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県域プロジェクト - 山形県ホームページ

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県域プロジェクト - 山形県ホームページ
資料 4
平成23年2月24日
農林水産業元気再生戦略
重点プロジェクト
県域プロジェクト
農林水産業元気再生戦略 重点プロジェクト「県域プロジェクト」
プロジェクト名
土地利用作物振興班 ① トップブランド米管理体制構築プロジェクト
園芸作物振興班
畜産振興班
林業振興班
水産振興班
プロジェクト名
頁
1
6次産業・農商工連
① マッチングサイト構築・ブランド商品開発推進プロジェクト
携・食品加工班
頁
18
② 「つや姫」ブランド化プロジェクト
2
② 産地直売所ネットワーク化プロジェクト
19
③ 県産米ブランド商品創出プロジェクト
3
③ 米粉利用拡大プロジェクト
20
④ やまがた大豆産地活性化プロジェクト
4
① おいしい山形ラインナップ(仮称)推進プロジェクト
21
⑤ 山形そば産地活性化プロジェクト
5
② 県産農林水産物「商品化」促進プロジェクト
22
① さくらんぼ産地強化プロジェクト
6
③ 輸出拡大プロジェクト
23
② りんご新品種「ファーストレディ」・「秋陽」産地化プロジェクト
7
① 森林・山村資源活用プロジェクト
24
③ サマーティアラ産地化プロジェクト
8
② 農山漁村資源活用型ビジネス創出プロジェクト
25
④ 花き産地ルネサンスプロジェクト
9
③ 食のやまがた生産力強化プロジェクト
26
流通販売班
農山漁村振興班
⑤ 加工・業務用野菜産地化プロジェクト
10
④ 遊休農地利用拡大プロジェクト
27
① 和牛増頭等支援プロジェクト
11
① 農業の担い手育成プロジェクト
28
② やまがた地鶏の生産強化支援プロジェクト
12
② エコエリアやまがた農業推進プロジェクト
29
① 県産木材生産・流通拠点等整備プロジェクト
13
② 木質バイオマス利用促進プロジェクト
14
① 魚種変化に対応した新たなブランドづくりプロジェクト
15
② クロマグロ特産品化プロジェクト
16
③ 県産水産物加工、流通、販売促進プロジェクト
17
トップブランド米管理体制構築プロジェクト
~ 他の主産地(新潟、秋田、宮城など)より優位な価格形成のできる産地体制づくり ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○県産米の生産・販売に係る産地内連携を促進する仕組みづくり
○県産米の生産・販売に係る産地内連携を促進する仕組みづくり(ブランド力の強化、生産・出荷体制の総括)
(ブランド力の強化、生産・出荷体制の総括)
○情報収集・発信機能の構築(産地情報、消費者情報)
○情報収集・発信機能の構築(産地情報、消費者情報)
○県産米ブランドの現状
<背景と課題>
①需給緩和による値下げ基調
②コシヒカリに偏重した価格設定
③主力品種はえぬきのブランド
力不足
産出額の減少
○ 階 層化 に よ る商 品 戦 略の 展 開
<改善方向>
( 現 状 : 銘 柄 毎 に 一 律の 価 格 設 定 )
[販売ターゲット]
[価格形成要因] [価格設定]
①販売チャネルの多様化への対応
・販売ターゲ ット
・販売方法(相対取引、ネット販売)
②ニーズの多様化への対応
・個人消費の二極化
(高級志向、低価格志向)
・業務用需要の増加
付 加価値 訴求
A
消費者
のウォン
ツ
良 品訴求
B
需給
バランス
中
C
買い手
市場
低
ロ ッ ト訴 求
高
特定実 需者( 割烹 、百貨
店 、 こ だ わ り消 費 者 )
卸(小 売り)
量 販店 、中食 、外食
S60年1,903億円→H21年812億円
(シェア56.7%)
(シェア40.2%)
<本県産地の強み>
①高い集荷率を維持
②生産力の高い生産基盤
③コシヒカリと対抗できる
「つや姫」の育成
<維持・強化方向>
○ 産 地 全 体の ブ ラ ンド管 理 シス テ ム の 構築
( 現 状 : 「 つ や 姫 」 に よ る先 行 的 取 組 )
①集荷団体を核とした
産地全体の商品提案力
②集荷団体の販売体制を強化した
うえでの多様な販売形態の許容
(法人経営体など)
▼品種の共有
▼産地ブランドの共有
生産段階
集荷段階
販売段階
での
仕組み
づくり
各事業主体が生産者と共に協働できるものは連携し、協働できないものは互
いに競い争う理念の下、種々の取組を展開
<これまでの取組>
新・米づくりやまがた日本一運動本部(H21~23)を母体とした生産性、品質向上の取組み
県本部-地域本部(村山、最上、置賜、庄内)
実施項目及び内容
Ⅰ
品質・食味日本一戦略
具体的項目
成果目標(H23)
(1)特A生産技術の普及拡大
特A評価獲得
(2)「つや姫」の濃密栽培指導
1等米比率93%以上
H22実績
全県4銘柄で特A
県産米1等米比率
74.7%
つや 姫 1等 米比 率 98.2%
→ 銘 柄 別 第1位
(3)カメムシ被害防止対策の徹底 稲作指針作成
品種別作付指標策定
Ⅱ
安全安心米生産日本一戦略
(1)特別栽培米の面積拡大
特栽米面積 15,000ha 特栽米面積 12,983ha
(2)有機栽培米技術実証
(3)栽培履歴記帳推進
栽培履歴記帳
(4)GAP等厳格な生産管理推進 GAP推進地区
Ⅲ
生産コスト低減日本一戦略
(1)低コスト化技術推進
直播面積1000ha
60kg米生産費全国1位
※北海道除く
新規需要米の取組面
