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1月10日 FX/CFDモーニング・コメント -10日の市場展望
GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 本日の為替見通し ポイント 正月休みが終わり、成人式の連休も終わり、ようやくエネルギー全開で為替相場に目を向けるという人も多いのでは? 年明けから早くも一週間が終了した。 昨年 12 月 30 日(金曜)と 1 月 6 日(金曜)の終値を比較してみると、 USDJPY=76.89→76.96 とほ ぼ変わらずの相変わらず蚊帳の外。 EURUSD=1.2958→1.2715(-84 ポイント-0.64%)、GBPUSD=1.5586→1.5545(-41 ポイント- 0.26%)、AUDUSD=1.0151→1.0209(+58 ポイント+0.58%)、EURJPY=101.83→99.64(-219 ポイント-2.15%)、AUDJPY=79.25→ 78.49(-76 ポイント-0.96%)と、主要通貨では円を除き、ドルは全面高、 クロスでは円高の相場となった。 サプライズは、先週末の米雇用統計で、失業率、非農業部門雇用者数など、全ての面において予想を上回り、ドル高の流れが加速、 米 住宅関連を除き、米国の経済指標の回復期待と、雇用の回復があらためて示され反面、通貨当局者らかは慎重な意見が多く、ドル買いの 気勢は若干ながら削がれている。 ユーロ圏の経済指標は伸びに欠けるが、債券市場は落ち着きを取り戻している。 しかし、欧州ソブリン債の保証コストは過去最高を更新 中で、スペイン・イタリアの財政赤字削減の問題や、ギリシャの第 2 次融資問題、ハンガリーへの支援問題等、時間的な余裕は拡大してい るものの、根本的な解決策はこれからである。 翻ってユーロ買いの材料を考えていると、独仏首脳会談の合意から、23 日のユーロ圏財務相会合、24 日の EU 財務相理事会、30 日の EU 首脳会議での何らかの合意の可能性ではないだろうか? ポジションを考えれば、EUR ショートポジションは歴史的水準まで積み上がり、何らかのきっかけで、昨年末の水準となる 1.29 台までの上昇 の可能性は残るが、それでも市場のユーロ安センチメントを払拭できるかは、疑問符である。 強い経済指標=リスク許容度拡大=リスク資産の上昇(EUR+AUD 含む)という複雑怪奇な流れは、どうも最近になって変わってきており、 暫くは、経済指標に素直に反応する相場になることを期待したい。 本日は、メルケル独首相、ラガルド IMF 専務理事と会談が予定されており、 ギリシャが中心議題となると言われている。 マーケット・レベル EURUSD(日足)=25 日指数移動平均線は 1.3038、この線を上限に値を下げ続けている。 DOPup=1.3193、DOPdn=1.2534。 スロー・ ストキャスティックは%K=22.09、%D=27.30、売り買い短期間で交錯し、ベースは売られ過ぎゾーン。 EURJPY(日足)=25 日指数移行平均線は 100.93、この線を上限に値を下げ、トレンドラインの下限をも割り込んでいる。 DOPup= 101.31、DOPdn=96.62。 スロー・ストキャスティックは%K=13.07、%D=13.78 で買いに変化する兆しが見えるが、強いダウントレンドで 買いに転換できずにおり、ベースは売られすぎゾーン。 USDJPY(日足)=25 日指数移動平均線は 77.41、この線を割り込み下落が続いている。 DOPup=78.50、DOPdn=75.74。 スロー・ストキ ャスティックは%K=21.57、%D=23.85 で、売りから買いへ変化する兆しが見られるが未確定で、ベースは売られ過ぎゾーン。 pg. 1 GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 本日の CFD 見通し ポイント 引き続き、イラン海軍によるホルムズ海峡の封鎖の可能性の有無を巡り、原油相場が揺れているが、反応は次第に鈍く新たな材料待ちと なっている。 