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デザインをまちづくりに生かすための研究会報告書の概要(PDF

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デザインをまちづくりに生かすための研究会報告書の概要(PDF
デザインを活かしたまちづくりの推進
1.なぜ、デザインをまちづくりに活かすのか
「デザインをまちづくりに生かすための研究会」からの報告
(H18年4月∼、新野座長・岩田副座長・喜多副座長)
・ かつて、神戸は先駆的な創造的文化都市であった (ファッション都市、アーバンリゾート都市)
・ 震災から12年が経過、都市の価値を上げることが必要
・ デザインの力=人を引きつけ、人を動かす力を持っている
・ 都市を構成する要素(自然環境、社会・経済環境、科学技術・芸術 文化環境)がバランスよく調和する必要
デザイン都市・神戸=新たな「創造都市戦略」としてとらえる
・ 市民にとっては、住みやすく、誇りを持て、幸せと感じるまちに
・ 来訪者にとっては、訪れたくなる魅力のあるまちに
2.施策展開の視点と方向性
「空間」
「経済」
「文化」
のデザイン
のデザイン
のデザイン
①山と街と海をつなぐ
①ものづくりの「技」と
「デザイン」、「生活」
「文化」と「産業」を つなぎ、世界へつなぐ
②山のみどりと街の みどりをつなぐ
③地域の思いをつなぐ
④思いやりをつなぐ
②人材の活躍の場を
創り、ビジネスに つなぐ
①歴史を未来へ つなぐ
②神戸の文化を アジアへ、世界へ つなぐ
3.平成19年度の取り組み
市 民
①(仮称)デザイン都市会議の設立
・ デザインに関する事業の企画
・ セミナーや啓発イベントなど情報発信
事業
・ デザインに関する具体的提言や啓発
事務局:神戸商工会議所
大学・専門家
(市民・市民団体
・NPO)
デザイン都市会議
(デザインプラット
フォーム)
経済界
行 政
(商工会議所等経済
団体・企業・個人
事業者等)
②基本方針の策定
・ 長期的な視点でデザインを活かしたまちづくりを推進するために策定
③デザインを活かしたまちづくりのための庁内体制の確立
・ 全庁的に取り組みを進めるため(仮称)デザイン都市推進本部を設置
・ 専門的見地から「デザイン都市・神戸」の推進について助言する (仮称)デザインアドバイザリーボードを設置
4.リーディングエリアでの整備
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都心及びウォーターフロントをリーディングエリアとして設定し、集中的に施策を
実施、効果を検証しつつエリアを拡大
リーディングエリアで、デザイン化を進めることにより、神戸のイメージの向上と
活性化を図り、他地区の先進事例とする
5.ユネスコの「デザイン・都市」
・ユネスコは、2002年、世界同盟(現在500を超える団体が加盟)を
結成し、 その中で、「創造都市ネットワーク」を構築。
・創造都市ネットワークは、①文学②映画③音楽④民俗芸術⑤デザイン
⑥メディアアート⑦グルメの7つのテーマ別ネットワークを設定
・これまでデザインで認定された都市はブエノスアイレス(アルゼンチン)、
ベルリン(ドイツ)、モントリオール(カナダ)。
・「デザイン都市・神戸」の取り組みが、ユネスコを通じて
世界中に発信。他のデザイン都市や世界同盟に属する
団体との交流やパートナーシップを進める。
「UNESCO City of Design under the Global Alliance Creative Cities Network」
神戸市では、これまでも、美しい自然と変化に富んだ地形を活かした、
神戸らしい街並みの形成を図るなど、すべての人が住み続けたい、また
訪れてみたくなる魅力ある都市の実現に取り組んできた。
一方、国内外の各都市においては、近年、デザインを生かした都市再生
への取り組みが進められており、これらの取り組みを調査・研究すること
で、さらに、優れた都市空間や魅力を体感できるデザインを重視した都市
を目指す。
デザインをまちづくりに生かすための研究会
個性あるライフスタイルを創出する文化創生都市を築くため、デザインを
まちづくりに生かす方法等を検討。研究会において検討された方法、先
進事例の調査・研究を踏まえて、神戸におけるデザインをまちづくりに生
かす、その方向性と実践プランなどをまとめた。
(期間:平成18年4月∼19年2月)
■デザインをまちづくりに生かすための研究会委員名簿
(順不同・敬称略)
座 長 新野 幸次郎 神戸都市問題研究所理事長
副座長 喜多 俊之 プロダクトデザイナー
副座長 岩田 弘三 神戸商工会議所副会頭
浅木 隆子 北野・山本地区をまもり、そだてる会会長
大田 尚作 神戸芸術工科大学教授
神戸 一生 NPO法人神戸デザイン協会理事長
下村 治生 神戸都心商業青年協議会会長
杉山 知子 C.A.P.代表
高田 恵太郎 ファッション・プロデューサー
田中 まこ 神戸フィルムオフィス代表
矢崎 和彦 神戸商工会議所神戸都市再生委員会副委員長
安田 丑作 神戸大学教授
吉川 稔 神戸商工会議所ファッション部会副部会長
大麻 博範 神戸市企画調整局長
村戸 靖男 神戸市都市計画総局長 (合計 15名)
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