新規需要米等生産日本一戦略 (1)米粉・飼料用米等の作付拡大
積全国1位
(2)需要対応品種の戦略的普及推進
こゆきもち100ha
(2)投下資材低減技術の展開
Ⅳ
100%
5カ所
栽培履歴記帳
100%
GAP推進地区2地区
(取得1地区)
直播面積
<今後の取組>
(1)重点活動項目
①食味ランキング「特A」の連続取得
・つや姫(2年)、はえぬき(18年)、コシヒカリ(7年)、ひとめぼれ(8年)
②環境配慮型米づくりの推進
・環境保全米、カーボンフットプリント制度(CFP)の取組など
③低コスト化技術の導入拡大
・直播栽培の定着拡大
不耕起V溝直播栽培
H22 作付面積
417.9ha →H23 450ha(8%アップ)
15組織
20組織
重点指導集団
④県産米の情報発信機能の強化(「やまがたお米サイト(仮称)」の設置など)
1,222ha
60kg米生産費(H21)
全国○位(確認中)
新規需要米1,625ha
→全国5位
こゆきもち102ha
(2)スケジュール
3月上旬 地域本部事務局会議(各農業技術普及課)
3月中旬 本部幹事会(農業団体等)
4月上旬 本部会議
1
「つや姫」ブランド化プロジェクト
~ 日本一おいしい米として全国の消費者に評価されるブランド米に~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○他産地に負けない高品質・良食味つや姫の安定生産体制の確立
○他産地に負けない高品質・良食味つや姫の安定生産体制の確立
○百貨店・米穀専門店などでの販売の重点化、コミュニケーション戦略と一体化したロジスティックの確立
○百貨店・米穀専門店などでの販売の重点化、コミュニケーション戦略と一体化したロジスティックの確立
○アピール力のあるテレビを中心に他の媒体やイベントなどを効果的に組合せ、イメージを統一した
○アピール力のあるテレビを中心に他の媒体やイベントなどを効果的に組合せ、イメージを統一した
コミュニケーション活動の展開
コミュニケーション活動の展開
【プロジェクトの概要】
「つや姫」のブランド定着に
「つや姫」のブランド定着に向
向け
けた
た取組(H23~25)
取組(H23~25)
ブランド米にふさわしい評価と全国的知名度の確立
生産戦略
【今後の取組み】
○計画的な作付けと高水準生産対策の推進
・H23年産作付面積3,200ha、販売数量16,000トン
・生産者認定制度や出荷基準など限定生産体制の
継続
・山形つや姫マイスター(仮称)による生産指導
○高付加価値つや姫の生産
・百貨店や米穀専門店向けの高付加価値商品の開発
○全国的な作付けの拡大
・他県での作付けの働きかけ
・作付県等の栽培技術向上のためつや姫サミットの
開催
【これまでの主な取組み】
○栽培適地マップ、栽培マニュアルの作成
○品質・栽培基準の設定
○生産者認定制度の創設
○出荷基準による自主仕分けの実施
販売戦略
【今後の取組み】
○重点的な販売・物流対策の展開
・百貨店や米穀専門店等での重点的販売
○新たなニーズの開拓
・高級料理店やホテル等での取扱いの拡大
○県内での一層の定着
・贈答需要の喚起、山形つや姫提供店の拡大
○流通関係者との連携深化
・訪問活動等による山形つや姫取扱協力店の拡大
○積極的な販売促進活動の展開
・つや姫レディや販売促進員(マネキン)による
店頭での販売促進活動
【これまでの主な取組み】
○先行販売の実施
○実需者への訪問活動の実施
○つや姫取扱協力店、提供店制度創設
○つや姫レディやマネキンによる店頭キャンペーンの展開
コミュニケーション戦略
【今後の取組み】
○広範な認知の獲得とブランドイメージの発信
・テレビを中心に各種媒体を組合せ、統一したイメージ
をアピール
○新たな手法でのアピール
・プロスポーツ、県内ロケ映画、観光事業等との連携
○口コミによるPR
・「やまがた特命観光・つや姫大使」や「山形つや姫
サポーター(仮称)」による口コミPR
○継続的な情報発信と話題づくり
・販売開始など各種イベントの開催、市町村等が
開催するイベント等との連携
【これまでの主な取組み】
○名称、ブランドコンセプト決定
○ロゴ、キャッチフレーズ、米袋デザイン決定
○テレビCM、新聞広告などマスメディアによるPR
○やまがた特命観光・つや姫大使による口コミPR
2
県産米ブランド商品創出プロジェクト
~ 商品提案のできる産地づくりの推進 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○階層的な付加価値
○階層的な付加価値訴求による「こだわり米」生産の多様な展開
訴求による「こだわり米」生産の多様な展開(鮮度、エコ、棚田米など)
(鮮度、エコ、棚田米など)
○県産米を素材としたコメ加工商品の開発
○県産米を素材としたコメ加工商品の開発
(1)県産米の商品開発
[価格形成要因]
◎多彩な商品展開(こだわり米)
付加価値訴求
良品 訴求
・鮮度
・エ コ (生 き 物指 標 etc. )
・ 物 語性( 棚 田米 etc. )
A
○品質本意の生産販売戦略
B
ロット訴求
階層区分
商品展開の方向
②新商品展開のモデル的取組
<取組み経過>
<今後の取組み>
雪室施設使用組織への働きかけ(4組織) 4月 ブランド管理協議会設立(3月:準備会)
[22年産米]
ビジネスモデルの検討(全農など)
①施設への雪搬入貯蔵開始(2月~3月)
鮮度表示方法の検討(JAS)
②6~8月 販売(はえぬき中心)
[23年産米]
①新たにつや姫をも加え、各組織の取組
に
よる商品展開
(2)里のゆき、棚田米プロジェクト
当面の具体的な取組
①生産組織(共乾利用組織)単位の取組
