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( 目次 )
●子 ども の 実 態 や 課 題 が
み え な い「政 府 報 告 書 」‥…・ 1 − 2
子 ど もの 権 利 金 約
●
「自分 ら しさ」を出 せ な い子 ども た ち 3
●条 約 の 周 知度 は批 准 当 時 よ り低 い ‥4
●広 げ よ う
子 ど もの 輪
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●いか そ う話 そ う子 どもの 権 利 ‥
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●い じめ 解 決 に向 け て
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報 告 制 度 の 意 味 が わ か って い な い
に は 、 条 約 批 准 に と も な って と っ た 措
るよ う な 内 容 が多 いこ と です 。報 告 書
課 題 な ど に つ い て 記 述 し 、 そ の報 告 書
置 、 子 ど も の権 利 の 実 態 、 権 利 保 障 の
をもとに委日
月会 と ﹁ 建 設 的 対 話 ﹂ し な
と が必 要 です 。 にも か か わ らず 、 例 え
が ら 権 利 保 障 のあ り 方 や 課 題 を 探 る こ
ゆ る エ ン ゼ ルプ ラ ン 等 を ﹁実 施 の た め
ば 、 少 子 化 対 策 と し て 始 め ら れ た いわ
の 一般 的 措 置 ﹂ の 項 目 で あ げ た り 、 批
准 前 か ら の措 置 や 数 字 を現 状 報 告 のな
か に入 れ た りし て います 。
誤 った報 告 内容
第 二 に、 条 約 の規定 に反 す る法 律 や
条 約 に基 づく 措 置 であ る か のよ う に論
施 策 があ る にも か か わら ず 、 そ れ ら を
じ て いま す 。 例 え ば 、 条 約 四 〇 条 2 b
仙 の少年 司法 にお け る無 料 通 訳 規定 に
ども や保 護 者 か ら徴 収 でき る 旨 を定 め
つ いて、 報 告 書 は通 訳人 の費 用 等 を 子
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日 本 で 子 ど も の 権 利 条 約 が 発 効 し て か ら l一
年 が た ち 、日 本 政 府 は 五 月 三 〇 日 付 け
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で条 約 四 四 条 に 基 づ い て 子 ど も の 権 利 委 員 会︵以 下 、 委 員 会 ︶に 最 初 の締 約 国 報 告
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政 府 報 告 書 の 問 題 点 の 第 一は 、 基 本
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書 を 提 出 し ま し た 。こ の 報 告 書 は 、形 式 上 は 委 員 会 作 成 の ガ イ ド ラ イ ン に そ つ て い
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政 府 の 報 告 書 を 検 討 す れ ば す る ほ ど 、子 ど も に近 いと こ ろ で 子 ど も の権 利 保 障 の
児童 の 権 利 に 関 す る 条 約
立 場 に た った 、市 民 レ ベ ル で の条 約 実 施 の 検 証 の 必 要 性 と 重 要 性 が 高 ま って い ま す 。
す が 、子 ど も の権 利 侵 害 の 実 態 や 権 利 保 障 の 課 題 な ど 、肝 心 の 点 が み え な い 内 容 に
題字イラスト
/土田蕪帝
19 9 6 年6 月 1閲 号
た 少 年 法 三 一条 に ふ れ ず 、 通 訳 が 無 料
であ る か のよう に記 述 し て います 。 ま
た 、 条 約 二 一条 a の 養 子 縁 組 規 定 に よ
り 、 民 法 七 九 八条 但 書 を 削 除 し て、 直
え て います が、 狭 き に失し た、 九 条 の
続 き や施 策 等 の説 明 に 終始 し 、 二 つ の
条 約 四 〇 条 の 少 年 司 法 の部 分 で は 、 手
な い と いう 点 が あ げ ら れ ま す 。例 え ば 、
とす る 姿 勢 が み ら れま せん し、 報 告 制
条 約 を 誠 実 に か つ効 果 的 に 実 施 し ょ う
作 れ な か った の で し ょう か 。そ こ に は 、
趣 旨 に反す る解 釈 です 。
ま た、 数 字 を あ げ て いても 、 子 ども
り ま す 。 報 告 書 作 成 の 過 程 で関 係 省 庁
ま た 、 報 告 書 の作 り 方 に も 問 題 が あ
あ るよ う に 思 わ れま す 。
の権 利 保 障 の 実 態 は ほ と ん ど 把 握 で き
度 に 対 す る 認 識・ 位 置 付 け に も 問 題 が
第 四 に 、意 図 的 に書 か な か った と思
円グ ラ フ によ る 数 字 以外 、 少 年 司法 の
わ れ る 事柄 があ り ま す 。例 え ば、 条 約
クを し てお らず 、 包 括 的 に子 ども の権
が 個 別 に し か 実 態 把 握 と 政 策 のチ ェ ッ
意 図的 に 記述 しな い
所 の許 可 が必 要 であ る にも かかわ らず 、
条 約 四 二条 の条 約 広報 義 務 に ついて、
な い部 分 も 数 多 く あ り ま す 。 例 え ば 、
実態 は何 も みえ て き ま せ ん。
報 告 書 は戸 籍事 務 管 掌 者 を 権 限あ る当
利 規 定 に つ いて、 アイ ヌ 民族 や在 日韓
三 〇 条 の少数 者・ 先 住 民 の子 ども の権
系 卑 属 の養 子 縁組 であ っても家 庭 裁 判
れ る こ と に な っ て い る と いう 、 条 約 違
ング す る 機 会 に し て いま せ ん 。 ま た 、
利 状 況 や 法 律 ・ 制 度 ・ 施 策 を モ ニタ リ
局 と し てす べて の要 件 が審 査・ 認定 さ
さ れ て いま す が 、 ポ ス タ ー 一〇 〇 万 部
やす いにも か か わら ず 、 市 民・ N GO
政 府 の み の 情 報 や 評 価 は 一面 的 に な り
外 務 省 を は じ め と す る 広 報 措 置 が記 述
と いう の が 大 切 な の で は な く 、 そ の広
く 言 及 す る こ とな く 、 す べて権 利 が保
報 の中 身 や 実 際 に 子 ど も が 条 約 の内 容
国・ 朝 鮮 人 の子 ども 等 の問 題 にま った
障 さ れ て いる とし ま す 。 ま た、 条 約 二
反 を そ の ま ま 記 述 し て いま す 。さ ら に 、
条 の差 別禁 止 規 定 にか か わ って、 婚 外
を 知 って い る か な ど が 問 題 で す 。
報 告 書 は 一九 九 四 年 五 月 二 〇 日 付 け の
育 行 政 は変 更 し な いとし 、 子 ども の権
文 部 省 通 知 u条 約 批 准 を し て も 何 ら 教
子 ︵非 嫡 出 子 ︶ 差 別 の 問 題 に も 言 及 が
ども の適 正 な取 り扱 いを定 め た条 約 三
ま た 、報 告 書 は、 自 由 を奪 わ れ た子
題 も ふれ て いま せ ん。
と ん どあ り ま せん 。 例 え ば、 条 約 二 八
は どう な って いる のか な ど の記 述 は ほ
は そ の数 字 の 背 景 に あ る 具 体 的 な 事 実
け市 民・ N G O が そ れ ぞれ の役割 や活
今 回 の政 府 報 告書 を みれ ば 、 と り わ
一つ で し ょ う 。
と の対 話 が 不 十 分 で あ る こ と も 原 因 の
あ り ま せ ん。 いわ ゆ る日 比 混 血児 の問
す。
七 条 C第 二 文 の留 保 に つ い て は 述 べ て
条 の 教 育 への 権 利 の 部 分 で 、 体 罰 の 事
し 検 証 し て いく こ と が 重 要 に な って い
動経 験 を ふま え て条 約 実 施 状 況 を監 視
さ ら に 、実 態 と し て 数 字 を あ げ て も 、
を ﹁ 一般 的 措 置 ﹂ の 項 目 に あ げ て いま
利 行 使 にも 歯 止 めを かけ るよ う な通 知
条 約 の 間 違 った 限 定 的 理 解
いま す が 、 留 保 と 同 様 に条 約 の適 用 上
取 り 扱 った 人 権 侵 犯 事 件 数 で 、 文 部 省
件 数 ︵し か も 、 法 務 省 人 権 擁 護 機 関 が
市 民レ ベル で の検証 の必 要性 と重 要性
第 三 に、 条 約 を間 違 って理解 あ る い
定 め た九条 1 と家 族 再 統 合 のた め の出
重 要 な 意 味 を も つ、 親 子 の分 離 禁 止 を
利 観 を 理 解 し て いな いと いう 問 題 があ
宣 言 に ついて は何 ら ふれ る ことな く 、
入 国 を 定 め た 一〇 条 1 に か か わ る 解 釈
ては 何 も ふ れら れ て いま せ ん。 そ れ ど
が 起 こ って い る こと や そ の原 因 に つ い
て います が、 死 にま で いた る体 罰 事 件
の 統 計 よ り も 少 な い も の︶ は あ げ ら れ