リビア査察の行方や、ナイジェリアのストライキ勃発など、不透明要因が残る中で、ドル高の影響もあるのか、Spot.WTI は 100 台を維持、Spot.Gold は 1600 台を維持しているものの、上昇力は弱く、CRB Index は 310 前後で停滞し伸び悩んでいる。 Spot.WTI(Light Crude Oil) 103.98 上値ポイントを抜けきれず、ストキャスティクスは強い売りサインとなり値を下げている。 下値の目標は EMA の 99.59 で、この水準を 割り込むと 96.78 までの調整売りの可能性が出てくる。 103.98 を上抜けすると、107.51 が次の目標となり、上昇トレンドが続くことになる。 Spot.Gold EMA1621.73 を終値ベースでは上抜けすることはできず、引き続きダウントレンドの中に入っている。 このポイントを超えてくると、上値のタ ーゲットは、1641.4、1700 と続くが、ストキャスティクスが買いから売りへ変化してくると、下値のターゲットは 1589.6、1564.0 と続落の可能性 のも残る。 マーケット・レベル Spot.WTI(Light Crude Oil)(.WTI 日足)=25 日指数移動平均線は 99.59、この線を上抜けし上昇が続く。 DOPup=106.30、DOPdn= 93.84。 スロー・ストキャスティックは%K=65.40、%D=70.05 で売りへ変化し、ベースは買われ過ぎゾーン。 Spot.Gold(.GOLD 日足)=25 日指数移行平均線は、1621.73、この線を一時上抜けしたが終値ベースではこれを上限に上げ度まった。 DOPup=1706.28、DOPdn=1481.77。 スロー・ストキャスティックは%K=80.66、%D=70.65 で買いを継続しているが、売り変化する兆し もみられ、ベースは買われ過ぎゾーンに近付いている。 1 月 10 日(火曜日) 注目の経済指標 その他 注目されている発言・その他 ◎19:00 ギリシャ短期証券入札 ◎ウィリアムズ SF 銀総裁(講演)、ピアナルト・クリーブランド連銀総裁(講演)、ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(講演) ◎ガイトナー米財務長官が北京(10~11 日)、世界の経済情勢や重要な経済課題、イラン問題を話合う ◎メルケル独首相、ラガルド IMF 専務理事と会談、 ギリシャが中心議題 注目されている経済指標 特になし pg. 2 GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 1 月 10 日(火曜) 本日の主な経済指標と発表予定 6:45 9:01 9:01 9:30 22:15 未定 0:00 NZD GBP GBP AUD CAD CHF USD 11 月 12 月 12 月 11 月 12 月 12 月 11 月 住宅建設許可=前月比予想 3.0% 前回 11.2% BRC 既存店売上高=前年比予想 前回-1.6% RICS 住宅価格=予想-1.7% 前回-17% 住宅建設許可件数=前月比予想 6.0% 前回-10.7%、前年比予想-19.6% 前回-29.8% 住宅着工件数=予想 18.65 万件 前回 18.11 万件 貿易収支=予想 94.5 億カナダドル 前回 145.3 億カナダドル 卸売在庫=予想 0.5% 前回 1.6% 1月 6 日(金曜)、1 月 9 日(月曜)の海外市場の動き 1 月 6 日(金曜) → 米雇用統計にドル全面高の日 欧米国株は下落(NY ダウ-55.78-0.45%、独 DAX-38.07-0.62%)、英国株は上昇(英 FTSE+25.42+0.45%)、Spot.Gold は下落(- 5.3-0.33%)、Spot.WTI「Light Crude Oil」は上昇(+0.59+0.58%) アジア市場は、週末金曜日、米雇用統計を控え狭いレンジ相場が続いた。 