(こだわり米)
→商品企画のスキル支援機能の整備
販路開拓(マッチング)活動の展開
<商品の展開場面(販売対象)>
ネット直販(一般消費者)
直接取引(割烹など特定実需)
B 品質訴求
品質管理の徹底による主力ブランドづくり
<商品の展開場面(販売対象)>
卸を通した大ロットでの販売
C ロット訴求
②新商品展開のモデル的取組
<商品の展開場面(販売対象)>
業務用需要
(中食・外食産業、量販店)
○県産米の新ブランド商品の開拓
はえぬきを用いた「環境こだわり」での
ブランド規格による商品展開
(集荷団体と検討中)
B
製粉技術
加工技術
商品化技術
食味コンクール出品や旅館組合へのアンケート実施
今後は加工品試作などを通じた特産品開発を実施
【棚田米】
県内の棚田資源の物語性を活かした商品化
ネットワーク組織を立ち上げ、試験販売等を実施
<県内食品業界との連携によるプロジェクトチーム(PT)の編成>
○米粉活用食品の可能性検討
商品の試作
<農総研、工技セ連携による技術支援>[スケジュール]
3月下旬 PTの立ち上げ準備
○加工用米品種の特性評価
4月上旬 PTの発足
○用途別製粉技術
12月~1月 商品の試作と評価
はえぬきブランド力再生プロジェクト
カーボンフットプリント(CFP)制度導入による
「環境こだわり米」ブランドの創出
3月 実践計画の作成と関係機関、団体の調整
4月 事業化可能性研究会の組織
10月 CFP米のテスト販売(検討中)
○他の業務用需要米との差別化
→生産工程管理、品質管理etc.
(2)県産米を素材とした加工食品の開発
米粉商品開発プロジェクト
【里のゆき】
→高鮮度米、
低アミロース米(里のゆき)etc.
低コスト生産による価格競争力の高い米づくり ○生産コスト低減対策→直播栽培の普及
<今後の取組み>
2月 拠点集団への働きかけ
3月 こだわり米づくりに向けた個別検討
4月 作付け
(1)雪室高鮮度米プロジェクト
買い手市場
(重点プロジェクトベース)
A 付加価値訴求 小ロットでの多様な商品づくり
①生産組織(共乾施設利用組合等)単位のこだわり米生産の取組促進
<取組み経過>
2月 拠点集団の絞り込み
需給バラ ン ス
○産地機能強化による販売力強化
C
A
消費者の
ウォ ン ツ
C
低コスト生産体制確立プロジェクト
○直播栽培の団地化促進
<今後の取組み>
<取組み経過>
不耕起V溝直播栽培の推進(418ha,15集団) 不耕起V溝直播栽培の重点集団選定
現地検討会の開催
(450ha、20集団)と重点指導の実施
○多収系統の導入に向けた評価試験の実施
山形100号、雪化粧、その他有望系統
目標収量720kg/10a
3
やまがた大豆産地活性化プロジェクト
~
高品質大豆生産による県内実需者とのマッチング ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○県内大豆のほとんどは、集荷団体を通し、入札取引(全国)、相対取引、契約取引によって実需者に販売。
○県内大豆のほとんどは、集荷団体を通し、入札取引(全国)、相対取引、契約取引によって実需者に販売。
輸入大豆、国産大豆の需要区分はあるが、「県産大豆」を区分した需要は希薄。
輸入大豆、国産大豆の需要区分はあるが、「県産大豆」を区分した需要は希薄。
○このため、「やまがた特選大豆規格」に基づいた高品質大豆の生産を進め、県内の実需者との結びつきを基本と
○このため、「やまがた特選大豆規格」に基づいた高品質大豆の生産を進め、県内の実需者との結びつきを基本と し、
し、
産地体制を確立する。
産地体制を確立する。
【プロジェクトの概要】
県内消費者・実需者と産地が連携した付加価値の高い商品づくり→県産大豆の需要拡大
生
産
や まが た特選大豆規 格
<山形県売れる大豆づくり方針>
①標準的な栽培指針(県畑作指針)に基づいた生産工程管理計画を作成し実行
する。 ( ○圃場条件 ○栽培管理 ○乾燥・調製等 )
②栽培履歴を記帳し、開示する。
県内での
販売促進
特 選 大 豆 を素 材 と し た商
品 化 (こだ わ り商品 )
③生産物の全量を農産物検査に供し、等級格付けを行うとともに、県が
「規 格 項 目 ( 例 : 豆 腐) 」
・仕上げ水分:12~13.5%
・タンパク質含有量:40%
・異物の除去:異物混入率0%
・中~大粒(7.3mm以上)
「表 示」
・”や ま が た 特 選 大 豆 1 0 0 %
使 用 ”の表示等
業界需要の取りまとめ
「ブ ラン ド 規 格 」 を設 定 し た 商 品 展 開
ア
イ
デ
ィ
ア
会
議
の
開
催
な
ど
〔共通規格〕 ①やまがた特選大豆100%使用
②栽培履歴の記帳、公開
〔商品別規格〕
納豆 ①産地表示(「庄内産大豆使用」等)
②特別栽培認証大豆の使用
~〝○○特選納豆〟~
豆腐 ①「里のほほえみ」100%使用
②特別栽培認証大豆の使用
~〝○○特選豆腐〟~
味噌 ①米・大豆100%県産使用
②大豆・米とも80%搗精
~〝○○特選味噌〟~
県内外での
商品需要の拡大
消
費
者
を
入
れ
た
商
品
企
画
定める「やまがた特選大豆規格」に適合する高品質な大豆の生産。
○
県
内
消
費
者
の
ニ
ー
ズ
反
映
「やまがた特選大豆規格」
ⅰ 農産物検査規格2等以上
ⅱ 水分12.0%~13.5%
ⅲ 豆腐、納豆、醤油味噌の各業界のニーズに即した項目
店頭での定番化
求
め
ら
れ
る
品
質
用途
用途 別に求 めら れる県 産大 豆の 品質
納 豆
小粒(4.9~7.2mm)で、粒揃いがよく、外観品質がよい。全糖含有率20~25%。
豆 腐
