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(69回生)総合的な学習講演会
1年生 総合学習 講演会 平成 26 年 10 月 10 日(金) 6 限 「銀行の業務、金融と経済について」 講師 上田晃裕 氏 三井住友銀行 伊丹エリア エリア支店長 10 月 10 日(金)6 限、三井住友銀行の伊丹エリア エリア支店長の上田晃裕さんにお越 しいただき、銀行の業務についてご講演いただきました。店舗では3時に営業が終わり店 がしまりますがその後の業務の様子、店舗外での銀行の仕事など、そして、為替レート、 円安が生活にどう影響を与えるのかを平易な例(アメリカのファーストフード店でハンバ ーグを買うとき、円安と円高ではどう影響するかなど)を上げてご説明くださいました。 グローバル化が進み、今後は文化の異なる人々と一緒にやっていける柔軟なコミュニケ ーション能力と語学力が求められるようになるから見聞を広めておくことと英語など外国 語を勉強しておく必要性をアドバイスくださいました。 生徒の感想から ◇お金の動きを知ることで、社会を知ることができるんだと思いました。また、銀行に勤めるにあたっ て、法学部などはもちろん工学部など様々な学部で学んだ人々が活躍できるということは、それだけ いろいろな形で人と関わることができたり、自分の個性と様々な形で生かせる職なんだと改めて知る ことができました。 ◇今回の講演を聴いて、今まで銀行について全くといっていいほど知らなかった私にも、銀行の仕組み や仕事をよく知ることができました。円安や円高になるとどのような影響があるのか、お金が動いて いるところにはほとんどの場合は銀行が関わっていることなど、今日の講演を聞いて初めて知ったこ とがたくさんありました。特に車の小さな部品をつくっている小さな会社の話がとても印象に残りま した。 ◇ドル、ユーロと並んで円が世界経済の基軸通貨であることに驚きました。円高、円安はどちらにもメ リット、デメリットがあって、かたよってしまうのは駄目なんだと思いました。アベノミクスは、政 権が変わったときから言っているけど、物価が上がっているのはわかるけれど給料が上がっているの かよくわからず、計画通りに進んでいるのか疑問に思いました。経済に関しては、あまりよくわから ないけれど、いつか必ず使うことがあると思うので知識をつけていきたいです。 ◇グラフを見ながらの円安、円高などお金のお話しはとても難しいところもあったけれど、いつもニュ ースで言っているような言葉がいろいろと出てきてとても勉強になった。グラフを見ていると、グラ フは一定にとどまる時期というのがなく、いつも変わっているものだと知って驚いた。さらに 20 年 前とかの数字と現在の数字を比べるともっと変わっていて、短い期間で大きく変わるときには、何か しらのことが世界で起こっていて、出来事にはお金が大きく関わっているのだと思った。 ◇銀行の方がシャッターが閉まっている時も働いていることを初めて知りました。円高や円安のお話し も詳しく聴けてよかったです。銀行はお金のやりとりだけをするところだと思っていたけれど、これ からの日本の金銭面についても考えたりしてすごいなと思いました。今の日本は借金が多く、税金が 上がったりしているのでお金をもっと大切にしようと思いました。外国のドルなどのお金関係につい ても、これからもっと知っていきたいと思います。 ◇講演で上田さんが言っておられた「どの仕事にも、重い軽いはない。」というのが心に残りました。本 当にその通りだと思いました。これからいろいろなことに積極的に取り組んでいけたらいいなと講演 を聞いて改めて思うことができました。 ◇これからの日本は、支えていく高齢者の割合がとても多いことは知っていたけれど、33%までになる のは初めて知りました。今でさえ 4 人に 1 人が 65 歳以上なのに、これからはたらく人が減っていく と、企業なども減っていくのかなと不安になりました。会社が日本語をしゃべるのを禁止にしたりし て厳しいなと思ったけど、これからはグローバル社会なので、英語をしゃべるのをあたりまえにしな いといけないなと思いました。 ◇銀行は、お金を預けたり引き出したりするためだけのものだと思っていましたが、お話を聞いて、人 と人とをつなぐ架け橋にもなっているのだとわかり、とても驚きました。上田さんが最後におっしゃ っていた「どうせやるなら前を向いて、上を向いて楽しんでやる」という言葉にとても感動しました。