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PDF:95KB - 防衛省・自衛隊
件 名: 日 時 場 所 1 大 臣 臨 時 会 見 概 要 平成 27 年 11 月 3 日 2009~2016 担 (日本時間) 当 大臣官房広報課 クアラルンプールサウジャナホテ 備 ル BLOCK 3 1 階ぶら下がり 中谷大臣マレーシア訪問 (日 比 防 衛相 会 談 、日 ラ 考 オス 防 衛 相会 談 、 日印 防 衛相会談) 発表事項 なし。 2 質疑応答 Q:それぞれ、ASEANもしくはインドとの会談ありましたけれども、こ れについて。 A:まずフィリピンです。ガズミン国防大臣とお会いするのは今年だけで3 回お会いを致しました。特に、南シナ海における情勢の意見交換を行いま した。今年、灯台が2基建てられたということで、この辺について意見交 換を致しました。最近、フィリピンによる国際海洋法条約に基づく仲裁手 続、ハーグで開始をされたわけでございますが、それについて、仲裁手続 の活用をわが国は支持を致しております。そして、わが国は国際法に基づ く平和的な紛争解決を目指すことは、地域における「法の支配」に立脚し た国際秩序の維持、そして発展に資するという考えでございます。そして、 海上の共同訓練、そしてHA/DR、災害や人道分野の支援における能力 開発のキャパシティ・ビルディングも、日本とフィリピンの防衛協力・交 流の発展に歓迎の意を表しつつ、今後とも積極的に協力を進めていくとい うことで一致しました。そして、防衛装備・技術協力についても具体的な 協力案件を見いだすべく、事務レベルで協議を加速するということを確認 したということです。ラオスとは、2013年の8月のADMMプラス以 来2年ぶりの防衛相会談となりました。私から、来年のADMMの議長と なりますセンヌアン国防大臣の活躍に期待を表明、そして日本とASEA Nの関係の重要性を指摘して、日本としても最大限の協力をしていきたい という旨をお伝えを致しました。また、ラオスはADMMプラスの人道支 1 援・災害救援の専門家会合で、日本とともに共同議長国を務めております。 大臣の方から、引き続き議長国を務めていただきたいという要望がござい ました。この会合の成功に向けて、引き続き連携して、日本ラオス防衛協 力・交流を発展をさせていくということで一致を致しました。もう一件、 インドのパリカール大臣とは、今年2回目の会談でありまして、冒頭、マ ラバールへの参加、そして観艦式への参加に対して御礼申し上げました。 来年はインドで観艦式がありますので、海上自衛隊が招待いただいたこと に対して、謝意を表しました。また、演習にも共同訓練にも断続的にご招 待いただけるようにお話しをした次第でございます。防衛技術につきまし ては、US-2、これはすでに政府間で協力の話を致しておるわけでござ いますが、今後もこういった取組みや交流によって、両国の防衛関係を強 化していくということで意見を一致をしたということでございます。以上 です。 Q:インドのパリカール大臣とは南シナ海の話は。 A:その話はしませんでした。 Q:パリカールさんに南シナ海に触れなったというのは、何かあるのですか。 A:それ以上に防衛交流の話があって、夕食会も迫っていましたので、US -2の話を重点的にしたということです。 Q:インドとの間で、今日、日米の間でも、これから日米印の三か国でとい う話だったと思うのですけれども、今日、日印のバイの中ではその話もあ りましたか。 A:私の方から、マラバールにおいても日米印という訓練が実施されたとい うことで、今後とも日米印のトライアングルの関係、連携強化のために日 本としても努力をしたいという話を致しました。 Q:フィリピンはどうですか。 A:フィリピンも同じく三ヶ国の協力関係ということで、技術協力や共同訓 練なども積極的に実施していこうというお話をさせていただきました。 Q:具体的に共同訓練とか、見通しとかは、そういうお話はされましたでし ょうか。 A:まずは三ヶ国での首脳会談や人的交流などのハイレベルの交流もそうで すし、共同訓練もその一つでありますが、そういったことを通じて、三ヶ 国で協力を深めていこうというお話を致しました。 Q:フィリピンとは、海上共同訓練というお話があったみたいですけれども、 具体的にどういった内容の訓練をするとか。 2 A:具体的には、今日は、話はしておりません。 Q:US-2については、進展というのはあったのでしょうか。 A:まず去年から話がありまして、今年は防衛装備庁の職員がインドの防衛 担当の部署に出向を致しまして、国防研究開発機構(DRDO)ですが、 防衛装備庁の職員を派遣をしまして、このUS-2及びそれ以外の防衛装 備・技術協力について、議論をしていくということです。出向と言いまし たけれども、正式には防衛装備庁の職員を派遣するということでございま す。 Q:フィリピンから、今回のアメリカの艦船に関して話というのは何かあり ましたか。 A:フィリピンからはその話はなかったです。 Q:大臣の方からその話は。 A:わが国としては、こういった国際法の観点で、米国の行動においては、 国際法に則ったものでありまして、わが国としては支持をするという話は 致しました。 以 3 上