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第10号 2004.05.26発行

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第10号 2004.05.26発行
UNIVERSITY OF TSUKUBA
10
2004
TAFF
筑波大学発行
総務・企画部編集
平成16年5月26日
ULLETIN
通巻1079号
法科大学院説明会開催
されました。
西望賞は,日本彫刻会の創立会員であり,近代日本の彫
塑を確立した北村西望氏(昭和 33 年文化勲章受賞)の
業績を記念して創設された賞です。この賞は,その年,
日彫展に出品された作品の中で,最も優れた作品に授与
されるもので,本年は美術評論家滝悌三氏によって 400
点余りの作品の中から,高野氏の作品が選ばれました。
歴代の受賞者の中で高野氏は,女性として初,さらに最
年少の受賞であり,賞賛に値するものです。
満員となった東京キャンパス説明会場の様子
平成 17 年 4 月開講予定の法科大学院第 1 回説明会を,4
月 19 日に筑波キャンパスで,26 日には東京キャンパス
でそれぞれ開催しました。
筑波キャンパスでは在学生を主体に 47 名,東京キャン
パスでは説明会場となった大講義室の収容人数を遙かに
超える,社会人を主体に 238 名の参加者がありました。
特に東京キャンパスでの説明会では,予定時刻を過ぎて
も熱心に聞き入る様子や,熱気あふれる活発な質疑応答
が続くなど,本学法科大学院への期待の高さが感じられ
ました。
柴田良貴教授指導下の平成 13 年度芸術研究科修了高野
浩子氏(附属中学校非常勤講師)が日彫展の最高賞「西
望賞」を受賞 柴田良貴教授(人間総合科学研究科)
指導下の平成 13 年度芸術研究科(彫
よりしろ
「雲の依代」テラコッタ・石膏・木 170x120x60cm
塑分野)修了高野浩子氏(附属中学校
非常勤講師)は,4 月に開催された第
34 回日彫展(社団法人日本彫刻会主
向高祐邦教授及び市川創作講師指導下の生命環境科学研
催)において「西望賞」を受賞しまし
究科 5 年黒岩崇氏が日本科学協会笹川科学研究助成金を
た。
受賞
受賞作品の「雲の依代」は,テラコッタと石膏・木によ
る等身大の女性像で,充実した塑造作品として高く評価
向高祐邦教授(生命環境科学研究科)及び市川創作講師
1
(同)指導下の生命環境科学研究科生
国際総合学類 1 年磯村梓氏が Intel ISEF(International
物機能科学専攻 5 年黒岩崇氏の研究課
Science and Engineering Fair)2004 で中国科学技術協
題「抗腫瘍活性を有するキトサンオリ
会賞を受賞
ゴ糖−脂質ハイブリッドの酵素法によ
る新規合成法の開発」に対し,日本科
学協会の平成 16 年度笹川科学研究助
成金の授与が決定しました。
日本科学協会では,真に質の高い社会の実現のため萌芽
性,新規性及び独創性のある内容を持った研究の奨励と
ともに,意欲に満ちた優れた若手研究者の育成を目的と
して昭和 63 年より笹川科学研究助成事業を行っていま
す。
助成対象者には 4 月 23 日(金)に行われた笹川科学研究
助成・研究奨励の会において助成の決定通知書が授与さ
れました。
一般公開日に浴衣を着てプレゼンテーションし,質問攻めにあう磯村さん
国際総合学類 1 年の磯村梓さんは,2004 年 5 月 10 日∼ 14
加藤和彦助教授指導下の情報学類 4 年高鶴哲也氏が第 7
日まで米国オレゴン州ポートランドコンベンションセン
回プログラミングおよび応用のシステムに関するワーク
ターで開催された学生の科学オリンピックとも呼ばれる
ショップにおいてベスト・デモ賞を受賞
Intel ISEF 2004 に,高校生時代の研究で参加権を獲得
して参加し,中国科学技術協会賞(China Association
加藤和彦助教授(システム情報工学研
for Science and Technology,中国での科学コンクー
究科,コンピュータサイエンス専攻)
ルへの招待と中国旅行が副賞)を受賞しました。
指導下の情報学類 4 年高鶴哲也氏が,
この大会は特別協賛である米国インテル社がメインスポ
3 月 1 日∼ 3 日まで長野県諏訪市で開
ンサーをつとめる国際科学フェアで,科学技術に関心の
催された日本ソフトウェア科学会主催
ある学生を応援して,世の中に貢献することを目的とし
第 7 回プログラミングおよび応用のシ
ています。今大会は世界 40 ヵ国から 1,400 名の学生が参
