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1.連続サイホンとは (1)連続サイホンは、逆V字パネルの連続的
1.連続サイホンとは ダム軸 ダム天端 ▼ 292.7 設計洪水位 H WL.291.2 ダム軸 (1)連続サイホンは、逆V字パネルの連続的積み上げで構成します。 サーチャージ水位 S WL.2 90.3 常時満水位 NWL.28 6.8 (2)図1~図3は、小規模から大規模設備の計画事例を示します。 水流 A A ▼ ダム天端 304. 00 設計洪水位 3 02.4 0 サ ーチャー ジ 水 位 300 .00 スクリーン 最低水位 LWL.279.3 (3)図3に示す通水箇所は任意に選択できます。 常時満水位 ▼ 277.0 最 下 段 中 心 ▼ 27 7.0 2 92. 50 (4)新設ダムは勿論、既設ダムにも対応できます。 m 0 1 4.2 00 空気が開閉機能を果すため、ゲートのように動く構造物が無いことから様々 なメリットがあります。 0 0 0 . 4 A-A断面 9 .00 ロック状態(空気) 水流 ダム軸 ▼ ダム天端 標 高 EL.260.5 HWL . 27 9.5 スクリーン SWL. 27 6.2 (2)L.C.C.(維持管理)が従来形式の2/3~1/3程度 A-A断面 ①機械設備は汎用品(市販品) ②機械設備は操作室に集中 ③サイホンは水路(メンテナンスフリー) 操作室 最低水位 (3)完全な水密性を確保 24 5.50 6.6 00 EL. 243 .50 水流 0 0 0 . 6 (4)堆砂の影響を受け難い A 取水設備縦断面図 図 1 小規模の計画事例 Q=0.1m3/s ①上段用底板が下段用頂板を兼用 ②板は製作上必要な最小厚さ ③要求加工精度が低い ④スクリーン面積が小さい(スクリーンが呑口に密着) 水流 通水状態 (1)初期コストが従来形式の4/5~1/3程度 空気止水であり、ゴムのように消耗しません。 A 0 0 . 2 1 2.連続サイホンのメリット 水流 スクリーン 取水設備縦断面図 A-A断面 サイホンが砂に埋もれても、空気の操作性は影響を受け難いです。 スクリーン (5)結氷の影響を受け難い 貯水池の表層が氷結しても、下の層から取水できます。 N WL. 245 .7 A 水流 m 0 1 A 管 中 心 221. 49 (6)流木の影響を受け難い EL. 225. 70 貯水池表層が流木で埋め尽くされても、その下の層から取水できます。 LWL. 2 32 .3 (7)保守管理が極めて容易 ①高所作業が不要 ②超重量物が無い ③水中作業が無い ④機器類や部品の入手が容易(汎用品) (8)操作室の景観的選択幅が広い ①必要床面積が小さい ②位置選択の自由度が高い ③形状選択の自由度が高い m 0 1 ▼ 22 0. 0 取水設備縦断面図 図 2 中規模の計画事例 Q=7.5m3/s 図 3 大規模の計画事例 Q=30m3/s 3.技術的特徴 (1)技術的要(かなめ) 図4はサイホン内の空気圧がサイホン内の水位と 貯水位の差に等しいことを示しています。 サイホン内の水位の正しい把握がサイホン操作に 不可欠です。 空気圧は空気管で操作室に導かれていますので、 この位置にセンサーを配置して、水位を把握しま す。この発想が初期コストとL.C.C.の大幅な低減に 結びつきました。 財団法人 ダム技術センターと 共同特許取得(特許第4056527号) (2)選択取水機能 シリンダーゲートで象徴される連続取水機能 は、貯水池の表層から最低水位迄の任意の深さで 取水できる機能です。 選択取水のニーズ面から見ると、 ①躍層形成時の表層水温は、流入河川水より 水温が高いため、これを選択的に取水しな ければならない理由はありません。 ②取水の適正深さは、かなりの幅があるのが 通常です。 したがって、段数が十分に確保された連続サイ ホンの選択取水性能は、ニーズ的に、シリンダー ゲート等と同一と見なせます。 図 4 圧力センサー配置 本資料に関するお問い合わせ先 [担当窓口] 総合事業本部:水工部/機電部、九州支店:河川・水工部 [電話番号] 本 店 〒161-8575 東京都新宿区西落合2-18-12 TEL 03-5906-0700 総合事業本部 同上 TEL 03-5906-0770 九 州 支店 〒810-0062 福岡県福岡市中央区荒戸2-1-5 TEL 092-751-1431 東 北 支店 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-6-18 TEL 022-261-8344 関東センター〒330-0073 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-1-7 TEL 048-615-0220 横浜センター〒240-0023 横浜市保土ヶ谷区岩井町1-7 TEL 045-340-3691 名古屋支店 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-10-33 TEL 052-232-2301 大 阪 支店 〒540-0001 大阪府大阪市中央区城見1-4-70 TEL 06- 945-9200 広 島 支店 〒732-0052 広島県広島市東区光町1-13-20 TEL 082-568-8030 [担当窓口] 特許関係については以下の営業推進本部までお願いします。 営業推進本部 〒161-8575 東京都新宿区西落合2-18-12 TEL 03-5906-0626 八千代エンジニヤリング株式会社 〒161-8575 東京都新宿区西落合2-18-12 (代表)03-5906-0700