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2015 年第 2 四半期に 過去最高の四半期利益を計上

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2015 年第 2 四半期に 過去最高の四半期利益を計上
2015 年 7 月 29 日
<報道発表資料>
アメリカン・エアラインズ・グループ、2015 年第 2 四半期に
過去最高の四半期利益を計上
米国テキサス州フォートワース発(2015 年 7 月 24 日)―アメリカン・エアラインズ・グループ(American
Airlines Group Inc. 以下「AAG」
)は 2015 年度第 2 四半期の業績を発表しました。

2015 年度第 2 四半期の純特別費用を除く純利益は、前年同期比 27%増の 19 億米ドルでした。

2015 年度第 2 四半期の GAAP ベースの純利益は、前年同期比 97%増の 17 億米ドルでした。

7 億 5,000 万米ドルの普通株を買い戻し、さらに 20 億米ドルの株式買い戻しを承認しました。

1 株あたり 0.10 米ドルの配当を宣言し、これは 2015 年 8 月 10 日現在の登録株主に対し 8 月 24 日に
支払われる予定です。
2015 年度第 2 四半期に AAG が計上した純特別費用を除く純利益は過去最高となる 19 億米ドルに達し、希
薄化後 1 株あたりの純特別費用を除く純利益は 2.62 米ドルでした。これに対し前年同期の純特別費用を除
く純利益は 15 億米ドルで、希薄化後 1 株あたりでは 1.98 米ドルでした。2015 年度第 2 四半期の AAG の
純特別費用を除く税引前利益率は過去最高の 17.2%で、前年同期から 4.4 パーセントポイント上昇しまし
た。
GAAP ベースの純利益は過去最高の 17 億米ドルとなり、
希薄化後 1 株あたりの利益は 2.41 米ドルでした。
これに対し前年同期の GAAP ベースの純利益は 8 億 6,400 万米ドルで希薄化後 1 株あたり利益は 1.17 米ド
ルでした。
AAG 最高経営責任者(CEO)のダグ・パーカー(Doug Parker)は、次のように述べています。
「過去最高
の四半期利益を計上できたことは、アメリカン航空を世界最高の航空会社として復活させるための AAG
チームの取り組みが順調に進んでいることを示す新たな証拠です。二つの航空会社を統合する大きな、ま
た成功を収めている取り組みがなお進行中であることを考慮すれば、今回の業績はさらに驚くべきもので
あると言えます。10 万人を超える社員の努力には目を見張るものがあり、アメリカン航空はそのような社
員の貢献に感謝しています。
」
売上高と費用の比較
2015 年度第 2 四半期の売上高は前年同期比から 4.6%減の 108 億米ドルとなり、座席有効マイル(ASM)
1
は 1.9%増でした。第 2 四半期の連結ベースの ASM あたり乗客売上高(PRASM)は、前年同期から 6.9%
減の 13.57 セントでした。連結ベースの乗客収益率は前年同期から 6.1%減の 16.28 セントでした。
2015 年度第 2 四半期の営業経費総額は、主に連結ベースの燃油費が 36.9%減少したことにより、前年同期
10.5%減の 89 億米ドルでした。
2015 年度第 2 四半期の有効座席1マイルあたりの経費
(単位経費 - CASM)
は前年同期比 12.8%減の 11.87 セントで、主要路線 ASM は 1.5%増加しました。特別費用と燃油費を除く
主要路線 CASM は前年同期比 2.5%増の 8.77 セントでした。特別費用と燃油費を除いた地域路線 CASM は
前年同期比 1.4%増の 16.02 セントで、地域路線 ASM は 5.5%増加しました。
現金と投資
2015 年 6 月 30 日現在、アメリカン航空の保有現金および短期投資総額は約 97 億米ドルで、そのうち 7
億 4,700 万米ドルは制限付きでした。またこれに加え、18 億米ドルの未利用の回転与信枠を保有していま
した。
アメリカン航空は引き続き商品への投資を行っています。アメリカン航空の機齢を米国の路線航空会社の
中で最も若い水準へ引き下げた広範な機材更新計画の一環として、アメリカン航空は今年中にさらに 54
億米ドルの新たな機材調達への投資を予定しています。第 2 四半期にアメリカン航空は新しい 24 機の主要
路線向け機材と 9 機の地方路線向け機材を受領し、また 34 機の主要路線機材と 8 機の地方路線機材を退役
させました。この機材更新計画に加え、アメリカン航空は現在、航空機の内装、国際線の Wi-Fi 接続、お
よびアドミラルズクラブラウンジの高級化を含め、商品をさらに強化するため 20 億米ドルの投資を行って
います。
