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地理歴史科(世界史 A)
地理歴史科(世界史 A) 目 ・世界の諸地域における社会的・文化的特色を理解し、歴史的思考力を高め、国際社会に主 標 体的に生きる日本人としての自覚と資質を育てる。 単元・教材 学 習 の ね ら い 人類の歴史の始まり ○地球環境と人類の生活様式の変化について考える。 地球と人類 古代文明の形成 世界の一体化と日本 東アジア世界 学 習 南アジア・東南アジ ア世界 西アジア・イスラ- ム世界 ヨーロッパ世界 一体化の始まり の 内 明・清代の東アジア 大航海時代と日本 新しい時代の始まり とルネサンス 欧米諸国における国 民形成 アジアと列強 地球社会と日本 容 世界分割と一体化の 進展 日露戦争と韓国併合 辛亥革命 世界戦争の展開と民 族運動 冷戦期の世界 冷戦の終結 グローバル化とアメ リカ 評価の観点 評 価 に つ い て 関 意 態 思 判 表 ・地球環境と人類進化の過程を理解する。 ・狩猟・採集から農耕・牧畜への生活様式の変化によって、人類の 歴史が新たな段階を迎えたことを理解する。 ○諸地域世界の歴史的特質を大局的に把握し、今日の世界諸地域に おける社会・文化の重要な基盤となっていることを認識する。 ・農耕社会と遊牧社会の対立と相互依存、漢字文化、儒教、中国を 中心とする国際体制と日本への影響について考える。 ・仏教の成立、ヒンドゥー教とカースト制度、イスラ-ム教の影響 などを通じ、宗教と社会制度のつながりについて考える。 ・最も古くから文明社会が成立した地域であることを認識するとと もに、イスラ-ム世界の特質を理解する。 ・ギリシア・ロ-マ文明の伝統を把握し、キリスト教がヨーロッパ 文明全体に今日まで及ぼしている影響について考える。 ・8世紀以降の諸地域世界間の交流の歴史的意義について考え、各 地に交流圏が成長を遂げたことを理解する。 ・明・清などの諸帝国の盛衰と日本の関わりを中心に理解する。 ・ヨーロッパ人の海外進出が日本に与えた影響を理解する。 ・近代の始まりを告げるルネサンスを理解する。 ・産業革命、フランス革命、アメリカ諸国の独立、自由主義と国民 主義の進展などから、資本主義の確立と国民形成を理解する。 ・アジア諸国の近代化における問題点を考察する。 ・欧米諸国の進出に対して、アジア諸国がどのように対応したのか を考察する。 ○地球規模で一体化した現代世界の特質と展開過程を理解する。 ・欧米諸国における帝国主義の確立とアジア諸国の植民地化や従属 化の過程を理解する。 ・日本の進出がアジアにどのような影響を与えたのか考察する。 ・日清戦争に敗れた中国が、どのような国を目指したかを考察する。 ・二つの世界大戦の原因や総力戦としての性格を理解し、平和の意 義と日本が果たすべき役割について考える。 ・米ソ二大陣営の対立、アジア・アフリカの民族運動と植民地支配 からの独立の歴史的意義を理解する。 ・冷戦後の地域紛争の原因や背景を理解する。 ・アメリカがリードしてきたグローバル化とはどのようなものか理 解する。また、日本が国際社会とどのように向きあうべきか考察 する。 評 価 規 準 評価の方法 心 欲 度 ・世界の歴史の大きな流れや特質に対する関心を高め、 現代世界の抱える諸課題を意欲的に追究している。 ・民主的、平和的な国家・社会の一員として、国際社会 に主体的に生きようとする態度を身に付けている。 授業態度 意見発表 考 断 現 ・異なる国や地域の結びつき、現代世界の構造や成り立 ノート・意見文 ちについて、歴史的な視野から考察している。 学習プリント ・歴史的な事象や資料について科学的・客観的に分析し、 定期考査 公正に判断している。 ・学び方を身に付け、追究し考察した過程や結果などに ついて適切な方法で表現している。 資料活用 の 技 能 ・歴史を具体的にとらえることのできる多種・多様な資 料を収集し、有用な情報を選択して活用している。 ノート レポート 知 理 ・政治、経済、社会、文化など、様々な歴史的事象に関 する知識を身に付けている。 ・現代世界が直面する諸課題の歴史的背景や原因につい て理解を深めている。 小テスト 定期考査 識 解