水の中に物を入れると、大きく見えるのはなぜ

なぜなに学習相談
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学研教育情報資料センター
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資料番号１１２９
みず
なか
もの
い
おお
み
水の中に物を入れると、大きく見えるのはなぜ
みず
おな
●水がとつレンズと、同じようなはたらきをする
は
い
みず
い
みず
い
ガラスのコップに歯ブラシを入れ、水を入れないでそのままにしたものと、水を入れたも
くら
みず
い
は
おお
み
のを比べてみます。水を入れたほうの歯ブラシは、大きく見えます。
みず
なか
て
あし
い
み
か く ど
て
あし
おお
み
みじか
み
また、水の中に手や足を入れると、見る角度によって手や足が大きく見えたり、短 く見え
ふと
み
たり、太く見えたりします。
ひかり
くうきちゅう
すす
みず
なか
はい
光 は空気中を、まっすぐに進みますが、水やガラスなど、ちがうものの中へ入るときに
せつ
お
ま
ひかり
せいしつ
り よ う
くっ折（折れ曲がる）します。このような、 光 の性質を利用したものが、レンズです。
むし
つか
もの
おお
み
むし
わたしたちは、虫めがねを使って、物を大きく見ることができます。虫めがねは、とつレ
ンズからできています。
みず
なか
て
あし
い
おお
み
みず
おな
水の中に手や足を入れたときに、大きく見えるのは、水がとつレンズと、同じようなはた
らきをしているからです。
もの
てん
うちがわ
●物がしょう点の内側にある
ひかり
てん
あつ
ところ
てん
てん
とつレンズには、 光 が１つの点に集まる 所 があります。この点を、しょう点とよんでい
がわ
ひかり
ひかり
てん
あつ
ます。とつレンズでは、どちら側から 光 をあてても、 光 は１つの点に集まるので、しょう
てん
りょうがわ
点は、 両側 に１つずつあることがわかります。
み
もの
てん
そとがわ
もの
ちい
み
うちがわ
見る物が、しょう点の外側にあるときは、物が小さくさかさまに見え、内側にあるときに、
もの
おお
み
物が大きく見えます。（監修・青木
国夫）
とつレンズで物が大きく見えるとき
とつレンズ
しょう点
しょう点
無断複製：転載：翻訳を禁ず Ｇａｋｋｅｎ
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