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山形県における結婚、妊娠・出産、子育てに関する情報提供 3

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山形県における結婚、妊娠・出産、子育てに関する情報提供 3
1 高校生を対象としたライフデザインセミナーの開催
◎ 平成25年度の取組み
概
概 要
要
高校における取組み
高校における取組み
●
● 結婚や子育てを含めた10年後、20年後の自らの将来につ
結婚や子育てを含めた10年後、20年後の自らの将来につ
いて考える機会を持ち、若いときからの結婚観・家庭観の
いて考える機会を持ち、若いときからの結婚観・家庭観の
醸成を図るライフデザインセミナーを開催
醸成を図るライフデザインセミナーを開催
●
県立高校4校で家庭科等の授業として実施
● 県立高校4校
県立高校4校で家庭科等の授業として実施
県立高校4校
ライフデザインセミナーの内容
●
● 総合学科を設置している高校を中心として、家庭
総合学科を設置している高校を中心として、家庭
科や「産業社会と人間」(総合学科の必修科目)等の
科や「産業社会と人間」(総合学科の必修科目)等の
授業の中で、自らの具体的なライフプランを作成
授業の中で、自らの具体的なライフプランを作成
●
● ライフプランの作成にあたって、社会人や卒業生
ライフプランの作成にあたって、社会人や卒業生
の講話を聞くほか、インターンシップやボランティ
の講話を聞くほか、インターンシップやボランティ
ア活動などを実施
充実・連携 ア活動などを実施
●
● まとめとして、ライフプラン発表会を開催してい
まとめとして、ライフプラン発表会を開催してい
る高校もある
る高校もある
講演会
【演題】「自らのライフデザインを考える」
【講師】白河桃子氏(少子化ジャーナリスト、作家)
【主な講演内容】
・30代初めの未婚女性は3人に1人、未婚男性は半分。意
識して結婚活動をしないと結婚できない。
・年齢が高くなるほど出産率は低くなり、30代前半頃まで
に最初の子を生んだ方がよいと言われている。男性も40
歳以上になると授かりにくくなると言われている。子ど
もがほしいと思ったら、意志をもって授かること。
・結婚したい人は仕事を持つこと。夫婦2人で働けば、世
帯の収入が上がる。女性はしっかり仕事を持ち、男性は
イクメンになる。
ワークショップ
・グループに分かれて、生徒それぞれが作成したライフプ
ランを共有
・山形県で暮らしていくことを前提としたライフプランモ
デルをグループ内でディスカッション
・グループで話し合われた内容を発表
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1 高校生を対象としたライフデザインセミナーの開催
◎ 平成25年度の取組み
H25受講生徒数
H25受講生徒数
高校生の感想
(多かったもの)
約620名(男子:約30%、女子:約70%)
【4校で実施】
・これまで自分の結婚や将来などについて、あまり考えたことはなかったが、
考える良い機会となった。
・第1子は30代前半くらいまでには生んだ方が良いと知り驚いた。
・結婚を含め、何事にも受身でいるのではなく、自分から意識的に活動するこ
とが大切だとわかった。
~高校生の感想文より~
▶ 高校を卒業したら都会に出ていこうと思っていたが、山形県は三世代同居世帯も多いなど、将来の生活や育児の
ことを考えると、地元に残って生活していくのも良いと思った。
▶ 早いうちに結婚して専業主婦になろうと考えていたが、雇用が不安定な今の時代は、夫婦がペア(共働き)で乗
り切っていかなければならないと聞き、改めて職業選択を真剣に考えていかなければならないと思った。
▶ 早く子どもを生む場合と、遅く生む場合、どちらもメリット・デメリットがあることがわかり、子どもを生む時
期も真剣に考えていかなければならないと思った。
~実施高校の所感~
▶ 結婚や子育てを前向きに捉え、将来の自分の人生設計に家族を持った生き方を考えようとする姿勢ができた。
▶ これまでの職業中心の授業だけでは見えてこなかった将来の実生活を考えるきっかけとなった。
▶ 未婚化・晩婚化の社会的背景を考えると、全ての高校での事業実施が必要である。
進学、就職を前にした高校時代に、将来のライフデザインを考えることで、自分
の希望する生き方に向けて何をすべきかが明確になり、より的確な選択が可能
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