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活 動 名 称 田舎暮らし体験プログラム/黒川子ども体験教室(キッズ

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活 動 名 称 田舎暮らし体験プログラム/黒川子ども体験教室(キッズ
活動名称
田舎暮らし体験プログラム/黒川子ども体験教室(キッズ・ラボ)
概
・実施日:2007 年 8 月 20 日(月)∼24 日(金)
・参加人数:小学児童 13 名(神戸市、姫路市)、講師 10 名、保護者 7 名、計のべ 30 名
・とりくみの概要: 市川の源流の里 である朝来市生野町黒川にある廃校の校舎に滞在
し、動植物の専門家や専門学校講師、地元の方々などによる講師陣のサポートにより、
豊かな自然に触れ学び、さらには自由研究を行うという、学校ではなかなか得られない
体験を行うことで、子供たちの知的発達と豊かな情操を育むことを目的として行った。
・とりくみの成果と課題:初めてのとりくみであったが、参加児童及び保護者も一様に今
回のとりくみに対して賛意を示しており、次回以降も参加したいとの意向を示してい
る。専門家、村人の参加を拡大していけば、自立的な黒川ならではの活性化策の一つと
して育てていける可能性がある。
要
特別天然記念物オオサンショウウオ研究の第
一人者栃本氏による講義。このほか、山野草の
標本づくり、ペットボトルを使った実験などの
自由研究を実施した。
水辺での観察などを行い、自由研究として子供たちの夏休
みの宿題も兼ねた成果として結実した。
そば打ち体験も行い、みんなで味わった。
自由研究とともに、黒川村の体験として野菜のもぎ
取りを行った。
キッズラボの締めくくりに、終了書を参加児童に授与した。
5日間を寝食を共にすることで、お互いの絆も深ま
り、子供たちにとって黒川村の豊かな環境のなかでか
けがえのない体験となった。
活動名称
田舎暮らし体験プログラム/同窓会
概
・実施日:2007 年 10 月 21 日(日) ・参加人数:のべ 100 名
・とりくみの概要:黒川地域出身で他地域居住の方々すべてにお手紙を出し、旧黒川小中
学校に集った。地元の方々が会場に懐かしい写真を展示したり、地元食材を使った料理
でもてなした。また、小学校廃校当時につくられた映像を流したり、黒川の活性化に向
けてどんな方策があるか旗揚げアンケートを楽しく行った。
・とりくみの成果:黒川地域から離れた方々の思いを聞くことができ、これらの方々が活
性化の強いパートナーであることが確認された。
要
黒川地域活性化協議会会長竹村由雄さんのあいさつ。
朝来市長のあいさつ。ご自身が育った地域が黒川
の隣の地域であることに触れられ、活性化への期
待を述べられた。
左上/旗揚げアンケートで黒川の活性化の
方向を参加者に聞いた。活性化には観光化が
必要なこと、オオサンショウウオも活性化に
有効なことなどが出された。
右上/地元食材でもてなされた食事の様子。
なつかしい会話がはずんだ。
左/記念写真
活動名称
田舎暮らし体験プログラム/農村古民家宿泊体験
概
・実施日:2008 年 3 月 19 日(水)、20 日(祝) ・参加人数:2 家族
・とりくみの概要:空家を活用した集落の活性化のための条件や課題の把握のため、モニ
ター的に古民家宿泊体験を行う。黒川地域の空家(旧竹村邸)に宿泊するとともに、こ
れを拠点とした体験プログラム−そばうち及び食事、粘土細工づくり、わらじづくり−
を行う。
・とりくみの成果と課題:1 件の取り組みではあるが、様々な成果や課題の把握を行うこ
とができた。全体として言えることは、空家を活用しての地域への経済的な効果が可能
であることが分かった。個別には、体験プログラムについてはそのまま活用できるもの
であることが分かった。課題としては、空家リニューアル整備、PR 方法、黒川全体とし
ての推進体制などが必要であることが認識された。
要
上段/そば打ち体験。そば打ちは、やまびこ山荘にて。
古民家でゆでたてのそばをみんなで味わった。
中段/古民家での黒川体験。粘土細工づくり、わらじ
づくり。当日は雨で、当初は粘土細工の代わりに魚釣
り、わらじづくりは屋外で行う予定であったが、屋内
でもできることが分かり、意外な収穫があった。
下段/古民家での楽しい語らい。
右/古民家外観。写真は 2004
年当時のもの。
活動名称
先進地視察/綾部市水源の里
概
・実施日:2008 年 3 月 15 日(日) ・参加人数:20 人
・とりくみの概要:京都府綾部市の「黒谷和紙工芸の里」と黒川と同様のいわゆる 限界
集落 である老富地区を視察。前者は廃校小学校の再利用施設で、黒川で課題となって
いる旧黒川小中学校の利活用の参考として訪れた。後者は、昨年綾部市で「全国水源の
里シンポジウム」が開催されるといった集落の活性化に取り組む全国でもトップランナ
ーを走る地域で、行政と地域がどのような関係を持って活性化に取り組んでいるかを現
地で体感することを目的に訪れた。
・とりくみの成果:相当の行政の関与(条例、人的・財政支援、スピード(集中))をも
って活性化に取り組んでいることが分かった。
要
「黒谷和紙工芸の里」外観。校舎ほぼ全部活用し、最
小限のリニューアルをしているのが好印象だった。
この施設で和紙づくりの研修を受け、現在は施設の運営
に関わっている方に案内をしていただいた。
老富地区の風景。「源流の里」にふさわしく、清流が流れ、稻木があり、茅葺き民家の景観が印象的。
老富会館で行政担当者と地元区長からお話を聞く。金になる取り組み(栃餅づくり、ふきの採集販売、など)
の過程をリアルに聞くことができ、大変参考になった。配付資料が有料だったのも印象的(!?)。
活動名称
概
田舎暮らし体験プログラム/都市(神戸市)との交流
要 ・実施日:①2007 年 7 月 31 日(火)∼8 月 5 日(日)、②11 月 3 日(祝)、③12 月 9 日(日)
・参加人数:神戸市側のべ約 200 名、黒川側:のべ約 50 名
・とりくみの概要:①つるの子キャンプ/神戸市灘区の鶴甲学童保育所の児童・保護者が
黒川地域の民家、公民館を拠点として 5 日間を過ごす。黒川地域の方々が参加したバー
ベキューやわらじづくりなどを通して交流を行う。②めっちゃおもしろい黒川大作戦/
黒川本村でのイベントに鶴甲学童保育所が参加。模擬店のお手伝いや踊りを披露。③鶴
甲地域もちつきバザー/鶴甲地域で行っているイベントに黒川地域の方々が参加。黒川
村の野菜市、しめ縄づくり、もちつき指導などを行う。
・とりくみの成果:つるの子キャンプは 4 年目で、これを起点にしてお互いの交流が生ま
れてきており、お互いの地域で定着した感がある。
上段/①つるの子キャンプでの黒川地域の
方々と都市住民とのバーベキュー。黒川のと
れたての食材を楽しむ。
中段/②めっちゃおもしろい黒川大作戦の
様子。鶴甲学童保育所の児童らが陶芸を体験
したり、日頃訓練している踊りを披露した。
下段/③鶴甲地域もちつきバザーでの黒川
住民の参加の様子。黒川のとれたての野菜は
好評で、午前中に売り切れる。つるのこの児
童も販売を手伝った。正月前のしめ縄づくり
は都市住民には大好評で、講座を開いてほし
いという声もあるほどだった。
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