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自分の仕事に 「5つのディシプリン」 を活かそう!

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自分の仕事に 「5つのディシプリン」 を活かそう!
自分の仕事に
「5つのディシプリン」
を活かそう!
(有)チェンジ・エージェント
チェンジ・エージェントの紹介
• 設立
2005年4月
• 使命
「変化の担い手」を育成・応援します
• 事業内容
–
–
–
–
組織開発・人財開発プログラム提供
ビジョン・戦略策定のファシリテーション
シナリオ・プラニング、ダイアログなどのファシリテーション
企業の社会的責任(CSR)のコンサルティング
• お問い合わせ
– ウェブサイト: http://change-agent.jp
– 電子メール: [email protected]
本日の内容
• 導入/5つのディシプリンとは
• ストーリー①
「私はどのようにして学習する組織の伝道師となったか?」
– システム思考、メンタル・モデル、自己マスタリー
– ミニ対話
• ストーリー②
「ダーシーはどのようにして、自らのリーダーとしての能力を
築いていったか?」
– チーム学習、共有ビジョン
– ミニ対話
• 対話
学習する組織とは
• 定義
– 目的に向けて効果的に行動するために
集団としての「気づきの状態」と「能力」を
継続的に高め、伸ばし続ける組織
• 特徴
– 急激な変化に耐えられる「しなやかさ」
– 環境に迅速に適応する「適応性」
– 自ら学び、創造し、デザインし、進化する
「自己組織化」
チームの核となる学習する能力
志を育む力
•自己マスタリー
•共有 ビジョン
複雑性を
理解する力
•システム思考
共創的に
対話する力
私のチャレンジ
• いかに、やりたいこと、本当に大切にしたいことを、
仕事として日々実践し、社会に貢献するか
• さまざまな現実が立ちはだかる
•メンタル・モデル
•チーム学習
– 能力・経験
– ビジネス・収入・生活
– 時間
ピーター・センゲ『学習する組織-システム思考で未来を創造する』より
なかなか能力もやりがいも達成できない
悶々とした日々が続いた
望ましいパターン
システム思考
• あらゆる事象をシステムとして捉え、長期的な視点から、そ
の全体像と根源を見る思考法
• システムは、相互に関連しあった要素のつながりからできて
いる。
• 原則:
– パターンは構造が引き起こす。
したがって、繰り返し起こる問題は人を責めても解決しない
システム構造の内因に着目し、構造そのものを変える
– システムの抵抗、レバレッジ、ティッピング・ポイント
このままのパターン
今までのパターン
• 実践:
– 時系列変化パターングラフ、ループ図
– システム原型
– シミュレーション(システム・ダイナミクス)、シナリオ・プラニング
Systems Thinking- Feedback
今日の問題は昨日の解決策から生じる
「予期せぬ結果」
イラスト提供
Dennis Meadows氏
システム原型「問題のすり替わり」
上司が代行/
細かな指示
バラ
ンス
火消しループ
部下が起こすトラブル
バラ
ンス
根本解決ループ
部下の能力開発
自己
強化
やる気損ねる
依存心増える
部下はいつまでも
甘えるループ
『学習する組織』が紹介するシステム原型
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
遅れを伴う調整
成長の限界
問題のすり替わり
介入者への問題のすり替わり (中毒、共依存)
目標のなし崩し (「ゆでガエル症候群」)
エスカレート
強者はますます強く
共有地の悲劇
うまくいかない解決策
成長と投資不足
私のチャレンジ:
しかし、立ちはだかる現実の壁があった
私のストーリー:
やりがいの好循環シナリオ
同
クライアント
の満足度
やりがい
同
勉強時間
自己
強化
同
やりがいビジョンループ
問題解決力
同
同
専門分野の理解
私たちは現実を
ありのままに見ているだろうか?
