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観光産業の活性化と 航空産業の役割

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観光産業の活性化と 航空産業の役割
観光産業の活性化と
航空産業の役割
2009
2009年5月21日
21日
株式会社日本航空副社長
繩野克彦
© Japan Airlines 2008
Ladies
and
Gentlemen…
本日の講演内容
本日の講演内容
4航空業界の現状と展望
4観光産業の活性化と航空
2
© Japan Airlines 2008
1
Chapter1
航空業界の現状と展望
© Japan Airlines 2008
世界の航空旅客数の推移
✈世界の航空需要は戦後60
数年間で約250
250倍の規模に成長。
倍の規模に成長。
世界の航空需要は戦後60数年間で約
✈米国同時多発テロ、SARS
などの世界的危機により、航空需要は一時的な停滞を余儀
米国同時多発テロ、SARSなどの世界的危機により、航空需要は一時的な停滞を余儀
なくされた。
✈2004年以降、航空
需要は急速に回復
回復したが、
したが、2008
2008年
年の世界同時不況により先行き
2004年以降、航空需要は急速に
不透明な状態に
。
不透明な状態に。
百万人
2500
★2003 イラク攻撃、SARS
★2001 米国同時多発テロ2022
2000
2374
2251
2124
?
1888
★1997 EU域内完全自由化
★1991 湾岸戦争
1500
1027
1082
1118 1164 1135 1146 1142
1233
1304
1391
1457 1471
1562
1672 1640 1639 1691
1000
500
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
99
2008予測
出典 07予測:IATA(2008年2月1日)、08以降予測:Boeing outlook 2007
2000
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
1987
0
4
© Japan Airlines 2008
2
世界各国の航空市場規模(2006年)
2006年)
✈米国が圧倒的1位(日本の約5.6
倍)
米国が圧倒的1位(日本の約5.6倍)
✈日本は世界第5
日本は世界第5位の航空市場(国内線規模は世界3
位の航空市場(国内線規模は世界3位)。
✈インド、ブラジルなど、アジアや中南米の新興国が大幅に躍進。
(mill.)
198
国際線旅客
187
26
160
154
140
24
120
146
141
142
100
38 112
112
26
23
91
164 172
74
20
Ru
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31
11
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17
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32
32
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32
15
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26
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33
33
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25
36
10
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37
44
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31
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Ja
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Ch
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G
百万人)
an
A
UK
S.
U.
(旅客数
44
23
34
11
0
45
45
14
32
23
21
45
nd
35
49 46
17
42
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55
38
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20
89
86
40
45
59
39
103
Ne
130
60
do
ne
80
国内線旅客
FY2006
Th
180
~
re
a
200
822
Ko
220
800
5
Source: IATA (International results), ICAO (Domestic results), Government statistics (Japan,China, Korea and Taiwan domestic results.)
Note : Hong Kong is not included in China.
© Japan Airlines 2008
世界の巨大航空会社(売上高)
✈上位10
社で世界総需要の約40
40%を占める。
%を占める。
上位10社で世界総需要の約
✈米国企業で統合を模索する動きが活発。EU内では国境を越えた統合も。EU米国企業で統合を模索する動きが活発。EU内では国境を越えた統合も。EU-米国
の航空自由化で更なる業界再編はあるか?
2005年5月経営統合
38,083
32,971
2008年10月合併
包括提携
合併交渉中
22,935 22,461
20,143
合併交渉破談・中断
19,154
17,506
14,983
14,232
12,852 12,528
11,700 11,574
9,861
KE(韓)
8,455
8,140
IB(西)
9,392
SAS(北欧)
9,661
CX(中)
SW(米)
EK(UAE)
AC(加)
Source: Air Transport World July 2008
SQ(シンガポール)
US(米)
NW(米)
QF(豪)
CO(米)
ANA(日)
BA(英)
DL(米)
UA(米)
JAL(日)
AA(米)
LH(独)
AF/KLM(仏・蘭)
($ mill.)
