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つがる市都市計画マスタープラン 平成 22年 3 月 つがる市

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つがる市都市計画マスタープラン 平成 22年 3 月 つがる市
つがる市都市計画マスタープラン
自然・伝統文化を継承する 誇りあるまちづくり
“躍動”と“平穏”の共存都市
平成 22年 3 月
つがる市
つがる
計画策定にあたって
平成17年2月11日、木造新田地域五町村(木造
町・森田村・柏村・稲垣村・車力村)の合併により、
つがる市が誕生し「新田の歴史が彩る日本のふるさと」
写
を基本理念に、活力に満ちた魅力あるまちづくりに努
めてまいりました。
しかし依然として、少子高齢化社会の到来や価値観
の多様化、自然環境への関心の高まり、中心市街地の
真
空洞化、また、地方分権改革が進む中、市町村がそれ
ぞれに創意工夫をし、市民とともにまちづくりに取り
組む時代となっております。
こうした流れを踏まえ、本市では20年後のつがる市の将来像を描き、取り
組むべきまちづくりの方向性を示す「つがる市都市計画マスタープラン」を策
定いたしました。
このマスタープランは、本市のまちづくりの基本的な方針であり、都市計画
区域にとどまらず、つがる市全域について、将来のあるべき都市像、地域の特
色を活かした誇りのもてるまちづくりの構想を定めたものです。
策定にあたっては、市民アンケート調査や住民懇談会、インターネットなど
による意見公募(パブリックコメント)などを行い、市民のまちづくりに対す
る意向を十分に反映するよう努めました。
今後は、この計画を基に、地域の特性や資源を活かした一体的な都市づくり
を進め、目指す将来像を「自然・伝統文化を継承する 誇りあるまちづくり 躍
動と平穏の共存都市 つがる 」と定め、実現のために努力して参りますので、
市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願いいたします。
最後に、本計画策定にあたり、貴重なご意見、ご提案いただきました市民の
皆様をはじめ、策定委員会並びに都市計画審議会など、関係各位に対しまして
心より感謝申し上げます。
平成 22 年 3 月
つがる市長
-目次-
序章
計画の概要 ························································· 1
序-1 計画策定の背景と目的 ······················································ 1
序-2 対象区域と目標年次 ························································ 1
序-3 計画の位置づけと役割 ······················································ 2
序-4 都市計画マスタープランの構成 ·············································· 3
第1章
都市づくりの課題整理 ············································· 4
1-1 基礎的調査結果、市民意向調査結果、市民懇談会意見からの課題の整理 ·········· 4
1-2 上位計画等からの課題の整理 ················································ 7
1-3 つがる市の主要課題 ······················································· 10
第2章
2-1
2-2
2-3
2-4
2-5
2-6
第3章
将来目標の設定 ·················································· 13
都市づくりの基本的な考え方 ··············································· 13
都市づくりの基本理念 ····················································· 14
将来都市づくりの目標 ····················································· 15
都市づくりのテーマ ······················································· 18
将来フレームの設定 ······················································· 20
将来都市構造 ····························································· 30
分野別の整備保全の方針 ·········································· 35
3-1 土地利用の方針 ··························································· 35
3-2 都市施設の方針 ··························································· 41
3-3 都市環境形成の方針 ······················································· 48
3-4 その他の方針 ····························································· 49
第4章
4-1
4-2
4-3
4-4
4-5
4-6
4-7
第5章
5-1
5-2
5-3
5-4
5-5
5-6
地域別構想 ······················································ 51
木造中央地域 ····························································· 52
木造東部地域 ····························································· 59
木造西部地域 ····························································· 64
柏地域 ··································································· 70
車力地域 ································································· 76
稲垣地域 ································································· 82
森田地域 ································································· 88
実現化方策の検討 ················································ 94
土地利用の実現化方針 ····················································· 94
交通施設整備の実現化の考え方 ············································· 98
都市環境形成の実現化の考え方 ············································· 99
都市計画決定へ向けた基本的な考え方 ······································ 101
住民主体のまちづくりの実現化 ············································ 103
国・県等との連携 ························································ 103
参考資料 ······························································· 104
資料1.住民意向調査(市民アンケート調査) ······································ 104
資料2.市民懇談会 ······························································ 128
資料3.策定委員会 ······························································ 142
序章
計画の概要
序-1 計画策定の背景と目的
都市計画マスタープランは、平成 4 年の都市計画法の改正により、「市町村の都市計画に関す
る基本的な方針」として市民の意見を反映させながら、市町村独自で定めることが制度化されま
した。
また、平成 12 年法改正では、法第6条の2の規定に基づく「都市計画区域の整備、開発及び保
全の方針」について、県が策定することとなりました。
本市は、旧木造町、旧森田村、旧柏村、旧稲垣村、旧車力村の1町4村が合併して誕生した都
市であり、これまで個々の町村で定められていたまちづくりの整合を図り、合併後の新市におけ
る方針を一本化する必要があります。
本マスタープランは、法改正の趣旨に基づき、個々に定めていた諸計画を踏まえて、更につが
る市をとりまく社会経済環境の変化や市民のニーズ、まちづくりの課題等を的確にとらえること
により、まちづくりの実現に向け、将来あるべき都市像やまちづくりの基本的な方向を「都市計
画に関する基本的な方針」として、わかりやすく示すことを目的に策定するものです。
序-2 対象区域と目標年次
(1)都市計画マスタープランの対象区域
都市計画マスタープランの対象区域は、都市計画区域を基本としていますが、旧木造町・旧
森田村・旧柏村の一部、旧稲垣村、旧車力村が都市計画区域外となっています。
本市のほとんどが都市計画区域外であること、合併してはじめて都市計画マスタープランを
策定することを考慮し、本都市計画マスタープランの対象区域は、全市域を対象とします。
図
本市の都市計画区域
1
(2)目標年次
本都市計画マスタープランが目指す目標年次は、策定年次より概ね 20 年後の平成 42 年とし、
平成 32 年を中間年次とします。なお、各種統計データを用いる推計等については、国勢調査の
最新年次である平成 17 年を基準としています。
序-3 計画の位置づけと役割
本都市計画マスタープランは、市議会の議決を経て定められた「つがる市総合計画」(平成 18
年3月)や、青森県等の計画や構想に則し、都市計画の観点からみた長期的・総合的なまちづく
りの施策として位置づけられています。
具体的には、今後、つがる市が定める都市計画は、このマスタープランに沿って定められるこ
とになり、都市計画の決定・変更、各種まちづくり事業の実施、地域のまちづくりルール等を定
める際の指針として、更に、市民・企業(事業者等)
・行政が共有する都市計画やまちづくりの指
針としての役割を果たします。
つがる市の上位計画
・つがる市総合計画
・新市建設計画
住民意見
都市計画区域の整備、開発
及び保全の方針
(青森県)
国・青森県の計画・構想
つがる市都市計画マスタープラン
―都市計画に関する基本的な方針-
都市計画に関連する各種
計画等
・道路整備計画
・下水道計画
・環境基本計画 等
都市計画マスタープランの活用
【土地利用規制・誘導】
・都市計画区域、準都市計画区域の設定
・地域地区の区分
・地区計画等
【都市計画事業】
・都市施設(道路、公園・緑地、河川、
下水道、公益的施設等)
・市街地開発事業
まちづくりの実践
【まちのルールづくり】
・地区計画
・建築協定、緑地協定
・まちづくり協定等
【各種まちづくり事業】
・土地区画整理事業等の市街地開発事業
・道路・公園・下水道等の基盤整備事業等
図
計画の位置づけ
2
序-4 都市計画マスタープランの構成
本都市計画マスタープランは、次に示すように大きく5つの項目から構成されます。
「都市づくりの課題整理」は、つがる市の都市についての課題、
「都市の将来像」は、つがる市の
あるべき都市の姿を、
「分野別構想」は、都市全体についての分野別のまちづくり方針を示してお
り、この2項目で「全体構想」を構成します。
「地域別構想」は、地域ごとに身近なまちづくりの方針を、
「実現化方策の検討」は、目標とし
たまちづくりの実現に向けて、今後取り組むべき内容をそれぞれ示しています。
【第1章 都市づくりの課題整理】
○都市づくりの課題
全体構想
庁
内
策
定
委
員
会
【第2章 都市の将来像】
○都市づくりの目標等
○将来フレームの設定
○将来都市構造
【第4章 地域別構想】
○地域づくりの現況・課題
○地域づくりの目標
○地域づくりの整備・保全等の方針
【第3章 分野別構想】
○土地利用の方針
○都市施設の方針
○都市環境形成の方針
【第5章 実現化方策の検討】
○実現化の基本方針
○都市計画決定へ向けた基本的な考え方
○住民主体のまちづくりの実現化
○国・県等との連携
パブリックコメント
つがる市都市計画マスタープラン(案)
都市計画審議会
つがる市都市計画マスタープラン
図
本都市計画マスタープランの構成
3
住
民
懇
談
会
第1章
1-1
都市づくりの課題整理
基礎的調査結果、市民意向調査結果、市民懇談会意見からの課題の整理
市民懇談会意見や市民アンケート調査による住民意見、各種統計データ等を踏まえて本市の都
市づくりの課題を整理します。
1-1-1
土地利用
□土地利用
住宅地
(○:市民懇談会意見、◎:アンケート意見、◇:つがる市の現況)
○市営住宅等の住宅地が不足している
○活用できそうな広い土地が多い
○閑静で住環境がよい
○若緑(木造地区)団地等が古くて危険である
◎森田地区、柏地区以外の地区では、住宅地の整備がされていない
◇用途地域内の土地利用面積は、住宅地が最も多い
集落地
○合併したことによる意識の違いがある
○昔のような地区内のコミュニケーション等の場や機会が少ない
○つがる市のセールスポイントは?(絞込みが必要)
○住宅が多くなり近所づきあいが少ない
◇人口の減少、少子高齢化が進んでいる
◇総世帯数は増加傾向にあるが、世帯当たり人員は減少傾向にあり、核家
族化が進んでいる
商業地
○商店街が低迷傾向にある
○多目的大型商業施設が出店している
○職場が少なく、所得が低い
◎自動車を利用した買い物が便利
◎柏地区以外の地区では、日常、歩いて買い物ができる商業地が少ない
◎概ねの通勤通学先は市内、五所川原市
◎日常的な買い物は概ね市内、五所川原市
◎休日等の買い物は概ね市内(柏地区)、五所川原市
◎休日等のレジャーは青森市、五所川原市、弘前市等の他市が多い
◇事業所数、年間商品販売額は減少している
◇従業者数は増加している
◇第3次産業の就業者数は増加傾向にある
工業地
◎働く場所としての工場・事業所等が少ない
◇事業所数、従業員数は減少傾向にある
◇近年の製造品出荷額等は増加傾向にある
4
□土地利用
(○:市民懇談会意見、◎:アンケート意見、◇:つがる市の現況)
○歴史的財産が多い
自然
○自然が豊かであり、農村の風景が残っている
○広大な平野、海岸線、岩木山の景観がよい
○昔ながらの景観が変わらず、精神的に安らげる
○自然災害が少ない
○四季がはっきりしている
○冬季は寒く、吹雪等で厳しく危険である
◎海・山・川・農地等の自然が昔と変わらず残っている
◎河川や水路が整備されている
◇市内のほぼ全域が農業振興地域に指定されている
◇農用地区域は用途地域及び集落地を除く市内ほぼ全域に指定されている
◇日本海側は国定公園に指定されており、保安林、国有林が分布している
農地・田園
○おいしい農産物があるが、PR不足や販売の工夫(農業体験、農業系大
学の設立等)ができていない
◇就業者数は、減少傾向にあり、特に第1次産業の減少が顕著である
◇本市の第1次産業の就業者数の比率は青森県と比べて高くなっている
土地利用区分
○合併後に都市計画区域等が見直されていない
○都市計画区域外、白地地域等の土地利用に規制がない
◇都市計画区域内の土地利用面積は、田、住宅地の順に多い
1-1-2
都市施設
□都市施設
道路
(○:市民懇談会意見、◎:アンケート意見、◇:つがる市の現況)
○近年市道、農道が整備されて便利になったが、その反面市外に人が流れ
やすくなった
○各観光地を結ぶ道路が整備されていない
◎周辺の都市や地区に行く幹線道路が十分に整備されている
◎歩道が整備されていない
◇本市の一般国道、主要地方道、一般県道は改良及び舗装の整備率がほぼ
100%となっている
◇市内の市町村道路は改良の整備率及び舗装の整備率が 60%以下となっ
ている
◇本市の都市計画道路7路線中4路線が未着手となっている
公共交通
○公共交通機関に頼らざるを得ない住民の交通手段の確保
○公共交通機関の利用促進
◇JR五能線木造駅の旅客数は減少傾向にある
公園・緑地
○農村地区等には児童や高齢者が憩う公園が整備されていない
◎公園が十分に整備されていない
◇都市計画区域内の3公園は完成している(街区公園:中央公園、松原公
園、近隣公園:銀杏ヶ丘公園)
5
□都市施設
(○:市民懇談会意見、◎:アンケート意見、◇:つがる市の現況)
河川・下水道
◎木造地区、森田地区では半数の住民が下水道の整備がされていないと認
識
◇公共下水道普及率は 22.9%(H21.4 現在)
◇農業集落排水事業普及率は 39.7%(H21.4 現在)
公共公益施設
○廃校が活用されていない
◎子育ての支援施設が整備されていない
◎高齢者等のための福祉施設が整備されている
◇市役所及び周辺は用途地域に指定されていない
1-1-3
景観形成
□景観形成
(○:市民懇談会意見、◎:アンケート意見、◇:つがる市の現況)
自然景観
○歴史的財産が多い
○自然が豊かであり、農村の風景が残っている
○広大な平野、海岸線、岩木山の景観がよい
○昔ながらの景観が変わらず、精神的に安らげる
◇日本海側は国定公園に指定されており、保安林、国有林が分布している
まちなみ景観
○空き店舗が放置されており、景観が損なわれている
○幹線道路沿いに廃材置き場が目立つ
1-1-4
□その他
観光
その他
(○:市民懇談会意見、◎:アンケート意見、◇:つがる市の現況)
○地球村、七里浜海岸、亀ヶ岡遺跡、埋没林等の観光地になりうる場所が
活用できていない
○温泉施設が多い
○「つがる市」のネーミングブランドがある
○観光地が整備されていない
○国定公園や海岸までの道路が整備されていない
○観光地への案内、看板、情報を集めた場所等が不足している
○ビジネスホテル等が中心地にない
◎森田地区以外の地区では観光施設が十分に整備されていない
◇日本海側は国定公園に指定されている
6
1-2
上位計画等からの課題の整理
つがる市総合計画や旧木造町都市計画マスタープラン、旧森田村住宅マスタープラン等を踏ま
えて本市の都市づくりの課題を整理します。
1-2-1
土地利用
□土地利用
(□:つがる市総合計画、■:旧木造町都市計画マスタープラン、△:旧森田村住宅マス
タープラン)
住宅地
□定住促進
□魅力ある住環境の整備
□計画的な建替えや大規模な修繕
□近隣同士のコミュニティ意識の向上
■農地と調和した住宅地市街地の形成
■用途地域内にある未利用地の活用
■良質な借家の供給
■住宅水準のさらなる向上
■高齢者対応住宅の供給
△住宅地の供給
△低層住宅地の形成
△良質な借家の供給
△住宅水準のさらなる向上
△高齢者対応住宅の供給
集落地
□近隣同士のコミュニティ意識の向上
□地域全体で支えあう環境づくり
商業地
□中心市街地の形成
□コミュニティの場としての商店街の形成
■独自性を持たせた商業振興の推進
△商業集積による賑わいの創出
△就業の場の確保
工業地
□企業誘致等による雇用の創出
□新技術や特産品等の開発の促進
■定住促進を含めた企業誘致の検討
△工業の振興
△就業の場の確保
農地
□第一次産業の振興を中心とした地域経済の活性化
■主要農産物であるスイカ・メロンのブランド化
■農業後継者の育成確保
△農業後継者の育成
7
1-2-2
都市施設
□都市施設
(□:つがる市総合計画、■:旧木造町都市計画マスタープラン、△:旧森田村住宅マス
タープラン)
□除雪対策や防雪整備等の充実
道路
□安心・安全を確保するための基盤整備
□交通安全施設の整備
□主要ネットワークの整備の促進
□旧町村間を連絡する生活道路等の早期改良・維持補修の推進
□既存観光施設を結ぶアクセス道路の整備
■幹線道路への防雪柵未整備区間の整備等、雪に強い道づくりの推進
■都市計画道路の整備促進
■若宮赤根線等の東西方向の早期整備
■町道の整備促進
△村道の整備
公共交通
■高校生、高齢者等の生活確保路線としての位置づけ
公園・緑地
□公園・緑地の整備
■計画的な公園の整備
△公園の整備
河川・下水道
□下水道整備の早急な対応
■下水道の未整備区域の早期整備
■水需要に対応した水資源の安定確保・保全
△下水道の整備
公共公益施設
□福祉ネットワークの構築・強化
□地域全体で支えあう環境づくり
□保育サービスの充実
△在宅介護等、福祉対策への支援
1-2-3
景観形成
□景観形成
(□:つがる市総合計画、■:旧木造町都市計画マスタープラン、△:旧森田村住宅マス
タープラン)
まちなみ景観
□景観に配慮した公共空間の整備
8
1-2-4
その他
□その他
(□:つがる市総合計画、■:旧木造町都市計画マスタープラン、△:旧森田村住宅マス
タープラン)
観光
□観光産業の振興
□既存観光施設を結ぶアクセス道路の整備
□新たな観光ルートの開発
9
1-3
つがる市の主要課題
前述の基礎的調査、市民意向調査結果、市民懇談会意見からの課題と上位計画等からの課題を
踏まえて本市の都市づくりの主要課題を整理します。
1-3-1
土地利用
□土地利用
住宅地
①良好な住環境と田園環境の保全
・閑静な住宅地及び田園に包まれた良好な住環境を維持、保全していく必
要がある
②計画的な住宅地の整備、開発
・需要の拡大に応じて、新たな住宅地の整備、開発を計画的に進める必要
がある
集落地
①集落地の居住環境の維持
・居住環境を維持するために集落のコミュニティの強化を図る必要がある
・地域の生活文化を維持する必要がある
商業地
①中心市街地の活性化
・市の中心となる商業地、商店街の魅力の向上を図る必要がある(大型店
と共存できる再生、活性化施策の導入等)
・安全、安心して回遊できる歩行空間を確保する必要がある
・施設や道路のユニバーサルデザイン化を促進する必要がある
②幹線道路沿道の計画的な誘導
・中心商業地とのバランスを考慮して、幹線道路沿道土地利用の方向を明
確化するとともに、出店を計画的に規制、誘導していく必要がある
工業地
①地域自然を活かした基盤づくり
・地域資源を活かした産業の拡大・創出を図るとともに、これを支援する
産業基盤づくりを必要に応じて進める必要がある
自然
①自然環境、緑・水辺の保全
・豊かな自然、緑、水辺環境を保全していく必要がある
農地
①第一次産業の活性化
・農業後継者の育成等により、第一次産業を活性化させる必要がある
・主要農作物のブランド化、PRの促進、販売方法の工夫等が必要である
②田園環境の保全
・つがる市を象徴する田園を保全していく必要がある
土地利用区分
①都市的土地利用と自然的土地利用の区分の再構築
・合併したことによる都市計画区域の見直しを検討する必要がある
・都市計画区域外や白地地域等の規制方法を検討する必要がある
10
1-3-2
都市施設
□都市施設
道路
①雪に強い道づくりの促進
・除雪対策や防雪整備等を充実させ、安心、安全を確保する必要がある
②計画的な都市計画道路の整備
・未着手となっている路線の見直しを検討し、計画的に整備する必要があ
る
③新たなネットワークの整備
・合併で広域化した地域を機能的、効率的に結ぶ新たな道路を整備する必
要がある
・旧町村間を連絡する生活道路等を改良・維持補修を行う必要がある
・既存観光施設を結ぶアクセス道路を整備する必要がある
公共交通
①誰にでも利用できる公共交通機関の利便性の向上
・高齢者をはじめとする誰もが利用しやすい公共交通手段を充実させる必
要がある
・公共交通の利用促進のため、交通結束機能の充実を図る必要がある
公園・緑地
①生活に身近な公園の整備
・地域ニーズに見合った身近な公園を計画的に確保する必要がある
河川・下水道
①計画的な下水道の整備
・下水道の未整備区域等を考慮して、計画的に下水道を整備する必要があ
る