第 2 四半期にアメリカン航空は、7,000 万米ドルの四半期配当と 7 億 5,300 万米ドルの普通株買い戻し(1
株あたり平均価格 43.53 米ドルにて 1,730 万株を買い戻し)により、8 億 2,300 万米ドルを株主に還元しま
した。第 1 四半期の配当と株式買い戻しをこれと合算した場合、アメリカン航空は 2015 年 1 月に承認さ
れた 20 億米ドルの株式買い戻しプログラムに基づく 9 億 4,300 万米ドルの株式買い戻しを含め、2015 年
度上半期に約 11 億米ドルを株主に還元したことになります。
アメリカン航空の好調な業績、予想キャッシュフロー、およびこれまでの株式買い戻し活動に基づき、AAG
取締役会は 2016 年 12 月 31 日までに完了する予定の新たな 20 億米ドルの株式買い戻しを承認しました。
アメリカン航空はまた 1 株あたり 0.10 米ドルの配当を宣言し、これは 2015 年 8 月 10 日現在の登録株主に
対して 8 月 24 日に支払われる予定です。
この株式買い戻しプログラムの下での株式買い戻しは、公開市場での買い付け、個別交渉による取引、大
口取引、および株式買い戻しプログラムの前倒しを含むさまざまな手段で行われます。このような買い戻
しは経済状況、法的要件、およびその他関連する要因を踏まえて随時行われます。このプログラムはアメ
リカン航空に一定数の株式の買い戻しを行う、あるいは一定の期間配当を継続することを義務付けるもの
ではなく、アメリカン航空の裁量に基づき何時でも停止することが可能です。
アメリカン航空が保有する制限付きでない現金残高のうち、約 6 億 2,900 万米ドルはベネズエラ・ボリバ
2
ルとして保有してします。この残高のうち約 6 億 2,100 万米ドルは 1 米ドルあたり 6.3 ボリバルで、約 800
万米ドルは 1 米ドルあたり 12.8 ボリバルで評価しており、AAG がベネズエラ政府に送還を申請した日付
によってそれぞれ評価レートが異なります。これらのレートは、ベネズエラ政府による為替制度の適用外
で実施された、その他の取引に適用されるレートよりも実質的に有利です。
2014 年を通じてアメリカン航空はベネズエラ市場での輸送能力を大きく削減し、ボリバルによる航空券支
払の受付を中止しました。アメリカン航空は状況を慎重に見守っており、保有するベネズエラ・ボリバル
に生じる可能性のある新たな為替差損、およびその他の会計上の調整の監視を継続しています。これらの
悪影響は、特に最近の為替規制変更、およびベネズエラでの経済状況悪化が継続していることに伴いさら
に不透明さが高まっていることから大きなものとなる恐れがあります。より一般的には、通貨切り下げを
含む外国為替の変動についてはアメリカン航空が予測することはできず、また米国外にある資産の価値に
重大な影響を及ぼす場合があります。これらの状況、ならびにさらなる遅滞、通貨切り下げ、あるいは送
還に対するより厳しい制限が発生した場合には、アメリカン航空の事業、業績、および財務状況に大きな
悪影響が及ぶ恐れがあります。
特記すべき実績
統合関連の実績
•4 月 8 日に米連邦航空局(FAA)から単独運航許可証を取得し、アメリカン航空と US エアウェイズはひ
とつの航空会社として FAA の管理を受けることになりました。
•航空網全域にある 9 個所の空港において共同利用を開始し、共同利用を行っている施設数は 123 個所に拡
大しました。
•American Airlines Vacations と US Airways Vacations が合併しました。
•7 月にアメリカン航空は単一の予約システムに移行しました。10 月 17 日からアメリカン航空は単一の予
約システム、単一のウェブサイト、および単一のモバイルアプリを提供する、お客様にとって単一の航空
会社としての業務を開始します。このためアメリカン航空は今月初め、10 月 17 日以降の出発を予定して
いるすべての US エアウェイズのコードによる便をアメリカン航空のコードに変更しました。10 月 17 日
以降の US エアウェイズ便の予約はすべてアメリカン航空の予約システムに移行されました。
マーケティング関連の実績
•ダラス/フォートワース国際空港から中国北京へ、JFK 国際空港からイングランドのバーミンガムとスコ
ットランドのエジンバラへ、およびマイアミ国際空港からドイツのフランクフルトへの新たな路線を就航
しました。
•ロサンゼルス国際空港からメキシコのグアダラハラおよびベリーズのベリーズシティへ、ダラス/フォー
トワース国際空港からケイマン諸島とニカラグアのマナグアへ、およびマイアミ国際空港からメキシコの
モンテレーとコロンビアのバランキヤへ新たな中南米路線を就航しました。
•ロサンゼルス国際空港から羽田東京国際空港への便に対して米国土交通省(DOT)の承認を取得し、2015
年第 4 四半期からの運航を予定しています。