ステムに関するワークショップ
加し,日本代表としては,磯村さん,本学情報学類 1 年
(SPA2004)において,ベスト・デモ賞を受賞しました。
の神林亮さん,その他3チームが参加,自らの研究成果
今回受賞対象となったのは「P2P アルゴリズムの視覚化
をブースにセッティングしたうえで,審査員を前にプレ
に関する研究」と題するデモ発表です。審査の基準は,
ゼンテーションを行いました。審査員はすべて博士号を
研究内容のみならず,特にアルゴリズムの挙動をビジュ
有する 1,000 名以上の科学者で,ノーベル賞受賞者やイ
アルに表現したプレゼンテーションの良否が審査対象に
ンテル社フェローも含まれていました。
なっており,高鶴氏の今回の受賞は,その両方が高く評
磯村さんの研究は,「通学のときの電車延滞の速報やイ
価されたものです。
ンターネットにアップされた受験情報をアクセスしなく
ても自動的に受け取れる携帯電話ソリューション」に関
するもので,ISEF との提携コンクールである日本学生
田宮菜奈子教授がW ho’s Who in Science and
科学賞(読売新聞社主催)に入賞し,今回の参加となっ
Engineering 2003-2004(第 7 版)に掲載される
たものです。米国マイクロソフト社が日本学生科学賞の
協賛であることから,磯村さんはビル・ゲイツ会長にも
田宮菜奈子教授(人間総合科学研究科,
表敬訪問の招待を受けました。
地域看護)は,Marquis 版W ho’s Who
in Science and Engineering 2003-2004
(第 7 版)に掲載されました。
この人名録は,世界的に権威のあるも
台東区役所において研究成果を紹介
−東京リエゾンオフィス−
ので,科学の分野で国際的に貢献度の
高い人物を厳選して掲載しています。
東京リエゾンオフィスでは,産学リエゾン共同研究セン
田宮菜奈子教授は,地域における高齢者ケアの公衆衛生
ターと協力して,5 月 12 日(水)15:00 から台東区役所
学的研究を専門とし,日本の介護保険サービス利用に関
10 階大会議室において開催された「目からウロコの産
する調査研究で初めて国際学術誌に掲載されたこと,日
学公交流フェスタ 2」(主催:台東区,東京商工会議所
本公衆衛生学会奨励賞の受賞が高く評価されたことで,
台東支部,台東区しんきん協議会)の講演会において,
今回の掲載となりました。
福井幸男教授(システム情報工学研究科)による研究成
2
果の紹介「トルクディスプレイ GyroCube −歩行者用
に,ジョイフルアスレティッククラブ(土浦,守谷)と
ナビゲータの実用化に向けて」に協力しました(受講者
施設利用に関して,次のとおり契約を締結したので,大
約 60 名)。講演会の後に開催された交流会は,企業の
いに利用してください。
方々との有意義な情報交換の場となりました。
利用期間:平成 17 年 3 月 31 日まで
利用人数:年間利用人数枠 600 名
利用手続:メインフロントで「筑波大学職員証」又は
「文部科学省共済組合員証」を提示し,名簿
に記帳の上,施設使用料を支払う。
利用できる施設:スイミングプール,ランニングトラッ
ク,アウトドアテニスコート,トレー
ニングジム,エアロビクススタジオ,
ラケットボールコートほか
利 用 料: 1 回利用につき 1,050 円
そ の 他:1 「筑波大学職員証」又は「文部科学省共
済組合員証」の提示がない場合は,いか
なる場合でも利用できません。
2 中学 3 年生までは,スイミングプールの
トルクディスプレイの講演をする福井教授
みの利用です。利用料は 525 円で,小学
校入学前までは無料です。
日本イスラム協会が本学「北アフリカ研究センター」を
3 家族(共済組合員の被扶養者に限る。)
が利用する場合は,「文部科学省共済組
めぐるシンポジウムを開催
合員証」を持参してください。
社団法人日本イスラム協会は 2004 年度春の公開講演会
問合せ先:組織・人事部人事課福利厚生室福祉第一係
として,シンポジウム「融合する北アフリカ研究−バイ
(TEL2097,2098)
オ・環境・情報・文化」を,4 月 24 日(土)立教大学に
て開催しました。
このシンポジウムは,本年 4 月に本学で「北アフリカ研
図書館のオリエンテーションの開催について
究センター」が発足したことにちなみ,センター関係教
員 4 名を招待講演者として企画されたものです。講演題
目と講演者は以下のとおり。
◆「乾燥地における土壌,水環境研究の考え方と展望」
○ TULIPS オリエンテーション
附属図書館ホームページの利用方法をご存知ですか?