必要な収入
同
収入の不足分
逆
収入
同
クライアント
の満足度
同
やりがい
生活の現実ループ 同
同
勉強時間
逆
自己
強化
やりがいビジョンループ
問題解決力
同
バラ
ンス
逆
同
専門分野の理解
仕事時間
ヤギが雲の上
で、
一体何をして
いるんだ?
「信じていることしか見え
ない」
イラスト提供
Dennis Meadows氏
壁をつくる一因は、
私自身のメンタル・モデルにあった
メンタル・モデル
• 私たちの心の奥深くに根ざした世の中の前提、一般
理論、絵、イメージまたはストーリー
• 私たちがどのように現実の世界を解釈し、行動する
かを決める
• 原則・実践:
–
–
–
–
信奉理論 vs. 使用理論
推論のはしご: データと推論の区別、前提の検証
左側の台詞
主張と探求のバランス
自己マスタリー
理想(ビジョン)
生活もある
仕事もある
まず目の前の
仕事をしなくて
同
は?
収入の不足分
逆
必要な収入
やりがいは大事。
でも霞を食って生
きてはいけない
収入
同
クライアント
の満足度
同
やりがい
生活の現実ループ
同
勉強時間
逆
自己
強化
やりがいビジョンループ
問題解決力
同
バラ
ンス
逆
同
専門分野の理解
同
仕事時間
とても有益だが、しっ
かりと勉強・練習が必
要。勉強の時間を捻
出しなくては?
もし世界が100人の村だったら...
もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで全世界を100人の村に縮小するとどうな
るでしょう
その村には…
57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がい
ます
52人が女性で、48人が男性です
70人が有色人種で、30人が白人
実践:
創造的緊張
今の現実
70人がキリスト教以外の人たちで、30人がキリスト教
89人が異性愛者で、11人が同性愛者
6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍
80人は標準以下の居住環境に住み、70人は文字が読めません、50人は栄養失調に
苦しみ、
1人が瀕死の状態 にあり、1人は今生まれようとしています
1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け、そして1人だけがコンピューターを所有し
ています
もし世界が100人の村だったら...
もしこのように縮小された全体図から 私達の世界を見るなら相手をあるがままに 受け容れ
ること 自分と違う人を理解すること、そしてそう言う事実を知るための教育がいかに必要か
は火を見るより明らかです
また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう
もしあなたが今朝目が覚めた時病気でなく健康だなと感じることが出来たなら
あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより恵まれています
もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩
あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら…
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています
もし世界が100人の村だったら...
もしこのメッセ-ジを読む事ができるなら
あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう
何故ならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて
その上あなたは全く文字の読めない世界中の20億の人々より
ずっと恵まれているからです
昔の人がこう言いました
我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来ると
もしあなたがしつこく苦しめられることや逮捕拷問または死の恐怖を感じることなしに
教会のミサに行くことが出来るなら…
あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています
お金に執着することなく喜んで働きましょう
かって一度も傷ついたことがないかのごとく 人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
誰も聞いてないかのごとくのびやかに歌いましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように 生きていきましょう
もし冷蔵庫に食料があり着る服があり頭の上に屋根があり寝る場所があるなら…
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています
このメッセ-ジを人に伝えて下さい
そしてその人の一日を照らしてください
もし銀行に預金がありお財布にお金があり家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら…
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です
ドネラ・メドウズ「100人の地球村」
もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら…それはとても稀れなことです
ドネラ・メドウズが原体験を与えてくれた
新しいビジョンから問い直し
必要な収入
の見直し
逆
必要な収入
幸せ
逆
収入の不足分
逆
同
収入
やりがい
同
クライアント
の満足度
同
逆
同
勉強時間
逆
自己
強化
やりがいループ
問題解決力
同
同
専門分野の理解
バラ
ンス
生活ループ
同
仕事時間
レバレッジを見つける
不安感を推進力に変える
必要な収入
の見直し
必要な収入
の見直し
逆
必要な収入
幸せ
逆
必要な収入
同
逆
収入の不足分
逆
同
幸せ
同
同
収入の不足分
逆
同
貯蓄の切り崩し
収入
やりがい
クライアント
の満足度
同
同
勉強時間
逆
自己
強化
バラ
ンス
逆
同
同
生活ループ
クライアント
の満足度
同
同
仕事時間
やりがいループ
問題解決力
同
やりがい
逆
同
勉強時間逆
自己
強化
同
問題解決力
同
構造
メンタル・モデル
ビジョン
変化と学習のレバレッジ
パターン
生活ループ
同
仕事時間
逆 同
耐えられる期間
同
専門分野の理解
同
できごとできごと
貯蓄総額
バラ
ンス
やりがいループ
専門分野の理解
できごとの奥に潜むもの
貯蓄の切り崩し
収入
真剣さ
逆
私の
ストーリーから、
何を思い、
感じましたか?