のか、 ② 進 展 し て いな いの は ど のよう
ども の権 利 保 障 が ど のよ う に進 展 し た
な ぜ そ の数 字 が出 て く る の か、 あ る い
す 。 そ も そ も 政 府 は 条 約 の 子 ど も の権
は限 定 的 な 解 釈 し て いる部 分 があ り ま
り ま す 。 ま た 、 例 え ば 、 一二 条 の意 見
当 該 部 分 を 記 述 す る ︵し か も 非 常 に 限
ころ か 、 深刻 な 社 会 問 題 にな って いる
い じ め や 不 登 校・登 校 拒 否 に つ い て は 、
り く み が 必 要 か な ど で す ︵ ニ ュー ス レ
克 服 し て いく に は ど の よ う な 措 置 や と
な要 因 や障 害 があ る か ら か、 ③ そ れ を
ス レ タ ー ﹂ で も 、 引 き 続 き ﹁ 条 約 の検
タ ー 二 四 号 な ど を 参 照 ︶。 こ の﹁ ニ ュー
し て く だ さ い。
︵荒 牧 重 人 ︶
証 ﹂を 掲 載 し て いき ます の で、 参 考 に
ません。
な ぜ 、 政府 は こ のよ う な報 告 書 し か
な ぜ、 こん な報 告 書 に
け る 重 大 な 人権 侵 害 の実 態 は みえ てき
数 字 す らあ げ ら れ てお らず 、 そ こ にお
そ こ で の 視 点 は 、 ① 条 約 に よ って 子
表 明 権 ︵ガ イ ド ラ イ ン で は ﹁ 子 ど も の
含 ん で います 。
定 的 な 理 解 を し て い る ︶ と いう 問 題 も
ます 。
意 見 の尊 重 ﹂︶ を ﹁ 意 見 表 明 の機 会 ﹂ に
第 五 に、 最 も多 く の部 分 でみ ら れ る
子 ど も の権 利 の 実 態 が み え な い
限 定 し 、 尊 重 の 部 分 を 欠 落 さ せ て いま
す 。ま た 、 二 二条 は 表 現 の 自 由 の み で 、
知 る権 利 には 言 及 せず 、 こ の項 目 でわ
さ ら に、 条 約 九条 3 が規 定 す る 、 父母
績 々説 明 さ れ て いま す が 、 そ の運 用 実
問 題 と し て 、法 や制 度 や 施 策 に つ いて
ざ わ ざ校 則 の必 要 性を 述 べ て います 。
か ら分 離 さ れ て いる 子 ども の父 母 と の
な って いる のか な ど は ほと ん ど わ から
態 や 運 用 に よ って 子 ど も の 権 利 が ゼ う
人的 な 関 係 等 の維持 の権 利 に つ いて、
報 告 書 は 具 体 的 に は 少 年 院 等 の施 設 に
収容 ・ 入所 し て いる 子 ども を 指 す と考
2
ソ
レさ い
を担せ在 り去どもたち
条約
︵検証︶
第◎ 回
一
見
横 浜 市 教 育 セ ン タ ー 調 査 −﹃ 子 ど も の ア イ デ ン テ ィ テ ィ と 現 代 教 師 の 子 ど も 像 ﹄か ら
﹁授 業 ﹂の中 の﹁自 分 らし さ ﹂
で 好対 照
こ の 調 査 で は 、教 師 自 身 に も﹁ ど ん な
と き に﹃ 自 分 ら し さ ﹄を 出 し て い る か ﹂
を 聞 い て い る が 、 ト ップ は ﹁ 授 業 中 ﹂
し て は当 然 か も しれ な いが 、 同 じ質 問
七 五 ⊥ハ% 。 〝授 業 で 勝 負 ″ す る 教 師 と
友 達 と の遊 び ﹂ が八 一
・ 五 % で ト ップ 、
に 対 し て 、子 ど も の 場 合 、
﹁休 み時 間 、
﹁や や思 う ﹂ の合 計 が半 分 を 超 え て い
厳 し い。 図 表 1 の 通 り 、 そ う﹁ 思 う ﹂、
の問 いに対 し て、 教 師 の見 方 はか な り
があ が って いる。 特 に中 学 校 の場 合、
な い﹂そ し て﹁ 先 生 の 評 価 を 気 に す る ﹂
生 活 ﹂、﹁ 安 心 し て 自 分 を 出 せ る 雰 囲 気 が
抜 け て 高 い 。そ の ほ か 、﹁ゆ と り の な い
に 注 目 し て お き た い。
で ﹁自 分 ら し さ﹂ を 発 揮 でき な いこ と
四・ 九 % に す ぎ な い。 子 ど も 側 が 授 業
﹁ 授 業 中 ﹂ は 一三 項 目 中 一二 番 目 で 二
一九 九 六 年 三 月 、 横 浜 市 教 育 セ ン タ ー
る のは、 小 学 校 だ け であ り 、 中 学 、高
﹁先 生 の評 価 を気 にす る﹂ が四 五・ 五
教師 〓 一
〇 〇名 を対 象
は 、 同 セ ンタ ー 発 行 ﹃ 研 究 紀 要 ﹄ 第 一
校 と 進 む に 従 って 、 子 ど も た ち が ﹁ 自
い﹂ は 六 一・ 一% と 突 出 し て い る 。 高
%、
﹁安 心 し て 自 分 を出 せ る雰 囲 気 が な
含 ま れ て いる 。 目を 通 し た こと があ る
た か、 な ど条 約 と直 接 関 係 す る 設 問も
な お調 査 では、 権 利 条 約 に目 を通 し
︵喜 多 明 人 ︶
と 子 ども と の認識 のズ レが感 じ られ る。
四 % と 低 か った 。 こ のあ た り に 、 教 師
の調 査 で は 二 二 項 日 中 一五 位 、 三 四 ・
と も 人 気 の 高 か った ﹁ 休 息 権 ﹂ が 、 こ
面、 中 野 区 の調 査 で は子 ども 側 に も っ
八% ︶ な ど差 別 問題 に集 中 し て いる反
師 の 回 答 は 、障 害 児 差 別 の 禁 止︵七 七 ・
れ る 権 利 は 何 か ﹂ の問 い に 対 し て 、 教
本 に住 む子 ども た ち に特 に必 要 と思 わ
一
・ 八 % に す ぎ な い。 ま た 、﹁ 現 在 の 日
題 と し て も 一三 項 目 中 一二 番 目 で 二
目 中 最 下 位 一五 ・ 一% 、 今 後 の 重 点 課
し て は 、 条 約 は 、 過 去 に お い て 一三 項
あ る。 し かし 、 人権 教 育 の実 践 対象 と
と答 え た教 師 は、 七 六・ 七 % と高 率 で
校 入 試 ︵推 薦 を 含 む ︶ の 影 響 が 読 み と
図表 2
れ る。
でも 実 践意 欲 低 い
条 約 に 目 を通 し た 七 六・ 七 % 、
七 五 号 に お い て 、﹃ 児 童 生 徒 の権 利・責
が 強く な って いる。
﹁自 分 ら し さ ﹂ を 出 せ な い 理 由 と し
分 ら し さ ﹂ を 出 し て いな い と い う 見 方
表 し た 。 こ の 報 告 書 は 、 一九 九 五 年 度
現 で き な い か ら ﹂ が 七 四 ⊥ ハ% と 飛 び
て は 、図 表 2 の 通 り 、
﹁自 分 を う ま く表
テ ィ テ ィ と現 代 教 師 の子 ども 像 ﹄ を 公
︵九 五 年 一 一月 七 日 ∼ 一四 日 ︶ に 、 横
別
1
員 一二 〇 〇 名 を 対 象 と し て 実 施 し た 教
3
4 r)∴ i
7 ゆ と りの無 い生括
員 向 け 意 識 調 査 の結 果 を 分 析 し た も の
4 二i ∴ j
6 出せ る雰 囲気 が な い
であ る 。
.川り .
4 3
4
2 ト∴ バ
5 自分 を出 す場 面 が か −
子 ど も の権 利 条 約 の 批 准 に よ って 、
3:
i .⊥
1
.3 保護 者 の 期待 に応 える
に わ か に ﹁子 ど も の ア イ デ ン テ ィ テ ィ
1 7 .
n
8 家庭 の 事情 か ら
て いる中 で、 こ の調 査 で は、 今 日 の教
2 リ .2
2 成績 に 自信 が 無 い
を 持 つ権 利 ﹂︵八 条 等 ︶が 注 目 さ れ て き
31 .
・1
1 先 生 の 評 価 を 責もに す る
8 =%
7()
6り
5 り
4 0
30
2 ()
l り
()
師 が、 子 ども お よ び 教 師 自身 の アイ デ
=
卜
非 該 当
ン テ 八 テ ィ ︵本 調 査 で は﹁ 自 分 ら し さ ﹂
4 ト;
小学校 担 任外
4 H
3 2
1 (う
拳諸 学 校
と 表 現 ︶ に つ いて ど う 考 え て い る か 、
を主 に 問 いかけ た 。
l
l り .=
明
不
2 .7
8
他
9そ の
﹁自 分 ら しさ ﹂
を出 せな い 子ど も た ち
表
図
う ま〈 表 現 で き な い
4
﹁学 校 生 括 の 中 で ﹃ 自 分 ら し さ ﹄ を
出 し て いる児 童 生 徒 は多 いと思 う か ﹂
//
浜市 内 の小・ 中・ 高 校 ・ 養 護 学 校 の教
任 等 に関 す る研 究 1 子 ども の アイ デ ン
57
25 .
校
高等 学
47
小学 校 高 学 年
5(i
3 」
校
中学
扶次歩瑚
桝
潔
5′
1
52
小学 校 中学 年
閻
田
小学校 低学 年
彬 放 幸手
家 宅須 護
′
4∠
壬
計 〕百
〔 合
やや思う あまり思 思わか−不明・
非
わなシ
ー
該当
思う
条約
︵検証︶
第○ 回
粂︰脚の度
肝
当誠
阿より腐 い
崇 ︵ 予 ど も の 権 利 条 約 を 広 め る 10 代 の 会 ︶
いう 質 問 は も ち ろ ん 、
﹁学 校 で は、いろ
ど も の権 利 条 約 を 知 っ て い る か ∼ ﹂ と
知 ら な いだ ろう と、 ア ンケー トを 行 う
と いう 項 目 に つ い て 、 ほ と ん ど の 人 が
﹁ 川 代 の 会 ﹂の ア ン ケ ー ト 調 査 − 正 岡
私 た ち ﹃子 ど も の権 利 条 約 を 広 め る
そ れ ってど う 思 う か
ども 用 ︶ の回答 を報 告 す る 。
10 代 の会 ︵以 下 10 代 の 会 ︶﹄ は 、 子 ど も
れ て いるよ ネ !
