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在宅医療に関する意識調査

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在宅医療に関する意識調査
在宅医療に関する意識調査
平成24年12月
森町病院・森町家庭医クリニック
在宅連携支援事業
Q1:在宅医療について関心がありますか?
Q2:あなたは職業上在宅医療への関わりがあ
りますか?
Q3:患者家族の立場として在宅医療に関わっ
たことがありますか?
Q4:在宅医療を受ける中で困ったことがありましたか?
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地域よって往診してくれる医院がない又は少ないためにいっぱいで受けられないことがある。
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病院受診が困難な方が在宅生活を希望しても、医療依存度が高いと受けていただけないことが多い。
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患者、家族の不安の軽減。
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介護者がいない場合は、在宅医療を受けるのが難しくなる。
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夜間の急変時の対応
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家族が医療知識がないため期待度が大きく、専門職とのギャップがある。
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介護保険と組み合わせて在宅での生活ができることを一般人に知識が薄い。
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その時の病状を、どの科のどの先生が良いのかいつも迷う。特に、本人自身に認知があるため医師のタイプ
にも影響がある。
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患者家族の想いがうまく伝わらないことがあったり、意に沿わない治療などが行われてしまったことがあった。
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往診を受けてくれる開業医がいない、少ない。
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地域によって麻薬を処方できる開業医が少なく、地域に退院できない。
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医療依存度いが、高齢で本人が延命治療を望まなかったため、急に在宅へ帰ることとなった時、自分が看るこ
とが出来るのか の不安。どこに相談すればよいのかも解らないまま在宅での看取り介護がスタートした時は
困りました。
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別居している家族では、緊急時医師にすぐ見てもらえるなど、入院していた方が家族も本人も安心である。
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制度・サービスが先行していて安易に往診はできないか?等の相談を受けることが多かったような気がした。
(同居であっても仕事等を理由に行ける人がいても頼めない、近くに親族がいても頼めない等)
Q4:在宅医療を受ける中で困ったことがありましたか?
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特にないが、家族の立場としては手続きの手間がかかりすぎると思う。
ターミナルでの医師との連携
家族(兄弟など)の意見や看取りの方針が一致していない場合には、時間を必要とします。
他界した祖母の在宅介護にあたり、担当のケアマネージャーと相談して訪問看護の導入を検討したこと
がありました。
主事医の往診で、自宅で看取りができ特に困ったことはありませんでした。
病状の説明が少ない、またわかりにくい。
治療の説明、話し合いがない
医師の価値観で診療・治療が進む
在宅医療をしてくれる開業医が限られている。
在宅医療をしてくれる開業医が地区により少ない地区があり、紹介するのに困ったケースがある。
医療的行為が必要な患者(バルン留置・ポートの管理・HOT等)で医材料の準備ができる開業医が少な
い。
在宅医療をしてくれる開業医が、「看取りのみでの受け入れならよい」と言われてしまったことがある。
病状が悪化する中でのショートステイ先が少ない。
往診や訪問看護のお願いの電話をするときに上手に話せないことがある。
退院前カンファレンスにおいては、訪問診療と訪問看護・介護保険サービスを利用し、在宅看取りでいき
たいと意思表示されても、心配で入院されるケースがある。もう一度自宅へ連れて帰りたい。療養型病院
へ入院させた方がよいか決められない。何回も話をしているが気持ちがぐらつく。
病院で処方された内服薬管理を、患者様本人また家族ができない
Q5:在宅医療は今後さらに普及させるべきだと
思いますか?
Q5:在宅医療は今後さらに普及させるべきだと思いますか?
1.現状よりさらに進める必要がある
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国の在宅推進、介護料型の廃止経済的な問題etc.により、重度の要介護者や医療依存度の高い在宅療養が
増えてきているため
•
入院日数の減少に伴い、在宅での医療ニーズが増加していく
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毎回でなくても住環境等を含めアドバイスを頂けるとありがたい
•
ご本人の希望であれば、介護者は安心して在宅で過ごせるという。安心が保障されたものであれば選択の一
つとなる
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通院困難者が多い。病院での待ち時間が長く診療・相談・指導時間が短い。個別相談・指導はほとんどされて
いない
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終末期を自宅でと思う人があるから
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高齢世帯が多く受診に行けない人が多い
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在宅で看取る(自然な形で)という一番自然な考えを持っている方の支援は今後必要になると思われるから
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森町に関しては高齢化も進んできており山間部の方にとっては今後さらに重要視されると思われる
•
往診して頂ける医療機関が限られるため
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施設入所も金銭的に難しいこともあり利用できる可能性としても狭き門になっている
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自宅での看取りや医療依存度の高い患者が在宅を希望するとき、普及していると開業医間でも連携して不在
時依頼できる体制が整っているとよい
•
自宅で最期を迎えたいというニーズに応えるべきだが、家族の負担を減らすことも考えるべき
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急性期の病院として役割を果たすために、地域医療機関との連携が必要と考える
Q5:在宅医療は今後さらに普及させるべきだと思いますか?
