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知の知の知の知 - 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会

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知の知の知の知 - 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会
い~な
あまみ
中 央
しらさぎ
さくら
大阪+知的障害+地域+おもろい=創造
知の知の知の知
社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所情報誌通算 598 号 2011.11.24 発行
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コーヒー職人、障害者喫茶店で 65 年の経験伝える
京都新聞 2011 年 11 月 22 日
笑顔でコーヒーの入れ方を障害者に指導する猪田さん(左)
=京都市中京区、リ・ブラン京都中央
知的障害者による喫茶店「リ・ブラン京都中京」が21日、京都
市中京区三条通油小路東入ルに開店した。接客・技術指導は「コー
ヒー職人」として全国にファンの多い猪田彰郎さん(79)=右京
区。65年間にわたるコーヒー人生の花道を飾ろうと、80歳まで
の1年間、手伝うことにした。
「コーヒーの味わいに皆の真面目さ
がにじみ出ている。望んでいた仕事に出会えた」と話している。
猪田さんは老舗「イノダコーヒ」
(中京区)の前身の喫茶店に1
948年に就職した。50年間勤め、店長を最後に退職した後、
「コ
ーヒー職人」として講演や指導のため全国を行脚し、俳優や文化人
ら多くのファンをつくってきた。
リ・ブラン京都中京は、知的障害者が多くの市民と触れ合う機会を設けようと、社会福
祉法人「白百合会」
(中京区)が運営する2カ所の授産所の統合を機に計画。今月1日、1
4席の喫茶店を備える施設が完成した。
楠本浩子理事長(74)が指導者を探し、知人の喫茶店経営者に相談する中で、幼なじ
みだった猪田さんに30年ぶりに再会。長年の仕事の区切りに「社会に恩返しを」と猪田
さんは楠本理事長の依頼を快諾し、2日後には自らの道具を施設に持ち込んで指導を始め
た。
喫茶店のスタッフは障害者と職員の6人。「笑顔で入れてこそコーヒーはおいしい」「自
分の気持ちが味に伝わる」と、65年の経験を連日教え込んだ。
21日は開店した午前10時から早速、地域住民が次々に訪れ、障害者が入れた猪田さ
ん自慢のブレンドコーヒーの香りを楽しんだ。
楠本理事長は「いい先生をお迎えできて、スタッフは幸せ。地域に溶け込んだ店にした
い」と喜ぶ。20日に誕生日を迎えた猪田さんは「コーヒーに携わったのが昭和23年。
平成23年に幼なじみに出会い新しい取り組みをすることに時の縁、人の縁を感じる。8
0歳になる日まで初心に戻り、頑張りたい」と話している。
障害者の文化活動披露 宇都宮で交流の集い
下野新聞 2011 年 11 月 22 日
【宇都宮】県障害者文化祭「カルフルとちぎ2011 こ
ころのつどい」が 18、19 の両日、若草1丁目のとちぎ福
祉プラザで開かれた。
障害者と健常者、障害者相互の交流を目的に、フラン
ス語の「交差点」を意味する「carrefour(カ
ルフル)
」から名付けられた集い。今年で 16 回目を迎え、県内の障害者施設や特別支援学
校などが参加。絵画、書などの展示や合唱・演劇などの発表を通じて交流を深めた。
芝生広場に模擬店、プラザ内の各部屋には「点字・アイマスク体験コーナー」などが設
けられ、制作品販売コーナには、手作りパンや廃油利用せっけん、古紙活用の「花ポット」
などが並んだ。
特別支援学級の生徒は木版画作品のカレンダーなどを、元気な声で来場者に勧めていた。
今回は福島県南相馬市の病院から県内に避難入院している人も招待された。
運営委員の一人、加藤尹之輔さん(73)は「障害者の文化活動などを通じて、さらに理
解と交流が広がっていけば」と話していた。
社会福祉コンサート:平尾さんや小柳さん熱唱 避難者も笑顔に--横浜 /神奈川