10,863 10,754
6
© Japan Airlines 2008
3
マルチアライアンスの進展
✈大手航空会社の多くは3
大手航空会社の多くは3大アライアンスに加盟。アライアンスへの収斂は拡大基調で
世界総需要の約60
%を占めるまでに。
世界総需要の約60%を占めるまでに。
Star Alliance(2007)
売上高:1484億3736万米ドル
旅客数:9億8572万人
OZ
2%
LX
3%
売上高:1037億8934万米ドル
旅客数:3億2041万人
AY
3%
AK
1%
RJ
1%
TP
BD+
2% LO+JK
3%
SA
2%
UA
19%
NZ
SAS
3%
3%
oneworld(2007)
LA
4%
OS
2%
TK
3%
TG
6%
LH
12%
ANA
6%
MA
1%
IB
7%
US
10%
CA
7%
AA
32%
SKYTEAM(2007)
売上高:1179億1155万米ドル
旅客数:3億9436万人
SQ
9%
AC
8%
AZ
4%
SU
3%
AM OK
2% 1%
Associates
メンバー
4%
AF-KLM
24%
KE
6%
CX
10%
Star Alliance
22%
oneworld
17%
QF
12%
JAL
14%
CZ
9%
SKYTEAM
20%
BA
15%
CO
15%
DL
19%
NW
13%
Others
41%
コンチネンタル航空が
コンチネンタル航空がStar Allianceに移籍?
Allianceに移籍?
2007年有償旅客キロベース
Source:Air Transport World Jul.2008、Airline Business Aug.2008
7
Note:算出する航空会社数やデータによって、外部データと合わない可能性がある。
© Japan Airlines 2008
日本市場の売上規模は世界の約1割
世界の航空産業
日本の航空産業
航空旅客数
22.6億人
1.48億人
航空売上高(旅客)
39.8兆円
3.8兆円
航空機数
24,708機
535機
2,562社
28社
欧州
577社
-
北米
332社
-
8,728空港
92空港
西欧・東欧(CIS除く)
1,065空港
-
北米
2,568空港
-
(プライベートジェット除く)
定期航空会社数
空港数
*旅客数:Air Transport World July2008、国交省「航空輸送統計年報」
*売上高:Air Transport World July2008、5社H/P(連結含む=日本の全体収入の96%をカバー)
*航空機数、航空会社数、空港数:財)日本航空機開発協会
8
© Japan Airlines 2008
4
国内航空旅客の輸送動向
輸送実績
輸送人キロ
(百万人km)
国内航空旅客
9,485万人
84,327
新幹線利用者
3億1,584万人
82,826
JR6社定期外
34億8,413万人
144,852
【新幹線との輸送分担率】
東京-福岡 航空94%
東京-広島 航空54%
東京-大阪 航空33%
出典:2006年度国土交通省、旅客地域流動調査、JTB時刻表
9
出典:国土交通省航空局作成、航空輸送統計年報、旅客地域流動調査
© Japan Airlines 2008
国際航空旅客の輸送動向
輸送実績
国際航空旅客
5,831万人
輸送人キロ
(百万人km)
78,611
日本人出国者数
: 1,730万人
出国者旅行消費額 : 265億$
訪日外客数
: 835万人
訪日外客旅行消費額:
93億$
2007年暦年
国際旅客の6割は
首都圏空港利用者
10
出典:国土交通省航空局作成 空港管理状況調書、日本政府観光局(JNTO)
© Japan Airlines 2008
5
内際航空市場の大手企業占有率
✈国内線市場は大手2
国内線市場は大手2社で約9
社で約9割を占めるが、新規航空会社のシェアが拡大基調。
✈国際線市場に占める本邦企業の占有率は3
国際線市場に占める本邦企業の占有率は3割強。他国に比べ自国企業シェアが低い。
国内線市場
国際線市場
年間約9,500万人
年間約5,500万人
Other
8.9%
*乗客数
*乗降客・通過客数
JAL
Group
44.2%
ANA
Group
46.9%
Other
67.9%
JAL
Group
24.4%
ANA
Group
7.7%
2007年度実績
(不定期輸送実績を含む)
11
Source: 航空輸送統計調査年報、空港管理状況調書、航空統計要覧
© Japan Airlines 2008
主要空港における平均座席数(国内線)
✈羽田空港における発着枠が不足しており、欧米主要空港に比して大型機材で需要に対
応しているのが現状。
350
300
300
250
200
164
150
133
118
127
131
111
100
101
50
Note:departure + arrivalの平均値