2.今まで通りでよい
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無理に自宅に帰ることは、患者にとって苦痛のこともある
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患者さま個々の状況によると思うが、医学的管理下がどの程度なのかわからない。内容によっての普及と思う
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核家族が多いので積極的には進められないが、自宅でとの希望もあると思うので今までどおりでよい
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家族や本人の希望に沿って対応するべきであると思う
3.積極的に進めるべきではない
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家族の負担が大きすぎる
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医療スタッフの不足
4.在宅医療を進めることには反対である
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安心や介護負担を考えると入院のほうが良いように思うが、社会的入院という言葉もあるように、医療費や経
済的負担を考えると在宅医療を普及させるべきだとも考える
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理念的には良いのだろうけど、それに係る費用や人的負担は後世につけを回すように思われる
現状を把握できていないのでわからない。ニーズがどれほどあって、どれほど応えられているのか知らない
進める必要性は認めつつも、高齢化率の高い本町においては受け入れ側に問題が多いと思われる
あまり関わったことがなくよくわからない
患者・家族の立場により異なる。在宅、施設療養双方の普及維持が大切と考える
定期往診は開業医、公立森町病院で現在行なわれているが、必要とする患者さまに対応できているかわから
ない
Q6:在宅医療の将来の可能性についてどのよ
うに思いますか?
Q6:在宅医療の将来の可能性についてどのように思いますか?
1.今後増えていく
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森町に関しては高齢化も進んでおり山間部の方にとっては今後さらに重要視されると思われる
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国が進めているため
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出来る限り在宅で過ごしたいというニーズが増えていると感じる
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実際的なベッド数(病院でも施設でも)の問題があるため
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入所施設が増えれば4.である
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必要性が高いと思うため
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病院・施設までまかないきれない患者さまが増加し、支援の場として在宅のほか今後望めないため
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施設に入居する枠が狭くなると思う
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国で推進している事業であるため、施設のあり方ニーズに応じ左右されると考える
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国内の関心ごとであるから
2.あまり普及することはない
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開業医の意識や、病院の医師と開業医との連携(コミュニケーション)が良好ではない
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天竜地区は過疎化が進み、個々の家庭からの医療資源へのアクセスが難しいから
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医師の確保ができるかわからないので
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現在開業している医師の高齢化、子供たちが引き継ぐということが望めないのではないか。新たに開業される
医師がどれだけいて、在宅医療に関心を持ってくれている医師が多いのか?
Q6:在宅医療の将来の可能性についてどのように思いますか?
3.現状よりも減っていく
※ 記載の理由なし
4.長期入院や入所施設への移行が進む
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在宅を積極的に希望する方もあるが、金銭的な問題で在宅を希望する方もいる。核家族化の影響のためか、
家族間での思いが薄く入所を希望される方もいる
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老老介護が増え在宅介護には無理がある
5.その他
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往診を積極的に行なってくれる医師が増えるかどうかによると思う。家族にも病院の方が安心との考えもある
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核家族化となり現実は現状のままではないか
Q7:在宅医療の目的はなんだと思いますか?
Q8:現状で在宅医療の普及を阻む最も大きな
要因となっているものはなんだと思いますか?
Q9:今後在宅医療が普及するためにはどのよ
うな対策が有効だと思いますか?
在宅医療に関する意識調査(一般対象)
回答者の年代
回答者の性別
Q1:在宅医療に取り組んでいる医療機関がある
ことを知っていますか?
Q2:在宅医療について関心がありますか?
Q3:患者・家族の立場として在宅医療に関わっ
たことがありますか?
Q4:在宅医療を受ける中で困ったことがありましたか?
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本人は在宅医療を希望していても、家族は仕事や育児等でつきっきりで看てあげることが出来ないため
訪問看護やデイサービス、ショートステイ等を利用させたいと思うが、体は多少不自由でも頭がしっかり
しているので、老人介護的なサービスは受けたくないと頑なに拒否する。その分家族への負担は増える
ので大変
「胃瘻による栄養補給」だったので夜間の介護はどこの施設でも断られたこと。主治医の先生の計らいで、
検査入院という形で難事を乗り越えたことがある
どのように行うのか方向性が分からなかった。情報が乏しかった
家族で介護している人が大変である。ほかの家族も仕事等があり疲れてからの介護は大変である
トイレが和式、ベッドがなく寝起きしやすい自動リクライニング付のベッドがあればと思った
認知症がひどくなると介護が大変、認知症がなければずっと在宅介護したかった
医療に対してちゃんとした知識がないので、普段とは違う行動をとられた場合はおどおどしてしまい、何
もできずそれが運命を左右してしまいそうで不安になる。ちょっとした知識を得る場があるといい
治療費より、訪問料金(出張費)が倍以上に高い
40~50代で自分が働きに出たかった時に、家に体の弱い人がいたのでどうしても出られなかった。特に
本人の性格的なこともあって、私は姑が同じ年齢位の人とたとえ1週間に1~2回でも外に出て話ができ
て明るい気分になってくれたら、よかったかなと思った
在宅訪問診察請求の判断が難しい。医療費負担
親世帯と子世帯と住んでいる場所が違うため、夜間の付添などの負担・不安を感じた
Q5.入院しても治癒が望めない場合、あるいは入院しなくても
治療が継続できる場合で、往診してくれる医師や訪問看護師、
訪問介護士などの在宅医療を提供する体制があれば、ご自分
は在宅医療を望みますか?
Q6.Q5で「できるだけ在宅医療を希望する」という方にお聞き
します。在宅医療を希望する理由はどんなことでしょうか。お考
えに近いものをお選び下さい。(複数回答可)
Q7.Q5で「在宅医療を希望しない」という方にお聞きします。
希望しない理由はどんなことでしょうか。お考えに近いものをお
選び下さい。(複数回答可)
Q8.ご自分が患者の家族だった場合、患者ご本人が在宅医療
を希望したならどのようにしようと思いますか。
Q9.Q8で「実現困難あるいは、できるだけ在宅医療には取り
組みたくない」という方にお尋ねします。
その理由はどんなことでしょうか。お考えに近いものをお選び下
さい。(複数回答可)
Q10:今後在宅医療が進むためには、どのようなことが必要だと
思いますか。(複数回答可)
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