現に向けたエ
ネルギーシステムに関する研究」;「農村開発のための分散型バイオメタンエネ
ルギーシステム」の申請を行った。
さらに、グレータナゴヤ環境分野海外研究者招へい事業助成によりインド中央
農業大学助教の Ram Chandra 博士を 2010 年 10 月 26 日から 2011 年 8 月 31 日ま
での約 10 ヶ月間招へいし、農産廃棄物(稲わら、麦わら、籾殻)のメタン発酵
効率を高める前処理方法を検討した。その結果、無処理に比べて NaOH による
アルカリ処理、水熱処理とアルカリ処理の組み合わせによって、メタン発生が
増加する事を発見した。以上の研究成果は Renewable & Sustainable Energy
Reviews, Applied Energy など著名な英文論文誌に掲載された。平成 23 年 12 月 9
日-11 日に名古屋大学で行われた「エコトピア科学に関する国際シンポジウム
(ISETS’11)」にインド新・再生可能エネルギー省顧問の Atma Ram Shukla 博士
を招へいし、
「Refinery Technology for Bio-wastes」セッションで、バイオウェイ
ストの資源化に関する研究討論を行った。また、長谷川、竹内は、同シンポジ
ウム期間中の平成 23 年 12 月 10 日に "How to create the sustainable world?" ワー
クショップを開催し、インド等アジア諸国、日本の持続可能社会創造のための
試みについて報告した後、討論 "What are common problems in Asia and how to
cooperate and solve problems together?”を行い、共通する課題と共同で解決に取り
5
組むべき課題の抽出を行った。
写真 2 ワークショップパネリストの Shukla 博士(左端)、Joseph Khedari 教授
(左から2番目)、竹内一佐枝氏(右から2番目)、野池達也教授(右端)
3.1.5 タイ
竹内は、国際産学官共同研究準備のためにタイを訪問した際、平成 23 年 3 月 11
日 に ラ ジ マ ン ガ ラ 技 術 大 学 ラ ッ タ ナ コ シ ン 校 ( Rajmangala University of
Technology Rattanakosin)で開催された「エネルギー産業企業と再生可能エネル
ギーサポート」シンポジウムにおいて、基調講演を行った。
長谷川、竹内は、平成 23 年 10 月 20 日にキングモングクツ工科大学トンブリ校
を訪問し、学術担当副学長の Suvit Tia 教授、Pawinee Chaiprasert 准教授とバイ
オガスによる排水処理について研究交流を行った。
長谷川は、平成 23 年 12 月 9 日-11 日に名古屋大学で行われた「エコトピア科学
に関する国際シンポジウム(ISETS’11)」に Rajmangala University of Technology
Rattanakosin の Joseph Khedari 教 授 を 招 へ い し 、「 Refinery Technology for
Bio-wastes」セッションで、バイオウェイストの資源化に関する研究討論を行っ
た。また、長谷川、竹内は、同シンポジウム期間中の平成 23 年 12 月 10 日に "How
to create the sustainable world?" ワークショップを開催し、タイ等アジア諸国、日
本の持続可能社会創造のための試みについて報告した後、討論 "What are
common problems in Asia and how to cooperate and solve problems together?”を行い、
共通する課題と共同で解決に取り組むべき課題の抽出を行った。
さらに、長谷川は、バンコクで平成 24 年 2 月 27 日から 2 月 29 日まで開催され
た 9th SEE Forum において招待講演を行い、タイを始めとする東南アジア諸国
研究機関の研究者と交流を行った。
6
3.1.6 マレーシア
梅村は、平成 22 年 6 月 23-25 日の日程でペナンで開催された「第 3 回若手化学
者のための国際会議(The 3rd Penang International Conference For Young Chemists
(Penang ICYC) 2010)」に参加し、"Development of Multiply-Hyphenated Analysis
System for Proteomic and Epigenetic Research"と題する講演を行うとともに、微生
物を利用した下水処理に関する研究を行っているマレーシア科学大学
(Universiti Sains Malaysia)の研究室を視察し、共同研究の可能性を議論した。
写真 3 The 3rd Penang International Conference For Young Chemists (Penang ICYC)
2010)の日本人参加者
3.1.7 エジプト
長谷川、竹内は、カイロ大学と名古屋大学との連携協定締結を推進し(平成 22
年 11 月 26 日に締結)、平成 22 年 6 月 26 日にカイロ大学で開催されたアラブ協
議会主催の国際会議で長谷川が招待講演を行い、中近東・アフリカ諸国の研究
機関と研究交流を行った。また、カイロ大学 Mohamed Ewiss 教授を外国人客員
教授として平成 23 年 10 月 1 日から 10 月 31 日までの 1 ヶ月間招へいし、農産
廃棄物の資源化及び排水処理技術研究を行った。
7
3.2 国内研究機関との連携
3.2.1 国内研究機関
(1)産業技術総合研究所バイオマス研究センター
長谷川が研究指導、博士論文主査をした博士課程学生が産業技術総合研究所バ
イオマス研究センターにポスドクとして採用され、継続して研究交流を行って
いる。
(2)京都大学エネルギー科学研究科(グローバル COE)
長谷川は、京都大学グローバル COE が主催してクアラルンプールで開催された
8th SEE (Sustainable Energy and Environment) Forum、バンコクで開催された 9th
