...

第15号 2008.09.03発行(通巻1176号)

by user

on
Category: Documents
65

views

Report

Comments

Transcript

第15号 2008.09.03発行(通巻1176号)
本号の内容
・大子町と連携・協力に関する協定
締結
・平成年度第学期末卒業式・大学
院学位記授与式(月期)挙行
・平成年度第学期入学者入学式
挙行
・平成年度受験生のための筑波大
学説明会開催
・国民生活金融公庫土浦支店と産学
連携に関する協定締結
・筑波大学夏休み自由研究お助け隊
実施
・平成年度第回講習会実施
・いばらき産業大県フェアに参
加・出展
・平成年度人間総合科学研究科第
回プログラム開催
・第回就職支援・キャリアパスセミ
ナー開催
・平成年度学校図書館司書教諭講
習開講
・佐藤忍生物学類長他が第回国際
生物学オリンピックインド大会の
視察団として派遣される
・科学技術振興機構
「未来の科学
者養成講座」採択
・国際農業研修Ⅰ実施
・高麗大学校と交流
・留学生との障子張り体験実施
・附属坂戸高等学校生対象セミナー
開催
・筑波大学医学教育フォーラム開催
・高校生対象公開講座が行われる
・平成年度大学図書館職員長期研
修開催 ・平成年度附属学校教育局夏期研
修会開催
・食中毒防止に関する講習会開催
・労働法セミナー開催
お知らせ
……………………………
・第回教職員のための無料法律相
談会(月)のご案内
・平成年度における組合員証等検
認
・図書館講習会開催
・第回日中大学院学生フォーラム
開催
・
及びイ
ン タ ー ナ シ ョ ナ ル カ フ ェ −
−開催
・つくちゅうシネマワークショップ
作品上映会開催
・第回茨城脳卒中市民講座開催
・筑 波 大 学・信 州 大 学 合 同 ワ ー ク
ショップ開催
・第回知的コミュニティ基盤研究
センター研究談話会開催
・絵画コンクール「わたしのつくば」
作品募集
年号(通巻1176号)
発行: 筑波大学
編集: 広報室
発行日:平成20年9月3日
第1回全国生物学コンテスト「生物チャ
レンジ2008」第2次試験を開催
国際生物学オリンピック日本委員会(
)主催の第
回全国生物学コンテスト「生
物チャレンジ
」第
次試験が,
棟他において
月
∼
日に開催されました。
全国都道府県にて実施された第
次試験で選抜された
名の中・高生(中学生
名を
含む。
)が,
日間,
分野,
分(説明,解説時間を含む。
)に及ぶ実験試験に挑戦
しました。また,試験だけでなく,サイエンスカフェや生物学類の
の研究室に分
かれての最先端研究体験,体育系教員の協力を得てのグループワーク,バーベ
キューなど多くの企画が行われました。実施には,
と本学教職員及び生物系の
学生が全面的な協力体制を敷いて臨み,成功裡に終了することが出来ました。特に
来年の国際大会をにらんで結成された,生物学類の有志からなる
(
’
,さいぼ)は,選手のサ
ポートや新聞発行等にめざましい活躍を見せました。
表彰式では,川俣勝慶茨城県副知事,市原健一つくば市長,岩崎洋一学長,泉紳一
郎文部科学省科学技術・学術政策局長か
らご挨拶をいただき,国際生物学オリン
ピック委員会毛利秀雄委員長等から,第
次試験参加資格者
名,金賞
名、銀賞
名,銅賞
名の発表,表彰が行われま
した。特に金賞受賞者の内,上位
名に
は,それぞれ県知事賞(
位)
,市長賞(
位)
,学長賞(
位)が贈呈されました。
岩崎学長の挨拶
各種表彰等
…………………………
その他
・平 成年 度 産 新 米(コ シ ヒ カ リ)
及びサツマイモの予約販売につい
て
…………………………………
毛利委員長に表彰を受けた生徒の皆さん
泉科学技術・学術政策局長の挨拶
大子町と連携・協力に関する協
月
日,筑波大学と大子町は,
「国立大学法人筑波大学と大子町との連携・協力に関
定を締結
する協定」を締結しました。
−企画室−
この協定は,大子町における地域の課題に対して,本学の研究成果等を有効に活用
することにより,活力ある個性豊かな地域社会の形成・発展に寄与することを目的
としており,地域の人材育成,健康増進,まちづくり,農産物の販売促進など具体
的な分野での連携・協力に取り組んでいくこととしています。平成
年度実施予定
事業は,以下のとおりです。
大子町将来の元気担い手育成事業
地元の旅館や土産品店等の若手経営者と本学教員が,観光資源や特産品につい
ての研究会を開催する。
温泉を活用した健康づくり促進事業
町営の温泉施設「フォレスパ大子」を利用した健康づくりメニューを作成する。
奥久慈茶・効能研究事業
特産品である奥久慈茶の効能を分析・実証し,ブランド化,販売促進を図る。
今後は,これらの領域以外でも積極的な連携を推進し,大子町の地域活性化に貢献
するとともに本学の教育研究活動における
実践的なフィールドとしても活用し,双方
の一層の発展に寄与していきます。なお,
大子町との連携が必要となる場合であっ
て,大子町の担当部署や連絡先がわからな
協定書調印後,握手を交わす
吉武博通副学長(左)と綿引
久男大子町長
い場合は,企画室(
)が窓口とな
り調整しますのでご相談ください。
平成年度第学期末卒業式・
月
日,大学会館特別会議室において,
:
から,平成
年度の大学院学位記授
大学院学位記授与式
月期
を
与式(
月期)を,
:
から同第
学期末卒業式をそれぞれ挙行しました。今回対象
挙行
となった学生は,学群が
人,大学院が
人(博士課程
人(論文博士
人を含む),
−学務部学務課−
修士課程
人(修士課程修了
人,博士前期課程修了
人,専門職学位課程修了
人,
博士課程修士
人))でした。
大学院学位記授与式
卒業式
平成年度第学期入学者入学
月
日,大学会館特別会議室において,
:
から,平成
年度第
学期入学者入学
式を挙行
式が行われました。
−学務部学務課−
入学者は,学群学生
人(第
学期推薦入
試(帰国生徒特別選抜)による入学者)
,
大学院学生
人(一貫制博士課程
人,
年制博士課程
人,博士後期課程
人,博
士前期課程
人,専門職学位
人)で,
そのうち,学群学生
人全員,大学院学
生
人が入学式へ出席しました。
平成年度受験生のための筑
月
∼
日の
日間に亘って,平成
年度受験生のための筑波大学説明会が開催さ
波大学説明会を開催
れました。
この説明会では,学類・専門学群ごとに,教育課程,入学試験,卒業後の進路や学
−学務部入試課−
生生活などの説明,在学生による受験体験や大学生活紹介が行われたほか,模擬講
義や図書館,研究センター及び学生宿舎の見学など多彩な内容で行われ,全国各地
から約
名の高校生らが参加しました。
また,恒例となっているアドミッションセンター教員による入試相談コーナーは,
参加者から多数の相談や質問があり大盛況でした。
左:体育専門学群パフォーマンス
右:比較文化学類説明
国民生活金融公庫土浦支店と産
月
日,本学は,国民生活金融公庫土浦支店と産学連携に関する協定を締結しまし
学連携に関する協定を締結 た。国民生活金融公庫は,全額政府出資による政策金融機関であり,民間金融機関
から融資を受けることが困難な中小企業等の支援を目的としています。特に,新規
−研究事業部産学連携課−
開業者への貸付取扱を融資の特徴としています。土浦支店は,茨城県内の
つの支
店のひとつであり,同公庫の支店ネットワークを活用して,顧客である中小企業と
本学との橋渡しをしたり,大学発ベンチャーの創業支援をするなど,産学連携を推
進することにより地域経済の発展に貢献したいとしています。この度,相互に連携
協力することにより地域の発展と産業の振興への寄与が期待できることから,産学
連携に関する協定を締結したものです。
連携事業の具体的な内容については,相互で協議しつつ協働していくこととします
が,当面は,本学が既に実施している「科学技術相談」へ国民生活金融公庫の顧客
の紹介,筑波大学発ベンチャーに関する情報交換及び支援,本学が開催する交流会
への参加などを通じて連携を図っていく予定です。
筑波大学夏休み自由研究お助け
月
,
日,中学生を対象として,筑波大学夏休み自由研究お助け隊
を総合研究
隊を実施
棟などを会場に開催しました。この行事は,社会貢献の一環として,筑波大学の
−夏休み自由研究お助け隊
実行委員会−
技術職員が毎年実施しているもので,今年で
回目の開催となりました。技術職員
が日常業務の中で蓄積した技術・知識を用いて考案した中学生向けの自由研究プロ
グラムを提供し,夏休みの自由研究の成果を高めるための技術的なアドバイスなど