毎日新聞 2011 年 11 月 22 日
音楽を通して高齢者や障害者、孤児らを元気づけようと、横浜MM21ロータリークラ
ブ(横浜市西区)は21日、県民ホール(中区)で社会福祉コンサートを開いた。
同クラブの創立20周年記念事業の一環。東日本大震災の被災地から避難してきた約2
00人を含む、約1300人が無料招待された。コンサートには5組のアーティストが参
加し、作曲家で歌手の平尾昌晃さんが「よこはま・たそがれ」などを熱唱。歌手としてデ
ビュー40周年を迎えた小柳ルミ子さんは71年のヒット曲「わたしの城下町」などを披
露し、会場を盛り上げた。
終盤には希望した参加者が壇上に上がり、平尾さんらと一緒に歌ったり、踊ったりする
場面もあり、会場は大きな笑いと熱気に包まれた。
横浜市で暮らす長男を頼り、福島県富岡町から避難してきた無職の坂本貞子さん(76)
は、会場で偶然、同町で隣に住んでいた友人と再会。「コンサートも良かったが、友人と再
会できてうれしい。声を出して笑ったのは、避難してから初めて」と感激していた。
【宗岡
敬介】
施設利用者と交流 ボランティア団体が植栽
愛媛新聞 2011 年 11 月 22 日
施設利用者との交流を深めようと、女性ボランティア団体・国際ソ
ロプチミスト今治(今井豊子会長、45人)の会員が22日、今治市
町谷の知的障害者更生施設・今治育成園(近藤伊佐雄施設長)を訪れ、
同園利用者らと3種類の花苗約320株を植え付けた。
1986年から同園と、近くの身体障害者療養施設・今治療護園(堺
哲郎施設長)と続けている交流活動の一環。花の植栽は2007年か
ら年1回実施している。
会員や両園の利用者ら約120人はビオラ、プリムラ、葉ボタンの
苗をプランター80個に植栽。利用者は会員から「もう少し土をかけ
て」などとアドバイスを受け、一つ一つ丁寧に植えていった。
プランターは両園の玄関前に飾る予定で、近藤施設長は「しっかりと管理して、満開に
なった花を楽しみたい」と話していた。
県障害者スポーツ協:設立10周年
秋田で記念式典
/秋田
毎日新聞 2011 年 11 月 22 日
障害者スポーツの普及・振興を図る県障害者スポーツ協会は18日、秋田市のホテルで、
設立10周年記念式典を開いた。
菅原三朗・同協会長は「支えてくださった皆さまに感謝する。障害者のリハビリが楽し
むスポーツへ広がってきている。今後もスポーツを通じた障害者の支援をお願いしたい」
とあいさつ。各種大会の運営などに協力した17団体と8個人に感謝状を贈呈した。
競技者を代表し、県サウンドテーブルテニスクラブの長沢源一会長は謝辞を述べた上で
「障害者スポーツの発展には周囲の力添えがなければ」とさらなる支援を訴えた。【今野千
洋】
横領:障害者の預金614万円を
保佐人の男起訴
/福井
毎日新聞 2011 年 11 月 22 日
福井地検は21日、保佐人の立場を悪用して知的障害のある男性(62)の預金614
万円を横領したとして、名古屋市北区、無職、中村利夫容疑者(79)を業務上横領容疑
で逮捕、起訴したと発表した。
起訴状などによると、中村被告は福井家裁武生支部で男性の保佐人に選任され、03年
1月から財産を管理していた。07年12月~08年9月、男性の父親の遺産636万円
のうち計614万円を預金口座から勝手に引き出し、生活費などに充てたとされる。
中村被告は、男性が父親から受け継いだ土地を約1700万円で無断で売却。中村被告
はこのうち約1000万円を受け取り、同支部も必要経費として認めた。残りの636万
円が男性の財産となっていた。
保佐人を監督する同支部が中村被告の金の流れを不審に思い、調査して判明した。同地
検が告発を受け、1日に逮捕していた。
【山衛守剛】
「トイレ支援は後回しに」 震災テーマにシンポ
産経新聞 2011 年 11 月 22 日
「災害とトイレ」をテーマにした全国シンポジウムが横浜市で開かれ、東日本大震災の
被災者支援でトイレ確保が後回しになりがちだった実態が報告された。設備メーカーや研
究者でつくる日本トイレ協会などが主催した。
宮城県南三陸町立志津川中学校の菅原文彦教頭は、避難所となった学校の水洗トイレが