SEE Forum で招待講演を行った他、持続可能なエネルギーと環境に関して京都
大学エネルギー科学研究科の研究者と交流した。その後、京都大学エネルギー
科学研究科の研究者をメンバーに含め、民間共同研究「環境中の放射性核種除
去研究」
(研究代表者 長谷川達也)を進めている。また、京都大学エネルギー
科学研究科の研究者をメンバーに入れて、インド工科大学デリー校と平成 24 年
度 JICA-JST 国際科学技術共同研究推進事業・地球規模課題対応国際科学技術協
力プログラム;環境・エネルギー研究分野「低炭素社会の実現に向けたエネル
ギーシステムに関する研究」;「農村開発のための分散型バイオメタンエネルギ
ーシステム」
(研究代表者 長谷川達也)の申請を行った。
(3)日本大学大学院総合科学研究科
長谷川は、平成 23 年 12 月 9 日-11 日に名古屋大学で行われた「エコトピア科学
に関する国際シンポジウム(ISETS’11)」に日本大学大学院の野池達也教授を招
へいし、
「Refinery Technology for Bio-wastes」セッションで、メタン発酵に関す
る研究討論を行った。また、同シンポジウム期間中の平成 23 年 12 月 10 日に
"How to create the sustainable world?" ワークショップを開催し、野池教授をパネ
リストの一人として、日本の持続可能社会創造のための試みについて報告した
後、討論 "What are common problems in Asia and how to cooperate and solve
problems together?”を行い、共通する課題と共同で解決に取り組むべき課題の抽
出を行った。
8
3.3 プロジェクトおよび共同研究、研究資金獲得
3.3.1 地域連携融合事業
特別経費「東海地域における生物系未利用資源のカスケード型利用システムの
構築」,平成 22-25 年度 研究代表者 片山新太
サブテーマ「含水バイオ廃棄物の循環型資源化」担当 長谷川達也
サブテーマ「低炭素エコ・エネルギー社会評価法の開発(生物多様性配慮型)」
担当 林希一郎
3.3.2 科学研究費補助金
・基盤研究 (C) 平成 20-22 年度「亜臨界湿式燃焼の研究」 研究代表者 長谷
川達也 4,100 千円
3.3.3 共同研究・委託研究
・平成 21-23 年度 リコー株式会社 平成 21 年 10 月 1 日-平成 23 年 9 月 30 日 共同研究「高温高圧水中の反応解析」
・ 平成 22 年度 イビデン株式会社 平成 22 年 4 月 1 日-平成 23 年 3 月 31 日 共
同研究「加水分解装置及び反応における安全性」
・ 平成 22 年度 メタウォーター株式会社 委任経理金 平成 22 年 4 月
・ 平成 22 年度 フジムラインベント株式会社 委任経理金 平成 22 年 7 月
・平成 22 年度 株式会社ICT総合研究所 平成 22 年 7 月 1 日-平成 22 年 12
月 31 日 共同研究「クリーンエネルギーに関する研究」
・平成 22 年度 フジムラインベント株式会社 2010.7.5-2011.3.31 共同研究「熱
遮蔽フィルム及びコーティングの省エネルギー効果に関する研究」
・平成 22 年度 株式会社 WEBI 2010.9.1-2011.3.15 共同研究「バイオガスプ
ラントの実用化と再生可能エネルギー賦存量・利用可能量に関する調査研究」
・平成 22 年度 日本電算設備株式会社 2010.11-3.15 共同研究「豊川水系クリ
ーンエネルギー資源活用調査業務に関連した食品廃棄物のメタン発酵、排水処
理、発電に関する研究」 日本電算設備株式会社 (総務省緑の分権改革推進
事業「豊川水系クリーンエネルギー資源活用調査」の委託研究)
・平成 23 年度 株式会社 WEBI 平成 23 年 4 月 1 日-平成 24 年 3 月 31 日 共
同研究「バイオガス発電及び排水処理装置の開発研究」 研究代表者 長谷川
達也
・平成 23-24 年度 東洋紡エンジニアリング(株)、
(株)大林組、
(株)ラーゴ、
京都大学 平成 23 年 10 月 1 日-平成 24 年 9 月 31 日 共同研究「環境中の放射
性核種除去研究」研究代表者 長谷川達也
9
3.3.4 研究助成
・平成 21 年度 グレーター・ナゴヤ環境分野 海外研究者招へい事業助成 平
成 22 年 9 月 1 日-平成 23 年 8 月 31 日「農産廃棄物からの効率的バイオガス生産」
研究代表者 長谷川達也 4,955 千円
・平成 22 年度 平和中島財団 アジア地域重点学術研究助成 「インド農村に
おける廃棄物エネルギー資源化技術に関する共同研究」 平成 22 年 4 月 1 日平成 23 年 3 月 31 日 研究代表者 長谷川達也 2,000 千円
・平成 23 年度 日比科学技術振興財団 平成 23 年 5 月 25 日-平成 24 年 3 月 15
日 「樹脂を含む木質建築系廃材とプラスチック容器を含む食品廃棄物の水熱
処理による粉末燃料の製造」研究代表者 長谷川達也 4,900 千円
3.3.5 学内研究費
・平成 22 年度 名古屋大学エコトピア科学研究所所長裁量経費「再生可能資源
活用による低炭素社会実現に関する研究」 研究代表者 長谷川達也 300 千円
10
3.4 研究業績等
平成 22 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日の専任及び兼任教員の研究業績は著書
1、原著論文 32、国際会議発表 34、解説論文 1、特許 6 である。各教員の研究業
績を以下に示す。
(長谷川達也 在任期間 平成 22 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日)
【原著論文】
1. V. Robin, A. Mura, M. Champion, T. Hasegawa, Modeling the effects of thermal
expansion on scalar turbulent fluxes in turbulent premixed flames, Combustion Science
and Technology, 182 (4-6) (2010), 449-464.
