69協議会議事録 （掲載用）確認ずみ

近 江 八 幡 警 察 署 協 議 会 議 事 録
開 催 日 時
平成28年２月16日（火）午後３時30分～午後５時15分
開 催 場 所
近江八幡警察署
委
員
出
席
会議室Ａ（５階大会議室）
秋山会長、小西副会長、大林委員、岡田委員、清水委員、保智委員
前田委員
所
轄
計７人
署長、調査官、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長
交通課長、警備課長、警務課員（書記）
計９人
議 事 概 要
１
会長挨拶
警察署協議会代表者会議に出席したが、滋賀県では、警察官１人あたりの負
担が630人、全国で２番目に多いと聞き、本当に大変だと感じた。
２
署長挨拶
３
議事
(1) 警察官募集について
調査官が、本県における警察官募集の現状と取組状況について説明した。
(2) 質疑応答、意見・要望内容
（秋山会長）
募集活動は随時行っているのか。
（署長）
直近では３月にある。募集要項は、県警のホームページやフェイスブック
にも掲示している。
（秋山会長）
中途採用はあるか。
（調査官）
10月１日付けの採用がある年もある。
（大林委員）
警察官募集は、近江八幡署独自で行っているのか。
（調査官）
募集は県単位で行っている。当署も募集活動を展開している。
（岡田委員）
就職説明会は県下で１か所だけか。
（調査官）
就職説明会を企画した所属で行う。本部、各警察署が行事予定をインター
ネットで公開している。
（署長）
警察本部や各署でいろいろな装備資機材を見てもらい、説明会を行ってい
る。
（秋山会長）
警察官は他の公務員と意識の上でも違うのか。
（署長）
かつて体格の基準というものがあったが、今は無くなっている。柔剣道等
武道の有段者、サイバー等特殊技能を持っている者は優遇されるという対策
は取られており、また、警察官の任務を全うするため、気力、体力が充実し
た人材が必要となる。
（清水委員）
警察学校が厳しいのは、全国的な流れか。
（署長）
警察学校での生活は、団体行動が必要なため「こんなはずではなかった」
と付いていけずに辞めていく者もいる。警察学校に入校するには、その覚悟
も必要と考えている。
（清水委員）
厳しさを緩和する方向はないのか。
（署長）
見直すべきところは見直されているが、譲れないところもある。
（保智委員）
他府県では九州出身者が多いと聞くが、他府県での採用試験はどのように
なっているか。
（署長）
九州は、応募者も多いため、現地で採用試験を行っている。
（小西副会長）
大阪府警が高校生対象に就職説明会を行った際、女性白バイ隊員が、小さ
い時に警察官にお世話になったことで警察官に憧れたと言っていた。日頃の
警察官の活動が、採用試験の応募に結びつくことがあるため、現場の警察官
をしっかり指導することが重要だ。
（署長）
副会長御指摘のとおり、募集活動に限らず日頃の警察官に対するイメージ
が重要であることから、困っている人に優しく、悪い人には強い警察を実現
していきたいと考えている。
（秋山会長）
オープンキャンパスやインターンシップは有効と考える。
（署長）
今の若い人には、体験型が効果的である。近江八幡警察署も新しくなった
ことから、この建物を活用した募集活動をしたいと考えている。
４
その他
（秋山会長）
近江八幡署がきれいな庁舎になり、働きやすくなったと思うか。
（署長）
新庁舎は、治安を守るための機能が備わったことから、しっかり仕事がで
きる環境が整ったと感じている。
（小西副会長）
取調べの可視化に伴う、録音・録画は全警察署に設置されているのか。旧
近江八幡署にもあったか。
（署長）
旧庁舎にもあった。
（前田委員）
事件の通訳で他署に行ったことがあるが、取調べが行われた場所は、パー
テーションで区切られただけで、隣の声が聞こえるような所だった。新庁舎
には個室の取調室があるのか。
（署長）
どこの警察署にも個室の取調室はある。委員御指摘のケースは、代用の部
屋で行われる事情聴取と思われる。
５
次回開催日
次回の警察署協議会について協議し、６月７日の開催とした。
６
道場開き、庁舎見学
協議会終了後、協議会委員の列席を得て、道場開きを行った。柔道、剣道、
空手道の形が披露され、委員からは、
良い体験をさせてもらった。
警察官の神髄を見たようだ。
等の感想があった。
その後、庁舎見学に移行したが、各委員は、旧庁舎も見学していることから
ようやく施設が整ったと実感した。
良い仕事をしてもらうため、協議会も環境整備の後押しをしなくては
ならない。
等の意見があった。
なお、会議室Ａで開催中の「近江八幡警察署文化祭」については、
厳しい仕事をする一方で、こうした文化活動を行うことは、警察官の
情操を向上させる。
との意見があった。