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道のセックス部族の王
オ弯 D【 言% ︱︱ 名言抜粋︱︱ 、 理路整然とした論文も大事 であるが、なにげなく述 べられた短 いことば の中 にも 見逃すこ 。 、 とのできな いような深い意味がかくされていることがある 本篇 は 管子の重要 な短言を集め こ と ば たも のである。喜口々これ珠玉﹂と いえるであろう。 、 これを度るに短長をも っ ﹁ 民 と地 とを先 にするときは得、貴 と踊とを先 にするときは失う﹂ ﹁これを量 るに少多をも ってせず、 これを称るに軽重をも ってせず て せず ﹂ ﹁ 愛 は憎 しみの始 め、徳は怨 みの本 なり﹂ 、 ﹁およ そ国 の亡 ぶるや、その長ず るも のをも ってなり。人 の自ら失うや その長ず ると ころの も のをも ってなり﹂ ﹁治 者 はそ の名 をも ってす﹂ 人 にあ っては心 で あ る。 万物 は、﹁気 ﹂ が あれば 生存 最 高 の原 理 であ る道 は、 天 にあ っては太陽 、 し、 な け れば 死滅 す る。 生存 でき る のは、﹁気 ﹂ が あ るからだ。 政 治 のう え で ﹁気 ﹂ に当 た る のは ﹁名分 ﹂ であ る。﹁名分 ﹂ さ え正 しけ れば治 ま る。 国 が治 ま る の は ﹁名分 ﹂ が 正 し いか らだ。 道の天に在るものは日なり。 その人に 在るものは心 管子日、道之在天者日也。其在人 管子曰く、﹁ 。故に曰く、﹁ なり﹂ 気あれば生じ、気なければ死す。生者はその気 者心也。故日、有気則生、無気則死。 をも ってす。名あれば治まり、名なければ乱る。治者はその名をも 生者以其気。有名則治、無名則乱。 。 ってす﹂ 治者以其名。 名 君 の心得 ﹁人民 を愛 す る、人 民 に利益 をも たら す、人 民 の役 にた つ、 人 民 を安 心 さ せ る﹂ これ は道 を実 践 す る者 のみが な しう る ことだ。 帝 王 がす な わ ち それ であ る。 帝 王 こそ は政 治 のう え でな にを優 先 し、 な にを後 回 し にす るかを心得 て いた。 土 地 や人民 の利益 を優 先 さ せれば 必ず 成 功 す るが、貴 族 や高 官 の利 益 を優先 さ せれば 必ず 失 敗 す る。 だ から こそ、 音 の名 君 は、 な にを優 先 し、 な にを後 回 し にす るか、 とく に慎 重 を期 し た ので あ る。 これを益し、 これを安 枢言に日く、﹁これを愛し、これを利し、 枢言日、愛之、利之、益之、安之。 んず﹂。四 つのも のは道 の出なり。帝王はこれを用 いて天下治まる。 四者道之出。帝王者用之而天下治実。 帝王は先んずると ころ後 にすると ころを審らかにす。民と地とを先 帝王者審所先所後。先民与地則得実、 先貴与矯則失尖。是故先王慎所先所 にするときは得、貴と嬌とを先 にするときは失う。 この故 に、先王 は、先 にすると ころ後 にするところを慎む。 後。 貴 族 、人 民、 金持 の扱 い方 粛 主 は、貴 族 、人 民 、 金持 の扱 い方 には慎 重 であり た い。 貴 族 の扱 いを慎 重 にす ると は家 柄 にとら わ れず に賢 人 を抜 櫂 す る こと であ る。人 民 の扱 いを慎 重 にす ると は役 人 を お いて監視 さ せる こと であ る。 金持 の扱 いを慎 重 にす ると は生産 を奨励 し、 かれ ら に富 を独 占 され な いよう にす る こと であ る。 君主 が臣 下 から侮 ら れ るか尊 敬 され るか は、 こ の三者 を いか に扱 う か にか か って い る。 そ の扱 いは よ ほど慎 重 にしな け れば なら な いわ けだ。 人主不可以不慎貴、不可以不慎民、 人主はも って貴を慎まざるべからず、も って民を慎まざるべから 不可以不慎富。慎貴在挙賢、慎民在 ず、も って富を慎まざるべからず。貴を慎むは賢を挙ぐるに在り、 置官、慎富在務地。故人主之卑尊軽 民を慎むは官を置くに在り、富を慎むは地を高るに在り。故に人主 3 7 の卑尊軽重は、この三者に在り。慎まぎるべからず。 重在此三者。不可不慎。 2 ﹁宝 器 を重 んし て末 用 を軽 んず﹂ 。 、 国 には、 宝、 器、 用 の三要 素 が あ る。 宝 と は、城 郭 、要 塞 、貯 え。 器 とは 聖人 や賢 人 用 と は珠 玉を指 す。 し か し、珠 玉 は用 と は い っても末 の末 な るも のだ。 昔 の名 君 は宝 や器 を重 視 し て珠 玉を軽 ん じた。 天下 が治 ま った のはそ のた め であ る。 