2. K. Kumabe, T. Sato, K. Matsumoto, Y. Ishida, T. Hasegawa, Fischer-Tropsch
synthesis with Fe-based catalyst focusing on alternative aviation fuel, Fuel, 89 (2010)
2088-2095.
3. 宮本年男, 大内田聡, 長谷川達也, 劣化およびレトロフィットを伴うヒート
ポンプシステムのサイクルシミュレーション,日本機械学会論文集 B 編, 76 (767)
(2010) 1075-1081.
4. K. Koido, Y. Ishida, K. Kumabe, K. Matsumoto, T. Hasegawa, Kinetics of ethanol
oxidation in subcritical water, Journal of Supercritical Fluids, 55 (2010) 246-251.
5. K. Koido, T. Hasegawa, Oxidation of ethanol in high-pressure steam, Journal of
Thermal Science and Technology, 6 (1) (2011) 34-42.
6. R. Chandra, H. Takeuchi, T. Hasegawa, Methane Production from Lignocellulosic
Agricultural Crop Wastes: A review in context to second generation of biofuel
production, Renewable & Sustainable Energy Reviews, 16 (2012) 1462–1476.
7. Y. Tian, K. Kumabe, K. Matsumoto, H. Takeuchi, Y. Xie, T. Hasegawa, Hydrolysis
behavior of tofu waste in hot compressed water, Biomass and Bioenergy, 39 (2012)
112-119.
8. R. Chandra, H. Takeuchi, T. Hasegawa, Hydrothermal pretreatment of rice straw
biomass: A potential and promising method for enhanced methane production, Applied
Energy, 94 (2012) 129-140.
【国際会議発表】
1. T. Hasegawa, Roles of university, government and industry in international
cooperation for environment, Technologies for Energy and Water Resources in the Arab
Region, Cairo, February 21-22, 2010, 26-27 (Plenary lecture).
2. K. Koido, K. Kumabe, K. Matsumoto and T. Hasegawa, Hydrothermal oxidation
11
kinetics of ethanol in hot compressed water, 3rd International Conference on
Engineering for Waste and Biomass Valorisation, Beijing, May 17-19, 2010, 153-A.
3. Y. Tian, K. Kumabe, K. Matsumoto1, Y.S. Xie and T. Hasegawa, Conversion of
protein- and fat-containing wet biomass with hot compressed water, 3rd International
Conference on Engineering for Waste and Biomass Valorisation, Beijing, May 17-19,
2010, 312-B.
4. T. Hasegawa, Cooperation among Arab countries and Japan for an ideal low-carbon
society, The First Arab Meeting on Setting Arab strategies for: Cancer Control,
Renewable Energy and Water Resources Management, Cairo, June 23-24, 2010, 33-34
(Keynote speech).
5. T. Hasegawa, Bio-energy for rural development and new business, 2010 JCI World
Congress, “The Blue Planet” Future Expo for The Blue Planet, Osaka, November 5,
2010, p. 24 (Invited speech).
6. K. Tsuboi, T. Hasegawa, DNS analysis on local burning velocity and flame
displacement velocity of turbulent premixed flames, 8th ASME/JSME Thermal
Engineering Joint Conference, Hawaii, March 13-17, 2011, AJTEC2011-44294.
7. T. Hasegawa, H. Takeuchi, Promising cooperation for renewable resource
technologies, IEEE First Conference on Clean Energy and Technology, Kuala Lumpur,
June 21-22, 2011, 26-27 (Keynote Lecture).
8. R. Chandra, T. Hasegawa, H. Takeuchi and T. Takahashi, Enhanced Methane
Production from Rice Husk, Rice Straw and Wheat Straw Lignocellulosic Agricultural
Wastes Biomass, Proceedings of the International Symposium on EcoTopia Science
2011 (ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 322.
9. H. Takeuchi, T. Hasegawa, Decentralized Compact Biogas Energy Plant for Rural
Development, Proceedings of the International Symposium on EcoTopia Science 2011
(ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 134.
10. T. Hasegawa, K. Murayama, H. Nagano, Simulation of CO2 heat-pump cycle for
hot water supply and its evaluation, Proceedings of the International Symposium on
EcoTopia Science 2011 (ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 220.
11. R. Chandra, T. Hasegawa, H. Takeuchi, Enhanced Methane Production from Rice
Husk, Rice Straw and Wheat Straw Lignocellulosic Agricultural Wastes Biomass, 4th
International Conference on Sustainable Energy and Environment (SEE2011), Bangkok,
February 27-29, 2012, A-314 (CD ROM) (Invited speech).
【国内会議発表】
1. 小井土賢二, 長谷川達也, エタノールの亜臨界湿式燃焼反応機構, 日本機械
12
学会熱工学コンファレンス 2010, 長岡技術科学大学, 2010/10/30-2010/10/31,
331-332.
2. 坪井和也, 長谷川達也, 乱流予混合火炎における固体壁面での化学的過程に
に関する DNS による検討, 第 49 回燃焼シンポジウム, 慶応義塾大学,
2011/12/5-2011/12/7, 224-225.