欧州市場に入り、注目のユーロ圏の経済指標は、①業況判断 指数が-0.31(予想-0.48、11 月-0.42)、②消費者信頼感が-21.1(予想-21.2)、③経済信頼感が 93.3(予想 93.3)、④小売売上高は- 0.8%(予想-0.4%)、⑤失業率は 10.3%(予想 10.3%)、⑥製造業受注が-4.8%(予想-1.8%)と 3 年ぶりの悪化と、全体的やや悪化傾 向が見られたが、EUR 売りは米雇用統計を直前に控え弱い。 アジア系+欧州系実需筋の買いと、ファンド+石油系実需の売りに、 EURUSD1.28 近辺の狭い値動きが続いた。 カナダの失業率は 7.5%と(予想 7.4%、11 月 7.4%)、雇用ネット変化は 1.75 万人と予想通りながらフルタイム雇用が減少し、USDCAD は 1.0180 からドル買いが始まり、 フィッチがハンガリーの格付けを BB+に引き下げ、見通しをネガティブに変更したが、他の大手格付け会社 はすでに引き下げを実施しており、インパクトは予想外に少なかった。 注目の米雇用統計は、米失業率は 2009 年 2 月以来の 3 年ぶりの低水準となる 8.5%(11 月 8.7%)に改善、非農業部門雇用者数は 20 万 人(予想 15.5 万人)、民間部門雇用者数も 21.2 万人(予想 17.8 万人)と、全てが強くドル全面高の流れへ動き始め、EURUSD は 1.2726 ま で下落、AUDUSD はリスク許容度高まるとの思惑なのか直後は 1.0245→1.0273 まで上昇した後に売りへ転換。 ダドリーNY 連銀総裁が、「一段の緩和政策の検討を続けることは適切」、「インフレ見通しは穏やか」、「失業率見通しはなお高い」と発言、 せっかくのドル高ムードが萎みながらも、EURUSD の戻りは 1.2760 が限度で、米株現物が強く、ローゼングレイン・ボストン連銀総裁が「顕著 な下振れリスクに直面」との発言にも上値は重く、1.2697 まで下落した。 1 月 9 日(月曜) → ドル買い調整の日 米国株は上昇(NY ダウ+32.77+0.27%)、 欧州株は弱い(独 DAX-40.69-0.67%、 英 FTSE-37.42-0.66%)、Spot.Gold は下落(- 6.0-0.37%)、Spot.WTI「Light Crude Oil」も下落(-0.59-0.58%) 週明けのアジア市場は、EUR や AUD を含めリスク資産・通貨の売りから始まった。 豪小売売上高が弱く、利下げ継続の期待感が強まり、 HIA 新築住宅販売の弱く、中国政府が 2012 年の GDP 成長率目標を 8%→7%台に引き下げるとの報道に、AUDUSD は一時 1.0145 まで 下落した。 EURUSD も 1.2665 まで値を下げていたが、独仏首脳会談への期待感も強く、先週末の水準となる 1.2720 台まで値を戻した。 欧州市場に入り、独貿易収支が予想より強く、投機筋のショートカバーが続き、1.2730~40 を超えストップロスの買いに 1.2775 まで上昇、実 需筋の売りを消化しながら 1.2785 まで上昇、AUDUSD も 1.0233 まで値を戻したが、独鉱工業生産が弱く EUR は売りへ変化、AUDUSD は レンジ相場へ変化していった。 ヒルデンブランド・スイス中銀総裁が、妻の為替取引問題で辞任を表明、悪材料解消に、USDCHF は 0.9530→0.9490、EURCHF は 1.2140→1.2104 まで下落したが、スイス中銀が EURCHF1.200、CHF の上限を断固として守り抜くこと表明、結 局は下落までの元の水準まで値を戻している。 米国市場では、EURUSD が 1.27320~30 を底値に、終盤にかけては再び 1.2760 台へ上昇している。 注目の独仏首脳会談では「ユーロ圏 首脳は、財政規則を月内に署名する可能性、遅くとも 3 月には署名」、「ESM への資本払い込みの迅速化も検討」と、市場は評価する動きも 見られたが、EUR 買い戻しを示唆するほどの材料となっていなかった。 