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服飾文化史

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服飾文化史
学
科
名 服飾美術学科
科 目区 分 専門科目
宇野 保子
2 単 位
授業科目名 服飾文化史
必修・選択 選択
担当教員名
授 業形 態 講義
開 講時 期 1,2 年次・前期(隔年)
現在、服装が社会や個人の生活に果たす役割は、益々大きくなっている。これまで
に着用されてきた被服は、それぞれの時代、地域、社会、民族における生活の歴史
全体に連なる。
授業の主題
本講では、このような服装の歴史をわが国を中心に時系列で学ぶと共に、当時の諸
目
標
外国との交流、後世への影響などについても考える。各時代の服装表現を学ぶこと
により、生活文化としての服装の意味合いを理解することが目標である。
次のような観点から各時代の服装を捉えた講義を行う。
1. 服装史へのいざない
2. 先史・古墳時代 原始衣と埴輪の服装について
3. 飛鳥・奈良時代 服制による衣服、庶民服と宗教服
4. 平安時代
宮廷服飾の発達 〈束帯、唐衣裳の着装〉
5. 鎌倉時代・室町時代 公家服飾の発達の推移、武家服飾の成立
6. 戦国・安土桃山時代 武家服飾の分化、小袖の発達、能装束
7. 江戸時代
制度としての服飾、小袖と帯の発達
授業の内容 8. 江戸時代
庶民の服装と職業風俗、流行と美意識
進 め 方 9. 欧州・近代の服装 エンパイアスタイル、ロマンティックスタイル、クリノリン、バッスル、ギブソンスタイル
10. 明治・大正時代 洋服受容の過程、和服の変化、染織界の近代化
11. 欧州・現代の服装 現代モードの源流、アメリカンスタイルの登場
12. 昭和時代
戦時、戦後の服装
13. 昭和時代、平成時代 アパレル産業の発展と既製服
14. 現代の世界ファッシッン 1950 年以降のファッション、デザイナーの時代
15. まとめ
『概説 日本服飾史』 小池美枝 野田ひろみ 吉村佳子 光生館
テ キ ス ト
ISBN978-4-332-10044-7
教
材 担当者が編集して作成した小冊子、プリントなどの配布資料
服装の歴史 一橋ビデオシリ-ズ全 3 巻
課題レポート、フィードバックカード、講義への積極性などを評価対象とする。
評価の方法
基
準
配布資料を必ず持参する。
履 修 上 の
注
意
関 連 科 目
そ
の
他
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