【特許】
1. 水蒸気の水成分と熱を利用した被処理物の水熱処理方法と酸化型亜臨界処理
装置,特願 2010-102890,平成 22 年 4 月 28 日,発明者:杤本信彦,長谷川克久,
長谷川達也,竹内一佐枝, 出願人:フジムラインベント株式会社
(林希一郎 在任期間 平成 22 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日)
【著書】
1. 太田貴大,伊東英幸,林希一郎,マルホトラ・カーティック,第 11 章「米国
と豪州の生物多様性オフセット・バンキングシステムの比較」,馬奈木俊介,IGES
(編著)
『生物多様性の経済学』, 昭和堂,194-13,2011.
【原著論文】
1. T. Ota and K. Hayashi, Comparative Analysis of the Determining Factors that Define
Service Area Perimeters of Conservation Banks in California, Papers on Environmental
Information Science, Vol. 24, pp255-260, (2010).
2. 藤井実,林希一郎,伊東英幸,有限性を考慮した資源・環境評価に関するエコ
トピア社会評価手法開発,環境科学科会誌,vol.23 No.5, 410-419, (2010).
倉増啓,鶴見哲也,馬奈木俊介,林希一郎,主観的幸福度指標と環境汚染:国
内でのサーベイデータを用いた計量分析,環境科学会,Vol.23,No.5,401-409,
(2010).
3. 林希一郎,遺伝資源アクセスと利益配分(ABS)の生物多様性政策としての
有効性に関する一考察 生物多様性オフセット,PES との比較を交えて,日本
環境共生,Vol.17,27-34,(2010).
【国際会議発表】
1. H. Ito and K. Hayashi, Study on Assessment of Impacts on Ecosystem Services -Case
Study of Wooden House and Steel Framed House-, (ISETS’11), Nagoya, December
9-11, 2011, 164.
13
2. K. Malhotra and K.Hayashi, Practical Application of Australian Biodiversity Banking
Unit Measurring Systems in the Nagoya University Higashiyama Campus, Nagoya,
Japan, (ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, 154.
3. Hu and K.Hayashi, Study of Cost-Benefit Analysis on Biodiversity Banking-Case
Study on Hypothetical Vernal Pool Banks in California, USA, (ISETS’11), Nagoya,
December 9-11, 2011, 159.
4. K. Hayashi, A Study on Priority of Benefits Arising from Utilization of Genetic
Resources in Access and Benefit-Sharing issues in Japan, (ISETS’11), Nagoya,
December 9-11, 2011, p. 153.
5. T. Ota and K.Hayashi., 2011/4, “Determining Factors of Service Areas of
Conservation Banks in California and How to Apply Lessons Learned to the Japanese
Mitigation Banking System”, National Mitigation & Ecosystem Banking 2011 Annual
Conference.
【国内会議発表】
1. 太田貴大,林希一郎,愛知県東部の持続的に管理された森林における総合的
な生態系サービスの経済価値評価,自然環境復元学会 2011 年度大会,2011
2. 太田貴大,林希一郎,米国カリフォルニア州のミティゲーションバンク契約
における生態系サービスの考慮範囲,日本湿地学会 2011 年度大会,2011
3. 太田貴大,藤木泰斗,林希一郎,生態系サービスの文化的サービスとしての
環境教育とその場所の価値評価の重要性についての提言:評価手法の開発を見
据えて,日本環境教育学会 2011 年度大会,2011
4. 林希一郎,伊東英幸,太田貴大,マルホトラ・カーティック,生物多様性オ
フセットの国際比較(米国・豪州)-特にバンクに着目して(中間報告)-,企画
セッション生物多様性の経済学的分析、環境経済・政策学会 2010 年大会, 2010.
5. 林希一郎,日引聡,生物多様性政策の有効性評価:PES,環境経済・政策学
会 2010 年大会, 2010.
6. 伊東英幸,林希一郎,米国の代償ミティゲーションの実施状況に関する調査,
環境アセスメント学会 2010 年大会, 2010.
7. K. Malhotra and K. Hayashi, Biodiversity offsets and EIA in Victoria (Australia),環
境アセスメント学会 2010 年大会,2010.(ポスター発表)
8. 伊東英幸,林希一郎,米国の森林計画における環境アセスメントの代替案の
比較分析, 第 38 回環境システム研究論文発表会,2010.
【解説】
1. 林希一郎,ABS(遺伝資源アクセスと利益配分)の課題と生物多様性保全,
14
環境研究 Vol.157, 108-115, 2010.
(梅村知也 在任期間 平成 22 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日)
【原著論文】
1. D. Rahmi, Y. Takasaki, Y. Zhu, H. Kobayashi, S. Konagaya, H. Haraguchi, T.
Umemura, Preparation of monolithic chelating adsorbent inside a syringe filter tip for
solid phase microextraction of trace elements in natural water prior to their
determination by ICP-MS, Talanta, 81, 1438-1445 (2010)
2. Y. Zhu, A. Itoh, T. Umemura, H. Haraguchi, K. Inagaki, K. Chiba, Determination of
REEs in Natural Water by ICP-MS with the Aid of an Automatic Column Changing
System, J. Anal. Atom. Spectrom., 25, 1253-1258 (2010)