タンパク質含量が高い(35~45%程度)。中~大粒(7.3mm以上)。
醤油・味噌
中~大粒(7.3mm以上)で、タンパク質含量は中程度(35%)で、汚損・着色粒を含まない。
山形県産大豆 愛用運動の展開
これまでの取組み ~県内実需者との結びつきを基本とした産地体制の構築~
①モデル集団(18集団、528ha、県内大豆作付面積の約8%)
・収穫、乾燥調製段階での作業体制の点検・改善 → 品質ロットの確保
②県産大豆愛用プロジェクト会議の設立(準備会9月15日、設立10月7日)
③県内実需者との結びつきを基本とした大豆生産流通システムの検討
・第2回プロジェクト会議 (11月11日)、第3回プロジェクト会議(1月14日)
今後の取組み ~特選大豆規格による高品質生産~
【H22年度】
【H23年度】
・2月下旬 :モデル集団の次年度指導方針検討会議(各農業技術普及課)
・ 3 月上旬 :第4回プロジェクト会議(H23取組み方針、実施計画)
・「山形県売れる大豆づくり方針」に沿った高品質大豆生産重点指導の実施
・モデル集団の拡大と県内実需者(大豆3業界)との結びつき強化
・大豆3業界と地元量販店等との連携による商品開発の検討
・特選大豆モデル生産組織(4組織)の育成
4
山形そば産地活性化プロジェクト
①「特選玄そば規格」による高品質生産体制の確立と特産化、ブランド化戦略の展開
②産地と関係業界が連携したそば街道広域連携構想の実現
【プロジェクトの方向性】
○国内玄そば需要に的確に応えることのできる産地体制の整備 ○県内そば業界、観光業界との連携推進
○6次産業的な観点からのバリューチェーン(価値連鎖)の形成
プロジェクトの概要
<産地形成戦略>やまがた特選玄そば規格による高品質生産体制の確立
生産活動支援
高品質玄そ ば生産方針
①標準的な栽培指針 ( 県畑作指針)に基づいた生産工程管理
計画を作成し、実行する。
○圃場条件 ○栽培管理 ○乾燥・調製
②栽培履歴を記帳し、開示する。
③生産物の全量を農産物検査に供し、等級格付けを行うと
ともに、県が定める「やまがた特選玄そば規格」に合致
する高品質玄そばの生産量拡大に取り組む。
やまがた特選玄そば規格
(県内14生産組織)
良質玄そばの安定供給
製粉業界
製麺業界
そば店等
課題
(1)早期出荷(年内)体制の確立
~産地の拠点づくりと実需者との結びつきの強化~
○県内そば街道のネットワーク化
○県産玄そばの供給体制の確立
(特選玄そばを用いたメニュー開発)
○観光業界との連携
○景観作物としてのそば畑活用(8月下旬~9月中旬)
製粉方法で高付加価値化
→山形プレミアムそば粉として供給
特別な製麺方法(プレミア粉使用)
→山形プレミアムそばとして供給
● 県産そばのブランド化
● 観光資源とのマッチング
特選玄そばを用いたメニュー開拓
(2)そば業界との連携による特産化、ブランド化
取組み状況
【山形そばプロジェクト会議の設立 H22 10.6】
(構成団体:製粉、製麺そば飲食、農業団体)
【生産体制の整備】
①生産組織の現状把握・リストアップ
②重点指導集団の選定(14集団を選定)
③品質確保対策(普及課による指導強化)
【生産工程管理・品質管理対策】
①山形県高品質玄そば生産方針の策定
②やまがた特選玄そば規格の策定
県内生産者へ
の波及・拡大
モデル集団の実践
マッチング対策
ⅰ農産物検査規格3等級以上 ⅱ遠赤外線乾燥機による乾燥
ⅲ水分15.0%~16.0%
ⅳ実需ニーズに即した栽培
<地域資源活用>そば街道広域連携構想の実現
産地基盤の強化
今後の取組み
~特選玄そば規格による高品質生産~
【H22年度】
山形そばプロジェクト会議 第3回 H23 3.10
○全県統一企画の新そばまつりの開催検討
特選玄そばを用いた製品化の検討
【H23年度】
○モデル集団の重点指導
各集団の課題を把握し、改善に向けた計画の作成
年内出荷に向けた収穫・乾燥調製体制の強化
○種子生産体制の再構築
更新率20%を目標にした生産体制の整備
○高品質そば生産の実践(特選玄そば規格)
重点指導集団による実践→県内への波及拡大
課題
モデル的展開
取組み状況
○北村山・最上地域の広域
連携に向けた関係者
(そば街道事務局、市町村)
への連携構想の説明
(1月~3月)
○独自種子生産の取組みへ
の支援 (原種の提供)
県内地域への波及
今後の取組み
【H22年度】
広域そば街道設立準備会の開催
(3月中旬)
【H23年度】
広域そば街道連携協議会の設立
(4月下旬)
○事業計画の検討・策定
・産地、実需者、関係業界が一体
となったイベント・企画の策定
○特選玄そば活用の体制づくり
地元生産の特選玄そばを地域で
の消費・活用する体制の整備
5
さくらんぼ産地強化プロジェクト
~ 気象変動に負けない信頼される産地づくりを目指して ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○気象変動に対応できる生産技術の普及促進による信頼される産地づくり
○気象変動に対応できる生産技術の普及促進による信頼される産地づくり
○生産にマッチした販路拡大と付加価値の高い販売実現に向けた販売対策の強化
○生産にマッチした販路拡大と付加価値の高い販売実現に向けた販売対策の強化
○産地を支える担い手・労働力の確保対策
○産地を支える担い手・労働力の確保対策
将来を見据えた産地構造の構築
現在、協議会で戦略を検討中
(3月策定予定)
【プロジェクトの概要】
気象変動に関わらず生産量13,100トン以上をキープし、生産量を確実に売り切る販売力を目指す
戦略1 気象変動に対応できる生産技術への改善
生産面
①成らせるさくらんぼづくりの取組み強化