。 国有宝、有器、有用。城郭険阻蓄 国に宝あり、器あり、用あり。城郭険阻蓄蔵は宝なり 聖智は器 、 蔵宝也。聖智器也。珠玉末用也。先 なり。珠玉は末用なり。先王はその宝器を重んじて その末用を軽 んず。故によく天下を為む。 王重其宝器而軽其末用。故能為天下。 君 主 の重 んず るも の 。 王道 の君主 は人 民 を重 んず る。覇 道 の君主 は軍 隊 を重 んず る。下 り坂 にあ る君主 は貴 族 を重 んず る 、 亡 国 の粛 主 は美女 や珠 玉を重 んず る。 だ から昔 の名 君 は、 な にを重 んず べき か とく に慎 重 を期 した のであ る。 、 王主積手民、覇主積干将士、衰主 王主は民に積み、覇主は将士に積み、衰主は貴人に積み 亡主は 積子貴人、亡主積子婦女珠玉。故先 婦女珠玉に積む。故 に先王はその積むところを慎む。 王慎其所積。 三種類 の国 国 には つぎの三種類 がある。 一、他国を制圧す る国。 二、他国 に制圧され る国。 三、他を制圧 しな いが制圧も されな い国。 では、三種類 の国 はどう違う のであろうか。 徳 を広 め義を重 んじる。 みだり に他国を批判 しな い。人 口が多く軍隊も強 い。国勢をかさに他国 に 無 理難題を ふ っかけな い。天下 の大事 にあた って自国 の利益を後回 しにす る。 こんな国 は必ず他国を 制圧す る。 徳も広 めず義も重んじな い。他国 の批判 ばかりす る。人 口も少 なく軍隊も弱 い。 それ でいて他国 に 無 理難題を ふ っかける。同盟国 の力を利用し て自国 の利益 や名声を はか る。 こんな国 は必ず他国 に制 圧 され る。 他国が進 めば進 み、他国が退けば退く。他 国が軍備を拡張すれば それを見習 い、他国が軍備を縮小 すれば それをまね る。 このよう に万事他国 に歩調を合 わせれば、他国を制圧す ることはできな いが、 そ のかわり制圧され ることもな い。 凡国有三制。有制人者、有為人之 およそ国に三制あり。人を制するものあり、人の制するところと 子 なるものあり、人を制すること能わず、人もまた制すること能わぎ 所制者、有不能制人、人亦不能制者。 ぐ 、 何以知共然。徳盛義尊面不好加名於 るも のあり。何をも ってその然 るを知 るや。徳盛んに義準 して 而も名を人 に加うるを好まず、人衆く兵強くして、而もその国をも 人、人衆兵強、而不以其国造難生患、 天下、有大事而好以其国後。如此者 って難をなし患を生ぜず、天下、大事 あるときは、好 みてその国を 制人者也。徳不盛義不尊、雨好加名 も って後る。かくのごときは人を制する者 なり。徳盛んならず義尊 、 千人、人不衆兵不強、而好以其国造 からずして、而も好 みて名を人 に加え、人衆からず兵強からず して 難生忠、侍与国、幸名利。如此者人 而も奸 みてその国をも って難をなし忠を生じ、与国を特 み、名利を 之所制也。人進亦進、人退亦退、人 幸う。かくのごときは、人の制すると ころなり。人進むときはまた 労亦労、人供亦供、進退労供、与人 進 み、人退くときはまた退き、人労するときはまた労し、人供する 相背。如此者不能制人、人亦不能制 ときはまた供し、進退労供、人とあ い背 にす。かく のごときは人を 制すること能わず、人もまた制すること能わざ るなり。 也。 勝 敗の帰趨 勝敗 は、敵味方 の兵力 の多寡、装備 の優劣、戦術 の長短だけで判断 してはならな い。戦 いの帰趨は この三者 の外 にある ことを心得 ていなければ、大事を成 し送げ ることはできな い。 、 量之不以少多、称之不以軽重、度 これを量るに少多をも って せず、 これを称るに軽重をも ってせず 、 之不以短長。不審此三者、不可挙大 これを度るに短長をも ってせず。 この三者を審らかにせぎるときは 事。 憂 は 憎 し み の始 め ﹂ 大事を挙 ぐ べからず。 ただ賢者 は然らず。 衆人 のその心を用うるや、愛 は憎 しみの始 め、徳 は怨 みの本なり。 徳 は 怨 み の本 ﹂ と な る。 凡 人 は 、 報 いら れ る こ と を 期 待 す る。 し た が って 、 ﹁愛 は 憎 し み の始 め 、 し か し 、賢 者 は ち が う 。 衆人之用其心也、愛者憎之始也、 徳者怨之本也。唯賢者不然。 利 と 徳 昔 の名 君 は 、 利 を も って他 国 と 結 び、 徳 を も って人 を ひき つけ た。 利 と徳 の 二 つを も ってしな けれ もの合わぎるときは、成るなく、親なし。 先王は、事も って交わりを合わせ、徳も って人を合わす。二つの ば 、 大 業 は成 就 し な い。 