3. H. Koide, Y. Nagao, K. Koumoto, Y. Takasaki, T. Umemura, T. Kato, Y. Ikuhara, H.
Ohta, Electric Field Modulation of Thermopower for Transparent Amorphous Oxide
Thin Film Transistors, Appl. Phys. Lett., 97, 182105 (2010)
4. N. Kumano, T. Seki, M. Ishii, H. Nakamura, T. Umemura, Y. Takeoka, Multicolor
Polymer Dispersed Liquid Crystal, Adv. Mater, 23, 884-888 (2011)
5. N. Kumano, T. Seki, M. Ishii, H. Nakamura, T. Umemura, Y. Takeoka, Multicolor
Polymer Dispersed Liquid Crystal, Adv. Mater, 23, 884-888 (2011)
6. A. Sabarudin, T. Umemura, S. Motomizu, Chitosan Functionalized with
di-2-propanolamine: Its Application as Solid Phase Extractant for the Determination of
Germanium in Water Samples by ICP-MS, Microchem. J., 99, 34-39 (2011)
7. M.A. Bratescu, J. Hieda, T. Umemura, N. Saito, O. Takai, Analysis of Organic
Pollutant Degradation in Pulsed Plasma by Coherent Anti-Stokes Raman Spectroscopy,
J. Vac. Sci. Technol. A, 29, 031302 (2011)
8. S. Shu, H. Kobayashi, N. Kojima, A. Sabarudin, T. Umemura, Preparation and
Characterization of Lauryl Methacrylate-Based Monolithic Microbore Column for
Reversed-Phase Liquid Chromatography, J. Chromatogr. A, 1218, 5228-5234 (2011)
9. Y. Takasaki, K. Inagaki, A. Sabarudin, S. Fuji, D. Iwahata, A. Takatsu, K. Chiba, T.
Umemura, Multielement Analysis of Micro-volume Biological Samples by ICP-MS
with Highly Efficient Sample Introduction System, Talanta, 87, 24-29 (2011)
10. Y. Takasaki, M. Watanabe, H. Yukawa, A. Sabarudin, K. Inagaki, N. Kaji, Y.
Okamoto, M. Tokeshi, Y. Miyamoto, H. Noguchi, T. Umemura, S. Hayashi, Y. Baba, H.
Haraguchi, Estimation of the Distribution of Intravenously Injected Adipose
Tissue-Derived Stem Cells Labeled with Quantum Dots in Mice Organs through the
15
Determination of their Metallic Components by ICP-MS, Anal. Chem., 83, 8252-8258
(2011)
11. Y. Takasaki, S. Sakagawa, K. Inagaki, S. Fujii, A. Sabarudin, T. Umemura, H.
Haraguchi, Development of Salt-Tolerance Interface for an High Performance Liquid
Chromatography/Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry System and Its
Application to Accurate Quantification of DNA Samples, Anal. Chim. Acta, 713, 23-29
(2012)
12. Z. Noor, S. Sumitro, M. Hidayat, A. Rahim, A. Sabarudin, and T. Umemura,
Atomic Mineral Characteristics of Indonesian Osteoporosis by High Resolution
Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry, The Scientific World Journal, in press
【国際会議発表】
1. Highly-Efficient Reversed Phase Separation Using Lauryl Methacrylate-Based 1
m-Long Monolithic Microbore Column,
T. Umemura, S. Shu, K. Oshita, Y Ueki: 34th International Symposium on Capillary
Chromatography (ISCC 2010), June 1-4 2010, Riva del Garda, Italy
2. Development of Automated Pretreatment System Using Mini-Column Packed with
Synthesized Chelating Resin Based on Sequential Flow Injection Technique,
K. Oshita, T. Umemura, S. Motomizu: 34th International Symposium on Capillary
Chromatography (ISCC 2010), June 1-4 2010, Riva del Garda, Italy
3. Development of Multiply-Hyphenated Analysis System for Proteomic and Epigenetic
Research,
T. Umemura, S. Shu: 3rd International Conference for Young Chemists 2010 (ICYC
2010), June 23-25 2010, Penang, Malaysia
4. Microbore anion-exchange chromatography hyphenated to inductively coupled
plasma mass spectrometry for efficient separation of oligonucleotides and their sensitive
determination by phosphorous selective detection,
Y. Takasaki, K. Inagaki, T. Umemura: 2010 International Chemical Congress of Pacific
Basin Societies (PACIFICHEM 2010), December 15-20 2010, Honolulu, Hawaii
5. Anion Exchange Monolithic Microbore Column for Chromatographic Separation of
DNA Fragments and Oligonucleotides,
S. Sakagawa, M. Okubo, S. Shu, Y. Takasaki, A. Sabarudin, T. Umemura: The 4th
Japan-China-Korea Joint Ion Analysis Symposium, December 9-10 2010, Gifu
6. Electric Field Modulation of Thermopower for Transparent Amorphous Oxide Thin
Film Transistors,
小出浩貴, 長尾有記, 河本邦仁, 加藤丈晴, 幾原雄一, 高崎裕加, 梅村知也, 太田
16
裕道: 7th International Symposium on Transparent Oxide Thin Films for Electronics
and Optics, 2011 年 3 月 14-16 日, 東京
7. Time-resolved ICP-MS Measurement for Multielement Analysis of Single-cell,
K. Inagaki, S. Fujii, M. Ohata, Y. Takasaki, T. Umemura, A. Takatsu, K. Chiba: 2011
European Winter conference on Plasma Spectrochemistry, January30-Feburuary 4 2011,
Zaragoza, Spain.