•許認可が得られることを前提として、2015 年 12 月 17 日からロサンゼルス国際空港とオーストラリアの
3
シドニー間に新たな直行便の運航を開始し、またワンワールドのパートナーであるカンタス空港との関係
をさらに強化することを発表しました。
•フィラデルフィアに 25,000 平方フィートの医薬品専用冷蔵倉庫を開設しました。
•Air Cargo News から 2015 年の Cargo Airline of the Year Award を受賞しました。32 年に及ぶこの賞の歴史
において南北アメリカの航空会社が受賞したのは初めてのことです。アメリカン航空はまた 8 年連続で
Best Cargo Airline of the Americas にも選ばれています。
•アメリカン航空の AAdvantage®プログラムに 2015 年度の Freddie Awards が与えられ、4 年連続のこの賞
の受賞となりました。Freddie Awards は旅行産業でのロイヤルティプログラムに与えられる最も著名な賞
のひとつです。アメリカン航空は Best Elite Program も受賞しています。
財務関連の実績
•アメリカン航空は 7 億 5,000 万米ドルと 19 億米ドルの担保付きタームローンをより低金利で借り換え、
また担保条件も改善しました。さらに 19 億米ドルのタームローンの満期を 2020 年 6 月まで 1 年間延長し
ました。それに続き、スタンダード&プアーズとムーディーズによるアメリカン航空の与信格付けが改善
したことにより、いずれの借入についても金利費用が 25 ベーシスポイント低下しました。
コミュニティ活動に関する実績
•職場とコミュニティに感銘を与え、また他の模範となった多様性への取り組みについて、4 名の社員が
2015 Earl G. Graves Award for Leadership in Diversity and Inclusion を受賞しました。
•国立第二次世界大戦博物館訪問のため、ロサンゼルス国際空港からニューオーリンズへ 44 名の第二次世
界大戦退役兵士を運ぶチャーター便を提供しました。
•米国赤十字と UNICEF と共にネパールのための災害救援キャンペーンを実施し、お客様と社員から約 10
万米ドルを集めました。
特別項目
第 2 四半期にアメリカン航空は以下の項目を含めて 1 億 5,000 万米ドルの純特別費用を計上しました。
•2 億 2,100 万米ドルの主要路線特別費用と 1,000 万米ドルの地域路線特別費用を含む、2 億 3,100 万米ド
ルの合併関連の統合費用
•破産和解に伴う債務の評価額調整を主とする 6,800 万米ドルの破産関連の貸方勘定を含め、7,700 万米ド
ルの純特別貸方勘定
•投資売却による 2,200 万米ドルの利益と、アメリカン航空の担保付きタームローン借り換えに伴う、この
利益を一部相殺する未償却負債割引の非現金による償却と債券発行費用を主とする 1,100 万米ドルの費用
から構成された、1,100 万米ドルの営業外純特別貸方勘定
•存続期間無期限の無形資産に関連した 700 万米ドルの特別税費用
American Airlines Group について
アメリカン・エアラインズ・グループ(American Airlines Group)
(NASDAQ: AAL)はアメリカン航空と US エアウェイ
ズの持株会社です。この両航空会社は American Eagle および US Airways Express と共に、50 カ国以上の、約 350 カ所
4
の目的地へ 1 日あたり 6,700 近い便を運航しています。ワンワールド・アライアンスの創立メンバーであるアメリカン
航空は、他の加盟航空会社、および次期加盟航空会社と共に、150 の国の約 1,000 の目的地へ 1 日あたり 14,250 本の
便で結んでいます。アメリカン航空は 2015 年にフォーチュン誌が発表したベスト・ターンアラウンド 20 社に選ばれ、
さらにアメリカン航空の株価はスタンダード・アンド・プアーズ総合 500 種株価指数に加わりました。アメリカン航
空の最新情報はツイッター@AmericanAir または Facebook.com/AmericanAirlines をご覧ください。
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アメリカン航空に関する報道関係者のお問い合わせ先:
ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド株式会社
里
博美
電話: 03-5427-7408
加藤 祐子
電話: 03-5427-7378
ギャリ―・コンウェイ 電話: 03-5427-7353
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