を行いました。
今回は,つくば市,土浦市のほか近隣都県の中学校や新潟県柏崎市の小学校
校を含
む
校から募集定員
名を大きく上回る
名が参加しました。
参加者は,それぞれ「地震に強い家を考える」
,「身近な微生物を培養・観察してみ
よう」など技術職員が提供した
のテーマについて,技術職員から実験方法や装置
の作り方などのアドバイスを受け,熱心に聞き入っていました。また,独自に「タ
ンジブルコンピュータインターフェース」といった極めて専門的な研究テーマを
持って参加した中学生もおり,教員の協
力も得て研究内容の説明や研究の進め方
などの講義を行いました。
アドバイスを受けた参加者からは,「と
てもわかり易く楽しく学ぶことができ
た」
,「学校や家ではできない実験を体験
技術職員の説明に
聞き入る参加者
できて良かった」
などの感想が寄せられ,
大好評のうちに終了しました。
平成年度第回講習会を
月
日,つくば市中央消防署の協力を得て,人文社会科学等支援室,数理物質科学
実施 等支援室,学務部学生生活課及び総合事務センターの職員
名を対象に,平成
年
−総務部環境安全管理課−
度第
回(自動体外式除細動器)講習会を実施しました。
講習会では,最初に救命処置の流れについてのビデオ視聴を行い,その後,心肺蘇
生法との使用法に分けて実習を行
いました。
最後に応用編として,救急救命士の講師
から「本学の学生が目の前で倒れた等」
の状況が複数設定され,
チームに分か
れた職員がアドリブで対応する実践演習
を行いました。救命処置に自信を持って
いた職員がとまどいながらも無事救命処
つくば市中央消防署(救急救命
士)の講師の方々
置を行い,講習会を終了しました。
左:心肺蘇生法を行う職員
右:を使用している職員
いばらき産業大県フェア
月
,
日の
日間,東京ビックサイト(東京都江東区有明)において「いばらき
に参加・出展 産業大県フェア
」
(主催:茨城県他,来場者:
人)が開催されました。同
フェアは,茨城県のものづくり産業の実力を広くし,県内中小企業等に新たなビ
−研究事業部産学連携課−
ジネスチャンスを創出する場を提供するとともに,茨城空港など交通ネットワーク
の整備,
,つくばの科学技術の集積など「産業大県づくり」を進める「いば
らき」をアピールすることを目的として
います。
知的財産統括本部では,本学ブースにお
いて,本学の知的財産に関する取組や産
学リエゾン共同研究センター(
)の
産学連携推進プロジェクトの研究成果等
について,動画・ポスター展示及び資料
配布により,来場者に対し説明及び紹介
来場者に説明する林良夫
技術移転マネージャー
を行いました。
平成年度人間総合科学研究
月
日,平成
年度人間総合科学研究科第
回プログラム−として「良い授
科第回プログラムを開催 業」を実践するためには?−が,大学会館講堂において開催されました。同企画は,
(
)−(
)−(
)の
つの
−人間総合科学研究科−
レベルから構成されるの組織化・制度化を指向し,未来型の大学人育成のための
活動を実践しようとするものです。
回目の今回は,
学期業務の終了を踏まえて,事後指導としてのプログラ
第
ムを計画し,主に外部講師による「生きた授業」や「良い授業」を実践するための
基本的な考え方や教育方法等を修得するとともに,外部講師と経験者によるワー
クショップを開催しながら,教育や授業の改善に結びつく「教育力」を身に付けさ
せることをねらいとし,経験者の大学院生を対象として行われました。
プログラムは,清水一彦人間総合科学研究科長から制度の設計について説明が
あったあと,佐々木一也教授(立教大学文学部)の「学生のリアリティに応じた生
きた授業とは」と題した講演に引き続き,山内正平教授(千葉大学普遍教育セン
ター)からはノートテイクの立場から「『わかりやすい授業』とは何か」と題した
講演がありました。続いて溝上慎一准教授(京都大学高等教育研究開発推進セン
ター)の「大学で何を学ぶのか」と題した講演のあと同准教授とを経験している
大学院生によるワークショップが行われました。ワークショップでは,を経験し
ている大学院生の立場から見た良い授業のポイント等について積極的な意見交換が
行われました。
今回のプログラムは,の資格条件である事後指導にあたることから,今後,教
育者をめざす大学院生にとってはたいへん有意義なプログラムとなりました。
なお,今回のプログラムには教員等も含めて
名の参加者があり,盛況のうち
に開催できたことを感謝するとともに,プログラムはの組織化の一環として
位置づけられおり,今年度はあと
回のプログラムが予定され,第
回目は
月
日
(火)
に開催予定です。次回以降も多数の方々に参加していただけることを期待し
ています。
説明する溝上准教授(右)
説明を行う清水研究科長
第回就職支援・キャリアパス
人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻では,大学院生の個性をキャリアに繋
セミナーを開催 げるために複数のコースワークを設けて,アカデミアや企業の研究者を育成するだ
−人間総合科学研究科
けでなく,サイエンス・コミュニケーター,産官学マネージャー,医系事務官,研
究基盤を有する医療人や開発途上国で活躍できる医療人等の育成を考慮したカリ
フロンティア医科学専攻−
キュラムを編成しています。その一環として,大学院生に「キャリア・パスをしっ
かりと認識することの必要性」と「各方面の実業界動向」について理解させること
を目的とした就職支援・キャリアパスセミナー(オーガナイザー:原田義則教授
(人間総合科学研究科)
)をシリーズで実施することにしました。
第
回目は,
月
日に
名の受講者(医学部門からの参加者
名,他専攻・学類か
らの参加者
名)と教職員が参加して医学系臨床講義室にて開催しました。講師と
演題は次のとおりです。篠村知子氏
(㈱日立製作所/㈱日立プラントテクノロジー,
筑波大学)による「
世紀の地球環境を支える人材への期待」
,西村伸太郎准教
授(連携大学院,アステラス製薬㈱)による「医薬品会社における研究者の採用と
期待される人材像:歌って踊れる研究者を求めて」
,山田康貴氏(スミス・アンド・
ネフューエンドスコピー㈱,医科学専攻)による「大学院生の就職活動:私の経
験を通して,皆さんに伝えたいこと」
,菅原浩幸氏(
(財)
日本医療機能認証機構,
同専攻)による「社会におけるキャリア形成について」のお話を伺いました。何
れも各方面の第一線で活躍されていて広く高いご見識をお持ちの講師で,実業界の
左:学生達の質問に答える
講師の先生方
右:講師の先生方を囲んだ
懇親会の様子
実態や,ご自身のキャリア・パスの紹介,実体験に基づく就職のノウハウ等をお聞
きすることができました。
学生にとっては,キラキラ輝いている先輩,フレッシュな先輩よりいろいろな立場・
切り口からのお話が伺え,さらには活発な質疑応答,懇親会での熱心な歓談もあり
大変有意義なセミナーとなりました。お話と情報交換は岡村直道専攻長を始めとし
て教員にとっても大変参考になるものでした。同シリーズは第
回目を
月
日(土)
に予定していますので,学生・教職員他多数の方々のご参加をお待ちしています。
平成年度学校図書館司書教
図書館情報メディア研究科では,
月
日∼
月
日の
日間にわたる日程で,情報
諭講習を開講
メディアユニオン
階メディアホールと講義棟
階実習室を主会場として,平成
年
−図書館情報メディア研究科−
度学校図書館司書教諭講習を開講しました。茨城県内の小学校,中学校,高等学校,
特別支援学校の現職教諭
名のほか,大学院学生等
名の合計
名が受講し,期間中
講師の方々の講話に熱心に耳を傾け,パソコン演習等に集中して取り組む姿がみら
れました。
この講習は,学校図書館法の規定に基づき,学校図書館の専門的職務に携わる学校
図書館司書教諭を養成するため,文部科学大臣の委託を受け,平成
年度から実施し
ているものです。
左:講習科目「学校経営と学校
図書館」の講義
右:講習科目「情報メディアの
活用」の講義
佐藤忍生物学類長他が第回
月
日より,佐藤忍生物学類長,渡邊和男教授(生命環境科学研究科,生命産業生
国際生物学オリンピックインド
物学専攻)
,メニウエザーズ・ジェニファー講師(同,構造生物科学専攻)
,岩井宏
大会の視察団として派遣される
暁講師(同,生命共存科学専攻)及び岩本浩二講師(企画室)が,第
回国際生物
学オリンピック(
:
)インド大会の視察のため視
−生物学類−