8. Distribution and behavior of trace elements in living organisms and their environment,
梅村知也: International workshop on environmental pollution, standards and
countermeasures in Asian countries(エコトピア科学プロジェクト 2010 205 プロ
ジェクト ワークショップ), 2011 年 3 月 7 日, 名古屋
9. Anion Exchange Monolithic Microbore Column for Chromatographic Separation of
DNA and RNA Fragments,
A. Sabarudin, Y. Takasaki, S. Shu, S. Sakagawa, M. Okubo, T. Umemura: IUPAC
International Congress on Analytical Sciences 2011(ICAS2011), May 22-26, Kyoto,
Japan
10. Highly Precise Measurement of Adipose Tissue-Derived Stem Cells Labeled with
Quantum Dots in Mice by ICP-MS,
Y. Takasaki, A. Sabarudin, M. Watanabe, H. Yukawa, Noritada Kaji, Yukihiro
Okamoto, Y. Miyamoto, H. Noguchi, M. Tokeshi, T. Umemura, S. Hayashi, Y. Baba:
IUPAC International Congress on Analytical Sciences 2011(ICAS2011), May 22-26,
Kyoto, Japan
11. Preparation and Characterization of Lauryl Methacrylate-Based Reversed Phase
Monolith Chemically Anchored to Microbore PEEK Tubing,
S. Shu, H. Kobayashia, A. Sabarudina, M. Butsuganb, T. Umemura: 36th International
Symposium on High-Performance Liquid Phase Separations and Related Techniques
2011(HPLC 2011), June 19-23 2011, Budapest, Hungary
12. Ti4+-lmmobilized poly(GMA-co-EDMA) Monolith for Enrichment of
Phosphopeptides,
A. Sabarudin, Y. Takasaki, S. Sakagawa, T. Umemura: The 5th International
Conference on Metals and Genetics 2011(ICMG2011), September 04-08, Kobe, Japan
13. Multielement analysis of salmon embryos at different stages of development by
ICP-MS,
S. Sakagawa, Y. Takasaki, A. Sabarudin, T. Umemura: The 5th International
Conference on Metals and Genetics (ICMG2011), September 04-08, Kobe, Japan
14. Comprehensive Trace Element Analysis of cells and Organisms and Elemental
Speciation Analysis by Multiply-Hyphenated Analysis System,
17
T. Umemura, A. Sabarudin, Y. Takasaki, S. Sakagawa, K. Inagaki, H. Haraguchi: The
5th International Conference on Metals and Genetics, September 04-08 2011, Kobe,
Japan
15. Microbore Monolithic Microreactor for High-Speed Suzuki-Miyaura
Cross-Coupling Reaction,
A. Sabarudin, S. Shu, T. Umemura: Japan Analytical Instruments Manufacturers'
Association 2011(JAIMA2011), September 07-09, Makuhari, Chiba
16. Development of Chelating Adsorbents for Online Solid Phase Microextraction of
Trace Metal Ions,
A. Sabarudin, S, Sakagawa, L, Hakim, T, Umemura, Shoji Motomizu: Symposium on
Flow Injection Analysis, December 2-3, Aichi, Japan
17. Development of Organic Polymer-Based Monoliths as Separation Media and
Catalyst Supports for High-Throughput Analysis and Synthesis,
T. Umemura, S. Shu, A. Sabarudin: International Symposium on EcoTopia Science
2011 (ISETS'11), December 9-11 2011, Nagoya University
【国内会議発表】
1. 1 m 長の有機ポリマー製セミミクロ逆相モノリスカラムの作製と評価,
朱沁, 梅村知也: 第 71 回分析化学討論会, 2010 年 5 月 15-16 日,島根大学, 松
江
2. Microbore Liquid Chromatography Hyphenated to Inductively Coupled Plasma Mass
Spectrometry for the Quantification of DNA,
Y. Takasaki, T. Umemura, M. Kamigaito: Nagoya University Global COE in Chemistry
Annual Symposium, June 16 2010, Nagoya
3. 生体組織・細胞の多元素分析のための ICP-MS 用高効率試料導入のインター
フェースの開発,
高崎裕加, 梅村知也: プラズマ分光分析研究会 2010 筑波セミナー, 2010 年 7 月 8
日-9 日, 筑波
4. PEEK チューブをカラム管として用いる有機ポリマー製モノリスカラムの作
製法の検討,
朱沁, 梅村知也: 日本分析化学会第 59 年会, 2010 年 9 月 15 日-17 日, 仙台
5. ICP-MS によるマウスに静注した量子ドット標識化脂肪組織由来幹細胞の体