公共公益施設
①既存ストックの活用
・公共公益施設の利便性の向上を図るため、廃校等の既存ストックを活
用する必要がある
1-3-3
景観形成
□景観形成
自然景観
①自然景観の保全
・つがる市を象徴する平野部に広がる田園地帯、農地内に点在する集落で
構成される田園景観を保全する必要がある
まちなみ景観
①幹線道路沿道のまちなみ景観の誘導
・幹線道路周辺の環境と調和した魅力ある商業地を形成するために、幹線
道路沿道のまちなみの誘導が必要である
②景観に配慮した公共空間の整備
・魅力ある生活環境の形成を図るために、景観に配慮した公共空間の整備
が必要である
11
1-3-4
その他
□その他
観光
①観光地の拠点化
・地域固有の文化の保存のために、観光地を拠点化し、有効活用を図る必
要がある
・観光地を市域外との交流の場として活用する必要がある
②観光地のネットワークの形成
・地域文化の振興のために、観光資源を活かしたネットワークの形成が必
要である
12
第2章
2-1
将来目標の設定
都市づくりの基本的な考え方
都市づくりの理念・目標は、本市の目指すべき都市の将来像や都市づくりの方向性等の理念等
を文言で表現します。
都市づくりの理念・目標の設定の流れは次のとおりであり、市民懇談会やアンケート調査によ
る市民意見、市や県及び旧町村の都市づくりに関する上位関連計画等を踏まえるとともに整合性
を考慮して定められます。
市の上位計画
○つがる市の都市づくりの基本理念の設定
○都市づくりの目標の設定
つがる市総合計画
新市建設計画
○基本理念:新田の歴史が彩る
日本のふるさと
○将来都市像
・郷土の特性を活かした誇りの
もてるまち
・人間を尊重し、思いやりと優
しさにあふれるまち
・市民の知恵と力で創る活力の
まち
上位関連計画
青森県都市計画マスタープラン
市民意見
○基本理念:生活創造社会の実現に向けた持続
可能な都市
○視点
・にぎわいと活力ある都市
・安心して住み続けられる都市
・環境と共生する美しい都市
・協働で育む都市
市民懇談会意見
○自然と人がやさしく共生する日本のふるさと
○このまちに生まれてよかったね、って
○福祉のまち
○(木づくり) 手づくり 本(物)づくり
○縄文人の子孫
○やさしい人の町
旧木造町都市計画マスタープラン
○将来都市像:
自然があふれ 太古が薫る縄文の里
つがる市の将来イメージ(市民アンケート)
○健康・福祉が充実したまち
○豊かな自然環境や田園環境が保全されるまち
○中心商業地・商店街に賑わいがあるまち
旧森田村住宅マスタープラン
○将来像:自然に人が集まり いつも楽しく賑
やかな つがる地球村住宅 もりた
○目標
・農村環境と調和した住宅、住宅地の形成
・安全、安心な生活ができるバリアフリーな住
宅、住環境の形成
○つがる市の都市計画が目指す将来像の設定
図
きづくり
都市づくりの理念・目標の設定の流れ
13
2-2
都市づくりの基本理念
都市づくりの基本理念は、つがる市の都市づくりの上位計画である「つがる市総合計画」にお
いて定められた基本理念『新田の歴史が彩る
日本のふるさと』を共有していくものとします。
今後の都市づくりを進めていく上において、行政と市民が都市づくりの将来像を共有していく
ことが重要です。
「つがる市総合計画」は、1町4村が合併して誕生した本市の初めてのまちづく
りの方向性を示す指針であるとともに、市民参加によって策定された新市建設計画との整合性を
図った計画であることから、その将来の都市づくりの理念を本都市計画マスタープランにおいて
も踏襲していくものです。
■基本理念の考え方(つがる市総合計画より抜粋)
≪つがる市の地域特性≫
○歴史ある田園
本市は、豊かな自然に恵まれている地域であ
り、南方に岩木山を望む津軽平野の田園風景は
どこか懐かしく、日本の原風景を感じさせます。
その風景は藩政時代の新田開発事業により人々
が作り出した歴史の積み重ねであり、この稲作
を中心とした歴史が現在の当地域の産業や文
化、住民の気質の礎となってきました。
≪社会背景≫
○価値の指標の見直し
近年、高度な技術化と情報化に伴い、社会環
境や日常生活が急速に変化する一方で、豊かな
自然や田園風景、伝統文化に癒しを感じる人々
や、より安全で健康な食生活を求める人々が増
える等、価値の指標が見直される時代となって
います。
≪基本理念の考え方≫
○個性豊かなまちづくり・自己責任をもった地域の自立
本市においては、今日の地方分権時代における個性豊かなまちづくりと自己責任をもった地域の
自立を目指し、恵まれた自然・風土を活かした産業や観光の活性化、人と人とがふれあい思いやる
やさしい地域づくり、自らの郷土や歴史・文化を愛し誇れることのできるまちづくりを推進してい
く必要があります。
【都市づくりの基本理念(つがる市総合計画)
】
『新田の歴史が彩る
日本のふるさと』
と設定し、つがる市のまちづくりを推進していきます。
≪
≪都
都市
市づ
づく
くり
りの
の基
基本
本理
理念
念の
の共
共有
有≫
≫
本都市計画マスタープラン
つがる市総合計画
●つがる市の市政に関わる最上位の計画
●都市計画マスタープランの上位計画
理念の共有
14
●つがる市総合計画を踏まえて、まちづ
くり・都市計画の分野を受け持つ計画
2-3
将来都市づくりの目標
本市の都市づくりの目標を次のとおり設定します。
都市づくりの目標
都市構造
安全で、安心して暮らせる生活空間づくりを目指します
生活
歴史・文化
自然
利便性の高いネットワーク型都市構造の実現を目指します
歴史・文化が継承される都市づくりを目指します
豊かな自然・田園環境の保全、自然と共生する生活環境の維持を目指します
(1)利便性の高いネットワーク型都市構造の実現を目指します
○1町4村が合併して誕生した本市において、旧町村の中心地は、今後、1つの市内の拠点と
して位置づけ、それぞれの地域特性に配慮した機能、役割を明確にしていきます。
○旧町村の中心地の拠点には、それぞれの市街地、集落地の規模に応じた生活・商業業務・行
政等の様々な都市活動に必要な機能が集約した“集約型”の拠点の形成を図り、高齢者にも
優しく、環境負荷の低減(低炭素型社会)にも配慮した市街地、集落地の形成を目指します。
○木造地域の中心市街地を中心に、市内に分散している旧町村の中心地の拠点を機能的に連携
するネットワークの再構築を図ります。そのため、地域間や市街地内を機能的に結ぶ道路網
ネットワーク、誰にでも利用しやすい公共交通ネットワークの強化を目指します。
地域拠点
車力
地域
稲垣
地域
(旧村の中心地)
・地域の規模に応じた
地域拠点の形成
・生活に身近な都市活
動の集約
・中心市街地と地域拠点、地
域拠点相互を機能的に連
携するネットワーク
・生活、産業経済等の都市活
動の利便性の向上と公共
交通ネットワークの強化
木造地域
中心市街地
森田
地域
柏
地域
・市の都市活動の中心とな
る都市機能の集約
・高齢化や低炭素型社会へ
対応した市街地の形成
図
ネットワーク型都市構造の概念
15
五所川原
市街地
(2)安全で、安心して暮らせる生活空間づくりを目指します
○人口減少・少子高齢社会を迎え、ユニバーサルデザインや子育て支援等に対応した安全・安
心な住環境づくり、都市施設の改善を目指します。
○市街地や各旧町村の中心地、集落において地域コミュニティの維持に努めます。また、身近
な自然環境等の地域資源をまちづくりに有効活用し、地域活性化の促進を目指します。
○雪害のための道路の改善や不規則な道路ネットワークの改善を図り、生活利便性の向上や災
害・犯罪に強い住環境づくりを目指します。
○高齢者や学生等の交通弱者の移動の利便性を向上させるため、誰にでも利用できる公共交通
機関の充実を目指します。
(3)歴史・文化が継承される都市づくりを目指します
○長い年月を掛けて現在に継承されてきた各地域に分布している歴史文化資源は、合併して誕
生した本市の全市民共有の財産となったことから、市民の共通認識のもとに維持・継承が図
られ、都市づくりと共存していくことを目指します。
○市内に分布している歴史文化資源を有機的に結びつけ、これまで旧町村で個々に展開してき
た観光振興の一元化を図る観光ネットワークの形成を目指します。
○鉄道駅、道の駅および IC 周辺等には、市内の歴史文化資源の情報発信の機能等を有した観
光・交流ネットワークの拠点の形成を目指します。
○観光ネットワークの構成は、次のとおりイメージされます。
◆市内に散在する歴史文化の遺産を活用した「歴史文化の観光ネットワーク」
◆水辺・緑の豊かな自然環境・自然景観を活かした「水辺・緑の観光ネットワーク」
◆歴史文化の情報発信機能を有する「観光・交流の拠点」
岩木山を望む
津軽平野の原風景
車力漁港
亀ケ岡遺跡
埋没林
歴史文化の観光
ネットワーク
岩木川
観光・交流の拠点
水辺・緑の観光
ネットワーク
屏風山
○木造駅周辺
つがる地球村
河川と湖沼
の水辺
○道の駅
○IC周辺
ベンセ湿地
石神遺跡
七里長浜
柏ロマン荘
図
観光ネットワークの概念
16
(4)豊かな自然・田園環境の保全、自然と共生する生活環境の維持を目指します
○つがる市を象徴する広大な田園地帯、岩木川をはじめとする水辺等の豊かな自然環境・自然
眺望の維持に努め、かけがえのない共有の財産を次世代に継承していくとともに、自然環境
が身近に感じることのできる自然と共生する都市づくりを目指します。
○市街地、集落地においては、生活に潤いを与える水辺・緑の空間の創出や景観を創造し、居
住・生活環境と自然環境が共生する地域づくりを目指します。
○豊かな自然環境を次世代に継承していくため、
「都市的土地利用を図る区域」と「自然や農地、
山林を保全していく区域」を区分し、位置づけの明確化を目指します。
「自然や農地、山林を
保全していく区域」においては、無秩序な都市的土地利用の拡大の抑制を誘導していきます。
出典:「中規模都市のイメージ」 青森県都市計画マスタープラン(基本方針[素案])
平成 21 年7月 青森県県土整備部都市計画課
図 土地利用区分のイメージ
17
2-4
都市づくりのテーマ
都市づくりの基本テーマは、都市づくりの基本理念『新田の歴史が彩る
日本のふるさと』や
市民懇談会意見等を踏まえて、つがる市の「都市計画が目指す将来像」を示すものとして定めま
す。
【都市づくりの基本テーマ(つがる市の都市計画が目指す将来像)
】
自然・伝統文化を継承する
誇りあるまちづくり
“躍動”と“平穏”の共存都市
つがる
【基本テーマ設定の考え方】
○自然・伝統文化の継承:地域固有の資源の保全と活用
広大な田園地帯、屏風山地帯等の起伏に富んだ自然環境、岩木山を望む津軽平野の原風景、
縄文遺跡等の歴史・伝統文化、優れた農産物等、つがる市には恵まれた固有の地域資源があり
ます。これらの地域固有の資源は、維持・保全し未来へ継承していくことはもとより、本市の
都市づくりの原点となるものであり、都市づくりの背景に「自然・伝統文化」を活用していく
ことをイメージします。
○誇りあるまち:愛着のある地域づくりとコミュニティの継承
地域の気候・風土、歴史・文化を誇りに思えるまちづくり、人と人とのふれあい・長い間培
われてきた地域コミュニティが継承されていく都市づくり、地域づくり、人づくりをイメージ
します。
○躍動の都市づくり:賑わい・活力・交流の促進
商業地の賑わい、基幹産業である農林水産業の活性化と特産品開発等による発展、地域資源
を活かした観光の促進等により、地域固有の資源や特産品のつがるブランドを有効活用してい
く躍動する都市づくりをイメージします。
また、5つの町村が合併して誕生した本市では、固有の生活・産業・歴史文化が集約されて
いる各地域があり、各地域の個性を活かすとともに地域間での様々なネットワーク連携の強化
による躍動感あるネットワーク型都市づくりをイメージします。
○平穏の都市づくり:自然・居住環境の保全と福祉への配慮
海・山・水辺・平野等の豊かな自然環境を維持し未来へ継承していくとともに、自然環境・
景観と共生する閑静な居住環境、高齢者や子育て世代等の福祉環境にも配慮した、誰もが快適
に暮らせる心地よい生活空間を備えた「日本のふるさと」となる平和で穏やかな都市づくりを
イメージします。
○共存都市
「躍動」的な産業・観光・交流等と「平穏」的な自然環境・居住環境・福祉等の2つのまち
の姿を持ち、その2つのまちの姿が対立することなく共存していく都市づくりをイメージしま
す。
18
【都市づくりの理念(つがる市長期総合計画と共有)】
新田の歴史が彩る
日本のふるさと
自然・伝統文化の継承
○地域固有の資源の維持・保全
○都市づくりによる育成
○都市づくりへの活用
(全ての都市づくりの背景)
海、山、水辺等の
起伏に富んだ自然
縄文からの歴史文化
誇りあるまち
○都市づくり
○地域づくり
○人づくり
躍動の都市
づくり
津軽平野の
原風景
広大な田園地帯
2つのまちの
姿を持ち、共存
している都市
づくり
〔賑わい・活力・
交流の促進〕
平穏の都市
づくり
〔自然・居住環境
の保全、福祉〕
各地域固有の生活・
産業経済活動
交通ネットワーク
優れた農産物
共存都市
《つがる市の都市計画が目指す将来像》
【都市づくりの基本テーマ】
自然・伝統文化を継承する
誇りあるまちづくり
“躍動”と“平穏”の共存都市
19
つがる
2-5
将来フレームの設定
2-5-1
人口フレームの設定
(1)推計方法と推計結果
目標年次(平成 42 年)の人口の推計は、平成 17 年の国勢調査結果をもとに、コーホート法
と回帰式により推計しています。各推計の結果は以下のとおりです。回帰式については、推計
結果を検証した結果より、ロジスティック回帰を用います。
(人)
平成17年 平成22年 平成27年 平成32年 平成37年 平成42年
①コーホート法による推計
40,091
38,459
36,517
34,308
31,982
29,656
②コーホート法による推計
(人口問題研究所による推計値)
40,091
38,513
36,731
34,812
32,840
30,925
40,091
38,323
36,448
34,341
32,021
29,520
40,093
39,973
38,228
38,393
36,037
36,561
③回帰式による推計
(ロジスティック回帰式)
【参考】
つがる市総合計画(平成18年)
新市建設計画(平成16年)
50,000
①コーホート法による推計
40,091
40,000
38,459
30,000
②コーホート法による推計
(人口問題研究所による推計値)
38,323
38,513
36,448
36,731
34,341
34,812
36,517
32,021
32,840
34,308
30,925
29,520
31,982
29,656
③回帰式による推計
(ロジスティック回帰式)
つがる市総合計画(平成18年)
新市建設計画(平成16年)
20,000
(人)
平成17年 平成22年 平成27年 平成32年 平成37年 平成42年
図表
つがる市の将来人口の推計結果
20
(2)人口フレームの設定の考え方
○現在の日本は人口減少社会であり、つがる市でも同様に人口減少となっており、今後もこの
傾向は続くと予想されます。
○本計画の上位計画である「つがる市総合計画」では、目標年次の平成 27 年の人口は 36,000
人と推計されており、人口の減少が懸念されています。
○その対策として「つがる市総合計画」では、人口の維持のために以下の対策等の総合的なま
ちづくりを図り、年少人口・生産年齢人口の確保に努めています。
・子育て支援策等による出生率の向上
・魅力ある就労の場の確保による U、J、I ターンの促進
・快適な生活環境の整備
・福祉、教育、文化環境の充実
○社会動向の人口減少を考慮しつつ、
「つがる市総合計画」の定住施策によって、推計値より人
口の減少が緩やかになることを想定し、本計画の中間年次の平成 32 年の人口を 36,000 人と
設定します。更に、目標年次(平成 42 年)の人口は、中間年次の人口を維持することを目指
します。
(3)目標年次(平成 42 年)の将来人口
○目標年次の人口は、36,000 人を目指します。
21
2-5-2
世帯数フレームの設定
(1)推計方法と推計結果
将来の世帯人員を平成2年から平成 17 年の国勢調査をもとに各種推計式により推計値を算
出しました。
決定係数が高い全ての推計式により算出した値の平均値を推計値としました。
(単位:人/世帯)
年度
H2
H7
H12
H17
H22
H27
推計値 H32
H37
H42
推計式No.
1
国勢調査
3.9
3.8
3.6
3.5
実績値
2
3
4
5
直線
対数
4
3.3
3.2
3.0
2.8
2.7
べき乗
4
3.4
3.4
3.3
3.3
3.2
指数
4
3.4
3.4
3.3
3.3
3.3
推計値
(確定値)
ロジスティック
4
3.3
3.2
3.1
2.9
2.8
推計式及び係数
精度
関数式:直線 y=ax+b
係数 a
-0.1574
決定係数
定数項 b
3.9711
関数式:対数 y=a logx+b
係数 a
-0.333
決定係数
定数項 b
3.9711
関数式:べき乗 y=ax^b
係数 a
3.9753
決定係数
定数項 b
-0.089
関数式:指数 y=ab^x
係数 a
4.11717
決定係数
定数項 b
0.95843
関数式:ロジスティック y=k/(1+a exp ^-bx)
係数 a
0.07608
決定係数
定数項 b
-0.30524
上限値 k
4.33717
4
3.2
2.9
2.6
2.3
2.0
3.3
3.2
3.1
2.9
2.8
採用
0.9917
○
0.9611
○
0.9555
○
0.9925
○
0.9812
○
(人/世帯)
4.5
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
H2
国勢調査
H7
H12
直線
図表
H17
H22
対数
H27
べき乗
将来世帯人員の推移結果
22
H32
指数
H37
H42
ロジスティック
(2)世帯数フレームの設定の考え方
○前述にて求められた人口と世帯人員の推計値を用いて将来世帯数を算出します。
○推計結果によると目標年次(平成 42 年)の将来世帯人員は、2.8 人/世帯となりました。こ
の推計結果を用いて、将来の世帯数(将来の人口÷将来の世帯人員)を設定します。
(3)目標年次(平成 42 年)の将来世帯数
○目標年次の世帯数は、13,000 世帯を目指します。
23
2-5-3
産業フレーム
(1)農業生産額
①推計値の算出結果
将来の農業生産額を平成6年から平成 18 年の生産農業所得統計をもとに各種推計式により
推計値を算出しました。
決定係数が高い推計式の対数式、べき乗式により算出した値の平均値を、推計値としました。
(単位:億円)
年度
H7
H12
H17
H22
H27
推計値 H32
H37
H42
推計式No.
1
2
3
4
5
生産農業
所得統計
290.5
211.9
200.3
直線
154.9
112.3
69.6
27.0
-15.7
対数
べき乗
162.4
149.9
140.0
131.7
124.7
173.4
165.0
158.5
153.4
149.2
指数
ロジスティック
163.7
137.7
115.8
97.4
81.9
推計式及び係数
精度
関数式:直線 y=ax+b
係数 a
-85,326
決定係数
定数項 b
3,000,000
関数式:対数 y=a logx+b
係数 a
-500,000
決定係数
定数項 b
3,000,000
関数式:べき乗 y=ax^b
係数 a
3,000,000
決定係数
定数項 b
-0.193
関数式:指数 y=ab^x
係数 a
2,951,290
決定係数
定数項 b
0.966
関数式:ロジスティック y=k/(1+a exp ^-bx)
係数 a
0.2
決定係数
定数項 b
-0.1
上限値 k
3,487,000
推計値
(確定値)
167 .9
157 .4
149 .3
142 .6
136 .9
128.6
80.9
47.1
26.0
14.0
採用
0.7638
0.9493
○
0.9513
○
0.7956
0.6923
350.0
300.0
250.0
200.0
150.0
100.0
50.0
0.0
(億円)
H6
H9
生産農業
所得統計
H12 H15 H18 H21 H24 H27 H30 H33 H36 H39 H42
直線
図表
対数
べき乗
将来農業生産額の推計
24
指数
ロジスティック
②将来農業生産額の設定の考え方
○本市の農業生産額は減少傾向にあります。
○本計画の上位計画である「つがる市総合計画」では、基幹産業である農業の振興に力を注
ぎ、第一次産業従事者の確保に努めています。
○その対策として、農業振興は重点プロジェクトとして扱われており、下記の具体的な取り
組みを掲げています。
・新規就農者の促進
・新たな農業経営体制の構築
・「地産地消」の促進
・販路の拡大を図る
・ブランド化戦略の推進
○人口フレームの設定では、平成 27 年の推計値を目標年次まで維持していく考えであること
や、重点プロジェクトの効果を見込んで、将来の農業生産額も平成 27 年の推計値を基本と
して想定します。
③目標年次(平成 42 年)の将来農業生産額
○目標年次の農業生産額は、約 157.4 億円を目指します。
25
(2)製造品出荷額等
①推計値の算出結果
将来の製造品出荷額等を平成6年から平成 18 年の工業統計調査をもとに各種推計式により
推計値を算出しました。
決定係数が高い推計式の指数式、ロジスティック式により算出した値の平均値を、推計値と
しました。
(単位:億円)
年度
H6
H7
実績値 H11
H12
H17
H22
H27
推計値 H32
H37
H42
推計式No.
1
工業統計
調査
111.0
106.3
95.1
87.5
63.2
直線
27.3
5.9
-15.5
-36.9
-58.3
対数
べき乗
43.3
38.2
34.1
30.7
27.8
52.0
49.0
46.7
44.9
43.4
指数
推計値
(確定)
ロジスティック
51.9
40.4
31.4
24.4
18.9
推計式及び係数
精度
関数式:直線 y=ax+b
係数
a
-42,782
決定係数
定数項 b
1,000,000
2 関数式:対数 y=a logx+b
係数
a
-200,000
決定係数
定数項 b
1,000,000
3 関数式:べき乗 y=ax^b
係数
a
1,000,000
決定係数
定数項 b
-0.231
4 関数式:指数 y=ab^x
係数
a
1,222,865
決定係数
定数項 b
0.95085
5 関数式:ロジスティック y=k/(1+a exp ^-bx)
係数
a
0.27019
決定係数
定数項 b
-0.12583
上限値 k
1,457,979
※直線式については、推計値にマイナスの値が生じたため除外した
4 8. 1
3 3. 9
2 3. 7
1 6. 7
1 2. 0
44.3
27.5
16.1
9.0
5.0
採用
0.9768
0.8243
0.7772
0.9618
0.9818
○
○
120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
H6
H9
H12 H15 H18 H21 H24 H27 H30 H33 H36 H39 H42
(億円)
工業統計
調査
図表
直線
対数
べき乗
指数
将来製造品出荷額等の推計結果
26
ロジスティック
②将来製造品出荷額等の設定の考え方
○本市の製造品出荷額等は減少傾向にあります。
○商工業の振興は「つがる市総合計画」重点プロジェクトとして扱われており、下記の具体
的な取り組みを掲げています。
・地場産業の支援
○物流拠点や交流拠点としての機能が想定される五所川原西バイパスのICが整備されるこ
とから、利便性の向上によりIC周辺に新たな産業立地が想定されます。
○人口フレームの設定では、平成 27 年の推計値を目標年次まで維持していく考えであること
や、五所川原西バイパスのIC周辺の企業立地の可能性を見込んで、将来の製造品出荷額
等も平成 27 年の推計値を基本として想定します。
③目標年次(平成 42 年)の将来製造品出荷額等
○目標年次の製造品出荷額等は、約 33.9 億円を目指します。
27
(3)商品販売額
①推計値の算出結果
将来の商品販売額を平成3年から平成 19 年の商業統計調査をもとに各種推計式により推計
値を算出しました。
決定係数が高い推計式の対数式、べき乗式により算出した値の平均値を、推計値としました。
(単位:億円)
年度
H3
H6
H9
実績値
H14
H16
H19
H22
H27
推計値 H32
H37
H42
推計式No.
