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お盆のガソリン価格は4年10カ月ぶりの高値(日本)
情報提供資料 マーケット・キーワード(No. 1,149) <マーケットレポート No. 3,149> 平成25年8月19日 お盆のガソリン価格は4年10カ月ぶりの高値 (日本) 1.ガソリン価格の決定方法は? ガソリンの店頭価格は、石油関連の元売り各社が小売店(ガソリンスタンド)に卸す際の卸値や、ガソ リンを販売する小売店間の競争環境などが反映されて決まります。元売り各社の卸値は、原油を仕入れ る際の基準となる国際価格(NY市場のWTI原油先物など)などで変動します。 2.最近の動向 資源エネルギー庁が発表した直近のレギュラーガソリンの全 国平均価格(8月12日時点)は、「1リットル=160円20銭」と、前 週から10銭値上がりしました。これは6週連続の値上がりであり、 2008年10月以来、4年10カ月ぶりの高値水準です。 ゴールデンウィークがあけた5月第2週から7月第2週までは1 リットル=152円前後で推移していましたが、足元にかけて8円ほ ど値上がりしています。 日本は原油の約9割を中東諸国から輸入していますが、アジア の原油価格の指標となる中東産ドバイ原油の価格は、4月中旬 の1バレル=97ドル台から108ドル台(8月15日時点)まで上昇し ています。この背景にはエジプト情勢の不安定化や米国景気の 回復期待などがあります。 また今夏は猛暑となっていることでエアコンの消費量が多いこ とに加え、8月中旬のお盆シーズンは帰省などに伴いガソリンの 需要が高まったことがガソリン価格の上昇に繋がりました。 3.今後の展開 昨年来の円高修正によって原油の輸入価格は上昇してきましたが、ドル円レートは5月中旬の1米ドル =103円台から足元では同97円台(8月15日時点)と円高方向となっていることから、足元で原油の輸入 価格は下落に転じています。そして、年間で最もガソリンの需要が高まるお盆シーズンを越えたことで、 今後さらにガソリン価格が上昇することは考えにくいと思われます。しかし、原油価格に影響しているエジ プト情勢はなお混乱が続いています。米国景気においても製造業の景況感に一服感があることなどが懸 念されるものの、先週発表の新規失業保険申請件数が減少したことで雇用環境の改善が期待されてい ます。米国景気の回復は原油価格の上昇要因であるとともに、米ドル高円安要因であることから、原油 価格・ガソリン価格を見る上で今後とも注目です。 2013年08月09日 【デイリー No.1,654】最近の指標から見る日本経済(2013年8月) http://www.smam-jp.com/market/report/marketreport/1229954_1951.html 弊社マーケットレポート 検索!! 2013年07月16日 【キーワード No.1,125】今夏も熱い旅行商戦(日本) http://www.smam-jp.com/market/report/keyword/1229260_1982.html ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売 買を推奨・勧誘するものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資 料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が 含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼 性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料にインデックス・ 統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。■当資料に掲載 されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。 商品内容説明資料補完書面(投資信託) リスクについて • • • 投資信託、投資証券はその投資対象となっている株券、債券、投資信託、不動産、商品 等(以下、 『裏付け資産』 『※』といいます。 )の価格や評価額に連動して基準価格が変動 し損失が生じるおそれがあります。したがって、投資元本が保証されているものではな く、これを割込むことがあります。その他外貨建て資産に投資した場合には為替変動リ スク等もあります。 投資信託、投資証券は裏付け資産の発行者の業務や財産の状況等に変化が生じた場合、 投資信託、投資証券の価格が変動することによって損失が生じるおそれがあります。 投資信託等には、解約することができない一定の期間(クローズド期間)が定められて いるものもありますのでご留意下さい。 ※ 裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等である場 合には、その最終的な裏付け資産を含みます。 手数料等諸費用について ■ 申込時に直接ご負担いただく費用等 ・申込手数料等 所定の申込手数料等をご負担いただく場合がありますが商品ごとに異なるため、ここで は表示することができません。 ■ 換金時に直接ご負担いただく費用等 ・換金(解約)手数料、信託財産留保額 所定の換金(解約)手数料、信託財産留保額をご負担いただく場合がありますが商品ごと に異なるため、ここでは表示することができません。 ■ 投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用等 ・信託報酬 所定の信託報酬をご負担いただく場合がありますが商品ごとに異なるため、ここでは表 示することができません。 ・その他の費用・手数料 監査費用、有価証券等の売買にかかる手数料等、その他のファンドの運営・管理に関す る費用・手数料等をご負担いただく場合がございますが、これらの費用・手数料等は、 事前に計算が出来ないため、その総額・計算方法を記載しておりません。 ※当該手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することはでき ません。 投資信託に係るリスク、手数料等の詳細については投資信託説明書(交付目論見書)に詳しく記 載されておりますのでご覧ください。 当ファンドの販売会社について 商号等: 加入協会: 東海東京証券株式会社 金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第 140 号 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 201205