察団を結成し,
インド大会に参加する日本代表団に同行しました。この視察団
は,来年
月に筑波大学を主会場として開催される第
回国際生物学オリンピック
(
つくば)を成功させるために派遣されたものです。本学では国際生物学オ
リンピック日本委員会から日本代表団チームリーダーとして沼田治構造生物科学専
攻長も同大会に参加しており,大会運営の視察を行いました。
イ ン ド 大 会 は
月
日 よ り ム ン バ イ 市 の ホ ミ バ バ 科 学 教 育 セ ン タ ー(
)
を試験会場として全
日間の日程で行われ,交通
案内,レジストレーション,会場設営,式典進行,エクスカーション実施,
会
議運営,食事,宿泊など大会運営に関わるほぼ全ての項目について情報を収集しま
した。佐藤学類長は「この視察により,これから何をすべきかがより鮮明にイメー
ジできた」と開催まで
年を切った
つくば大会への手応えを語りました。また,
コーディネーター会議において沼田専攻長が,筑波大学の紹介ビデオを含む
つくばの紹介スライドを披露して来
年の大会をアピールするとともに,視察
団一行はつくば市のピンバッジ(つくば
市提供)付きの
つくばとつくば
市のロゴマークを紹介するカードを
に配布することでつくば大会参加を呼び
かけました。
今回の大会は,
ヵ国から選手が派遣さ
インド表彰式にて
れ,ヵ国のオブザーバー国が参加する
など過去最大となりました。各国の生物学の英才が競う中,日本代表選手
人もイ
ンドの暑さに負けることなく大健闘し,銀メダル
個,銅メダル
個というこれまで
の最高の成績を残しました。なお,附属駒場高等学校
年生の海老沼五百理(えびぬ
ま いおり)さんは銀メダルを獲得しました。
科学技術振興機構
「未来の
生物学類の提案した「リーグ −めざそう 未来の生物学者!−」が,科学技術振
科学者養成講座」に採択
興機構
「未来の科学者養成講座」に採択されました。「未来の科学者養成講座」
は,理科,数学に関して卓越した意欲・能力を有する児童・生徒に向けた高度で発
−生物学類−
展的な学習環境を継続的に提供することを目指すものです。
この提案は,生物学に強い興味を持ち高いポテンシャルのある全国の小中学校の児
童・生徒の才能を伸ばし,質の高い生物学者の卵を育成することを目的としていま
す。
月に厳正な選考の結果,第一期生として
名の児童・生徒の皆さんをリーグ
(
)生として採択,研究・学習の支援・指導を開始しまし
た。詳細はホームページ(
)をご覧ください。また,生
物学のホットな話題を提供するとともに,リーグ生,学校教員,保護者の間の共
通認識を築くことを目的に「リーグ通信」を毎月配信していきます(ホームペー
ジからリンク)
。「未来の生物学者」が大いに育っていくことを期待しています。
国際農業研修Ⅰを実施
月
日∼
月
日,生物資源学類では,国際的な視野に立った教育の一環として,国
際農業研修Ⅰをタイ王国で開講しました。同研修は,参加者が,海外での農業生産
−生物資源学類−
現場を視察・調査することにより,農業及び環境問題等の全体像を把握することを
目的に毎年開講しており,現地では,本学協定校を訪問し,研究施設の見学や学生
交流活動が行われます。本年度は生物資源学類生
名が参加し,タイ北部(
月
∼
日)では,ロイヤルプロジェクト視察,農家訪問及び体験実習,タイ東北部(
月
日∼
月
日)では,キャッサバ工場におけるバイオマスエネルギー生産状況,一
村一品運動モデル地区視察,また,タイ中央部(
月
∼
日)では,協定校であるカ
セサート大学の協力のもとマングローブ植林実習,学生交流活動が行われました。
左:タイ北部稲作農家での田植体験
(月日,於チャンマイ県メー
リム)
右:カセサート大学副学長表敬訪問
(月日,於カセサート大学バ
ンケンキャンパス)
高麗大学校と交流
月
日,韓国高麗大学校の崔官先生と鄭炳浩先生が,日本語・日本文化学類を訪問
しました。同大学校文化大学(文学部)では,専門としているる外国語を母語とす
−日本語・日本文化学類−
る国において半年間の留学が義務付けられています。本学へは交流協定に基づき
年間の短期留学生が来ていますが,それ
とは別に半年間,同学類においてもこの
留学生を受け入れています。今回の訪問
では,同学類での研修がなお充実したも
のとなるよう協議しました。また,人文
社会科学研究科では,
月に国際日本学
前列左から崔先生,鄭先生,後列
左から清登典子教授(人文社会科
学研究科),江藤秀一学類長,朴宣
美講師(同研究科)
専攻が発足しており,同専攻との今後の
交流についても話し合いました。
留学生との障子張り体験を実施
月
日,留学生と日本語・日本文化学類生による,障子の張り替え体験が行われま
−日本語・日本文化学類−
した。韓国,スロバキア,ブラジル等からの留学生
名と,
名の日本人の学類生が
二手に分かれ,それぞれ
枚ずつ,障子紙の張り替えに挑戦しました。作業には,桟
の幅に合わせた半紙判の紙と,水で溶いた糊,刷毛を使用しました。最初はなじみ
のない作業に,糊の加減や紙を置く位置に戸惑い,慎重さが目立ちましたが,
枚目
になると,グループの息もぴったりと合
い,非常に素早く,きれいに仕上げるこ
とができました。作業していた障子を裏
返すと,ピンと張った障子紙に桟が映
え,皆からは歓声が上がりました。仕上
がった障子は,少し前の日本の暮らしを
象徴する様々な日用生活道具などを集め
た,同学類の「昭和の部屋」の装飾とし
て利用されます。
合計枚,上手に貼れました。
附属坂戸高等学校生対象セミ
月
日,
月
日の
日間,工学システム学類計算知能・マルチメディア研究室(延
ナーを開催 原肇講師(システム情報工学研究科))で,附属坂戸高等学校の
年生を対象とした
−工学システム学類−
体験セミナーを開催しました。この体験セミナーでは,
というプログラ
ミング言語を実際に使うことによって,どのようにすれば綺麗なコンピュータグラ
フィクス等を作ることができるのかを身につけることができます。今回は,
名の
チャレンジがありましたが,これまで,プログラミングを全くやったことのない生
徒さんも,同研究室の大学院生達によって緻密に構成されたカリキュラムや,熱心
なサポートにより,ぐんぐん知識を身につけているようでした。
セミナー 日目にはプログラミングの基礎を習得,
日目の最終発表会には,参加し
た生徒さん全員が,立派に作り上げたオリジナルのゲームやグラフィック作品を発
表することができました。
セミナー終了後は,
名全員に修了証書
を手渡しましたが,生徒さんから「今後
もひきつづきプログラミングの知識を身
に つ け た い。」
,「来 年 も ぜ ひ 参 加 し た
い。
」といった声が上り,大盛況のうちに
修了証書を手に全員で記念撮影
終了しました。
左:研究室学生の熱心なサポー
トを受けプログラミングの
基礎を勉強
右:作ったオリジナル作品を元
気に発表する生徒
筑波大学医学教育フォーラムを
月
日,オークラフロンティアホテルつくばにて,筑波大学医学教育フォーラムが
開催 開催されました。この企画は平成
年度に採択された文部科学省「特色ある大学教
−医学群医学教育企画評価室
育支援プログラム」
:
「チーム医療実践力」育成プログラムによるものです。
堀原一元副学長(元医学専門学群長)
,工藤典雄副学長(教育,元医学専門学群長)
()
−
等歴代学群長,現室員や卒業生等
名の講演者による講演は,開学当初のカ
リキュラム作成時のビジョン,ミッションの話から現在進んでいる新筑波方式によ
るカリキュラムの現状報告,さらに学外からみた今後の筑波大学医学教育やチーム
医療教育への提言まで,非常に示唆に富んだ意義深いものでした。参加者は講演者
等を含めて
名。開学当初のカリキュラムの先見性を改めて認識するとともに,現
在進行している新カリキュラムも開学時から一貫するビジョンのもと進化・発展し
たカリキュラムであることが確認され,新カリキュラムの成果とともに参加者の共
有するものとなりました。
左:講演する堀元副学長
右:会場の様子
高校生対象公開講座が行われる
月
∼7日,菅平高原実験センターで高校生対象の公開講座を開講,
「高原の自然観
察−生物どうしのかかわりあい−」というテーマで,同センター敷地内の草原,森
−菅平高原実験センター−
林,樹木園をフィールドとしてさまざまな実習を行いました。草原と森林の土壌を
採集し,それぞれに住む土壌動物や微生物を観察。草原にはどんな植物がどれくら
いあるかを調査。樹木園でのいろいろなキノコの採集と,野外と実験室を行き来し