pg. 3 GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 金・原油価格 1 月 6 日(金曜) .WTI アジア市場 101.32 開始、101.28~68 レンジ。 欧州市場 102.49 まで上昇、 米雇用統計直後に 102.76 まで上昇したが、ドル全面 高の流れもあり、100.86 まで急落したが、週末のイラン問題を意識した買いに値を戻し 101.87 で終了。 .GOLD アジア市場 1621.3 開始、1616.7 下落→1625 上昇。 欧州市場 1627.7→1617.9 下落し、1622 中心の狭いレンジ。 米国市場は、 米雇用統計直後は 1616.7~1627.1 で上下から、米株を見ながら 1630.9 まで上昇→1608.3 急落から、1622.2 まで値を戻し、1617.1 で終 了。 1 月 9 日(月曜) ◎米統合参謀本部議長=◎イランはホルムズ海峡を一定期間封鎖する能力を備えている、実行したら米国は海峡再開に行動を起こす ◎パネッタ米国防長官=◎ホルムズ海峡をイランが閉鎖したら米国にとって超えてならない一線を意味する ◎ナイジェリア=ストライキ勃発で供給懸念が高まる ◎イラン国営通信=◎イラン系元米兵にスパイ活動容疑で死刑判決 ◎ゴールドマン・サックス=◎ホルムズ海峡が閉鎖される可能性は低い ◎モルガン・スタンレー=◎中東の情勢不安が収まれば、ブレント原油は 75 ドルまで下落も .WTI 利食い売り先行で、100~102 のレンジ。 アジア市場は、開始直後の 102.10 を高値に、100.88 まで値を下げた。 欧州市場に 入ると、短期投機筋の買い戻しに 102.01 まで再び上昇したが、再び 100.83 まで下落。 米国市場に入ると、101.84 まで再上昇したが、 100.09 まで下落、終盤にかけては 101.50 台を回復している。 .GOLD 引き続き 1600 の大台を維持。 アジア市場は、開始直後から、リスク資産売り+ドル高の流れに売りが続き、1604.6 まで下落 し、実需筋の買いに 1614 台まで値を戻した。 欧州市場に入っても、イラン問題やナイジェリアスト勃発の影響を危惧した買いが続き 1623.3 まで上昇から 1612.3 まで値を下げた。 米国市場は、大枠 1614~22 レンジから 1606.2 まで下落している。 1月 6 日(金曜)の主な発言・出来事 欧州関連 ECB(関係者)=スペイン、イタリア債を購入 オルバン・ハンガリー首相=◎ハンバリー政府は IMF と合意できるよう何でもする ◎中銀の独立性が起点 欧州委員会=◎ギリシャの第 2 次救済パッケージの規模拡大を追求していない ◎ギリシャ債を保有する民間投資家に一段と 大きな損失負担を求める考えもない モンティ・イタリア首相=◎財政収支は 2013 年に均衡する ハンバリー政府=◎個人の銀行預金を差し押さえる可能性があるとの間違った報道を否定 ◎2012 年の財政赤字も GDP 比 3% 以下に言いすることは可能で外貨準備も十分ある IMF 報告書=◎ハンガリーに中銀の独立強化を勧告 ◎18 日にハンガリーに関する報告書で議論 ◎国債支援を得るための 強力は政策枠組みが必要 クーン・ベルギー中銀総裁=◎ベルギーは予算を 10~20 億ユーロ削減する必要がある ◎ユーロ存在の懸念は完全に空想 ◎ECB は国債購入でユーロ危機を解決できない ◎ベルギーがリセッション入りするか確かでない ◎ベルギー第 1 四半期 GDP は小幅-の恐れ 米シティー=◎ECB は 6 月までに政策金利を 0.5%に引き下げを予想(従来は 9 月まで) 米国関連 ダドリーNY 連銀総裁=◎失業率見通しはなお高い ◎インフレは穏やかなものとなる見通し ◎追加緩和の検討を続けることは 適切 ローゼングレイン・ボストン連銀総裁=◎米金融当局は MBS 