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バレーボールを体育などで実施すると、ラリーが続かずにゲームの
平成27年6月15日 兵庫県立尼崎小田高等学校「看護医療・健康類型」2期生 NO.6 【スポーツ総合演習の第5回】5月15日(金) 5・6限目:実技講習『バレーボールの3回攻撃→3段攻撃を考える』 バレーボールを体育などで実施すると、ラリーが続かずにゲームの盛り上がりに欠ける場面が観 られます。 オーバーハンドパスやアンダーハンドパスの練習量や様々なドリルを導入することや、何回触って も可能であるとか、ワンバウンド可能など、ルールを簡単にしても、本来のバレーボールの特性 である3段攻撃までつながらず、ゲームの発展性に欠けます。 そこで、本日は3回攻撃(このような言葉はありません)ではなく、3段攻撃(レシーブ→トス→ス パイク)につなげるためにはどうすれば良いのかを考えてみました。 【写真 A・B】コロコロバレーボールの様子 (1)コロコロバレーボール(ソフトバレーボールを使用) 【写真 A・B】 ①3人1組になりネットを挟み、レシーバーがボールを転がしてセッターへ(前から前へ) 。 ②ボールが転がり始めるとアタッカーが走り出す。 ③セッターは前から転がるボールをキャッチ→セットアップ(前から横へ:体の横へ置く) 。 ④セッターの横にボールが置かれると同時に、転がるボールに合わせて走り込んできたアタッカ ーがボールをゴロで相手コートに打ち込む(横から前へ) 。 【写真 C・D・E】ワンバウンドレシーブの様子 (2)ワンバウンドレシーブ3段攻撃(ソフトバレーボールを使用) 【写真 C・D・E】 ①大きく弾んだボールをレシーバーがワンバウンドでセッターへ ※ボールは軽く弾み易いので、固定した腕を振らず、下半身のバネで微調整! ②ボールがゆっくり大きく空中に跳ね上がっている間に、アタッカーが走り出す。 ③セッターはボールをキャッチし、軽く横に投げ上げる。 ④アタッカーは走り込み相手コートに強く打ち込む。 ※空中のボールはバレーボールほど落下速度が速くないので合わせやすいのが利点。 (3)ワンバウンドレシーブ3段攻撃ラリー(ソフトバレーボール使用)【写真 H・I】 ワンバウンドレシーブ3段攻撃と同じ要領でおこなう。 ただし、アタックは強く打つのではなく相手がワンバウンドでレシーブできる山なりのアタッ クで返球する。 【写真 H・I】 (4)ソフトバレーボール5対5のゲーム なかなか上手くいかないときもありましたが、みんなが3回で返すだけのバレーボールではなく、 レシーブ→トス→スパイクというバレーボールの3段攻撃を“意識”しながらゲームに取り組んでい ました。たったの2時間でここまでできたのは、やはりスポーツに興味・関心の高い生徒達の“前向 きな姿勢”にあったと感心しています! “最後はバレーボールで3段攻撃!!”