てたくさんの課題に取り組み,走査型電子顕微鏡で微小な動物を観察するなど,高
校ではなかなかできない体験を提供しました。
開講当初,遠くは鹿児島県など全国から集まった
名の高校生達は緊張している面
持ちでいましたが,すぐにうちとけあい,グループ内で協力して実習に取り組みま
した。また,初めて出会う生き物にも夢中となり,疑問に感じたことはすぐに講師
や大学院生に質問するなど,涼しい夏の菅平で熱心に自然について学びました。な
お,毎年,この講座の受講者の数名が生物学類や生物資源学類などに入学していま
す。
公開講座終了後の翌
日,受講生の中にいた(サイエンス・パートナーシップ・
プロジェクト)指定校の栃木県立宇都宮高等学校(例年)と同鹿沼東高等学校(新
規)の生徒は,引き続き
講習を受講しました。この講習では,更なる観察や実
験等を行いましたが,同センターの協力のもと,無事講習を終了しました。
左:植生調査中の受講生
右:菅平高原実験センター構内
の大明神滝での記念撮影
平成年度大学図書館職員長期
月
∼
日の
週間の日程で,情報メディアユニオン
階ホールを主会場として,平
研修を開催
成
年度大学図書館職員長期研修が開催されました。全国の国公私立大学等からの
−附属図書館−
推薦に基づき選考された
名が参加し,初日には文部科学省研究振興局の飯澤隆夫
学術基盤整備室長を迎えて開講式が行われました。
この研修は,昭和
年度から毎年開催さ
れ,本年で
回目を数えます。学術情報
に関する最新の知識を教授するととも
に,ミドルマネジメントを荷う係長級中
堅職員のマネジメント・企画等の能力向
上を図ることにより,大学図書館等の情
報提供サービス体制をより一層充実させ
開講式で挨拶をする
植松附属図書館長
ることを研修の目的としています。
「経営学入門」
,
「国立大学図書館の経営」
など大学図書館マネジメントに関する講義や「学術情報コミュニケーションの動
向」
,
「利用者の情報行動」等の学術情報流通に関する講義の他,
検索のグーグ
ルから講師を招いた「グーグルの検索とコンテンツについて」等,顧客志向の情報
サービス戦略に関する講義や問題発見・解決演習,班別討議と,幅広い観点からの
研修が行われました。
全員が無事全課程を修了し,最終日には植松貞夫附属図書館長から受講生代表に修
了証書が授与されました。
参照:
平成年度附属学校教育局夏
月
日,附属学校教育局では,教職員研修の一環として夏期研修会を開催しまし
期研修会を開催
た。附属学校の教職員をはじめ外部の教育関係者を含め
名以上の参加があり,
講義室の定員(
名)を上回る盛況となりました。
−附属学校教育局−
谷川彰英附属学校教育局教育長の挨拶に続いて,講演Ⅰでは,早くから教育の必
要性を主張し,その支援教育を実践するとともに啓発活動を行っている上野一彦教
授(東京学芸大学)より,「特別支援教育の展望と課題−附属学校の役割−」と題
し,特別支援教育の理念や,体制の整備と必要な取組についての講演をいただきま
した。
講演Ⅱでは,女子柔道ブームに火をつけたソウル五輪銅メダリストであり世界選手
権金メダリストでもある,山口香准教授(人間総合科学研究科)より,
「オリンピッ
クの舞台裏−金メダルへの戦い−」と題
し,日本選手の強化システムや,オリン
ピックの意義・日本の目指す道について,
北京オリンピック開催中のタイムリーな
講演が行われました。
また,各講演の間には附属坂戸高等学校
演劇部生徒による「コントとパフォーマ
定員を上回る盛況ぶりの
講義室内
ンス」と題しての演劇も行われ,示唆に
富む研修となりました。
左:山口准教授による講演
右:上野教授による講演
食中毒防止に関する講習会を開
月
日,附属学校の給食関係者(学校栄養職員,調理業務従事者,給食事務担当者
催
等)を対象とした食中毒防止に関する講習会が,東京キャンパス大塚地区で開催さ
−附属学校教育局−
れました。この講習会は,学校給食関係者の衛生管理に関する専門性の向上と衛生
意識の高揚を図り,衛生管理の徹底と推進を目的として,平成
年度から開催され
講習会の様子
ているものです。
今年度は,微生物学専門の齋藤慎二准教授(人間総合科学研究科)による「食中毒
の細菌学」と題した食中毒感染に関する講演をはじめ,学校関係者から,「衛生管
理マニュアルの主な改正点」に関する説明と調理に伴う問題点等の報告があり,参
加した
名にとって,給食業務の改善に役立つ有意義な講習会となるとともに,安
全でおいしい給食の提供を継続するためにもさらなる危機意識をもち,基本である
衛生管理を徹底し習慣づけていくよう確認がなされました。
労働法セミナーを開催
月
日,附属学校教育局では,労働法に関するセミナーを東京キャンパスにおいて
実施しました。
−附属学校教育局−
このセミナーは,各附属学校が労働基準法適用の事業場になったことから,附属学
校等に勤務する職員が労働法に関し理解を深めるとともに,日々の業務に役立てる
ことを目的として開催しました。
当 日 は,本 学 が 顧 問 契 約 し て い る ㈱
シー・イー・アイの社会保険労務士であ
る宮田雅裕氏を講師に迎え、附属学校の
副校長をはじめ,附属学校教育局,附属
学校及びビジネス科学等支援室から約
名が参加し,
「労務管理のあり方」等につ
いて講義及び活発な質疑応答が行われま
した。
●お知らせ
第回教職員のための無料法
教職員の皆さんを対象として,本法人顧問弁護士の山口卓男弁護士(筑波アカデミ
律相談会(月)のご案内
ア法律事務所)による無料法律相談会を定期的に開催しています。
第
回無料法律相談会は,次の要領で実施しますので,法律問題でお悩みの方は,
−総務部法務室−
どうぞお気軽にお申し込みください。
日 時:
月
日(水)
場 所:筑波キャンパス内
対 象 者:本法人の全ての教職員(常勤,非常勤を問いません。
)
相談事項:法律問題全般について相談できます。私生活上の問題でもかまいません。
ただし,相談に応じることが本法人の顧問弁護士としての職責と相容れ
ないこととなる場合等には,相談をお断りすることがあります。
相談時間:
人につき
分までです。
申込方法:
予約制です。
相談を希望される方は,専用の申込書又は以下の内容を明記の上,次
の法律事務所へ直接
又は
で申し込んでください。
筑波アカデミア法律事務所(本学法科大学院併設)
住所:東京都千代田区外神田
秋葉原ダイビル
階
)
(
,
:
※ 申 込 書 は 筑 波 大 学 公 式 ホ ー ム ペ ー ジ の「教 職 員 専 用 ペ ー ジ」
(
)又は
からダウンロードでき
ます。
※申込書の内容
・氏名,所属・職名,連絡先等
・面談希望日時(
:
∼
:
,
:
∼
:
,
:
∼
:
,
,
:
∼
:
)
:
∼
:
・相談内容(金銭貸借・クレジット,借地貸家,不動産・建築関
係,近隣問題,相続・遺言,夫婦・親子,雇用関係,商品取引・
契約,交通事故,損害賠償,その他)
・相談内容の概略
・法科大学院生の同席・傍聴の可否(※学生には守秘義務を守る
旨の誓約をさせています。また,相談者の方と利害対立のおそ
れのある場合,その他相当でない場合は同席させません。
)
相談をお受けする場合,弁護士から面談の具体的な時間や場所など
をお知らせします。
そ の 他:
弁護士には法律上守秘義務が課せられています。相談内容が他に知
られることは一切ありません。
相談は,原則として申込書の先着順(
名)で行います。相談希望者
が
名以上の場合は,次回以降の相談会で相談していただくことにな
ります。ただし,今回のお申込みで次回以降の予約をすることはで
きませんので,次回以降の申込期間内に改めてお申込みください。
また,かつて相談された方が同じ件で再度のお申込みをされた場合
には,新規の相談者の方を優先させていただきます。
相談は,弁護士が直接面談する方法で行います。電話,
等によ
る相談は行いません。
無料法律相談会に関して不明な点は,総務部法務室(
)ま
でお問い合わせください。
※第
回無料法律相談会については,別途お知らせします。
平成年度における組合員証
財務省通知による組合員証等の検認を下表「検認実施計画表」により
月中に実施し
等の検認について
ます。
ついては,次に掲げる組合員証等を各組織等の共済事務担当係へ別途指定する提出
−総務部職員課−
期限までに提出してください。
なお,検認期間中に組合員及び被扶養者の療養のため,組合員証等を必要とする場
合には「共済組合員資格証明書」を発行しますので,それぞれの共済事務担当係ま
で申し出てください。