ん な 事 が 生 徒 た ち の意 見 な し に 決 め ら
半 数 ぐ ら いし か いな い 。 そ れ こ そ と ん
因 は 、登 校 拒 否 に つ い て の 知 識 が な い 、
で も な い ! 。 こう い う 結 果 に な っ た 原
登 校 拒 否 児 が 学 校 へ行 か な く な った 後 、
ど のよう な対 応 を 受 け て いる の かわ か
ら な い 、と いう こ と な ど が 考 え ら れ る 。
普 及 す る 活動 も 行 う 必 要 が あ る と改 め
今 後 私達 は、 登 校 拒 否 に 対す る理 解 を
て考 え さ せ ら れ た。
最 後 に、
﹁体 罰 に つ い て ど う 思 う ∼ ﹂
ケー ト で調 査 す る 事 に な った。
利 意 識 は どう か 等 、疑 問 に思 い、 ア ン
く ら い条 約 に つ い て 知 っ て い る か 、 権
し、 九 六 年 三 月 に 発表 し た。 冊 子 の内
冊 子 は 、﹃な に 様 だ ! お 子 様 だ 〓︰
﹄と 題
回 る数 の方 々 に回答 し て い た だけ た。
0名 合 計 約 二 、 0 0 0名 と、 予 想 を 上
ども 約 一、 0 0 0名 、 大 人 約 一、 0 0
精 力 的 に 行 った 。 そ の 甲 斐 あ っ て か 子
校 時 間 の学 校 の 正 門 の外 で 毎 週 土 曜 日 、
ア ンケー ト は 、 猛暑 の大 通 公 園 と 下
が知 ら な いと答 、
え、﹁条 文 を 読 ん だ ﹂と
質 問 に対 し 、全 体 で約 七 九・ 五% の人
っ た 。﹁条 約 を 知 って い る か フ
・﹂と いう
〇 〇 人 に緊 急追 加 ア ンケー ト 調 査 を行
二年 間 の変 化 を比 較 す る為 に 子 ども 二
だ ! お 子 様 だ 〓︰
﹄ を 編 集 す る 当時 、 約
く ら いし か い な か っ た 。ま た 、﹃な に 様
ヨ ! ﹂ と 答 え た 人 は 高 校 生 で も 約 一割
でも 約 半 数。
﹁条 文 だ って読 ん だ事 あ る
答 え た人 が小学 生 で約 七 五 % 、高 校 生
の 結 果 だ っ た 。 ﹁ 聞 い た こ と も な い ﹂と
前 から 予 想 し て いた のだ が、 予想 通 り
お 子 さ ま 新 聞 ︶ 等 を 考 え て い る。
う 目 的 で新聞 を作 成 す る 企 画 ︵仮 題 ︰
の活 動 を し て いる団 体 と の連帯 、 と い
の普 及 、 全国 の子 ども や 条 約 に つ いて
す こと は無 理 だ、 と いう 諦 め な の かも
る 。 体 罰 が 当 り 前 に な って い て 、 無 く
驚 く ほ ど 多 数 の人 達 が 体 罰 を 認 め て い
は 、A 、B 併 せ た 体 罰 容 認 派 が 四 割 強 。
﹁ C 、 だ ん こ体 罰 反 対 ﹂ の 三 つ。 結 果
は 必 要 −⊥、﹁B 、愛 が あ れ ば い い わ ﹂、
に つ い て。 選 択 肢 は ﹁ A 、 教 育 に 体 罰
札 幌 市 を 中 心 に 行 った 。 質 問 は 、 子 ど
容 を ま と め る に あ た っ て 、子 ど も 達︵ フ
答 え た 人 に 至 って は な ん と 四 ・ 五 % し
ま ず 、前 述 の﹁ 条 約 を 知 って い る か ∼ ﹂
式 に発 効 し た 九 四年 五月 に発 足 し た。
の権 利 条 約 ︵以 下 条 約 ︶ が 日 本 で も 正
も 用 一七 項 目 、 大 人 用 一六 項 目 。 ア ン
リ ー スク ー ル さ と ぼ ろ の 生 徒 達 ︶ か ら
か いな か った 。 批 准 し た 当 時 よ り 周 知
約 を広 め る″ 事 であ る。
へ送 り 込 ま れ た り 、 精 神 科 へ入 院 さ せ
そし て、
﹁登校 拒否 児 が強 制 的 に施 設
そ こ で 最 初 に 、 一般 の 人 々 は 、 ど の
t三 権
足音
鞍杏ノ
与ども の 権 利 条 約 と広 軌 る
ア ン ケ ー ト 結 果 は 、冊 子 に ま と め た 。
し て い る 。 ま た 、 こ の冊 子 は イ ン タ ー
ら れ る 事 に つ い て ど う 思 う ∼ ﹂ と いう
度 は低 い の であ る。
道岩 見 沢 ︶ の ホー ムペ ー ジ でも 紹 介 さ
ネ ッ ト 内 に あ る 北 海 道 教 育 大 学 ︵北 海
項 目 に つ い て。 回 答 の選 択 肢 は 三 つ、
て、 ア ン ケ ー ト の 結 果 に 織 り 込 み 紹 介
れ て いる。
ん で も な い こ と さ ﹂、
﹁私 わ か ん な い﹂。
﹁ と ん でも な い こと さ﹂ と答 え た 人 が
﹁ 仕 方 な いじ ゃ ん 病 気 な ん だ か ら ﹂、
﹁と
特 に 指 摘 し て お き た い 三 つ の 項 目 ︵子
さ て本 題 のア ンケ ート 結 果 だ が、 こ
の今
こ では そ の全 てを 紹介 で きな いの で、
10 代
ア ンケー ト は 、 子 ど も 用 と大 人 用 を
を 蓋
用意 し、 九 四 年 七 月 か ら九 月 にか け て
様
、′
か与
な あ ∼ ﹂ と い った 具 合 で あ る 。
ケー ト に は 工夫 を 加 、
え、 回 答 し て い る
学校 や家 庭 で の いや だ った体 験 談 を 聞
10 代 の会 の 目 的 は 、会 の 名 称 ど お り 〝
条
だ け で条 約 の内 容 が幾 ら か でも 理解 で
き 取 った。 そ れ を権 利剥 奪 の実 態 と し
ト、 _ノ ノ
\ −
東 2 丁 目 4 − 41
札 幌 市 東 区 北 14 条
と ころ ま で 。
〒〇六五
フ リ ー スク ー ル さ と ぼ ろ
制
〇 一丁 七五 三⊥ 八九五︶
﹃ 子 ど も の 権 利 条 約 を 広 め る 10 代 の 会 ﹄
内
︵問 い合 わ せは出 来 る だけ郵 便 で次 の
動 の 輪 、子 ど も の 輪 を 広 げ て いき た い 。
こ れ か ら も ま す ま す 、10 代 の 会 の 活
今 後 の 10 代 の会 の 活 動 と し て 、 条 約
し れ な い⋮。
き る よ う に 心 掛 け た 。例 え ば 、
﹁君 は 子
い く / ′′
t
篭
手
染毛
なJ三城 だ /
ノ
4
汀へ
メさ ハ
n
一
美 ン山
八宗 八
︺
八束︵専ハ
リ
茨菜
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﹁⊥し √ ヽ
︷ し r ヽ⊥
し ﹁ ﹁−
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C ′ ヽ人
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ゝて ︰
′ ﹁∴﹁
戸 ¶Cバ
J−叶
イ ヽC︹ ¶Cハ \パU′ 六
£ 八 Jト
散策蘇鮮鮮
蘇鞍蘇難解
蘇 鮮 弊蘇 難
最 後 に 、 各 グ ルー プ に 話 し 合 い の内
の 未 成 熟 さ を 感 じ ず に いら れ ま せ ん 。
容 を ま と め て発表 し ても ら いま し た。
例 え ば 校 則 問 題 のグ ルー プ か ら は 、 学
校 が治 外 法権 化 し てお り 、 憲 法 で保 障
は、 主 に提 案者 であ る子 ど もグ ループ
味 で あ る と 言 いま す 。 そ れ に 対 す る お
そ ん な 中 で教 師 が 護 憲 を 説 い て も 無 意
越 え る 参 加者 を 迎、
え、 そ の 中 で も 昨 年
か 多 少 心 配 し た の で す が 、 一六 〇 人 を
し た 。 午 前 中 の激 し い雨 で 人 が 集 ま る
若 者 の参 加 が多 く 、 イ ベ ント の存在 意
か し そ の 一方 で 、 今 回 の イ ベ ン ト に は
必 要 が あ る と の提 言 が あ り ま し た 。 し
し て 、 条 約 の普 及 に さ ら に 努 め て いく
定 の 権 利 条 約 フ ォ ー ラ ム を き っか け と
生 活 で は 少 な いよ う で 、 新 鮮 な 感 動 を
ども が対 等 な位 置 で向 き 合う 場 が 日常
よ う に思 います 。 た だし 、 お とな と子
展 開 さ れ 、参 加 者 同 士 の交 流 も進 ん だ
各 グ ルー プ とも かな り 白 熱 し た議 論 が
じ ま し た。 さ て、 子 ど も達 お とな 達 双
が 、 条 約 普 及 の最 大 の 障 害 で あ る と 感
を Aロ理 化 し て し ま う お と な の意 識 こ そ
が、 子 ど も を取 り 囲 む 不 合 理 な決 ま り
と な 側 の意 見 は 紹 介 さ れ ま せ ん で し た
関 心 の高 さ が伺 え ま す 。 動 き 始 め た子
義 が 認 め ら れ て き た こ と や 、 条 約 への
背 景 を 考 え る と 、 条 約 実 施 の社 会 基 盤
述 べ て い ら し た 方 が いま し た が 、 そ の
︵若 林千 絵
早 稲 田 大学 大 学 院 生 ︶
方 には何 が残 った でし ょう か。
と が、 大 き な 収穫 だ ったと 思 います 。
最 初 に、 永井 憲 二 代 表 委 日
月よ り 開 会
堀 内 梨 江 ︵高 三︶
人 達 が 少 し 遠 い 存 在 に 思 え た 。 私 の話
が んばれ′今 の子ども達
個 別 の グ ル ー プ を いか に し て 相 互 に つ
ども 達 も増 え続 け て いる ので 、 今後 は、
何 故 、 イ ベ ント に 参 加 し た の ? と 聞
実 際 の と こ ろ は わ か ら な い。 で も 、 や
を 会 場 で 聞 いた 人 達 が ど う 思 っ た の か 、
表 み た いな も の を や ら な い か と 声 を か
﹃ 子 ど も の行 政 参 加 ﹄ に つ い て 意 見 発
け ら れ た から 。
お 固 いタ イ ト ル に 恐 れ お の の い た の か 、
れ て 討 論 会 を し た 。 〝行 政 参 加 ″と いう
か れ る と ⋮ ⋮そ れ は た のま れ た から 。
含 む ︶ に、 それ ぞ れ が持 って いる問 題
め た 子 ど も グ ルー プ ︵青 年 や お と な も
﹁ や り ま す 〃︰
﹂ と 返 事 を し たも の の、
続 い て 、 イ ベ ント ﹁ 広 げ よ う 子 ど も
関 心 と活 動 内 容 、 そ し て 現在 抱 え て い
だ 、 ハイ テ ィ ー ン ・ フ ォ ー ラ ム の こ と
いざ何 を 話 そ う ⋮ ⋮ と考 え た。− そう
取 り ま し た。 提 示 さ れ た話 題 は、 校 則
グ ループ に分 かれ て も らう スタイ ルを
動 に つ い て 、 た く さ ん の 人 に 知 って も
を話 そう 。 中 野 区 で 私 の や って いる 活
っこう 激 し い論争 が展 開 さ れ た。
﹁シ ス
で に 十 八 歳 に な って 四 日 目 だ った 。 け
子 ど も が 不 在 だ った 。 私 も 、 こ の時 す
達 と 知 り 合 った 。 私 の 活 動 は ま だ ま だ
