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資 料 (PDFファイル)

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資 料 (PDFファイル)
平成 27 年度 指定管理者制度導入施設の管理運営状況について
港湾振興課
1 施設の概要等
施
設
名 ボートパーク広島
所
在
地 広島市中区南吉島1丁目1番
設
置
目
的 プレジャーボートの適正な係留保管の促進及び県民の海洋性レクリエーション活動の普及
施 設 ・ 設 備 プレジャーボートの保管係留施設(516 艇),管理棟,駐車場等
(株)WAKOフロンティア
指 定 管 理 者
1 期目
※H26.10. 1
※H26. 3. 7
※H25. 2.25
※H19.10. 1
H19.10.1~H39.9.30
㈱WAKOフロンティアに商号変更
㈱WAKO広島ボートパークに商号変更
WAKO広島ボートパーク㈱に商号変更
広島ボートパーク㈱
2 施設利用状況
年度
利用
状況
増減
理由
収容可能艇数
27
26
25
24
23
22
21
20
19
516 艇
516 艇
516 艇
516 艇
516 艇
516 艇
516 艇
516 艇
516 艇
目標値
[事業計画]
408 艇
405 艇
400 艇
400 艇
400 艇
400 艇
400 艇
440 艇
270 艇
艇置数
対前年度増減
対目標値増減
(達成率)
16 艇(103.9%)
0 艇(100.0%)
△ 1 艇(99.8%)
△12 艇(97.0%)
△13 艇(96.8%)
△17 艇(95.8%)
△28 艇(93.0%)
△87 艇(80.2%)
2 艇(100.7%)
-
424 艇
19 艇
405 艇
6艇
399 艇
11 艇
388 艇
1艇
1期
4艇
387 艇
11 艇
383 艇
372 艇
19 艇
353 艇
81 艇
272 艇
- 艇
18(導入前)
-
-
○地元の艇販売店や民間マリーナとの連携による入艇数の増加。
○民間提案施設に多種多様なテナントを誘致し,魅力的な施設にすることで県内外からの利用者を増加さ
せている。
3 利用者ニーズの把握と対応
調査
実施
内容
【実施方法】
【対象・人数】
利用者意見箱の設置
施設利用者・全員
【主な意見】
【その対応状況】
陸上・海上施設ともに夜間暗所あり。
安全上危険と判断し,早急に一部照明設備を増設。
入艇率向上に伴う,大型艇桟橋の不足。大型艇 PFI 事業契約に基づき,将来的な施設設計も検討するが,
桟橋の増設要望あり。
現段階では即時対応はできない。
4 県の業務点検等の状況
項 目
報告書
管理運営会議
(随時)
現地調査(3月)
実績
備 考
年度
○
事業報告書
月報
○
月次業務報告書
日報(必要随時)
○
入艇状況報告
【特記事項等】
海上桟橋設備の一部損傷について修繕状況を確認。
【指定管理者の意見】
損傷箇所は立入禁止等の措置を行い,随時,現状に即した修繕方法で対応して
いる。
【県の対応】
指定管理者の対応方針を了承。
5 県委託料の状況
年度
県委
託料
(決算額)
金額
対前年度増減
年度
金額
27
0
0
27
154,256
5,066
26
0
0
26
149,190
8,265
25
0
0
25
140,925
4,994
24
0
0
24
135,931
1,672
23
0
0
23
134,259
3,602
22
0
0
22
130,657
6,291
21
0
0
21
124,366
16,315
20
0
0
20
108,051
70,237
19
0
0
19
37,814
-
18(導入前)
0
-
-
1期
料金
収入
(決算額)
1期
-
18(導入前)
6 管理経費の状況
項
委
託
事
業
自
主
事
業
(※2)
(単位:千円)
対前年度増減
目
(単位:千円)
H27 決算額
H26 決算額
前年度差
主な増減理由等
県委託料
0
0
0
収
料金収入
154,256
149,190
5,066
入
その他収入
35,276
33,851
計(A)
189,532
183,041
6,491
人件費
0
0
0
光熱水費
8,101
8,205
設備等保守点検費
0
0
支
清掃・警備費等
7,843
7,974
出
施設維持修繕費
1,726
7,211
事務局費
35,154
35,154
その他
95,765
103,676
計(B)
148,589
162,220
△13,631
収支①(A-B)
40,943
20,821
20,122
収 入(C)
1,632
906
支 出(D)
202
177
25
1,430
729
701
42,373
21,550
20,823
収支②(C-D)
合計収支(①+②)
民間資金を活用して民間が施設整備と管理運営を行うPFI手法(BOO方式)を用いており,県からの
委託料は無い。
利用料金制(※1)
入艇数増加による増,駐車場利用者の増
1,425 施設賃貸料の増
マリーナジャパンへの運営委託料として事務
局費に人件費相当分(3360 万円)を計上
△104 電気料の減
0
△131 清掃費及び警備費の減