規模拡大で住宅回復の後押しが必要 ◎経済は顕著な下振れリ スクに直面 ◎欧州債務危機は顕著な下振れリスクの一つ ◎中東不安によるオイルショックもリスク要因 デューク FRB 理事=◎米金融政策の現行スタンスは適切 ◎米雇用市場は目立った改善にはならない ◎失業率低下後も米 労働市場は依然として脆弱 ◎米景気は昨年末にかけてい勢いを増していたように見える ◎住宅市場は依然として足かせで 著しい障害 ラスキン FRB 理事=◎非伝統的手段は完全に適切 ◎金融政策の影響は現在の状況下で量りがたい 米オバマ大統領=◎13 年度予算で連邦政府職人の給与を 0.5%引き上げることを提案 OTH IMF 主任エコノミスト=◎今年の世界経済成長予想はかなり大幅に下方修正 ◎世界全体の成長率は 3~4%から大きく離れ ないが、欧州は現時点でゼロに非常に近い ◎最近のべ尾国経済指標はかなり良い ◎ギリシャのヘアカットは拡大が必要 な可能性 ◎欧州はおそらくリセッション入り、 pg. 4 GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 1 月 9 日(月曜)の主な発言・出来事 欧州関連 独シュピゲール紙=◎ギリシャ債をめぐる自発的債務減免の交渉が難航している ◎ギリシャ政府の革命ペースも目標に達し ていない 欧州ソブリン債保証コスト過去最高を更新=CDS スプレッドは 386BP ザイベルト独政府報道官=◎EU のギリシャ救済策は実現されなければならない ◎ギリシャの第 2 次救済措置はまだ途中 ジョージ・ソロス氏=◎ユーロ圏の危機は 2008 年の危機より深刻 ◎世界はデフレ悪環境に直面 モンティ・イタリア首相=◎2013 年に財政を均衡化させるために追加の予算削減は必要なし ◎成長促進と競争力強化パッケ ージを、23日の欧州財務相会合前に発表 ムーディーズ(ウイークリー・クレジット・アウトルック)=◎スペインは今年の政府部門赤字を GDP 比 4.4%に削減するには、前例 のない努力となる、GDP の 3.7%相当 400 億ユーロの調整が必要 ファンロンパイ EU 大統領=◎ユーロ安はユーロ圏輸出拡大に追い風となる ◎トロイカ調査団は 9 日~10 日にギリシャ入り 独 6 か月物証券=利回りは初の-0.01%、応札倍率 1.8 倍、発行額は 39 億ユーロ フィヨン・フランス首相=◎EFSF の融資能力が 5000 億ユーロで十分かを EU が 3 月に判断 メルケル独首相・サルコジ仏大統領の共同記者会見 ◎12 月 9 日の欧州首脳 j 会議で協議された財政規律の新たな規則の詳細を詰めている ◎ユーロ圏首脳は、財政規則を月内 に署名する可能性、遅くとも 3 月には署名 ◎ESM への資本払い込みの迅速化も検討 ◎金融取引税への支持を表明 ◎ ギリシャが債務減免で投資家との交渉を可能な限り早急に完了することを要請 サルコジ仏大統領=◎独仏が目指すのは欧州の迅速な意思決定と決定の実践 ◎独仏同盟が欧州のカギを握る ◎ESM は 2012 年 7 月に前倒して開始の可能性も メルケル独首相=◎一回で全ての問題を解決するサミットはない ◎ユーロ圏の格下げを恐れない ◎独仏は金融取引税を 支持 ◎EU は条件達成ならギリシャに融資提供を用意 ◎ギリシャにユーロ残留を仏大統領と共に望む ◎財政協定は 1 月 30 日に策定可能 JPY USD CHF CHF 日本政府=◎EFSF 債を 3 億ユーロ追加購入 ◎5 日の 3 年債入札の 1 割を引き受けた ◎EFSF 債発行額 210 億ユーロの 17%を引き受けた ロックハート・アトランタ連銀総裁=◎緩和強化の可能性は、経済が安定的に成長しても排除できず ◎完全雇用目指す進歩 は遅く、追加緩和の検討継続が正当化される ◎今年の米経済は 2.5~3.0%の成長を予想 ◎失業率の低下に経済成長に 進展を予想 スイス中銀=◎EURCHF1.20、CHF の上限を断固として守り抜く ヒルデンブランド・スイス中銀総裁が、妻の為替取引問題で辞任を表明、当面はジョルダン副総裁が代行 