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週 週 授 業 概 要 古典(古文・漢文)を読むことで、日本文化の歴史を理解
科目コード 学科 学年 科 目 名 単位・時間 必修・選択 単位種別 AG02 全学科共通 2年・通年 国語(古典) : Japanese 1(50) 必修 履修単位/COC 教 員 名 山下航正 : YAMASHITA Kosei 副担当教員 古典(古文・漢文)を読むことで、日本文化の歴史を理解し、国際人としての基盤を養成することを目的とする。国際人として行動するためには、自 授 国の理解が欠かせない。1年次よりも長文の古典を読むことで、日本文化の多彩な様相について認識を深め、現代の文化の源流を学ぶことがで 業 き、日本についてさらに深い理解を得ることができる。古典を学習することは、現代とは違う「ものの見方・感じ方・考え方」を知ることでもある。現 概 代とは異なる価値観を理解しようとし、馴染みのない表現に目を開くことは、広い視野を養い、他者(異文化間・自国間)とのコミュニケーションを実 要 現させる力を養う基礎となる。なお、大学受験を想定しないため、古文の文法や漢文の句法は基礎の習得に留め、内容の理解に重点を置く。 到 達 目 標 (1)基本的な助動詞を覚え、係り結びの法則や敬語が理解できる。 (2)訓読文を読みこなし、漢文特有の表現が理解できる。 (3)古典独特のものの見方、考え方、感じ方が理解できる。 学 習 教育目標 授 業 計 画 評 価 方 法 4回の定期試験や、課題の提出状況、小テストの結果、授業態度などを勘 案して、総合的に評価する。割合は、現代文領域と古典領域とを合わせ て、定期試験70%、小テスト+提出課題+授業態度30%とする。 A-(2) B-(1)(2) 週 COCとの 郷土に関わりのある作家・作品に触れ、郷土への関心を持つ JABEE基準 関連性 前 期 後 期 項 目 内 容 項 目 内 容 週 1 ガイダンス 2 シラバスの確認、授業内容・予復習・ 評価方法についての説明 - 16 漢文の読解① 漢詩① 17 漢文の読解② 3 漢詩② 18 漢文の読解③ ・盛唐期を代表する詩人李白や、当該 文章の「宴序」という性格について理 解する。 4 漢詩③ 19 漢文の読解④ ・内容を正確に読解する。 ○劉禹錫「秋風引」、王維「雑詩」、李 白「望廬山瀑布」、孟浩然「臨洞庭」、 杜甫「登高」、頼山陽「題不識庵撃機 山図」等 5 漢詩④ ・詩形や押韻・対句など漢詩の規則を 学び、理解する。 6 漢詩⑤ ・漢詩特有の表現を理解する。 ・ビデオ鑑賞(新漢詩紀行) 7 漢詩⑥ 8 漢詩⑦ 9 古文の基礎① 助動詞の分類 10 古文の基礎② 過去の助動詞「き」「けり」 11 古文の読解① 12 古文の読解② 13 古文の読解③ 14 古文の読解④ 15 古文の読解⑤ 授 業 計 画 ○「春夜宴桃李園序」(李白) ・日本古典文学への影響について認 識する。 20 漢文の読解⑤ 21 漢文の読解⑥ 22 古文の基礎③ 打消の助動詞「ず」 23 古文の基礎④ 係り結びの法則 24 古文の読解⑥ 25 古文の読解⑦ ○「うつくしきもの」(『枕草子』) 26 古文の読解⑧ ・省略された語句を補いつつ、内容を 正確に理解する。 ・男の行動と心情を理解する。 27 古文の読解⑨ ・口語訳を通じて、我が国の古人のも のの見方、考え方、感じ方を知る。 ・歌の力の素晴らしさを通して、当時の 価値観を知る。 28 古文の読解⑩ 29 古文の読解⑪ 30 総括 ○「姨捨」(『大和物語』) ・ビデオ鑑賞(枕草子) ・作者の感想を把握する。 授業方法 注意事項 (自学自習を含む) 教科書・参考書 ・口語訳を通じて、我が国の古人の物 の見方、考え方、感じ方を知る。 1年間の学習内容のまとめをする 随時、古典文法や、漢文の訓読に関する小テストを行う。 ノートの取り方は事前に指導するので、毎回、授業範囲分の教科書の本文を写してくること。また、電子辞書や古 語辞典、漢和辞典を持参することが望ましい。 『国語総合』(桐原書店)、『古典B』(桐原書店)、『古典文法クリアノート』(尚文出版)