断水で流れず、教職員らがペットボトルを斜めに切った即席スコップと雪解け水で処理し
たエピソードを紹介。後日、大量に届いた仮設トイレは消毒や清掃の人員が足りず、一部
の設置を見送った。
菅原教頭は「食料や水の必要性は誰もが気付くが、人間の生活に大切な排便に支援の手
が届かなかった」と振り返った。
震災当日、東京・新宿駅近くの校舎に約700人の帰宅困難者を受け入れた工学院大学
の村上正浩准教授は「トイレは流れたが紙があっという間になくなり、近隣に買い出しに
行っても足りなかった」と説明。災害時の備蓄品にトイレットペーパーを追加するよう提
唱した。
会場では植村花菜さんのヒット曲「トイレの神様」が流れ、災害用トイレやオストメイ
ト(人工肛門保有者)対応型トイレなども展示された。
里親委託率に地域差 新潟32%、愛媛の7倍
神戸新聞 2011 年 11 月 22 日
親の不在や虐待などで親元で暮らせない子どもを一般家庭で育てる里親委託制度で、養
育が必要な子どものうち里親の元で暮らす子どもの割合を示す委託率が、都道府県によっ
て最大7倍の格差が生じていることが分かった。トップは新潟(32・5%)で最下位は
愛媛(4・6%)
。兵庫は全国平均(10・8%)を下回る6・0%で39位だった。国は
2014年度に16%とする目標を掲げており、家庭的養護の柱として里親に期待が集ま
る中、制度が社会に浸透していない実態も浮き彫りになった。
里親は児童福祉法に基づき、都道府県の委託を受けて子どもを養育する。09年度末で
全国7180人が登録している。
厚生労働省の福祉行政報告(09年度分)によると、委託率の上位は新潟、滋賀(28・
2%)、沖縄(25・2%)。新潟は「施設より里親」の意識が浸透し、ここ数年20%台
で推移。
「里親会への支援や家庭訪問など地道な取り組みの成果」(中央児童相談所の田代
健一次長)という。
全国平均を下回った兵庫では、09年度で101人の子どもが里親の元で暮らす。
「施設
に余裕があることから、施設偏重になってしまった」と県児童福祉課の粟村太三主幹は話
す。
04年度と09年度を比べると、政令市(19市)を含め、最も委託率が伸びたのは福
岡市だ。この間、58人の子どもを委託、14ポイント上昇して20・9%になった。福
岡では施設入所が定員に達したため、「里親対応専門員」を新設。地元のNPOとの連携強
化も功を奏したという。
社会的養護が必要な子どもは全国で約4万7千人。うち9割が施設で暮らす。厚労省は、
ファミリーホームも含めた里親の割合を3分の1まで高める方針で、厚労省家庭福祉課は
「福岡市の取り組みも踏まえ、底上げを図りたい」としている。
社会の理解不十分
関西学院大学人間福祉学部の芝野松次郎教授(児童福祉)の話 里親委託は養子縁組と
は異なる。その仕組みが、社会に十分理解されていないのが現状だ。啓発と同時に、行政
の担当者も「施設よりも里親」という意識を強く持つべきだ。
目が不自由でも楽しめるおもちゃ 神戸で展示会
神戸新聞 2011 年 11 月 22 日
目の不自由な子どもたちが遊ぶおもちゃや絵本を紹介する展示会が21日、神戸市兵庫
区水木通2の神戸市心身障害福祉センターで始まった。同センター内の視力障害児生活訓
練室で子どもたちが実際に使うおもちゃなど約80点を展示している。
おもちゃを通して目の不自由な子どもたちへの理解を深めてもらおうと、同市総合療育
センター(長田区)が毎年開催。生活訓練室には、市内の乳幼児ら約20人が定期的に通
い、遊びを通じてアドバイスを受けている。
子どもたちに最も人気なのは、クーゲルバーンと呼ばれる木製のおもちゃで、玉や輪が
音を鳴らしながら坂をゆっくり転がり落ちていく。絵本は触って形や数が分かるように工
夫が凝らされ、動物の鳴き声が聞こえるものも。布製のパズルやぬいぐるみも数多く並び、
障害の有無に関わらず楽しめる。
総合療育センターの石尾陽一郎さんは「障害があっても工夫次第で子どもたちは楽しむ
ことができる。多くのおもちゃがあるので、生活や遊びのヒントにしてもらえれば」と話
していた。
25日まで(23日は休み)。午前10時~午後4時半(最終日は同4時まで)。同福祉
センターTEL078・577・6505
“身一つ”独自の戦い 大阪知事選4候補