共済組合員証(全員)
被扶養者申告書(同)
遠隔地被扶養者証(発行を受けている組合員)
特定疾病療養受領書(同)
高齢受給者証(同)
○平成
年度における組合員証等の検認実施計画表
各 組 織 等 名
検認日
監査室,企画室,広報室,総務部,財務部,施設部,国際部,学務
部,研究事業部,附属図書館
月 日
病院総務部,附属病院
月
日
人文社会科学等支援室
月 日
ビジネス科学等支援室
月
日
数理物質科学等支援室
月 日
月
日
システム情報工学等支援室
生命環境科学等支援室
人間系支援室
月
日
月
日
体育芸術系支援室
医学系支援室
図書館情報等支援室
月
日
先端学際領域研究センター
体育センター
学術情報メディアセンター
留学生センター
プラズマ研究センター
外国語センター
農林技術センター
計算科学研究センター
研究基盤総合センター
アイソトープ総合センター
月
日
附属学校教育局
附属学校
月
日
下田臨海実験センター
菅平高原実験センター
月
日
※この検認実施計画表によりがたい事情がある場合は,総務部職員課共済係と協議
のうえ,別途
月中に検認を受けてください。
図書館講習会開催について
論文やレポート作成を控えた学生や教職員の皆さん,資料集めにお困りではありま
せんか?図書館では,論文作成や研究に必要な文献情報を入手するためのデータ
ベースを各種用意しています。それらの検索法や論文の入手法について,以下のと
おり講習会を行いますので,お気軽にご参加ください。
<論文の探し方>
(*はデータベース提供元のスタッフを招いて行います。質問等ある方は,この
機会に是非ご参加ください。
)
◆中央図書館{コンピュータ利用室(新館2階)
定員:12名}
・日本語論文の探し方(国立情報学研究所のサービスCiNiiを中心とした論文検索方
法)
10月21日(火)
14:00∼15:00,10月30日
(木) 15:30∼16:30
・外国語論文の探し方 Web of Science(全分野の文献情報等様々な機能を搭載した
Web of Scienceを中心とした論文検索法)
10月24日(金) 15:30∼16:30
◆体芸図書館{情報検索コーナー(2階)
定員:6名,*は視聴覚室(2階) 定員:
30名}
・日本語論文の探し方 体育・芸術学編(国立情報学研究所のサービスCiNiiを中心
とした論文検索法)
10月1日(水) 13:45∼14:45,10月20日(月)
15:15∼16:15
・外国語論文の探し方 芸術学編(Art Abstracts等を用いた論文検索法)
10月8日
(水)
13:45∼14:45
・外国語論文の探し方 体育学編(SPORT Discus等を用いた論文検索法)
*10月15日(水)
13:45∼15:15,10月22日
(水)
13:45∼14:45
◆医学図書館{情報検索コーナー(1階)
定員:5名}
・医学中央雑誌(国内の医学・看護関連分野の文献情報データベースの使い方)
10月2日
(木)
15:30∼16:30
・PubMed(医学分野で世界最大の文献情報データベースの使い方)
10月16日
(木)
15:30∼16:30(入門)
,10月28日
(火)
15:30∼16:30(中級)
・看護学文献の探し方(CINAHL等看護学関係の論文・雑誌・図書の探し方)
10月22日(水)
15:30∼16:30
◆図情図書館{情報検索コーナー(1階) 定員:4名}
・日本語論文の探し方(国立情報学研究所のサービスCiNiiを中心とした論文検索方
法)
10月8日(水)
15:30∼16:30
・外国語論文の探し方 図書館情報学編(LISA等を用いた論文検索方法)
10月22日(水)
15:30∼16:30
◆大塚図書館{情報検索コーナー 定員なし}
・図書館の利用の仕方(必要な情報を効率よく入手するための附属図書館ホーム
ページのデータベースやサービスの説明)
9月6日(土)
13:00∼13:30
・日本語論文の探し方(国立情報学研究所のサービスCiNiiを中心とした論文検索方
法)
9月13日
(土) 13:00∼13:30
・外国語論文の探し方 First Search(全分野のデータを搭載したFirst Searchを中心
とした論文検索法)
9月20日(土)
13:00∼13:30
*LexisNexis入門(英語圏の法律・経済やニュース等社会科学関係情報データベー
スの使い方)
9月26日(金)
17:40∼18:10
・RefWorks活用法(様々なデータベース・電子ジャーナルの検索結果をWeb上で保
存・管理するツール)
10月4日
(土)
13:00∼13:30
*Metalib活用法(複数のデータベースを一挙に検索できる便利なシステム。自分だ
けのカスタマイズも可能)
10月10日
(金)
17:40∼18:10
*Westlawデータベース(日本の法律・判例情報データベースの使い方)
10月24日(金)
17:40∼18:10
<留学生オリエンテーション>
館内見学と,図書館の利用法・蔵書検索について説明します。
中央図書館{オリエンテーション室(本館4階)
}
10月20日
(月) 15:15∼16:15(英語)
10月29日(水)
15:15∼16:15(日本語)
申込先:各図書館レファレンスデスク,または図書館ホームページ(http://www.tulips.
tsukuba.ac.jp/portal/guidance.php)にて受け付けます。
なお,大塚図書館での講習会への申込みは不要です。
第回日中大学院学生フォーラ
生命環境科学研究科では,交流協定を締結している北京地区の6大学1研究所(北京
ムの開催について
師範大学,中国農業大学,中国地質大学,中国科学院研究生院,中国科学院地理科
学資源研究所,北京大学,清華大学/注:アルファベット順)に呼びかけて,同研
−生命環境科学研究科−
究科の主導で,3月に中国科学院地理科学・資源研究所で「日中大学院学生プレ・
フォーラム」を開催し大盛会でした。
そして,この10月に,その名も『第1回日中大学院学生フォーラム』と称して,筑波
大学において同じ参加大学による正式版の大学院生フォーラムを開催することにし
ました。同研究科の大学院学生が主体的で実質的な国際交流を実践する戦略的イベ
ントとして位置づけており,今後,参加大学の何れかで毎年開催します。
この程,同研究科に所属する院生から成る実行委員会の手によって,今年10月に開
催する同フォーラムの全体企画がまとまり,既にホームページを立ち上げて,筑波
大学内と北京の6大学1研究所に発表者の募集(口頭発表とポスター発表)と参加
案内を開始しました。詳細は,ホームページ(http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~jcsf/
index.html)を参照してください。また,概要は以下のとおりですので,先生方に
は,指導学生に同イベントの紹介と積極的参加を促していただけますようお願いし
ます。
主 催:First Japan-China Graduate Student Forum (JCGSF)
場 所:総合研究棟A 1F
期 間:10月22日
(水)
∼25日(土)
テーマ:
1 全体テーマ:Water for Life and the Environment
(生命と環境のための水資源)
2 サブテーマ(分科会テーマ)
a) Water and Life
b) Water for Agriculture and Food
c) Sustainable Utilization of Water Resources
日 程:1日目(22日(水)
):
午後 中国側参加者大学到着
夜 歓迎レセプション
2日目(23日(木)
):
午前 参加登録,開会式,記念講演
昼食時以降 パネル展示
午後 ポスターセッション(3会場)
夜 交歓会
3日目(24日
(金)
):
午前 総括セッション,教員からの講評,閉会式
午後 ポスト・カンファレンス・ツアー(大学施設見学,Excursion)
夜 送別会
4日目(25日(土)
)
:
午前 オプショナル・ツアー,中国側参加者離日
注)本学学生の一般参加は23日と24日午前中のプログラムです。
○Cosmos - Cafe Internationale
及びインターナショナルカフェ
Cosmos - Cafe Internationale−第2号−が,9月2日,春日地区にオープンしました。
の開催につい
予約不要です。お気軽にお出でください。学内者と同伴の場合は,学外の方も
て
OK !
