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フランスのユニークな構成の新車 Regio 2N が公開

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フランスのユニークな構成の新車 Regio 2N が公開
海外主要鉄道誌 抄録
World Report Digest
フランスのユニークな構成の新車 Regio 2N が公開
原題:Pick-and-mix
formula offers flexible formations
●著者・所属:Murray Hughes
●誌名:RGI: Railway Gazette International Vol.169 No.11(2013-11) p54-57
●言語:英語 ●原文中図:9 ●表:2
2012 年 9 月 25 日、フランス北東部のホンバルディア社
車を採用し、アコモデーションはローカル仕様、通勤仕
のクレスパン工場で、従来にないユニークな車両構成の
様
(2+3 座席配置)
、インターシティ仕様
(1 等は 1+2 座席
Regio 2N 電車が公開された。先頭車の片側は 1 階建てで
配置)の 3 種類から選択できる。車体幅は 3,050mm である。
あるが反対側は 2 階建てであり、中間車は 2 階建てと 1 階
主電動機は最大定格 450kW の永久磁石同期電動機を 1 台
建てが交互に隣り合う構成となっている。1 階建て車両は
車に 2 台取り付け、編成としての連続定格出力は 2,400 〜
屋根裏に機器を搭載している。投入する地域のニーズに
3,200kW となる。最高速度は 160km/h、直流 1.5kV と交流
より編成両数を選択できる。また、中間の 2 階建て車両
25kV に対応し、両端車には渦電流レールブレーキが取り
は 2 種類の車体長を選ぶことができ、編成長は 81 〜 135m
付けられる。第 1 編成は今後試験に入り、発注者であるロ
まで可能となる。複数編成の連結も可能である。連接台
ーヌアルプ地域で 2014 年 4 月に営業開始の予定である。
車 両
2 階建て中間車両の両端台車は連接方式である。台車の片側には隣接する 1
階建て車両が載る
出典 RGI: Railway Gazette International
出典 RGI: Railway Gazette International
屋根裏に機器を搭載するスペースがある
1 階建て車両(左)と、3+2 の座
席配置がある 2 階建て車両(右)
耐寒性を十分に考慮して設計されたスウェーデン鉄道の新車 SJ3000 系
原題:Put
winter design before winterisation
●著者・所属:K las Wåhlberg ; ボンバルディア・トランスポーテーション・スウェーデン , 管理部長 , Henrik Tengstrand ; 同 , 研究開発部長 , スウェー
デン ●誌名:RGI: Railway Gazette International Vol.169 No.10(2013-10) p48-49
●言語:英語 ●原文中図:2 ●表:0
厳寒地向け車両の設計にあたっては、理論モデルに
よる検討や環境試験室での試験より、営業開始前の試験
運転を十分に行うことと、当該地域の環境化での経験を
得ることが有用である。2012 年から運転開始したスウ
ェーデン鉄道の SJ3000 系新型電車
(メーカー名:Regina
Alfa)は、2006 年から 2012 年までの間に行われた
「Gröna
Tåget」プロジェクトでの走行試験の成果を取り込み、運
用開始直後から 99% という高いアベイラビリティを達成
している。
ウェーデン鉄道の中距離輸送向け新型電車 SJ3000 系は、20 編成が順調
ス
に走行している
出典 RGI: Railway Gazette International
World Railway Technology 2014.1
20
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