附属図書館では電子図書館(TULIPS)を運用し,
安部征雄教授(生命環境科学研究科,北アフリカ研究
様々な情報提供サービスをしています。
センター長)
TULIPS オリエンテーションでは,WWW 版蔵書目
◆「チュニジアの IT 事情」
井田哲雄教授(システム情報工学研究科)
◆「チュニジアの農業とバイオテクノロジーの展開の可
能性」
藤村達人教授(生命環境科学研究科,遺伝子実験セン
ター長)
◆「北アフリカ研究における科学技術と文化」
青木三郎助教授(人文社会科学研究科)
当日は,イスラム世界の研究者にもまだ知られていない
部分の多い北アフリカ地域の現在の状況と,北アフリカ
研究センターの活動の方向性およびその意義が紹介さ
れ,大勢の聴衆の関心を集めました。
録(OPAC)や電子ジャーナルを中心に,次のとおり
説明と検索実習を行いますので,お気軽にご参加くだ
さい。
◆中央図書館コンピュータ利用室(新館 2 階)
5 月 31 日(月)15:30 ∼ 16:30
◆体芸図書館情報検索コーナー(2階)
6 月 13 日(木)15:30 ∼ 16:30
◆医学図書館レファレンスデスク(1 階)
6 月 14 日(金)15:30 ∼ 16:30
◆図書館情報学図書館マルチメディアプラザ(情報メ
ディアユニオン1階)
6 月 11 日(火)15:30 ∼ 16:00
定員:各回 10 名
スポーツ施設(ジョイフルアスレティッククラブ土浦,
同守谷)の利用について −組織・人事部人事課−
○文献の探し方オリエンテーション
学生や教職員のみなさん,図書館では,論文作成や研
究に必要な文献情報を入手するためのデータベースを
職員及びその家族(共済組合員及び組合員の被扶養者)
各種用意しています。これらの利用法について,次の
のための福利厚生施設の拡充及び心身の健康増進のため
とおり説明会を行いますので,お気軽にご参加くださ
3
い。
学園祭参加研究企画の募集について
◆中央図書館コンピュータ利用室(新館 2 階)
−学群・学生部学生生活課,学園祭実行委員会−
※印は集会室(本館 2 階)
・雑誌記事索引(国内の雑誌・紀要の論文情報)
6 月 10 日(木)17:00 ∼ 18:00
・※ LexisNexis(法律・経済・ニュース等社会科
第 30 回学園祭「雙峰祭」は,平成 16 年 10 月 9 日(土)
∼ 11 日(月)に開催予定となっています。
学園祭実行委員会では,一般企画としてサークル発表・
学関係情報データベース)
模擬店等の企画の他に,研究室主催の「学内研究企画」
5 月 27 日(木)15:30 ∼ 16:30
として,研究室公開やパネル展示などの参加を募集して
・ FirstSearch(米国 OCLC 提供の各分野の文献情報)
5 月 28 日(金)15:30 ∼ 16:30
6 月 13 日(木)17:00 ∼ 18:00
・ScienceDirect(電子ジャーナル搭載の科学分野
います。
「学内研究企画」の募集要項は,各研究室のメールボッ
クスに 1 部ずつ配布しています。
参加を希望される方は,次の手順により学園祭実行委員
向け文献情報データベース)
会までお申し込み下さい。
6 月 18 日(火)13:30 ∼ 15:00
受付期限:1 企画実施場所が学群棟内及び屋外
◆体芸図書館情報検索コーナー(2階)
5 月 8 日(土)∼ 6 月 18 日(火)
・体育学関係データベース(SPORT Discus 等)
2 企画実施場所が上記以外(研究室等)
5 月 26 日(水)17:00 ∼ 18:00
・雑誌記事索引(国内の雑誌・紀要の論文情報)
5 月 8 日(土)∼ 7 月 30 日(金)
申込方法:次の 4 通りです。
5 月 28 日(金)15:30 ∼ 16:30
1 web 雙峰祭オフィシャルサイト申込
6 月 12 日(水)17:00 ∼ 18:00
http://www.sohosai.com/
・芸術学関係データベース(ArtAbstracts 等)
2 電話,Fax 申込: TEL,FAX2899
6 月 14 日(金)15:30 ∼ 16:30
(受付時間: 18:00 ∼ 21:00)
6 月 19 日(水)15:30 ∼ 16:30
3 E-mail 申込: [email protected]
6 月 15 日(火)17:00 ∼ 18:00
