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ティータイム ノースウエスト航空日本支社労働組合 〒286−0202 千葉県富里市日吉倉223−1東ビル 303 号室 Tel.0476−93−2919 第48期 第8号 2008年8月13日発行 Email : [email protected] ホームページ : http://www.h7.dion.ne.jp/‾ nwunion/ NWA、ウェブサイトの全面リニューアルを完了 新機能「My ノースウエスト」導入、利便性を向上 ノースウエスト航空(NWA)はこのほど、同社ウェブサイトのリニューアルを完了し、日本語サイトを含 め各国語サイトを一新した。今回のリニューアルでは、NWAワールドパークス会員が自身の登録している 情報をまとめて確認できる「Myノースウエスト」ページを新設、Eメールアドレスなど登録の連絡先管理 ができるようになり、予約フライトのキャンセルやスケジュール変更があった場合に通知が受けられる 「Myフライトメール」の設定ができるようになった。 また、新ウェブサイトは各ページのデザインを変更、標準スクリーンのサイズに合わせた幅広のページ レイアウトとしたほか、利用者が最も頻繁に使う機能をタブ形式で配置し、初めて利用する人でも分かり やすいサイトデザインとした。そのほか、オンライン予約時などではフライト検索のオプションを追加し ている。 今回の全面リニューアルは過去18ヶ月にわたるプロジェクトの最終段階となるもので、NWAのEコマース 担当アル・レンザ副社長は「新ウェブサイトは、サイトのトラッキングツールやフォーカスグループ調査 から得られたデータを基にリニューアルされたもの。よりカスタマイズされたインターフェースにより、 今まで以上に簡単にサイトを利用できるようになる」とコメントしている。 ノースウエスト航空URL(日本語) http://www.nwa.co.jp NWA、10月末までマイルキャンペーン実施 ノースウエスト航空(NWA)は今年10月31日までの期間限定で、ワールドパークス・マイルが早く貯めら れる「マイルズ・トゥー・ゴー(Miles To Go)」キャンペーンを開始した。参加登録後、NWAおよび提 携会社が提供するさまざまなサービスを利用するごとにポイントが加算され、最大で5万ボーナスマイル を獲得することができる。 例えば、日本から北米へNWAを利用し対象運賃で搭乗すると、ポイントとして片道100ポイントが加算さ れ、キャンペーン終了後のマイル換算で2500マイルが加算される。また、ワールドパークスの新規入会や Myフライトメールの登録、提携クレジットカードの入会などでもポイントを貯めることができる。 ノースウェスト航空とデルタ航空の合併 労働組合は年金の危機と警告 航空整備士などを代表する労働組合の国際機械技術者協会(IAM)は、デルタ航空とノースウェスト航 空との合併は、年金制度を危うくし年金給付保証公社(PBGC)が支えきれない程の大きな負担を背負う ことになり兼ねないと警告している。 (*PBGCとは企業年金が支払不能のとき、代わって年金給付を続け る米政府運営主体の機関) 先週行われた衛生教育労働年金委員会において、IAMのRobert Roach副会長は、この合併が実現すれば、 ノースウェスト航空の12500人のIAM組合員が将来の不安に直面するであろうと述べている。IAMにはデ ルタ航空職員は加入しておらず、同氏によるとデルタ航空には現在年金制度がないが、確定給付型年金は あるという。デルタ航空の年金制度は2005年に破産申請をした際に凍結されており、デルタとノースウェ ストの合併によって年金を負担することになれば、年金給付保証公社(PBGC)は崩壊の危機に直面する であろうと懸念を示している。また、デルタ航空が倒産すれば、PBGCは追加年金債務として156億ドル 以上の負担における問題にも直面する。同氏は「この合併は従業員の年金を危うくするだけでなく、わが 国の年金公社の崩壊にまで波紋を広げるだろう。 」と証言している。 欧州委員会 デルタ航空とノースウェスト航空の合併を認可 欧州委員会(EC)は、デルタ航空とノースウェスト航空の合併について、大西洋路線の運航において市 場競争の妨げにはならないと判断し当該合併を認可した。デルタ航空のRichard Anderson社長はこれに 対し「重要なステップ」と話しているが、米司法省による認可という大きな壁がまだ立ちはだかっている。 今回のECの認可は、両航空企業は米国に別々のハブ空港を持ち、路線もアムステルダムーアトランタ、 アムステルダムーパリ、デトロイトーパリのという3路線のみの運航となってお特段の問題はないとして いる。 デルタ航空、2009年の夏までに全国内線でWifiサービスの提供を開始 デルタ航空はAircell社との提携でWifiサービス「Gogo」を採用し、来年の夏までに国内線全330機に無 線インターネットサービスの提供を開始することを発表した。 「Gogo」はMD-88型機から搭載を開始し、2008年末までに75機に装備される予定。このサービス搭載に おける経費は明らかにしていないが、同航空広報担当はWifiサービスの利用可能なPDA、携帯電話、ノー トパソコンなどを用いて、リアルタイムのブロードバンド通信や生産性および娯楽性などを必要とする顧 客、特にビジネス旅行者にとって、可動性ブロードバンド接続は特に重要であると理解している、と話す。 「Gogo」サービスでは、家庭用ブロードバンドに相当する速度でウェブ観閲やインスタントメッセージお よび電子メールの利用を可能にするとしているが、インターネット上の音声サービスの利用や、電話での 通話は禁止する予定だという。サービスの利用料金は3時間までのフライトで9ドル95セント、3時間以上 のフライトでは12ドル95セントで、クレジットカードでの支払いも可能としている。 USエアウェイズ、国内線のドリンクサービスを有料化へ USエアウェイズでは国内線エコノミークラスおいて、ソフトドリンク、ジュース、および水はそれぞれ 2ドル、コーヒー、紅茶には1ドルと、これまで無料であった機内飲み物サービスの有料化の実施を31日 明らかにした。 (但し、USエアウェイズシャトル、同伴者なしの子供など、特別なケースは適用外とする) これに対し、客室乗務員協会において客室乗務員らは「顧客への周知も十分でなく計画性を欠如したこ の前代未聞の決定に強く反対する。 」と宣言している。また「乗務員は乗客の安全を守る為に訓練を受け たプロであり、経営側の実利的且つ不毛な試みにおける集金係として利用されるべきではない。 」とした 不満も訴えている。更に乗務員らは現在同航空が実施している機内での軽食類の販売についても、在庫の 不十分さや、つり銭の不足、また、顧客の満足を得られない選択肢の少なさ等の問題で頭を抱えているこ とも加えた。 これに対し同航空は即答を差し控えているが、燃油費高騰に対するビジネス戦略として、受託手荷物の 課金を含むこのような個別の課金制度へ転じて行く方針だとしている。また、同航空は手荷物を含むこの 新しい課金制度により、第3四半期では7000万ドル、第4四半期には9000万ドルの収益を見込んでいると いう。