そ れ ば か り か 、 国 と国、 人 と人 と の交 際 にも円 滑 を欠 く。 先王、事以合交、徳以合人。 二者 不合、則無成実、無親失。 滅 亡の原因 国 はそ の長所が原 因とな って滅 び、人 はそ の特技 があだとな って身を減 ぼす。泳 ぎ の名人が池 で場 れ 、 弓 の達 人 が 弓 で 殺 さ れ る よ う な も のだ 。 几国之亡也、以其長者也。人之自 およそ国 の亡 ぶるや、その長ず るも のをも ってなり。人 の自ら失 失也、以其所長者也。故善済者死干 うや、その長ず ると ころのも のをも ってなり。故 に善く沸ぐ者は梁 梁池、善射者死子中野。 池 に死し、善く射 る者 は中野に死す。 進 言 と命 令 君 主 は 臣 下 の進 言 に耳 を 傾 け よ。 臣 下 は 君 主 の命 令 に忠 実 で あ れ 。 人主操逆、人臣操順。 人主 は逆を操り、人臣 は順を操 る。 信 賞 必 罰 正 当 な 褒 賞 は浪 費 で は な い。 正 当 な 刑 罰 は暴 虐 で は な い。 信 賞 必 罰 こそ 最 高 の徳 で あ る。 明賞不費 、明刑不暴。賞罰明、川 明賞 は費 えず、明刑 は暴 ならず。賞罰明らかなるは、すなわち徳 徳之至者也。 の至れるも のなり。 ︽ 解説︾ ﹁ 枢言﹂篇 は ﹁ 外言﹂ 八篇 の中 に含まれている。 管仲自身が、 この篇を編纂したも ので なく、その門人または後世 の人 々が、管仲 の言行集 から抜粋して 一篇 にまとめたも のである。短 言集 であるので、論文としての体裁をなしていない。 覇は 言冤 ︱ ︱ 覇 王 論 ︱︱ 。 覇者﹂ 桓公は春秋 五覇 の 一であり、 かれを覇者 に育 てあげたのが ほかなら ぬ管仲 である ﹁ 覇王論﹂ こそ、管 こそは管仲 の政治理想 の シンボ ルであり、その意味 で、ここに展開される ﹁ 仲政治学 の真髄だといえよう。 ﹁ 覇工 の形は、天に象り地に則り、人を化し代を易う﹂ こ と ば ﹁ 国を豊かにする、これを覇と調う。兼 ねて官国を正す、 これを王と謂う﹂ ﹁ 天下を争う者は、必ずまず人を争う﹂ ﹁ 大数を明らかにする者は人を得、小計を審らかにする者は人を失う﹂ ﹁ 国大にして而も政小なるものは、国、その政 に従う。国小 にして而も政大なるものは、国、 ﹁ 国を観る者 は、君を観、軍を観 る者は、将を観 る﹂ ますます大なり﹂ 覇王の条件 覇王とは、 いかな る人物を いう のか。 天 と地 の法則を みきわめ、人心掌握 に つとめて、新時代をもたらす、そし て制度文物を 一新 して、 諸侯 の序列を定 め、天下全体 を心服 させる、 これが覇 王 のとる態度 である。 そ のためにかれは、 つね に つぎのよう に心がける。 すなわち、大国からは領土を削 る。侵略を企 てる国 には、平和政策をとら せる。武力が強大な国 に は、兵力を削減 させる。弱小国 には、援助 を与 える。素乱をきわめる国 は併合 し、暴虐非道 な君主を 追放す る。為政者 の責任 だけを追及し、人民 には累を及 ぼさな い。 こうして、 つねに天下 の秩序を確 立す るよう に努力 す るから、天下 に君臨す ることができ るのだ。 すなわち、覇王とは、まず 一国を豊か にし、さら に他国 にまでそ の威光を及 ぼす人物 のことである。 かれ には、自分 こそ天下 に威光を及ぼすも のであると いう確信があるから、徳を同じくし、道をとも にす る諸侯 にた いし て、国を奪 ったり、君主風を吹かせたりす るよう な ことはしな い。天下を争うさ い、力ずく ではなし に威光 によ って相手 を心服 させる。 これ こそ覇王 のとる手段な のだ。 覇 工 には、君主 た るにふさわし い ﹁道﹂ のほかに、天 の ﹁時﹂が味方 している。自国は安泰 で、隣 国は乱れ ている、 こんなとき こそ、覇王 にと っては絶好 の機会な のである。 一国 の存亡 は、隣国 と密接 に関係 している。隣国 の不安定 は、自国 にと っては利益 であり、 それ に つけ こん で、 隣 国 を 滅 ぼ す こと も で き る のだ 。 事 実 、 聖 王 は 、 天 下 の乱 れ に乗 じ て、 これ を 有 利 に み ち び いた。 。 聖 人 が 現 わ れ る の は 、 国 が危 機 に迫 ら れ よ う と す る と き で あ る 隣 国 の失 政 を す ば や く 教 訓 と し た か ら こそ 、 聖 王 は天 下 に君 臨 し え た のだ 。 失 政 を 犯 せば 犯 す ほ ど 、 隣 国 を 有 利 に す る と いう 道 理 を為 政 者 は 認 識 す る必要 が あ る。 