4 学園祭実行委員会室(第一学群C棟 205)
◆医学図書館レファレンスデスク(1階)
・ PubMed(医学分野の世界最大のデータベース)
5 月 28 日(金)15:30 ∼ 16:30
への来室申込(受付時間: 18:00 ∼ 21:00)
ご不明の点は,学園祭実行委員会室(第一学群C棟 205,
TEL2899)まで,お問い合わせ下さい。
6 月 12 日(水)15:30 ∼ 16:30
・医学中央雑誌(国内の医学文献情報)
5 月 27 日(木)17:00 ∼ 18:00
計算科学研究センター発足シンポジウム「計算科学によ
6 月 31 日(月)15:30 ∼ 16:30
る新たな知の発見・統合・創出」の開催について
◆図書館情報学図書館マルチメディアプラザ(情報メ
ディアユニオン 1 階)
・図書館情報学(LISA 等を用いた文献検索方法)
5 月 26 日(水)17:00 ∼ 18:00
・電子ジャーナルとオンラインデータベース基礎
期 日: 6 月 10 日(木)13:30 ∼ 18:10
: 6 月 11 日(金)10:00 ∼ 18:00
場 所:大学会館国際会議室
U R L : http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/
6 月 14 日(金)17:00 ∼ 18:00
◆大塚図書館閲覧室
・法律判例(国内判例の書誌・判例事項の検索)
5 月 28 日(金)17:40 ∼ 18:10
・雑誌記事索引(国内の雑誌・紀要の論文情報)
大規模な計算機シミュレーションにより自然の現象を
計算機上で再現してその背後に潜む法則を発見・理解
し,さらに技術的応用に展開させる計算科学の方法は,
5 月 29 日(土)13:00 ∼ 13:30
基礎科学に端を発して大きな発展を遂げ,現在ではナ
6 月 15 日(土)13:00 ∼ 13:30
ノ物質・材料をはじめ,気象やバイオ諸現象に至る科
定員:各回 10 名
学の全分野において欠くことのできない研究手段とな
※印は,データベース提供元スタッフを招いて行いま
っています。また,IT 技術の発展により膨大なシミ
す。質問事項等がある方はこの機会に是非ご参加くだ
ュレーションデータや実験・観測データの電子的蓄積
さい。定員はありません。
が可能となり,これを知的資源とする大規模データ解
申込先:各図書館レファレンスデスク又は図書館ホーム
4
workshop/ccs-sympo04/
開催趣旨:
析が新たな発見をもたらしつつあります。さらに,高
ページにて受け付けます。
速なインターネット網の発達は,機関や地域のみなら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp
ず,国境をも越えて地球規模で計算科学の研究教育を
大塚図書館でのオリエンテーションへの申し込
推し進める環境を創出しつつあります。
みは不要です。
いま,計算科学は,大規模シミュレーション,大規模
データベース,実験・観測を最先端情報技術により有
「e-Science : IT と科学の幸せな結婚とは」
機的に連携させ,新たな科学的知の発見,統合,創出
下條真司(大阪大学サイバーメディアセンター)
を行う総合科学へと発展の契機を迎えています。
計算科学研究センターは,平成 4 年度発足の計算物理
学研究センターを基盤として,このような計算科学の
新たな発展方向の開拓を目指して,平成 16 年 4 月に発
足しました。
本シンポジウムは,計算科学研究センターの発足にあ
たり,広く国内の研究者にセンターの概要とその目指
す方向を紹介すると共に,計算科学の応用諸分野並び
に計算機・情報科学分野の主導的研究者による招待講
演とセンター研究者の講演を行い,21 世紀の科学に
おいて,新たな知の発見・統合・創出を目指す計算科
学の課題について幅広く展望を行うことを目的とする
ものです。
プログラム:
○ 6 月 10 日(木)
◆ 13:30 ∼ 14:00
発足記念式典
計算科学研究センター長挨拶 宇川彰
◆ 10:40 ∼ 11:10
「グリッドコンピューティングが拓く新しい計算科
学」
佐藤三久(計算科学研究センター)
◆ 11:10 ∼ 11:50
「超新星爆発:素粒子過程と流体の統合シミューレ
ーション」
