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概要 (PDF 164KB)
平 成 27 年 10 月 14 日
横浜市人事委員会
平成27年
給与に関する報告及び勧告の概要
本年の給与勧告の特徴
○ 月例給、特別給(ボーナス)ともに2年連続のプラス改定 《 平 成 27 年 度 実 施 》
・ 民 間 給 与 と の 較 差 1,072 円 ( 0.27%) を 埋 め る た め 、 月 例 給 ( 地 域 手 当 ) を 改 定
・ 特 別 給 ( ボ ー ナ ス ) を 引 き 上 げ ( 0.1 月 分 )、 引 上 げ 分 は 勤 勉 手 当 に 配 分
○ 給与制度の総合的見直しの実施 《 平 成 28 年 度 実 施 》
・ 地域手当の支給割合を国が横浜市域に設定している割合に引上げ(12.57%(本年給与改定後)→16%)
・給料月額を引き下げるとともに、世代間の給与配分の見直し
1 公民比較
(1) 月 例 給
民間給与
職員給与
392,858円
391,786円
( 平 成 27年 4 月 分 給 与 を 比 較 )
※
公民較差
1,072円 ( 0.27%)
市 内 民 間 事 業 所 の 調 査 対 象 は 、 269事 業 所 ( 市 内 1,357事 業 所 か ら 無 作 為 抽 出 )
本市職員と民間の事務・技術関係の職務に従事する者について、給与を比較
[昨年の公民較差
903円 ( 0.23%)]
(2) 特 別 給 (ボ ー ナ ス )
民 間 の 年 間 支 給 割 合 4.26月 ( 本 市 現 行 : 4.15月 )
※ 昨年8月から本年7月までに支給された特別給で算出
[ 昨 年 の 民 間 の 年 間 支 給 割 合 4.16月 ( 本 市 : 4.00月 )]
2 給与報告・勧告の内容
(1) 月 例 給 の 改 定 内 容
地 域 手 当 の 支 給 割 合 を 12.57%( 現 行 12.26%) と す る こ と 。
・較 差 が 小 さ い こ と や 、28年 度 か ら の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し に よ り 地 域 手 当 を
引き上げる一方で、給料月額の引下げを行う必要があること等から、地域手当
で較差を解消することとした。
(2) 特 別 給 の 改 定 内 容
期 末 ・ 勤 勉 手 当 の 支 給 割 合 を 年 間 で 0.1月 分 引 き 上 げ 、 4.25月 と す る こ と 。
引上げ分は、民間の特別給の支給状況等を参考に勤勉手当に配分すること。
一般職員
27年 度
管理職員
一般職員
28年 度
管理職員
6月期
12月 期
6月期
12月 期
6月期
12月 期
6月期
12月 期
期末手当
勤勉手当
1.25( 支 給 済 )
0.75( 支 給 済 )
1.40( 改 定 な し ) 0.85( 現 行 0.75)
1.05( 支 給 済 )
0.95( 支 給 済 )
1.20( 改 定 な し ) 1.05( 現 行 0.95)
1.25
0.80
1.40
0.80
1.05
1.00
1.20
1.00
合計
4.25
( 現 行 4.15)
4.25
( 現 行 4.15)
4.25
4.25
(3) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し に つ い て
国及び他の地方公共団体における給与制度の総合的見直しの実施状況等に鑑み、
本市においても給与制度の総合的見直しを行うことが適当であると判断した。
《本市における給与制度の総合的見直しの概要》
ア 地 域 手 当 の 支 給 割 合 を 、 国 が 横 浜 市 域 に 設 定 し て い る 16%に 引 き 上 げ る 。
イ 公民の給与水準の均衡を維持するため、地域手当の引上げ分に相当する給料
月額を引き下げる。なお、給料月額の引下げに当たっては、基本的には国と同
様に、高齢層職員の給与水準を見直すことにより、世代間の給与配分の見直し
を行うこととする。
主な改定内容は、下記のとおり。
・ 行 政 職 員 給 料 表 で は 平 均 3.25%の 引 下 げ を 行 う こ と と し 、 1 級 ( 職 員 Ⅰ ) 、
2 級( 職 員 Ⅱ )及 び 4 級( 係 長 級 )に つ い て は 平 均 改 定 率 よ り 緩 和 し た 率 で
の改定とし、3級(職員Ⅲ)については平均改定率を上回る引下げ改定
・初任給については、市内民間事業所及び国の初任給の水準を考慮した改定
・再任用職員については、国や他の地方公共団体との均衡に考慮した改定
・その他の給料表については、行政職員給料表の改定方針に準じた改定
ウ 単身赴任手当及び管理職員特別勤務手当について、国における改定方針に準
じた見直しを行う必要がある。
(4) 実 施 時 期
【本年の公民較差に基づく改定】
月 例 給 の 改 定 : 平 成 27年 4 月 1 日 か ら 実 施
特別給の改定:この勧告を実施するための条例の公布日から実施
【給与制度の総合的見直し】
平 成 28年 4 月 1 日 か ら 実 施
3 人事給与制度等に関する報告
(1) 人 事 給 与 制 度 に つ い て
(2) 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 け て
(3) 県 費 負 担 教 職 員 の 給 与 負 担 等 の 移 譲 に 当 た っ て
(4) 地 方 公 務 員 法 の 一 部 改 正 へ の 対 応
(5) 勤 務 時 間 ( フ レ ッ ク ス タ イ ム 制 ) 等 に つ い て
【参考1】公民較差について勧告どおり改定が実施された場合の行政職員の平均年収額
現行
626万 1 千 円
改定後
増減
平均年齢
631万 6 千 円
5万5千円
41歳 4 月
( 平 成 27年 4 月 か ら 平 成 28年 3 月 ま で の 年 収 額 )
【参考2】行政職員、消防職員、高等学校等教育職員及び医療職員の人件費の増減額
約 12億 6 千 万 円 の 増 [ 17,806人 ]
なお、給 与 制 度 の総 合 的 見 直 しは、給 料 と地 域 手 当 の配 分 変 更 を行 うものであり、
基本的に、平均年収額及び人件費への影響はない。
【参考3】最近の給与勧告の状況
月例給
特別給(ボーナス)
公民較差
年間支給月数
対前年比増減
平 成 22年
▲ 0.80%
4.00月
▲ 0.15月
23年
▲ 0.76%
4.00月
―
24年
▲ 0.08%
4.00月
―
25年
※ ▲ 0.02%
4.00月
―
26年
0.23%
4.15月
0.15月
27年
0.27%
4.25月
※ 平 成 25年 は 勧 告 を 行 わ な か っ た 。
0.10月
平均年間給与
増 減 額 (行 政 職 )
▲ 11万 1千 円
▲ 4万 8千 円
▲ 4千 円
―
7万 1千 円
5万 5千 円
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