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1 平成28年度第1回 協働事業選考委員会議事要旨

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1 平成28年度第1回 協働事業選考委員会議事要旨
平 成 28年 度 第 1回 協 働 事 業 選 考 委 員 会 議 事 要 旨
1.開 催 日 時 平 成 28年 6月 24日 (金 ) 18時 ~20時 10分
2.開 催 場 所 新 庁 舎 10階 協 働 会 議 室
3.出 席 者
(委 員 ) 関 谷 委 員 長 、牧 野 委 員 、高 木 委 員 、畑 山 委 員 、橘 委 員 、葛 西 委 員
長 峰 委 員 、岩 島 委 員
(事 務 局 ) 町 山 課 長 、泉 澤 係 長 、楳 垣 、野 村
4.議 事 次 第
(1)開 会
(2)委 員 長 あいさつ
(3)議 題
①平 成 27年 度 協 働 提 案 事 業 評 価 結 果 について
②平 成 28年 度 協 働 提 案 事 業 (27年 度 採 択 事 業 )について
(4)報 告
①平 成 28年 度 協 働 事 業 提 案 制 度 の実 施 (29年 度 実 施 分 )について
(5)事 務 連 絡
(6)閉 会
5.議 事 概 要
【委員長あいさつ要旨】
県 内 の他 市 町 村 と比 較 しても、浦 安 市 における協 働 の動 きは進 展 を見 せていると感 じている。
行 政 内 の各 所 属 間 の連 携 も少 しずつ良 くなってきているのではないか。協 働 の形 には最 終 的 な
答 えがあるわけではないため、試 行 錯 誤 しながらも様 々な個 人 ・団 体 間 の結 びつきを作 っていく
ことが重 要 である。
【 第 3 回 市 民 参 加 推 進 会 議 ( 5 月 28日 開 催 ) 出 席 委 員 報 告 】
各 団 体 からの事 業 報 告 を聞 いていて、協 働 して事 業 を行 ったこと によりどのような効 果 があっ
たか、という点 の表 現 が弱 いのではないかと感 じた。団 体 側 としても、協 働 して事 業 を行 うことによ
る効 果 について、もっと意 識 しながら事 業 を実 施 していくことが重 要 であると思 った。
議 題 ① 平 成 27年 度 協 働 提 案 事 業 評 価 結 果 に つ い て
■事務局説明
平 成 27年 度 に実 施 し た協 働 提 案 事 業 4事 業 の概 要 と、市 民 参 加 推 進 会 議 での評 価 結 果 に
ついて説 明 を行 った。
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■ 主 な 意 見 (会 :会 長 、委 :委 員 、事 :事 務 局 )
1. 買 い物 サポート事 業
会 :この事 業 は、3つの市 民 活 動 団 体 が連 携 し、同 行 と代 行 という2つの方 法 で買 い物 サポート
を行 うもので ある 。他 の福 祉 関 係 諸 団 体 との連 携 ができ始 めている点 が評 価 され る 一 方 、利 用
者 数 があまり増 えていないという課 題 が指 摘 されている。利 用 者 数 の増 加 に向 けては、どのような
工 夫 を行 っているか。
事 :代 行 については市 内 全 域 に、同 行 については美 浜 ・入 船 地 区 に パンフレットの配 布 を行 い、
利 用 者 の増 加 に努 めている。ただし、団 体 ・行 政 ともに、代 行 や同 行 を実 際 に行 うスタッフやコー
ディネーターなどの担 い手 が不 足 し ていることを認 識 している。担 い手 不 足 の解 消 に向 けては、
募 集 やスキルアップのための勉 強 会 などを継 続 して行 っているところである。
委 :利 用 者 の増 加 を目 指 すよりも、各 々の利 用 者 に対 して細 やかなサー ビスを行 っていく方 が、
団 体 の特 性 を生 かせるのではないか。
会 :確 かに、事 業 の拡 大 を目 指 す方 向 性 がある一 方 で、利 用 者 に寄 り添 い地 道 に人 間 関 係 を
築 いていくことで、サービスを向 上 させていくという方 向 性 もある。
事 :事 業 の拡 大 と細 やかなサービスの向 上 とのバランスが重 要 であると考 えている。
委 :今 年 度 から担 当 課 の予 算 で行 う事 務 事 業 になったとういうことだが、経 費 についてはどのよう
な見 直 しを行 ったのか。
事 :事 業 に伴 う付 随 経 費 部 分 において、特 に見 直 しを行 っている。
委 :同 行 についてだが、買 い物 という行 動 自 体 に人 を元 気 にする力 があると思 う。
事 :ケアマネージャーからも、同 行 はリハビリに効 果 があると評 価 されたところである。
会 :今 後 とも事 業 実 施 の方 法 を 工 夫 するとともに担 い手 の増 加 に努 め、継 続 して事 業 を実 施 し