佐藤勝彦(東京大学ビッグバン宇宙国際研究センター)
◆ 11:50 ∼ 12:20
「輻射流体力学による宇宙物理の新展開」
梅村雅之(計算科学研究センター)
◆ 13:30 ∼ 14:00
「計算科学:固いナノと柔らかいナノの橋渡し」
押山淳(数理物質科学研究科)
◆ 14:00 ∼ 14:30
「バイオ科学への計算物理的アプローチ」
ボエロ マウロ(数理物質科学研究科)
◆ 14:30 ∼ 15:10
学長挨拶 岩崎洋一
「生命科学における理論物理・化学の役割」
研究担当副学長挨拶 油田信一
倭剛久(名古屋大学理学研究科)
文部科学省挨拶 関係機関長挨拶
◆ 14:00 ∼ 14:20
「計算科学研究センターについて」
宇川彰
◆ 14:20 ∼ 15:00
「21 世紀のサイエンスと計算科学」
菅原寛孝(総合研究大学院大学)
◆ 15:10 ∼ 15:50
「計算科学とナノサイエンス」
塚田捷(早稲田大学大学院理工学研究科)
◆ 15:50 ∼ 16:30
「マッスル・サーバー(汎用 PC クラスタ+特殊演
◆ 15:20 ∼ 15:50
「計算機の中の生命科学」
漆原秀子(生命環境科学研究科)
◆ 15:50 ∼ 16:20
「気候温暖化予測のダウンスケール」
木村富士男(生命環境科学研究科)
◆ 16:20 ∼ 17:00
「これからの体験共有コミュニケーション」
萩田紀博(ATR 知能ロボティクス研究所)
◆ 17:00 ∼ 17:30
「情報統合と知識発見による高度情報利用」
北川博之(システム情報工学研究科)
◆ 17:30 ∼ 18:00
算向けハードウェア)の開発 ∼分子軌道法を例
「計算メディアと情報提示」
にして∼」
大田友一(システム情報工学研究科)
村上和彰(九州大学情報基盤センター)
◆ 16:30 ∼ 17:00
「計算素粒子物理学の現状と展望」
体育センターからのお知らせ
吉江友照(計算科学研究センター)
◆ 17:00 ∼ 17:30
○あなたのライフスタイルを見直してみませんか?
「PCクラスタによる大規模計算物理学の可能性」
体育センターでは,教職員を対象とした「体力測定」
朴泰祐(計算科学研究センター)
を次の通り実施いたします。職場の同僚とお誘い合わ
◆ 17:30 ∼ 18:10
「地球シミュレータによる地球環境のシミュレーシ
ョン」
松野太郎(地球フロンティア研究システム)
◆ 18:30 ∼
懇親会(大学会館レストラン「プラザ」)
○ 6 月 11 日(金)
せのうえ,ふるってご参加ください。
日 時: 6 月 10 日(木)17:00 ∼ 18:30
: 6 月 11 日(金)17:00 ∼ 18:30
場 所:体育総合実験棟(SPEC)
申込方法:希望する日の 2 日前までに,総合体育館技
官室(T E L2773)に電話で申込をしてく
ださい(各日先着 8 名)。
◆ 10:00 ∼ 10:40
5
内 容:
第 19 回知的コミュニティ基盤研究センター研究談話会
1 体脂肪率の測定(着衣のまま測定します。)
の開催について
2 筋力,持久力,柔軟性などの測定(総合的な体
知的コミュニティ基盤研究センターでは,図書館情報学
力の診断)
3 Biodex(等速性筋力測定機)による膝屈伸力,
分野に関する研究談話会を開催しております。
事前の申し込みは必要ありませんので,どなたでも自由
腹背筋力の測定
4 以上の結果と,あなたの年齢,生活状況などを
にご参加下さい。
考慮して,体育科学系教官がカウンセリングを
日 時: 5 月 27 日(木)15:00 ∼ 16:00
行います。詳しくは当日担当教官にご相談下さ
場 所:筑波キャンパス春日地区
情報メディアユニオン 3 階共同研究会議室1
い。
※所要時間は,約 1 時間です。当日は,上履きを持参
テーマ:情報通信インフラの構築に向けて のうえ,運動できる服装でお越しください。
−ネットワーク上の情報共有技術−
講演者:川原崎雅敏教授(図書館情報メディア研究科)
○屋内プールの学内開放(学生・教職員対象)について
概 要:
次の日時に,本学の学生および教職員を対象にプール
インターネットの進展によって優れた情報共有手段が
を開放します。ただし,都合により中止する場合もあ
利用できるようになったが,21 世紀の高度情報社会
ります。中止の場合は,プール入口に掲示します。
