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授業科目名 環境と政治 (Environment and Politi cs) 必修の区分
授業科目名 環境と政治 (Environment and Politi cs) 必修の区分 ※ 単位数 2.0 開講年次 1 講師名 原田 一宏 所属 環境人間学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 地球資源をめぐる環境問題が発生する背景や諸要因、環境問題に関わるアクターが絡 み合って引き起こされる国内外の環境問題の事例を取り上げ、環境問題を解決するに は政治・政策的な視点が不可欠であることを確認します。 講義内容・授業計画 1.環境政治学とは 2.環境問題の歴史的変遷1:アメリカの環境保護運動 3.環境問題の歴史的変遷2:日本の公害と環境問題 4.資源の争奪と地球環境問題1:水、石油、天然ガス、石炭 5.資源の争奪と地球環境問題2:食糧 6.資源の争奪と地球環境問題3:バイオ燃料 7.海の資源をめぐる環境政治:クジラ 8.海の資源をめぐる環境政治:マグロ 9.森の資源をめぐる環境政治:違法伐採 10.森の資源をめぐる環境政治:気候変動 11.環境に対する日本の途上国援助1:政府開発援助 12.環境に対する日本の途上国援助2:事例紹介 13.途上国と日本1:ダム開発と人権 14.途上国と日本2:越境するゴミ 15.まとめと評価 テキスト 指定しません。 参考文献 必要に応じて、各講義で参考文献を紹介し、資料を配布します。 成績評価の基準 期末試験(80%)とレポート(20%)によって評価します。レポート提出が、期末試 験受験のための条件となります。また、受講態度も考慮します。 履修上の注意・履修要件 最近、地球環境問題が、新聞や雑誌・テレビなどで取り上げられる機会が多くなりま した。この講義の受講者には、政治的な動きが絡む複雑な環境問題に対して、日頃か ら意識を持つことを期待します。 備考 担当教員は、東南アジアの環境問題、特に森林保全政策や地域資源管理に関する研究 を行っています。この講義では、環境問題を考えるために不可欠な基礎的知識を教授 します。詳細は教員研究者データベースHP(http://kyoin.u-hyogo.ac.jp/)を参照のこ と。