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(OL) Javaプログラミングの基礎 = 〔 Introduction to Java
事務局 開設 記載欄 年度 2016年度 科目 区分 専門科目 Javaプログラミングの基礎 科目 コード 5570018 履修 制限 無 科目名(メディア) = 英文名 = 〔 Introduction to Java Programming ('16) 〕 (’16)= 単位 数 1 (OL) 〔主任講師(現職名): 柳沼 良知 (放送大学教授) 〕 〔主任講師(現職名): 〕 【本学担当専任教員: 】 講義概要 Java言語を題材にプログラミングの基礎を学びます。変数・型・演算などの概念や、制御構造・クラスなどについて 解説します。この授業では、プログラミングを正確に網羅的に学ぶというよりも、プログラミングを実際に体験してみる ことを第一の目標とします。 授業の到達目標 プログラミングの基礎的な考え方を学ぶとともに、最終的には、簡単なプログラムを自分で書けるようになることを目 指します。 成績評価の方法 通信指導、単位認定試験および再試験は行いません。 成績評価は、小テスト(30%)、中間レポート(30%)、最終レポート(40%)の評価により行います。 履修上の留意点 コンピュータを使って実習を行いますので、ファイル操作など基本的なパソコンのスキルが必要です。また、Javaの 開発環境を自分で用意できることが履修の条件になります。(学習センターのPCは利用できません。)Javaの開発環 境の構築方法については、オンライン授業体験版(http://online-open.ouj.ac.jp)の「Javaプログラミングの基礎」の ページを参照してください。 ※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要です。詳細は本学ホームページをご参照ください。 回 テ ー マ 内 容 担 当 講 師 名 (所属・職名) 第1回から第4回では、テストの点数を入力し、平均点と偏差値を求めるプ ログラムを例に、Javaプログラムの書き方について学ぶ。第1回では、Java 柳沼 良知 プログラムの開発環境の構築や、Javaプログラムの実行方法について学 (放送大学教 1 Javaプログラムの実行 ぶ。 授) 【キーワード】 Java、 統合開発環境 2 データ型と入出力 整数、小数、真偽値などの基本的なデータを格納するためのデータ型や、 それらのデータの入出力について学ぶ。また、複数のデータをまとめて扱 柳沼 良知 うための配列についても学ぶ。 (放送大学教 授) 【キーワード】 データ型、 入出力、 配列 3 処理の繰り返し Javaにおける制御構造の例として、処理の繰り返しについて学ぶ。主に、 for文の使い方について学ぶ。平均点と偏差値の計算をどのような手順で 実現するかについても学ぶ。 【キーワード】 繰り返し、 for文 柳沼 良知 (放送大学教 授) 回 テ ー マ 4 条件分岐 内 容 担 当 講 師 名 (所属・職名) Javaにおける制御構造の例として、条件分岐について学ぶ。主に、if文の 使い方について学ぶ。また、第1回から第4回で学んだことのまとめとして、 柳沼 良知 テストの点数を入力し、平均点と偏差値を求めるプログラムを完成させる。 (放送大学教 授) 【キーワード】 条件分岐、 if文 人工知能研究の初期の頃に作成された自動会話プログラムの1つとして Elizaがある。第5回から第8回では、JavaでEliza風のごく簡単な自動会話 プログラムを作成する。第5回は、ボタンやテキストエリアといったユーザイ 柳沼 良知 (放送大学教 5 ユーザインタフェース ンタフェースの作成について学ぶ。 授) 【キーワード】 ユーザインタフェース、 GUI 6 文字列 文字列処理について学ぶ。文字列のコピー、結合、比較、置換といった処 理や、指定した文字が含まれるかの判断等の処理をどのように実現するか 柳沼 良知 を学ぶ。 (放送大学教 授) 【キーワード】 文字列処理 7 ファイル入出力 ファイルの入出力について学ぶ。テキストデータの読み書きや、タブ区切り 柳沼 良知 の数値データの読み書き等の処理をどのように実現するかを学ぶ。 (放送大学教 授) 【キーワード】 ファイル入出力 プログラミングを行う上での概念であるオブジェクト指向や、Javaにおけるク ラスの利用について学ぶ。また、第5回から第8回で学んだことのまとめとし 柳沼 良知 オブジェクト指向とク て、ごく簡単な自動会話プログラムを完成させる。 (放送大学教 8 ラス 授) 【キーワード】 オブジェクト指向、クラス