−生命環境科学研究科−
開催日:火曜日
時 間:17:30∼19:00
場 所:春日学生ラウンジ(春日福利厚生棟内)
○インターナショナルカフェ - City Chat Cafe 筑波大学社会貢献事業として,インターナショナルカフェ - City Chat Cafe - を開
催しています。第1回は,8月31日に開催されました。つくば市に住む外国人研究
者や留学生とコーヒー片手に気軽に交流する場となることを目的としたもので
す。英語が苦手でも大丈夫!筑波大学の学生が,コミュニケーションをサポート
します。1人での参加も,ご家族での参加もOKです。
開催日:週末に定期的に開催
場 所:つくば市内商業施設,大学会館等
参加費:無料
つくちゅうシネマワークショッ
つくばの中学生達が一夏をかけて映画を撮りました。市内8つの中学に通う中学生
プ作品上映会の開催について
18人が自分たちの体験をもとに脚本を作り,監督・撮影・録音・俳優から編集まで
−図書館情報メディア研究科−
全てを担当。筑波山,洞峰公園などつくばの美しい自然をバックに20分のドラマを
作りました。そして中学生の奮闘の様子を学生が記録映像に収めました。この度そ
の2本の映画の上映会を開催します。
上映にはデジタルシネマ仕様の超高精細大型プロジェクターを使用します。迫力の
ある大画面は一見の価値有りですので,是非ご覧いただきますようお願いします。
日 時:9月7日
(日) 開演:13:30(開場:13:00)
場 所:春日地区 講堂
プログラム:
13:30 開会
13:40 つくちゅうシネマワークショップの紹介
14:10 制作作品上映 (20分)
14:30 つくちゅうシネマワークショップ記録映像上映 (15分)
15:00 パネルディスカッション
16:00 閉会
参加費:無料
主 催:つくばシネマワークショップ実行委員会,図書館情報メディア研究科
(平成20年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業)
共 催:つくば市
問合せ:つくちゅうシネマワークショップ事務局(担当:西岡)
TEL.8-1060(月∼金)
,E-mail:[email protected]
U R L:http://movie.slis.tsukuba.ac.jp
第回茨城脳卒中市民講座の開
脳神経外科では,日本脳卒中協会の茨城県支部を請け負っています。この度,第2回
催について
茨城脳卒中市民講座を以下のとおり開催しますので奮ってご参加ください。なお,
−脳神経外科−
この会の実施については,筑波大学社会貢献プロジェクト(代表:松村明教授(人
間総合科学研究科)
)に採択されたものです。
日 時:9月21日(日)
場 所:つくば国際会議場 主 催:日本脳卒中協会茨城県支部筑波大学
後 援:茨城県茨城県医師会,つくば市,つくば市教育委員会
プログラム:
9:30∼11:00 大ホール:ジュニアプログラム(小学校高学年∼高校生に理
解できる内容です。大人の方もご一緒にどうぞ。
)
・脳卒中って何?(鈴木謙介講師(人間総合科学研究科)
)
・生活習慣病って何?(鈴木浩明准教授(同)
)
・医療の仕事って何?
・ロボットスーツ「HAL」って何?(山海嘉之教授(システ
ム情報工学研究科)
)
11:15∼(約1時間です。事前申込みが必要です)
○障害者体験(大ホール:小学校高学年・中学生が対象で
す。
)
筑波大学の医学生や看護学生が介助します。障害を持った
方がどのように感じているかを体験しましょう。
○心肺蘇生実習(多目的ホール:専用の人形を使用して実習
します。高校生から大人が対象です。
)
協力:NPO法人茨城ACLS協会
9:35∼ 多目的ホール:事前申込みが必要です。
○無料医療相談(先着60名まで。1名7分,10ブース)
○無料超音波診断(先着20名まで。1名7分,2ブース)
13:00∼15:00 大ホール:講演(座長:松村教授)
来賓挨拶(市原健一つくば市長)
○脳卒中の実際(松村教授)
○なぜ茨城県に脳卒中が多いか?(磯博康教授(大阪大学)
)
○脳卒中の予防方法
・血管を守る生活習慣(山縣邦弘教授(人間総合科学研究
科)
)
・脳卒中を予防する運動の秘訣(久野譜也准教授(同)
)
○質問コーナー(前もって各先生方へのご質問をお受けしま
す。
)
9:30∼16:30 多目的ホール:最新の車椅子や装具の展示・体験(幸和義肢
研究所)
・救急車に乗ってみよう!(つくば市消防本部)
・福祉車両展示(日産自動車)
・健康のための住宅展示(大和ハウス)
16:35 大ホール:閉会挨拶
問合せ:脳神経外科(TEL.3220,FAX.3214)
筑波大学・信州大学合同ワーク
陸域環境研究センタ−では,筑波大学・信州大学合同ワークショップを以下のとお
ショップの開催について
り開催します。どうぞ奮ってご参加ください。
なお,プログラムについては,同センタ−ホームページ(http://www.suiri.tsukuba.ac.
−陸域環境研究センタ−
jp/TERC/seminar/WS08.html)をご覧ください。
名 称:地球温暖化センサーとしての本州中部高地における環境変動の解明
筑波大学・信州大学合同ワークショップ∼大学間連携をめざして∼
日 時:9月18日(木)
9:00∼17:40
場 所:総合研究棟A110 公開講義室
趣 旨:筑波大学と信州大学では,本州中部高地に気象・水文・生態に係る教育・
研究センターや観測ステーションを有しており,これらを共同・連携利用
することによって,地球温暖化センサーとしての地の利を活かした環境変
動の解明が可能となり,さらにはそうした環境変動が地球に与える影響を
明らかにすることが可能になるものと考えられる。この合同ワークショッ
プは,これらの可能性について討論を行うとともに,今後の共同研究の在
り方について討議することを目的とする。
問合せ:陸域環境研究センター事務室
TEL.2532,E-mail:[email protected]
第回知的コミュニティ基盤
知的コミュニティ基盤研究センターでは,同センターの研究領域に関する分野にお
研究センター研究談話会の開催
ける最新の研究成果や話題について研究談話会を開催しています。
について
事前の申し込みは必要ありませんので,どなたでも自由にご参加ください。
日 時:9月18日(木) 15:15∼16:15 (質疑込み1時間)
場 所:春日地区情報メディアユニオン3階 共同研究会議室I
講 演 者:Sohaimi Zakaria氏(図書館情報メディア研究科,外国人客員研究員)
タイトル:Information management in agriculture: a study of information flow between
extension services and farmers
概 要:The recent world food crisis, especially rice supply shortages in some countries
highlights the importance for the developing economies to extensively explore
and step into the realm of sustainable agriculture. Indicators for sustainability
have been developed by experts in the field to guide farmers and other farm
operators. Previous research has linked farm decision-making to agricultural
productivity and also decision-makers' reliance on data and information. The
extension services have played a predominant role as intermediaries between
agricultural scientists and farmers, particularly in disseminating information. A
number of studies have looked into the information needs of farmers, however,
insights from the eyes of the intermediaries themselves are still very scarce. In
the information and digital age, it would be beneficial to find out the extent to
which those trends have changed and the possible challenges facing the
extension services.