大阪日日新聞 2011 年 11 月 22 日
独自の戦いを展開する府知事選候補。通行人へ懸命に訴える
=19 日午後、大阪市北区
27 日投開票の大阪府知事選では7人の候補者が舌
戦を繰り広げている…はずなのだが、街頭のポスタ
ー掲示場は、民主、自民両党府議団が推薦する前池
田市長の倉田薫候補(63)
、共産推薦の弁護士、梅田
章二候補(61)
、大阪維新の会幹事長で元府議の松井一郎候補(47)-の3枚だけのものが
目立つ。大きな政治団体に所属していない“身一つ”の他の候補者らは、決して豊富ではない
活動資金や人員の中で、独自の選挙戦を展開している。
府選管によると、今回の府知事選で府内に設置されたポスター掲示場は約1万2千カ所。
大阪市内だけでも約3千カ所に上る。個人作業には限界があり、ある候補者は「紙代は知
れているが、
(自分でしないと)貼り代は1枚350円かかるそうだ。全部貼ってもらうと
いくらかかるか」とこぼす。
会社社長の中村勝候補(60)は、ポスター500枚を堺市など府南部に自ら貼り歩いた。
「
『本人か、頑張れよ』と声を掛けられ、いいアピールになっている」と言う。街宣車は今
春の堺市議選立候補時にワンボックスカーを改良したものを活用。泉北高速鉄道・泉ケ丘
駅前で街頭演説を重ね、府4分割案などで支持を訴える。
街頭演説で異様な盛り上がりを見せているのが元会社社長のマック赤坂候補(63)。東京
都知事選に続き奇抜な演出の政見放送が動画共有サイト「ユーチューブ」で話題を呼び、
梅田の地下街に登場すると遠巻きに写真を撮る人だけでなく、ビラを求める人も。「都知事
選にない手応え」を感じながら“スマイル”をアピールする。
告示前から「原則ポスターは張らない」と宣言していたのは元府職員の岸田修候補(70)
。
「お金を使えば必ず見返りを求めてしまう」と選挙制度自体に疑問を持ち、選挙活動は「私
だけ」
、資金は「原則ゼロ」だ。自身の財政再建などの訴えは政見放送で知ってもらう考え
で、
「公平、公正、高潔に勝負したい」と話す。
元中学校教諭の高橋正明候補(69)も「お金はかけられない」と、ポスターは地元河内
長野市を中心に「数十枚程度」にした。街頭演説のための拡声器も買わず、生の声で語り
掛ける。自身の経験を生かした教育改革への思いは強く、「(同じく知事選に立候補した)
前回以上に街頭に出て支持を訴えていきたい」と話す。
「
“大”阪に“福”呼ぶ『大福』
」大阪の新名物を23日から販売
産経新聞 2011 年 11 月 22 日
大阪府内の和菓子店経営者でつくる府生菓子青年クラブが新し
い大阪名物「大阪に福を呼ぶ大福」を考案。23日から府内約30
店舗で販売を始める。“大福で大阪の活性化を目指す”というユニ
ークな取り組みに注目が集まりそうだ。
同クラブの50周年記念事業として企画。府内を4エリア(北部、
東部、南部、市内)に分け、エリア別に地元食材を活用し、地域色
をふんだんに盛り込んだ大福を発案した。
販売が始まる「大阪に福を呼ぶ大福」
茨木市特産の赤シソを使った「摂津の國 四蘇(しそ)大福」
(北
部)はシソの香りと塩味が絶妙。
「河内ぜいたく大福」(東部)は、藤井寺市特産の道明寺
粉を河内ワインで戻し、クリームチーズと河内産イチジクを合わせた白あんが洋菓子を思
わせる。
また、しょうゆ風味の「なにわたこやき大福」やパン粉をもなかで表現した「なにわ串
かつ大福」
(いずれも市内)
、茶の文化を背景に抹茶カステラをまぶした「泉州南蛮大福」
(南
部)なども個性豊か。
「どの大福に人気が集まるか楽しみ」と同クラブ事業部長の松田明さ
ん(41)
。幹事長の井上文孝さん(42)も「一過性のブームで終わら
せたくない」と張り切る。
これらの販売店は、赤色ののぼりが目印。問い合わせは「あん庵」羽
曳が丘店(
(電)072・950・1122)
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大阪市天王寺区生玉前町 5-33 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所発行
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