Source:OAG (HNDのみJAL作成)
ソウ
ル
・
金
浦
ニ
ュ
ーヨ
ーク
・
ニ
ュ
ーア
ーク
ニ
ュ
ーヨ
ーク
JF
K
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シ
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ル
ドコ
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ル
フラ
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フル
ト
ロン
ドン
・
ガ
トウ
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ク
ロン
ドン
・
ヒー
ス
ロー
羽
田
0
12
© Japan Airlines 2008
6
より低燃費な中・小型新鋭機材の導入
B737-800
B787
ERJ170
13
出典:ボーイング社のデータからJAL作成
© Japan Airlines 2008
小型機でも客室内の居住性を確保
14
出典:EMBRAER社ホームページ
© Japan Airlines 2008
7
東京国際空港(羽田)の再拡張計画
1970年
1970年 旧B滑走路延長
1988年
1988年 新A滑走路供用開始
1930年
1930年 東京飛行場開港
1993年
1993年
第1旅客ターミナル供用開始
1997年
1997年 C滑走路供用開始
2000年
2000年 B滑走路供用開始
2004年
2004年 第2旅客ターミナル供用開始
2010年
2010年 D滑走路供用開始予定
滑走路供用開始予定
15
© Japan Airlines 2008
成田国際空港第2滑走路の北伸事業
✈現暫定滑走路(2180
m)から、未買収地を避け北側へ延伸、2500
mへ拡張。
現暫定滑走路(2180m
から、未買収地を避け北側へ延伸、2500m
へ拡張。
✈発着回数の上限は、年間20
万回から22
22万回に増加、さらに
万回に増加、さらに30
30万回を目指す
万回を目指す。
。
発着回数の上限は、年間20万回から
本来計画2500m
2010年
2010年3月供用開始予定
月供用開始予定
A滑走路4000m
16
出典:首都圏第3空港調査検討会
© Japan Airlines 2008
8
首都圏空港(成田・羽田)の一体的活用
連携リレーにより
24時間化
23時
成田空港 羽田空港
22時
22時
23時
羽田空港
【深夜・早朝】
約3万回増
【昼間】
約5万回増
成田空港
6時
6時
成田 約2万回
+羽田 約3万回
7時
羽田空港
近距離アジアビジネス路線
7時
連携リレーにより
24時間化
成田空港 羽田空港
17
出典:国土交通省における経済成長戦略に向けた取組み 冬柴臨時議員提出資料
© Japan Airlines 2008
鉄道建設期における主要駅の位置
名古屋駅(明治31年)
廣嶋駅(明治22年)
中心部(紙屋町)への距離
中心部(栄)への距離
2.6Km
3.2Km
博多駅(明治33年)
中心部(天神)への距離
3.6Km
18
© Japan Airlines 2008
9
もし成田空港が東京都心にあったら・・・(イメージ)
19
© Japan Airlines 2008
成田空港へのアクセス改善(成田高速鉄道計画)
✈構想:日
暮里駅 - 空港第2
36分。
分。
構想:日暮里駅
空港第2ビル駅をノンストップのスカイライナーで
ビル駅をノンストップのスカイライナーで36
✈現在:京急羽田空港
分
現在:京急羽田空港 – 成田空港第2ビル 乗車時間89
乗車時間89分
2010年運行開始予定
20
出典:未来鉄道データベース、Wikipedia、Yahoo!路線情報
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10
航空機が出発✈✈✈到着するまで
貨物
マーケティング
貨物販売
旅客販売
旅客営業
商品開発
予約
宣伝販売促進
発券
予約
整備
整備・機材計画
航空機整備・改修
チェックイン
空港
機体・エンジン・装備品
出国・税関・検疫
機内用品
手荷物
機内食
旅客
飛行前点検
郵便
搬入
燃料
貨物
保税・通関
飛行計画
重量・重心管理
Departure
運航乗務員
航空管制
乗務計画
客室乗務員
スケジュール統制
運航・客室
本社
安全推進
CS推進
路線・便数計画
渉外・国際業務
財務・経理・資金
人事・労務・人材育成
施設・調達
総務・法務
IR・広報
IT企画など
Arrival
貨物
引渡し
郵便
手荷物
引渡し
引渡し
旅客
降機
© Japan Airlines 2008
21
航空企業グループの構成
旅行企画販売事業
航空関連事業
空港における旅客、貨物、運航、
