第55期北星06号

北星
第５５期 第６号
2014 年 12 月 20 日 発行
ノースウエスト航空日本支社労働組合
〒２８６－０２０２
千葉県富里市日吉倉２２３－１東ビル 303 号室
０４７６－９３－２９１９
E-mail : [email protected]
ホームページ ： http://www.h7.dion.ne.jp/~nwunion
ONBOARD MEAL is
facing a CRISIS!
北星 3 号でお伝えしたように現在機内食部の売却計画が持ち上がっています。
当初の発表では 10 月に資産価値の精査、査察、11 月に入札とのことでしたが、その後
何の報告も無く現在に至っています。
機内食部の従業員は会社から一方的な事業計画を知らされ、毎日不安な思いを抱えながらも
今までと変わることなく日々の業務に専念しています。
執行部では日本支社長の森本大氏とアトランタ本社の機内食部統括責任者である
ロビン・クレイン氏の両氏に宛て、成田機内食部の存続運営に関する要望と会社見解を
求める文書を 12 月 3 日付で提出しました。
デルタ航空機内食部存続運営の要望を送付
ご存知の通り、デルタ航空の日本食は企業契約をはじめとする HVC の方たちから非常に好評であり、成
田に自社キッチンを所有していることがデルタ航空の大きなセールスポイントのひとつになっています。成
田空港ターミナル内のスカイクラブで提供する食事も成田の自社キッチンで作られ、国籍を問わず多くの
HVC の方たちに大変ご好評を頂いています。
ノンコアと位置づけられている成田機内食部ですが、数多くの航空会社、貨物輸送会社と機内食サービ
スの契約があり、そこでもまた揺るぎない信頼と高い評価を得ています。
一方では、成田の機内食部は遅延やキャンセル時の飲み物や軽食の提供も行っており、先の硫黄島へ
の緊急着陸のような不測の事態への対応、備蓄、管理の徹底も自社キッチンだからこそ可能なのではな
いでしょうか？
また成田の機内食部は就労意欲のある障害者の方たちの雇用の場として、他のセクション以上に活用さ
れています。
これらの事実をどのように考えどのように評価されているのでしょうか？
一地区の一部署がこれほどまでに多くの同業他社から契約を請け負っていること、また日本に
おいて社会貢献を果たし、デルタ航空のフィランソロピー活動にも大いに貢献していることは
デルタ航空が全社的に誇れることではないのでしょうか？
機内食部で働く従業員は皆、自社でハンドリングできることを誇りに思っています。
自社従業員の深い愛情のこもった機内食は、デルタ航空には不要なのでしょうか？
自社機内食部の存続継続運営を強く要望いたしますとともに貴殿の見解を求めます。
つきましては 12 月 5 日までにご返答頂けますようお願いいたします。
数行で片づけられた回答・・
そして１２月９日 菰田人事部長より以下の返答がありました。
12 月 3 日付、貴組合から上記文書にてご要望を頂きました。機内食部の運営に関しましては
9 月 18 日に発表でお伝えいたしました内容と変わった点はありません。
進捗状況につきましては、当初お伝えした予定通り、外部より査察と価格提示を受ける作業を進めて
おりますが、具体的なことは一切決まっていない状況です。
以上、よろしくお願いいたします。
自分たちの職場が失われるかもしれない状況で、何の情報もなく、
日々モティベーションを保ちながら働く従業員の気持ちを想像してみて下さい。
従業員の心情を無視したたった数行のコメントは到底納得できるものではありません。
署名活動を開始します
執行部では、引き続き機内食部の存続を求めていきます。
つきましては皆様より署名を集めたいと思います。
支部ごとにまとめ、次回の団交の際に森本支社長とクレイン氏に提出する予定です。
皆様のご協力をお願い致します。
機内食部はデルタ航空にとって唯一無二の存在です
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米国外初の整備ハンガーが成田にオープン！
11 月 28 日整備部のハンガー地区移動が無事終了しました。
12 月 1 日は森本支社長、リー・ゴセット氏、成田空港国際空港株式会社関係者たち出席の
もと、盛大なお披露目祝賀会が催されました。
尚、移動に伴う交通費の請求方法の変更については、臨時代議員総会に於いて合意文書を
付議し決議を諮る予定です。
当総会において可決された場合の調印日は 1 月 9 日を予定しています。
臨時代議員総会の日程、時間は後ほど掲示します。
支部役員、代議員の皆様にはご出席下さいますようお願いいたします。
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