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映画監督総論演習
映画監督総論演習 大崎 裕伸・田中 まこ 選択 演習 3年次 前期 4単位 【大崎 裕伸 担当分】 授業目的・方針、到達目標 映像製作におけるプロデューサーの役割と実務について、映画、テレビ、PV、イベ ント、テレビゲーム等の担当教員が参画した作品を例にして、その実践的な業務内容と ポイントを講義する。どのコースの学生も就職後に係わることになる制作業務におい て、プロデューサーの意図を理解し、効率的な業務遂行を支援する講義内容としたい。 履修後、学生が、業界デビュー映像作品をプランニングし、その企画書の提出を求め評 価したい。 授業内容 1:映像プロデューサーの仕事と役割について 2:劇場用映画のプロデュースについて 3:テレビドラマのプロデュースについて 4:PV、イベント、テレビゲーム等の映像プロデュースについて 5:プロデューサーの各製作過程に沿った運営術について 6:映像業界の各会社業務について(どこに就職するか?) 7:映画、映像作品の企画における権利処理等について 8:自分の作りたい映画・映像と就職先へのプレゼンの実際について メディア表現 映 像 表 現 【田中 まこ 担当分】 授業目的・方針、到達目標 どこでどんな撮影ができるのかということは、作品を大きく左右する要素である。最 適なロケ地を確保するためには、情報を収集し、フィルムコミッション(FC)の支援を 得て撮影許認可を取得し、施設や近隣住民の協力を得た上で、トラブルを防ぐ必要もあ る。本授業では、これらの知識を身に付け、FC及びロケハンや撮影現場を体験するこ とで理解を深めることを目指す。 授業内容 1:ロケ候補地の情報を収集する方法やロケハンに必要なノウハウを学ぶ 2:撮影を行う前に知っておく必要がある法令やトラブル防止策について学ぶ 3:神戸フィルムオフィスにて、FC業務と神戸で撮影された作品について学ぶ 4:神戸フィルムオフィスにて、FC業務を体験する 5:映画、テレビドラマ、テレビ番組などのロケハンあるいは撮影現場を体験する 6:同上 7:各学生による本講義での体験を通して学んだことの発表およびまとめ 準備学習 都度指示する。 評価方法 履修後、業界デビューをイメージした映像作品の企画をプランニングし、その企画書 の提出とプレゼンを受け評価する。 大崎担当分は、授業への取り組み態度、上記の企画および企画書の内容、プレゼン内 容(発表の仕方)を点数評価(50点満点)し、田中担当分は、レポート提出および発表を点 数評価(50点満点)として、その合計点で評価を行う。 実習費 神戸フィルムオフィスおよびロケハン、撮影現場への交通費 −642−