1
2
3
4
5
商業統計
調査
379.1
472.2
503.8
503.4
514.5
477.4
直線
対数
477
707.5
734.3
761.2
788.1
814.9
べき乗
477
523.9
533.1
540.7
547.1
552.6
477
530.6
541.9
551.3
559.3
566.4
指数
推計値
(確定値)
ロジスティック
477
539.6
573.7
609.9
648.4
689.3
推計式及び係数
精度
関数式:直線 y=ax+b
係数 a
決定係数
定数項 b
関数式:対数 y=a logx+b
係数 a
決定係数
定数項 b
関数式:べき乗 y=ax^b
係数 a
決定係数
定数項 b
関数式:指数 y=ab^x
係数 a
決定係数
定数項 b
関数式:ロジスティック y=k/(1+a exp ^-bx)
係数 a
決定係数
定数項 b
上限値 k
477
512.3
516.3
518.7
520.0
520.7
5 27 . 2
5 37 . 5
5 46 . 0
5 53 . 2
5 59 . 5
採用
0.4442
0.7769
○
0.7833
○
0.4465
0.3826
900.0
800.0
700.0
600.0
500.0
400.0
300.0
200.0
100.0
0.0
H3
H6
H9
H14 H16 H19 H22 H27 H32 H37 H42
(億円)
商業統計
調査
直線
図表
対数
べき乗
将来商品販売額の推計結果
28
指数
ロジスティック
②将来商品販売額の設定の考え方
○本市の商品販売額は増加傾向にありますが、東北の経済状況は一部に持ち直しの動きがみ
られるものの、依然として厳しい状況にあり、今後もこの状況が続く可能性があります。
○商工業の振興は「つがる市総合計画」重点プロジェクトとして扱われており、下記の具体
的な取り組みを掲げています。
・中心市街地に一定規模の商業施設の集積を促進
・空き店舗等の有効活用
・既存商店街の活性化
○人口フレームの設定では、平成 27 年の推計値を目標年次まで維持していく考えであること
や、今後も厳しい経済状況が続く可能性がありますが、重点プロジェクトの効果を見込ん
で、将来の商品販売額も平成 27 年の推計値を基本として想定します。
③目標年次(平成 42 年)の将来商品販売額
○目標年次の商品販売額は、約 537.5 億円を目指します。
29
2-6
将来都市構造
将来都市構造は、将来の都市の姿形を概念図で表現します。本マスタープランでは、市民意向
(アンケート結果、市民懇談会意見)及び本市の現況を踏まえて「基本ゾーニング」
「都市の拠点」
「骨格となる都市軸」等の配置、機能を位置づけています。
2-6-1
土地利用ゾーニング
【基本的な考え方】
土地利用ゾーニングの基本的な考え方は、
「都市的な土地利用を促進する区域」と田園地帯・
農業集落地等に位置する集落居住の「自然環境と共生する区域」、及び農地・森林・水辺等の「自
然環境を維持・保全する区域」の区域区分を明確にします。
(1)都市的な土地利用を促進する区域
①都市機能ゾーン
木造地域の用途地域を位置づけます。住居・商業及び業務等の都市的な土地利用と地域の生
活及び都市活動に必要な機能が、適正かつ効率的に配置された利便性の高い都市機能を持った
市街地を形成します。
②商工業ゾーン
柏地域の国道 101 号の沿道、妙堂崎五所川原線の沿道(大規模商業地を中心とした範囲)の
商業地を位置づけます。商業系、工業系の土地利用を展開していくとともに、必要に応じて新
たな商業施設の適切な誘導を図りつつ、道路沿道の良好な景観を形成します。
(2)自然環境と共生する区域
①生活・地域共生ゾーン
各地域の中心を位置づけます。地域住民の居住機能や日常生活に必要な施設がコンパクトに
集約された生活の空間を形成し、地域住民に密着したサービスや地域交流を図ります。
②田園生活共生ゾーン
都市計画区域内の用途地域外を位置づけます。周辺に広がる豊かな自然環境等を背景に、こ
れらと共生する田園の集落居住の空間を維持していきます。なお、既存の自然環境を保全して
いくことを原則とし、新たな開発整備を抑制します。
③田園ゾーン
都市計画区域外の市の東側の田園地帯を位置づけます。本市及び津軽平野を象徴する豊かな
田園空間は将来に渡って地域の貴重な財産として、保全、継承に努めます。また、古きよき昔
の田園風景の空間としての有効活用を図ります。更に、農村集落のコミュニティの継続を図り
ます。
④観光ゾーン
七里長浜周辺の地域及び亀ヶ岡石器時代遺跡、埋没林、ベンセ湿原等の地域一体を位置づけ
ます。古代のロマンにふれられる観光資源の一体的な整備や豊かな自然資源の有効活用に努め
ます。
30
(3)自然環境を維持・保全する区域
①自然・水辺・畑作ゾーン
市の西側の臨海部から鯵ヶ沢蟹田線までの池沼群と保安林、国有林、畑作が分布している丘
陵地帯を位置づけます。池沼群、森林、農地等の自然環境を維持・保全することに努めます。
2-6-2
都市拠点
(1)都市拠点
つがる市役所等の行政サービス施設、木造中学校や木造高校等の文教施設、成人病センター
や老人福祉センター等の医療・福祉施設、中心商店街等が立地する木造地域の中心市街地周辺
を位置づけます。
生活、産業経済、行政、交流等のつがる市における都市活動の中心となる機能が集約された
都市拠点を形成します。
(2)地域拠点
柏地域、森田地域、車力地域、稲垣地域の各地域の中心地を位置づけます。
地域の医療福祉・教育文化等、地域の生活に必要な機能が集積するとともに、地域コミュニ
ティを育成する地域の生活の拠点を形成します。
(3)レクリエーション拠点
つがる地球村、みずべのわんぱく広場、亀ヶ岡・平滝沼公園、山田川河川公園、及び岩木川
河川公園を位置づけます。市民や観光客等の来街者が楽しめる憩い・レクリエーションの空間
を形成します。
(4)観光・交流拠点
亀ヶ岡石器時代遺跡、埋没林、高山稲荷神社、ベンセ湿原等の観光施設、及び木造駅、柏特
産品直売所、柏ロマン荘、柏ふるさと交流センター、むらおこし拠点館(フラット)、稲穂いこ
いの里、道の駅もりた(アーストップ)、藤山邸の交流施設を位置づけます。
豊かな自然・歴史文化資源を活用して市内外から訪れる人々をもてなす、人と地域資源がふ
れあう交流の拠点を形成します。また、木造駅、道の駅もりた(アーストップ)等の交流施設
は、つがる市の観光・交流の玄関口となる景観や情報発信機能等を備えた、活動の拠点を形成
します。
(5)水産拠点
車力漁港、木造漁港(出来島漁港)を位置づけます。水産物を安定的に供給する水産業の拠
点となるとともに、漁港や水産資源を活かしたイベント等が行われる交流の拠点を形成します。
(6)水辺環境拠点
山田川水系の田光沼、狄ヶ館溜池を位置づけます。良好な水辺の環境、景観を維持し、水辺
の眺望等ができる水に親しめる拠点を形成します。
31
2-6-3
都市軸
【基本的な考え方】
都市軸の基本的な考え方は、主要都市を結ぶ「広域連携軸」、主に五所川原生活・経済圏を結
ぶ「地域連携軸」、本市内の主要な拠点等を結ぶ「都市内連携軸」の区分を明確にします。また、
本市の特徴の1つである水辺の軸を位置づけます。
本市の南側を横断する国道 101 号線、五所川原西バイパス及びJR五能線の東西軸と市の西
側を縦断する鯵ヶ沢蟹田線及び市道木造屏風山線、市道富萢 23 号線が本市の骨格的な道路ネッ
トワークと考えられます。
更に、市外の国道 339 号線と市内の地域連携軸、都市内連携軸がラダー状(はしご状)に配
置されています。
(1)広域連携軸
県内主要都市と連絡する国道 101 号、JR五能線、更に建設中の高規格道路の五所川原西バ
イパスを位置づけます。本市と青森市等の周辺主要都市等を結び、人流・物流の拡大を図る広
域連携軸を形成します。
【東西軸】国道 101 号、JR五能線、五所川原西バイパス
(2)地域連携軸
五所川原生活・経済圏を連絡する鯵ヶ沢蟹田線、五所川原車力線、市道木造屏風山線、市道
富萢 23 号線、長平町森田線、弘前柏線、菰槌木造線、十腰内陸奥森田停車場線を位置づけます。
五所川原生活・経済圏の連携・交流を図る連携軸を形成します。
【南北軸】鯵ヶ沢蟹田線、五所川原車力線、市道木造屏風山線、市道富萢 23 号線、長平町森田
線、弘前柏線、菰槌木造線、十腰内陸奥森田停車場線
(3)都市内連携軸
本市内の主要な拠点や広域連携軸及び地域連携軸へ連絡する津軽北部広域農道、豊川舘岡線、
出来島丸山線、富萢薄市線、屏風山内真部線、妙堂崎五所川原線、山田鰺ヶ沢線、市道富萢 33
号線、計画路線を位置づけます。本市内の主要な拠点間の連携・交流及び広域連携軸及び地域
連携軸への強化を図る連携軸を形成します。
【南北軸】津軽北部広域農道、下派沼崎線、市道富萢 33 号線
【東西軸】津軽北部広域農道、屏風山内真部線、豊川館岡線、出来島丸山線、妙堂崎五所川原
線、山田鰺ヶ沢線、富萢薄市線、計画路線
(4)水系連携軸
山田川水系、岩木川を位置づけます。本市内の水辺の環境及び景観のネットワークを形成し
ます。
【南北軸】山田川水系、岩木川
32
図
都市軸の考え方
33
図
将来都市構造図
34
第3章
3-1
分野別の整備保全の方針
土地利用の方針
土地利用の体系
住居系土地利用
産業系土地利用
自然的土地利用
○住宅市街地エリア
○中心商業エリア
○田園エリア
○地域住宅エリア
○行政・文教エリア
○丘陵・畑作エリア
○集落居住エリア
○沿道型商業エリア
○観光・レクリエーションエリア
○IC 周辺複合エリア
○生活商業エリア
3-1-1
住居系土地利用の方針
(1)住宅市街地エリア
〔対象範囲〕
◇JR木造駅北側、中心商業地の後背に広がる既成市街地を対象とします。
〔位置づけ〕
○戸建て住宅や集合住宅等が立地する専用住宅の市街地として、閑静な居住環境を維持して
いくことを基本とします。
○都市機能が集積する中心商業地と連続した、歩いて暮らせる利便性の高い生活環境の向上
を図ります。
〔整備保全等の方針〕
■道路、公園等の生活基盤が整った市街地においては、既存の良好な生活環境の保全を図る
とともに、住宅地としてのさらなる質の向上を図るため、土地利用の規制・誘導による街
並み景観づくりに取り組んでいきます。
■身近な生活道路や公園が不足している市街地においては、生活道路の幅員・ネットワーク
の確保や憩いの場となる公園の整備等を進め、生活環境の改善に努めます。
■既成市街地内の空き地・空き家等の計画的な宅地利用を誘導し、新たな市街地の拡大を原
則として抑制していきます。
■市街地内の低未利用地等を活用し、高齢社会に向けたケア付き住宅や多世代交流型住宅等
の福祉型住宅地の供給、防災・防犯や子育て世代にも優しい誰もが安全で安心して暮らせ
る住宅地等、需要に応じた多様な住宅市街地づくりの展開を図ります。
35
(2)地域住宅エリア
〔対象範囲〕
◇柏地域、森田地域、車力地域、稲垣地域の各地域の中心地に位置する居住地を対象としま
す。
〔位置づけ〕
○地域特性を活かした住宅地の形成を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■住環境の向上を図るため、生活道路や排水施設等の生活基盤の整備改善を適正に進め、高
齢者や子育て世代にも安全で安心して生活できるよう、誰もが利用しやすい施設づくりを
進め、歩いて暮らせる地域の中心地づくりを図ります。
(3)集落居住エリア
〔対象範囲〕
◇本市の東側の田園地帯や西側の沿岸部丘陵地帯に点在している農漁村の集落地を対象とし
ます。
〔位置づけ〕
○自然環境と共生する田園集落・農村集落の住環境及びコミュニティの維持・保全を位置づ
けます。
○田園集落・農村集落を農業生産基盤と位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■田園地帯に隣接する集落地は、自然環境が感じられる居住環境を維持します。
■既存の集落地を維持するため、生活道路や排水施設等の生活基盤の整備改善を適正に図り、
定住環境の確保に努めます。
■これまで育まれてきた集落の生活・文化、集落コミュニティや農村・田園等の景観を維持
していくことに努めます。
36
3-1-2
産業系土地利用の方針
(1)中心商業エリア
〔対象範囲〕
◇JR木造駅の北側に形成されている中心商業地を対象とします。
〔位置づけ〕
○市民の生活や産業・買い物等の都市活動の中心となる、魅力ある商業地の形成を位置づけ
ます。
〔整備保全等の方針〕
■施設や道路のユニバーサルデザイン化の促進や歩道の拡幅等の改善を図り、安心して誰も
が利用できる中心商業地づくりに努めます。
■空き店舗や空地等を高齢者の活動・憩いの場、チャレンジショップ、観光朝市等に活用し、
賑わいのある中心商業地の形成に取り組みます。
■市の中心商業地にふさわしい街並みの景観づくりを適正に誘導し、魅力と賑わいのある中
心商業地の演出を図ります。
(2)行政・文教エリア
〔対象範囲〕
◇つがる市役所等の行政施設や中学校・高校等の文教施設の周辺を対象とします。
〔位置づけ〕
○本市の行政サービスや教育活動の中心となる行政・文教地の形成を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■現在の行政・文教施設の機能を持続させるため、既存の集積環境の維持を図ります。
■利便性の高い行政サービスを図るため、既存施設の周辺の空地を活用し、必要に応じて新
たな施設の集積を検討します。
■本市の特徴である亀ヶ岡石器時代遺跡・石神遺跡等の出土品をメインに展示する、本格的
な縄文文化に関する文化施設の整備・検討を図ります。
(3)沿道型商業エリア
〔対象範囲〕
◇柏地域の国道 101 号及び県道妙堂崎五所川原線の沿道地域を対象とします。
〔位置づけ〕
○良好な交通条件を活かし、広域圏からの利用に対応する幹線道路沿道型の商業地の形成を
位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■中心商業地等とのバランスに配慮した土地利用、店舗の立地を計画的に規制・誘導します。
■沿道型商業エリア外の無秩序な商業地の拡大を抑制します。
37
(4)IC 周辺複合エリア
〔対象範囲〕
◇柏地域の五所川原西バイパス IC の整備予定地域周辺を対象とします。
〔位置づけ〕
○つがる市の新たな玄関口となることから、高い利便性を活かした新たな商・工業地の形成
を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■五所川原西バイパスの整備に合わせて、雇用対策を支援する商・工業地の整備を検討しま
す。
■商・工業系企業の誘致を図る受け皿となる商・工業地の誘導を図ります。
(5)生活商業エリア
〔対象範囲〕
◇柏地域、森田地域、車力地域、稲垣地域の各地域の公的な生活利便施設等が立地する地域
の中心地を対象とします。
〔位置づけ〕
○既存の商業施設や生活サービス施設が立地する生活中心機能の維持を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■地域の生活に密着した、個性のある商業の空間形成を目指します。
■高齢者にも安全で安心して買い物等ができるように、誰もが利用しやすい施設づくりを図
ります。
38
3-1-3
自然的土地利用の方針
(1)田園エリア
〔対象範囲〕
◇市の東側に形成される広大な田園地帯を対象とします。
〔位置づけ〕
○田園、自然環境の維持・保全を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■本市の豊かな田園、自然環境を維持・保全していくことを基本とします。
■生産性の高い農業の実現に向けて、農業生産基盤の整備等に努めます。
(2)丘陵・畑作エリア
〔対象範囲〕
◇市の西側及び南側に形成される沿岸部丘陵地帯、岩木川上流部の河川敷地帯を対象としま
す。
〔位置づけ〕
○農地、森林等の豊かな自然環境の維持・保全を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■つがるブランドを育む畑作等の豊かな自然環境の維持に努めます。
■農産物等を活かした地域交流、地産地消・食農食育の場としての空間を形成していくこと
を目指します。
■生産性の高い農業の実現に向けて、農業生産基盤の整備等に努めます。
(3)観光・レクリエーションエリア
〔対象範囲〕
◇つがる地球村、マグアビーチ、亀ヶ岡石器時代遺跡、埋没林、ベンセ湿原等の一帯を対象
とします。
〔位置づけ〕
○自然とふれあう場として整備すべき区域、生態系や環境の保全、災害防止、地表水の浸透
性等の多面的な機能を保持する区域等の区分を検討して、保全整備を図ります。
〔整備保全等の方針〕
■周辺の自然環境や埋没林等の地域資源を活用し、自然と文化、人々がふれあう観光・レク
リエーション空間の形成を図ります。
■観光・レクリエーション空間を形成する施設、環境の整備に際しては、自然環境に対する
負荷の抑制に努めます。
■レクリエーション機能を有する公園については、施設の充実を検討します。
39
凡例
【住居系土地利用】
住宅市街地エリア
地域住宅エリア
集落居住エリア
【産業系土地利用】
中心商業エリア
行政・文教エリア
沿道型商業エリア
IC周辺複合エリア
生活商業エリア
【自然的土地利用】
田園エリア
丘陵・畑作エリア
観光・レクリエーションエリア
木造駅
越水駅
中田駅
陸奥森田駅
図
土地利用方針図
40
五所川原西
バイパスIC
3-2
都市施設の方針
3-2-1
交通施設の方針
(1)道路
道路の体系
幹線道路
○広域幹線道路
生活道路
○生活道路
歩行者系道路
○歩道、歩行者道路
○地域間幹線道路
○都市内幹線道路
○市街地内幹線道路
①広域幹線道路
〔対象路線〕
◇高規格道路:五所川原西バイパス
◇一般国道
:国道 101 号
〔機能役割〕
○隣接する五所川原市および青森市、弘前市等の県内主要都市や東北縦貫自動車道に直結し
盛岡、仙台更には首都圏等の広域都市圏・都市間を結ぶ広域的な交通を担う高規格道路・
幹線道路を位置づけます。
○更に国道 101 号は本市の骨格を形成する役割を併せ持つ、市内の主要な交通流動と広域的
な交通流動を円滑に処理する機能を有する道路として位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■高規格道路およびつがる市への新たな出入り口となる IC の整備、IC と接続する国道 101
号の改良を関係機関との調整を図り進めます。
■国道 101 号は、円滑な交通流動を確保するために必要な道路改良、除雪対策等を施し、既
存の道路機能を維持します。
②地域間幹線道路
〔対象路線〕
◇東西方向:(主)五所川原車力線、
(一)菰槌木造線
◇南北方向:(主)五所川原車力線、
(主)鰺ヶ沢蟹田線、(主)弘前柏線、(主)長平町森田
線、(一)十腰内陸奥森田停車場線、(一)菰槌木造線、市道木造屏風山線、市
道富萢 23 号線
〔機能役割〕
○本市の市街地及び広域幹線道路(国道 101 号)と主要な地域・集落地を結ぶ地域間のネッ
トワークを形成する役割を担う、市内の生活・産業経済等の各種都市活動の交通流動を支
える機能を有する幹線道路を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■既存の幹線道路を活用していくことを基本とします。
41
■円滑な交通流動を確保するために必要な道路改良、除雪対策等を施し、既存の道路機能を
維持します。
③都市内幹線道路
〔対象路線〕
◇東西方向:(主)屏風山内真部線、
(一)豊川館岡線、(一)出来島丸山線、(一)妙堂崎五
所川原線、(一)山田鰺ヶ沢線、(一)富萢薄市線、計画路線
◇南北方向:津軽北部広域農道、(一)下派沼崎線、市道富萢 33 号線
〔機能役割〕
○地域間幹線道路を補完し、市内の地域及び主要集落間、観光レクリエーション施設等を連
絡する役割を担う、都市内の生活・交流・観光レクリエーション等の交通流動を支える機
能を有する幹線道路を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■車力地域と隣接する中泊町を結ぶ計画路線は、新規道路として整備を促進します。
■海岸沿いの自然・観光資源へのアクセス性の向上を図る道路として、海岸沿いと市道木造
屏風山線、市道富萢 23 号線や(主)鰺ヶ沢蟹田線を結ぶ、市内の観光ネットワークの一翼
を担う既存道路の改善を検討していきます。
■その他の路線については、既存の幹線道路を活用していくことを基本とし、危険箇所や幅
員狭小区間等の必要な道路改良、除雪対策等を施し、既存の道路機能を維持します。
④市街地内幹線道路
〔対象路線〕
◇(一)菰槌木造線、(一)木造停車場線、(都)3.4.1 広須朝日線、(都)3.4.2 木造駅通り
線、
(都)3.4.3 若宮赤根線、
(都)3.4.4 日向朝日線、
(都)3.4.5 藤田若宮線、
(都)3.5.1
曙朝日線、(都)3.5.2 朝日藤田線 他
〔機能役割〕
○中心市街地内のネットワークを形成する道路を位置づけます。
○市街地内における日常の生活・産業経済・交流等の各種活動を支える道路であり、車両と
人の円滑な交通流動と安全な移動空間の機能を担います。
〔整備保全等の方針〕
■一般県道は、既存の幹線道路を活用していくことを基本とし、安全な歩行空間を確保する
ために必要な道路改良、除雪対策等を施し、既存の道路機能を維持します。
■都市計画道路は、都市計画決定の内容に即した道路機能の維持及び整備を進めることを基
本とします。ただし、計画が決定されてから長期間に渡って整備が未着手な都市計画道路
は、計画の見直し等を検討していきます。
42
⑤生活道路
〔対象路線〕
◇一般の市道、住宅地等の地先道路
〔機能役割〕
○沿道の生活者等のサービス道路として位置づけ、主に日常生活の交通の円滑な処理、災害
時の避難路となる最も身近な公共空間としての機能を担います。
〔整備保全等の方針〕
■円滑な生活の交通処理機能の向上、消防活動の困難区域の解消等、生活環境の向上を図る
ため、狭あい道路の拡幅、すみ切りの確保、行き止まり道路の解消、冬期の交通を確保す
るための流・融雪溝の充実等を進めます。
■通学や高齢者等にも安全で安心な道路空間を確保するため、自動車の速度を抑制する工夫
や街路灯の適正な配置等を進めます。
⑥歩道、歩行者道路
〔対象路線〕
◇幹線道路の歩道、市街地内の遊歩道等
〔機能役割〕
○歩行者・自転車交通の安全性の確保と快適性を市街地に提供する役割を担うとともに、災
害時においては避難路及び延焼を防止する緩衝帯となる空間としての役割を担う歩行者・
自転車の専用道を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■幹線道路の歩道は、道路整備や改良に伴って歩道の確保または拡充を図ります。また、冬
期間の通行を確保するため、流・融雪溝の充実、防雪柵やロードヒーティングの整備等の
工夫を凝らした対応を進めます。
■市街地内の商業地や公園、学校・病院等公益的施設周辺のアクセス道路には遊歩道(歩行
者専用道)の設置に努めます。
■幹線道路の歩道や市街地内の遊歩道による歩行者・自転車道ネットワークの形成に努め、
“歩いて暮らせるコンパクトな市街地”づくりを進めます。
43
23号線
市道富萢
凡例
広域幹線道路
地域間幹線道路
都市内幹線道路
市街地内幹線道路
(一)富萢薄市線
市道
富
萢3
3号
線
路線
計画
沼崎線
主
(
五
)
所
原
川
力
車
線
津軽北部広
域農道
市道
木造
(一)豊川館岡線
(一)下派
屏風
山線
(主)鰺
ヶ
沢蟹田線
部線
(主)屏風山内真
線
来島丸山
(一)出
一
(
造
木
槌
菰
)
線
(一)木造停車場線
(都)3.4.1広須朝日線
(都)3.5.2朝日藤田線
(都)3.4.2木造駅通り線
(都)3.4.5藤田若宮線
(都)3.4.4日向朝日線
(都)3.4.3若宮赤根線
(都)3.5.1曙朝日線
越水駅
国道
101号
木造駅
IC
イパス
西バ
川原
所
五
原線
川
五所
堂崎
)妙
一
(
中田駅
陸奥森田駅
(一)山
田鰺ヶ沢
線
(主)長平町森田線
(主)弘前柏線
(一)十腰内陸奥森田停車場線
図
交通施設方針図
44
五所川原西
バイパス
(2)公共交通
①鉄道
〔対象施設〕
◇JR五能線
〔機能役割〕
○通勤通学、買い物等の生活や広域的な交流を促進する公共交通の基幹となる軸としての機
能を位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■JR木造駅は、鉄道とバス、タクシー等の交通結節機能の強化を図るため、必要に応じて
駅前広場や関連する各種交通施設の整備・改善を図ります。
■各駅において、高齢者をはじめとする誰もが快適に鉄道を利用できるよう、ユニバーサル
デザインに配慮した施設の整備・改善を関係機関と調整し進めます。
■鉄道の利便性の向上と鉄道利用の促進を図るため、鉄道利用者用の駐車場・駐輪場の確保
に努めます。
②バス
〔対象施設〕
◇民間路線バス、市民バス
〔機能役割〕
○市民の身近な移動手段である民間路線バス、市民バスの運行維持に努めます。
〔整備保全等の方針〕
■運行路線の見直し等によるバスネットワークの強化と利用者の利便性の向上を進めます。
■福祉サービス事業や学校教育等との連携を図り、高齢者、障害者、児童生徒等移動制約者
の移動手段の確保を考慮した、市民の身近な公共交通を目指します。
(3)公園・緑地の方針
①都市公園
〔対象施設〕
◇街区公園、近隣公園、地区公園、総合公園
〔機能役割〕
○市民のニーズにあった公園の改善整備を図ります。
〔整備保全等の方針〕
■既設公園は適正な維持管理するとともに、新たなニーズに対応できるように整備を図りま
す。
②広域的な観光・交流の公園・広場
〔対象施設〕
◇つがる地球村公園、亀ヶ岡・平滝沼公園
〔機能役割〕
○体系的かつバランスのとれた公園・緑地の整備を図ります。
〔整備保全等の方針〕
45
■豊富な文化財等の保護と、観光施設を兼ね備えた公園整備を検討します。
■つがる地球村公園は、新たなニーズに対応できるように施設の充実を図ります。
③農村公園
〔対象施設〕
◇集落地等に位置する公園・児童遊園
〔機能役割〕
○主要な集落においては、各集落の集い、交流・レクリエーションの中心となる公園・広場
を配置します。
〔整備保全等の方針〕
■高齢者の増加が顕著なことから、地域のニーズに対応できるように改修を検討します。
■地区の歴史文化を活かした公園の整備を検討します。
(4)河川・下水道の方針
①河川・水路
〔対象施設〕
◇岩木川、山田川水系
〔整備保全等の方針〕
■農業用水路は公共下水道、農業集落排水等の早期供用を図り水質汚濁の防止に努めます。
■古田川の雨水幹線整備にあわせた親水空間の整備を継続し、河川環境整備を促進します。
■河川の水質浄化を図る等、自然的環境の再生を検討します。
②下水道
〔対象施設〕
◇公共下水道、農業集落排水、浄化槽
〔整備保全等の方針〕
■汚水処理は、
「公共下水道事業」
「農業集落排水事業」
「浄化槽設置事業」による整備を進め、
生活環境の向上を図るとともに、公共用水域の水質の維持による優れた自然環境の保全に
努めます。
(5)公益的施設の方針
①教育施設
〔対象施設〕
◇既存の小学校、中学校、高校及び廃校となった学校
〔整備保全等の方針〕
■統廃合により使用されなくなった学校については、福祉施設、子育て支援施設等の施設と
しての活用を検討します。
■通学の安全性を確保するため、通学路への歩道の設置等を進めます。
46
②文化施設
〔対象施設〕
◇縄文住居展示資料館(カルコ)等の文化活動、コミュニティ形成を図る施設
〔整備保全等の方針〕
■縄文住居展示資料館(カルコ)の展示内容の充実、企画展示等本市の誇るべき文化のPR
を推進していきます。
■地域住民のニーズに合わせて、(仮称)縄文ミュージアムの建設整備を検討します。
③医療施設
〔対象施設〕
◇成人病センター等の医療施設
〔整備保全等の方針〕
■病院等の医療施設と福祉施設との機能連携の強化を図り、医療福祉の拠点・ネットワーク
の形成を図ります。
④福祉施設
〔対象施設〕
◇各地域の老人福祉施設、社会福祉施設等
〔整備保全等の方針〕
■介護保険事業を支えるサービス施設として市民の介護のニーズに迅速に対応できるよう福
祉と医療のサービスを総合的一体的に提供していきます。
■高齢者、子育て世代等への行政サービス機能を維持することを基本とします。
⑤行政施設
〔対象施設〕
◇市役所、市役所出先機関
〔整備保全等の方針〕
■本庁と市役所出先機関とのネットワークの強化を図るとともに、地域にとって利便性の高
い複合的な利用を図ります。
⑥観光交流施設
〔対象施設〕
◇木造駅、道の駅もりた(アーストップ)、柏特産品直売所、柏ふるさと交流センター、藤山