ゃダ メだ と 思う 。 そ の要 望 に 対 し て、
と は、 た だ 自 分達 の要 望 を 出す だけ じ
私 一個 人 の 考 え と し て 〝行 政 参 加 ″
テ ム﹂ に つ い て は 特 に 激 論 だ った 。
規 模 的 にも 、 内 容的 にも 小 さ く、 他 の
当 日、 色 ん な 分 野 で活 動 し て いる 人
一〇 ∼ 三 〇 人 程 度 で 、 グ ル ー プ の 中 で
ズ 問 題、 子 ども の行 政参 加 、 いじ め、
問 題 、 子 ど も の 人 権 、 国 際 支 援 、 エイ
ら お う 。 − そ う 思 った 。
そ の後 、 グ ル ー プ 別 に 七 分 野 に 分 か
る だ け の こ と は や った と 思 う 。
そ れ ぞ れ の問 題 意 識 と 照 らし 合 わ せ て
る 課 題 を 提 示 し て も ら い、 参 加 者 に は
の輪 ﹂ が行 わ れま し た 。 まず 、 動 き 始
な の でし ょう 。
み こ そ が 、 条 約 を 根 付 か せ る ポ イ ント
ま す 。 ま た 、 そ う い った 地 道 な 取 り 組
な げ る か が 一つの課 題 と な る と思 われ
あ い さ つが な さ れ ま し た 。 条 約 の批 准
普 及 状 況 に つ いて レポ ー ト を 作 る大 き
後 二 年 目 の 今 年 は 、 国 連 へ条 約 の実 施
以 下 、 内 容 を簡 単 にま と め ま す。
に比 べ て ﹁子 ども ﹂ の参 加 が 増 え た こ
いな い と の指 摘 が あ り ま し た 。 彼 ら は 、
な節 目 に当 た り ます が、 未 だ に内 容 や
まし た。 参 加者 全 日
月が 参 加 で き る の で 、
の代 表 者 を中 心 とし て議 論 が 組織 さ れ
され て いる権 利 が学 校 では 認 め ら れ て
今 年 も 、 例 年 ど おり 五 月 五 日 、国 立
こ の イ ベ ン ト や 十 一月 に 大 阪 で 開 催 予
そ の 存 在 す ら 知 ら な いお と な も 多 く 、
1
告 八†
奇八
蓑
山
隈穀
こども の 日イ ベ ント
¶
0
︹ 打\
\
宍粟7
常 幸
深戸
醗
菜譜
主 催 の こ ど も の 日 イ ベ ント が 開 か れ ま
、
レてⅤノ告 ハ才 舛 レ℃ ‖、γ し
八 ︰告 八 ︶エ 八
鞍紫蘇
﹁紫 蘇
欝欝鞍紫蘇
欝 繋 紫 蘇蘇
′1
軽蔑 ′ 臣貿
軍記 駁 害
青 少 年 総 合 セ ン タ ー に て ネ ット ワ ー ク
葉 α αノα∼
二
〕_
こ
′
さ
完投 く
学 校 と 生 徒 の 権 利 の 七 つ。 一グ ル ー プ
5
郡 ゴ(声ゴ丁フ
く
良溌 α (
じ え つ つ、 思 いを 語 り 合 う と いう 点 で
れ ぞ れ の登 校 拒 否 ・ 学 校 で の体 験 を 交
得 な か っ た ︶。し か し 、参 加 者 自 身 、 そ
テ ー マ に沿 っ て 議 論 を 深 め る 、 と い
と いう 事 を話 し た。
う 事 には 発展 しな か ったと 思う ︵アド
こ れ か ら の ハイ テ ィ ー ン ・ フ ォ ー ラ
ム の 中 で 、 本 当 の意 味 で の 行 政 参 加 に
バイ ザ ー と し て の役 割 は 充 分 に果 たし
自 分 達 に は こう いう 活 動 を す る と か っ
て い う 〝行 動 ″ が な け れ ば 無 責 任 だ 。
ベ ント で 学 ん だ こ と が 、 生 き て く る だ
な る よ う 努 力 し た い。 そ の 時 、 こ の イ
﹁ いじ め ﹂ 問題 を 話 し 合う 分科 会 に
障 さ れ る電 話 相 談 のよ う な サ ー ビ ス の
な け れ ば 言 わな く ても い い、 匿名 が保
問われる ﹁いじめ相談﹂
は 、 こ の 問 題 に 対 す る 関 心 の高 さ を 反
重 要 性 が 強 調 さ れ て い る 。 一方 で 、 教
平野裕 二
は 、 多 い に 意 義 が あ った と 思 う 。
〝誰 か が や って く れ る ″ と 他 人 任 せ な
ろ、
フ。
の は 参 加 で は な い。 自 分 が 何 か を し て
こ そ 〝参 加 ″ で あ る 。
自 分らしく あろうとす ればす るほど
こう にも 行 け な くな る ﹁登 校 拒 否 児﹂
映 し て か、中 高 生 ∼大 学 生 と い った 子
職 校 長 が 応 対 し て いる こ と が 多 いな ど
育 委 員 会 な ど の電 話 相 談 で は や は り 退
肥 後 智 子︵ 子 ど も の権 利 条 約 を 広 め る 10 代 の会 ︶
に対 し て、多 く の人 は ﹁学 校 に 行 けな
ども・ 若 者 を始 め とし て、 三 〇 人近 く
五 月 五 日 の﹁ ひ ろ げ よ う 子 ど も の 輪 ﹂
に 、札 幌・﹁ 子 ど も の 権 利 条 約 を 広 め る
い事 ﹂を 問 題 視 し 、﹁ そ の 子 ﹂が 悪 い と
職 場 、 親 同 士 な ど おと な の世 界 でも い
さ ら に、 子 ども の間 だ け で は なく 、
方 そ のも のも問 われ た 。
の現 実 も あ り、 既 存 の電 話 相 談 のあ り
10 代 の 会 ﹂ か ら 、 私 も 含 め て 三 名 が 参
状 に つ い て ざ っく ば ら ん に 議 論 。 と く
自 己 紹 介 のあ と 、 日 本 の い じ め の 現
の参 加 者 が あ った。
に 、 文 部 省 が ス ク ー ル・ カ ウ ン セ ラ ー
ど も の 学 ぶ権 利 ﹂ を 保 障 す る 義 務 が 行
いう 。 が し か し 、義 務 教 育 は 本 来 、
﹁子
政・ 親 に あ る 、 と いう 事 で あ る は ず だ 。
の導 入 に力 を注 いで いる こと に対 し て
い・ 行 け な い 子 ど も の 学 び 舎 ﹁ フ リ ー
加 し た 。﹁ 10 代 の 会 ﹂は 、 学 破 に 行 か な
スクー ルさ と ぼ ろ﹂ に集 う 子 ど も達 が
る ほ ど、 生 き づ らく な る現 状 の学校 に
な ら ば、 自 分 ら しく あ ろ う と す れ ばす
いる。 ま た、 今 回 は いじ め ら れ た 子 へ
じ めが 広 が って いる こと も 強 調 さ れ て
私 は、 グ ループ 討 論 の 一つ﹁子 ど も
そ の主 な メ ンバ ー だ。
は、 若 者 か ら ﹁ そ んな 見 知 ら ぬ 人 が い
の 対 応 に つ い て の 議 論 が 主 だ った が 、
﹁ N O ﹂と 言 い、﹁ 行 き た く な い ﹂と 飛
く と ころ を 誰 か に見 ら れ た ら 、 そ れ が
す る こと に つ いても 議 論 を 進 め て いか
最 後 に、 いじ め た子 の立 ち 直 り を援 助
の権 利 ﹂ と い う テ ー マ の 所 に 、 ア ド バ
ま た いじ め のネ タ に さ れ る ﹂ と 疑 問 の
な け れ ば な ら な いと いう 意 見 も出 され
きな り 来 ても相 談 でき な い﹂
﹁相 談 に行
声 が相 次 いだ。 関 東 のあ る 県 で は、 と
び出 す 権 利 も 子 ども に はあ る はず だ、
く に 専 門 的 訓 練 も 受 け て い な い退 職 校
イ ザ ー と し て 参 加 さ せ て も ら った 。 そ
私 の 方 か ら は 、 テ ー マ が ﹁子 ど も の
た。 確 か に 、 問題 を 本 当 に 解 決 し て い
のグ ルー プ へ の参 加 者 は 、 十 六 ・ 七 名
権 利 ﹂ と いう 、 あ る 様 で な い 様 な 大 き
長 が カウ ン セラ ー にな って いる こ と が
の若 者 が 中 心 だ った 。
な テ ー マ だ った の で 、﹁10 代 の 会 ﹂で 行
少 な く な い と いう 報 告 も あ り 、 カ ウ ン
も っと 必 要 だ と 思 う 。
︿ た め に は そ う いう 観 点 か ら の議 論 が
っ た 、 ア ン ケ ー ト 結 果 を いく つか 報 告
セ ラ ー の 質 そ のも のも 問 わ れ た 。
﹁体 罰 ﹂ を 四 割近 く の 子 ども 自身 が
私 は 、 生 徒 人 権 プ ロ ジ ェク ト に 関 す
る 問題 提 起 を し た。 子 ども の権 利条 約
か ︶、そ し て こ れ か ら 挑 戟 し た い こ と︵た
と、 そ れ を どう や ったら 超 え ら れ る の
活 動 を 通 し て の私 の感 想 な ら び に疑 問
鈴 木 健 太 郎︵生 徒 人 権 プ ロジ ェク ト ︶
こん な 服 装 制 限 は お か し い
そう いう意 味 で は、 名 前 を 言 いたく
し た。
容 認 し て いる こ と 。 ま た 、 学 校 の 中 で
いかな る暴 力 が 体 罰 と し て 日常 的 に 行
わ れ て い る の か 、﹁ 10 代 の 会 ﹂メ ン バ ー
の子 ども の体 験 談 と合 わ せ て紹 介 し た。
罰を 自 分 が受 け た。 あ る いは見 た 事 が
言 ﹄、 そ の﹃ 宣 言 ﹄に 基 づ く 活 動 、 そ の
の﹁生 徒 版 ﹂ と いえ る ﹃生 徒 人 権 宣
︵ た と え ば 、 学 校 の 壁 が あ る と いう こ
あ る方 ?﹂ と 尋 ね た と こ ろ、 ほと ん ど
グ ルー プ 討 論 参 加 者 に も 、
﹁ 学 校 で 、体
の 人 が 挙 手 し た 。 そ の様 な 学 校 に 、 行
る
こ のよう な こ とを 話 し た。
と え ば 、 ネ ット ワ ー ク を 生 徒 だ け で つ
と いう の は り っば な ﹁ 労 働 ﹂ だ と 思 う 。
者 が ど の く ら い で 、 な お か つ若 者 が ど
今 回 のイ ベ ント は 、
﹁広 げ よう 子 ども
し や す い テ ー マ立 て を す る こ と 、 現 在
子 ど も た ち が興 味 が 持 て、 ま た、 参 加
く る︶
関 与 し て いる のか﹂
﹁男 子 を 味 方 に 引 き
し かし 蓋 を開 け て みれ ば 用意 し た資 料
の 活 動 の経 験 ・ 知 識 の有 無 と は 関 係 な
く つ か の注 意 点 を 考 え ま し た 。 ま ず 、
下 手 な 問 題 提 起 であ った が、 十 五 人 ほ
込 めな いか ﹂ そ し て ﹁ほん とう は 、 み
の イ ベ ン ト を 企 画 し た 者 の 一人 と し て
が足 り な く な る ほ ど の参 加 があ り 、 こ
く 意 見交 換 ・ 意 見 交 流・ 話 し合 い が出
の 輪 ﹂ と 題 し 、 こ の 目 的 のも と に 、 い
ど の ひ と が集 ま った。
ん な で そ ろ って 学 校 を 改 革 す る 必 要 は
と ても う れ し いこ と であ り ま し た。
迎 え た 五 月 五 日 の 子 ど も の 日 イ ベ ント 。
討 論 の中 心 は、
﹁ ブ ル マを 何 と か し た
な い。 た だ し 、 個 人 で 行 動 す る の は 辛
の く ら い 参 加 す る の か わ か ら な いま ま