の情報インフラとなるにはまだ極めて不十分である。
なお,水泳キャップを被っていない方の利用は出来ま
最大のネックは面倒な設定や複雑な操作であろう。ユ
せん。また,入場に際しては,必ずプール使用申込書
ーザはネットワークに接続されていることを意識せず
に必要事項を記入してください。
に利用したいのであって,電話やテレビのようにネッ
期 日: 6 月 (月)
(水)
17 日
(金)
12 日 14 日
トワークが当たり前になったとき初めてインフラとな
りうるのである。
17 日 19 日 11 日
人間が主導権を持ち,きわめて自然な形でサービスを
14 日 16 日 18 日
享受できる高度な情報インフラの構築が望まれる。今
21 日 23 日
回は,ネットワーク上の情報共有をテーマに実現技術
時 間: 17:00 ∼ 18:25
について紹介する。
問合せ先:体育センター(TEL2881)
第一は,ユーザが意識しなくてもネットワークがその
場の状況や環境条件を理解し(context awareness)
○野外活動実習場(野性の森)利用予定者事前講習会の
それに適応する(adaptation)技術,端末やアクセ
開催について
ス手段を切り替えてもネットワークがサービス状態を
野外活動実習場(野性の森)が,より多くの利用者に,
継承することで通信や視聴を継続できるシームレス通
より長く喜ばれる施設として存続するよう,毎年「利
信技術(service mobility)である。プレゼンス情報
用予定者事前講習会」を実施し使用方法の徹底をはか
を含むネットワークメタデータでこれらを実現する研
ってきました。16 年度も,利用予定の団体(教職員
究例(シームレスコンテンツハンドオーバシステム)
及び学生)を対象に「利用予定者事前講習会」を開催
を紹介する。
いたします。なお,事前講習会に参加した人がいる団
第二は,膨大な数のコンテンツが分散配置されている
体は参加不要です。
環境において,いつでもどこでも所望のコンテンツを
日 時:第 2 回講習会 7 月 2 日(金)10:00 ∼ 11:00
容易にかつ高速・確実に発見して利用できる技術であ
第 3 回講習会 9 月 4 日(土)10:00 ∼ 11:00
る。属性による情報のネーミングとロケーション解決
場 所:野外活動実習場(野性の森)
対 象:野外活動実習場の使用を予定している団体の
代表者
内 容:利用上の諸注意,利用申請手続き説明,受講
登録,簡単な作業
持参品:筆記用具,軍手
技術,メタデータで記述したポリシーに基づく QoS
(サービス品質)制御やルーチング技術について最新
の動向を紹介する。
問合せ先:知的コミュニティ基盤研究センター
(TEL8-1511)
E - m a i l : [email protected]
※事前講習会以前に利用する予定がある場合は,体育
センター事務室(TEL2870 ∼ 2873)にご相談くだ
さい。
第 3 回スーパーコンピュータワークショップ∼自然現象
をシミュレーションする数理的手法∼の開催について
学術情報メディアセンターのスーパーコンピュータシス
テム(mimosa)では,大規模なコンピュータシミュレ
6
ーションを行なう学内研究グループに対して,「大規模
話をしながらアプローチする。
利用制度」を実施しております。
前半は市民という抽象概念がどのような具体性を持ち
今回は,本制度利用グループによる利用成果について講
えたのか,大戦間フランスの移民たちの社会運動を通
演していただきます。スーパーコンピュータ,数値シミ
して概観する。次に近代国家が呪術をどのように使っ
ュレーションや求解アルゴリズムに興味のある方々はじ
ているのか,南米の例を通して考える。
め,大勢のご参加をお待ちしております。
後半は南インドの祖霊のあり方を参照しながら,現代
日時: 6 月 14 日(月)13:30 ∼ 17:50
日本の国家の呪術について短く考察した後,敵と味方
会場:大学会館 3 階特別会議室
を作る政治実践(例えば戦争)の中で,市民社会と国
家はどのような姿を顕にするか議論する。
内容:
学術情報メディアセンター挨拶 板野肯三
連絡先:岩田拓夫(TEL6427)
研究担当副学長挨拶 油田信一
○大規模利用グループによる成果報告
◆「新奇分子物性の予測と化学反応機構解析のため
剣友会から相次ぎ高段者が誕生!