②気象変動に強い「長期被覆栽培体系」の導入促進
③露地収穫前の品薄期を解消する無加温ハウス栽培の導入促進
④市場ニーズの高い優良品種の導入促進
戦略2 生産を支える産地構造の強化
①農外からの労力確保や雇用力を活用した大規模生産体系の検討・導入
②観光果樹園の利用調整
「成らせるさくらんぼ便り」の発行
長期被覆栽培や無加温ハウスの導入
【栽培の現状(21年)】
◆加温ハウス
35ha(寒河江市・東根
市・天童市・河北町・村
山市など)
◆無加温ハウス
21ha(東根市・寒河江
市・天童市など)
◆長期被覆施設
49ha(東根市・天童市・
寒河江市など)
戦略3 ニーズに応えた販売と販路の拡大
販売面
①ニーズに対応した的確な出荷・販売
②中核都市や西日本等の有望マーケットへ売込み強化
③トップセールスの拡大展開
④市場・販売店や観光業への産地情報の提供力強化
戦略4 加工利用の拡大
①食品加工へ取組強化による付加価値の創出
品種構成の見直し
トップセールスによる販路拡大
HPを活用した生育情報提供
紅秀峰:晩生白肉果、
高品質、豊産性、日
持ち良好
紅ゆたか:早生の白
肉品種、豊産性
さくらんぼ産地強化対策推進協議会を核とした産地一丸となった気象変動やニーズに対応できる産地づくりの加速化
6
りんご新品種「ファーストレディ」・「秋陽」産地化プロジェクト
~ オリジナル新品種で「全国ブランド」を目指した産地づくり ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○りんご新品種「ファーストレディ」・「秋陽」の産地づくりの加速化
○りんご新品種「ファーストレディ」・「秋陽」の産地づくりの加速化
※「りんご新品種栽培研究会」の設立(H21.12設立、りんご産地(朝日町、東根市、天童市、山形市等)の生産者リーダー19名で構成、事務局:JA全農山形)
※「りんご新品種栽培研究会」の設立(H21.12設立、りんご産地(朝日町、東根市、天童市、山形市等)の生産者リーダー19名で構成、事務局:JA全農山形)
※やまがたオリジナルりんご新品種栽培研修会の開催(年4回)
※やまがたオリジナルりんご新品種栽培研修会の開催(年4回)
○高品質安定生産と統一出荷規格による市場評価の高い商品づくりの推進
○高品質安定生産と統一出荷規格による市場評価の高い商品づくりの推進
※「ファーストレディ」の市場求評会の開催(9/2、東京都大田市場)と一元集荷一元販売による試験販売の実施(795円/kgの高単価で販売)
※「ファーストレディ」の市場求評会の開催(9/2、東京都大田市場)と一元集荷一元販売による試験販売の実施(795円/kgの高単価で販売)
○全国ブランド化に向けた県外産地における栽培促進
○全国ブランド化に向けた県外産地における栽培促進
※「秋陽」は、平成21年秋より苗木の県外供給開始(実績:492本)、「ファーストレディ」は平成22年秋より苗木の県外供給開始
※「秋陽」は、平成21年秋より苗木の県外供給開始(実績:492本)、「ファーストレディ」は平成22年秋より苗木の県外供給開始
【プロジェクトの概要】
「山形りんご」の再生は、品種更新から
販売単価(円/kg)
(H21)
500
400
300
200
100
0
早生種
463
199
販売単価(円/kg)
(H19~21平均)
500
400
300
200
100
0
ファースト つがる
レディ
(既存)
中生種
326
秋陽
◆「ファーストレディ」
【現況面積】H21:30ha
主な産地:東根市、朝日町、天童市
233
昂林
(既存)
「ファーストレディ」
H22販売価格 795円
高く売れる「ファースト
レディ」、「秋陽」への
転換により産出額アップ
生産目標
H22出荷見込み
150トン
H21出荷実績
77トン
倍増の見込み!
【目標面積】H24:100ha
H30:150ha
◆「秋陽」
【現況面積】H21:42ha
試験販売段階
で本格的な出
荷はH23から
主な産地:朝日町、東根市、天童市
【目標面積】H24:70ha
H30:100ha
産
地
化
促
進
高
い
市
場
評
価
の
獲
得
●栽培研修会開催による産地化促進の
啓発と技術習得機会の提供
●補助事業を活用した新植・改植支援
・研修会参加人数
第1回 120名
第2回 100名
・試食会参加人数
360名
●出荷規格統一のための目揃会の開催
●市場求評会の開催と市場関係者やバイヤー
へのプロモーション活動の展開
ファーストレディの初売り
(東京:大田市場)
高級果専店で販売
(1個840円)
7
サマーティアラ産地化プロジェクト
~ 夏秋いちご100億円市場のトップランナーを目指して ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○本県オリジナル新品種「サマーティアラ」を本格デビューさせ、ブランド化を図る。
○本県オリジナル新品種「サマーティアラ」を本格デビューさせ、ブランド化を図る。
○平成24年度までに、夏秋いちご100億円市場で5.5%のシェアを獲得する。
○平成24年度までに、夏秋いちご100億円市場で5.5%のシェアを獲得する。
※栽培技術研修会(年3回)
※栽培技術研修会(年3回)
【プロジェクトの概要】
☆ 夏秋いちご市場のイメージ
海外産 3,500t
国内産 1,500t
1 ,4 0 0
山形県サマーティアラ振興協議会
(生産者組織、平成22年7月12日設立)
【H22事業実施主体】
国内需要 5,000t
(t)
輸入量
1 ,2 0 0
国内生産量
1 ,0 0 0
他県より早く
輸入品から
市場シェアを
奪いたい!