い の だ が ﹂ と いう 千 葉 県 の 中 学 生 の訴
い場 合 が 多 い。 敢 え て 、 学 校 で ﹃変 わ
次 の よ う な 意 見 が あ った 。
﹁親 は どう
え と そ れ を め ぐ る 意 見 交 換 だ った 。 中
日 本 国 憲 法 ・ 子 ど も の 権 利 条 約 の観
ク の 形 成 と いう こ と を 最 終 的 な 目 的 と
よ う に 、 子 ど も 同 士 に よ る ネ ット ワ ー
の転換 と問 題 意 識 を 持 つ必要 性 を 感 じ
と いう こ と に つ い て は 、 参 加 者 の 視 点
が出来 た よう です 。 し か し、 話 し 合う
そ のな か で 子 ども も 大 人も 活 発 な 討 論
点 か ら こ の 種 の 服 装 制 限 は お か し い。
し ま し た 。 つまり 、 現 在 さ ま ざま な 分
た のも事 実 です 。
来 る場 を創 る こと を 基 に企 画 しま し た。
﹃生 徒 人 権 宣 言 ﹄に は 、﹁ 生 徒 は 、 自 分
分 が 関 わ って い る 分 野 を 越 え て 様 々 な
野 で活 躍 を し て いる子 ど も た ち が、 自
今 回 の イ ベ ント で は 、〝広 げ よ う 子 ど
も あ る ﹂。
り 者 ﹄ の レ ッ テ ルを 貼 ら れ る と いう 手
な ん だ 、 仕 事 を 増 や す な ﹂ と いう 答 え
﹁ おま え ら と ち が って俺 たち は 労働 者
の服 装 ・ 装 飾 品 お よ び 髪 型 を 自 分 で 決
も の 輪 ″ と いう タ イ ト ル が 示 し て い る
業 ま であ と 少 し な ん だ から 我 慢 し ろ﹂
学 生 に よ る と 、教 員 を 問 い 詰 め る と﹁ 卒
が あ っ た と いう 。
﹁ 私 たち のお かげ で働
め る こと が 出来 る﹂ とあ る 。
と で は な い。 つま り 、 人 の意 見 を ま と
う こと であ り 、 話 を 進 め よう とす る こ
も に開 かず 部 分 的 に か い つま ん で批 判
仲 間 と 実際 に顔 を 合 わ せ 、 ど のよ う に
仲 間 を 探 し て いく の か 、 こ れ か ら の 展
をす る こと で はな い。 そ の環 境 下 で出
す る よう な 切り 口 で見解 を述 べ、 討 論
同 年 代 に 伝 え て いく の か 、 ど の よ う に
そ れ は、 話 し 合 い の目的 は、 話 し 合
け て る ん だ ﹂ と 言 い返 せ 、 と いう 意 見
連 休 の 谷 間 と いう こ と も あ り 、 参 加
関 心 はあ っ ても 表 明 す る 場 が な い
が で た。 私 の考 え で は、 教 育 にお いて、
教 員 は ﹁労 働者 ﹂ で はな く ﹁資本 家 ﹂
搾 取 さ れ る 存 在 であ る。 学 校 に通う 、
だ。 生 徒 こそ が ﹁労 働 者 ﹂ と し て 日 々
う 、 と いう 趣 旨 で し た 。
開 す る こと であ る 。 そ のこ と が出 来 な
てき た発 言 ・ 観 点 を結 び付 け 発 展・ 展
望 と い った も のを 話 し 、 交 流 を 深 め よ
現 代 の子 ども たち は社 会 に関 心 がな
い か ら そ の場 の 意 見 と 参 加 者 の 存 在 を
い と い わ れ て いま す が 、 関 心 が な い の
で はな く、 関 心 があ っても そ の こ とを
を あ お る。 そ のよ う な こ と は実 に頻繁
受 け 入 れら れず 、 子 ど も た ち に不 信感
に当然 のこ と とし て わ た し たち の周 囲
表 明 ︵意 見 表 明 ︶ す る 場 が 十 分 に 保 障
とを 全 体 を通 し て感 じ ま し た。 自 分 が
つは と て も 身 近 で 大 き な 権 利 侵 害 の始
に 存 在 し て いま す が 、 そ の こ と が 、 じ
さ れ て いな いの で はな いか、 と いう こ
感 じ て い る こ と を 人 に 伝 え た い、 聞 い
な ら な い課 題 は 多 く 存 在 し ま す が 、 今
今後 も こ のよ う な 乗 り越 え な け れ ば
ま り であ るよ う に思 え ます 。
て も ら い た い、 他 人 の 話 を 聞 き た い 、
と い う 思 いを 誰 し も が 抱 い て い る 。 こ
子 ど も の権 利 条 約 の 精 神 の 実 現 へ の 大
の こと が 十分 に実 質 化 さ れ る こ と が、
た め に、 解 決 し て いか なけ れ ばな ら な
︵勝 本 浩 司︶
後 も 大 人 と子 ども の対話 を 持 ち 続 け る
い でし ょう 。
き な 意 味 を含 ん で いる ので はな いか、
︵林 大 介 ︶
と 深 く 考 え さ せ ら れ た 一日 で し た 。
子 ど も と お と な の対 話 を
持 ち続け るために
活 を し て いる の で、 も っと自 分 から
● 毎 日 限 ら れ た 視 野 の中 で 受 身 的 な 生
ネ ット ワ ー ク 総 会 報 告
条 ︵会 費 の 改 定 ︶ に つ い て 、 改 正 が な
委 員 の増 口
月︶ お よ び 財 政 に 関 す る 第 五
五・五 イ ベ ン ト に 引 続 いて 行 わ れ た 、
の間 、
﹁ 子 ど も の権 利 条 約 フ ォ ー ラ ム ﹂
子 ど も の 権 利 条 約 ネ ット ワ ー ク は こ
さ れま し た。
と 思 い、 ま た 教 育 に 興 味 を 持 っ て い
の開 催 の 際 に 中 心 的 な 役 割 を 担 う こ と
積 極的 に求 め て色 々な こ とを 得 よ う
一九 九 大 年 度 の 主 な 活 動 方 針
●今 ま で考 え ても みな か った こ と に真
一
き て いま す 。 そ の た め 財 政 へ の 負 担 が
を始 め とし て、 徐 々に活 動 を 拡 大 し て
九 六 年 度 総 会 に ついて簡 単 に報 告 し ます 。
今 年 度 の 方 針 の特 徴 は 、第 一に 、子 ど
だ ん だ ん重 く な り、 上 述 の通 り さ ら に
る の で 今 回 参 加 し ま し た 。 色 々な 人
も の権 利 条 約 の 実 施 状 況 を 市 民 レ ベ ル
が そ れ ぞれ の意 見 を持 ち交 換 し て深
で 検証 し て いく作 業 を 、
﹁ 子 ど も の権 利
し て いる人 達 に出会 え て、 と ても 刺
ネ ット ワ ー ク の 活 動 に 大 変 興 味 を
活動 を 拡 大 す る 予定 であ り 、 現 在 の財
剣 に取 り組 み、 問 題解 決 をし よ う と
持 ち ま し た 。 き っと こう いう 人 が も
条 約 フ ォ ー ラ ム ﹂や﹁ 子 ど も の権 利 条 約
の は 必 至 の 状 況 です 。 そ の た め 、 会 費
政規 模 で は充 分 な活 動 を 保 障 でき な い
く 考 え さ せら れ ま し た。
っと た く さ ん い る と 思 う の で 、 そ う
市 民・ N G O 報 告 書 を つ
︿ る 会 ﹂な ど の
激 をう け ま し た 。 み ん な 自分 の考 え
﹁同 じ歳 の日 本 全国 の子 ども 達 が
いう 人 達 が ネ ット ワ ー ク の活 動 を 知
思 いまし た。
を し っ か り も って い て す ご いな 、 と
こ ん な こ と を 考 え て い る ﹂ と いう こ
動 き と も 連 動 し な が ら 積 極 的 に 担 って
維 持 会 員 の 新 設 を 柱 と し て 、 ネ ット ワ
の値 上 げ 、 定 期 購 読 料 の 値 上 げ 、 特 別
る よ う に し て い た だ け た ら と 思 いま
第 二 に、 条 約 や 子 ども の権 利 に関 す
ー ク の財 政 強 化 を 図 る提 案 を さ せて い
いく こ とを 掲 げ た 点 にあ り ま す 。
と を も っ と も っと 広 め て ほ し い と 思
い ま す 。 こ の ネ ット ワ ー ク の 存 在 を
も っと ア ピー ルし て 、考 えを 主 張 し
た だ き ま し た 。 苦 し い財 政 状 況 を 踏 ま
安永美恵
る た め 、 ニ ュー ス レ タ ー の 充 実 や 、 パ
る 情 報 セ ンタ ー と し て の活 動 を 強 化 す
す。
ま って い て 、 生 の 意 見 を 多 く 聞 く こ
●予 想 を は る か に超 え る若 者 たち が集
も っと多 く の若 者 が集 え るイ ベ ン
宮 岡陽 子
ト を し て、 全 国各 地 に 子 ども の権 利
ほ し い と 思 いま す 。
合 え る機 会 を 提 供 す る機 関 であ って
財 政 の 拡 充 に と も な い、 監 査 委 員 も
、
え、 ご 理 解 い た だ け れ ば と 思 い ま す 。
●圧 倒 さ れ た。 自 分 が いか に今 ま で何
条 約 に つ い て 関 心 を も つ者 を 増 や す
第 三 に 、 学 習 ・ 意 見 交 換 セ ンタ ー と
し た。
を 掲 げ る と とも に、 これ ま で の活 動 実
﹁子 ども の権 利条 約 学 習 講 座 ﹂ の開催
井憲 一
代 表 委 員 ︰喜多 明 人
九 六年 度 の役 員 は次 の とお り です。
一九 九 大 年 度 役 員
績 を 踏 ま え 、 子 ど も の意 見 表 明 ・ 参 加
事 務 局 長 ︰ 平 野 裕 二 ︵新 ︶
三
に 関 す る ネ ット ワ ー ク づ く り の 推 進 、
し て の活 動 に は 、 前 年 度 に 引 き 続 い て
従 来 の 一名 か ら 二 名 への 増 日
月に な り ま
ソ コ ン通 信 ・ イ ン タ ー ネ ット 等 の マ ル
の意 識 も な く 、 流 さ れ て し ま っ て い
努 力 を 今 後 も 続 け て 下 さ い。
と が で き て よ か った 。
た の か と いう こ と を 思 い 知 ら さ れ た 。
掲 げ ま し た。
チ メ デ ィ ア の積 極 的利 用な ど の方 針 を
自 分 の知 ら な い 大 き な 輪 が 広 が っ て
の 考 え を 言 い 、 相 手 の考 え を 聞 く と
● 子 ど も と 大 人 と が 一体 と な っ て 自 分
り へ の サ ポ ー ト な ど を 掲 げ て いま す 。
さ ら に 子 ど も 自 身 の ネ ット ワ ー ク づ く
事 務 局 運 営 委 員 ︰荒牧 垂 人 勝 本 浩
司 菅 源 太 郎 林大 介 ︵新 ︶ 藤 木
武夫 ︵新 ︶ 好光 紀
●中 学 生 ・ 高 校 生 が こ れ だ け 多 く 参 加
許斐 有
雅 枝︵新 ︶ 川 村 直︵新 ︶ 神 崎 里 美
大井
理子
入沢 充
永
いう こと が、 こ んな に も対 等 に、 そ
こ の ほ か 、新 規 事 業 と し て 、
﹁子 ど も
津 田玄 児
し て意 義 あ る内 容 で、 と ても 感 激 し
の権 利 条 約 選 書 ﹂ の 刊 行 も 方 針 と し て
岡田賢宏