問 合 せ:知的コミュニティ基盤研究センター
TEL.8-1524,E-mail:[email protected]
絵画コンクール「わたしのつく
つくばアートシティ実行委員会では,平成20年度文化庁「文化芸術による創造のま
ば」作品募集について ち」支援事業として,絵画コンクール「わたしのつくば」を実施することになりま
−つくばアートシティ した。以下の要領で作品を募集しますので,お子さんやお知り合いにご案内いただ
実行委員会−
きますようお願いします。「つくば」や,つくばの思い出,お気に入りの場所など,
何でも自由に描いてください。
応募資格:つくば市及び近隣在住・在学の小学生(4∼6年生)・中学生・高校生
テ ー マ:つくばの風景画(自然・街など)を主題とします。
応募期間:10月1日(水)∼24日(金)
応募方法:所定の応募用紙に必要事項を記入し,作品の裏面左上に貼り付けてくだ
さい。
主 催:つくばアートシティ実行委員会
共 催:つくば市,(財)つくば都市振興財団,筑波大学芸術地域貢献推進室
問 合 せ:◆作品と応募方法について
芸術学系「わたしのつくば」絵画コンクール係
TEL.6374,E-mail:[email protected]
◆コンクールについて
(財)つくば都市振興財団(TEL.029-856-7007)
関連行事:
○シンポジウム
日 時:11月16日(日),13:00∼15:30
会 場:大学会館ホール
内 容:地域社会の芸術ー市民参加による芸術活動のための経験交流
基調講演講師:南嶌宏教授(「プラハ・トリエンナーレ2008」キュレー
ター,女子美術大学)
対 象:一般市民,学生他
○アート・ツアー
日 時:11月16日(日)
時間未定
会 場:筑波大学ギャラリー他
内 容:筑波大学ギャラリー展示作品及び大学所蔵作品等の鑑賞・見学
対 象:一般市民,学生他
○
「わたしのつくば」絵画コンクール展
会 期:11月16日
(日)
∼11月24日(月)
会 場:総合交流会館,つくば市民ギャラリー
時 間:両会場とも,9:00∼17:00(入場無料,最終日は16:00終了)
内 容:
「わたしのつくば」絵画コンクールに入選した小中高生の作品展示
●各種表彰等
冨重圭一准教授の研究テーマが
冨重圭一准教授(数理物質科学研究科,物性・分子工学専攻)の提案した研究テー
平成年度戦略的創造研究
マ「触媒技術を活用する木質系バイオマス間接液化」が,独立行政法人科学技術
推進事業()に採択
振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(CREST)の「二酸化炭素排出抑制に
資する革新的技術の創出」の研究領域に採択され,平成20年度から25年度に掛け
て研究が行われます。同事業は,社会・経済の変革につながるイノベーションを
生み出すシステムの一環として,戦略的に重点化した分野における基礎研究を
推進し,今後の科学技術の発展や新産業の創出につながる革新的な新技術を創
出することを目的とするものです。このプロジェクトは,バイオマスを環境に
優しい液体燃料などへ変換するプロセスの構築に不可欠な触媒を開発するもの
です。このプロセスが実現されれば,バイオマスの付
加価値向上を兼ね備えた再生可能資源の高度利用が可
能となります。特に,水素と一酸化炭素の混合ガスで
ある合成ガスへとバイオマスを高効率で変換する触媒
と,この合成ガスから一段でガソリンを製造する触媒
を開発することによりコンパクトで高収率な革新的バ
イオマス変換プロセスの構築を目指します。同プロ
ジェクトは,早稲田大学,富山大学,触媒メーカー,
エンジニアリング会社と共同で推進されます。
伊藤誠 講 師,稲 垣 敏 之 教授が
伊藤誠講師(システム情報工学研究科,リスク工学専攻)
(社)
日本交通科学協議会優秀論
及び稲垣敏之教授
(同)が,
(社)
日本交通科学協議会優秀論
文賞を受賞
文賞を受賞しました。受賞論文は,「認知的負荷による運
転への注意低下の検出」です。この賞は,日本交通科学協
議会誌に掲載された論文の中から,交通安全に関する科学
的研究に特に顕著な功績があると認められたものに贈られ
るもので,工学分野では初の受賞となります。
鈴木隆之教授,寺本徳郎教授ら
鈴木隆之教授(システム情報工学研究科,連携大
の研究グループが日本保全学会
学院(産業技術総合研究所先進製造プロセス研究
「第回産学共同セッション」銅
部門)
)及び寺本徳郎教授(同研究科,構造エネ
賞を受賞
ルギー工学専攻)らの研究グループが,日本保全
学会「第2回産学共同セッション」銅賞を受賞しま
した。7月12日,水戸市民会館で開催された日本
左から鈴木教授,寺崎氏,
寺本教授
保全学会第5回学術講演会において,鈴木教授が
発表した「FGセンサを用いた高精度損傷評価技
術」が特に優秀であると評価されたもので,同研究グループの寺本教授,システム
情報工学研究科博士前期課程2年の寺崎亮実氏及び産業技術総合研究所の研究者2名
の計5名が表彰されました。同研究は,漏洩磁束密度をFG(Flux Gate)センサで検
知することにより,構造用鋼板に存在する表面欠陥を高精度に非破壊評価する技術
の産業界への実用化を目指したもので,この点への貢献が高く評価されました。
磯部和正講師が第回日本遺
伝子診療学会で奨励賞を受賞
磯部和正講師(人間総合科学研究科,臨床医学系)は,7月
31日∼8月2日に開催された第15回日本遺伝子診療学会で
「褐色細胞腫のSDHB遺伝子解析について」を発表し,大会
最終日の8月2日に奨励賞を受賞し,記念品が贈呈されまし
た。同研究は,川上康教授(同)の指導のもと,竹越一博
准教授(同)
,新里寿美子技術専門職員らと進められている
もので,悪性褐色細胞腫において高頻度に見られるSDHB
遺伝子変異について解析を行っています。
小野寺夏生教授及び角田裕之氏
小野寺夏生教授(図書館情報メディア研究科)及
が第回情報メディア学会論文
び図書館情報メディア研究科博士後期課程の角田
賞を受賞
裕之氏が『情報メディア研究』
(第5巻第1号,2006)
に発表した論文「論文と研究者のインパクトに対
する新しい計量書誌学的指標−論文引用グラフの
固有ベクトル解析−」が,2006及び2007年度に同
誌に公刊された論文中の最優秀論文に選考され,
第2回情報メディア学会論文賞を受賞しました。
なお,賞の概要は,ホームページ(http://www.jsims.
小野寺教授(右)と角田氏
jp/gakkaisyo.html)をご覧ください。
亀田壽夫名誉教授が
フェ
亀田壽夫名誉教授(元システム情報工学研究科,コンピュータサイエンス専攻)は,
ローの称号を授与される
その「情報処理システムの性能最適化手法に対する貢献」が認められ,2008年1月
に,IEEEフ ェ ロ ー の 称 号 を 授 与 さ れ ま し た。IEEE(The Institute of Electrical and
Electronics Engineers, Inc.)は, 世界各国からの約30万人の会員を擁する電気・電子
工学関連分野を広く含む米国の学会で,亀田名誉教授は,1999年末にIEEEに正式に
入会しました。同名誉教授は,既に,電子情報通信学会フェロー,情報処理学会
フェロー,日本オペレーションズリサーチ学会フェローの称号を授与されており,
その研究活動が日本国内において認められていますが,IEEEフェローの称号を授与
されたことにより,その研究成果が国際的にも認知されたものです。
IEEEの会員資格の最高級のグレードであるフェロー(Fellow=F)は,IEEE本部に
設けられたフェロー審査委員会のメンバーが厳格な審査を行って昇格を決める,業
績表彰のひとつです。フェロー昇格の審査では,当該の分野で著名な業績を挙げ,比
類のない経験と知見を獲得したという事実が重視されます。また,その業績が世の中
の改革と進歩に役立ったという事実も評価の対象となります。IEEEは毎年,Voting
Member の0.1%という,限られた人数のみ,フェローへの昇格を認定しています。
赤阪健教授指導の横澤裕也氏が
赤阪健教授(数理物質科学研究科,先端学際領域研究セン
構造有機化学若手の会ポスター
ター)指導の数理物質科学研究科博士前期課程2年横澤裕也
賞を受賞
氏(化学専攻)は,第40回構造有機化学若手の会(有機合
成化学協会,日本化学会共催,8月6∼8日,於河口湖)にお
いて,発表題目「金属内包フラーレン配位子の合成とその
性質」により,ポスター賞を受賞しました。この賞は,有
機化合物の構造及び反応に関する独創的で優れた研究成果
の発表が審査の対象になります。ポスター発表93件の中か
ら4名が受賞したもので,横澤氏はその内の1名です。
北川博之教授指導の成田和世氏
北川博之教授(システム情報工学研究科,計算科学
が
国際会議で最優秀
研究センター)指導のシステム情報工学研究科博士
学生論文賞を受賞
後期課程3年成田和世氏(コンピュータサイエンス専
攻)は,7月20∼22日に中国で開催されたWAIM2008
国 際 会 議(The 9th International Conference on WebAge Information Management) に お い て,“Outlier
Detection for Transaction Databases using Association
Rules”と題した研究発表を行い,Hongjun Lu Best
Student Paper Awardを 受 賞 し ま し た。こ の 賞 は 筆
頭著者が学生である採択論文の中で,WAIM2008
Best Paper Selectiion Committee により,最も優れて
いると評価された論文に対して贈呈されるものです。
柿嶌眞教授指導の糟谷大河氏及
柿嶌眞教授(生命環境科学研究科)指導の生命環境科学研究科修士課程2年糟谷大
び 横 澤 志 織 氏 が
河氏(生物資源科学専攻)と同1年横澤志織氏(同)の2名が,7月28∼30日に中