800
600
400
そでうら
庄内みどり
四季成り
サマーティアラ
★ 振興協議会(5戸)
いちご専門部
★
(24戸)
さがえ
サマーティアラ
栽培研究会
(2戸)
最上地域
高設いちご
研究会(5戸)
★
・施設整備支援(産地拡大)
高設ベンチ
・統一出荷規格(品質確保)
★
★
やまのべ
高原いちご
生産組合(3戸)
統一出荷箱
・契約取引拡大(販売促進)
H22(速報)
収穫面積3.5ha!!
200
0
6月
7月
8月
9月
10月
※平均価格は2,000円/kgが期待可能。
※6月、11月は推計値。
11月
H21(現状)
収穫面積0.5ha
出荷額 0.1億円
H24(目標)
収穫面積 10ha
出荷額 5.5億円
サマーティアラ・ケーキ
8
花
施
(対前年比)
設
軽量鉄骨ハ
ウス
H20年産出額は
10億円の減!
き 産
ば
ら
ア
ル
ス
ト
ロ
メ
リ
ア
鉢
物
花
地 構 造
き
パイプハウス等
ト
ル
コ
ぎ
き
ょ
う
ス
ト
ッ
ク
花
壇
苗
露
地
花
改 革 プ
き
花
き
産
地
構
造
改
革
プ
ラ
ン
作
成
水田・遊休農地等
そ
の
他
き
く
り
ん
ど
う
啓
翁
桜
そ
の
他
○需要の低迷・単価の低迷
花
き
産
地
の
現
状
・需要はH10まで拡大その後減少 (H19 5,385億円 H7比 2割減)
・本県産ばら単価 100円(H19)⇒86円(H21)
○輸入の拡大(きく、ばら等)
H2 5% ⇒ H21 21%(数量ベース)
○生産コストの上昇
()はH17比
所得率の低下
ばら
20%(H17)⇒6%(H22)
・生産資材の高騰
(農ビ1.7倍 パイプ1.6倍)
・燃油高騰と対応設備導入(A重油1.7倍)
生販連携による販売力の強化
☆消費者に生産出荷情報を提供
・「花き産地表示カード」を県外市場にも拡大
☆県民が広く花を購入する機会の創出
・「花の日」の制定に向けた環境整備(生花商)
花き産地の収益力向上(JA花き部会等)
☆花き産地全体の収益力の向上
☆生産・流通コストの削減
・集出荷調整設備、花束加工設備等
☆高品質生産・産地ブランド化
・種苗センターの導入等
戦略2
施設花きの経営体質強化(法人組織等)
☆露地花き導入等による経営の多角化
・新たな収益源の確保による経営リスク分散
☆施設花きの生産流通コスト削減
・省エネ、集出荷調整、花束加工設備等
→活力ある園芸産地創出支援事業
戦略3
花き新産地育成
生産者が自ら動
ける仕組みも必
要
・多収栽培の試験ほ設置による普及
・水田・遊休農地の積極的活用
☆オリジナル新品種の普及拡大
産地とし
てするこ
とは
生産者組織
への活動支援
消費拡大も
大切ね
戦略4
戦略1
☆土地利用型花きの産地拡大
○販売の多様化
・量販店で花束パック販売急増
・産地情報や日持ちへの希求
ロ ジ ェ ク ト
→花き産地構造改革プロジェクト支援事業
戦略5
新規需要の開拓
☆県産花きPR機会の拡充
・首都圏等消費地のPR拡充 ・全県統一品評会拡充
☆新たな需要の創出
・子ども時代から花に触れあう取組み「花育」の推進
→花き産地構造改革プロジェクト支援事業
県産花きの産出額の回復!