整備、給油、機内食業務、予約など
パッケージツアーの企画販売など
航空輸送事業
ホテル・リゾート事業
独立系事業
旅客輸送 貨物輸送
カード事業、教育事業、
不動産事業など
ホテル事業、
リゾート開発など
© Japan Airlines 2008
11
Chapter2
観光産業の活性化と航空
© Japan Airlines 2008
海外旅行ブーム夜明け前 (米国の
米国のハワイリゾート化)
ハワイリゾート化)
✈1925年
1925年 ロサンゼルス=
ロサンゼルス=ホノルルに豪華客船運航開始
✈1935年
1935年 パンナムがサンフランシスコ=ホノルル定期運航開始。
パンナムがサンフランシスコ=ホノルル定期運航開始。
船で4日間要していた所要時間が21
時間半に短縮。
に短縮。
日間要していた所要時間が21時間半
マトソン汽船の当時のポスター
マトソン汽船の当時のポスター
パンナムの写真・ポスター
24
© Japan Airlines 2008
12
海外旅行ブーム夜明け前 (日本初
日本初の国際線就航)
の国際線就航)
✈1954年
=ホノルル=サン
サンフ
フランシスコ線就航
。
1954年 東京=(ウェーキ島)
東京=(ウェーキ島)=ホノルル=
ランシスコ線就航。
✈ホノルルへの乗り入れ
は 米国大陸路
線の“中間地点”として始まった
。
ホノルルへの乗り入れは
米国大陸路線
の“中間地点”として始まった。
当時の国際線旅客運賃
デラックスクラス
東京-ホノルル
¥185,400
ツーリストクラス
東京-ホノルル
¥138,960
参考:1954年
大卒銀行員初任給¥5,600
平均賃金
東京-サンフランシスコ¥234,000
東京-サンフランシスコ
鉱業¥17,558
¥175,700
製造業 ¥16,308
25
© Japan Airlines 2008
海外旅行ブームの到来 (自由化・ジャルパック・ジャンボ機)
1962年
1962年
1964年
1964年
1965年
1965年
1970年
1970年
DCDC-8が羽田に到着
が羽田に到着
日本人の海外渡航自由化
日本人の海外渡航自由化
ジャルパック設立
ジャルパック設立
ジャンボジェット機
ジャンボジェット機導入
それまでの3
・
れまでの3倍近い座席数を誇るジャンボ
倍近い座席数を誇るジャンボ・
ジェット機を
旅行が大衆化し
した。
ジェット機を導入。海外
導入。海外旅行が大衆化
第2次旅行ブーム(1970
-1985)
次旅行ブーム(19701985)
ジャルパックの
、パッケージ旅行
ジャルパックの設立によって
設立によって、パッケージ旅行
が定着・浸
透した。
定着・浸透
第1次旅行ブーム(1965
-1970)
旅行ブーム(19651970)
26
© Japan Airlines 2008
13
民間航空黎明期の路線ネットワーク(1956
年)
FUK
HKG
TYO
SFO
OKA
【ウェーキー】
BKK
HNL
27
© Japan Airlines 2008
JALグループ国内線ネットワーク
国内線
59空港
143路線
2009年4月1日現在
28
© Japan Airlines 2008
14
JALグループ国際線ネットワーク
北米
2カ国79都市
中国 (含香港)・韓国
20 都市
欧州
16カ国27都市
アジア・中東
(除中国・韓国)
8カ国15都市
太平洋・オセアニア
4カ国10都市
国際線
35カ国
161空港
中南米
2カ国6都市
286路線
29
2009年4月1日現在
© Japan Airlines 2008
各国の出入国旅行者数(2006)
2006)
✈日本は出国旅行者数に比べて入国旅行者数が
大きく下回っている。
日本は出国旅行者数に比べて入国旅行者数が大きく下回っている。
✈欧州などは地続きの地域間移動で数字が膨らむ傾向にある。
出国旅行者数
国際ランキング(2006年)
旅行者数国際ランキング(2006年)
(アウトバウンド)
ドイツ
英国
米国
ポーランド
中国
ロシア
イタリア
カナダ
スロバキア
フランス
ポルトガル
ハンガリー
日本
ウクライナ
オランダ
メキシコ
スウェーデン
韓国
スペイン
オーストリア
ルーマニア
台湾
インド
トルコ
ベルギー
アイルランド
デンマーク
フィンランド
香港
シンガポール
豪州
ブラジル
エジプト
インドネシア
ブルガリア
シリア
アルゼンチン
イスラエル
カザフスタン
タイ
フランス
スペイン
米国
中国
イタリア
英国
ドイツ
メキシコ
オーストリア
ロシア
トルコ
カナダ
ウクライナ
マレーシア
香港
ポーランド
ギリシャ
タイ
ポルトガル
オランダ
マカオ
ハンガリー
クロアチア
エジプト
南アフリカ
アイルランド
サウジアラ
スイス
シンガポー
日本
ベルギー
モロッコ
チュニジア
チェコ
韓国
ブルガリア
ブラジル
豪州
インドネシア
デンマーク
↑ 日本は世界で第13位
(アジアで第2位)