前 七七〇︱四〇四年︶は、周 の王権がしだ いに弱まり、数十の工家、 春秋の五覇 春秋時代 ︵ 部族、 つまり諸侯が争う いわゆる古代封建制 の時代 である。そのなかで指導的地位を獲得した者 が覇者であり、す でに名目的な存在とな っていた周王室は、それを認めざ るを得 なか った。斉 の 夫差と勾践 のかわり 春秋 の五覇﹂という ︵ 桓公、晋 の文公、楚 の荘王、呉王夫差、越王勾践を ﹁ 。 に、宋 の要公、秦 の穆公を加える説もある︶ っ 河南省商丘県︶ で中原 の諸侯を集 めた大会 管子の仕えた斉 の桓公は、紀元前 六五 一年、癸丘 ︵ 合 を主催し、覇者としての地位を確立した。 天下 の秩序を確立する″ 能力 強 い″ というだけでなく、″ 管子が説くように、覇者は、単 に ″ をも っていなければならなか った。 こうした事情を念頭におくとき、管子 の説 は、生き生きと迫 ってくる。 覇王の形は、天 に象り地に則り、人を化し代を易え、天下を創制 覇王之形、象天則地、化人易代、 創制天下、等列諸侯、賓属四海、時 し、諸侯を等列し、四海を賓属し、時 に天下を匡す。大国はこれを 子 匡天下。大国小之、山国正之、彊国 し、乱国はこれを井せ、暴王はこれを残し、その罪を移し、その列 を製くし、その民を維ぎ、然る後にこれに王たり。 小にし、山国はこれを正し、彊国はこれを弱め、軽国はこれを重く 之、修其罪、卑其列、維其民、然後 弱之、軽国重之、乱国丼之、暴王残 夫豊国、之謂覇。兼正官国、之調 は道あり、覇王なる者は時あり。国修まり て而も隣国道なきは、覇 を争う者、威をも って危うきに易う。覇王の常 なり。人 に君たる者 も のは取らぎ るなり。道 の同じきも のは王たらぎ るなり。それ天下 を王と調う。それ王者 は独り明らかにすると ころあり。徳の共なる それ国を豊かにする、これを調 と調う。兼ねて官国を正す、 これ 王。夫王者有所独明。徳共者不取也。 王 の資 なり。 王之。 道同者不王也。夫争天下者、以威易 危。覇王之常也。君人者有道、覇王 それ国 の存するや、隣国あり。国 の亡 ぶるや、隣国あり。隣国事 者有時。国修面隣国無道、覇王之資 也。 あれば、隣国得。隣国事あれば、隣国亡 ぶ。天下事あれば、聖王の 利 なり。国 の危うきは聖人知 る。それ先王 の王たるゆえんは、隣国 夫国之存也、隣国有焉。国之亡也、 隣固有焉。瞬国有事、隣国得焉。隣 意を得 るゆえんなり。 の挙当たらざ るに資 るなり。挙げ て而も当たらぎ るは、これ隣敵 の 国有事、隣国亡焉。天下有事、則聖 王利也。国危則聖人知失。夫先工所 以王者、資隣国之挙不当也。挙而不 当、此隣敵之所以得意也。 傘li し た が つ て 警 れ て し ま 倭 武 け 力 が` を 支 権 配 簿 し た か ら 美1を行 玄 ` の 鋼 鼎 (春 秋時代 ) ど と 非 難 さ れ な か 民 最 を 人 大 慧 材 聖 の の き を 王 心 つ 招 は を Iけ ` 産 け い 獲 を る た° こ 得 の し 手 こ に と ま 道 た 285 房 '「 、土地 である。土地を豊 かにしえた諸 ` ?畜 杏 み た l也 よ 辞 あ と を た 位 つ を る° に 見 め よ 誤 に と` て` 低 つ る は く ` て な 天 多 し ` ら 君 下 く て 天 ば` 主 天 Lいと の に 下 臣 下 な う 下 の 万 人 大 忍 欲 の か た ま り だ 権 力 を 天 下 天 下 を 得 る ° │:│:` 使 本 日 し ま 手 よ ず を う 人 服 と を 従 す 得 さ る よ せ も る の た は` め に ま は` ず 使 は` 聖 で 王 き 権:は る 力 権 の で 力 だ° あ を る 天 ° そ 下 れ だ に を が` 行 お 使 こ そ し た の え つ 権 た ま た 力 の ず 諸 の で 1裏 〔 :あ 歩 侯 ジ し は` 盤 る ° な は いくら武力 があ っても権力 の座 から追 森 の 利 益 を は か る こ と 心 の 獲 得 な ど 思 い 器 下 量 を が イ 尋 な る け た れ め ば に な は` ら な ま い ず ° 人 も を し` 得 る 奪 れ ば な ら i者 侯 に 徳 を 施 す° け れ 領 ば 土 な を ら 拡 な 張 い す ° る こ こ ナ う め し に て は` 諸 侯 ま の ず 心 与 を え を 忘 れ な か った か ら だ 。 し た が って、 聖 王 は 、 天 下 の財 産 を す べ て人 民 全 体 の た め に使 った 。 そ の威 力 のす べ て を 天 下 統 一 の た め に行 使 し た。 