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2015年度(平成27年度) 「自ら考え学ぶ授業づくり」アクションプラン
2015年度(平成27年度) 「自ら考え学ぶ授業づくり」アクションプラン <学校用> 1 授業の現状 校番(31)番 福山市立 福山 中学校 2 めざす授業の姿 ・基礎的な学力はついているが,「理由や根拠を付け加えて述べること」「複数の資料を正しく読み ・6年間を1つのスパンと捉え,円滑かつ効果的な接続ができるよう,「課題発見・解決学習」を系統的に積み重ね 取り活用する」ことなどに課題があるため,これらの力をさらに育成する必要がある。 ・アクティブラーニング型授業に関しては実践的授業研究を行いながら推進している。 る。【生徒の進路希望を実現する中高接続の具現化】 ・「自ら考え,学ぶ授業」を創造するとともに,学習内容を多面的・領域横断的に関連づけながら思考し,その内 容をアウトプットする場を設定する。 3 めざす授業に向けた取組の具体 ①学び合いのできる学習集団を ①成熟した学習集団づくりを全教 目指し,教え合いの時間や共に課 科で,継続して行う。その内容に 題を解決することができる場を ついては,教職員間で日常的・縦 ため,本時のねらいを適切に示 設定している。 横的に交流を行う。 が,その内容を共有化したり,系統 す。生徒の学習成果に対する適 ②自己・相互評価を適宜取り入 ②毎時間,本時のねらいを示し, 的につなげたりすることができてい 切なフィードバックを毎時間行う。 れ,その内容をタイムリーに還元 適切な振り返りを継続して行うこと ③アクティブラーニングについて, することにより,生徒たちが,自 で,理解度の確認を行う。 ①成熟した学習集団の育成(全教 ①各教科で取り組んでおり,その内 科で取り組む) 容や実態交流を日常的に行ってい ②コミュニケーション能力・探究能 る。 力の向上(生徒が知的好奇心や探 ②△それぞれで実践を行っている 究心をもって取り組める課題を設定 する。) ①成熟した学習集団づくりを全教科 で継続して行う。 ②生徒の能動的な学びを引き出す ③中高間での授業交流,および中 ない。 高合同での教科会実施(授業参観・ ③〇授業研究会を2度実施した。共 実践的授業研究を行うとともに, ら課題を見つけ,調べる姿勢が育 ③学習内容を活用させ,実践的な 教材交流・テスト交流を含む) 通のテーマをもとに教科会で論議し その内容を教師間で縦横的に交 ってきた。 力を育てる(Input→Output)。ICT 機 た。 流し深化させる。 ③△それぞれの実践や研究内容 器や図書館の活用も積極的に取り を教師間で交流し,系統的につな 入れる。中高接続を念頭に,取組を げる必要がある。 多面的につなげる。 4 取組の結果 数値は2015年(H27年)調査等の状況 全国学力・学習状況調査(%) 「基礎・基本」定着状況調査(%) A 問題 B 問題 国語 92.8(16.3) 84.0(17.0) 数学 91.6(27.0) 79.5(36.8) 理科 78.7(26.5) ( )は県平均との差 体力・運動能力調査 タイプⅡ 国語 91.0(15.3) 82.1(17.3) 数学 94.2(20.0) 79.7(22.5) 理科 78.3(27.3) 82.3(33.2) 2年 29.98 30.87 46.98 54.11 378.46 7.79 193.20 19.76 2年 26.02 26.91 52.40 49.60 英語 96.0(25.8) 99.4(38.8) 3年 36.73 33.10 48.47 59.85 364.07 7.54 213.61 23.97 3年 28.32 29.70 53.93 52.69 「基礎・基本」定着状況調査 〈生徒質問紙調査〉(%) 内 容 授業が分かる 学校が楽しい よく 国語 やや 38.5 48.7 よく 数学 やや 58.1 (網掛は県平均以上:県平均は,11月公表予定) タイプⅠ 34.2 90.6 理科 よく やや 英語 よく やや 54.7 64.1 36.8 24.8 男子 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 1500m走 50m 走 立ち幅とび ボール投げ 1年 26.36 26.57 42.32 49.43 66.62 8.38 182.45 17.30 女子 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 1000m走 50m 走 立ち幅とび ボール投げ 1年 22.40 20.04 42.56 45.15 シャトルラン 54.78 9.02 162.33 11.09 275.32 8.57 174.66 13.12 271.85 8.69 177.18 15.75 シャトルラン 2015年度(平成27年度) 「自ら考え学ぶ授業づくり」アクションプラン <学校用> 1 授業の現状 福山市立 福山 高等学校 2 めざす授業の姿 ・アクティブラーニング型授業に関しては実践的授業研究を行いながら推進している。 ・基礎・基本的能力には集団内で大きな差があり,生徒の役割が固定化されつつある。 ・思考力・応用力は,明確な根拠にもとづくことが不十分なところがあり,不安定なものになってい る。 ・中高接続を念頭に置きながら,さらなる基礎・基本の徹底的な定着を図り,進路実現に向けて,学 習内容を多面的に関連づけて捉えることができる(科学的根拠に基づいた)思考力の育成を目指 す。 ・「自ら考え,学ぶ授業」を創造するとともに,学習内容をアウトプットする場を設定する。 3 めざす授業に向けた取組の具体 ①継続して,各教科で取り組ん ①成熟した学習集団づくりを継続し でいる。 て行う。 ②生徒の能動的な学びを引き出す ②生徒の能動的な学びを引き出 ②既習の知識を活用できるように, 的につなげたりすることがあまりで ため,生徒の学習成果に対する すために,各教科でペアワーク より高いゴールを設定し,取り組む きていない。 適切なフィードバックを行う。 やグループ協議などを取り入れ 課題を教員間で,生徒教員間で, るようにしている。 お互いに共通認識をもてるような授 ①成熟した学習集団の育成 ①各教科で取り組んでいる。 ②コミュニケーション能力・探究能 ②△それぞれで実践を行っている 力の向上(生徒が知的好奇心や探 が,その内容を共有化したり,系統 究心をもって取り組める課題を設定 する。) ①成熟した学習集団づくりを継続し て行う。 ③中高間での授業交流,および中 ③〇授業研究会を2度実施した。 ③アクティブラーニングについて, 高合同での教科会実施(授業参観・ 共通のテーマをもとに教科会で協 実践的授業研究を行うとともに, ③アクティブラーニングについ 業研究を行う。 教材交流・テスト交流など) 議した。 その内容を交流し深化させる。ま ては,公開研究授業の指導案に ③生徒の実生活と作品世界や表現 た,評価の方法についても検討 アクティブラーニングの視点を取 能力を結びつける,導入やふり返り し,中高の接続を強めていく。 り入れ,実践・評価した。 などに疑問を投げかけたりする場 面を設定し,生徒の主体的な学び につながる授業実践に,教員一人 一人が新たに取り組むことを継続 する。