邸、柏ロマン荘、稲穂いこいの里、むらおこし拠点館(フラット)
〔整備保全等の方針〕
■自動車利用者の利便に供する場、鉄道利用客の玄関としての場、観光客の滞在の場、地域・
広域の交流の場として活用を図ります。
■地域特性を活かしたイベント開催や観光PRの場として地域の活性化を支援します。
47
⑦処理施設
〔対象施設〕
◇ごみ処分場
〔整備保全等の方針〕
■ごみ処理基本計画に基づく実施計画により、社会情勢に合わせた減量化を推進します。
■一般廃棄物の現処理施設の維持に努めます。
3-3
都市環境形成の方針
3-3-1
自然環境の保全・活用の方針
(1)自然環境の保全
〔対象〕
◇東側の田園地帯、西側及び南側の沿岸部丘陵地帯、岩木川上流部の河川敷地帯、河川、池
沼群
〔基本方針〕
◇市の重要な財産である自然環境の保全を基本とします。
〔整備保全等の方針〕
■西側の沿岸部丘陵地帯の林、緑地、丘陵地の保全と適正な維持管理に努めます。
■山田川水系、岩木川等の主要な河川は、河川の水質浄化と河川緑地の保全を図ります。
■ベンセ沼等の池沼群は、自然環境の保全に努め、周辺土地利用の規制・誘導を図ります。
(2)農地の保全・活用
〔対象〕
◇水田、畑
〔基本方針〕
◇農業生産の基盤として位置づけます。
〔整備保全等の方針〕
■農業振興地域の整備に関する法律に基づき、適正な保全を図ります。
3-3-2
景観形成の方針
(1)自然景観の形成
〔対象〕
◇東側の田園地帯、西側及び南側の沿岸部丘陵地帯、岩木川上流部の河川敷地帯、河川、農
村集落地
〔基本方針〕
◇東側の田園地帯、西側の沿岸部丘陵地帯の農地は、自然環境を活かした景観資源として位
置づけ、適切に維持管理することを基本とします。
〔整備保全等の方針〕
■東側の田園地帯に広がる水田及び農村集落は、本市を象徴する広大でゆとりのある「日本
のふるさと」の田園風景として、景観眺望の保全を図ります。
■地域の特性を踏まえ、農村景観の保全を図ります。
■畑地・果樹地の景観(りんご、メロン等)を活用し、新たな景観の創造を検討します。
48
(2)市街地景観の形成
〔対象〕
◇住宅市街地、中心商業地
〔基本方針〕
◇建築物等の形態や色彩等の統一化を図り、良好な市街地のまちなみを形成し、住環境の維
持、向上に努めます。
〔整備保全等の方針〕
■県の景観条例に基づき、市全体で統一感のある景観形成を図ります。
■中心商業地の活性化のため、電線類の地中化等を検討し、まちなみ景観の改善に努めます。
(3)道路景観の形成
〔対象〕
◇主要な幹線道路
〔基本方針〕
◇幹線道路の街路景観の連続性を確保します。
〔整備保全等の方針〕
■点在する観光施設の案内板のサインは、観光客にも分かりやすいデザインにするとともに、
デザインの統一化、特色のあるデザインにする等、本市のPRにも活用していきます。
3-4
その他の方針
3-4-1
福祉のまちづくりの方針
〔対象〕
◇市全体
〔基本方針〕
◇高齢者、子育て世代等の誰にでも安心して快適に生活できるまちの形成に努めます。
〔整備保全等の方針〕
■道路等の交通施設や公共公益施設のユニバーサルデザイン化を進めます。
■バス交通の充実、鉄道と他の交通機関との交通結節機能の充実を図る等、スムーズに移動
できる公共交通機関の利便性の向上に努めます。
■市街地には、高齢社会に向けたケア付き住宅や多世代交流型住宅等の福祉型住宅の整備を
検討していきます。
■各地域の中心地には、高齢者と子育て支援施設等の福祉施設を配置し、地域での福祉の充
実を図ります。
3-4-2
都市防災まちづくりの方針
(1)都市の防災拠点
〔対象〕
◇市役所、市役所出先機関、消防署、病院等の医療施設を中心とする地区
〔基本方針〕
◇災害に対して安全・安心な都市空間を形成するため、防災ネットワークの形成を図ります。
◇防災ネットワークは、情報発信、災害復旧、救急医療及び避難等の各種防災機能を備えた
49
防災拠点と防災拠点につながる避難路等の防災軸から形成されます。
〔整備保全等の方針〕
■市役所及び市役所出先機関が立地する各地域の中心地、医療施設を中心とした地区を位置
づけ、災害時の活動や情報受発信基地としての機能、救急医療の機能、広域避難場所の機
能配置に努めます。
(2)地域の防災拠点
〔対象〕
◇学校、保育所、公民館・集会所、コミュニティセンター、公園
〔基本方針〕
◇「都市の防災拠点」と同様
〔整備保全等の方針〕
■生活の身近にある公園等は、災害時の一時避難場所として機能を有するものとします。
■学校、公民館・集会場等には、災害時において、ライフラインの復旧までの食糧、飲料水、
生活用品、防災資材の配備等の災害初動期の活動や避難場所としての必要な機能を備えま
す。
(3)防災ネットワーク軸
〔対象〕
◇幅員の広い主要幹線道路、主要な河川等
〔基本方針〕
◇「都市の防災拠点」と同様
〔整備保全等の方針〕
■幅員の広い主要幹線道路、主要な河川等を市の防災軸として位置づけ、災害時の延焼を防
止する機能や防災拠点間を結ぶ緊急道路としてのネットワーク機能を検討します。
■狭あい道路の拡幅や、避難場所までの避難経路の安全性の確保等を検討します。
50
第4章
地域別構想
【地域区分の設定の考え方】
本都市計画マスタープランの地域区分は、歴史ある市街地や集落地を形成してきた経緯があ
る旧町村の区域を基本とし、更に市街地や沿道商業地の位置等の土地利用を勘案して、次の図
のとおり区分します。
なお、つがる市の将来のまちづくりの方向性を示すことを目的とするため、都市計画区域の
内外に関わらず各地域の位置づけ、将来像及び地域づくりの方針を地域別構想で定めます。
図
地域区分
51
4-1
木造中央地域
4-1-1
地域の現況
■地域の特性
・本地域は、都市計画区域内であり、用途地域に指定されています。指定されている用途
は、第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地
域となっています。
・本市の中心商業地は、歴史がある商店街を形成していますが、空き店舗等が多い状態と
なっています。
・近隣商業地域に指定されている古田川沿いには、店舗併用住宅が多く立地しています。
・一団の未利用地が地域の北部にあります。
・広大な田園に包まれ、静かな住宅地の環境が形成されています。
・木造若緑団地、桜木団地等の老朽化した公営住宅が存在します。
・地域内には、都市計画道路が7路線計画されており、計画延長は、約 11.7 ㎞となってい
ます。その内、約 5.0 ㎞が整備済みとなっています。
・亀ヶ岡石器時代遺跡から発掘された土偶をモチーフとした木造駅の駅舎は、東北の駅百
選に選ばれています。
・地域の人口は、平成7年から減少傾向となっており、世帯数も同様な傾向となっていま
す。
■人口・世帯数
人口
人口増加率
世帯数
世帯数増加率
人口密度
(人)
(%)
(世帯)
(%)
(人/ha)
平成7年
6,361
-
2,023
-
53.3
平成 12 年
6,150
-3.3
2,144
6.0
51.6
平成 17 年
6,093
-0.9
2,092
-2.4
51.1
年次
※人口密度は平成 17 年の可住地面積 119.2ha に対する密度である。
(人)
7,000
6,000
(世帯)
6,361
2,023
6,150
2,144
2,500
6,093
2,092
2,000
5,000
4,000
1,500
3,000
1,000
2,000
500
1,000
0
0
平成7年
平成12年
平成17年
52
人口
(人)
世帯数
(世帯)
■土地利用の状況
可住地
面積(ha) 比率(%)
田
畑
山林
住宅
未利用宅地
商業用地(1)
合計
30.3
10.2
1.3
55.0
3.3
19.2
119.2
25.4
8.5
1.1
46.1
2.7
16.1
100.0
非可住地
面積(ha) 比率(%)
商業用地(2)
工業用地
道路
道路以外の交通要地
公園・緑地
水面
公共・公益施設用地
寺社仏閣
その他自然地
合計
7.2
6.0
25.8
0.3
2.1
0.8
29.9
2.5
5.1
79.8
9.1
7.5
32.4
0.4
2.7
1.0
37.5
3.1
6.4
100.0
非可住地
40.1%
可住地
59.9%
■法規制
第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域
■都市基盤
県道
国道
主要地方道
-
-
都市計画道路
一般県道
6路線
路線数
7路線
53
計画延長
11,750m
整備済み
4,510m
都市公園
3箇所
4-1-2
地域づくりの課題
地域づくりの課題は、地域の現況特性と住民意見(アンケート調査、住民懇談会)等を踏ま
えた地域づくりの問題点を基に設定しました。
主な特性・問題点等
地域づくりの課題
◇中心商業地に空き家、空き店舗、空地
◆市の中心となる商業地、商店街は、魅力向上を
がみられ、魅力が低下しています。
◇歩いて買物できるための歩道の整備等
が不十分です。
◇静かな住環境が魅力となっています。
図り活性化させる必要があります。
◆安心して回遊できる歩行空間を確保する必要
があります。
◆閑静な住宅地及び田園に包まれた良好な住環
境を維持していく必要があります。
◇有効活用されていない一団の未利用地
が地域の北部に存在します。
◇老朽化した公営住宅が存在します。
◆計画的な住宅地の整備、開発を行う必要があり
ます。
◆安全性を配慮し、老朽化した公営住宅の建替え
の検討が必要です。
◇長期未整備となっている都市計画道路
が存在します。
◆長期にわたり整備が未着手となっている都市
計画道路の見直し検討や機能の検討も含め、計
画的に整備する必要があります。
◇観光者の交流のための施設が不足して
います。
◇本市のシンボルとなっている駅舎が存
在します。
◆観光者等の外来者のための宿泊施設の確保、交
流施設を有効活用する必要があります。
◆木造駅周辺は、駅舎と調和した景観空間の形成
が必要です。
54
4-1-3
地域づくりの目標
木造中央地域の地域づくりの目標と具体的な将来の方向性は、次のとおりです。
【キーワード】
◇本市の中心
◇身近な生活を支える商店、商業
◇街の駅「あるびょん」
目標Ⅰ
◇馬市まつり・ネブタまつり
交流と賑わいの中心市街地づくり
【将来の方向性】
○中心商業地の賑わいの再生と活性化を目指します。
○本市の中心となる生活・商業・経済の拠点の形成を目指します。
○生活の利便性の高いまちなか居住を目指します。
【キーワード】
◇閑静な住環境
目標Ⅱ
◇平穏
◇快適
閑静な居住地環境づくり
【将来の方向性】
○閑静な住環境の維持を目指します。
○暮らしやすい住環境の創造を目指します。
【キーワード】
◇木造中学校
目標Ⅲ
◇木造高等学校
◇向陽小学校
◇学校の集積
学ぶ環境が充実した文教拠点づくり
【将来の方向性】
○閑静で緑が多い等の学ぶ環境の向上を目指します。
○更なる安心・安全な文教拠点の向上を目指します。
55
4-1-4
整備構想
(1)土地利用の方針
○高齢社会に向けたケア付き住宅や多世代交流型住宅等の福祉型住宅の供給、子育て世代にも
優しい誰もが安全で安心して暮らせる住宅地等、需要に応じた住宅市街地づくりの展開を図
ります。
○住宅規模が小さく老朽化も著しい若緑団地、桜木団地は、建替えを検討し、緑豊かなゆとり
のある良好な住宅地を供給するように努めます。
○地区内の一団の未利用地は、将来の土地利用を検討し、計画的な市街地の形成を図ります。
○商業関係者が一体となった魅力ある商店街づくりを推進し、大型商業施設とは違う視点をも
った店づくりを目指して、現在の商店街の形態を将来的にも維持していくことに努めます。
○魅力ある商店街づくりとしての整備手法を検討していきます。
(2)都市施設整備の方針
①交通施設の方針
○都市計画決定されてから長期間にわたって整備が未着手な都市計画道路は、計画の見直し
等を検討していきます。
○一部が未整備になっている都市計画道路は、未整備区間の早期整備を図ります。
○中心商業地の活性化を図るために、中心商業地に入りやすい道路の整備を検討します。
○向陽小学校、木造中学校、木造高校の周辺の生活道路は、通学の安全・安心を確保するた
め、自動車の速度を抑制する工夫や街路灯の適正な配置等を推進します。
○商店街の歩道には、冬期間の安全性を確保するためロードヒーティング等の雪害対策整備
を検討します。
○狭あい道路が多い地区については、冬期間の除排雪を計画的、効率的に行うよう努めます。
○木造駅は、鉄道とバス、タクシー等の交通結節機能の強化を図るため、駅前広場や関連す
る各種交通施設の整備改善を図ります。
○木造駅周辺に鉄道の利便性向上と鉄道利用の促進を図るため、鉄道利用者用の駐車場・駐
輪場の確保に努めます。
○商店街に集客させる手段として、ワンコインバス等の運行を検討します。
②公園・緑地の方針
○地域ニーズに見合った身近な公園の整備を検討します。
○既存公園は、コミュニティの場、防災、高齢化対策等の新たなニーズに対応できるように
改修整備を検討します。
○中心商業地の活性化のために空店舗等の既存ストックの活用、空地を利用したポケットパ
ークの設置を検討します。
③河川・下水道の方針
○公共下水道の未整備区域においては、計画的に整備を図ります。また、公共下水道認可区
域外の住宅の立地が著しい地区においては、認可区域の拡大を検討します。
○若緑団地、桜木団地は建替えの計画にあわせて、公共下水道の整備を検討します。
56
④公益的施設の方針
○老人福祉センターは、地域福祉センター等との連携を図り、介護保険事業を含めた高齢者
福祉対策を担う施設として機能充実を図ります。
○市の鉄道の玄関口となる木造駅は、観光と交流、情報発信の場としての活用を図ります。
○街の駅「あるびょん」は、地域の交流の場、広域の交流の場、情報発信の場としての活用
を図ります。また、観光ネットワークの拠点の形成を図り、地域の活性化を図っていきま
す。
○イベント広場は、馬市まつり等のメイン会場として活用し、交流・観光の促進を図ってい
きます。
(3)地域環境形成の方針
①自然環境保全の方針
○魅力ある商店街の形成のために、中心街を流れている古田川を水質改善し、自然とふれあ
うことができる親水空間として、活用を図ります。
②景観形成の方針
○周辺市街地との調和のとれた住宅地景観を形成するために、規制誘導を図ります。
○交流拠点としての木造駅周辺の街路樹や街路灯等は、県の景観条例に基づき、市全体で統
一感のある景観形成となるように整備検討します。
○伝統ある祭りを後世まで残せるようにイベント広場の活用を図っていきます。
57
4-1-5
整備方針図
58
4-2
木造東部地域
4-2-1
地域の現況
■地域の特性
・本地域は、津軽平野の優良な農地が広がる田園地帯を形成しており、東側には岩木川、
西側には、山田川水系が流れており、南側の一部は木造都市計画区域に指定されていま
す。
・その南側に市役所、福祉交流センター(花しょうぶの館)、福祉センター(かっこうの館)、
生涯学習交流センター(松の館)、体育センター等、本市の行政・文化の中心となってい
る施設が集積しています。
・田園地帯には、集落地が点在しています。主な集落地は、中舘、柴田、菊川、福原、千
代田、川除、出野里、永田、土滝、林等です。
■法規制
木造都市計画区域、農業振興地域、農用地区域
■都市基盤
国道
1路線
101 号
主要地方道
2路線
鯵ヶ沢蟹田線、五所川原車力線
一般県道
9路線
出来島丸山線、桑野木田南広森線、越水木造線、豊川
館岡線、再賀木造線、林五所川原線、菰槌木造線、川
除木造線、稲盛千代町山田線
59
4-2-2
地域づくりの課題
地域づくりの課題は、地域の現況特性と住民意見(アンケート調査、住民懇談会)等を踏ま
えた地域づくりの問題点を基に設定しました。
主な特性・問題点等
地域づくりの課題
◇本市の行政・文化の中心となっている
◆行政・文化施設の集積機能を維持していく必要
施設が集積しています。
があります。
◆行政・文教エリアを活性化させ、ゾーンに相応
しい地域づくりを進める必要があります。
◇田園地帯に集落が点在しています。
◆集落の居住環境と営農環境の向上を図る必要
があります。
◆集落の古くから培われたコミュニティの維持
を図る必要があります。
◇広大な田園地帯が形成されています。
◆優良な水田等を保全していく必要があります。
◇地域の主な特産品は米となっていま
◆良好な田園風景を保全していく必要がありま
す。
◇兼館地区等の公共交通の利用が不便な
地区が存在します。
す。
◆既存のバス路線に該当していない集落地の公
共交通の利便性を向上させる必要があります。
60
4-2-3
地域づくりの目標
木造東部地域の地域づくりの目標と具体的な将来の方向性は、次のとおりです。
【キーワード】
◇本市の行政機能の中心
目標Ⅰ
◇文化施設等の集積
都市の活動の拠点づくり
【将来の方向性】
○行政拠点の形成と機能の強化を目指します。
○行政・文化施設の既存の集積している機能の維持を目指します。
○様々な市民活動の拠点を目指します。
【キーワード】
◇集落地の点在
目標Ⅱ
◇田園
生活・居住環境の向上
【将来の方向性】
○居住環境の向上と営農と共生する環境の維持を目指します。
○集落地においてコミュニティの維持を目指します。
○高齢化社会に対応する生活・住環境を目指します。
【キーワード】
◇米
目標Ⅲ
◇広大な田園
◇岩木川
田園の地域づくり
【将来の方向性】
○稲作等による農地の保全を目指します。
○地域の特産物の活用により、地域活力の創出を目指します。
○営農基盤等の充実と営農環境の向上を目指します。
○良好な田園景観の維持を目指します。
61
4-2-4
整備構想
(1)土地利用の方針
○行政・文教エリア周辺は、行政・文化施設が集積する本市の中心的な機能を維持していきま
す。また、利便性の高い行政サービスを図るため、必要に応じて行政・文化施設周辺の土地
利用の転換を検討します。
○集落居住エリアは、生活の利便性の向上のための改善や、良好な田園居住環境、コミュニテ
ィの維持を図ります。
○田園エリアは、農業基盤として優良な農地を維持していきます。
(2)都市施設整備の方針
①交通施設の方針
○集落居住エリアのネットワーク強化のため、既存道路の幅員の拡幅整備や、冬期の交通を
確保するための流・融雪溝の充実等を進めます。
○集落居住エリアを維持するために、既存のバス路線が運行していない集落地と病院や駅等
を結ぶコミュニティバス等の導入を検討します。
②公園・緑地の方針
○点在する既存公園は、必要に応じてコミュニティの場、防災、高齢化社会等の新たなニー
ズに対応できるように改修を検討します。
○集落地内では、必要に応じて、地域ニーズに見合った身近な公園・広場の確保を検討しま
す。
③河川・下水道の方針
○公共下水道認可区域外については、農業集落排水事業や浄化槽による整備を進めます。既
存施設については、適切な維持管理に努めます。
④公益的施設の方針
○縄文住居展示資料館の文化施設は、展示品の充実を図ります。
○行政・文教エリアのつがる市生涯学習交流センターは、特産品をPRするイベントの会場
等の交流の場として活用を図ります。
(3)地域環境形成の方針
①自然環境保全の方針
○岩木川・山田川水系は、優良な水田を維持していくために、下水道整備とあわせて、水辺
の環境の維持に努めていきます。
②景観形成の方針
○良好な田園風景、岩木川、山田川水系の水辺景観を保全していきます。
○市役所周辺は、魅力ある生活環境の形成のために、景観を配慮した公共空間の整備を図り
ます。
62
4-2-5
整備方針図
63
4-3
木造西部地域
4-3-1
地域の現況
■地域の特性
・本地域は、主要地方道鯵ヶ沢蟹田線を境界にして、西側は防風林を持つ丘陵地帯、東側
は田園地帯となっています。
・本地域の西側では、ベンセ湿原をはじめとする湿地帯や平滝沼をはじめとする池沼群が
点在しています。また、メロンやスイカの畑作が盛んにおこなわれています。
・本市の誇るべき地域資源が豊富な地域であり、特に亀ヶ岡石器時代遺跡とベンセ湿原が
有名です。
・海岸線の埋没林、木造漁港や出来島海水浴場へのアクセス道路が脆弱となっております。
・主に主要地方道鯵ヶ沢蟹田線の沿道に集落地が点在しています。主な集落地は、越水、
吹原、丸山、出来島、菰槌、館岡、筒木坂、平滝等です。
・統廃合による廃校が点在しています。
■法規制
農業振興地域、農用地区域、保安林、国定公園
■都市基盤
国道
1路線
101 号
主要地方道
1路線
鯵ヶ沢蟹田線
一般県道
5路線
出来島丸山線、越水木造線、桑野木田南広森線、菰槌
木造線、豊川館岡線
64
4-3-2
地域づくりの課題
地域づくりの課題は、地域の現況特性と住民意見(アンケート調査、住民懇談会)等を踏ま
えた地域づくりの問題点を基に設定しました。
主な特性・問題点等
地域づくりの課題
◇亀ヶ岡石器時代遺跡、ベンセ湿原等の
◆地域資源が集積している亀ヶ岡地区は、観光施
本市が誇るべき地域資源が数多くあり
設を充実させるために、新たな文化施設等の建
ます。
設を検討する必要があります。
◆地域資源は、基本的には保全に努める必要があ
ります。
◆その地域資源を活用し、地域の活性化を図る必
要があります。
◆地域文化の振興のために、観光資源を活かした
ネットワークを形成する必要があります。
◇海岸線の埋没林、木造漁港や出来島海
水浴場等の観光地へのアクセスが不便
◆観光地へのアクセス道路の整備・改善の必要が
あります。
です。
◇主要地方道鯵ヶ沢蟹田線の沿道に集落
地が点在しています。
◆集落の居住環境と営農環境の向上を図る必要
があります。
◆集落の古くから培われたコミュニティの維持
を図る必要があります。
◇地域の主な特産品は、メロンやスイカ
となっています。
◇丘陵地には松林、池沼群が多く存在し
ています。
◆優良な農地を生産基盤として位置づけ、維持し
ていく必要があります。
◆自然環境を維持していくため、水辺環境を保全
する必要があります。
◆丘陵地の松林等が創り出す自然景観を保全し
ていく必要があります。
◇統廃合による廃校が点在しています。
◆廃校となった跡地を有効活用する必要があり
ます。
65
4-3-3
地域づくりの目標
木造西部地域の地域づくりの目標と具体的な将来の方向性は、次のとおりです。
【キーワード】
◇亀ヶ岡石器時代遺跡
目標Ⅰ
◇ベンセ湿原
◇出来島海水浴場
◇亀ヶ岡・平滝沼公園
自然環境と歴史文化資源を活かした空間づくり
【将来の方向性】
○亀ヶ岡石器時代遺跡、埋没林等の歴史文化資源の活用を目指します。
○ベンセ湿原、平滝沼等の自然環境の保全と活用を目指します。
○出来島海水浴場は、交流の場としての活用を目指します。
【キーワード】
◇点在する集落地
目標Ⅱ
◇丘陵地の畑地
生活・居住環境の向上
【将来の方向性】
○居住環境の向上と営農と共生する環境の維持を目指します。
○集落地においてコミュニティの維持を目指します。
○高齢化社会に対応する生活・住環境を目指します。
【キーワード】
◇メロン
目標Ⅲ
◇スイカ
◇防風林
◇丘陵地
農業(メロン・スイカ)の地域づくり
【将来の方向性】
○畑作等による農地の保全を目指します。
○地域の特産物の活用により、地域活力の創出を目指します。
○営農基盤等の充実と営農環境の向上を目指します。
○松林が形成する良好な景観の維持を目指します。
66
4-3-4
整備構想
(1)土地利用の方針
○観光・レクリエーションエリアのベンセ湿原、埋没林、平滝沼等の観光拠点は、基本的に維
持・保全を図ります。また、観光の場としての整備が必要となる場合においては、自然に対
する環境負荷の抑制に努めます。
○防風林等の自然地については、維持保全を図ります。
○市内外の交流の場である出来島海水浴場、亀ヶ岡・平滝沼公園は、現在の機能の維持に努め、
利用者のニーズや利便性の向上のために、必要に応じた改善を図ります。
○集落居住エリアは、良好な田園居住環境、コミュニティを維持していきます。また、集落地
周辺への無秩序な宅地化を抑制していきます。
○丘陵・畑作エリア及び田園エリアは、農業基盤として優良な農地を維持していきます。
(2)都市施設整備の方針
①交通施設の方針
○集落居住エリアのネットワーク強化のため、既存道路の幅員の拡幅整備や、冬期の交通を
確保するための流・融雪溝の充実等を進めます。
○市道木造屏風山線、市道富萢 23 号線と主要地方道鯵ヶ沢蟹田線は、主要な観光拠点を結ぶ
アクセス道路として活用し、デザイン等に配慮した観光案内板等のサイン計画を検討しま
す。
○観光拠点のネットワークの形成を図るため、市道木造屏風山線、市道富萢 23 号線及び、主
要地方道鯵ヶ沢蟹田線と海岸線を結ぶ既存道路の幅員拡幅等の整備を検討します。
②公園・緑地の方針
○点在する既存公園は、必要に応じてコミュニティの場、防災、高齢化社会等の新たなニー
ズに対応できるように改修を検討します。
○集落地内では、必要に応じて、地域ニーズに見合った身近な公園・広場の確保を検討しま
す。
③河川・下水道の方針
○公共下水道認可区域外については、農業集落排水事業や浄化槽による整備を進めます。既
存施設については、適切な維持管理に努めます。
④公益的施設の方針
○レクリエーション施設である亀ヶ岡・平滝沼公園は、現在の機能の維持に努め、地域ニー
ズに応じて施設の充実を図ります。
○文化・交流活動を図る施設として、亀ヶ岡地区に(仮称)縄文ミュージアムの建設を検討
します。
○今後の利用目的が決定していない廃校や跡地は、地域利用や民間企業等の活用を検討して
いきます。
○木造漁港は、つがる水産振興プランと連動し、漁港を中心とした交流機能の拠点づくりや
PR活動の場として、交流機能の強化・食文化の伝承を図ります。
67
(3)地域環境形成の方針
①自然環境保全の方針
○良質な自然環境を維持していくために、水田、畑地、防風林、池沼群等の自然地の保全を
図ります。
②景観形成の方針
○良好な田園風景、丘陵地に点在する湿地帯、松林等の自然景観等が創り出す「日本のふる
さと」の景観を維持・保全していきます。
68
4-3-5
整備方針図
69
4-4
柏地域
4-4-1
地域の現況
■地域の特性
・本市の交通軸の東西方向の骨格軸を担う、国道 101 号と主要地方妙堂崎五所川原線があ
ります。
・その沿道部には、商業店舗が多く立地しており、大型ショッピングセンターをはじめ郊
外型店舗が立地し、賑わいがある一方で、空き店舗も目立つ状況となっています。
・五所川原西バイパスのICが設置される予定であり、広域交通の玄関口として期待され
ます。また、ICの完成後は広域的な交通利便性の向上が期待されます。
・田園地帯では稲作、畑作地帯ではりんごの生産が盛んにおこなわれています。
・地域の北側の一部は、木造都市計画区域に指定されています。市役所出先機関の周辺に
主要な都市施設が集積しています。
・主な施設としては、レクリエーション施設のみずべのわんぱく広場、交流施設の柏ロマ
ン荘、柏ふるさと交流センター、柏特産品直売所が地域内にあります。
・主に主要地方道弘前柏線、一般県道妙堂崎五所川原線の沿道に集落地が点在しています。
主な集落地は、桑野木田、広須、玉水、下古川、上古川等です。また、公営住宅が点在
しています。
・地域資源としては、地域の南側に青森県天然記念物文化財指定された日本最古のりんご
の木があります。
・地域の人口、世帯数ともに平成7年から増加傾向にあります。
■人口・世帯数
人口
人口増加率
世帯数
世帯数増加率
(人)
(%)
(世帯)
(%)
平成7年
4,949
-
1,314
-
平成 12 年
5,155
4.2
1,536
16.9
平成 17 年
5,209
1.0
1,576
2.6
年次
(人)
(世帯)
6,000
5,000
4,000
1,800
4,949
5,155
1,536
5,209
1,576
1,600
1,400
1,314
1,200
1,000
3,000
800
600
2,000
400
1,000
200
0
0
平成7年
平成12年
平成17年
70
人口
(人)
世帯数
(世帯)
■法規制
木造都市計画区域、農業振興地域、農用地区域
■都市基盤
国道
1路線
101 号
主要地方道
1路線
弘前柏線
一般県道
3路線
妙堂崎五所川原線、桑野木田南広森線、稲盛千代町山田線
4-4-2
地域づくりの課題
地域づくりの課題は、地域の現況特性と住民意見(アンケート調査、住民懇談会)等を踏ま
えた地域づくりの問題点を基に設定しました。
主な特性・問題点等
地域づくりの課題
◇幹線道路沿道部には、商業店舗が多く
◆中心商業地との経済的なバランスを考慮して、
立地しており、大型ショッピングセン
幹線道路沿道土地利用の方向性を明確化する
ターをはじめ郊外型店舗が立地してい
とともに、出店を計画的に規制、誘導していく
ます。
必要があります。
◇大型ショッピングセンターの周辺に空
き店舗、空地等がみられます。
◆市内における買い物の利便性を図るため、柏地