内動態の精密測定,
高崎裕加, 渡辺将生, 湯川博, 梅村知也, 加地範匡, 岡本行広, 宮本義孝, 野口洋
文, 渡慶次学, 林衆治, 馬場嘉信: 日本分析化学会第 59 年会, 2010 年 9 月 15 日-
17 日, 仙台
18
6. Development of Monolithic Chelating Adsorbent for Solid Phase Microextraction of
Trace Elements in Water Samples,
A. Sabarudin, D. Rahmi, Y. Takasaki, T. Umemura: 日本分析化学会第 59 年会, 2010
年 9 月 15 日-17 日, 仙台
7. 放射線重合法による高性能両性イオン型ポリマーモノリスの作製と親水性相
互作用を利用した高極性化合物の分離への応用,
梅村知也, 朱沁, 神谷佳希, 植木悠二, 片貝秋雄, 玉田正男: 第 5 回高崎量子応用
研究シンポジウム, 2010 年 10 月 14 日-15 日, 高崎(群馬),
8. 陰イオン交換 HPLC/ICP-MS システムの構築とメチル化 DNA 探索への応用,
高崎裕加, 遠藤朗, 朱沁, Akhmad Sabarudin, 梅村知也: 第 2 回メタロミクス研究
フォーラム, 2010 年 11 月 2 日-3 日, 京都
9. 細胞直接導入/ICP-MS による酵母細胞の多元素分析,
稲垣和三、藤井紳一郎、大畑昌輝、高崎裕加、梅村知也、高津章子、千葉光一: 第
2 回メタロミクス研究フォーラム, 2010 年 11 月 2 日-3 日, 京都
10. メタロミクス研究を牽引するハイフネーテッド分析システムの開発(招待講
演),
梅村知也: 第 2 回メタロミクス研究フォーラム, 2010 年 11 月 2 日-3 日, 京都
11. スチレン系およびアルキルメタクリレート系モノリスカラムの作製と逆相
分離特性の比較,
大久保勝貴, 朱沁, 梅村知也:第 10 回高山フォーラム, 2010 年 11 月 12 日-13
日, 高山
12. 弱陰イオン交換モノリスカラムの作製と DNA・タンパク質分離への応用,
坂川慎之助, 高崎裕加, Akhmad Sabarudin, 梅村知也: 第 10 回高山フォーラム,
2010 年 11 月 12 日-13 日, 高山
13. Monolithic Anion Exchange Column for Chromatographic Separation of Double
Strand DNA Fragments,
A. Sabarudin, 遠藤朗, 高崎裕加, 朱沁, 梅村知也: 第 30 回キャピラリー電気泳動
シンポジウム, 2010 年 11 月 15-17 日, 岐阜
14. メタクリル酸グリシジルベースのマイクロリアクターモノリスの作製と評
価,
梅村知也, 朱沁: 第 22 回化学とマイクロ・ナノシステム研究会, 2010 年 11 月 17
-18 日, 名古屋
15. アモルファス透明酸化物 In2MgO4 を用いた透明薄膜トランジスタ,
小出浩貴, 長尾有記, 河本邦仁, 加藤丈晴, 幾原雄一, 高崎裕加, 梅村知也, 太田
裕道:日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会, 2010 年 12 月 18 日, 名古屋
16. HPLC/ICP-MS システムによる血清中金属タンパク質の探索,
19
坂川慎之助, 高崎裕加, A. Sabarudin, 梅村知也: プラズマ分光分析化学会 筑波
セミナー, 2011 年 7 月 7 日-8 日, 京都大学, 京都
17. モノリスカラム技術に基づくタンパク質の高速分離解析システムの開発,
大久保勝貴, 朱沁, 梅村知也: 第 30 回分析化学中部夏期セミナー, 2011 年 8 月 31
-9 月 1 日, 三重大学, 三重
18. サケ受精卵の発生過程における胚中微量元素のプロファイリング分析,
坂川慎之助, 高崎裕加, A. Sabarudin, 梅村知也: 日本分析化学会第 60 回年会,
2011 年 9 月 14 日-16 日, 名古屋大学, 名古屋
19. 1 m 長のメタクリレート系セミミクロ逆相モノリスカラムの作製とタンパク
質・ペプチド分離への応用,
大久保勝貴, 朱沁, A. Sabarudin, 梅村知也: 日本分析化学会第 60 回年会, 2011 年
9 月 14 日-16 日, 名古屋大学, 名古屋
20. 放射線重合法によるモノリスの構造制御とオミックス研究への応用(招待講
演),
梅村知也: 第 6 回高崎量子応用シンポジウム, 2011 年 10 月 13 日-14 日, 高崎シ
ティーギャラリー, 高崎
21. プロテオミクス・メタロミクス研究への応用を目指したポリマーモノリスカ
ラムの開発(招待講演),
梅村知也: 第 22 回クロマトグラフィー科学会議, 2011 年 10 月 20 日-22 日, さ
くらホール, 東北大学
22. 格子ボルツマン法によるカラムクロマトグラフィー内の流動シミュレーシ
ョン,
山本和弘, 小見山亮, 梅村知也: 日本機械学会東海支部第 61 期総会・講演会,
2012 年 3 月 15 日-16 日, 名古屋
23. マイクロデバイスと ICP-MS を組み合わせた単一細胞解析法の開発,
宮崎義之, 安井隆雄, 稲垣和三, 岡本行広, 加地範匡, 梅村知也, 渡慶次学, 馬場
嘉信: 日本化学会第 92 春季年会, 2012 年 3 月 25 日-28 日, 慶応大学日吉キャン
パス, 横浜
24. La2/3–xLi3xTiO3 エピタキシャル薄膜の作製とインピーダンス計測,
青木則之, 溝口照康, 高崎裕加, 梅村知也, 太田裕道: 電気化学会第 79 回大会,
2012 年 3 月 29 日-31 日, アクトシティ浜松, 浜松
【特許】
1. 液体クロマトグラフィー用カラム及びその製造方法, 特願 2010-145057
梅村知也, 朱沁, 佛願道男(平成 22 年 6 月 25 日 出願)
2. 液体クロマトグラフィー用カラム及びその製造方法, 特願 2011-206335
20
佛願道男, 石井理紗, 梅村知也,(平成 23 年 9 月 21 日 出願)
3. 極性化合物分離用双性イオン型有機ポリマー系モノリスカラム及びその製造
方法, 特開 2011-017678
植木悠二, 玉田正男, 梅村知也, 小林博治(平成 23 年 1 月 27 日 公開)
4. 噴霧器および分析装置, 特開 2011-59030
稲垣和三, 藤井紳一郎, 高津章子, 千葉光一, 朱彦北, 黒岩貴芳, 中川孝郎, 阿部
正昭, 高崎裕加, 梅村知也(平成 23 年 3 月 24 日 公開)
5. 液体クロマトグラフィー用カラム及びその製造方法, 特開 2012-8041
梅村知也, 朱沁, 佛願道男(平成 24 年 1 月 12 日 公開)
(竹内一佐枝 在任期間 平成 23 年 4 月 1 日〜平成 24 年 3 月 31 日)
【原著論文】
1. R. Chandra, H. Takeuchi, T. Hasegawa, Methane Production from Lignocellulosic
Agricultural Crop Wastes: A review in context to second generation of biofuel
production, Renewable & Sustainable Energy Reviews, 16 (2012) 1462–1476.