し て いる集 会 に初 め て 参 加 し、 深 い
た 。 一人 一人 が 真 剣 に そ れ ぞ れ の 問
掲 げ ま し た。 実 務 体制 ・ 組 織 体 制 に つ
い る の だ と いう こ と が 実 感 で き た 。
感 動 をも ちま し た 。 自 分 た ち の意 志
題 に 取 り組 ん で いる のを知 って私 も
田島 明 咄
を も ち、 行 動 し て いる姿 を 知 り 、 大
ま す ます や る気 が起 き た。
今 回 のよ う に 子 ど も 参 加 の イ ベ ン
い て も 、 運 営 委 員 会 の開 催 頻 度 を 増 や
水
坪井節子
和 田洋 子
︵平 野 裕 〓 ︶
査 ︰ 昧 岡 尚 子 ︵新 ︶
吉峯康博
藤 井 幹 夫︵新 ︶ 堀 一郎
戸田真
す な ど し て 、 一層 の 強 化 を 目 指 し て い
武内晩
こ れ か ら も 、 も っと も っ と こ の 活
永啓 子
関根玲子
動 を 深 め て ほし いと 思う し発 展 さ せ
ます 。
監
て ほ し い。 ま た 、 そ う な る た め に 私
規 約 中 、 組 織 に 関 す る 第 四 条 ︵監 査
会 費 改 正 にと も な う 規約 改 正
二
田村 千 鶴
も で き る か き り 努 力 し て い き た い。
運営 委 員 ︰赤 池 悦 子
変 勇気 づけ ら れ ま し た 。
学 生 が 参 加 で き る よ う に し た い。
ト を 企 画 し 、も っと 々多 く の 子 ど も ・
小林 香 織
行 政 に働 き か け て いく力 を 是 非 も
ち た い。
8
自分 たち で 〝
いま ″を 変 え て い か な け れ ば
福 岡・ 子 ど も 会 議
も 時 代 が も っと 幸 せ な 時 代 で あ る た め
る よ う に 、 そ し て 、 一度 し か な い 子 ど
そ の前 に準 備 のた め に、 代 表委 員 会 を
提 案 し て い る 。月 に 一回 の 子 ど も 会 議 、
代 表 委員 会 で話 し 合 って子 ど も会 議 に
構 成 さ れ て い る 。 会 議 の 企 画・ 運 営 は 、
ら 応 募 し てき た 子 ども 委 員 八 五名 から
子 ども 会 議 は 、 現在 福 岡 県内 各 地 か
︵代表 委 員 会 ︶
に 、私 た ち は 精 一杯 頑 張 っ て い き ま す 。
第 一回 子 ど も 会 議 が 二 月 一二 日 に 開
年 生 か ら高 校 二年 生 ま で、 そ れ ぞれ が
か れ ま し た。 参 加 者 七 七名 、小 学 校 二
自 分 が 言 いた いこと 、 伝 え た いこ とを
持 ち よ って 集 ま り ま し た 。
そ の エネ ルギ ー は す ば ら し いも の で
し た 。 な に か、 得 体 のし れ な いパ ワー
があ ふれ 出 てき そ う で、 みん な で力 を
合 わ せ れ ば 、 き っと だ れ も が 笑 っ て い
ら れ る 、 そ んな 時 代 が く る はず だ と、
﹁子 ども 会 議 ﹂ のねら いは 、 子 ども
開 いて いる。
た ち を ﹁ 子 ど も の権 利 条 約 ﹂ が 保 障 し
強 く 感 じ ま し た。
こ の ﹁子 ども 会 議 ﹂ の目 的 は、 今 の
変 え て いこう と す る こ と であ る。
教 職 員 の意 識 改 革 を お こ な い 、 学 校 を
ま た 、 子 ども の声 を教 育 に反 映 さ せ、
た意 見表 明権 の主 体者 に育 て る こ と、
学 校 教 育 で、 あ る いは 社 会 の中 で 、 お
か し い と 思 う こ と を 話 し 合 い、 そ の 解
決 の 糸 口 を さ ぐ り 出 そ う と いう と こ ろ
に あ り ま す 。 子 ど も に と って 、 今 の 社
話 そう 子 ど も の権 利
し た い、 聞 い て も ら い た い 、 他 人 の話
ど ん な こ と で も 構 いま せ ん 。 何 か 話
いかそ う
五 月 五 日 の こ ど も の 日 のイ ベ ン ト を
を 聞 き た い 、 と 感 じ て いる 方 は ぜ ひ 参
−﹁子 ど も の 権 利 ミ ニト ー ク ﹂−
踏ま、
え、 子 ど も の権 利 に つ い て 考 え る
加 し て く だ さ い。
︵林 大 介 ︶
を 考 え る た め の場 と し て 生 ま れ た の が 、
た め に、 ま た子 ど も が自 分 自 身 の こと
こ の﹁子 ど も の権 利 ミ ニト ー ク︵仮 称 ︶﹂
を国 立 オリ ン ピ ック記 念 青 少 年 セ ンタ
六 月 二 二 日 に 最 初 の ﹁ ミ ニト ー ク ﹂
こ こで は、 五 月 五 日 に話 し 足 り な か
こ の ミ ニト ー ク は 今 後 も 月 一度 程 度 行
ー で行 な う こと に なり ま し た 。 ま た、
です 。
った こ と や 学 校 へ の不 満 、 親 の 悪 口 、
﹁ ミ ニト ー ク ﹂ と は 、 学 校 や 自 分 た
な っ て いく 予 定 です 。
し 、 現 在 の子 ども を 取 り巻 く 状 況 の確
る 子 ど も た ち が 集 い、 子 ど も た ち ど う
ち の周 辺 に 問 題 意 識 や 不 満 を 抱 え て い
不 安 、 と い ったも のを 自由 に気 楽 に話
いじ め 問 題、 自 分 が 抱 え て いる悩 みや
認 と こ れ か ら の 取 り 組 み と い った も の
し で 話 し 合 い・ 意 見 交 流 の 出 来 る 場 で
を 考 え る き っ か け に な れ ば い いと 考 え
ま と ま り な ん ら か の イ ベ ント を 催 し た
気 楽 に 話 し 合 え る 環 境 の中 で 一 つに
子 ども たち が自 分 た ち の意 思 のも と に
出 令 フ場 が 多 く で き 、 そ こ に 参 加 し た
これ から 、 こ のよう な 子 ど も た ち が
す。
り 、 子 ど も同 士 のネ ット ワー ク が広 が
て います 。
け で は い け な い、 自 分 た ち で 〝いま ″
だ から こそ 、 お とな にま か せ て いる だ
る 中 で新 た な 方 向 性 を 見 い だ す き っか
︵下 川 京 子 ・ 福 教 組 ︶
を 変 え て いか なけ れ ば と 、 そ ん な思 い
す る上 で大 人 は要 望 され た援 助 を 行 な
行 動 し て いく よう な場 、 そ し て、 行動
会 は 決 し て よ いも の で は あ り ま せ ん 。
を き っと だ れ も が 持 っ て い る だ ろ う と
け と な る のであ れ ば 、 い い のでは な い
う こ と 、 ま た そ の時 、 大 人 は 知 識 や 経
でし ょう か。
まず は 自分 の こと に つ いて、 そ し て
し て そ の個 人・ 言葉 に 正面 から 向 か い
験 ・ 固 定 観 念 に 縛 ら れ ず に 、 一人 間 と
思 いま す 。 小学 生 から 高 校 生 ま で と、
め の儲 題 も あ りま す が、 そ れ ぞ れ の立
他 人 に 対 し て 、 思 い の た け を ぶ つけ あ
年 齢 の 幅 がず い ぶ ん あ る の で 、 そ の た
場 か ら 見 た 、 い ろ いろ な 意 見 を 聞 く こ
う こと に よ り、 本 音 で語 り合 う こと の
も の を 感 じ 、 こ れ か ら の社 会 に 対 し て
楽 し さ や お も し ろ さ 、 重 要 性 と い った
あ る と考 え ま す 。
の ﹁ ミ ニト ー ク ﹂ に 要 望 さ れ る こ と で
合う こ と が、 今 重要 な こと であ り 、 こ
議 論 す る 、学 習 す る、 訴 え る、 レク
と が でき ま す。
レー シ ョ ン す る と いう 四 つ の 柱 を も と
何 を し て いく べき な のか を、 考 え て い
自 分 は 何 を し て いく こ と が でき る の か 、
︵勝 本 浩 司 ︶
に、 五 月 ま でに 四回 開 いてき ま し た。
け る 場 と な る の で はな いで し ょう か 。
一人 で も 多 く の人 が 今 の 深 刻 な 事 態
に 気 づ き 、 改 革 の担 い手 と な って く れ
㈱
㌍
酌
節
約
堺
都
堺
預欝慧慧層澄葛巻嘗慧繋欝諺
㈱
叫ヤ
酢 蛋寄算篤篤篤寄算篤鰐蛋転
イ ギ リ ス で い じ め ︵bu〓且 ng
ブ リ イ ング ︶が 社 会 問 題 に な っ
て い る 。 い じ め を 苦 に し た 子 ど も の 自 殺 が 年 間 一〇 件 前 後 は 起
こ って い る し 、 いじ め の こ と を 親 に も 話 せ な く て 家 出 を し た と
いう 報 道 も 少 な く な い 。 北 欧 諸 国 で は 早 く か ら い じ め に 関 す る
調 査 研 究 が 行 な わ れ て い た し 、 ど う や ら い じ め と いう の は 世 界
共 通 の課 題 のよう であ る。
そ れ で は 、 外 国 で は こ の 間 題 に関 し て ど の よ う な 取 組 みを 行
な っ て い る の か 。 四 月 一七 日 か ら 五 月 一日 に か け て 保 坂 展 人 民
︵教 育 ジ ャ ー ナ リ ス ト ︶ と と も に ロ ン ド ン を 訪 れ 、 彼 の 地 で の
取 組 み を 取 材 し て き た 。 そ の概 要 を 簡 単 に 報 告 す る 。
﹁ア ン チ ・ ブ リ イ ン グ ・ キ ャ ン ペ ー
さ れ て いる よう だ。
ン﹂︵A B C ︶は 、 十 三 歳 の息 子 を いじ
え て設 立 し た団 体 であ る。 現在 そ の活
め で 失 った 親 が 、 そ の 悲 し み を 乗 り 越
動 を 取 り 仕 切 って い る ポ ー リ ン ・ ハ ス
ラー さ ん も 、 娘 が ひ ど い いじ め を受 け
に 加 わ った 。 子 ど も が い じ め ら れ て い
た こ と を き っか け に し て A B C の活 動
る 親 の 相 談 に 乗 る の が 活 動 の中 心 で 、
応 じ て いる ほ か、 親 や教 師 向 け のアド
年 間 の べ 一万 五 千 件 近 く の 電 話 相 談 に
バイ ス用 資 料 も作 成 し て広 く 配布 し て
こ の ほ か 、N G O と は 言 い が た い が 、
いる。
﹁ネ テ ィ ー ネ テ ィ シ ア タ ー ・ カ ン パ ニ
っく り で 、 校 長 が な か な か い じ め の 問
側 の 対 応 と いう の が こ れ ま た 日 本 と そ
力 や 恐 喝 も け っし て 少 な く な い。 学 校
立 つ傾 向 は あ る よ う だ が 、 物 理 的 な 暴
暴 力 を 中 心 とす る心 理 的 な いじ め が目
さ ほ ど変 わら な いよ う であ る。 言 葉 の
ギ リ ス に お け る いじ め の 実 態 は 日 本 と
限 ら れ た取 材 の範 囲 内 であ る が、 イ
や 学校 スタ ッフ の研 修 に も 力を 入 れ て