ていってもらいたい。
2. シニアいきいきサロン事 業
会 :男 性 の参 加 を推 進 している点 と、担 い手 の育 成 に力 を 入 れている点 が特 徴 の事 業 である。
男 性 が主 体 となって企 画 ・運 営 を行 うことで、男 性 にとって居 心 地 の良 いサロンの 運 営 が図 られ
ている。担 い手 の育 成 については現 在 、どのように行 っているか。
事 :サロン事 業 を 実 施 し ていく中 で、 担 い手 にもサロン当 日 の手 伝 いを するレベルから、団 体 全
体 を運 営 するレベルまであるため、現 在 はいくつかの段 階 に分 けて担 い手 の育 成 を行 っていると
のことである。
委 :行 政 としては、担 い手 が団 体 全 体 を運 営 できるレベルまで達 した後 に、 さらに地 域 に出 てそ
の地 域 のリーダーにまでなっていくことを想 定 しているか。
事 :将 来 的 にそのような人 材 を輩 出 していければ良 いと考 えている。
会 :担 い手 のレベル分 けや育 成 方 法 については、これからもぜひ工 夫 してほしい。
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3.エコ・クッキング体 験 事 業
会 :本 事 業 は、民 間 企 業 が自 社 の特 性 を生 かして行 政 との協 働 事 業 を行 う モデル事 業 と言 える
ものである。課 題 としては、開 催 回 数 や参 加 者 数 が少 ないのではないかという指 摘 がある。
事 :担 当 課 としては、企 業 側 の事 情 もあり、開 催 回 数 を増 やすというよりも、長 く着 実 に事 業 を実
施 していきたいとのことである。
委 :全 3回 のうち1回 について、健 康 推 進 員 を対 象 に行 ったことが意 義 深 いと思 う。
事 :参 加 した健 康 推 進 員 の中 からは、「どうすれば エコ・クッキングを教 える側 の講 師 になれるか」
といった質 問 もあり、これからの事 業 の広 がりに向 けて一 定 の効 果 を得 られたと感 じている。
委 :企 業 が積 極 的 に社 会 参 加 する姿 勢 は大 切 だと思 う。
会 :環 境 保 全 という目 的 だけでなく、健 康 推 進 や地 域 の食 文 化 の発 信 など、多 角 的 な展 開 が期
待 できる事 業 である。今 後 も地 道 に継 続 していってほしい。
4.浦 安 景 観 まちづくり啓 発 事 業
会 :市 内 の景 観 を広 く市 民 に発 信 することで 意 識 啓 発 を図 り、良 好 な景 観 の形 成 につなげてい
く事 業 である。他 に比 べ、実 施 内 容 の専 門 性 が高 い事 業 であるといえる。
事 :景 観 に対 する考 えは人 それぞれ異 なるため 、最 終 的 な到 達 地 点 があるわけではない 。現 在
は、市 民 の景 観 に対 する意 識 を高 めることを目 的 に事 業 を実 施 しており、団 体 の持 つ高 い専 門
性 を生 かして、市 民 に対 してわかりやすく情 報 を発 信 してもらいたいと考 えている。
会 :NPOの専 門 性 の高 さを生 かした協 働 事 業 である。 協 働 の連 携 は多 様 であり、最 終 的 な到 達
地 点 が無 い事 業 であることから も、両 者 で話 し合 いを重 ね、事 業 の方 向 性 や課 題 の整 理 をしな
がら、引 き続 き事 業 を実 施 していってもらいたい。
議 題 ② 平 成 28年 度 協 働 提 案 事 業 (27年 度 採 択 事 業 )に つ い て
■事務局説明
・平 成 28年 度 に実 施 している協 働 提 案 事 業 (採 択 は27年 度 )について、現 在 までの進 捗 状 況 に
ついて説 明 を行 った。
報 告 ① 平 成 28年 度 協 働 事 業 提 案 制 度 ( 29年 度 実 施 分 ) の 実 施 に つ い て
■事務局説明
・事 務 局 より本 年 度 の協 働 事 業 提 案 制 度 説 明 会 の様 子 と相 談 の受 付 状 況 について報 告 した 。
【委員長総括】
他 自 治 体 の例 を見 ても 、協 働 提 案 事 業 の担 い手 になれるような団 体 には限 りがあるため、協
働 提 案 事 業 の実 施 件 数 が減 少 傾 向 にあることは事 実 である。 しかし、協 働 事 業 提 案 制 度 が限
界 にきているということ ではなく、 これからは 地 域 の特 色 に合 っ た 制 度 運 用 を模 索 していくこと が
重 要 である。
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事務連絡
次回の協働事業選考委員会は9月9日(金)に開催予定。(現委員の任期満了に伴い、次回か
らは新委員による開催となる。)
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