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地方議員の補欠選挙に係る同時選挙の要件の緩和
地方議員の補欠選挙に係る同時選挙の要件の緩和 (総務省) (提案・要望項目) 地方議員の補欠選挙に係る同時選挙の要件緩和に向けた 公職選挙法の改正 (理由・考え方) ・ 政令指定都市では、市会議員と県会議員の選挙区は、ともに行政区 の区域と定められている。 ・ 補欠選挙を行わなければならない事由は、市会議員と県会議員のそ れぞれについて、下表のとおり定められている。 補欠選挙を行わなければならない事由 市会議員 欠員が議員定数の1/6を超えるに至ったとき 県会議員 欠員が2人以上(定数が1人の場合は1人) ・ この事由を満たさなくても、同一の地方自治体の他の選挙がある場 合に限り、当該選挙と併せて補欠選挙を実施することとされている。 ・ 現行制度では、県会議員の補欠選挙の事由が発生し、当該選挙が実 施される場合、同一選挙区の市会議員において、既に補欠選挙事由 に至らない数の欠員が生じていたとしても、同一の地方自治体の他 の選挙とはならないため、同時選挙を実施できない。 ・ 欠員が生じている状況は同じであるにもかかわらず、一方の選挙し か実施されないのは、欠員が生じれば、すぐに補欠選挙をすべきで あるという住民感覚に立てば理解が得られにくい。 ◆ 地方議員に補欠選挙に至らない数の欠員がある場合、同一選挙区で、 他の地方自治体の選挙があるときにも、同時選挙を実施するという 法改正をすること。 提案・要望の担当/選挙管理委員会事務局選挙部選挙課長 上村 啓一 ℡045-671-3333 15