の量子化学計算」
数理物質科学研究科化学専攻:守橋健二グループ
◆「物質の構造と電子状態の第一原理計算」
5 月 3 日(月),京都市立体育館で行われた全日本剣道連
盟が主催する剣道七段審査会において,川上政秋氏(60
数理物質科学研究科物性・分子工学専攻:中尾憲
歳,総務・企画部総務課総務係臨時職員)が全国から集
司・鈴木修吾グループ
まる精鋭剣士 987 名が挑戦する中,合格率 9.1%(83 名合
◆「第一原理電子状態計算によるナノ構造体の物質
設計と物性解明」
格)という難関を突破し,見事合格しました。
さらに,全日本剣道連盟が 16 日(日)名古屋市枇杷島
数理物質科学研究科物質創成先端科学専攻:押山
スポーツセンターで開催された剣道六段審査会におい
淳グループ
て,鈴木孝幸氏(47 歳,施設部施設企画課工事経理係
◆「格子 QCD における s クォーク効果の研究」
長)が全国から集まる精鋭剣士 1,196 名の挑戦する中,
数理物質科学研究科物理学専攻:金谷和至グルー
合格率 15.8 %(196 名合格)という難関を突破し,同じ
プ
く合格しました。
◆「第一原理分子動力学法による触媒反応過程の研
究」
剣友会の中では,この相次ぐ全国レベルの高段者誕生の
朗報に沸き立ち,道場(本学武道館1階古武道場)で週
数理物質科学研究科物性・分子工学専攻:中村潤
3 回(月・水・金)行われている日常稽古会に参加して
児グループ
いる会員の稽古姿にも一段と勢いが増しているように感
○招待講演
「大規模連立 1 次方程式におけるクリロフ部分空間
法の数理」
じられます。
あなたも,剣道を始めてみませんか。
剣道は自分のペースに合わせて稽古を続けることができ
張紹良助教授(東京大学大学院工学系研究科物理工
ます。性別や年齢など剣道を始めるために必要となる要
学専攻)
件は何もありません。剣道をやってみたいという気持ち
問合せ先:学術情報メディアセンター 伊藤祥司
(TEL2450)
E - m a i l : [email protected]
だけです。
剣友会へのお問合せは,システム情報工学等支援室
和田まで(TEL5230,E-mail : [email protected])
U R L : http://www.cc.tsukuba.ac.jp/mimosa/workshop/
比較市民社会・国家・文化特別プロジェクト CSC セミ
ナーシリーズの開催について
日 時: 6 月 4 日(金)15:15 ∼ 16:30
場 所:人文・社会学系棟 B721
講演者:内山田康教授(人文社会科学研究科)
演 題:普遍と市民,国家の呪術,敵と味方
概 要:
市民という普遍概念は,現実の市民社会でどのような
含意を持つのか。普遍的抽象とはなりえない部分は,
どこにどのようにしてあるのか。このような余剰は市
民と国家にどう働くのか。社会人類学と政治哲学の対
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「速報つくば」からのお知らせ
「速報つくば」の次回(通巻 1080 号)の発行は 6 月 9 日
(水),原稿締切りは 6 月 3 日(木)となります。
「速報つくば」への寄稿に際しましては,一行 25 文字
(英字・数字は半角)で原稿作成し,できるだけ電子フ
ァイル等で寄稿してください。
学内行事,イベント情報,教職員サークル活動などの記
事も募集しています。
お寄せ頂いた原稿は,Web 上で掲載しますので,ご了
承願います。なお,「速報つくば」の html 版及び PDF
版は,次のアドレスでご覧になれます。
http://www.tsukuba.ac.jp/koho/booklets/index.html
学内ニュース,写真の提供及び掲載内容へのご意見は広
報課(TEL2065,FAX2014)へお願いします。
E-mail : [email protected]
メールで寄稿なされた際は,「速報つくば」より原稿受
付の返信メールを配信いたしますのでご確認ください。
原稿受付の返信メールがない場合は,お手数でも広報課
までご連絡いただきますようお願いいたします。
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