1月 6 日(金曜)の経済指標と結果) 16:10 17:00 17:15 19:00 19:00 19:00 19:00 19:00 20:00 21:00 22:30 CHN 第 4 四半期 景況感指数=128.2(前回 133.4)、 企業家信頼感指数=122.0(前回 129.4) GBP 12 月 ハリファックス 住宅価格=前月比-0.9%(前回-1.0←-0.9%)、3 ヵ月前年比=-1.3%(前回-1.0%) CHF 12 月 消費者物価指数=前月比-0.2%(予想-0.1% 11 月-0.2%)、前年比-0.7%(予想-0.6% 11 月-0.5%)、 EU 基準前月比 0.3%(予想 11 月-0.4%)、前年比-0.4%(予想 11 月-0.8%) EUR 12 月 業況判断指数=-0.31(予想-0.48 11 月-0.42←-0.44) EUR 12 月 消費者信頼感指数・確報=-21.1(予想-21.2 11 月-21.2) EUR 12 月 景況感指数 経済信頼感=93.3(予想 93.3 11 月 93.8)、鉱工業信頼感=-7.1(予想-7.5 11 月-7.1←-7.3)、 サービス業信頼感=-2.1(予想-2.1 11 月-1.6←-1.7) EUR 11 月 小売売上高=前月比-0.8%(予想-0.4% 10 月 0.1←0.4%)、前年比-2.5%(予想-0.9% 10 月-0.7←- 0.4%) EUR 11 月 失業率=10.3%(予想 10.3% 10 月 10.3%) GER 11 月 製造業受注=前月比-4.8%(予想-1.8% 10 月 5.0←5.2%)→ 3 年ぶりの落ち込み、前年比-4.3%(予想- 1.2% 10 月 5.2←5.4%) CAD 12 月 失業率=7.5%(予想 7.4% 11 月 7.4%)、 雇用ネット変化率=1.75 万人(予想 1.75 万人 11 月-1.86 万人) USD 12 月 失業率=8.5%(予想 8.7% 11 月 8.7←11 月速報 8.6%)、非農業部門雇用者数=20 万人(予想 15.5 万人 11 月 10←11 月速報12万人 10 月 11.2 万人←10 月前回10万人)、民間部門雇用者数変化=21.2 万人(予想 17.8 万人 11 月 12←11 月速報 14 万人 10 月 13.4←10 月前回 11.7)、 製造業雇用者数変化=2.3 万人(予想 6 千人 11 月1←11 月速報 2 千人 10 月 1 万人←10 月前回 6 千人)、時間当たり平均賃金=前月比 0.2%(予想 0.2% 11 月 0.0←-0.1%)、前年比 2.1% (予想 2.1% 11 月 1.9←1.8%)、週間平均労働時間=34.4(予想 34.3 時間 11 月 34.3 時間) pg. 5 GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 1 月 9 日(月曜)の経済指標と結果) 6:45 7:30 9:00 9:30 15:45 16:00 17:15 18:30 20:00 22:30 0:30 5:00 NZD 11 月 貿易収支=-3.08 億 NZ ドル(予想-2.89 億 NZ ドル 前回-22←-2.82 億 NZ ドル)、輸出=39.1 億 NZ ドル(予 想 39 億 NZ ドル 前回 38.9←38.8 億 NZ ドル)、輸入=42.2 億 NZ ドル(予想 41.8 億 NZ ドル 前回 41.1←41.6 億 NZ ドル) AUD 12 月 AiG 建設業指数=41.0(予想 前回 39.6) AUD 11 月 HIA 新築住宅販売=前月比 6.8%(予想 前回 2.8←5.5%) AUD 11 月 小売売上高=前月比 0.0%(予想 0.3% 前回 0.2%)→ 追加利下げ観測が強まる CHF 12 月 失業率=3.3%(予想 3.3% 前回 3.1%)、季調済=3.1%(予想 3.1% 前回 