ダーシー/ナイキのチャレンジ
• 1990年代、サプライヤーでの労働問題から、消費
者による不買運動が展開される
• 1992年、主力製品に含まれる物質(SF6)が気候変
動に関する国際的な取り締まり対象に指定される
ダーシー・ウィンスロ-氏
(元ナイキ)
リーダーの覚悟を背負った瞬間
• 会社に大打撃を与えるような
レポートを経営陣にどう報告するか?
• 経営陣は、予想通り
どうすればよいか答えはまったくなかった
• 「君が担当してくれ」
• 商品のライフサイクル分析(LCA)から、一足の靴は
7リットルの原油、1枚のTシャツは700リットルの水
を使い、また、靴に使用する材質には、廃棄時に多
くの有害物質を環境に放出することが指摘される
チーム学習
• グループで一緒に、探求、考察、振り返りを行うこと
で、自分たちの意識と能力を共同で高めるプロセス
• 「今、ここ」の場のエネルギーを集め、
関係性の質を高める
• 実践: 様々なダイアログ、上手な討論、振り返り
対話のプロセス
共有ビジョン
• 孤独を感じる
• 組織のあらゆる人が共有する
自分たちの未来の姿、憧憬
• しかし、彼女は一人きりではなかった
– 「どうありたいのか」「何を創造したいのか」
• 同じ思いをもつ多くの人たちとつながり、話し合って
いく
• ビジョンが浸透し、意味が共有化されたとき、
コミットメントと説明責任は内から生じる
• 実践:
共有ビジョンとその具現化
学習する組織のアプローチ
個人ビジョンの共有、他者に耳を傾ける、選択の自由
今の現実を受け容れる
• 私たちは何者か?
– Just Do It!
– 『イノベーションを起こす人々』
– 持続可能性こそが、イノベーションの新領域である
できごとできごと
長期の影響を見る
パターン
• 300人いるデザイナー一人一人との対話
– CSRからの指令「PVCを使わない」製品開発は無理
– 制約要因から可能性へ
「性能や美しさを妥協することなく、全く新しい製品を生み
出すチャンス」
• 「廃棄物ゼロ、毒物ゼロ、100%循環」のビジョンへ
見えないものを含め
全体像を見る
行動の根源を見る
構造
メンタル・モデル
個人と組織の共有ビジョン
新しい意
識のもと、
能力と構
造を共に
創り上げ
ていく
ダーシーがナイキに残した足跡
•
•
•
•
SF6の不使用
オーガニック・コットン
DfE(環境のためのデザイン)
女性向けのスポーツ振興
• 持続可能性をかっこよくできる会社-ナイキ
5つのディシプリンをどのよ
うに仕事に活かせますか?
そのために、
何が必要でしょうか?
ダーシーの
ストーリーから、
何を思い、
感じましたか?
この場から未来
に向けてどんな
一歩を踏み出し
ますか?