△5,485 修繕費の減
0
△7,911 減価償却費の減,広告宣伝費の減
726 ビジター係留艇増加による増
※1 利用料金制:公の施設の使用料について,指定管理者が直接使用料等を収入することができる制度。
指定管理者の自主的な経営努力を発揮しやすくする効果が期待され,地方公共団体及び
指定管理者の会計事務の効率化が図られる。
※2 自 主 事 業:指定管理者が自らの責任で,更なる施設サービスの向上のために提案・実施する事業
7 管理運営状況
項目
指定管理者
(事業計画,主な取組,新たな取組など)
県の評価
施
設
の
効
用
発
揮
○施設の設置目的 ◯県内のボート事業者と協力し,県内の港湾 ○ボート事業者との連携,無料体験乗船会等の
に沿った業務実
河川に係留しているボートオーナーに対
県民参加型イベント,インターネット広報の
績
し,施設への入艇の推進を図った。
充実等の成果により,平成 27 年度の目標値
◯一時係留桟橋を利用して,県民が参加でき
に対する増減
(達成率)
が過去最高の 103.9%
る『無料体験乗船会』等のイベントを開催
となる等,施設の設置目的に沿った利用促進
○業務の実施によ
又は誘致することで,施設利用者の拡大を
がなされている。
る,県民サービ
図った。
スの向上
◯『よしじま海の駅』として施設内に幟を立 ○施設の一部について,損傷が見られたが,安
て,また引き続きインターネットの活用等
全対策については,適切な措置を講じてい
の取組により,今までの施設利用者以外の
る。現状に併せた維持管理計画の見直しを検
○業務の実施によ
県民又は県外からの利用者を増加させ,施
討しており,適正な維持管理を行っている。
る,施設の利用
設認知度と利用者数の増進を図った。
促進
◯魅力的な施設になるように多種多様なテ
ナントを誘致することで県民サービスの
向上を図った。
◯施設の清掃,点検,巡回については,計画
どおり実施した。
○施設の維持管理
施設の修繕については,一部施設の損傷が
見られたため,早急に立入禁止等の措置を
行った。今後は,中・長期的な維持管理計
画を検討していく。
管
理
の
人
的
物
的
基
礎
○組織体制の見直 ◯『防災マニュアル』と『緊急連絡網』を毎 ○指定管理業務の品質を維持しつつ,継続して
し
年改訂し,職員の役割分担を決め有事に備
経費の見直しに取り組んでいる。
えている。
◯業務前・後にスタッフミーティングを行い
○効率的な業務運
業務運営の改善と情報共有に努めている。
営
○OJTの実施により職員の技術向上を図
っている。
◯費用対効果を意識した投資等の支出を行
○収支の適正
うことにより経費を節減している。
総 括
○船舶免許業者と連携し,新規ボート免許取
得者及び免許更新者等の潜在的ボートオ
ーナーへ,レンタルボート利用促進,ボー
ト購入のシミュレーションを行い施設利
用推進を図った。
○県内外のボートメンテナンス業者と良好
な関係を築くことで,他施設利用者又は新
規ボートユーザーの状況把握を行い,より
良い施設運営を図っている。
○指定管理業務の品質の維持に留意しつつ,
自主事業の充実に取り組むことにより,施
設認知度を高め,収支の改善が図られたと
考えている。
○多種多様なテナント誘致により魅力的な
施設にすることで県内外からの利用者を
増加させている。
○新規ボート免許取得者等への積極的なアプ
ローチにより,入艇数の増加(対前年度比 19
艇増)につなげている。
○施設の維持管理は,モニタリング計画どおり
実施されている。
○経費見直しの継続により収支はモニタリン
グ計画を概ね達成できている。
○以上のことから,適切に運営されていると判
断している。
8 今後の方向性(課題と対応)
項目
指定管理者
県
短期的な対応
(平成 28 年度)
◯指定管理業務の品質(特に安全対策)の強 ○指定管理業務の品質(特に安全対策)の強化
化。
等や施設認知度向上のための指定管理者の
◯海上保安部等と協力して航行安全の啓蒙。
自主的な取組を支援する。
◯テナント等と共同イベントを開催し施設協
調を強化。
◯釣具メーカー,販売店主催の釣り大会イベ
ント誘致と自主開催の釣り大会による施設
利用促進を図り県民サービス,施設利用者
サービスに寄与する。
◯レンタルボート会員数を増やし,ボート利
用者の拡大を図る。
◯専門家による釣り講習会・ボートメンテナ
ンス講習会開催によるサービス向上。
◯契約者の満足度向上策として契約者参加型
イベントを実施する。
○業務効率化による経費の節減。
中期的な対応
○指定管理業務の品質の維持・向上。
○海洋性レクリエーションの普及及び県の
「瀬
○イベント等の開催,合同クルージング実施
戸内 海の道構想」に資する取組であり支援
による既存施設利用者の満足度向上。
する。
○レンタルボート・釣りの釣果情報等ボート
遊びの積極的なPR。
○インターネット,メディアを積極的に利用
した施設認知度の向上。
◯イベント開催増加により潜在的ボートユー
ザーの取り込み。
◯『ボート免許取得~ボート購入~係留、ボ
ート遊び』までの一貫したボートライフの
提案。
○施設設備の延命化に向けた適切な維持管
理。
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