みず か ら 徳 に よ る政 治 を 行 な って諸 侯 を 団 結 さ せ、 邪 し ま な 臣 下 を 処 分 し て道 徳 意 識 を 高 め た 。 こう し て、 天 下 全 体 の支 持 を 獲 得 し た か ら こ そ 、 明 君 と し て の権 威 が 高 ま った の で あ る。 そ の唯 一絶 対 の権 威 を 背 景 と し て、 か れ は 極 悪 非 道 な 国 を 滅 ぼ し 、 功 臣 に賞 を 与 え 、 有 徳 の人 物 を 諸 侯 に封 じ た 。 そ の結 果 、 民 心 は安 定 し て、 聖 王 の評 判 は ま す ま す あ が った の で あ る。 夫欲用天下之権者、必先布徳諸侯。 それ天下 の権を用 いんと欲する者は、必ずまず徳を諸侯 に布く。 是故先王有所取、有所与、有所訓、 この故 に先王は取るところあり、与うると ころあり、訓すると ころ 有所信、然後能用天下之権。夫兵幸 あり、信 ぶるところあり、然 る後 によく天下 の権を用う。それ兵 は 於権 、権宰於地。故諸侯之得地利者、 権 に幸し、権 は地に宰す。故 に諸侯 の地利を得 る者 は、権 これに従 権従之、失地利者、権去之。夫争天 い、地利を失う者 は、権 これを去る。それ天下を争う者は、必ずま 下者、必先争人。明大数者得人、審 ず人を争う。大数を明らかにする者 は人を得、小計を審らかにする 小計者失人。得天下之衆者工。得其 者 は人を失う。天下 の衆を得 る者 は王たり。その半ばを得 る者は覇 半者覇。 たりo 是故聖工卑礼、以下天下之賢、而 この故 に聖王は礼を卑くして、も って天下 の賢 に下り、而してこ 王之。均分以釣天下之衆、而臣之。 れに王たり。均しく分ちも って天下 の衆を釣り、而してこれを巨と 故貴為天子、富有天下、而代不謂貪 す。故 に貴き こと天子となり、富天下を有ちて、而も代、■ると謂 者、其大計存也。以天下之財、利天 わぎ るは、それ大計存すれば なり。天下 の財をも って、天下 の人を 利し、明威の振をも って、天下 の権 を合 わせ、遂徳 の行をも って、 下之人、以明威之振、合天下之権、 以送徳之行、結諸侯之親、以姦伝之 諸侯 の親を結び、姦候 の罪をも って、天下 の心を刑し、天下 の威に 罪、刑天下之心、因天下之威、以広 より て、明王の伐を広 め、逆乱の国を攻 め、有功 の労を賞し、賢聖 一人 の行を明らかにし、而して百姓定まる。 の徳を封 じ、 明王之伐、攻逆乱之国、賞有功之労、 明 一人之行 、 而百姓定尖。 封賢 聖之徳 、 準備、待機、そして実行 準備 が整 っていなければ、 いかな る計略も成功 はおぼ つかな いし、 いかな る事業も計画倒 れに終わ ってしまう。行動を開始 す るに当 た って、まず周到な準備 をととのえてから、慎重 に時機 が到来す る のを待 つ、 そし て時機 が熟 したと みるやただちに行動 を開始 する。 これ こそ、聖王が守 った原則 であ り、それだから こそ、軍隊 を動員 した場合 、たちまち要塞を攻略 し て、敵 を滅 ぼす ことが できた のだ。 こうし て聖王は、大国を倒 してその領 土を分割 した。中央 の権力を強くして、地方 の権力 を弱 めた。 近隣諸国と友好関係 を結び、協力 しあ って遠方諸国 と戦 った。 また、大国を利用 して小国を牽制 し、 強者を利用して弱者を服従 させ、多数 を利用し て少数を統制 した。同時 に、民生 の安定 に つとめたか ら、聖王 の威光 は天下全体 に行き渡り、威令 は諸侯 に行き渡 った。遠近を問わず、天下全体 が服従し た のも当然 で あ る。 夫謀、無主則困。事無備則廃。是 それ課は、主なければ困す。事は備えなければ廃す。ここをも っ 以聖王務具其備、而慎守其時。以備 て聖王はあめてその備えを具え、而して慎みてその時を守る。備え 待時、以時興事。時至而挙兵、絶堅 をも って時を待ち、時をも って事を興す。時至りて兵を挙げ、堅を 而攻国、破大而制地、大本而小標、 絶りて国を攻め、大を破りて地を制し、本を大にして標を小にし、 墨近而攻遠、以大牽小、以強使弱、 近きを杢 にして遠きを攻め、大をも って小を牽き、強をも って弱を 以衆致寡、徳、利百姓、威、振天下、 使い、衆をも って寡を政し、徳、百姓を利し、威、天下に振い、今、 令行諸侯而不払。近無不服、遠無不 諸侯に行なわれて払らず。近きは服せぎるなく、逮きも聴かぎるな し。 聴。 国 の大 小は、 領 上 の大 小 と関 係 な い 国 の大 き さ は、政 治 の良 し悪 し で左 右 され る。 いか に国 土 が広 く ても 、 それ に兄合 った政 治 が行 な わ れ な ければ 、他 国 に領 土 を奪 わ れ てしま う。 