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12月1日は世界エイズデー
12月1日は世界エイズデー NO.8 上水中学校 平成27年12月1日(火) 保健室 みなさんは、HIV/エイズについて、どれくらい知っていますか?正しい知識をもつことがエイズの予防の第 一歩です。12月1日の世界エイズデーにちなんで、今回はエイズに関する情報をお届けします。 ●HIVとエイズって何が違うの? 期末テストも終わり、再びいつも通りの学校生活が戻ってきました。早いもので、今年も残すところ 1 ヶ月です。 寒さが身にしみる季節となりましたが、 “快食・快眠・快便”を合言葉に、2015 年も元気に締めくくりましょう! HIV・・・「Human Immunodeficiency うエイズの原因となるウイルスの名前です。 さて、先月は1年生を中心にアデノウイルスの感染が広がりました。また、小平市内の中学校ではインフルエンザ の発生も報告されています。とくにインフルエンザは、冬休みを境に発症する人が多くなると言われています。年末 Virus」の頭文字をとったもので、「ヒト免疫不全ウイルス」とい エイズ・・・HIV に感染すると、病気から体を守る“免疫”の働きが低下します。これにより、さまざまな症状 年始はなるべく人混みを避け、出かける時はマスクをつける、帰宅後の手洗い・うがいを徹底するなど、対策は万全 を発症した状態のことをエイズと言います。日本語では『後天性免疫不全症候群』と呼びます。 に!自分の体は自分で守りましょう! インフルエンザだけじゃない!ノロウイルスにも要注意! 毎年、冬に流行する感染症のひとつに、 “ノロウイルス”があります。ノロウイルスは“感染性胃腸炎”の原因とな るもので、嘔吐・腹痛・下痢といった症状がみられます。今年は『新型ノロウイルス』といって、例年と型の違うウ イルスが出ており、免疫を持っている人が少ないことから、感染が拡大しやすいと言われています。インフルエンザ ●どのくらいの人がかかっているの?(2014 年末時点) ●どうやってうつるの? 日本の ①性行為 ★HIV 感染者=16,903 人 ☆エイズ発症者=7,658 人 2014 年に日本で新たに報告された ★HIV 感染者=1,091 人 ②血液感染 ③母子感染 (輸血・注射のまわし打ち) 日常生活ではうつりません! ☆エイズ発症者=455 人 (せきやくしゃみ、握手、飲み物の回し飲み等) と合わせて、予防対策をしていきましょう!! 新型ノロウイルス 感染性胃腸炎(ノロウイルス) 多い時期 症状 感染経路 11月~2月 突然の激しい吐き気・嘔吐 下痢、腹痛を伴うこともある。 軽度の発熱 便や嘔吐物からの二次感染 (接触感染、飛沫感染) 食品からの感染(二枚貝など) ~GⅡ.17 の出現~ ノロウイルスは大きく5つのグループ(GⅠ~GⅤ) に分類されます。この中で人に感染するのは、GⅠ・ レッドリボン GⅡ・GⅣです。また、GⅠには 9 種類、GⅡには 22 とは なし 治療 水分補給などの対症療法のみ 予防 手洗い、うがい、食品の十分な加熱 ンをシンボルにした運動が世界的に広がりました。レッドリボンをつけることは、エイズに関して 偏見をもっていない、エイズに苦しむ人達を差別しないというメッセージになります。 が、2014 年に GⅡ。17 という新しい型が出現し、 今後の流行が懸念されています。 最近の研究で、10 人に 1 人くらいの割合で、ノロ ★風邪などで抵抗力が落ちていることが多い ★原因となることの多い二枚貝(特にカキ)を 食べることが多い 学校において予防すべき感染症にかかった場合は出席停止となり、欠席扱いにはなりません。感染症の種類によっ て出席停止の期間が決まっています。今回は、インフルエンザの出席停止期間についてお知らせします。 インフルエンザの出席停止期間・・・発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日を経過するまで。 感染しても症状が出ない?! ふ け ん せ い かんせん 流行するの?! ★温度が低いと長時間生存できる 保護者様~出席停止について~ 主要流行株となりました(2015 年 2 月) 。 ~不顕性感染~ ★ノロウイルスは乾燥に強く飛散しやすい 仲間に対する追悼の気持ちと、エイズに苦しむ人々への理解と支援の気持ちを示すため、赤いリボ 2012~13 年に流行したのは GⅡ.4という型です なぜ秋から冬にかけて その理由は4つあります! は、アメリカでエイズが社会的な問題となった 1990 年頃のことです。エイズによって死亡した 種類の遺伝子型があります。このうち、2006~7、 多くの人が感染経験をもっていないため、 予防接種 古くからヨーロッパに伝承される風習のひとつで、もともと病気や事故で人生を全うできなかっ た人々への追悼の気持ちを表すものでした。このレッドリボンがエイズのために使われ始めたの ウイルスに感染しても症状が出ない“不顕性感染者” がいることが分かっています。 不顕性感染者は気付かないうちに感染し、ウイルス ①発熱した翌日に解熱した場合 (解熱後 2 日経っていても、発症後 5 日を経過しないと登校不可) 登校の可否 × × × × × × ○ 発症 0 日目 1 日目 2 日目 3 日目 4 日目 5 日目 6 日目 発熱状況 発熱 解熱 解熱後 1 日目 解熱後 2 日目 発熱した日 を 0 日目と します。 を排泄しているので、トイレの後に手洗いをしない、 手洗いせずに食べ物に 触るなどの行動によって、 感染を広げてしまう可能性 があります。 ②発熱が 4 日以上続いた場合 (発症後 5 日を経過していても、解熱後 2 日が経過しないと登校不可) 登校の可否 × × × × × × × ○ 発症 0 日目 1 日目 2 日目 3 日目 4 日目 5 日目 6 日目 7 日目 発熱状況 発熱 発熱 発熱 発熱 解熱 解熱後 1 日目 解熱後 2 日目