域と各地域を結ぶ公共交通の利便性を向上さ
せる必要があります。
◇五所川原西バイパスのICが設置され
◆五所川原西バイパスICの整備が予定され、広
る予定であり、広域交通の玄関口とし
域的な交通利便性が向上することから、IC周
て期待されます。
辺ではその利便性を踏まえた土地利用の活用
◇ICの完成後は広域的な交通利便性の
が必要です。
向上が期待されます。
◇近年の人口は、増加傾向にあり、柏ニ
ュータウンをはじめとして公営住宅が
多く存在します。
◇つがる市の中心市街地、五所川原市の
◆住宅の需要やニーズに応じた住宅を計画的に
供給していく必要があります。
◆柏ニュータウン等の良好な居住環境を維持し
ていく必要があります。
中心市街地に近接する位置的条件を備
えています。
◇りんごの畑作、稲作が盛んにおこなわ
れています。
◆優良な田園、畑地を保全していく必要がありま
す。
◆岩木川沿いの農地を活用し、地域の特徴ある景
観の創造を図る必要があります。
◇柏ロマン荘、柏ふるさと交流センター、 ◆交流施設を拠点化し、イベント等に活用する必
柏特産品直売所等の交流施設が存在し
要があります。
ます。
71
4-4-3
地域づくりの目標
柏地域の地域づくりの目標と具体的な将来の方向性は、次のとおりです。
【キーワード】
◇骨格的な交通軸
◇高規格道路
◇市外から人を呼べる商業施設
目標Ⅰ
◇国道
◇商業施設の集積
産業経済と活力と創出する基盤づくり
【将来の方向性】
○国道 101 号線と一般県道妙堂崎五所川原線の沿道商業地の形成を目指します。
○広域交通の利便性、立地条件を活かした、本市の産業を支える商業と工業の複合拠点の
形成を目指します。
○五所川原西バイパスの IC 周辺は、交通利用を活かした新たな土地利用の展開を目指しま
す。
○都市的土地利用の促進区域と農地等の保全区域の明確化を目指します。
【キーワード】
◇木造中心市街地
目標Ⅱ
◇五所川原市中心市街地
◇国道
◇高規格道路
◇商業施設の集積
職住近接の利便性の高い居住地づくり
【将来の方向性】
○木造の中心市街地、五所川原市の中心市街地等の通勤・通学に便利な住宅地の形成を目
指します。
○多様なニーズに対応する需要に応じた住宅の供給の計画的誘導を目指します。
【キーワード】
◇水田
目標Ⅲ
◇岩木川河川敷沿いの果樹地
◇日本最古のりんごの木
農業(米・りんご)の地域づくり
【将来の方向性】
○稲作、畑作等による農地の保全を目指します。
○地域の特産物の活用により、地域活力の創出を目指します。
○営農基盤等の充実と営農環境の向上を目指します。
○岩木川沿いの果樹地、田園等の良好な景観の維持を目指します。
72
4-4-4
整備構想
(1)土地利用の方針
○沿道型商業エリアは、中心商業地とのバランスに配慮するとともに、住民及び関係機関と
の協働で将来像を検討し、適切な土地利用の誘導を図り、無秩序な沿道商業地の拡大を抑
制します。
○IC周辺複合エリアは、良好な交通条件を活かし、計画的に商業系の流通業務系企業や工
業系の物流系会社の誘致を図ります。
○国道 101 号及び(主)妙堂崎五所川原線に囲まれている沿道商業地エリアの未利用地につ
いては、新たなる土地利用の転換を検討します。
○地域住宅エリアは、住環境の維持・向上に努め、コンパクトな地域生活の場を図り、周辺
への無秩序な宅地化を抑制していきます。
○生活商業エリアは、現在の市役所出先機関を中心として、集積している機能の維持を図り、
バランスに考慮し、地域生活に必要な商業や生活サービス等を確保していきます。
○集落居住エリアは、既存の集落地周辺への無秩序な宅地化を抑制し、良好な田園居住環境、
コミュニティを維持していきます。
○田園エリア、丘陵・畑作エリアの果樹地は、農業生産基盤として優良な農地を維持してい
きます。
(2)都市施設整備の方針
①交通施設の方針
○津軽自動車道及びICの整備を促進します。
○集落居住エリアのネットワーク強化のため、既存道路の幅員の拡幅整備や、冬期の交通を
確保するための流・融雪溝の充実等を進めます。
②公園・緑地の方針
○みずべのわんぱく広場は、住民等の親水広場として、維持管理に努め、必要に応じて施設
の充実を図ります。
○集落地内に点在する既存公園は、必要に応じてコミュニティの場、防災、高齢化社会等の
新たなニーズに対応できるように改修を検討します。
③河川・下水道の方針
○農業集落排水事業や浄化槽による整備を進めます。既存施設については、適切な維持管理
に努めます。
④公益的施設の方針
○交流施設の柏ロマン荘、柏ふるさと交流センター、柏特産品直売所は既存の機能の維持に
努め、更につがるブランド8品目の収穫祭等の特産品をPRするイベントの会場として活
用を図ります。
○柏村名の起源となった歴史ある観光資源の「柏の木」の活用を図ります。
○市役所出先機関は、現在のサービスの維持・向上に努め、地域にとって利便性の高い複合
的な利用を図ります。
73
○公営住宅は、適切な維持管理を図ります。
(3)地域環境形成の方針
①自然環境保全の方針
○優良な農地の保全を基本とします。
○優良な水田、山田川水系の水質を維持していくために、下水道整備とあわせて、自然環境
の維持に努めていきます。
②景観形成の方針
○国道 101 号及び(主)妙堂崎五所川原線の沿道商業地は、周辺環境との調和のとれたまち
なみ景観となるよう、建築物や看板等の工作物の形態、意匠の規制誘導を検討します。
○良好な田園風景、岩木川水系の景観を保全していきます。
○果樹地を活用し、地域の特徴ある景観の創造に努めます。
74
4-4-5
整備方針図
75
4-5
車力地域
4-5-1
地域の現況
■地域の特性
・本地域は、優良な農地が広がる丘陵地帯を形成しており、北側には十三湖、南側には田
光沼、東側には、岩木川が流れており、主要地方道鯵ヶ沢蟹田線を境界として、東側は
田園地帯、西側は畑作地帯となっています。
・その畑作地帯では、つがるブランドの品目であるごぼう、メロン、ながいも、ねぎの畑
作、十三湖の周辺や山田川の下流では、しじみ漁が盛んにおこなわれています。
・主な施設としては、むらおこし拠点館(フラット)、車力漁港、しゃりきサンセットドー
ム、マグアビーチ、観光の拠点の高山稲荷神社、また自衛隊の基地が地域内にあります。
・歴史のあるチェスボローカップ等のイベントがあります。
・主に主要地方道鯵ヶ沢蟹田線の沿道に集落地が点在しています。主な集落地は、富萢、
豊富、車力、牛潟等です。
・地域の人口は、平成7年から減少傾向にある一方で、世帯数は増加しています。
■人口・世帯数
人口
人口増加率
世帯数
世帯数増加率
(人)
(%)
(世帯)
(%)
平成7年
6,107
-
1,590
-
平成 12 年
5,941
-2.7
1,618
1.8
平成 17 年
5,825
-2.0
1,629
0.7
年次
(世帯)
(人)
7,000
6,000
1,590
6,107
1,618
1,629
5,941
5,825
1,800
1,600
1,400
5,000
1,200
4,000
1,000
3,000
800
600
2,000
400
1,000
200
0
0
平成7年
平成12年
平成17年
76
人口
(人)
世帯数
(世帯)
■法規制
農業振興地域、農用地区域、保安林、国定公園
■都市基盤
国道
-
-
主要地方道
2路線
鯵ヶ沢蟹田線、五所川原車力線
一般県道
1路線
富萢薄市線
4-5-2
地域づくりの課題
地域づくりの課題は、地域の現況特性と住民意見(アンケート調査、住民懇談会)等を踏ま
えた地域づくりの問題点を基に設定しました。
主な特性・問題点等
地域づくりの課題
◇丘陵部の富萢地区、車力地区、牛潟地
◆丘陵地であることから、土砂災害等の自然災害
区の中心となる集落地では、道路幅員
が狭小となっています。
◇農地に集落地が点在しています。
の危険性の安全対策を講じる必要があります。
◆狭あい道路の拡幅等の改善、建物密集を解消す
る必要があります。
◆集落の機能の維持する必要があります。
◆集落のコミュニティの維持を図る必要があり
ます。
◇十三湖の周辺や山田川の下流では、し
じみ漁が盛んにおこなわれています。
◆車力漁港を活かした、地域振興や交流振興を図
ることが必要です。
◇車力漁港が存在します。
◇丘陵地帯の畑作地では、ごぼう、メロ
ン、ながいも、ねぎの生産が盛んに行
◆優良な田園、畑地を保全していく必要がありま
す。
われています。
◇山田川沿いでは、田園地帯が広がって
います。
◇しゃりきサンセットドーム、マグアビ
ーチ等のレクリエーションの場があり
ます。
◇マグアビーチでは、歴史のあるチェス
◆レクリエーション施設の活用やイベントの継
続を支援する場の維持が必要です。
◆基本的には歴史的文化資源の景観の維持に努
め、観光資源として活用する必要があります。
ボローカップ等のイベントが開催され
ています。
◇高山稲荷神社の歴史的文化資源が存在
しています。
◇十三湖、田光沼の水辺の拠点や山田川
水系等の水辺のネットワークが形成さ
◆良好な水辺環境を維持していく必要がありま
す。
れています。
77
4-5-3
地域づくりの目標
車力地域の地域づくりの目標と具体的な将来の方向性は、次のとおりです。
【キーワード】
◇マグアビーチ
◇チェスボローカップ
◇車力漁港
目標Ⅰ
◇高山稲荷神社
◇十三湖のしじみ
地域資源を活かした交流づくり
【将来の方向性】
○水産資源を活かした交流拠点の形成を目指します。
○マグアビーチを活用して、交流の促進や地域の活性化を目指します。
【キーワード】
◇丘陵地の畑地
目標Ⅱ
◇集落地の点在
生活・居住環境の向上
【将来の方向性】
○既存集落の防災面の向上を目指します。
○居住環境の向上と営農と共生する環境の維持を目指します。
○集落地においてコミュニティの維持を目指します。
○高齢化社会に対応する生活・住環境を目指します。
【キーワード】
◇丘陵地の畑地
◇メロン
目標Ⅲ
◇ごぼう
◇ながいも
◇ねぎ
◇むらおこし拠点館(フラット)
農業(ごぼう、ながいも、ねぎ、メロン)の地域づくり
【将来の方向性】
○畑作等による農地の保全を目指します。
○地域の特産物の活用により、地域活力の創出を目指します。
○営農基盤等の充実と営農環境の向上を目指します。
○松林の防風林等が形成する良好な景観の維持を目指します。
78
4-5-4
整備構想
(1)土地利用の方針
○地域住宅エリアは、住環境の維持や密集している住宅地の改善に努め、コンパクトな地域
生活の場を図り、周辺への無秩序な宅地化を抑制していきます。
○生活商業エリアは、地域生活に必要な商業や生活サービス等の集積している機能を維持し
ていきます。
○集落居住エリアは、集落地周辺への無秩序な宅地化を抑制し、良好な農業居住環境、コミ
ュニティを維持していきます。
○田園エリア、丘陵部・畑作エリアは、農業基盤として優良な農地を維持していきます。
(2)都市施設整備の方針
①交通施設の方針
○集落居住エリアのネットワーク強化や防災性の向上のため、既存道路の幅員の拡幅整備や、
冬期の交通を確保するための流・融雪溝の充実等を進めます。
②公園・緑地の方針
○点在する既存公園は、必要に応じてコミュニティの場、防災、高齢化社会等の新たなニー
ズに対応できるように改修を検討します。
○集落地内では、必要に応じて、地域ニーズに見合った身近な公園・広場の確保を検討しま
す。
③河川・下水道の方針
○下水道施設の適切な維持管理と、加入促進を図ります。
④公益的施設の方針
○既存の交流施設であるフラットは、特産品をPRするイベントの会場として活用し、観光
ネットワークを担う施設として維持管理を推進していきます。
○海岸線に沈む夕日が展望できる眺望景観施設、アウトドアでキャンプもできるシーサイド
コミュニティーセンターのしゃりきサンセットドームは、地域住民等の憩いの場や交流の
場として維持管理を図ります。
○車力漁港は、つがる水産振興プランと連動し、漁港を中心とした交流機能の拠点づくりや
PR活動の場として、交流機能の強化・食文化の伝承を図ります。
○市役所出先機関は、現在のサービスの維持・向上に努め、地域にとって利便性の高い複合
的な利用を図ります。
○全国、世界各国から参加者が集まる一大イベントとなっているチェスボローカップを継続
することに努めるとともに、そのイベントの場となっているマグアビーチを活用し、交流
の促進を図ります。
○地域の活性化のために、交流の場である高山稲荷神社の活用を図り、広域交流を促進して
いきます。
79
(3)地域環境形成の方針
①自然環境保全の方針
○岩木川・山田川水系は、優良な水田を維持していくため、水辺の環境の維持に努めていき
ます。
②景観形成の方針
○観光拠点である高山稲荷神社の風景を維持・保全していきます。
○良好な緑の風景を保全していきます。また、岩木川、山田川水系、田光沼の水辺環境のネ
ットワークを形成し、水辺景観を保全していきます。
80
4-5-5
整備方針図
81
4-6
稲垣地域
4-6-1
地域の現況
■地域の特性
・本地域は、津軽平野の優良な農地が広がる田園地帯を形成しており、地域の東側には、
岩木川が流れております。
・その田園地帯では、米、トマト、ねぎの生産が盛んにおこなわれています。
・市役所出先機関の周辺に、福祉施設(安住の里)、宿泊施設やレクリエーション施設の主
要な施設が集積しています。
・主な施設としては、レクリエーション施設の岩木川河川公園、交流施設の稲穂いこいの
里、稲垣交流センターが地域内にあります。
・主に主要地方道五所川原車力線、一般県道下派沼崎線の沿道に集落地が点在しています。
主な集落地は、沼崎、豊川、繁田、沼館等です。
・統廃合による廃校が存在しています。
・岩木川河川沿いには、文化財に指定されている樹齢 1,000 年のヤチダモ「一本タモ」の
観光資源が存在しています。
・地域の人口は、平成7年から減少傾向となっている一方、世帯数は増加傾向にあります。
■人口・世帯数
人口
人口増加率
世帯数
世帯数増加率
(人)
(%)
(世帯)
(%)
平成7年
5,412
-
1,321
-
平成 12 年
5,120
-5.4
1,330
0.7
平成 17 年
5,039
-1.6
1,356
2.0
年次
(世帯)
(人)
6,000
1,600
5,412
5,120
5,039
5,000
1,321
1,356
1,330
4,000
1,400
1,200
1,000
3,000
2,000
800
人口
(人)
600
世帯数
(世帯)
400
1,000
200
0
0
平成7年
平成12年
平成17年
82
■法規制
農業振興地域、農用地区域
■都市基盤
国道
-
-
主要地方道
2路線
五所川原車力線、屏風山内真部線
一般県道
3路線
豊川館岡線、下派沼崎線、再賀木造線
4-6-2
地域づくりの課題
地域づくりの課題は、地域の現況特性と住民意見(アンケート調査、住民懇談会)等を踏ま
えた地域づくりの問題点を基に設定しました。
主な特性・問題点等
地域づくりの課題
◇沼崎・豊川地区に福祉施設(安住の里)、 ◆生活に密着した地域の中心地の機能を維持す
宿泊施設やレクリエーション施設の主
要な施設が集積しています。
る必要があります。
◆コンパクトな地域生活空間を形成する必要が
あります。
◇広大な田園地帯が形成されています。
◆優良な水田等を保全していく必要があります。
◆良好な田園風景を保全していく必要がありま
す。
◇公共交通の利用が不便な地区がありま
す。
◇レクリエーション施設の岩木川河川公
園が活用されていません。
◆既存のバス路線に該当していない集落地の公
共交通の利便性を向上させる必要があります。
◆地域のスポーツ振興のために、ニーズに対応す
る機能の充実を図る必要があります。
◇統廃合による廃校が存在しています。
◆廃校となった跡地を活用する必要があります。
◇岩木川沿いに集落が点在しています。
◆岩木川河川沿いの住宅地の安全性を強化する
◇岩木川の堤防に暫定堤防区間がありま
必要があります。
す。
◇岩木川河川沿いには、文化財に指定さ
れている「一本タモ」の観光資源が存
◆地域固有の文化資源の活用のために、観光地を
拠点化し、有効活用を図る必要があります。
在します。
83
4-6-3
地域づくりの目標
稲垣地域の地域づくりの目標と具体的な将来の方向性は、次のとおりです。
【キーワード】
◇地域サービス施設の集積
◇安住の里
目標Ⅰ
◇岩木川河川公園
◇バレーボール
◇稲穂いこいの里
地域に密着した生活の中心地づくり
【将来の方向性】
○沼崎・豊川地区は、行政・福祉・商業・交流等の地域に密着した生活の中心地の機能維
持を目指します。
○地域住民に利用しやすい移動手段となる公共交通機関の充実を目指します。
○レクリエーション施設を活用し地域のスポーツ振興を目指します。
【キーワード】
◇点在する集落地
目標Ⅱ
◇田園
生活・居住環境の向上
【将来の方向性】
○災害に強い集落地を目指します。
○居住環境の向上と営農と共生する環境の維持を目指します。
○集落地においてコミュニティの維持を目指します。
○高齢化社会に対応する生活・住環境を目指します。
【キーワード】
◇米
目標Ⅲ
◇トマト
◇ねぎ
◇肥育牛
農業(米、トマト、ねぎ)の地域づくり
【将来の方向性】
○稲作等による農地の保全を目指します。
○地域の特産物の活用により、地域活力の創出を目指します。
○営農・酪農基盤等の充実を目指します。
○広大な田園地帯が形成する良好な景観の維持を目指します。
84
4-6-4
整備構想
(1)土地利用の方針
○地域住宅エリアは、住環境の維持・向上に努め、コンパクトな地域生活の場を図り、周辺
への無秩序な宅地化を抑制していきます。
○生活商業エリアは、現在の市役所出先機関を中心として集積している機能の維持を図り、
バランスに考慮し、地域生活に必要な商業や生活サービス等を確保していきます。
○集落居住エリアは、既存の集落地周辺への無秩序な宅地化を抑制し、良好な田園居住環境、
コミュニティを維持していきます。また、岩木川河川沿いの住宅地は、岩木川堤防の整備
を図り、住宅地の安全性を強化していきます。
○田園エリアは、農業基盤として優良な農地を維持していきます。
(2)都市施設整備の方針
①交通施設の方針
○集落居住エリアのネットワーク強化のため、既存道路の幅員の拡幅整備や、冬期の交通を
確保するための流・融雪溝の充実等を進めます。
○集落居住エリアを維持するために、既存のバス路線に該当していない集落地と病院や中心
市街地等を結ぶコミュニティバス等の導入を検討します。
②公園・緑地の方針
○住民のレクリエーションの場としての岩木川河川公園内にある運動公園は、地域ニーズに
応じて施設の充実を図ります。
○点在する既存公園は、必要に応じてコミュニティの場、地域のニーズに対応できるように
改修を検討します。
③河川・下水道の方針
○農業集落排水事業によって整備された下水道施設の適切な維持管理と、加入促進を図りま
す。
④公益的施設の方針
○稲穂いこいの里は、機能の維持に努め、更に特産品をPRするイベントの会場として活用
を図ります。
○今後の利用目的が決定していない廃校や跡地は、地域利用や民間企業等の活用を検討して
いきます。
○市役所出先機関は、現在のサービスの維持・向上に努め、地域にとって利便性の高い複合
的な利用を図ります。
(3)地域環境形成の方針
①自然環境保全の方針
○岩木川・山田川水系は、優良な水田を維持していくため、水質の維持、水辺の環境の維持
に努めていきます。
85
②景観形成の方針
○良好な田園風景、岩木川、山田川水系の水辺景観を保全していきます。
○岩木川河川公園や一本タモを中心として、周辺の景観を保全するとともに、観光資源とし
て活用していきます。
86
4-6-5
整備方針図
87
4-7
森田地域
4-7-1
地域の現況
■地域の特性
・本地域は、主に農地が広がる丘陵地帯を形成しており、狄ヶ館溜池等のため池が点在し
ています。
・その丘陵地帯では、りんごの生産が盛んにおこなわれており、そのりんごを使った加工
品が多数あります。
・地域の北東側は木造都市計画区域に指定されています。JR五能線の陸奥森田駅を中心
に、主要な都市施設、住宅地が集積しています。また、本地域内には、陸奥森田駅をは
じめとして、中田駅、越水駅の3つが存在し、バス路線も存在することから、公共交通
の利便性がよい地域となっています。
・主な施設としては、レクリエーション施設のつがる地球村、藤山邸、山田川河川公園、
交流施設の道の駅もりた(アーストップ)があります。
・主に一般県道山田鰺ヶ沢線の沿道に集落地が点在しています。主な集落地は、大館、床
舞、森田、山田、中田、下相野、上相野です。また、地域内には、つきみの団地、月見
野丘団地、森田若緑団地等の公営住宅が点在しています。
・観光資源としては、縄文前期・中期に繁栄した円筒土器文化の代表的遺跡の石神遺跡が
地域内にあります。
・地域の人口は、平成 12 年までは増加傾向にありましたが、平成 12 年以降は減少傾向と
なっています。また、世帯数は平成 12 年から増加傾向にあります。
■人口・世帯数
人口
人口増加率
世帯数
世帯数増加率
(人)
(%)
(世帯)
(%)
平成7年
5,032
-
1,307
-
平成 12 年
5,116
1.7
1,346
3.0
平成 17 年
5,091
-0.5
1,406
4.5
年次
(世帯)
(人)
6,000
5,000
1,600
5,032
1,307
5,091
5,116
1,400
1,406
1,346
1,200
4,000
1,000
3,000
2,000
800
人口
(人)
600
世帯数
(世帯)
400
1,000
200
0
0
平成7年
平成12年
平成17年
88
■法規制
木造都市計画区域、農業振興地域、農用地区域
■都市基盤
国道
1路線
101 号
主要地方道
1路線
長平町森田線
一般県道
6路線
山田鰺ヶ沢線、十腰内陸奥森田停車場線、山田鶴田線、
桑野木田南広森線、稲盛千代町山田線、福原陸奥森田停
車場線
4-7-2
地域づくりの課題
地域づくりの課題は、地域の現況特性と住民意見(アンケート調査、住民懇談会)等を踏ま
えた地域づくりの問題点を基に設定しました。
主な特性・問題点等
◇陸奥森田駅周辺に地域サービス施設等
が集積しています。
◇集落地が点在しています。
◇公共交通の利便性が高い地域です。
◇丘陵地帯では、つがるブランドの8品
目であるりんごの生産が盛んにおこな
われています。
◇りんごを使った加工品が多数ありま
地域づくりの課題
◆利便性が高い公共交通を活用した生活環境を
形成する必要があります。
◆陸奥森田駅周辺の地域サービス施設等の維持
を図る必要があります。
◆優良な田園、畑地を保全していく必要がありま
す。
◆丘陵部の既存の果樹地を活用し、景観の創造を
図る必要があります。
す。
◇自動車利用者の利便に供する場の道の
駅もりた(アーストップ)があります。
◇他の交流施設とのネットワークが形成
されていません。
◆収穫時に応じた、特産品のPRの場として活用
する必要があります。
◆利用者確保のために、各交流施設のネットワー
ク化を図る必要があります。
◇広域的集客力のあるレクリエーション
◆多様な余暇、スポーツ、各種交流活動等のニー
施設のつがる地球村が存在します。
ズに対応するレクリエーション機能の充実を
図る必要があります。
◇狄ヶ館溜池等の溜池が点在し、良好な
水辺環境を形成しています。
◆良好な水辺環境、水辺景観を保全する必要があ
ります。
89
4-7-3
地域づくりの目標
森田地域の地域づくりの目標と具体的な将来の方向性は、次のとおりです。
【キーワード】
◇つがる地球村
目標Ⅰ
◇藤山邸
◇道の駅もりた(アーストップ)
◇山田川河川公園
交流・レクリエーション施設を活用した交流拠点づくり
【将来の方向性】
○集客力があるつがる地球村は、憩いとレクリエーションの交流を促進するため、更なる
活用を目指します。
○道の駅もりた(アーストップ)は、自動車利用者へのサービスの向上や地域・広域交流
を促進するため、有効活用を目指します。
○点在する交流施設のネットワーク形成を目指します。
【キーワード】
◇3つの鉄道駅
目標Ⅱ
◇JR五能線
◇バス路線
◇国道
◇点在する集落地
良好な交通環境を活かした生活・居住環境づくり
【将来の方向性】
○利便性が高い公共交通機関を活用した生活環境の維持を目指します。
○居住環境の向上と営農と共生する環境の維持を目指します。
○集落地においてコミュニティの維持を目指します。
【キーワード】
◇りんご
◇りんごの加工品
目標Ⅲ
◇米
◇丘陵地の果樹地
◇道の駅もりた(アーストップ)
農業(りんご、米)の地域づくり
【将来の方向性】
○稲作、畑作等による農地の保全を目指します。
○地域の特産物の活用、道の駅の活用により、地域活力の創出を目指します。
○営農基盤等の充実と営農環境の向上を目指します。
○丘陵地帯の果樹地等が形成する良好な景観の維持を目指します。
90
4-7-4
整備構想
(1)土地利用の方針
○地域住宅エリアは、住環境の維持・向上に努め、良好な交通環境を活かしたコンパクトな
地域生活の場を図り、周辺への無秩序な宅地化を抑制していきます。
○生活商業エリアは、陸奥森田駅周辺に集積している機能の維持を図り、バランスに考慮し、
地域生活に必要な商業や生活サービス等を確保していきます。
○集落居住エリアは、既存の集落地周辺への無秩序な宅地化を抑制し、良好な田園居住環境、
コミュニティを維持していきます。
○田園エリア、丘陵・畑作エリアの果樹地は、農業基盤として優良な農地を維持していきま
す。
○観光・レクリエーションエリアは、住民等のレクリエーションの場、交流の場としての機
能維持を図り、必要ニーズに応じて整備を検討していきます。
(2)都市施設整備の方針
①交通施設の方針
○鉄道利用の促進と駅周辺の利便性向上を図るため、鉄道利用者用の駐車場・駐輪場の確保
に努めます。
○集落居住エリアのネットワーク強化のため、既存道路の幅員の拡幅整備や、冬期の交通を
確保するための流・融雪溝の充実等を進めます。
○道の駅もりた(アーストップ)と市街地の街の駅「あるびょん」等の施設間交流のための
アクセス道路の整備を図ります。
②公園・緑地の方針
○つがる地球村は、住民のレクリエーションの場であるとともに、広域の人との交流の場と
しての機能を維持し、更に施設の充実を図ります。
○点在する既存公園は、必要に応じてコミュニティの場、防災、高齢化社会等の新たなニー
ズに対応できるように改修を検討します。
③河川・下水道の方針
○公共下水道認可区域外については、農業集落排水事業や浄化槽による整備を進めます。既
存施設については、適切な維持管理に努めます。
④公益的施設の方針
○道の駅もりた(アーストップ)、つがる地球村内の藤山邸は、現在の機能の維持に努め、更
に交流の場として活用を図ります。
○市役所出先機関は、現在のサービスの維持・向上に努め、地域にとって利便性の高い複合
的な利用を図ります。
(3)地域環境形成の方針
①自然環境保全の方針
○水辺環境拠点となっている狄ヶ館溜池と水辺環境軸となっている山田川水系は、良好な水
91
辺のネットワーク形成のために、下水道整備とあわせて、水辺の環境の維持に努めていき
ます。
②景観形成の方針
○良好な丘陵風景、狄ヶ館溜池等のため池と山田川水系の水辺景観を保全していきます。
○果樹地を活用し新たな景観の創造を検討します。
92
4-7-5
整備方針図
93
第5章
実現化方策の検討
5-1
土地利用の実現化方針
5-1-1
都市基盤が整備された良好な住環境の維持と向上
【対象】住宅市街地エリアの都市基盤が整備された地区
実現化に向けた考え方
想定される事業・取り組み
○地域住民や民間団体等による街路樹、
◆地域住民、ボランティア、NPO等の活動支
公園・緑地等の維持管理を検討します。
援
◆地区計画、建築協定等による誘導
○街並み景観づくりに向けて、土地利用
用途や建築物等の建て方等の地域ルー
ル(規制、誘導)を定めます。
○建築物の建て替え時期等に合わせて、
街並み景観づくりを図ります。
5-1-2
既成市街地で建物の密集等がみられる地区の住環境の改善
【対象】住宅市街地エリアの都市基盤の整備が不足している地区
実現化に向けた考え方
想定される事業・取り組み
◆地区計画、建築協定等による誘導
○必要な公共施設の位置、地区における
◆道路事業、公園事業
土地利用用途や建築物等の建て方等の
地域ルール(規制、誘導)を定めます。
○確保された公共施設用地において、道
路・公園等の整備を図ります。
5-1-3
新しい住宅地の整備
【対象】住宅市街地エリアの一部
実現化に向けた考え方
○権利者、関係者との合意形成と、協働
想定される事業・取り組み
◆土地区画整理事業
による地域の整備計画の策定を行いま
す。
○宅地及び都市基盤整備等の実施を図り
ます。
○街並み景観づくりに向けて、土地利用
◆地区計画、建築協定等による誘導
用途や建築物等の建て方等の地域ルー