置 し て いる ほ か、 学 校 へのアド バイ ス
談 サ ー ビ ス ﹁ ペ ア レ ン ト ラ イ ン﹂ を 設
下 ら な い と いう 。 週 二 回 、 親 向 け の相
る 活 動 が占 め る割 合 は全 体 の五 〇 % を
般 に 取 り組 ん で いる が 、 いじ め に関 す
虐 待 を 始 め と す る 子 ど も の安 全 問 題 全
果 が 出 た 。 いじ め だ け で は な く 、 性 的
が い じ め に 不 安 を 感 じ て い る と いう 結
時 のア ンケー ト では 、 六 八% の子 ど も
い と いう 印 象 を 受 け た 。
に お け る 民 間 の 取 組 み は 相 当 に 層 が厚
パ ン フ レ ット を 出 し て お り 、 イ ギ リ ス
いう 団 体 で も い じ め に 関 す る 興 味 深 い
ォ ー ・ エ デ ュ ケ ー シ ョ ン ﹂ ︵A C E ︶ と
ま た 、﹁ ア ド バ イ ザ リ ー ・ セ ン タ ー ・ フ
ち こち の 学 校 で利 用 さ れ て いる よ う だ 。
の模様 は ビデ オ で販売 さ れ て おり 、 あ
は 公 演 を ス ト ップ し て し ま った が 、 劇
し て 回 った の で あ る 。 残 念 な が ら 現 在
ク シ ョ ップ を 三 百 校 近 く の 学 校 に 出 前
取組 みは 民間主 導
題 を 認 め た が らな いとか 、 何度 直 談 判
お り 、学 校 から は教 育 省 よ りも 頼 り に
な って いた。 いじ め に関 す る劇 と ワ ー
ー ﹂ と いう 劇 団 も ユ ニー ク な 活 動 を 行
いう 話 を 何 度 も 聴 い た 。
一九 八 六 年 十 月 に ス タ ー ト し た 子 ど
一 も 専 門 の相 談 機 関﹁ チ ャイ ル ド ラ イ ン ﹂
子 ども向 け相談 機 関 も 充実
し て も ち っと も 手 を 打 って く れ な い と
そ う いう 中 で N G O ︵民 間 団 体 ︶ が
主 導 し て い じ め への 取 組 み を 進 め て き
一九 八 四 年 、 児 童 心 理 学 者 の ミ ッ シ ェ
た の が イ ギ リ ス の 特 徴 で あ る 。と く に 、
ル ・ エリ オ ッ ト 氏 が 設 立 し た ﹁キ ッ ド
スケー プ ﹂ は よ く知 ら れ て いる。 創 設
1 0
は 、 二 十 四時 間 体 制 で子 ども たち から
ス有 数 の 民 間 電 信 電 話 会 社 ブ リ テ ィ ッ
は 社 会 が 取 り 組 む べ き 問 題 ﹂ と いう 考
財 団 な ど の 財 団 も 、 いじ め 問 題 へ の取
談日
月立 会 い の も と で 解 決 を 模 索 さ せ た
徒 と いじ め た 側 の 生 徒 を 同 席 さ せ 、 相
き 、 場 合 に よ って は、 いじ め られ た生
ら、
﹁ いじ め た 側 に も 対 応 し な い と 限 界
り も す る 。 こ れ は 、 生 徒 相 談 月 の聞 か
組 みを 積 極 的 に支 援 し てき た。
﹁ いじ め
え 方 が 広 く 行 き 渡 っ て い る こ と の表 れ
得 て 始 めら れ たも のだ し、
﹁チ ャイ ルド
だ ろう 。
シ ュ :テ レ コ ム 社 ︵B T 社 ︶ の 援 助 を
ラ イ ン ﹂ の 広 大 な 事 務 所 ︵郵 便 集 配 局
で あ る 。 フ リ ー ダ イ ヤ ル の電 話 番 号 が
の 中 に あ る ︶も B T 社 が 負 担 し て い る 。
の 相 談 を 受 け 付 け る 世 界 初 の民 間 団 体
一日 に さ ば く 電 話 は 平 均 三 千 七 百 件 を
ロ ンド ン中 の 公 衆 電 話 に 掲 示 し て あ り 、
ャ ン ス が あ る ﹂ と いう 考 え 方 が 、 同 校
出 た た め だ。
﹁ い じ め っ子 に も 変 わ る チ
に は つな が ら な い ﹂ と いう 強 い要 望 が
があ る。 話 を 聴 いて いる だけ で は解 決
そ の 他 、 カ ル ー ス ト ・ グ ル ペ ンキ ア ン
学 校 で の取組 み
下 ら な い 。 一番 多 い の は 家 庭 で の 虐 待
に関 す る電 話 だ が、 いじ め に関 す る相
談 件 数 も テ ー マ別 に 見 れ ば 上 位 四 番 目
の 位 置 を 占 め て い る と いう 。 一九 九 二
いた のであ る 。
イ ギ リ ス教 育 省 で も、 通 知 を 出 し た
のプ ロ ジ ェク ト に は 当 初 か ら 通 底 し て
す る ロ ー ルプ レイ ン グ や 創 作 ダ ン ス な
り ﹁ア ンチ ・ ブ リ イ ング ・ バ ック ﹂ を
年 度 は 八 千 件 以 上 、 九 四 年 度 は 一万 二
日本 よ りも 学 校 の自主 性 が尊 重 さ れ
げ て い る 。 いじ め に 積 極 的 に 取 り 組 ん
ど の形 で いじ め問 題 を定 期的 に取 り 上
千 件 以 上 が いじ め に 関 す る 相 談 だ った 。
そ の 活 動 は 、 厳 し い選 考 過 程 を 経 て 選
て いる こ と も あ っ て 、 学 校 で の 取 組 み
て いる が、 後 手 後 手 に 回 って いる と い
配 布 し たり な ど そ れ な り に対 策 は と っ
はそ れ こそ さま ざま であ る。 し かし 、
で いる と いう 姿 勢 は 父 母 の 共 感 も 呼 び、
く ぐ つた ボ ラ ン テ ィ ア 相 談 員 ︵ほ と ん
いじ め 問 題 に は 学 校 職 員 ︵教 日
月だ け で
ば れ 、 週 一回 ・ 十 二 週 間 程 度 の 研 修 を
ど が女 性 ︶ に よ って支 え ら れ て いる。
生 徒 の 成 績 と いう 面 で 他 の学 校 に 比 べ
う 印象 は否 めな い。 む し ろ、 社 会 のさ
てや や 落 ち こ みを 見 せ た と き にも 、 入
* 々 が いじ め を自 分 に関 わ る
まざまな人
全 体 で取 り組 まな け れ ば な ら な いと い
*
学 希 望者 は む し ろ増 加 し た そう だ。
はな い︶
・ 親・ 生 徒・ 地 域 を 含 め た 学 校
一方 、 問 題 解 決 へ の 生 徒 参 加 と いう
チ ャイ ルド ラ イ ンは、 相 談 機関 であ
う 姿 勢︵t
hewhO−
?S
Ch00−
appr
OaCh︶
面 で 先 進 的 取 組 み を 行 な って い る の は
で いこう とす る学 校 が徐 々に増 え つ つ
る 。 や は り 一二 ∼ 一八 歳 ぐ ら い の 生 徒
アク ラ ンド ・ バー リ ー ・ スク ー ルであ
校 の 方 でも 、 問 題 を 自 分 た ち だ け で 抱
い る の ではな いかと 思 え る。 ま た、 学
ギ リ ス の取 組 み を 興 味 深 いも の に し て
積 極 的 な 活 動 を 行 な って き た こ と が イ
る の と同 時 に子 ども たち の声 を 社会 に
伝 え る 役 割 を 担 って お り 、 一九 九 〇 年
決 に生 徒 た ち 自身 を 積 極 的 に巻 き込 ん
が かな り 広 が って いる こと 、 問題 の解
ど の結 果 を ﹃ い じ め ∼ 子 ど も の 見 方 ﹄
あ る こと な ど を、 特 徴 とし て指 摘 でき
え こまず に、 外 部 の支 援 を積 極 的 に求
問 題 と し て とら 、
え、 そ れ ぞ れ の 立 場 で
ット ラ イ ン ﹁ブ リ イ ング ︰ フィ ン﹂ な
三月 ∼五 月 に設 置 し た いじ め専 門 のホ
と いう パ ン フ レ ッ ト に ま と め て 出 版 し
員 と な って 、 い じ め の 被 害 者 や い じ め
たち が 通う 学校 だ が、 生 徒 自身 が相 談
め の後 遺 症 に 苦 し む 若 者 た ち の 相 談 に
談 に応 え た と いう。
ズ ﹄ の協 力 も 得 て 四 万 三 千 件 以 上 の相
B B C ラ ジ オや 十 代向 け 隔 週 雑 誌 ﹃ミ
り 、 ア ン ケ ー ト の 実 施 、 いじ め に関 す
校 長 が 中 心 に な って 取 組 み を 進 め て お ・
学 校 ︶ で あ る 。 サ イ モ ン・ ビ ガ ー ズ 副
プ リ ヘ ン シ ブ ・ ス ク ー ル ︵総 合 制 中 等
ば中 学 校・ 高 校 をあ わ せ たよう な コ ン
ルを 挙 げ る こ と が で き る 。 日 本 で い え
ろ が 一般 的 で あ り 、 生 徒 相 談 員 が 積 極
な ら な いと いう 方 針 を と っ て い る と こ
でも 、 相 談 口
月は 聴 き 役 に 徹 し な け れ ば
似 たよ う な 取 組 みを 行 な って いる学 校
者 の同 意 を 得 て︶ 行 な う こと であ る。
た め に 積 極 的 な 介 入 を ︵も ち ろ ん 相 談
同 校 の特 徴 は 、生 徒 自 身 が問 題解 決 の
っ子 の相 談 に 応 じ る 活 動 を 進 め て いる 。
だ 。 そ う いう 開 か れ た 関 係 こ そ が 、 問
めよ う とす る姿 勢 が出 て き て いるよ う
前 者 の例 と し て はグ レイ ズ・ スクー
る だろ う 。
若 者 自 身 が 応 じ よ う と いう 趣 旨 の ﹁ ユ
校 職員 憲 章 の作 成 、
﹁ いじ め相 談箱 ﹂
︵同
る対 応 を 記 し た 生徒 憲 章・ 親 憲 章・ 学
て いじ め 専 門 の ホ ット ラ イ ンを 設 置 し 、
た り も し た 。 一九 九 四 年 に も あ ら た め
ー ス ・ ト ゥ ・ ユー ス ∼ ブ リ イ ング ・ ラ
ア ク ラ ンド ・ バ ー リ ー で は 、 必 要 に
的 に ア ド バ イ ス を 行 な う 例 は 少 な い。
いか。
題 解 決 に向 か う 第 一歩 に な る の で は な
イ ン ﹂ と いう 活 動 も 始 ま っ た よ う だ 。
副 校 長 が 責 任 を 持 って 対 応 す る ︶ の 設
こ れ と は 別 に 、 今 年 一月 か ら 、 い じ
印象 的 な のは企 業 や 財 団 が こう し た 活
劇 ・ 体 育 な ど の 授 業 で も 、 いじ め に関
置 な どを 進 め て き た。 ま た、 国 語・ 演
応 じ て いじ め た 側 の生 徒 か ら も 話 を 聴
﹁ ユー ス ・ ト ゥ ・ ユー ス﹂ は 、 イ ギ リ
動 を 積 極 的 に 支 援 し て い る こ と であ る 。
11
子どもの 権 利 条 約 学 習 講 座 ’
ガ
りか そ う/子 どもの権利桑折
子 ど も の 権 利 条 約 が 日本 で 批 准 さ れ て か ら 2 年 が す ぎ ま した 。 し か し、 学 校 で の い じめ や 体 罰 、 家 庭 で の 虐
待は 繰 り返 され 、 子 ど もの 権 利 が 保 障 さ れ て い る と は い え な い 状 況 で す 。
子 ど もの 権 利 条 約 ネ ッ トワ ー ク で は 、
「い か そ う .