国長春市で開催されたJapan-China Pan Asia Pacific Mycology Forum(日中菌学フォー
(日中菌学フォーラム)
ラム) で,学生優秀口頭発表賞を受賞しました。このフォーラムは,きのこやカビ
で学生優秀口頭発表賞を受賞
などの菌類に関する日中間の研究の推進と
交流を目指して,日本菌学会と中国菌物学
会が共同で開催した初めての研究大会で,
日中のみならず多くの国からも参加があ
り,特 別 講 演,シ ン ポ ジ ウ ム,ワ ー ク
ショップで,菌類の分類・系統などの基礎
から栽培・利用などの応用まで様々な分野
糟谷氏(左)と横澤氏
の研究発表が行われました。
小笠原憲四郎教授及び本山功講
小笠原憲四郎教授(生命環境科学研究科,地球進化科学専攻)及び本山功講師(同)
師指導の山田安美氏が日本古生
指導の生命環境科学研究科博士前期課程1年の山田安美氏(地球科学専攻)は,日本
物学会年年会において優
古生物学会2008年年会において「日本海の過去
秀ポスター賞を受賞
2万年間の古環境復元−C-GC8コアの放散虫群
集解析」と題した発表を行い,優秀ポスター賞
を受賞しました。この賞は,学会選考委員の評
価により,研究内容・プレゼンテーションなど
表彰会場における山田氏(左)
と小笠原教授
について特に優れたポスター発表に対して贈呈
されるものです。
市川創作准教授指導の藤田亮治
市川創作准教授(生命環境科学研究科,生物機能科
氏が第回
国際リポソーム研
学専攻)
,佐藤誠吾教授(同)及び中嶋光敏教授(同,
究 会 議 に て
国際地縁技術開発科学専攻)指導の生命環境科学研
を受賞
究科2年藤田亮治氏(生物資源科学専攻)は,7月19
∼22日に横浜で開催された,第11回国際リポソーム
研究会議にてYoung Investigator Awardを受賞しまし
た。この賞はリポソーム研究に携わる若手研究者を
奨励し,リポソーム研究の発展に資することを目的
として設けられました。藤田氏は「Development of
Enzymatic Reaction Systems Using Giant Vesicles: A
Step Toward Vesicular Microreactor」
と題した研究発表
を行い,各国から参加した57名の候補者の中から優
秀であると評価され今回の受賞となりました。
武政徹准教授指導の熊谷千明氏
武政徹准教授(人間総合科学研究科,体育科学専攻)
が第回日本運動生理学会大
指導の人間総合科学研究科3年熊谷千明氏(体育科学専
会 で
攻)が,第16回日本運動生理学会大会において「筋肥
奨励賞を受賞
大に関与するmicroRNAの網羅的探索」と題した研究発
表を行い,Young Investigator Award奨励賞を受賞しま
した。この賞は年次大会にて同Awardにエントリーし
た若手研究者の発表の中から,大会奨励賞委員会によ
り選ばれるものです。
木股三善教授指導の星野美保子
木股三善教授(生命環境科学研究科,地球進化科学専攻)
氏が「公益信託林女性自然科学
指導の本学特別研究員星野美保子氏(本学卒業後,同専
者研究助成基金」に採用
攻にて理学博士取得)が,
「公益信託林女性自然科学者研
究助成基金」に採用されました。研究課題は,
「希土類元
素鉱物を用いた花崗岩の成因解析: 日本列島における希
土類鉱床探査への展望」です。
山中敏正教授指導の水谷奈那美
5∼6月に,人間総合科学研究科芸術専攻
氏がプロダクトデザインの国際
を中心として実施した,英国王立美術大
インターンシップ生として英国
学院(Royal College of Art)の Innovative
企業において研修
Design Engineering 専攻との国際ワーク
ショップの結果を受けて,山中敏正教授
(人間総合科学研究科)指導の同研究科
感性認知脳科学専攻3年の水谷奈那美氏
が,同校をホスト校とする国際インター
ンシップ生として選出されました。約2
カ月,英国の日用品製造会社デザイン部 研修中の水谷氏
において研修を行っています。
●その他
平 成年 度 産 新 米(コ シ ヒ カ
農林技術センターでは,平成20年度に栽培された新米(特別栽培米及び一般栽培米)
リ)及びサツマイモの予約販売
及びサツマイモについて,次により予約販売しますので,この機会に是非ご賞味く
について
ださい。
−農林技術センター−
◆新米(コシヒカリ)
特別栽培米は,環境に配慮した農産物生産を目的とし,農薬の使用回数及び化学
窒素肥料の使用量を,それぞれ茨城県の慣行レベルの5割以下で栽培して,「茨城
県特別栽培農産物認証」を取得したお米です。本年度は生物資源学類の学生実習
の一環としても取り組んでいます。また,一般栽培米においても,農薬の使用回
数は,茨城県の慣行レベルよりも削減して栽培しています。
特別栽培米及び一般栽培米は収穫後,等級検査を受ける予定です。また,本年度
は,収穫後,できるだけ早くお召し上がりいただくため,お引渡し期間を設けま
した。お引取り可能な時期を選んだ上でご予約ください。
なお,玄米は,30kg入りのみの販売とし,全期間を通じ,お一人様,3袋までとさ
せていただきます。また,玄米,精米とも,各引き渡し期間の上限数量に達しま
したところで予約を見合わせますので,お早めにご連絡ください。
販売単価は,後日,ホームページ(http://www.nourin.tsukuba.ac.jp/)でお知らせす
る予定です。
※参考:平成19年度単価
・玄米(特別栽培米,30kg入り8,900円)
・玄米(一般栽培米,30kg入り8,100円)
・精米(特別栽培米,5kg入り2,000円,10kg入り4,000円)
・精米(一般栽培米,5kg入り1,800円,10kg入り3,600円)
○お引渡し期間:9月10日
(水)
∼16日
(火)
販売品目:玄米(特別栽培米)
【申し訳ありませんが予約で完売済です。
】
精米(特別栽培米(5kg入り,10kg入り)
)
○お引渡し期間:9月22日
(月)
∼30日(火)
販売品目:玄米(一般栽培米)
精米(一般栽培米(5kg入り,10kg入り))
○お引渡し期間:10月1日
(水)
∼14日
(火)
販売品目:玄米(一般栽培米)
精米(一般栽培米(5kg入り,10kg入り)
)
○お引渡し期間:10月15日
(水)∼24日(金)
販売品目:精米(一般栽培米(5kg入り,10kg入り))
(水)∼14日(金)
○お引渡し期間:11月5日
販売品目:精米(一般栽培米(5kg入り,10kg入り))
◆サツマイモ
本年度から米,ジャガイモに続いてサツマイモも化学合成農薬と化学肥料の使用
を県の基準の半分以下に抑えた特別栽培農産物として生産を開始しました。従来
の「慣行栽培」も実施していますので,お買い求めの際はどちらの生産物かをご
指定ください。
特別栽培農産物とは:農薬や化学肥料を削減するなど一定の要件を満たして生産
された農産物を特別栽培農産物と言い,茨城県が認証を
与 えています。今回販売するサツマイモはこの要件に
従って栽培しています。具体的には,化学合成農薬の使用
成分回数を慣行栽培の9回に対し2回,化学肥料の使用量を
慣行の3.0kgN/10aに対し1.5kgN/10aで栽培しました。
○ベニアズマ(特別栽培)
販売単位;20kg,10kg,2kg 販売価格1kg当たり180円(予定)
販売予定:10月中旬頃
○パープルスイートロード(特別栽培)
販売単位:20kg,10kg,2kg 販売価格1kg当たり220円(予定)
販売予定:10月上旬頃
○ベニアズマ(慣行栽培)
販売単位;20kg,10kg,2kg 販売価格1kg当たり160円(予定)
販売予定:9月下旬頃
予 約 先:農林技術センター事務室(TEL2545,2543)
予約受付時間:9:00∼17:00
そ の 他:・新米については,予約時にお引取り予定日をお知らせください。
・サツマイモの受け渡しについては,生産品の準備ができ次第,農
林技術センターより電話連絡します。
なお,生産予定数を超えた時点で,予約受付を終了します。
●「速報つくば」について
「速報つくば」の次回
(通巻1177号)
の発行日は9月18日
(木)
です。原稿の提出は,9月
10日
(水)
の午前中までにお願いします。
学内行事,イベント情報及び職員サークル活動などの記事も募集しています。
なお,
「速報つくば」への寄稿に際しては,次の事項に留意ください。
◆電子メールや電子メールへの添付ファイル等にしてください。
◆文章はですます体とし,読点は,
(,
)コンマを,英数字は半角を使用してください。
◆写真掲載を希望する場合は,JPEG等画像ファイルを添付してください。
◆各種行事等の報告や,シンポジウム等の開催案内においてシンポジウム等の概要
を記す場合は,なるべく400字以内としてください。
◆表彰関係記載項目については,受賞者氏名,所属,受賞名,簡単な賞の説明,受
賞対象論文名等(掲載誌のページ等は省略願います。
)とし,授賞式の日時,場所
等については,必要がある場合等を除き,省略願います。
◆簡潔に記載してください。
◆採用の原稿は,Web上に掲載しますので,了承願います。また,文教速報(官庁
通信社発行),文教ニュース(文教ニュース社発行)及びSTUDENTS(学務部発
行)等からの情報提供依頼があった場合は,掲載情報(写真等を含む。
)を提供し
ますので承知願います。
「速報つくば」のPDF版は,次のURLで閲覧できます。
http://www.tsukuba.ac.jp/public/booklets/bulletin/index.html
学内ニュース,写真の提供及び掲載内容への意見は広報室(TEL.2066,FAX.2014)
へお願いします。
E-mail:[email protected]
電子メールで寄稿された方には,原稿受付等の返信メールを送りますので,ご確認
ください。なお,返信メールが届かない場合は,広報室までご連絡をお願いします。
Fly UP