インフルエンザによる 出席停止期間の基準が変更されました。

インフルエンザによる
出席停止期間の基準が変更されました。
これまでは「解熱後2日が経過するまで」でしたが、
それに加え「発症後5日が経過していること」も
条件になりました。
インフル エンザ による 学 校 の 出 席 停 止 期 間 は 発 症した 後 5 日を 経 過し、
か つ 、解 熱した 後 2 日（ 幼 児 に あって は 、3 日 ）を 経 過 するまで
（学校保健安全法施行規則第十九条）
（ 2 0 1 2 年 4 月1日改 正 ）
例えば、発症後2日目に解熱した場合
発症日
発症後1日目
発症後2日目
発症後3日目
発症後4日目
発症後5日目
発症後6日目
発熱
発熱
解熱
解熱後
1日目
解熱後
2日目
発症後
5日目以内
なので
登校不可
登校
可能
例えば、発症後4日目に解熱した場合
発症日
発症後1日目
発症後2日目
発症後3日目
発症後4日目
発症後5日目
発症後6日目
発症後7日目
発熱
発熱
発熱
発熱
解熱
解熱後
1日目
解熱後
2日目
登校
可能
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RZXX0221-P1212N
改訂年月2012年12月
（ADK）
RZXX0221
保護者の方へ
∼はやめの対応でインフルエンザ予防∼
指導：新潟大学 名誉教授/新潟青陵大学看護福祉心理学部看護学科 教授
鈴木 宏
先生
ウイルスはどうやってうつるのか？
インフルエンザにかかっている人が咳やくしゃみ、会話をすると、唾液や鼻水が飛散して、インフルエンザウイルスが
放出されます。放出されたウイルスは、主に３つの経路で体内に侵入します。
空気感染
●3つの感染経路
飛沫感染
咳やくしゃみなどによって放出されたウイル
スを直接吸い込むことによる感染
接触感染
飛沫感染
ウイルスが付着したものをさわった手
で、目、鼻、口などに触れることによる
感染
空気感染
1∼2m
接触感染
ウイルスを含む細かい粒子が空気中を漂
い、この粒子を吸い込むことによる感染
ウイルスのふせぎ方
インフルエンザに感染しないため
には、感染経路を絶つことが大切
です。
また、インフルエンザにかかりにく
い環境をつくる、体力や抵抗力を
高めることも、インフルエンザの予
防に役立ちます。
●ウイルスをふせぐポイント
・こまめにうがい、手洗いをする
・人ごみの中へ外出しない
・屋内の湿度を５０∼６０%に保つ
・バランスの良い食事をとる
・外出時はマスクを着用する
・部屋の換気を心がける
・十分な休養、睡眠をとる
インフルエンザの予防
予防にワクチン接種は基本です。
しかし、インフルエンザにかかると重症化
しやすい方で、家族や同居している方がインフルエンザにかかってしまった
場合、インフルエンザの治療に用いる吸入タイプのお薬やカプセル剤に
よって発症を予防する事も可能です。ただし、接触後３６時間∼４８時間以内
にお薬を使う必要がありますので、インフルエンザの患者さんと接触した
場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。
吸入タイプのお薬とは？
専 用の吸 入 器を使って、
お薬をインフル
エンザウイルスが増殖するのどや気道に
直接届ける製剤です。
●インフルエンザが重症化しやすい方
・幼児 ・高齢の方 ・心臓病の方 ・糖尿病の方
・腎臓が弱くなっている方 ・慢性呼吸器疾患の方
・妊娠されている方 など
インフルエンザの詳しい情報については
http://influenza.jp/
PC、モバイル、スマートフォンよりご覧いただけます。
インフルエンザGSK
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