そ の反 対 に、 いか に領 土 が狭 く ても 、政 治 の構想 が大 き い国 は、 日 ま し に発 展 す る ことが でき る。 つまり 、政 治不在 と あ っては、 大 国 は小 国 と変 わり が な いし、強 国 は弱 国 と変 わり が な いのだ。鳥 合 の衆 は、少 数 に及ば な い。 同様 に、 いか に地位 が高 く ても礼 儀 を わ き ま え なけ れば 、身分 が低 いの と変 わ り はな い。 いか にも った い ぶ っても 、節 度 が なけ れば 、軽 薄 に みえ るだ け であ る。 金 持 であ っ ても、むだな使 い方 をすれば、貧乏す るのは当然 ではな いか。 したが って、国力 の大きさは、君主を みればわかるし、軍隊 の強 さは、将軍を みればわかる。 また、 一国 の財政事情 は、 田畑 の耕作状況を みればわかる。 そ の結果、君主 には徳 が具 わ っておらず、将軍 は無能 で、人民は怠け者 であ ったとす る。 こうして三者 三様 に義務をおこた っている国は、も はやあ ってなきが ごとき存在 である。 たと い、国上が広く、人民が多く、武力が強大 であ ったとしても、君主 に使 いこなせるだけ の器量 が具わ っていなければ、それは、 いたずらにむだなも のを抱 え こんでいるにすぎな い。領地、人民、 武力、 この二 つの点 でむだを抱え こんでいるような国は、先 の例 と同様、も はやあ ってなきが ごとき 存在 にす ぎな い。同様 に、土地があ っても、耕 されなければ、土地とはいえな いし、大臣が いても、 無能な人材 ばかりでは、大臣 とは いえな い。 いくら人民が多く ても、まとまらなければ、人民が いな いのと同 じだ。 そうかとい って、土地ももたず に富 を手 に入れようとしても、徒労 に終 わるだけである。徳 が具わ っていな いのに、王位 に即 こうとすれば、身を危うくするだけだ。施 しをせず に相手 にだけ報恩を期 待するような君主 は、孤立を深 めるばかり である。 してみれば、為政者が卑小 であ って、人民が覧大 である国、国都 は小 さいのに地方都市が大き い国、そう いう国 では、君主 の身が安全 であるわけがな い。君臣関係 と身分秩序が守られ てこそ、威令 が行 き渡 って、人民 は服従するのだ。 これは理 の当然 で あ って、 そ の反 対 に、 も し 天 子 と敵 対 す る者 が 現 わ れ て、 天 下 を 三分 す る よ う な こと に な れ ば 、 天 下 は危 殆 に瀕 す る。 同 様 に、 一国 に君 主 が 二人 現 わ れ 、 一家 に父 が 二人 現 わ れ た と す れ ば 、 国 も 家 も 安 泰 で あ る はず が な い。 国大にして而も政小なるものは、国、その政に従う もちろん、国土 の大小は、国 の基盤 に大 きな関係がある。現 に、斉 の都臨沿 ︵ 山東省︶は、紀元前四世紀には戸数 七万をこえ、今日残る 城壁 の遺跡が周囲 二十キ ロに及ん でいるほど の大国であ った。しかし、その規模だけを比較する ならば、より大きな遺跡を残している国は多 い。それら の国が覇者とならず、斉 の桓公が覇者と な っているのである。管子の発言は、こうした歴史的事実にもとづ いているわけだ。 いたずらに 領土 の表面的な拡大だけを追 っていた諸侯 の間 にあ って、政治 の在り方、開発 の密度 による国の 大小を主張したかれの卓兄は、決して過去 のも のではない。 夫国大而政小者、国従其政。国小 それ国大にして而も政小なるも のは、国、その政に従う。国小 に l不為者復小。 而政大者、国益大。大j して而も政大なるも のは、国、ますます大なり。大にして而も為 め ︱ ︱ 彊而不理者復弱。衆而不理者復寡。 ざるものは、また小なり。彊 にして而も理めざるものは、また弱な l凌節者復軽。 貴面無礼者復賤。重j り。衆 にして面も理めぎ るも のは、また寡 なり。貴くして而も礼な ︱ ︱ 富而騎難者復貧。故観国者、観君、 きものは、また賤し。重くして而も節を凌ぐも のは、また軽し。富 観軍者観将、観備者観野。 みて而も嬌卑なるも のは、また貧し。故 に国を観る者 は、蒻を観、 其君如明而非明也。其将如賢而非 軍を観 る者 は、将を観、備えを観る者は、野を観 る。 言 而不止、命日武満。三満而不止、国 土満。人衆而不理、命国人満。兵威 l非耕也。三守既 賢也。其人如耕者j r i 失、国非共同也。地大而不為、命口 は、命じて武満と いう。三満にして而も止めざるは、国その国にあ して而も理めぎ るは、命して人満と いう。