「システム思考」は、グループや組織、社会のできごとをシステムの視点で捉え、その全体像とつながりに着目する思考方法です。
なぜ思った通りにことが運ばないのか、組織で目的や状況認識をどのように共有すればよいのか、いかにして望ましい変化を起こせるのか、といった問いを持つ、
変化の担い手―チェンジ・エージェントの方に最適です。MIT、ダートマス大などのビジネススクールで開発された経営戦略シミュレーションを基礎に、グループ演習、ラー
ニングゲームなどを活用し、頭と体で実感しながら学習します。
■講師
小田 理一郎
■コース概要
- 経営戦略演習(マネジメント・フライト・シミュレーター)
- 「システム思考」とは-経営戦略演習
- ツール①「時系列変化パターングラフ」―できごとではなくパターンを見る
- ツール②「ループ図」―システムの構造を描き出す
- システムへの介入―効果的な変化を創り出す介入ポイント
福岡開催
■日時
■場所
2011 年 9月3日(土)9:30-17:00
福岡県福岡市「A.R.K ビル」
(JR 鹿児島本線「博多駅」徒歩5分、
福岡市営地下鉄空港線/箱崎線「博多駅」
■定員
約 25 名
■料金
39,000 円/人(税込)
東京開催
徒歩5分)
■お申し込み・詳細はこちら↓
http://change-agent.jp/news/archives/000414.html
■お問い合わせ
(有)チェンジ・エージェント(担当:岩下・小田)
E-mail : [email protected]
03-6413-3760/
FAX: 03-6413-3762
■日時
■場所
2011 年 10 月 19 日(水)9:30-17:30
東京都渋谷区「こどもの城」(地下鉄「表参道」駅徒歩 7 分)
■定員
約 25 名
■料金
39,000 円/人(税込)
■お申し込み・詳細はこちら↓
http://change-agent.jp/news/archives/000432.html
■お問い合わせ
(有)チェンジ・エージェント(担当:岩下・小田)
E-mail : [email protected]
TEL: 03-6413-3760/
FAX: 03-6413-3762
「システム思考」はさまざまな分野で応用されていますが、
最も広く企業や政府組織などで取り入れられているのが「学習する組織」
と言われる一連の組織開発プログラムです。
変化する複雑な環境の中で最適な組織をデザインするために、システム思考を
中心に、組織学習理論や認知行動科学などの研究成果を盛り込んだ
「学習する組織」に関する研修を開催します。
「学習する組織」に必要とされる「システム思考」と「メンタルモデル」
「パーソナル・マスタリー」「ダイアログ」「共有ビジョン」を柱に、
「学習する組織」実践のための基本動作と考え方を二日間で身につけます。
学習する組織
■日時
2011 年 10 月 28 日(金)~29 日(土)
1 日目 9:30~18:00
2 日目 9:30~16:30
東京都渋谷区「こどもの城」(地下鉄「表参道」駅徒歩 7 分)
小田 理一郎
約 15 名 ※定員に達した場合はキャンセル待ちでのご案内となります。
88,000 円/人(2 日間、税込み)
■場所
■講師
■定員
■料金
■お申し込み・詳細はこちら↓
http://change-agent.jp/news/archives/000413.html
■お問い合わせ
(有)チェンジ・エージェント(担当:岩下・小田)
E-mail : [email protected]
TEL: 03-6413-3760/
FAX: 03-6413-3762
―システム思考で未来を創造する
世界で 100 万部以上販売され、20 世紀の経営を変えた戦略書の一つとして評価さ
れるピーター・センゲの『The Fifth Discipline』の 2006 年刊の増補改訂版です。
企業、学校、地域コミュニティ、社会課題やそれを乗り越える、さまざまな実践
事例が書き加えられました。実践からの振り返りと組織の未来への考察は、実際
に組織をマネジメントする実践家への道標を提供するでしょう。
いま個人・企業・社会に求められる真の「変革」とは何かを私たちに問いかけま
す。本書の洞察は決して古くなることがない。文字通り不朽の名著です。
ピーター M センゲ (著)
枝廣 淳子(翻訳),小田 理一郎(翻訳), 中小路 佳代子 (翻訳)
出版社: 英治出版(2011/6/22)
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