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10月1日施行 食品加工用機械関係(包装機械も含む)で労働安全衛生

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10月1日施行 食品加工用機械関係(包装機械も含む)で労働安全衛生
10月1日施行 食品加工用機械関係(包装機械も含む)で労働安全衛生規則が改正!
10月1日施行で食品加工機械について、切断・切削の危険の防止、巻込まれの危険防止が義務付
けられる。
対策としては、
① 機械の危険な部分に覆い(可動式ガードも含む)等を設置し、開放している間は、起動できな
いようにインターロック機構を設ける。
② 覆い等には、光線式安全装置を含む。
③ 速やかに可動部分を停止させるブレーキを備える。
④ 原材料の供給・取出し時には、原則として、機械の運転を停止・用具等を使用。
⑤ 作業者の身体の一部が巻き込まれた場合に、離脱が容易な構造とする。
等である。
また包装機械も含む一般基準関係で、機械の目詰まり等の調整時には、原則として機械の運転を
停止する措置を義務付けている。そして「覆いを設ける等」の等に、モードを使用することを含め
ている。そして清掃モード、調整モード等のモード切替スイッチを設ける場合には、
① 選択したモード以外の運転モードが作動しないこと。
② 危険性のある部分は、イネーブル装置、ホールド・ツゥ・ラン制御装置又は両手操作式制御装
置の操作を続けることによってのみ動作できること。
③ 動作を連続して行う必要がある場合、危険性のある運動部分の動作は、低速動作、低駆動力動
作、寸動動作又は段階的操作による動作とすること。
等を義務付けている。
このモード切替に関する安全回路の例が「包装・荷造機械の安全基準-2013」の 288 ページに掲
載、イネーブル装置、ホールド・ツゥ・ラン制御、両手操作式制御装置は 129 ページに掲載してい
るので参考にすると良い。
労働安全衛生法違反(機械の修理作業に係る措置義務違反、そうじの場合の運転停止等違反)の例
のように、包装機械でもユーザーによる運転しながら機械の調整作業や清掃作業を行うことが有り、
客先より安全対策についての問合せがあると思われる。
(一社)日本包装機械工業会としては、
「包装・荷造機械の安全基準-2013」の発効を機に、会員
企業の皆様に「包装・荷造機械の安全基準-2013」に基づいた安全設計をされることをお勧めしま
す。
注:上記の資料はインターネットで次のように検索すると得られる。
① 労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行については、
インターネットで「基発 0412 第 13 号」と検索。
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0097/1783/2013524135157.pdf
② パンフレット:平成 25 年 10 月 1 日から 食品加工用機械 についての規定を追加した
改正「労働安全衛生規則」が施行されます
インターネットで、
「労働安全衛生規則改正
食品加工機械」と検索
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei14/dl/130606-3.pdf
以上
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