9
加工・業務用野菜産地化プロジェクト
~ 相場に左右されない安定して収益性の高い産地育成 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○多様なニーズに対応した低コスト生産体系の導入支援による加工・業務用産地の早期育成
○多様なニーズに対応した低コスト生産体系の導入支援による加工・業務用産地の早期育成
○契約取引の推進による安定した収益の確保
○契約取引の推進による安定した収益の確保
【プロジェクトの概要】
○野菜の加工・業務需要割合
55% (H17)
背
現状(H21) 産地数14
2
(きゅうり:JAそでうら、加工トマト:JAみちのく村山)
(県内企業出荷 1)
2,000~1,000万円
2
(キャベツ:JA山形おきたま、えだまめ:JA鶴岡市)
(県内企業出荷 2)
1,000~500万円
(せいさい:JAやまがた)
500万円未満
○野菜の輸入量
ピーク 100万t (H17)
⇒ 55万t (H21)
景
・ポジティブリスト制度
・輸入冷凍ギョーザ事件
・輸出国のコスト増による価格上昇
2,000万円以上
○食の外部化率
43% (H19)
1
(県内企業出荷 1)
9
(県内企業出荷 7)
実需者
国産野菜へのニーズの高まり
○ 優良事例の情報提供
・優良事例の調査・分析
○ 低コスト生産体系導入支援
・各種補助事業による支援
○ 市場経由の提案に沿った産地育成
・情報提供と産地マッチング
生産
加工
目標(H24) 産地数20
2,000万円以上
2,000~1,000万円
5
(せいさい、加工トマト、はくさい、ほうれんそう、にら)
1,000~500万円
○ 加工・業務用野菜栽培システムの確立
・試験研究による技術体系の確立
5
(きゅうり2、加工トマト、キャベツ、えだまめ)
10
(たまねぎ、にら等)
(ほうれんそう、キャベツ、にら、たまねぎ)
10
和牛増頭等支援プロジェクト
和牛繁殖雌牛のH24目標
和牛繁殖雌牛のH24目標 6,520頭
6,520頭
年間200頭ずつ増頭
年間200頭ずつ増頭
山形生まれ山形育ちの牛・豚の生産拡大
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
◆「山形牛」の肥育素牛は、その約8割が宮城県・岩手県等、県外から導入。
◆「山形牛」の肥育素牛は、その約8割が宮城県・岩手県等、県外から導入。
◆肥育もと牛の自県産からの確保は、気候風土の変動が少ないことやストレス負荷軽減、事故率低減が期待される。
◆肥育もと牛の自県産からの確保は、気候風土の変動が少ないことやストレス負荷軽減、事故率低減が期待される。
◆従来の子牛出荷が主流であった宮城、岩手、福島、九州地域(繁殖県)などでは、現在は肥育牛が増加傾向。
◆従来の子牛出荷が主流であった宮城、岩手、福島、九州地域(繁殖県)などでは、現在は肥育牛が増加傾向。
⇒
⇒ 地域ブランド確立・強化の方向
地域ブランド確立・強化の方向
◆「山形牛」というブランド力を強化するためには、繁殖雌牛を増頭し、平忠勝など優良な種雄牛との交配を行い、肉質の良い「山形生まれ・
◆「山形牛」というブランド力を強化するためには、繁殖雌牛を増頭し、平忠勝など優良な種雄牛との交配を行い、肉質の良い「山形生まれ・
山形育ち」の山形牛の生産拡大が必要。
山形育ち」の山形牛の生産拡大が必要。
【プロジェクトの概要】
やまがたの和牛増頭戦略協議会
地域増頭戦略推進会議
◆和牛塾などによる人づくりと指導チームによる飼育管理技術指導
人づくり
中央会・全農山形・農業共済組合・家畜商
組合・畜産協会・和牛登録協会等で構成
和牛の増頭戦略について協議検討
◆草地造成・施設整備事業等で畜産担い手を支援
草づくり
各種事業の助言・技術支援
各種事業の助言・技術支援
◆農家数は減少しているが、肉牛頭数は増加傾向
◆農家数は減少しているが、肉牛頭数は増加傾向
・秋山梅の里〔真室川〕
・秋山梅の里〔真室川〕 H21~H24⇒
H21~H24⇒ H23草地造成・改良1.5ha
H23草地造成・改良1.5ha
・吾妻山麓放牧場〔米沢市〕H21~H23
・吾妻山麓放牧場〔米沢市〕H21~H23 ⇒
⇒ H23草地整備改良16.1ha
H23草地整備改良16.1ha
・稲ホールクロップ(WCS)の作付け
・稲ホールクロップ(WCS)の作付け H22
H22 (実績)⇒
(実績)⇒ 428ha
428ha
◆平忠勝・景勝21などの県産種雄牛を活用した
優秀な繁殖雌牛の確保と育種改良を推進
繁殖牛・肥育牛生産者
〔H22.2.1現在〕
〔H22.2.1現在〕
肉牛生産農家
前年比3.8%減
肉牛生産農家 972戸
972戸
前年比3.8%減
肉牛頭数42,000頭
前年比2.6%増
肉牛頭数42,000頭
前年比2.6%増
うち繁殖雌牛5,710頭
うち繁殖雌牛5,710頭 前年比2.1%増
前年比2.1%増
うち肥育牛36,290頭
うち肥育牛36,290頭 前年比2.7%増
前年比2.7%増
担い手育成のための主な支援対象
担い手育成のための主な支援対象
・JAみちのく村山肉用牛部会青年部(12名)
・JAみちのく村山肉用牛部会青年部(12名) ・西村山地域の青年組織(6名)
・西村山地域の青年組織(6名)
・最上地域の若手和牛生産者(40名)
・最上地域の若手和牛生産者(40名) ・おきたま和牛塾(若手和牛生産者20名)
・おきたま和牛塾(若手和牛生産者20名)
・庄内地域の若手和牛生産者(JAみどり肉用牛部会青年部等10名)
・庄内地域の若手和牛生産者(JAみどり肉用牛部会青年部等10名)
◆肉用牛の増頭支援:施設整備事業等で規模拡大を支援
牛づくり
・「畜産規模拡大支援事業」により、天童市、朝日町、長井市など県内6地区で
・「畜産規模拡大支援事業」により、天童市、朝日町、長井市など県内6地区で
肉用繁殖雌牛や肥育牛の規模拡大のための畜舎整備を計画。