ル(規制、誘導)を定めます。
94
5-1-4
集落地の住環境の向上
【対象】地域住宅エリア、集落居住エリア
実現化に向けた考え方
○公共施設が不足している集落地におい
ては、生活道路や歩道、排水施設等の
想定される事業・取り組み
◆道路事業
◆浄化槽の設置
整備、改善を必要に応じて行います。
○良好な集落環境の維持と営農等の保全
◆集落地区計画、地区計画・建築協定、景観法・
を図り、田園または丘陵の集落景観づ
条例等による規制誘導
くりを推進します。
○集落の景観づくりに向けた土地利用、
建築物等の建て方等の規制、誘導を図
ります。
○水田、畑地の維持保全を図ります。(農
政関係機関の所管事業が基本)
○森林等の自然環境の維持保全を図りま
◆各種の農業基盤整備事業
◆農業振興に資する事業、助成制度
◆都市計画法または農業振興地域整備法等に基
す。
づく、農地及び自然環境保全に関する地域、
地区の指定
5-1-5
中心商業地の活性化
【対象】中心商業エリア
実現化に向けた考え方
○中心市街地の将来像を描くとともに、
活性化へ向けた整備方策を定めます。
【ハード事業の展開】
・道路、広場等の公共施設等の整備、改
善
・電線の地中化、歩道のユニバーサルデ
ザイン化への対応等
・共同店舗、街なか住宅等の建築物の建
想定される事業・取り組み
【ハード事業】
◆土地区画整理事業(市街地改善型)
、市街地再
開発事業による都市基盤、建築物の整備
◆様々な交付金及び各種認定計画に基づく事業
の助成等による道路・歩道・広場等の整備
【ソフト事業】
◆地区計画、建築協定、景観法・条例等による
規制、誘導
◆各種活性化事業の助成制度等の活用
設等
【ソフト事業の展開】
・商店街の街並み景観づくりに向けた土
地利用用途や建築物等の規制・誘導
・空き店舗の有効活用等
95
5-1-6
幹線道路沿道への商業施設の誘導
【対象】沿道型商業エリア、IC 周辺複合エリアの一部
実現化に向けた考え方
想定される事業・取り組み
○幹線道路沿道の商業系土地利用に関す
◆用途地域及び特別用途制限地域の指定による
規制・誘導
◆条例、協定等の制定
る地域の特性に応じた規制・誘導の内
容を定めます。
◆企業誘致等への支援
○土地利用や建築の方針に見合った店
舗・事業所等の計画的誘導、出店企業、
事業者の誘致を図ります。
【ハード事業の展開】
【ハード事業】
・幹線道路の整備、改修等と併せた沿道
宅地の整備
・面的な開発、整備事業の実施
◆様々な交付金等による道路・歩道等の整備
◆土地区画整理事業(新市街地整備型)等の面
的整備事業
【ソフト事業】
【ソフト事業の展開】
◆地区計画、沿道地区計画、建築協定、景観法・
・出店企業、事業者の誘致
・沿道景観づくりの誘導
5-1-7
条例等による規制、誘導
地域特性を活かした地域の商業空間の形成
【対象】生活商業エリア
実現化に向けた考え方
○商業地の道路や歩道、商業施設・公益
的施設等の各種施設のユニバーサルデ
想定される事業・取り組み
◆道路事業
◆地区計画、建築協定等による誘導
ザインへの整備、改善を図ります。
○地域の個性を活かした商業空間、街並
みづくりに向けた土地利用、建築物等
の規制誘導を図ります。
96
5-1-8
工業系土地利用の促進
【対象】IC 周辺複合エリアの一部
実現化に向けた考え方
○都市基盤づくりと同時に、企業の誘致
を図ります。
○土地利用や用途・業種に見合った工
想定される事業・取り組み
◆企業誘致等への支援
◆用途地域及び特別用途制限地域の指定
◆地区計画、建築協定、緑地協定等による規制
誘導
場・事業所施設等の建築は、計画的な
誘導を図ります。
○住宅地等に隣接する工業地は、周辺環
境と調和を図るため、工業系土地利用
の規制・誘導の方策を定めます。
○ハード事業を図ります。
◆土地区画整理事業(大規模街区整備型)等の
面的整備事業
5-1-9
都市的土地利用の抑制
【対象】田園エリア、丘陵・畑作エリア、観光・レクリエーションエリアの一部
実現化に向けた考え方
想定される事業・取り組み
○自然環境や山林、樹林地等の維持保全
◆各種の自然・森林等の保全に関する地域、地
区の指定
◆特定用途制限地域、条例、協定等の制定
のための土地利用規制や開発抑制を図
ります。
○住民参加等による自然環境の維持保全
の組織、仕組みづくりを図ります。
◆地域住民、ボランティア、NPO等による維
持活動の支援
97
5-2
交通施設整備の実現化の考え方
5-2-1
道路
(1)広域幹線道路
○津軽自動車道五所川原北 IC 以西の整備促進を関係機関に要望していきます。
○五所川原西バイパスの整備促進を関係機関に要望していきます。
○国道 101 号は、各々の問題点を解消するため、幅員の拡幅、歩道の設置及び改良等を必要
に応じて、関係機関に要望していきます。
(2)地域間幹線道路、都市内幹線道路
○主に現道を位置づけていることから、各々の道路の問題点を踏まえ、幅員の拡幅、歩道の
設置及び改善等や冬期の交通を確保するための流・融雪溝の充実等を必要に応じて関係機
関へ要望していきます。
(3)市街地内幹線道路
○整備済みの都市計画道路は、適正な維持管理に努めます。
○一部未整備区間となっている都市計画道路は、道路事業や面的な整備事業に伴って整備を
進めます。
○長期にわたり整備が未着手となっている都市計画道路は、見直しを行います。
(4)生活道路
○適正な維持管理に努めるとともに、問題箇所について必要な整備、改修を進めます。
○冬期の交通を確保するための流・融雪溝の充実等を必要に応じて進めます。
(5)歩道
○道路管理者と協議の上、幹線道路の整備、改修とあわせて進めます。
5-2-2
公共交通機関
○在来線の鉄道利用の促進、利便性の向上を図るため、施設の整備、改善を鉄道関係者に要望
していきます。
○民間バスの利用促進と利便性の向上を図るため、運行の維持と運行本数・ルートの拡充や停
留所施設の改善等をバス事業者と連携し協議します。
5-2-3
公園・緑地
○整備済みの都市計画決定された公園は、地域住民やボランティア等による既設公園の維持管
理体制の確立に努めます。
○市街地における新たな都市公園は、公園整備事業等によって整備を進めていきます。
○集落地における新たな公園は、地域住民の協力を得て確保に努めます。
5-2-4
河川・下水道
○河川管理者と協議し、河川は、治水機能の維持・強化と親水性の高い水辺空間の整備に努め
ます。
98
○下水道は、公共下水道事業、農業集落排水事業、浄化槽設置事業との整合を図り推進します。
5-2-5
公共公益施設
○既存施設の維持管理に努めるとともに、老朽化の目立つ施設の改修を必要に応じて進めてい
きます。また、施設の統廃合や複合利用等の配置に関する検討も合わせて進めていきます。
○新たに必要となる施設は、施設整備計画や維持管理方針の立案を住民との協働により進めま
す。また、施設整備にあたっては、民間活力やPFI事業等の導入を検討します。
○今後の施設の維持管理については、地域住民・ボランティア・NPO等による維持管理や指
定管理者制度の活用を進めます。
5-3
都市環境形成の実現化の考え方
5-3-1
自然環境の保全・活用
○森林や河川・池沼群の水辺、農地等の自然環境は、農業振興地域等、各種土地利用の規制及
び環境を保全する法律等を遵守して保全を図ります。
5-3-2
景観形成
(1)自然景観
○市街地や集落地から岩木山の眺望景観を維持するため、眺望を遮る建築物等の高さの制限
や景観を阻害する土地利用転換の抑制を都市計画法、建築基準法等の法律により、適切な
規制・誘導を行います。
○田園エリア、丘陵・畑作エリアの集落の景観は、農業振興地域農用地区域による優良農地
の維持と集落地区計画、地区計画、建築協定等、住民合意に基づく集落地の土地利用の規
制誘導を図っていきます。
○農林水産部局の施策との整合を図り、森林、水田、畑地の保全や農林業の振興に資する事
業、助成等を有効に活用していきます。
(2)市街地の景観
○中心市街地においては、各種事業の導入や助成制度を活用した商業地の景観づくりを進め
ていくことを検討します。
○住宅地の景観は、地区計画、建築協定、景観法・景観条例等、住民合意に基づく規制誘導
によって景観づくりを進めます。
○JR木造駅周辺は、現在のシンボルとなっている駅舎を活かした景観づくりを進めます。
○沿道型商業エリア、IC 周辺複合エリアの国道 101 号の沿道の商業地等については、広域的
な自動車交通の玄関口にふさわしい景観づくりを進めます。
(3)道路の景観
○街路事業等による道路整備に伴い、植樹帯の設置、舗装等の工夫を施します。
○幹線道路沿道の街区においては、地区計画、建築協定等、関係権利者等の合意に基づいて
沿道の土地利用や建築物の形態意匠等の規制・誘導を検討します。
○各地域の中心地においては、シンボルロード整備や商店街の道路整備等を検討していきま
す。
99
5-3-3
生活環境の向上
○福祉、環境保全、防災等に関連する各関係機関との連携を図り、実現化に努めます。
100
5-4
都市計画決定へ向けた基本的な考え方
5-4-1
土地利用の誘導規制
(1)都市計画区域
本市の都市計画区域は、木造の市街地とその周辺地区、柏地域の一部、森田地域の一部が指
定されています。
現行の都市計画区域外には、柏地域の幹線道路沿道等に大型店舗の出店がみられる区域が一
部存在していることや、公共下水道認可区域が存在すること等から、市全体の都市計画を考え、
都市計画区域の見直しを適切に行い、
「開発する区域」での開発促進と「保全する区域」での農
地等の保全を都市計画法に基づき明確に定める必要があります。
以上を踏まえ、都市計画区域の設定について、次の見直しを行うこととします。
見直し項目
○都市計画区域の拡大を検討する
(2)用途地域及び特定用途制限地域
用途地域及び特定用途制限地域は、本マスタープランに位置づけた土地利用の方向性や現況
土地利用の状況等に配慮し、必要に応じて見直し検討を行っていきます。
なお、見直しを行う場合にあたっては、都市的土地利用を考慮しながら用途地域及び特定用
途制限地域を設定していきます。
以上を踏まえ、用途地域及び特定用途制限地域について、次の見直しの検討を行うこととし
ます。
見直し項目
○市役所周辺の用途地域の拡大を検討する
○柏地域の幹線道路沿道に商業地が集積している区域の用途地域の拡大や特定用途制
限地域の指定を検討する
図
用途地域の見直しを検討する区域
市役所周辺
柏地域の幹線道路沿道に商業
地が集積している区域
101
5-4-2
都市施設
(1)交通施設
○一部が未整備区間となっている都市計画道路は、本マスタープランにおける道路機能の位
置づけを踏まえつつ、都市計画道路の見直しも含め検討します。
○都市計画決定後、長期間にわたり事業が進展していない路線については、過大な公共投資
を抑制する観点、効率的な整備をする観点等から、幅員の減少、廃止も視野に入れ検討し、
見直しを行います。
(2)公園・緑地
○既存市街地においては、既存の公園の位置、規模及び誘致圏の詳細な検討を踏まえ、新た
な都市計画決定を検討します。
○つがる地球村を中心に施設の充実を図っていきます。
(3)下水道
○公共下水道認可区域は、公共下水道事業を今後とも推進していくものとし、また、社会状
況等に応じて認可区域の見直しを行っていきます。
○公共下水道認可区域外については、農業集落排水事業、浄化槽設置事業による整備を検討
します。
5-4-3
市街地開発事業
○沿道型商業エリア、IC 周辺複合エリアの都市的土地利用が行われていない区域については、
土地区画整理事業や市街地再開発事業等の手法を用いて都市基盤施設の整備と建築物の建築
を併せて行うことを検討していきます。
5-4-4
地区計画
市街地環境の保全または改善が必要な地区、地域特性を活かしたまちづくりを行う地区等に
は、地区計画制度を活用した土地、建物利用の規制誘導を行います。本市において、導入が考
えらえる地区計画のタイプは次のとおり想定されます。
地区計画の種類
地区の概要
拠点形成型
都市拠点にふさわしい機能、施設の維持や集積、景観形成を図る地区
商店街改善型
既存の商業地・商店街の景観づくり、活性化を図る地区
沿道業務地整序型
幹線道路沿道に商業・業務系の施設の適切な誘導を図る地区
住環境整備改善型
住環境保全型
宅地計画開発型
道路等の基盤施設の整備が不十分なままに形成された主に密集市街地で
あり、住環境・機能の確保・向上を図る地区
計画的な開発・整備が行われ、既存の良好な住環境の保全を図る地区
土地区画整理事業等の面的整備を行う市街地において、良好な土地利用、
建築誘導等を一体的に行い、良好な環境の形成を図る地区
集落環境整備保全 田園地域、森林地域に位置する集落地で、居住環境の維持及び向上を図る
型(集落地区計画) 地区
102
5-5
住民主体のまちづくりの実現化
本マスタープランに示された将来像の実現化、まちづくりの計画的な推進においては、住民と
協働で進めることが重要です。
5-5-1
まちづくり意識の啓発
まちづくりへの参加に対する住民の意識の向上を図るため、まちづくりに関する情報提供や
意見収集の機会創出等の啓発活動を進めます。また、都市計画制度の運用、まちづくりの進め
方等について、わかりやすく解説していくことに努めます。
5-5-2
住民のまちづくり活動への支援
住民発意のまちづくり、計画策定段階からの住民参加を促進するため、地域住民やまちづく
り市民団体、NPO等の組織づくり、人材育成等の活動を支援します。
5-6
国・県等との連携
まちづくりは長時間をかけて進めていくとともに、実現までには多額な費用を要することから、
本市の限られた人員・財源だけでは将来像の実現に向けた対応が困難なものと考えられます。
そのため、民間活力の積極的な活用や国・青森県等の関係行政機関に対して、各種の補助・助
成による支援や事業主体となって関与すること等の要望を適宜行っていきます。また、必要に応
じて、既存の制度の拡充や創設等の要望も併せて行っていくこととします。
103
参考資料
資料1.住民意向調査(市民アンケート調査)
(1)住民意向調査(市民アンケート調査)の概要
・調査期間:2009 年 4 月 28 日(発送)
5 月 5 日~6 月 1 日到着分まで
・調査対象:つがる市民 15 歳以上(無作為抽出)3,000 名
・調査方法:郵送配布郵送回収
・回収結果:1,101 票(36.7%)
地区名
木造
森田
柏
稲垣
車力
合計
地区名
木造
森田
柏
稲垣
車力
無回答
合計
地区名
木造
森田
柏
稲垣
車力
合計
年代別配布数
15歳以上 20歳以上 30歳以上 40歳以上 50歳以上 60歳以上 70歳以上
141
282
282
282
176
176
71
38
76
76
76
48
47
19
41
82
82
82
51
51
21
37
74
74
74
46
46
19
43
86
86
86
54
54
21
300
600
600
600
375
374
151
合計
1,410
380
410
370
430
3,000
年代別回収数
15歳以上 20歳以上 30歳以上 40歳以上 50歳以上 60歳以上 70歳以上 無回答
47
80
98
99
77
65
21
2
11
18
33
38
17
23
6
1
14
23
24
31
28
19
12
0
8
23
32
33
19
19
8
0
16
26
23
34
25
27
5
0
1
2
2
1
2
0
2
6
97
172
212
236
168
153
54
9
合計
489
147
151
142
156
16
1,101
年代別回収率
15歳以上 20歳以上 30歳以上 40歳以上 50歳以上 60歳以上 70歳以上
33.3%
28.4%
34.8%
35.1%
43.8%
36.9%
29.6%
28.9%
23.7%
43.4%
50.0%
35.4%
48.9%
31.6%
34.1%
28.0%
29.3%
37.8%
54.9%
37.3%
57.1%
21.6%
31.1%
43.2%
44.6%
41.3%
41.3%
42.1%
37.2%
30.2%
26.7%
39.5%
46.3%
50.0%
23.8%
合計
34.7%
38.7%
36.8%
38.4%
36.3%
32.3%
28.7%
35.3%
39.3%
104
44.8%
40.9%
35.8%
36.7%
(2)設問と集計結果
問1.あなたの性別、年齢、職業、お住まいの地区を教えて下さい。
(1)性別
○回答者の性別は、男性が約 45%、女性が約 55%となっている。
性別
男
女
計
無回答
総計
回答数 構成比
448
44.5%
558
55.5%
1,006 100.0%
95
1,101
44.5%
55.5%
男
女
(2)年齢
○回答者の年齢は、40 歳代、30 歳代が多い。
年齢
10歳代
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上
計
無回答
総計
回答数 構成比
97
8.9%
172
15.8%
212
19.4%
236
21.6%
168
15.4%
153
14.0%
54
4.9%
1,092 100.0%
9
1,101
4.9%
8.9%
14.0%
15.8%
15.4%
19.4%
21.6%
105
10歳代
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上
(3)職業
○回答者の職業は、会社員・公務員・団体職員が約 34%と最も多い。
○農林漁業、主婦、高校生・大学生・専門学生等、パート・アルバイト・フリーター、無職は、
それぞれ 10%前後となっている。
回答数 構成比
農林漁業
127
11.9%
農林漁業以外の自営業
51
4.8%
会社員・公務員・団体職員
356
33.4%
主婦
134
12.6%
高校生・大学生・専門校生等
100
9.4%
パート・アルバイト・フリーター
127
11.9%
無職
119
11.2%
その他
52
4.9%
計
1,066 100.0%
無回答
35
総計
1,101
4.9%
職業
11.9%
11.2%
4.8%
農林漁業
農林漁業以外の自営業
11.9%
会社員・公務員・団体職員
主婦
高校生・大学生・専門校生等
9.4%
パート・アルバイト・フリーター
33.4%
12.6%
無職
その他
(4)お住まいの地区
○回答者の住まいは、木造地区が約 45%と最も多い。
○森田地区、柏地区、稲垣地区、車力地区は、14%前後となっている。
地区名
木造地区
森田地区
柏地区
稲垣地区
車力
計
無回答
総計
回答数 構成比
489
45.1%
147
13.5%
151
13.9%
142
13.1%
156
14.4%
1,085 100.0%
16
1,101
14.4%
13.1%
45.1%
13.9%
13.5%
106
木造
森田
柏
稲垣
車力
問2.あなたが次の(1)~(6)の行動をとるとき、主な行き先はどちらまでですか。
(1)通勤・通学または日常的な業務
○通勤・通学先は木造地区が最も多い。市内合計は約 59%となっている。
○五所川原市への流出が約 23%と多くなっている。
通勤通学先
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
計
無回答
総計
回答数 構成比
2.0%
261
28.5%
2.2% 5.7%
1.7%
73
8.0%
1.5%
28.5%
88
9.6%
4.7%
52
5.7%
71
7.7%
209
22.8%
43
4.7%
14
1.5% 22.8%
16
1.7%
8.0%
20
2.2%
52
5.7%
18
2.0%
7.7%
5.7% 9.6%
917 100.0%
184
1,101
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
(2)日常的な買い物
○日常的な買い物は、柏地区が半数以上を占めている。市内合計は約 71%となっている。
○五所川原市への流出が約 25%と多くなっている。
買い物(日常)
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
その他の県外
計
無回答
総計
回答数 構成比
0.5% 0.1%
136
13.5%
0.6% 1.9%
47
4.6%
0.2%0.3%
13.5%
0.8%
514
50.8%
9
0.9%
4.6%
12
1.2% 24.6%
249
24.6%
8
0.8%
2
0.2%
3
0.3% 1.2%
6
0.6% 0.9%
19
1.9%
5
0.5%
1
0.1%
50.8%
1,011 100.0%
90
1,101
107
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
その他の県外
(3)休日などの買い物
○休日の買い物は、柏地区が約 43%と多い。市内合計は約 47%となっている。
○五所川原市への流出が約 36%と多くなっている。
買い物(休日)
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
青森市
その他の県内市町村
その他の県外
計
無回答
総計
回答数 構成比
35
3.6%
8.4%
4
0.4%
415
42.8%
0.5%
4
0.4% 0.1%
1
0.1% 7.1%
346
35.7%
69
7.1%
1
0.1%
5
0.5%
81
8.4%
8
0.8% 35.7%
1
0.1%
970 100.0%
131
1,101
0.8%
0.1%
3.6%
0.4%
42.8%
0.1%
0.4%
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
青森市
その他の県内市町村
その他の県外
(4)かかりつけの病院
○かかりつけの病院は、五所川原市が半数以上を占めている。
○木造地区は約 34%で、市内合計は約 42%となっている。
かかりつけの病院
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
計
無回答
総計
回答数 構成比
0.1%
333
33.8%
0.8%
5
0.5%
0.1%
7
0.7%
3.0%
38
3.9%
28
2.8%
500
50.8%
30
3.0%
1
0.1%
8
0.8%
1
0.1% 50.8%
30
3.0%
4
0.4%
985 100.0%
116
1,101
108
3.0% 0.4%
33.8%
0.5%
0.7%
3.9%
2.8%
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
(5)レジャー・レクリエーション
○青森市が最も多い。次いで、五所川原市、柏地区、弘前市の順となっている。
○市内合計は約 25%となっている。
レジャー・レクリエーション
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
その他の県外
計
無回答
総計
回答数 構成比
50
5.6%
35
3.9%
124
13.9%
9
1.0%
8
0.9%
175
19.7% 29.2%
120
13.5%
9
1.0%
8
0.9%
34
3.8%
260
29.2% 3.8%
57
6.4%
0.9%
1
0.1%
890 100.0%
211
1,101
0.1%
5.6%
6.4%
3.9%
13.9%
1.0%
0.9%
19.7%
1.0% 13.5%
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
その他の県外
(6)趣味・スポーツ
○五所川原市が最も多い。次いで、青森市、柏地区、木造地区の順となっている。
○市内合計は約 37%となっている。
趣味・スポーツ
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
計
無回答
総計
回答数 構成比
91
10.6%
33
3.8%
156
18.2%
21.3%
19
2.2%
22
2.6%
198
23.1%
75
8.7%
8
0.9% 5.6%
4
0.5% 0.5%
48
5.6%
183
21.3% 0.9%
8.7%
22
2.6%
859 100.0%
242
1,101
109
2.6%
10.6%
3.8%
18.2%
2.2%
2.6%
23.1%
市内木造地区
市内森田地区
市内柏地区
市内稲垣地区
市内車力地区
五所川原市
弘前市
中泊町
鶴田町
鰺ヶ沢町
青森市
その他の県内市町村
問3.住まいの地区の状況について、あなたの考えに最も近いものをお答え下さい。
(1)住宅などの新築のための住宅地が整備されている。
○森田地区、柏地区では、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」の合計が 40%以上とな
っている。
○木造地区、稲垣地区、車力地区では、
「そう思わない」、
「どちらかといえばそう思わない」の
合計が半数以上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
27
5.6%
81 16.8%
99 20.6%
210 43.7%
64 13.3%
481 100.0%
森田
19 13.4%
40 28.2%
24 16.9%
41 28.9%
18 12.7%
142 100.0%
柏
21 14.5%
47 32.4%
26 17.9%
34 23.4%
17 11.7%
145 100.0%
稲垣
5
3.6%
13
9.4%
30 21.7%
65 47.1%
25 18.1%
138 100.0%
車力
17 11.3%
19 12.7%
29 19.3%
71 47.3%
14
9.3%
150 100.0%
計
89
8.4%
200 18.9%
208 19.7%
421 39.9%
138 13.1% 1,056 100.0%
0%
木造
10%
5.6%
森田
20%
30%
16.8%
3.6%
車力
9.4%
計
8.4%
11.7%
18.1%
47.3%
19.7%
9.3%
39.9%
どちらかといえばそう思わな い
100%
12.7%
23.4%
19.3%
どちらかといえばそう思う
90%
28.9%
47.1%
18.9%
そう思う
80%
13.3%
17.9%
21.7%
12.7%
70%
16.9%
32.4%
11.3%
60%
43.7%
28.2%
14.5%
稲垣
50%
20.6%
13.4%
柏
40%
13.1%
そう思わない
わからない
(2)住宅地のまち並みがきれいである。
○全ての地区において、
「そう思わない」、
「どちらかといえばそう思わない」の合計が半数以上
を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
22
4.6%
91 19.0%
123 25.7%
216 45.2%
26
5.4%
478 100.0%
森田
13
9.1%
43 30.1%
30 21.0%
47 32.9%
10
7.0%
143 100.0%
柏
10
6.8%
40 27.2%
42 28.6%
42 28.6%
13
8.8%
147 100.0%
稲垣
10
7.2%
29 20.9%
26 18.7%
61 43.9%
13
9.4%
139 100.0%
車力
8
5.3%
34 22.7%
33 22.0%
69 46.0%
6
4.0%
150 100.0%
計
63
6.0%
237 22.4%
254 24.0%
435 41.2%
68
6.4% 1,057 100.0%
0%
木造
森田
10%
4.6%
20%
30%
9.1%
6.8%
稲垣
7.2%
60%
27.2%
20.9%
5.3%
22.7%
計
6.0%
22.4%
どちらかといえばそう思う
70%
80%
45.2%
21.0%
30.1%
車力
そう思う
50%
25.7%
19.0%
柏
40%
18.7%
28.6%
43.9%
22.0%
110
そう思わない
8.8%
4.0%
41.2%
どちらかといえばそう思わない
7.0%
9.4%
46.0%
24.0%
100%
5.4%
32.9%
28.6%
90%
6.4%
わからない
(3)日常、歩いて買い物ができる商業地がある。
○市全体でみると、「そう思わない」
、「どちらかといえばそう思わない」の合計が 80%以上を
占めている。
○柏地区では、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」の合計が約 35%となっている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