0
1000
2000
3000
4000
5000
6000
7000
外国人旅行者受入数国際ランキング(2006年)
(インバウンド)
(万人)
8000
← 日本は世界で第30位
(アジアで第7位)
(万人)
0
1000
2000
3000
4000
5000
6000
7000
8000
9000
※2007年インバウンド実績 日本は世界28位、アジアで7位に上昇
30
出典:資料:国際連合(UN)、世界観光期間(UNWTO)、各国政府観光局
© Japan Airlines 2008
15
年代別にみた海外渡航率(2007)
2007)
✈男女ともに若年層が減少傾向。特に男性が著しく渡航率が低い。
✈60歳以上では男女ともに増加傾向
60歳以上では男女ともに増加傾向。
出国日本人数 年齢・性別内訳
1,400,000
男
女
1,200,000
(人)
1,000,000
800,000
600,000
400,000
70~
65~69
60~64
55~59
50~54
45~49
40~44
35~39
30~34
25~29
20~24
15~19
10~14
5~9
0
0~4
200,000
(才)
データ出所:JNTO日本の国際観光統計2007
31
© Japan Airlines 2008
アウトバウンド需要創出の取り組み例
✈ 「世界3
「世界3大市民マラソン」と呼ばれるホノルルマラソンを冠スポンサーとして支援。
✈観光需要が落ち込むハワイの雨季に開催。航空需要創出と地元経済の活性化を狙う。
✈日本からの参加者は全体の60
%を占める約14,000
14,000人。定期便のほか臨時便、
人。定期便のほか臨時便、
日本からの参加者は全体の60%を占める約
チャーター便を12
往復運航し、約11,000
11,000人を輸送。
人を輸送。
チャーター便を12往復運航し、約
✈2008年よりハワイの伝統的民族舞踊「フラ」を観る、触れる、踊るをコンセプトとした
2008年よりハワイの伝統的民族舞踊「フラ」を観る、触れる、踊るをコンセプトとした
企画をスタート。日本から約3,000
人を送客。
企画をスタート。日本から約3,000人を送客。
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チャーター便によるアウトバウンド需要の創出
✈チャーター便ならではの
新たな
なデスティネーション(目的地)
開発。
。
チャーター便ならではの新た
デスティネーション(目的地)開発
✈人気の都市、観光地へ乗り換え無し。お客様のニーズに合わせた旅行商品を造成。
成田、羽田、札幌、中部、関空、福岡
日本発
旭川、女満別、釧路、函館、三沢、秋田、花巻、仙台、福島、新潟、小松、富山、
岡山、広島、宇部、北九州、松山、高知、高松、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、那覇
2008年度は年間702便を運航
2009年度は年間800便を計画
米大陸
アンカレジ、フェアバンクス、カルガリー、トロント、モントリオール、ラスベガス等
ハワイ
ホノルル、コナ
欧州
東南アジア
オセアニア
ミクロネシア
プラハ、ブダペスト、ザグレブ、ミラノ、ローマ、チューリッヒ、リガ、アテネ、リュブリアナ等
シェムリアップ、デンパサール、ハノイ、バンコク等
アリススプリングス、ダーウィン、ケアンズ、ブリスベン、シドニー、メルボルン、オークランド等
パラオ、グアム、サイパン
韓国
ソウル、プサン
中国
香港、澳門、北京、天津、上海、昆明、成都、三亜、海口等
その他
マジュロ、モンゴル、中東、ロシア、中央アジアなど
マジュロ:マーシャル諸島
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出典:JAL作成
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国・地域別にみた訪日旅行者数(2007年)
2007年)
✈訪日外国人旅行者数のおよそ7
訪日外国人旅行者数のおよそ7割をアジア地域が占める。
アジア地域が占める。
白字 重点市場(2003年度~)
青字 重点市場(2004年度~)
赤字 重点市場(2005年度~)
2007年度重点市場の割合
計 737万人(88.3%)
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出典:JNTO
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堅調な伸びを示す中韓台からの訪日旅行者数
✈台湾は2003
年から、韓国は2007
2007年に日本からの旅行者数を逆転。
年に日本からの旅行者数を逆転。
台湾は2003年から、韓国は
✈2009年
2009年7月の中国人個人観光ビザの要件緩和により、訪日旅客数が大幅に増加?
