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少額投資非課税制度NISAの概要
少額投資非課税制度NISAの概要 ご参考資料 2013年6月作成 5つのポイント ①上場株式、公募株式投資信託等の譲渡所得・配当 所得が非課税 ②対象は日本在住の満20歳以上の方 ③非課税投資枠は2014年から2023年まで毎年 100万円 ④非課税期間は投資を始めた年から最長5年間、 運用期間は最長10年間 ⑤口座開設には、所定の申請書のほかに「住民票の 写し」または「除票の写し」が必要 1 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 非課税期間のイメージはこうなります ご参考資料 2013年6月作成 5年経過後、100万円を上限に 新たな非課税枠で保有、運用可能 投資枠は毎年100万円、 非課税期間は5年目の年末で終了 2014 2018 非課税期間 2027 2014 非課税口座の開設時期 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 押さえておきたいポイント ~口座開設編~ ご参考資料 2013年6月作成 ① 1人1口座に限ります 非課税口座は一つの金融機関でしか開設できません。 ② 対象は日本在住で満20歳以上の方 ③ 「住民票の写しが」必要です 2013年1月1日現在の住所が確認できる「住民票の写し」 が必要です。 2013年1月1日以降、転居等で住所が変更された方は、 「住民票の除票の写し」をご準備ください(2013年1月1日 現在で居住されていた市区町村で入手可能です)。 ~口座開設の流れ~ 「住民票ないしは除票の写し」と「非課税適用確認申請書兼 非課税口座開設届出書」を金融機関に提出いただきます。 金融機関は税務署より交付を受けた「非課税適用確認書」 を受領した後、非課税口座の開設手続きを開始します。 3 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 押さえておきたいポイント ~対象商品編~ ご参考資料 2013年6月作成 ④ 上場株式や公募株式投信が対象です 上場投資信託(ETF,REIT)も対象に含まれます。 公社債投信は含まれません。 ⑤ 現在保有する金融商品は移せません 2014年1月以降、非課税口座でお買付けいただくものに 限定されます。 4 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 押さえておきたいポイント ~非課税枠編~ ご参考資料 2013年6月作成 ⑥ 非課税枠は年100万円、期間は最大5年間、 運用は最大10年間になります 非課税期間終了後は課税口座(特定口座など)に移管して 保有を続けるか、100万円分を上限に新たな非課税枠で 保管し運用を続けることができます(繰り越せば10年間の 運用が可能となります)。 (注)「非課税期間5年間」、「実質で10年間運用」というのは NISAの特長であり、ややこしい所以でもあります。 ⑦ 未利用の非課税枠は翌年以降使えません このため年間の非課税枠が年間100万円を上回ることは ありません。 5 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 押さえておきたいポイント ~売買編~ ご参考資料 2013年6月作成 ⑧ 短期売買は枠が減ります 非課税口座で投資した上場株式や公募株式投資信託は いつでも売却できます。 売却した分の非課税枠(買付けたときの時価)は失われ、 再度投資することはできません(短期売買は枠が減るのが NISAの特長です)。 (注)上場株式の上場廃止や、公募株式投資信託が繰上 償還など、お客様の意向でない場合も同様の扱いに なるものと思われます。 6 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 押さえておきたいポイント ~利益編~ ご参考資料 2013年6月作成 ⑨ 譲渡所得と配当所得が非課税になります 軽減税率は2013年12月末で廃止となり、2014年1月 からは課税口座での譲渡益、配当には20.147%の税金 がかかりますが、NISAでは非課税となります。 (注)証券会社経由で配当金を受け取る場合は「株式数比例 配分方式」を選択していただく必要があります(投資信託 の分配金は手続きは不要です)。 (注)特別分配金は非課税の対象となりません。 ⑩ 課税口座との損失通算はできません 非課税口座での譲渡益や配当が非課税となる一方、売買 損失が生じても課税口座との損益通算ができない仕組みと なっています。 