29
6.1%
55 11.5%
58 12.1%
333 69.5%
4
0.8%
479 100.0%
森田
8
5.6%
13
9.0%
20 13.9%
100 69.4%
3
2.1%
144 100.0%
柏
27 18.6%
23 15.9%
27 18.6%
68 46.9%
0
0.0%
145 100.0%
稲垣
5
3.6%
4
2.9%
13
9.4%
112 81.2%
4
2.9%
138 100.0%
車力
3
2.0%
7
4.7%
9
6.0%
128 85.3%
3
2.0%
150 100.0%
計
72
6.8%
102
9.7%
127 12.0%
741 70.2%
14
1.3% 1,056 100.0%
0%
10%
木造
6.1%
森田
5.6%
20%
柏
車力 2.0%4.7%
計
50%
そう思う
80%
90%
100%
0.8%
2.1%
69.4%
46.9%
18.6%
15.9%
2.9%
81.2%
9.4%
9.7%
70%
69.5%
2.0%
85.3%
6.0%
6.8%
60%
13.9%
18.6%
稲垣 3.6%2.9%
40%
12.1%
11.5%
9.0%
30%
1.3%
70.2%
12.0%
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
そう思わない
わからない
(4)商店街のまち並みがきれいである。
○市全体でみると、「そう思わない」
、「どちらかといえばそう思わない」の合計が 70%以上を
占めている。
○柏地区では、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」の合計が約 31%となっている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
15
3.1%
50 10.4%
136 28.2%
255 52.9%
26
5.4%
482 100.0%
森田
2
1.4%
19 13.4%
31 21.8%
74 52.1%
16 11.3%
142 100.0%
柏
9
6.3%
35 24.5%
37 25.9%
54 37.8%
8
5.6%
143 100.0%
稲垣
3
2.2%
8
5.8%
33 23.9%
77 55.8%
17 12.3%
138 100.0%
車力
4
2.7%
16 10.7%
20 13.4%
101 67.8%
8
5.4%
149 100.0%
計
33
3.1%
128 12.1%
257 24.4%
561 53.2%
75
7.1% 1,054 100.0%
0%
10%
木造 3.1%
10.4%
森田 1.4%
13.4%
柏
6.3%
20%
23.9%
車力 2.7%
13.4%
12.1%
そう思う
50%
60%
70%
80%
52.9%
21.8%
24.5%
10.7%
40%
28.2%
稲垣 2.2% 5.8%
計 3.1%
30%
11.3%
37.8%
5.6%
55.8%
12.3%
67.8%
24.4%
どちらかといえばそう思う
5.4%
53.2%
どちらかといえばそう思わない
111
100%
5.4%
52.1%
25.9%
90%
そう思わない
7.1%
わからない
(5)自動車を利用した買い物が便利である。
○木造地区、森田地区、柏地区では、
「そう思う」、
「どちらかといえばそう思う」の合計が半数
以上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
131 27.2%
118 24.5%
73 15.2%
150 31.2%
9
1.9%
481 100.0%
森田
53 37.1%
52 36.4%
13
9.1%
18 12.6%
7
4.9%
143 100.0%
柏
74 49.3%
48 32.0%
8
5.3%
17 11.3%
3
2.0%
150 100.0%
稲垣
38 27.5%
23 16.7%
25 18.1%
44 31.9%
8
5.8%
138 100.0%
車力
31 20.7%
31 20.7%
29 19.3%
56 37.3%
3
2.0%
150 100.0%
計
327 30.8%
272 25.6%
148 13.9%
285 26.8%
30
2.8% 1,062 100.0%
0%
10%
木造
20%
30%
40%
27.2%
森田
50%
60%
24.5%
37.1%
柏
9.1%
32.0%
16.7%
20.7%
計
30.8%
そう思う
11.3%
13.9%
どちらかといえばそう思わない
2.0%
2.0%
26.8%
そう思わない
4.9%
5.8%
37.3%
25.6%
どちらかといえばそう思う
12.6%
31.9%
19.3%
100%
1.9%
5.3%
18.1%
20.7%
90%
31.2%
36.4%
27.5%
車力
80%
15.2%
49.3%
稲垣
70%
2.8%
わからない
(6)働く場所としての工場・事業所などが十分にある。
○全ての地区において、
「そう思わない」、「どちらかといえばそう思わない」の合計が 80%以
上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
4
0.8%
5
1.0%
55 11.4%
394 81.7%
24
5.0%
482 100.0%
森田
0
0.0%
6
4.1%
16 11.0%
115 79.3%
8
5.5%
145 100.0%
柏
0
0.0%
13
8.8%
14
9.5%
112 75.7%
9
6.1%
148 100.0%
稲垣
1
0.7%
1
0.7%
7
5.0%
127 91.4%
3
2.2%
139 100.0%
車力
3
2.0%
0
0.0%
17 11.3%
126 84.0%
4
2.7%
150 100.0%
計
8
0.8%
25
2.3%
109 10.2%
874 82.1%
48
4.5% 1,064 100.0%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1.0%
木造 0.8%
森田
柏
11.4%
81.7%
11.0%
4.1%
8.8%
79.3%
9.5%
0.7%
稲垣 0.7% 5.0%
車力 2.0%
2.3%
計 0.8%
5.0%
5.5%
75.7%
6.1%
91.4%
11.3%
84.0%
10.2%
そう思う
2.2%
2.7%
82.1%
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
112
4.5%
そう思わない
わからない
(7)工場は周辺環境と調和している。
○市全体でみると、
「そう思わない」
、
「どちらかといえばそう思わない」の合計が約 76%で、
「わ
からない」が約 29%となっている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
5
1.0%
31
6.5%
57 11.9%
247 51.7%
138 28.9%
478 100.0%
森田
2
1.4%
19 13.6%
19 13.6%
50 35.7%
50 35.7%
140 100.0%
柏
2
1.3%
14
9.4%
21 14.1%
60 40.3%
52 34.9%
149 100.0%
稲垣
3
2.2%
8
5.8%
25 18.1%
67 48.6%
35 25.4%
138 100.0%
車力
2
1.4%
18 12.5%
27 18.8%
67 46.5%
30 20.8%
144 100.0%
計
14
1.3%
90
8.6%
149 14.2%
491 46.8%
305 29.1% 1,049 100.0%
0%
10%
木造 1.0% 6.5%
森田 1.4%
柏 1.3%
20%
40%
11.9%
9.4%
13.6%
12.5%
80%
90%
35.7%
34.9%
18.8%
25.4%
46.5%
20.8%
46.8%
どちらかといえばそう思う
100%
28.9%
48.6%
14.2%
そう思う
70%
40.3%
18.1%
計 1.3% 8.6%
60%
35.7%
14.1%
稲垣 2.2% 5.8%
50%
51.7%
13.6%
車力 1.4%
30%
29.1%
どちらかといえばそう思わない
そう思わない
わからない
(8)周辺の都市や地区に行く幹線道路が十分に整備されている。
○木造地区、森田地区、柏地区、稲垣地区では、
「そう思う」、
「どちらかといえばそう思う」の
合計が半数以上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
78 16.2%
209 43.4%
72 14.9%
96 19.9%
27
5.6%
482 100.0%
森田
29 20.3%
62 43.4%
20 14.0%
22 15.4%
10
7.0%
143 100.0%
柏
23 15.4%
67 45.0%
22 14.8%
30 20.1%
7
4.7%
149 100.0%
稲垣
18 13.1%
55 40.1%
21 15.3%
33 24.1%
10
7.3%
137 100.0%
車力
11
7.4%
50 33.6%
23 15.4%
54 36.2%
11
7.4%
149 100.0%
計
159 15.0%
443 41.8%
158 14.9%
235 22.2%
65
6.1% 1,060 100.0%
0%
10%
木造
計
40%
70%
15.4%
20.1%
14.8%
24.1%
14.9%
どちらかといえばそう思わない
113
そう思わない
100%
5.6%
7.0%
4.7%
7.3%
7.4%
36.2%
15.4%
41.8%
どちらかといえばそう思う
19.9%
15.3%
33.6%
90%
14.0%
40.1%
15.0%
80%
14.9%
45.0%
13.1%
そう思う
60%
43.4%
15.4%
7.4%
50%
43.4%
20.3%
柏
車力
30%
16.2%
森田
稲垣
20%
22.2%
わからない
6.1%
(9)地区内の幹線道路が十分に整備されている。
○森田地区、柏地区では、
「そう思う」、
「どちらかといえばそう思う」の合計が半数以上を占め
ている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
51 10.6%
188 39.1%
97 20.2%
118 24.5%
27
5.6%
481 100.0%
森田
25 17.6%
55 38.7%
29 20.4%
26 18.3%
7
4.9%
142 100.0%
柏
21 14.1%
62 41.6%
27 18.1%
28 18.8%
11
7.4%
149 100.0%
稲垣
18 13.0%
47 34.1%
26 18.8%
39 28.3%
8
5.8%
138 100.0%
車力
9
6.0%
52 34.9%
26 17.4%
51 34.2%
11
7.4%
149 100.0%
計
124 11.7%
404 38.1%
205 19.4%
262 24.7%
64
6.0% 1,059 100.0%
0%
木造
10%
20%
40%
車力
計
そう思う
どちらかといえばそう思う
4.9%
7.4%
18.8%
5.8%
28.3%
7.4%
34.2%
どちらかといえばそう思わない
6.0%
24.7%
19.4%
38.1%
11.7%
100%
5.6%
18.3%
17.4%
34.9%
90%
24.5%
18.8%
34.1%
6.0%
80%
18.1%
41.6%
13.0%
70%
20.4%
38.7%
14.1%
稲垣
60%
20.2%
17.6%
柏
50%
39.1%
10.6%
森田
30%
そう思わない
わからない
(10)歩道が整備されており、安心して歩ける。
○全ての地区において、
「そう思わない」、「どちらかといえばそう思わない」の合計が 60%以
上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
39
8.1%
93 19.4%
129 26.9%
208 43.3%
11
2.3%
480 100.0%
森田
12
8.5%
26 18.3%
41 28.9%
58 40.8%
5
3.5%
142 100.0%
柏
12
8.1%
35 23.5%
43 28.9%
55 36.9%
4
2.7%
149 100.0%
稲垣
16 11.5%
25 18.0%
39 28.1%
46 33.1%
13
9.4%
139 100.0%
車力
12
8.1%
26 17.4%
30 20.1%
78 52.3%
3
2.0%
149 100.0%
計
91
8.6%
205 19.4%
282 26.6%
445 42.0%
36
3.4% 1,059 100.0%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
木造
8.1%
19.4%
26.9%
43.3%
森田
8.5%
18.3%
28.9%
40.8%
柏
8.1%
稲垣
11.5%
車力
8.1%
計
8.6%
そう思う
19.4%
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
114
そう思わない
3.5%
2.7%
3.4%
42.0%
26.6%
2.3%
2.0%
52.3%
20.1%
100%
9.4%
33.1%
28.1%
18.0%
17.4%
36.9%
28.9%
23.5%
90%
わからない
(11)路線バスや鉄道を利用した行動が便利である。
○全ての地区において、
「そう思わない」、「どちらかといえばそう思わない」の合計が 60%以
上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
20
4.2%
35
7.3%
82 17.1%
314 65.6%
28
5.8%
479 100.0%
森田
8
5.6%
33 22.9%
26 18.1%
71 49.3%
6
4.2%
144 100.0%
柏
4
2.7%
19 12.8%
23 15.4%
98 65.8%
5
3.4%
149 100.0%
稲垣
8
5.8%
3
2.2%
17 12.3%
103 74.6%
7
5.1%
138 100.0%
車力
5
3.3%
4
2.6%
22 14.6%
114 75.5%
6
4.0%
151 100.0%
計
45
4.2%
94
8.9%
170 16.0%
700 66.0%
52
4.9% 1,061 100.0%
0%
木造
森田
10%
4.2%
7.3%
12.8%
5.8% 2.2%
4.2%
40%
50%
60%
80%
90%
100%
5.8%
18.1%
49.3%
15.4%
4.2%
65.8%
12.3%
3.4%
74.6%
14.6%
5.1%
75.5%
8.9%
16.0%
そう思う
70%
65.6%
22.9%
車力 3.3%2.6%
計
30%
17.1%
5.6%
柏 2.7%
稲垣
20%
4.0%
66.0%
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
4.9%
そう思わない
わからない
(12)公園が十分に整備されている。
○全ての地区において、
「そう思わない」、「どちらかといえばそう思わない」の合計が 60%以
上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
22
4.6%
67 13.9%
94 19.5%
248 51.3%
52 10.8%
483 100.0%
森田
6
4.2%
27 18.9%
32 22.4%
58 40.6%
20 14.0%
143 100.0%
柏
9
6.0%
20 13.3%
37 24.7%
71 47.3%
13
8.7%
150 100.0%
稲垣
3
2.2%
17 12.3%
29 21.0%
77 55.8%
12
8.7%
138 100.0%
車力
6
4.0%
16 10.7%
38 25.3%
77 51.3%
13
8.7%
150 100.0%
計
46
4.3%
147 13.8%
230 21.6%
531 49.9%
110 10.3% 1,064 100.0%
0%
10%
木造
4.6%
森田
4.2%
柏
13.9%
車力
4.0%
計
4.3%
30%
10.7%
13.8%
そう思う
50%
60%
70%
80%
51.3%
22.4%
13.3%
12.3%
40%
19.5%
18.9%
6.0%
稲垣 2.2%
20%
8.7%
55.8%
25.3%
8.7%
51.3%
21.6%
どちらかといえばそう思う
14.0%
47.3%
21.0%
8.7%
49.9%
どちらかといえばそう思わな い
115
そう思わない
100%
10.8%
40.6%
24.7%
90%
10.3%
わからない
(13)身近に散策できる緑道、水に親しむ川がある。
○全ての地区において、
「そう思わない」、「どちらかといえばそう思わない」の合計が 60%以
上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
計
わからない
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
35
7.3%
61 12.7%
102 21.3%
255 53.2%
26
5.4%
479 100.0%
森田
13
9.2%
24 16.9%
32 22.5%
60 42.3%
13
9.2%
142 100.0%
柏
9
6.0%
23 15.3%
33 22.0%
79 52.7%
6
4.0%
150 100.0%
稲垣
13
9.4%
20 14.5%
32 23.2%
68 49.3%
5
3.6%
138 100.0%
車力
12
7.9%
33 21.9%
28 18.5%
71 47.0%
7
4.6%
151 100.0%
計
82
7.7%
161 15.2%
227 21.4%
533 50.3%
57
5.4% 1,060 100.0%
0%
木造
森田
柏
稲垣
10%
7.3%
9.2%
6.0%
9.4%
車力
7.9%
計
7.7%
そう思う
20%
12.7%
30%
40%
50%
60%
16.9%
22.0%
21.9%
15.2%
18.5%
21.4%
どちらかといえばそう思う
4.0%
49.3%
3.6%
47.0%
4.6%
50.3%
どちらかといえばそう思わない
116
100%
9.2%
52.7%
23.2%
90%
5.4%
42.3%
22.5%
14.5%
80%
53.2%
21.3%
15.3%
70%
そう思わない
5.4%
わからない
(14)地区内の下水道が十分に整備されている。
○柏地区、稲垣地区、車力地区では、
「そう思う」、
「どちらかといえばそう思う」の合計が 60%
以上を占めている。
○木造地区、森田地区では、
「そう思わない」、
「どちらかといえばそう思わない」の合計が半数
以上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
計
わからない
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
59 12.3%
97 20.2%
70 14.6%
200 41.7%
54 11.3%
480 100.0%
森田
9
6.4%
20 14.2%
22 15.6%
75 53.2%
15 10.6%
141 100.0%
柏
45 30.2%
53 35.6%
21 14.1%
16 10.7%
14
9.4%
149 100.0%
稲垣
56 40.0%
36 25.7%
13
9.3%
17 12.1%
18 12.9%
140 100.0%
車力
43 28.5%
49 32.5%
19 12.6%
27 17.9%
13
8.6%
151 100.0%
計
212 20.0%
255 24.0%
145 13.7%
335 31.6%
114 10.7% 1,061 100.0%
0%
木造
森田
10%
20%
12.3%
6.4%
20.2%
14.2%
柏
40%
50%
15.6%
そう思う
32.5%
どちらかといえばそう思う
90%
10.6%
9.3%
12.6%
13.7%
どちらかといえばそう思わない
117
100%
11.3%
14.1%
25.7%
24.0%
80%
53.2%
35.6%
28.5%
20.0%
70%
41.7%
40.0%
車力
60%
14.6%
30.2%
稲垣
計
30%
10.7%
12.1%
17.9%
31.6%
そう思わない
9.4%
12.9%
8.6%
10.7%
わからない
(15)水害を防ぐための河川や水路が整備されている。
○稲垣地区、車力地区では、
「そう思う」、
「どちらかといえばそう思う」の合計が半数以上を占
めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
計
わからない
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
63 13.1%
136 28.2%
88 18.3%
89 18.5%
106 22.0%
482 100.0%
森田
12
8.5%
35 24.6%
21 14.8%
32 22.5%
42 29.6%
142 100.0%
柏
22 14.8%
49 32.9%
32 21.5%
15 10.1%
31 20.8%
149 100.0%
稲垣
25 18.1%
48 34.8%
21 15.2%
14 10.1%
30 21.7%
138 100.0%
車力
24 15.9%
55 36.4%
15
9.9%
23 15.2%
34 22.5%
151 100.0%
計
146 13.7%
323 30.4%
177 16.7%
173 16.3%
243 22.9% 1,062 100.0%
0%
10%
木造
20%
13.1%
森田
どちらかといえばそう思う
10.1%
20.8%
10.1%
9.9%
21.7%
15.2%
16.7%
22.5%
16.3%
どちらかといえばそう思わない
100%
29.6%
15.2%
30.4%
90%
22.0%
21.5%
36.4%
そう思う
80%
22.5%
34.8%
13.7%
70%
18.5%
32.9%
15.9%
計
60%
14.8%
18.1%
車力
50%
18.3%
24.6%
14.8%
稲垣
40%
28.2%
8.5%
柏
30%
そう思わない
22.9%
わからない
(16)子育ての支援施設が整備されている。
○木造地区、森田地区では、
「そう思わない」、
「どちらかといえばそう思わない」の合計が半数
以上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
17
3.5%
78 16.3%
95 19.8%
177 37.0%
112 23.4%
479 100.0%
森田
3
2.1%
19 13.3%
31 21.7%
50 35.0%
40 28.0%
143 100.0%
柏
5
3.4%
32 21.5%
24 16.1%
48 32.2%
40 26.8%
149 100.0%
稲垣
10
7.2%
38 27.3%
33 23.7%
31 22.3%
27 19.4%
139 100.0%
車力
14
9.3%
33 21.9%
28 18.5%
46 30.5%
30 19.9%
151 100.0%
計
49
4.6%
200 18.9%
211 19.9%
352 33.2%
249 23.5% 1,061 100.0%
0%
木造
10%
3.5%
16.3%
森田 2.1%
柏
稲垣
車力
計
20%
7.2%
70%
16.1%
90%
28.0%
32.2%
26.8%
23.7%
22.3%
18.5%
19.4%
30.5%
19.9%
どちらかといえばそう思う
80%
23.4%
35.0%
21.9%
18.9%
60%
37.0%
27.3%
9.3%
そう思う
50%
21.7%
21.5%
4.6%
40%
19.8%
13.3%
3.4%
30%
33.2%
どちらかといえばそう思わな い
118
19.9%
23.5%
そう思わない
わからない
100%
(17)高齢者などのための福祉施設が整備されている。
○森田地区、稲垣地区、車力地区では、
「そう思う」、
「どちらかといえばそう思う」の合計が半
数以上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
53 11.0%
145 30.0%
87 18.0%
121 25.1%
77 15.9%
483 100.0%
森田
27 18.9%
55 38.5%
22 15.4%
18 12.6%
21 14.7%
143 100.0%
柏
18 12.2%
54 36.5%
23 15.5%
30 20.3%
23 15.5%
148 100.0%
稲垣
24 17.5%
45 32.8%
25 18.2%
22 16.1%
21 15.3%
137 100.0%
車力
22 14.9%
59 39.9%
24 16.2%
23 15.5%
20 13.5%
148 100.0%
計
144 13.6%
358 33.8%
181 17.1%
214 20.2%
162 15.3% 1,059 100.0%
0%
10%
木造
20%
40%
計
そう思う
どちらかといえばそう思う
15.5%
どちらかといえばそう思わない
14.7%
15.3%
13.5%
15.3%
20.2%
17.1%
33.8%
13.6%
16.1%
16.2%
100%
15.5%
20.3%
18.2%
90%
15.9%
12.6%
15.5%
39.9%
14.9%
80%
25.1%
32.8%
17.5%
車力
70%
15.4%
36.5%
12.2%
稲垣
60%
38.5%
18.9%
柏
50%
18.0%
30.0%
11.0%
森田
30%
そう思わない
わからない
(18)観光施設が十分に整備されている。
○木造地区、柏地区、稲垣地区、車力地区では、
「そう思わない」、
「どちらかといえばそう思わ
ない」の合計が 60%以上を占めている。
○森田地区では、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」の合計が約 43%となっている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
13
2.7%
35
7.3%
127 26.3%
239 49.6%
68 14.1%
482 100.0%
森田
13
9.2%
49 34.5%
29 20.4%
34 23.9%
17 12.0%
142 100.0%
柏
4
2.7%
18 12.1%
42 28.2%
60 40.3%
25 16.8%
149 100.0%
稲垣
1
0.7%
17 12.2%
26 18.7%
74 53.2%
21 15.1%
139 100.0%
車力
4
2.7%
20 13.4%
44 29.5%
67 45.0%
14
9.4%
149 100.0%
計
35
3.3%
139 13.1%
268 25.3%
474 44.7%
145 13.7% 1,061 100.0%
0%
10%
木造 2.7% 7.3%
森田
9.2%
柏 2.7%
稲垣 0.7%
20%
30%
40%
50%
26.3%
12.1%
車力 2.7%
13.4%
計 3.3%
13.1%
そう思う
70%
80%
49.6%
34.5%
12.2%
60%
23.9%
40.3%
18.7%
どちらかといえばそう思う
15.1%
45.0%
25.3%
9.4%
44.7%
どちらかといえばそう思わない
119
12.0%
16.8%
53.2%
29.5%
100%
14.1%
20.4%
28.2%
90%
そう思わない
13.7%
わからない
(19)災害時の避難路や避難場所が整備されている。
○市全体でみると、「そう思わない」
、「どちらかといえばそう思わない」の合計が約 50%とな
っている。「わからない」が約 24%と多い。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思う