韓国
300
観光庁目標値
2020年度に訪日中国人
旅行者数 600万人!
逆転
訪韓日本人
250
中国
150
訪日韓国人
100
50
0
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
台湾
150
(万人)
訪日台湾人
100
訪台日本人
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
訪中日本人
(万 人 )
(万 人 )
200
?
2009年7月より個人
観光客ビザを緩和
訪日中国人
2003年
50
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
逆転
0
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
データ出所:JNTO日本の国際観光統計2008他
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インバウンド需要創出の取り組み例
✈羽田空港の深夜早朝枠を活用した旅行商品の開発
香港深夜発、羽田早朝着。宿泊費の節約、滞在時間拡大で若者層
を中心に需要を開拓。
✈個人型観光旅行の開発
◆ワンワールド・Yokosoジャパン・パス
国内区間が1区間1万円(最大5区間)
◆トランス・ジャパン・フェアー
東京・大阪等を経由して国内線に乗り継ぎ
札幌・沖縄を最終目的地とする特別運賃を
韓国で販売。地方観光地への需要を開拓。
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国別に見た訪日旅行動機(観光客)
1
2
3
4
5
全体
ショッピング
伝統文化・歴史的施設
温泉・リラックス
自然・景勝地
日本人とその生活
34.8%
32.4%
32.1%
28.5%
27.7%
1
2
3
4
5
韓国
温泉・リラックス
ショッピング
伝統文化・歴史的施設
都市の魅力・現代性
日本人とその生活
42.3%
30.3%
27.3%
24.1%
23.9%
1
2
3
4
5
台湾
温泉・リラックス
自然・景勝地
ショッピング
伝統文化・歴史的施設
日本人とその生活
41.4%
41.0%
40.0%
22.4%
18.5%
1
2
3
4
5
中国
ショッピング
自然・景勝地
温泉・リラックス
伝統文化・歴史的施設
都市の魅力・現代性
40.1%
39.2%
36.6%
22.7%
18.0%
1
2
3
4
5
香港
ショッピング
温泉・リラックス
日本の食事
自然・景勝地
テーマパーク
70.5%
37.1%
32.4%
31.2%
15.9%
1
2
3
4
5
米国
伝統文化・歴史的施設
日本人とその生活
自然・景勝地
日本訪問への憧れ
日本の食事
55.6%
43.4%
21.1%
20.3%
17.6%
出典:JNTO 訪日外客実態調査2006-2007(訪問地調査編)
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見えてきた諸課題と航空会社の使命
Visit Japan&Visit World
✈観光は国家の重要な基幹産業のひとつ。(2008年10月、観光庁設立)
✈諸外国との往来は、国と国、人と人の相互理解を促し、平和と繁栄をもたらす。
✈日本の経済力を鑑みれば、海外渡航率はもっと高くてよい。
(日本は13%、欧米・韓国・台湾は20~30%)
✈特に、日本の次世代を担う若年層(20代)の需要喚起が急務。
✈訪日旅客数はG8諸国レベルの水準を目指すべき。
✈これらの実現のためには官民挙げた継続的な取り組みが不可欠である。
✈航空産業は人の往来を支えるインフラとして
・多言語化のさらなる促進により、旅行のハードルを低減。
・旅行会社との協働により、お客様ニーズに応える旅行商品を造成。
・海外でのキャンペーン展開による訪日旅行需要を開拓。
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Thank you !
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