3.0%) GER 11 月 貿易収支=162 億ユーロ(予想 120 億ユーロ 前回 115←116 億ユーロ)、輸出=2.5%(予想 0.8% 前回-2.9← -3.6%)、輸入=-0.4%(予想 0.5% 前回 0.1←-1.0%)、経常収支=143 億ユーロ(予想 110 億ユーロ 前回 100←103 億ユ ーロ) CHF 11 月 小売売上高=前年比 1.8%(予想 0.2% 前回 0.1←-0.2%)→ 予想を大幅に上回る EUR 1 月 センティックス投資家信頼感=-21.1(予想 前回-24.0) GER 11 月 鉱工業生産=前月比-0.6%(予想-0.5% 前回 0.8%)、前年比 3.6%(予想 3.6% 前回 4.2←4.1%) CAD 11 月 住宅建設許可=前月比-4.0%(予想-5.0% 前回 11.6←11.9%) CAD 第 4 四半期 企業景況感調査・予想売上=前期比-4.0(予想 8.0 前回 6.0) USD 11 月 消費者信用残高=203.74 億ドル(予想 70 億ドル 前回 60.22←76.45 億ドル) CFTC 発表の IMM 通貨先物の取り組み(1 月 3 日までの発表) pg. 6 GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 日経平均株価・NY ダウ平均株価・SpotGold・SpotWTI・$Index の(Daily 変動率)、 10 年債利回りの Daily 推移と比較 主要通貨の Daily 変動率 (%) pg. 7 GFT 東京支店 FX.CFD レポート 2012 年 1 月 10 日 円クロスの Daily 変動率(変動率) USD=米国、JPY=日本、GER=独、GBP=英国、CAD=カナダ、AUD=豪州、NZD=ニュージーランド、 CHF=スイス、NOK=ノルウェー、SEK=スウェーデン、CHN=中国、FFR=フランス 本レポートで言及している市場予想の出所=fx360.com,ロイター社。各国経済指標・日時の出所=fx360.com ロイター社 外国為替保証金取引(FX)及び CFD には、高いレベルのリスクが潜在しており、全てのお客様に適した投資商品とは言えません。高いレ ベルのレバレッジは、利益ももたらしますが、損失ももたらします。預託した資金を超えて損失を被る可能性もあるため、損失に耐えられな い金額を投資するべきではありません。過去のパフォーマンスが、必ずしも将来の結果を示唆しているわけではありません。 本レポートの内容は 情報提供の目的にのみ供されるものとし、いかなる投資商品の提供・勧誘その他法的に拘束され得る行為、また、それら投資商品 の推奨、助言等を意図したものではありません。 マーケットに関する意見・予想はその正確性や完全性についてそれらを保証するものではありません。 レポート著者の予想・意見は必ずしも、弊社及び弊社関係者の見方を反映したものではありません。 筆者によって提供される市場に関する如何なる予測や見解についても、その正確性が検証されている訳ではありません。 当社は本レポートの内容に依拠してお客さまが取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。 GFT はお客様への一般的な情報として本資料を提供していますので、投資判断を行う際の詳細な独自調査に代えて本資料に依拠する ことはお控えください。 GFT は、本資料に含まれる情報に基づいた投資の結果として発生した損害に対して、如何なる責任も負いません。また、投資、法律、会 計、税務、またはその他の専門的助言についても、一切提供することはありません。これらの専門的助言が必要な場合は、専門家にご相 談ください。 同支店は、日本においては、グローバル・フューチャーズ・アンド・フォレックス・リミテッドとして第一種金融商品取引業者登録(関東財務 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