′子 ど もの 権 利 条 約 」を 趣 旨 と し て 、 昨 年 に つ づ い て学 習 講 座
を下 記 の 要 領 で 行 い ま す 。 条 約 を学 校 、 施 設 、地 域 、 家 庭 で どの よ う に理 解 し 、 い か して い くか を 、親 、教 育
関係 者 、 福 祉 関 係 者 、 そ し て 学 生 や 子 ど も と と も に 考 え 、 デ ィ ス カ ッ シ ョ ン す る 場 に し た い と 思 い ま す 。
◆内 容
とき 19 9 6 年 6 月 2 1 日 − 7 月 2 6 日
毎週金曜日
18 :
38∼ 2 1:
80
回
月日
1
6 /2 1
小 田 急 線「参 宮 橋 」
駅徒歩 5 卦
2
6 /2 8
− イ ギ リス の と り くみ か ら −
子 ど もか ら み た 学 校 参 加
算2 −6 回/早稲 田大学 文学部
39号舘 5 F 第 5 会 議室
3
7 /5
一 生 徒 合 i舌動 か ら −
糞 謙 施 設 の 子 ど も と権 利 条 約
4
7 /12
一 施 設の現場 か ら−
地 域 の 遊 び 場づ くり
5
7 /19
6
7 /2 6
ところ 第 1 回 /国 立 オ リ ン ピ ック
記 念 青 少年 総 合 セ ンタ ー
地 下 鉄 東 西 線「早 稲 田 」
駅 徒 歩 5分
参加 兼(資 料 集 を含 む)
1回 /1 ,0 0 0 円
(会 員 800円 、中高 大 生 500円 )
6 回 と お し /5 ,
0 0 0 円(会員4 .
880円)
味 岡 尚 子 (全 国 P T A 問 題 研 究 会 )
荒 牧 垂 人 (山梨 学 院 大 )
r 、﹁1 ︶
一
お 竹㍉H
一
蒙 拉町
駁贅
昨 年 末 ∼ 今 年 の 五 月 ま で の半 年 間 に
出 版 さ れ た ﹁条 約 ﹂ 本 の い く つか を 紹
年 1月︶
勝 野尚 行 ﹃子 ども の権利 条約 と学
校 参 加 ﹄ 法 律 文 化 社 ︵96 年 1月 ︶
介 しょ、
つ。
川 滝 沢 順 ほ か ﹃児 童 の 権 利 条 約 と 学
校 の 指 導 ﹄日 本 加 除 出 版 ︵95 年 12 月 ︶
脚 小 沢 牧 子 ﹃子 ど も の 権 利 ・ 親 の権
利 1 ﹁子 ど も の権 利 条 約 ﹂ を よ む ﹄
日 外 教 養 選 圭日・ 妃 国 屋 童日
店 発士
冗 ︵ 96
㈱
﹁子 どもの権 利 条 約 ﹂
学 習 ノ ー ト 窟 −。3。円
ユ ニセ フ 編 ・ 世 取 山 洋 介 監 訳
5F
託:
・¶託 〕
、
あゆ み出 版
﹁子 ど も の権 利 条 約 ﹂ に つ い て の 小 ・ 中 ・ 高 校 で
の学 習 指 導 書 。 条 文 の 解 釈 に ウ エイ ト を お く の で
は な く 、 条 約 の精 神 を 深 く 体 系 的 に 解 説 。 学 習 や
活 動 、 話 し 合 い の ポ イ ント も や さ し く 提 示 す る 。
4 − 1 − 11
鈴 木 祥 蔵 ほ か ﹃お と な の た め の 子
エ伺脚 一
千
京
郁子 代 巨1 区 九 段 北
㈱
定 価 −50 0円
1 05号
(東 京 育 成 園 )
(弁 護 士 )
天 野 秀 昭 (世 田 谷 プ レ ー パ ー ク )
ど も の権 利 条 約 ﹄ 解 放 出 版 社 ︵96 年
2月 ︶
季 刊 教育 法
体 罰 は な ぜ な く 怒 ら な い? l
駅
㈱ 第 一 プ リン ト
㈲
名 取 弘 文 編﹃ こ ど も の け・ん り ー﹁ 子
ど も の権 利 条 約 ﹂ こ ど も 語 訳 ﹄ 雲 母
︵き ら ら ︶ 童日一
房 ︵96 年 3 月 ︶
㈱ 増 山均・ 日本福 祉大 学増 山 ゼミナ
ー ル編 ﹃子 ど も の権 利 条 約 ゼ ミ ナ ー
ル事 新 し い地 球 人 に な る た め に ﹄ か
0 0 18 0 −2 −7 5 0 1 5 0
も が わ 出 版 ︵ 96 年 3 月 ︶
5 ,0 0 0 円
他
1 ,0 0 0 円
体 罰 の現 在 / な ぜ 体 罰 は な く な ら な い か / 大 学 に お
★印 刷
4 .
0 0 0 円
2,
0 00 円
け る 人 権 教 育 / 女 子 高 生 の結 婚 観
★年 会 費
学 生
18 歳未 満
定期購読
*郵 便 振 替
日本 教 出
目法 学 A五年 報 二 五 号 ﹃ 教 出
目
喜多明人
荒牧 重人
の
★発 行 人
★編 集人
参 加 と 子 ど も の権 利 条 約 ﹄有 斐 閣︵⋮
北
年 3月 ︶
( 月・ 金 曜日/午後 1 時一午後6 時)
C h i l d
長 谷川 重夫
山 田 由 紀子
フ リー トー ク ・
私 も一 言 −
C o n v e n t i o n
t h e
T e l.0 3 −3 4 3 3 −7 9 9 0
F ax.0 3 −3 4 3 3 −7 3 6 9
いじ め への 対 応
t h e
Ro if
ユニセフ編 、世取 山 洋介 ・中 川美
f o r
t h h ets
堀 内 梨 江 (高 校 生 ) ほ か
喜 多 明 人 (早 稲 田 大 )
一 子 ど も と親 の 権 利 条 約 −
い か そ う / 子 ど もの 権 利 集 約
㈱
急 ア ヒー ル
1−6 −1−8 3 1
学 校・ 行政 ・家 庭 の連携 /教 帥 の対応 /文 部大 臣緊
〒1 0 5 東京都港 区海岸
ほか
イ呆 板 展 人 (教 育 ジ ャ ーナ リス ト)
平 野 裕 二 (A R C )
− プ レイパ ークの経験 か ら −
子 どもの 権 利 は子 育 て か ら
−
佳 監 訳 ﹃﹁子 ど も の権 利 条 約 ﹂学 習 ノ
ー ト ﹄︵
﹁ わ が 子 は中 学 生 ﹂ 96 年 4 月
臨 時増 刊号 ︶あ ゆ み出 版
子 ども の権 利 条 約 ネ ッ トワ ー ク
On
︵96 年 4 月 ︶
竹 中 折口夫 他 編 ﹃﹁ 子 ど も の 権 利 条
約 ﹂ 時 代 の 児 書出
福祉 ﹄全 三巻 、 ミネ
ルヴ ァ善一
居 ︵ 96 年 4 月 ︶
中 野 光 ・ 小 笠 毅 編 ﹃ ハン ド ブ ック
︵ 96 年 5 月 ︶
★発 行 (隔 月 刊 )
N e tw o rk
㈱ 小 笠 毅 ﹃ ハン デ ィを も つ子 ど も の権
利 ﹄川
石渡 ブ ッ ク レ ッ ト 399 、 叫
石渡 虫日店
㈹
㈹
童日和州、 山
石 渡 豊臼店
向 け と 言 っ て い い が 、 ど ち ムノ
子 ど も の権 利 条 約 ﹄ 仙
石渡 ジ ュ ニア 新
こ の 中 で 、子 ど も 向 け の 本 は ㈲ と ㈹ 、
親 向 け は 脚 、学 校 現 場 向 け が 川 で あ る 。
㈹ は 研 究 圭日、 ㈹ 、 ㈲ 、 ㈲ 、 ㈱
ば、 仙 と㈲ は、実 践中 心、 ㈲
で わ か り や す い教 養 書 であ る 。
は 、 雑 誌 の別 冊 の スタ イ ル を
と って い る が 、 ユ ニ セ フ の条 約 学 習 教
㈱ 、 爪=
、
は 、 一般
か と いえ
は具体 的
とく に㈲
︵編 集 部 ︶
材 の 翻 訳 虫日と し て 注 目 さ れ る 。
『 子 どもの権利 条約』 N o .
26
1 9 9 6 年 6 月 1 5 日発 行
講 師 ・助 言 者
7 ̄
−
マ
「い じ め 」な ん か け っ と ば せ
東京 文 京 春 日2 −1 7 −3 ℡ ■
0 3( 3 8 15 )
5 5 11
㊥10 2 電話 0 3 −
3 23 4 −
4 64 1㈹
12
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