兵威 にして而も止めざる ざ るなり。地大にして而も為めざるは、命じて土満という。人衆く て而も耕すにあらぎ るなり。三守す でに失えば、国はその国にあら ごとくにして而も賢 にあらぎ るなり。その人は耕す者 のごとくにし その君 は明のごとくにして而も明にあらぎるなり。その将 は賢の 非其国也。地大而不耕、非其地也。 一国理む べからぎ るな 一国にして両君ならば、 む べからぎ るなり。 せられる。主尊くして臣卑 しく、上威ありて下敬し、令行なわれて 人服するは、理の至りなり。天下をして両天子ならしめば、天下理 を欲する者は危うく、施す こと薄くして而も求むること厚き者は孤 なり。それ上爽くして而も下■に、国小にして而も都大なる者は拭 それ土なくして而も富を欲する者は憂 え、徳なくして而も王たる 而も親しまざるは、その人にあらぎ るなり。 卿貴くして而も臣たらぎ るは、その卿にあらぎるなり。人衆くして らぎるなり。地大にして而も耕さぎるは、その地にあらぎるなり。 卿貴而不臣、非共卿也。人衆而不親、 非其人也。 l欲I者 夫無土而欲富者憂、無徳i ︱ ︱ ︱下貰、 危、施薄而求厚者孤。夫上丈︱ ︱ ︱ 1、上威下 国小而都大者獄。主尊臣1 敬、令行人服、理之至也。使天下両 一国而両署、 天子、天下不可理也。 一家不 一国不可理也。 一家而両父、 可理也。 一家理む べからざるなり。 一家 にして両父ならば、 り。 指 導者 の責任 威令 が行 き渡 らな いのは、対 主 に徳 が具 わ って いな いからだ。 権 威 をも たず に、 しば しば命令 を変 更 す るから、 そ の結果 、人 民 から相手 にされ なく な る のだ。尭 舜 の人民 だ と て、最初 から従 順 であ っ たわ け ではな い。架 村 の人民 にし ても 、最初 から反抗 的 であ ったわ け ではな い。 国 が治 ま るか乱 れ る か は、為 政 者 によ って左 右 され る のだ。 したが って、人 民 が いちば ん基本 であ るとす る認識 、 これ こそ覇 工 の出 発 点 でな け れば なら な い。 基本 が固 ま って こそ、 国 は安泰 な のだ。 そ の反 対 に、も し基本 がぐら つけば 、 国 は危 う い。 人民 の尊 敬 をか ち え て、 はじ め て為 政 者 の権 威 は高 ま る のだ。 そ のた め にはまず人 心 を安定 さ せな け れば なら な い。 それ が でき ては じ め て、政 治 が公平 に行 なわ れ る のだ。 優 秀 な軍 隊 が あれば 、敵 に打 ち勝 つことが でき る。 有 能 な人材 を使 えば、 万事 が秩序 正 しく処 理 さ れ る。 徳 政 を施 し て こそ、君 主 の地位 は安泰 であ るし、人材 を登 用 し て こそ、諸 侯 は服従 す る のだ。 徳義 、智 謀 、軍 隊 、地 の利 、挙 動 のす べて の面 で抜 き ん出 て いる人物 、 こう いう人物 こそ、覇 王 とし て天 下 に君臨 でき る のであ る。 夫令不高不行、不博不聴。発舜之 それ令は高からぎれば行なわれず、博らならぎれば聴かれず。尭 l 舜の人も、生まれながらにして理まるにあらぎるなり。架紺の人も、 人、非生而理也。梁村之人、非生j ︱ ︱ 乱也。故即乱在上也。 生まれながらにして乱るるにあらぎるなり。故に理乱は上に在るな 夫覇王之所始也、以人為本。本理 り。 それ覇王 の始むるところは、人をも って本となす。本理まれば国 則国固。本乱川国危。故上明則下敬、 政平則人安、士教和則兵勝敵、使能 固し。本乱 るれば国危うし。故 に上明らかなれば下敬し、政平らか 則百事理、親仁則上不危、任賢則諸 なれば人安く、士、教和 なれば、兵、敵 に勝ち、能を使えば百事理 侯服。新王之形、徳義勝之、智謀勝 まり、仁に親 じめば上危うからず 、賢 に任ずれば諸侯服す。覇王 の 形 は、徳義 これに勝ち、智謀 これに勝ち、兵戦 これに勝ち、地形 こ 之、兵戦勝之、地形勝之、動作勝之。 れに勝 ち、動作 これに勝 つ。故 にこれに王たり。 故王之。 行 動 の時 機 と戦 略 配置 明粛 とも なれば 、 つね に天 下 の形勢 を観 察 し、 それ によ って行 動 す べき時 機 を決定 す る。 そし て行 動 を開始 す るさ いに は、 まず な にから着手 す べき かを考 え る。 ど れを先 にし、 どれ を後 にす るか によ って、 結果 が逆 にな る ことも あ るからだ。 強 国 が多 いとき に、 先 に行 動 を起 こす のは、 危険 であ る。 こん な場合 には、他 国 の出 方 を み てから、 行動 を起 こすほう が有 利 であ る。 