7 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 注意しておきたいポイント ご参考資料 2013年6月作成 ☆非課税期間の満了は『5年目の年末』です 非課税期間の5年とは、投資を始めた年から数えて『5年目 の年末』です。投資を始めたのが年初であろうと年末であろう と、非課税期間の満了は同じく5年目の年末です。 (例)2014年に始めた投資の非課税期間の満了は5年目の 2018年12月末となります。 投資開始年 (2014) 1月 6月 12月 2年目 (2015) 3年目 (2016) 4年目 (2017) 5年目 (2018年) 12月 8 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 注意しておきたいポイント ご参考資料 2013年6月作成 ☆一括、分割、積立、どれでもOKです 毎年100万円までの非課税投資枠は、一括で投資しても、 分割で投資しても、積立で投資しても大丈夫です。 ☆購入手数料は非課税投資枠に含まれません 100万円の非課税投資枠はすべて金融商品の購入に充て ることができます。 ☆使った投資枠は購入時の金額で計算されます 年初に金融商品Aを50万円で購入して80万円に値上が りしたとしても、年内にはあと50万円分を非課税投資枠で 購入することができます。 9 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 注意しておきたいポイント ご参考資料 2013年6月作成 ☆分配金の再投資は非課税投資の枠内です 分配金を非課税口座内で再投資することは可能ですが、 再投資の分は非課税投資枠の利用とみなされます。 ☆購入する金融商品の数は制限がありません 100万円の非課税投資枠内であれば、複数の金融商品を 購入することができます。 (注)非課税期間満了時に評価額の合計が100万円以上に なった場合、どれを次の非課税枠に移管し、どれを売却 または課税口座に移管するか判断が複雑になる恐れが あります。したがって購入する金融商品は絞った方が後々 の手間が少ないと思われます。 10 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 注意しておきたいポイント ご参考資料 2013年6月作成 ☆非課税期間満了後は価格が更新されます 金融商品の取得価格は非課税期間満了時の時価に更新さ れます。 メリットなケース デメリットなケース 時価に更新 ¥13,000 ¥1,000分が 課税対象 ¥12,000 ¥2,000分は 非課税 取得価格 ¥10,000 ¥5,000分が 課税対象 ¥5,000 非課税期間満了 売却 11 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 NISAの活用の仕方 ご参考資料 2013年6月作成 ☆NISA枠は最大限使う NISAの導入は軽減税率の廃止とのバーター。運用金額が 大きな投資家にとっては損になる。この確定している「損」に、 NISAや確定拠出年金といった税制優遇制度を併用し、運用 全体を最適化す るのが賢明。 ☆低コストで運用する NISAで長期での運用を行う場合、継続的なコストが高い ものはできるだけ避けるのが賢明。 (注)コストだけで判断せず商品の中身もウォッチする。 ☆NISAは運用最適化のための調整役 非課税のメリットを最大限得たいなら、高い運用益が狙える 株式メインの投信やインデックスファンドをNISAで保有し、 売買のタイミングが重要となる上場株式や債券型投信は 特定口座で保有するなど、資産と口座をうまく組み合わせ 全体を最適化するのが賢明。 12 上記は、平成25年度税制改正大綱などで公表された内容であり、今後変更される 可能性があります。巻末のご留意事項も合わせてご確認ください。 ご留意事項 ご参考資料 2013年6月作成 本資料は、平成25年度税制大綱等の情報をもとに「少額投資 非課税制度(愛称:NISA)」の概要をお伝えすることを目的として、 作成したものであり、将来変更になる可能性がございます。 <金融商品取引に係る重要事項> 当社で取り扱いの商品等をご購入いただく際は、所定の手数料 をご負担いただきます。 また各商品は価格の変動等による損失が生じるおそれがあり、 手数料、リスクは商品毎に異なります。 ご投資される際は、当該商品の目論見書、お客様向け資料等を よくお読みいただき、お客様ご自身で最終判断いただきますよう お願いいたします。 商号等: 長野證券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第125号 加入協会:日本証券業協会 13