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地歴「地理B」

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地歴「地理B」
単 位 数
地歴「地理B」
学科・年組
2 単 位(選択)
情報処理科3年A組∼B組
商 業 科3年C組∼F組
1.学習の到達目標
(1) 現代世界の地理的認識を養うこと。
(2) 地理的な見方・考え方の基礎を身につけること。
この二つを目標とします。目標に到達するために大切なことは,その地理的事象が「どこで,どのように見られるのか」
そして,
「なぜ,そこで起きているのか」を考えていくことです。
2.使用教科書・副教材
(1)使用教科書
「新地理 B 世界をみつめる」
(教育出版)
「新詳高等地図 初訂版」
(帝国書院)
(2)副 教 材
「トレーニング地理」
(東京学習出版)
3.学習計画と評価方法(1学期)
月
学習内容
学習のねらい
備 考
4 2編 世界の諸地域を学ぶ
①地域で最も特徴的な事象を中心に、これに関連す 地図の活用
一般図
2章 国としてとらえる地誌
る諸事象を取り上げる地誌学習の方法を学びます。
各主題図
3ペルー
②日系人多いことを認識し、日本とペルーの関係を
中
写真資料
間
考えます。
4インド
①地域の多様な事象を項目ごとに整理する地誌習 トレーニング地理 考
の方法を学びます。
査
5
②複雑な自然、言語、宗教など多様性に富む複合社
会の特性を学びます。
3章 州・大陸としてとらえる地誌 ①ヨーロッパの範囲を理解し、この地域の自然や複
6 1ヨーロッパ
雑な民族・言語などを学びます。
期
②ヨーロッパ統合にかかわる様々な問題点を学び
末
ます。
考
2アフリカ
①大陸を自然環境の視点から大観します。
査
7
②アフリカ諸国が清掃・民族紛争など政情不安を持
つ背景について学びます。
【課題・提出物等】
1 「トレーニング地理」
2 ノート
【第1学期の評価方法】
中間考査と期末考査の成績90%、
「トレーニング地理」とノートの提出、発表の仕方や内容、授業への参加の姿
勢や態度を総合して100点満点で評価します。
4.学習計画と評価方法(2学期)
月
学習内容
学習のねらい
備 考
考
9 3オセアニア
①オセアニアの地域区分を学びます。
地図の活用
②オーストラリアの自然と伝統文化や経済の概略
一般図
中
について学びます。
各主題図
間
①地域区分の基本を理解し、地域区分図を描く手
10 3編 地球的課題を学ぶ
写真資料
考
2章 様々な視点による地域区分
法などを学びます。
トレーニング地理
査
3章 世界の様々な結びつき
①貿易や資本の移動から世界の結びつきを考察し
ます。
11
4章 日本と身近な国々とのかか
わり
1中国
2大韓民国
12
3ロシア
①近隣の国々と日本の歴史的なかかわりや生活文
化の共通性や異質性を学習します。
②中国の自然と農業、開放政策と地域格差の問題
について学びます。
③今日の日韓関係について学びます。
④変化の著しいロシア連邦と民族の暮らしについ
て学びます。
22
期
末
考
査
【課題・提出物等】
1 「トレーニング地理」
2 ノート
【2学期の評価方法】
中間考査と期末考査の成績90%、
「トレーニング地理」とノートの提出、発表の仕方や内容、授業への参加の姿勢
や態度を総合して100点満点で評価します。
5.学習計画と評価方法(3学期)
月
学習内容
学習のねらい
備 考
1 5章 環境・エネルギー問題を通 ①地球上の各地で起きている地球規模の環境問題に
地図の活用
して世界をみる
ついて調べ、現代の環境問題の特徴について学ぶ。
一般図
②環境保全に向けた国際的取組みについて学ぶ。
各主題図
③エネルギー資源の役割と需給関係について学ぶ。
学
写真資料
6章 民族・領土問題から地域を ①民族とは何かということを整理し、民族紛争の背
年
トレーニング地理
みる
景には宗教や言語などが深くかかわり、複雑な地
末
2
域性を形成していることを学ぶ。
考
②多民族・多文化の平和的共存のための国際理解と
査
国際協力が重要なことを学ぶ。
③領土問題の現状や動向を把握し、その地域的背景
が多様であることを学ぶ。
【課題・提出物等】
1 「トレーニング地理」
2 ノート
【3学期の評価方法】
学年末考査の成績90%、
「トレーニング地理」とノートの提出、発表の仕方や内容、授業への参加の姿勢や態度
を総合して100点満点で評価します。
【年間の学習状況の評価方法】
皆さんの学習状況は、
「関心・意欲・態度」
、
「思考・判断」
、
「資料活動の技能・表現」及び「知識・理解」の5つの
観点から評価した1学期の成績、2学期の成績及び3学期の成績を総合し、年間の学習成績とします。
6.確かな学力を身につけるためのアドバイス
(1)地図帳やその他の資料はこまめに開き,
「どこで,どのように」と,
「なぜ,そこで」を確認します。
(2)学習内容は,
「どこで,どのように」と,
「なぜ,そこで」に注意して略地図に整理します。色鉛筆や蛍光ペンな
どを使うと見やすくなります。
(3)地図化・グラフ化などの作業的活動を心がけ,視覚的に理解します。
7.授業を受けるにあたって守ってほしい事項
(1)授業中は担当者の指示や説明をよく聞き、積極的に参加しましょう。
(2)作業学習の時間も多いので、計画的・効率的に学習を進めましょう。そして、提出日を守れるようにしましょう。
(3)欠席したときは、授業の内容を級友から教えてもらい、何をやったかを把握するようにしましょう。
8.評価の観点・内容及び評価方法
評 価 の 観 点 ・ 内 容
評 価 方 法
・学習活動への参加の姿勢や態度
・現代世界の地理的事象について,関心を高め,意欲的に
関心・意欲・態度 課題を追究したか。 ・よりよい国際社会の実現に,主体
・トレーニング地理
・ノート
的に行動しようとする態度が身に付いたか。
・社会の様々な事象を地理的事象としてとらえ,課題を見出 ・学習活動への参加の姿勢や態度
思考・判断
すことができたか。 ・系統地理的,地誌的な考察の方法を ・トレーニング地理
・定期考査
身に付いたか。
・地図や統計,画像などの地理情報を収集,活用,表現する ・学習活動への参加の姿勢や態度
資料活動の
・定期考査
技能が身に付いたか。
・学習の過程や結果をわかりやすくま
技能・表現
とめ,発表する方法が身に付いたか。
・現代世界を地理的に認識し,地理的知識を身に付けられた ・学習活動への参加の姿勢や態度
知識・理解
か。
・トレーニング地理
・定期考査
9.担当者からのメッセージ
地理のセンスは毎日磨きましょう。 外出時・通学時には風景を観察しながら歩きましょう。もちろん「どこでどの
ように」と,
「なぜ,そこで」にこだわりながら。
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