2. Y. Tian, K. Kumabe, K. Matsumoto, H. Takeuchi, Y. Xie, T. Hasegawa, Hydrolysis
behavior of tofu waste in hot compressed water, Biomass and Bioenergy, 39 (2012)
112-119.
3. R. Chandra, H. Takeuchi, T. Hasegawa, Hydrothermal pretreatment of rice straw
biomass: A potential and promising method for enhanced methane production, Applied
Energy, 94 (2012) 129-140.
【国際会議発表】
1. T. Hasegawa, H. Takeuchi, Promising cooperation for renewable resource
technologies, IEEE First Conference on Clean Energy and Technology, Kuala Lumpur,
June 21-22, 2011, 26-27 (Keynote Lecture).
2. R. Chandra, T. Hasegawa, H. Takeuchi and T. Takahashi, Enhanced Methane
Production from Rice Husk, Rice Straw and Wheat Straw Lignocellulosic Agricultural
Wastes Biomass, Proceedings of the International Symposium on EcoTopia Science
2011 (ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 322.
3. H. Takeuchi, T. Hasegawa, Decentralized Compact Biogas Energy Plant for Rural
Development, Proceedings of the International Symposium on EcoTopia Science 2011
(ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 134.
4. R. Chandra, T. Hasegawa, H. Takeuchi, Enhanced Methane Production from Rice
21
Husk, Rice Straw and Wheat Straw Lignocellulosic Agricultural Wastes Biomass, 4th
International Conference on Sustainable Energy and Environment (SEE2011), Bangkok,
February 27-29, 2012, A-314 (CD ROM) (Invited speech).
【特許】
1. 水蒸気の水成分と熱を利用した被処理物の水熱処理方法と酸化型亜臨界処理
装置,特願 2010-102890,平成 22 年 4 月 28 日,発明者:杤本信彦,長谷川克久,
長谷川達也,竹内一佐枝, 出願人:フジムラインベント株式会社
(Ram Chandra 在任期間 平成 22 年 10 月 26 日〜平成 23 年 8 月 31 日)
【原著論文】
1. R. Chandra, H. Takeuchi, T. Hasegawa, Methane Production from Lignocellulosic
Agricultural Crop Wastes: A review in context to second generation of biofuel
production, Renewable & Sustainable Energy Reviews, 16 (2012) 1462–1476.
2. R. Chandra, H. Takeuchi, T. Hasegawa, Hydrothermal pretreatment of rice straw
biomass: A potential and promising method for enhanced methane production, Applied
Energy, 94 (2012) 129-140.
【国際会議発表】
1. R. Chandra, T. Hasegawa, H. Takeuchi and T. Takahashi, Enhanced Methane
Production from Rice Husk, Rice Straw and Wheat Straw Lignocellulosic Agricultural
Wastes Biomass, Proceedings of the International Symposium on EcoTopia Science
2011 (ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 322.
2. H. Takeuchi, T. Hasegawa, Decentralized Compact Biogas Energy Plant for Rural
Development, Proceedings of the International Symposium on EcoTopia Science 2011
(ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 134.
3. T. Hasegawa, K. Murayama, H. Nagano, Simulation of CO2 heat-pump cycle for hot
water supply and its evaluation, Proceedings of the International Symposium on
EcoTopia Science 2011 (ISETS’11), Nagoya, December 9-11, 2011, p. 220.
4. R. Chandra, T. Hasegawa, H. Takeuchi, Enhanced Methane Production from Rice
Husk, Rice Straw and Wheat Straw Lignocellulosic Agricultural Wastes Biomass, 4th
International Conference on Sustainable Energy and Environment (SEE2011), Bangkok,
February 27-29, 2012, A-314 (CD ROM) (Invited speech).
22
23
3.5 留学生、研究員などの受け入れ状況
【研究員】
Ram Chandra 博士(インド中央農業大学助教)2010 年 10 月 26 日〜2011 年 8 月
31 日 グレーター・ナゴヤ環境分野 海外研究者招へい事業助成 「農産廃棄物
からの効率的バイオガス生産」 受入教員 長谷川達也
Akhmad Sabarudin 博士(ブラウィジャヤ大学 講師) 2010 年 4 月 15 日~2012
年 4 月 JSPS 外国人特別研究員 受入教員 梅村知也
【大学院学生】
【研究生】
陳 泰年(台湾) 2010 年 4 月 1 日〜2011 年 3 月 31 日 私費留学生 「環境
調和型ヒートポンプシステムの研究」 受入教員 長谷川達也
24
3.6 おわりに
環境・エネルギー問題、経済のグローバル化に対応するため、開発途上国
との国際協力が不可欠であり、アジア資源循環研究センターが行って来た活動
は大変有意義であった。今後、同センターが形成したネットワークを活かし、
志ある科学者達と手を携え、世界に貢献できる日が来る事を願って止まない。
平成 24 年 3 月 28 日
アジア資源循環研究センター長
長谷川達也
25
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