そ の反 対 に、 も し、 これ と い った相 手 が いな いとき には、先 ん じ て行 動 を起 こす ことが大切 であ る。 も し、 ぐず ぐず し て いれ ば 、 逆 に相 手 にし て やら れ るから だ。交 戦状 態 にあ る国 が多 いとき にも 同様 であ る。 相手 の疲 弊 を待 って行動 を起 こせば 、 き っと覇 者 とな る ことが でき る。 そ の反 対 に、 諸 国 が惰 眠 を貪 って いるさ いに % は、先 ん じ て行 動 を起 こさな け れば 、覇 王 た る ことは でき な い。 ま た、 一面 から みる と、 国 の大小 強 弱 は、 諸 侯 と連合 す るか孤 立す るか によ って決定 され る。 諸侯 と連合 す れば 、強 く なり 、諸 侯 か ら孤 立 す れば 、弱 く な る。 千 里 を走 る名馬 でも、 百 頭 の馬 が つぎ つ ぎ に対 抗 し てき たら、 と ても かな わ な い。 それ と同 じ よう に、不 敗 を誇 る強 国 であ っても 、 天下 全体 が 一団 と な って ぶ つかれば 、必 ず打 ち倒 せ る のだ。 強 国 が強 いのは、 弱 小 国 の支 持 が あ るから であ る。 それ を忘 れ て、 みず から の強 さ にだ け頼 るから、 国 が滅 び る のだ。 弱小 国 であ っても 同 じ であ る。 強 国 の保 護 を受 け て こそ、小 国 は存 続 しう る のだ。 それ を忘 れ て、強 国 に背 を向 け るから、 国 が滅 び る のだ。 した が って、 粛 主 は自 国 の置 かれ て いる地位 を よく認 識 し て、 それ に応 じた対策 を講 ず る必要 が あ る。 近 隣 諸 国 を服従 さ せる と同時 に、 遠方 諸 国 と協 定 を結 ぶ、 これ はI道 の国 のと る べき措 置 であ る。 小 国 と連合 し て大 国 と戦 う 、 これ は勢 力 が匹敵 す る国 のと る べき措 置 であ る。 野 蛮 国 と野 蛮 国 とを戦 わ せる、 これ は中原 諸 国 のと る べき措 世 であ る。 強 国 の保 護 を仰 ぎ、相 手 を刺激 しな いよ う にす る、 これ は弱小 国 のと る べき措 置 であ る。 この原 則 を無視 し て自分 のほう から事 を構 え、実 力 不 相 応 な措 置 を と るならば 、 と ても功 名 を立 て る ことな ど でき な い。 む か し から、 この原 則 を無 視 し て成 功 し た国 はひ と つも な いことを、為 政 者 は 思 い知 る必要 が あ る。 大神型、祝天下之形、知動静之時、 それ神聖は、天下の形を祝て、動静の時を知り、先後の称を祝て、 言 覇 覇。戦国少、先挙可以王。 者工、後挙者亡。戦国衆、後挙可以 先挙者危、後挙者利。弧国少、先挙 視先後之称、知禍福之門。彊国衆、 先挙 はも って工たる べし。 は亡 ぶ。戦国衆ければ、後挙 はも って覇たる べし。戦国少なければ、 る者 は利あり。彊国少なければ、先 に挙 ぐる者は王、後 に挙ぐる者 禍福 の円を知 る。彊国衆ければ、先 に挙 ぐる者は危うく、後 に挙ぐ それ軽重張弱 の形 は、諸侯合うときは彊く、孤なるときはすなわ ち弱く、駄 の材 にして、百馬 これに代 われば、駿必ず罷る。彊 は 一 Ⅲ国 のこれを得 るや、小を収むるをも ってし、そのこれを失うや、 夫軽重彊弱之形、諸侯合則彊、孤 彊を特むをも ってす。小国 のこれを得 るや、節を制するをも ってし、 則弱、験之材面百馬代之、駄必能実。 彊国得之也、以収小、其失之也、 代 に最たるも天下 これを共にすれば、国必ず弱し。 以特薇。小国得之也、以制節、其失 彊最 一代而天下共之、国必弱実。 之也、以離彊。夫国小大有謀、彊弱 そのこれを失うや、醍 に離 るるをも ってす。それ国 の小大、謀あり、 彊弱、形あり。近きを服し て遠きを彊むるは、王国 の形なり。小を 有形。服近而彊遠、王国之形也。合 小以攻大、敵国之形也c以負海攻負 合 わせて大を攻むるは、政国 の形なり。負海をも って負海を攻むる は、中国 の形なり。節を折り醍に事えて、も って罪を避くるは、小 国 の形なり。古より今 に至るまで、 いまだか つてまず よく難をなし て、時 に違 い形を易え、も って功名を立 つる者はあらず。常 にまず 海 、中国之形也。折節事張、以避罪、 能作難、違時易形、以立功名者。無 難をなし、時に違 い形を易え、敗れざ る者なき ことあるなきなり。 小国之形也。白古以至今、未嘗有先 有常先作難、違時易形、無不敗者也。