ばそう思わない そう思わない
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
31
6.4%
83 17.2%
118 24.5%
140 29.0%
110 22.8%
482 100.0%
森田
11
7.7%
28 19.6%
36 25.2%
31 21.7%
37 25.9%
143 100.0%
柏
7
4.7%
21 14.0%
47 31.3%
35 23.3%
40 26.7%
150 100.0%
稲垣
9
6.5%
42 30.2%
21 15.1%
31 22.3%
36 25.9%
139 100.0%
車力
13
8.7%
32 21.3%
44 29.3%
32 21.3%
29 19.3%
150 100.0%
計
71
6.7%
206 19.4%
266 25.0%
269 25.3%
252 23.7% 1,064 100.0%
0%
木造
10%
20%
6.4%
森田
21.3%
そう思う
25.9%
26.7%
22.3%
25.9%
21.3%
25.0%
19.3%
25.3%
どちらかといえばそう思わな い
100%
22.8%
29.3%
どちらかといえばそう思う
90%
21.7%
15.1%
19.4%
80%
23.3%
30.2%
6.7%
70%
29.0%
31.3%
8.7%
計
60%
25.2%
14.0%
6.5%
車力
50%
24.5%
19.6%
4.7%
稲垣
40%
17.2%
7.7%
柏
30%
23.7%
そう思わない
わからない
(20)海・山・川・農地などの自然が昔と変わらず残っている。
○木造地区、森田地区、稲垣地区、車力地区では、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」
の合計が半数以上を占めている。
どちらかといえ どちらかといえ
ばそう思わない そう思わない
ばそう思う
そう思う
わからない
計
地区名 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
木造
112 23.2%
168 34.8%
73 15.1%
80 16.6%
50 10.4%
483 100.0%
森田
30 21.0%
61 42.7%
20 14.0%
17 11.9%
15 10.5%
143 100.0%
柏
16 10.7%
44 29.3%
40 26.7%
36 24.0%
14
9.3%
150 100.0%
稲垣
26 18.7%
48 34.5%
23 16.5%
25 18.0%
17 12.2%
139 100.0%
車力
40 26.5%
60 39.7%
23 15.2%
18 11.9%
10
6.6%
151 100.0%
計
224 21.0%
381 35.7%
179 16.8%
176 16.5%
106
9.9% 1,066 100.0%
0%
10%
木造
稲垣
40%
50%
70%
16.8%
35.7%
21.0%
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
120
そう思わない
10.5%
9.3%
12.2%
11.9%
15.2%
39.7%
26.5%
11.9%
18.0%
16.5%
100%
10.4%
24.0%
26.7%
34.5%
90%
16.6%
14.0%
29.3%
18.7%
80%
15.1%
42.7%
10.7%
そう思う
60%
34.8%
21.0%
車力
計
30%
23.2%
森田
柏
20%
16.5%
わからない
6.6%
9.9%
問4.地区や集落、商店街単位、又はもっと小さい範囲で、良好な環境を守ることやより良好な
環境・景観をつくるため、建築物のルール(建物の用途や規模、高さ、デザイン、色彩など
のルール)を決めることについて、どのように思いますか。
○全ての地区において、
「住んでいる人などの考えを尊重し、合意が得られた地区については行
うべき」が最も多くなっている。
地区名
木造
森田
柏
稲垣
車力
計
良いことなの 必要性の高い
で、積極的に 地区について
行うべき
は行うべき
回答数 構成比 回答数 構成比
44
9.2%
102 21.3%
9
6.3%
32 22.2%
13
8.8%
25 16.9%
15 10.8%
22 15.8%
14
9.1%
32 20.8%
95
8.9%
213 20.0%
0%
木造
森田
柏
10%
9.2%
6.3%
8.8%
稲垣
10.8%
車力
9.1%
計
8.9%
20%
30%
住んでいる人
などの考えを
尊重し、合意
が得られた地
区については あまり必要とは
行うべき
思わない
わからない
その他
計
回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
246 51.3%
67 14.0%
19
4.0%
2
0.4%
480 100.0%
69 47.9%
27 18.8%
7
4.9%
0
0.0%
144 100.0%
77 52.0%
27 18.2%
6
4.1%
0
0.0%
148 100.0%
62 44.6%
28 20.1%
12
8.6%
0
0.0%
139 100.0%
74 48.1%
26 16.9%
5
3.2%
3
1.9%
154 100.0%
528 49.6%
175 16.4%
49
4.6%
5
0.5% 1065 100.0%
40%
50%
21.3%
15.8%
70%
80%
90%
51.3%
22.2%
16.9%
60%
47.9%
14.0%
18.8%
52.0%
44.6%
20.8%
20.0%
20.1%
4.0%
0.4%
4.9%
4.1%
8.6%
48.1%
16.9%
3.2%
1.9%
49.6%
16.4%
4.6%
0.5%
良いことなので、積極的に行うべき
必要性の高い地区については行うべき
住んでいる人などの考えを尊重し、 合意が得られた地区については行うべき
あまり必要とは思わない
わからない
その他
121
18.2%
100%
問5.あなたはつがる市やお住まいの地区が将来どのようになったらよいと思いますか。
(複数回
答)
○「健康・福祉が充実したまち」が最も多い。次いで、
「豊かな自然環境や田園環境が保全され
るまち」、「中心商業地・商店街に賑わいがあるまち」の順となっている。
将来イメージ
豊かな自然環境や田園環境が保全されるまち
歴史・文化・伝統を活かしたまち
工業・産業の活力のあるまち
中心商業地・商店街に賑わいがあるまち
閑静な住環境のあるまち
道路や歩道が充実したまち
災害に強いまち
公園や緑地が充実したまち
農林・畜産業が盛んなまち
通勤通学に便利な公共交通(電車・バス)が充実したまち
健康・福祉が充実したまち
子育て支援が充実したまち
スポーツ・レクリエーション施設が充実したまち
観光・交流が盛んなまち
その他
計
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
8.0%
12.8%
豊かな自然環境や田園環境が保全されるまち
3.8%
歴史・文化・伝統を活かしたまち
8.4%
工業・産業の活力のあるまち
10.7%
中心商業地・商店街に賑わいがあるまち
2.2%
閑静な住環境のあるまち
4.1%
道路や歩道が充実したまち
4.3%
災害に強いまち
5.4%
公園や緑地が充実したまち
6.6%
農林・畜産業が盛んなまち
8.4%
通勤通学に便利な公共交通(電車・バス)が充実したま ち
15.0%
健康・福祉が充実したまち
9.9%
子育て支援が充実したまち
5.1%
スポーツ・レクリエーション施設が充実したまち
2.9%
観光・交流が盛んなまち
その他
回答数
399
119
260
334
68
127
135
167
205
261
466
307
159
89
16
3,112
0.5%
122
10.0%
構成比
12.8%
3.8%
8.4%
10.7%
2.2%
4.1%
4.3%
5.4%
6.6%
8.4%
15.0%
9.9%
5.1%
2.9%
0.5%
100.0%
12.0%
14.0%
16.0%
問6.あなたのお住まいの地区はつがる市全体からみて、どのような役割の地区だと思いますか。
○木造地区、森田地区、稲垣地区、車力地区では、
「農林業を中心とした農産物の生産を担う地
区」が最も多くなっている。
○柏地区では、「つがる市の商業の中心を担う地区」が最も多くなっている。
地区名
木造
森田
柏
稲垣
車力
計
工業・産業な 農林業を中心
観光・交流・レ
つがる市の商 周辺地域のた ど、周辺地域 とした農産物
基幹的な医 広域的な行政 広域的な交通 クリエーション
業の中心を担 めの商業を担 からの雇用の の生産を担う 療・福祉を担う 機能を担う地 の結節を担う の中心的な地
う地区
う地区
場を担う地区
地区
地区
区
地区
区
その他
計
回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
43
9.1%
16
3.4%
15
3.2%
265 55.9%
41
8.6%
49 10.3%
10
2.1%
11
2.3%
24
5.1%
474 100.0%
2
1.4%
3
2.1%
2
1.4%
88 61.1%
5
3.5%
2
1.4%
2
1.4%
32 22.2%
8
5.6%
144 100.0%
77 52.0%
23 15.5%
1
0.7%
32 21.6%
4
2.7%
1
0.7%
3
2.0%
2
1.4%
5
3.4%
148 100.0%
1
0.7%
0
0.0%
7
5.1%
106 77.9%
7
5.1%
4
2.9%
0
0.0%
5
3.7%
6
4.4%
136 100.0%
2
1.3%
0
0.0%
8
5.3%
115 76.2%
2
1.3%
2
1.3%
2
1.3%
9
6.0%
11
7.3%
151 100.0%
125 11.9%
42
4.0%
33
3.1%
606 57.5%
59
5.6%
58
5.5%
17
1.6%
59
5.6%
54
5.1% 1,053 100.0%
<木造地区>
9.1%
つがる市の商業の中心を担う地区
周辺地域のための商業を担う地区
3.4%
工業・産業など、周辺地域からの雇用の場を担う地区
3.2%
55.9%
農林業を中心とした農産物の生産を担う地区
8.6%
基幹的な医療・福祉を担う地区
10.3%
広域的な行政機能を担う地区
広域的な交通の結節を担う地区 2.1%
観光・交流・レクリエーションの中心的な地区 2.3%
その他
5.1%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
<森田地区>
つがる市の商業の中心を担う地区 1.4%
周辺地域のための商業を担う地区 2.1%
工業・産業など、周辺地域からの雇用の場を担う地区 1.4%
61.1%
農林業を中心とした農産物の生産を担う地区
3.5%
基幹的な医療・福祉を担う地区
広域的な行政機能を担う地区 1.4%
広域的な交通の結節を担う地区 1.4%
22.2%
観光・交流・レクリエーションの中心的な地区
その他
5.6%
0.0%
10.0%
123
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
<柏地区>
52.0%
つがる市の商業の中心を担う地区
15.5%
周辺地域のための商業を担う地区
工業・産業など、周辺地域からの雇用の場を担う地区 0.7%
21.6%
農林業を中心とした農産物の生産を担う地区
基幹的な医療・ 福祉を担う地区 2.7%
広域的な行政機能を担う地区 0.7%
広域的な交通の結節を担う地区 2.0%
観光・交流・レクリエーションの中心的な地区 1.4%
その他 3.4%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
<稲垣地区>
つがる市の商業の中心を担う地区 0.7%
周辺地域のための商業を担う地区 0.0%
5.1%
工業・産業など、周辺地域からの雇用の場を担う地区
77.9%
農林業を中心とした農産物の生産を担う地区
5.1%
基幹的な医療・福祉を担う地区
2.9%
広域的な行政機能を担う地区
広域的な交通の結節を担う地区 0.0%
観光・交流・レクリエーションの中心的な地区
3.7%
その他
4.4%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
<車力地区>
つがる市の商業の中心を担う地区 1.3%
周辺地域のための商業を担う地区 0.0%
5.3%
工業・産業など、周辺地域からの雇用の場を担う地区
76.2%
農林業を中心とした農産物の生産を担う地区
基幹的な医療・福祉を担う地区 1.3%
広域的な行政機能を担う地区 1.3%
広域的な交通の結節を担う地区 1.3%
観光・交流・レクリエーションの中心的な地区
6.0%
その他
7.3%
0.0%
10.0%
124
20.0%
30.0%
40.0%
問7.あなたのお住まいの地域のまちづくりは、今後どのように誘導するのが良いと思いますか。
○木造地区、森田地区、稲垣地区、車力地区では、
「住んでいる人の考えを尊重し、合意が得ら
れた地区については、住民が主体となって宅地や道路、公園、下水道などの施設の整備を一
体的に進めていく」が最も多くなっている。
○柏地区では、
「商業、工場用地の整備など、地域が活性化するような土地利用が進むよう民間
活力を誘導していく」が最も多くなっている。
周辺の住環境
や農地・自然
環境への影響
を防ぐため、新
たな開発を厳
しく規制する
地区名 回答数 構成比
木造
32
6.7%
森田
11
7.6%
柏
8
5.4%
稲垣
11
7.9%
車力
11
7.4%
計
73
6.9%
商業、工場用
地の整備な
ど、地域が活
性化するような
土地利用が進
むよう民間活
力を誘導して
いく
回答数 構成比
95 20.0%
25 17.4%
44 29.9%
26 18.7%
43 28.9%
233 22.1%
定住人口を増
やしていくた
め、環境の良
い新たな住宅
地の整備が進
むよう、民間活
力を誘導して
いく
回答数 構成比
114 23.9%
17 11.8%
23 15.6%
24 17.3%
22 14.8%
200 19.0%
住んでいる人
の考えを尊重
し、合意が得ら
れた地区につ
いては、住民
が主体となって
宅地や道路、
公園、下水道
などの施設の
整備を一体的
に進めていく
回答数 構成比
127 26.7%
56 38.9%
36 24.5%
31 22.3%
45 30.2%
295 28.0%
必要な道路、
公園、下水道
などの施設の
整備、改善を
それぞれ進め
ていく
回答数 構成比
65 13.7%
25 17.4%
15 10.2%
15 10.8%
12
8.1%
132 12.5%
既に道路・下
水道等生活基
盤整備が行わ
れた地域であ
るため、新たな
開発、整備は
必要ない
回答数 構成比
12
2.5%
3
2.1%
10
6.8%
14 10.1%
9
6.0%
48
4.5%
整備を検討す
る必要はなく、
現状のままで
よい
その他
計
回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
22
4.6%
9
1.9%
476 100.0%
3
2.1%
4
2.8%
144 100.0%
11
7.5%
0
0.0%
147 100.0%
14 10.1%
4
2.9%
139 100.0%
4
2.7%
3
2.0%
149 100.0%
54
5.1%
20
1.9% 1,055 100.0%
<木造地区>
周辺の住環境や農地・自然環境への影響を防ぐため、 新たな開
発を厳しく規制する
6.7%
商業、工場用地の整備など、地域が活性化するような土地利用
が進むよう民間活力を誘導して いく
20.0%
定住人口を増やしていくため、 環境の良い新たな住宅地の整備
が進むよう、民間活力を誘導していく
23.9%
住んでいる人の考えを尊重し、合意が得られた地区について
は、住民が主体となって宅地や道路、公園、下水道などの施 …
26.7%
必要な道路、公園、下水道などの施設の整備、改善をそれぞれ
進めていく
13.7%
既に道路・下水道等生活基盤整備が行われた地域であるため、
新たな開発、整備は必要ない
2.5%
4.6%
整備を検討する必要はなく、現状のままでよい
その他
1.9%
0.0%
125
5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%
<森田地区>
周辺の住環境や農地・自然環境への影響を防ぐため、 新たな開
発を厳しく規制する
7.6%
商業、工場用地の整備など、地域が活性化するような土地利用
が進むよう民間活力を誘導して いく
17.4%
定住人口を増やしていくため、 環境の良い新たな住宅地の整備
が進むよう、民間活力を誘導していく
11.8%
住んでいる人の考えを尊重し、合意が得られた地区について
は、住民が主体となって宅地や道路、公園、下水道などの施 …
38.9%
必要な道路、公園、下水道などの施設の整備、改善をそれぞれ
進めていく
17.4%
既に道路・下水道等生活基盤整備が行われた地域であるため、
新たな開発、整備は必要ない
2.1%
整備を検討する必要はなく、現状のままでよい
2.1%
その他
2.8%
0.0%
5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%
<柏地区>
周辺の住環境や農地・自然環境への影響を防ぐため、 新たな開
発を厳しく規制する
5.4%
商業、工場用地の整備など、地域が活性化するような土地利用
が進むよう民間活力を誘導して いく
29.9%
定住人口を増やしていくため、 環境の良い新たな住宅地の整備
が進むよう、民間活力を誘導していく
15.6%
住んでいる人の考えを尊重し、合意が得られた地区について
は、住民が主体となって宅地や道路、公園、下水道などの施 …
必要な道路、公園、下水道などの施設の整備、改善をそれぞれ
進めていく
24.5%
10.2%
既に道路・下水道等生活基盤整備が行われた地域であるため、
新たな開発、整備は必要ない
6.8%
整備を検討する必要はなく、現状のままでよい
7.5%
その他 0.0%
0.0%
126
5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%
<稲垣地区>
周辺の住環境や農地・自然環境への影響を防ぐため、 新たな開
発を厳しく規制する
7.9%
商業、工場用地の整備など、地域が活性化するような土地利用
が進むよう民間活力を誘導して いく
18.7%
定住人口を増やしていくため、 環境の良い新たな住宅地の整備
が進むよう、民間活力を誘導して いく
17.3%
住んでいる人の考えを尊重し、合意が得られた地区について
は、住民が主体となって宅地や道路、公園、下水道などの施 …
22.3%
必要な道路、公園、下水道などの施設の整備、改善をそれぞれ
進めていく
10.8%
既に道路・下水道等生活基盤整備が行われた地域であるため、
新たな開発、整備は必要ない
10.1%
整備を検討する必要はなく、現状のままでよい
10.1%
2.9%
その他
0.0%
5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%
<車力地区>
周辺の住環境や農地・自然環境への影響を防ぐため、 新たな開
発を厳しく規制する
7.4%
商業、工場用地の整備など、地域が活性化するような土地利用
が進むよう民間活力を誘導していく
28.9%
定住人口を増やしていくため、 環境の良い新たな住宅地の整備
が進むよう、民間活力を誘導していく
14.8%
住んでいる人の考えを尊重し、合意が得られた地区について
は、住民が主体となって宅地や道路、公園、下水道な どの施 …
30.2%
必要な道路、公園、下水道などの施設の整備、改善をそれぞれ
進めていく
8.1%
既に道路・下水道等生活基盤整備が行われた地域であるため、
新たな開発、整備は必要ない
6.0%
整備を検討する必要はなく、現状のままでよい
2.7%
その他
2.0%
0.0%
127
5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%
資料2.市民懇談会
(1)開催経緯・メンバー
【開催経緯】
第1回
平成 21 年8月 23 日(日)
テーマ:『つがる市の良いところ・悪いところ』
・都市計画、つがる市の現況についての説明を行う
・つがる市の現況特性、まちづくりの問題点の議論を行う
・2班に分かれて議論し、各班で成果のまとめと発表を行う
第2回 平成 21 年9月6日(日)
テーマ:『つがる市の将来像』
・第1回の市民懇談会意見のまとめについての説明を行う
・つがる市の将来のイメージ(つがる市が将来どのようになったらよいか)、まちづくりの
キャッチフレーズについての議論を行う
・2班に分かれて議論し、各班で成果のまとめと発表を行う
第3回 平成 21 年 10 月 18 日(日)
テーマ:『地域別の将来像』
・第1回の市民懇談会意見のまとめについての説明を行う
・地域別の現況特性(良いところ・悪いところ)、地域の位置づけ・役割、地域活性化への
提案(将来のために地域でできること)についての議論を行う
・2班に分かれて議論し、各班で成果のまとめと発表を行う
都市計画マスタープラン市民懇談会
Aグループ
Bグループ
戸 澤
正二郎
木 村
山 谷
仁
史
斉 藤
荒 谷
國
勝
工 藤
早
苗
荒 谷
政
志
奈 良
衛
秀
司
明
川 嶋
大
史
小笠原 康 人
木 村
文
宣
長谷川 淑 子
花 田
陽
介
神
貴
久
藤 本
夏
子
三 上
秀
昭
※敬称略
事
務
氏
名
田
村
文
英
建築住宅課長
宮
崎
朋
仁
建築住宅課長補佐
三
浦
貴
彦
建築住宅課係長
福
士
義
久
建築住宅課主幹
局
所属・役職
128
(2)市民懇談会の成果
○第一回
【Aグループ】
129
130
131
【Bグループ】
132
133
134
○第2回
【Aグループ】
まちづくりの
分野
将来のイメージ
○木造駅を中心とした住宅地の整備(市営住宅、福祉住宅、独居・老
夫婦世帯など)
①住宅地・住環境づ
○全ての人が一戸建てに住めるまち
くり
○ケア付きの福祉住宅地(一戸建て、長屋)の整備
○市街地の空き地を利用して住宅地を供給し、新たな開発はしない
○商工会の中心市街地活性化計画を活かす
・高齢者、交通弱者に優しいまちづくり
・空き店舗に、歩いて行ける商店街(高齢者が立ち寄れる場所)
・安心して住める素朴な田舎
・空き店舗を活用した、観光物産・交流の拠点(まちの駅) etc.
②商業・業務地づく
○市役所がある木造地区の商業地がつがる市の中心商業拠点
り
○木造駅裏を整備すると柏、森田への利便性が向上する
○柏地区は商業地として線引きし、土地利用を規制誘導する
○木造中心地を近隣商業地にする
○駅前の再開発(4駅)
○商店街の道路を広くする
○農産物加工主体の工業地を南広森に準備する
○屏風山地域はスイカ、メロンを活かした加工品工場(つがる市花畑
③工業地づくり
牧場)を整備する
○調整区域として乱開発を規制し、農地を残す
④農地・集落地・営 ○360 度田んぼが見渡せるパノラマ景観づくり
農環境
○幹線道路を広くする
⑤道路づくり・公共 ○観光地を廻る道路ネットワーク
交通
○木造駅の南北を通り抜ける道路を整備する
○車が少なくなるので、駐車禁止を無くす
○市役所周辺に、大規模な運動公園を整備する
○森田地球村の施設の充実
⑥公園・広場づくり
⑦自然環境の保全
⑧生活利便施設
(公益的施設)
○現状を維持する
○旧屏風山の家キャンプ場、平滝沼周辺を一体的に整備する
○廃校の有効活用を促進する(学童クラブ、公園など)
・費用が掛からない、雇用創出にも効果がある
・古い木造校舎を残す
○支所機能にかわる、高齢者への行政サービスの充実
○中心市街地の電線電柱の埋設化
○大きな図書館の整備
135
○メロンを活かした観光施設
○観光農地、牧場の整備、PR
⑨観光地、交流施設 ○出来島漁港を観光・レクリエーション漁港として活用する
づくり
○木で造った案内板、サインの整備(つがる市全域に)
○ベンセ湿原散策コースの設定
○津軽国定公園の拠点整備
○埋没林の発掘→管理へ
⑩歴史・文化資源の ○地域資源を活かした景観形成
保全と活用
○新田開発の歴史を残す
・歴史を体験できる施設づくり
つがる市の将来まちづくりの目標・キャッチフレーズの提案
◆自然と人がやさしく共生する 日本のふるさと
◆新田の歴史が彩る 日本のふるさと(基本理念)
(◆このまちに生まれてよかったね、って)
136
【Bグループ】
まちづくりの
分野
将来のイメージ
○市街地ではなく、郊外の自然豊かな地区への住宅地の整備
(交通の便がよいところ)
①住宅地・住環境づ ○柏地区のパチンコ店の空き店舗を利用した住宅地
○新たな住宅地ではなく、空き家屋を市で管理し利用する
くり
○高齢者社会に向けて、遅れている木造地区の市営住宅の整備が必要
○歩いて買い物、通院などができる住宅地
○国道 101 号、ジャスコ周辺に新駅(つがる駅)の整備
○高齢者などにやさしい商業区域ゾーン
②商業・業務地づく
・有楽町、千代町商店街通りを中心にする
り
・空き店舗の活用、NPO元気おたすけ隊など
○商工業者の販売商品の精査
③工業地づくり
○農家研修生も入れ込む、大型農家の充実
④農地・集落地・営 ○商業作物の選定(ブランド、協力)
農環境
○メロンロード、米ロードを連絡させる東西線の整備
⑤道路づくり・公共 ○公共交通手段のあり方の検討(ディーゼル車を電車に)
交通
⑥公園・広場づくり
○ジャスコ周辺の公園整備(夢庭広場)
○出来島周辺に海づり公園の整備
○各地コミュニティセンターに公園の配置
○地球村に遊園地を整備
○柏地区に買い物ついでに子供が遊べる芝生公園などの整備
○岩木川、日本海沿岸の保全
⑦自然環境の保全
⑧生活利便施設
(公益的施設)
⑨観光地、交流施設
づくり
⑩歴史・文化資源の
保全と活用
○子育て世代、高齢者の交流ができる市営住宅地
○みんなの学校(市民の誰もが遊べる、学べる学校)の整備
○縄文文化、世界遺産の演出、アピール
つがる市の将来まちづくりの目標・キャッチフレーズの提案
・福祉のまち
・(木づくり) 手づくり
・縄文人の子孫
・やさしい人のまち
本(物)づくり
137
138
○第3回
【Aグループ】
139
140
【Bグループ】
141
資料3.策定委員会
(1)開催経緯・メンバー
【開催経緯】
第1回 平成 21 年 10 月 27 日(火)
報告事項
・都市計画とは
・つがる市の現況
・住民意向調査の結果(アンケート結果)
・市民懇談会(第1回、第2回)のまとめ
議事
・主要課題の整理について
・都市づくりの理念・目標について
・将来フレームについて
・将来都市構造について
第2回 平成 21 年 11 月 17 日(火)
報告事項
・市民懇談会(第3回)のまとめ
議事
・将来フレームの再検討について
・分野別の整備保全の方針について
・地域別の整備保全の方針(用途地域内、柏地域の沿道商業地)について
第3回 平成 21 年 12 月3日(木)
報告事項
・都市づくりの基本テーマについて
議事
・地域別の整備保全の方針について
・実現化方策の検討について
142
都市計画マスタープラン策定委員会
氏
名
所属・役職
委員長
北
澤
正
視
建設部長
委員
鎌
田
常 芳
総務部次長
〃
倉 光
弘
昭
財政部次長
〃
成 田
一 司
経済部次長
〃
對 馬
勇 造
福祉部次長
〃
相 馬
英 紀
建設部次長
〃
山 口
健 吾
財政部 企画課長
〃
川 嶋
久 利
民生部 環境衛生課長
〃
高 橋
寿
経済部 農林水産課長
〃
佐々木
錦 司
経済部 農村整備課長
〃
三 上
輝 光
経済部 商工観光課長
〃
新 岡
秀 行
建設部 下水道課長
〃
須 藤
紳 逸
教育委員会 教育総務課長
事
務
氏
名
田
村
文
英
建築住宅課長
宮
崎
朋
仁
建築住宅課長補佐
三
浦
貴
彦
建築住宅課係長
福
士
義
久
建築住宅課主幹
局
所属・役職
143
つがる市都市計画マスタープラン
発行:平成22年3月 つがる市
〒038-3192
青森県つがる市木造若緑61-1
TEL 0173-42-2111
FAX 0173-42-9522
編集:つがる市 建設部 建築住宅課
制作:株式会社 パスコ 東北事業部
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