肉用繁殖雌牛や肥育牛の規模拡大のための畜舎整備を計画。
・尾花沢中部〔尾花沢〕
・尾花沢中部〔尾花沢〕 H19~H23
H19~H23 ⇒
⇒ H23肉牛829頭増頭(うち繁殖牛30頭)
H23肉牛829頭増頭(うち繁殖牛30頭)
・秋山梅の里〔真室川〕
・秋山梅の里〔真室川〕 H21~H24
H21~H24 ⇒
⇒ H23肉牛111頭増頭(うち繁殖牛61頭)
H23肉牛111頭増頭(うち繁殖牛61頭)
11
養豚における規模拡大や耕畜連携を支援
養豚における規模拡大や耕畜連携を支援
◆飼料用米の生産利用拡大と堆肥の循環による
耕畜連携を支援
• 【プロジェクトの概要】
◆山形県のH22飼料米作付け面積、1,092ha
◆山形県のH22飼料米作付け面積、1,092ha
◆主な飼料米利用の取組みと堆肥供給における耕畜連携の取組み
◆主な飼料米利用の取組みと堆肥供給における耕畜連携の取組み
・庄内一円
・庄内一円 ㈱平田牧場
㈱平田牧場 飼料用米作付面積
飼料用米作付面積 545ha
545ha
⇒『こめ育ち豚』
⇒『こめ育ち豚』 年間70,000頭出荷(計画)
年間70,000頭出荷(計画)
⇒堆肥供給
⇒堆肥供給 14,000トン
14,000トン
(飼料用米、食用米、大豆畑等)
(飼料用米、食用米、大豆畑等)
元気再生戦略推進班(畜産)
各種事業の助言・技術支援
各種事業の助言・技術支援
人づくり
◆農家数、豚飼育頭数ともに減少傾向にあるが、
◆農家数、豚飼育頭数ともに減少傾向にあるが、
1戸当たりの飼育頭数は増加傾向
1戸当たりの飼育頭数は増加傾向
飼料用米作付面積
飼料用米作付面積 85ha
85ha
⇒『高品質庄内豚』年間30,000頭出荷(計画)
⇒『高品質庄内豚』年間30,000頭出荷(計画)
えさづくり
・山辺町
・山辺町 ㈱山形ピッグファーム
㈱山形ピッグファーム 飼料用米作付面積8ha
飼料用米作付面積8ha
⇒『舞米豚』
⇒『舞米豚』 年間3,000頭出荷(計画)
年間3,000頭出荷(計画)
⇒堆肥供給面積
⇒堆肥供給面積 8ha(飼料用米)
8ha(飼料用米)
豚づくり
・金山町
・金山町 ㈲金山最上牧場(㈱大商)
㈲金山最上牧場(㈱大商) 飼料用米作付面積30ha
飼料用米作付面積30ha
⇒
⇒ 『米の娘豚』
『米の娘豚』 年間14,000頭出荷(計画)
年間14,000頭出荷(計画)
⇒
堆肥供給
1,400トン
⇒ 堆肥供給 1,400トン
(飼料用米・野菜畑等)
(飼料用米・野菜畑等)
養豚生産者
〔H21.2.1現在〕
〔H21.2.1現在〕
養豚農家
養豚農家 152戸
152戸 前年比7.3%減
前年比7.3%減
豚飼育頭数168,300頭
豚飼育頭数168,300頭 前年比2.3%減
前年比2.3%減
1戸あたり飼育頭数
1戸あたり飼育頭数 1,107頭
1,107頭 前年比5.3%増
前年比5.3%増
・全農(庄内)
・全農(庄内)
◆豚の増頭支援
施設整備事業等で規模拡大を支援
◆豚の改良・増殖による生産性向上
◆養豚試験場
◆養豚試験場
優良精液の供給、飼育管理技術の向上等についての試験実施により
優良精液の供給、飼育管理技術の向上等についての試験実施により
養豚農家を支援
養豚農家を支援
◆系統豚普及センター
◆系統豚普及センター
斉一性、発育性、繁殖性に優れた繁殖母豚を供給
斉一性、発育性、繁殖性に優れた繁殖母豚を供給 年間約700頭
年間約700頭
11-2
やまがた地鶏の生産強化支援プロジェクト
~ 本県の新たな畜産物のブランドを育成 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○需要に応えられる産地体制の整備
○需要に応えられる産地体制の整備
○質の向上と出荷量の拡大による流通販売の促進
○質の向上と出荷量の拡大による流通販売の促進
7名2団体(2,600羽)
・県内外飲食店
・県内外食肉卸業者
やまがた地鶏
やまがた地鶏 H21現在6,500羽出荷
H21現在6,500羽出荷 →
→ H24目標10,000羽出荷
H24目標10,000羽出荷
【プロジェクトの概要】
11名1団体
(1,370羽)
・個人消費者
→国の試験場より種卵導入(4月、500個)
施設整備支援事業の活用による需要に応えられる体制を整備
生産体制の
強化
販路の拡大
販売体制の
整備
37名4団体
(6,690羽)
7名(980羽)
・村山管内
飲食店
種鶏の改良試験の実施による増体率などの能力向上
増体率などの
能力のアップ
12名1団体(1,740羽)
・最上地域旅館
・県内飲食店
生産性の向上
グループ化による点から面への拡大
マニュアルに沿った管理の徹底や飼育技術向上研修会の開催
→H22.3月飼養管理マニュアル改訂
→計画:全体研修会及び視察(各1回、10月~12月)
各地域研修会(各1回、9月~1月)
飲食店への売り込み・「のぼり」作成によるPR強化
10,000羽
→のぼり作成(大30基、小30基)、今後イベント等で活用しPRを図る計画
→イオン東北・キリンビール共同企画:「みちのくあったか鍋キャンペーン」(8~9月)参
加:「やまがた地鶏鍋20セット(もも肉500g×20名)」
→おいしい山形地域特産物交流会(東京、9月)参加を計画(商談会、試食品を提供)
→山形県農林水産祭参加(天童市総合運動公園、10月)を計画
12
県産木材生産・流通拠点等整備プロジェクト
~ 丈夫で上質な県産木材の利用拡大を目指して ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
①素材供給体制の整備:施業の集約化及び低コスト生産システムの定着・促進
①素材供給体制の整備:施業の集約化及び低コスト生産システムの定着・促進
②素材流通体制の整備:県産木材に関する需給情報の提供、素材の広域安定供給体制の構築
②素材流通体制の整備:県産木材に関する需給情報の提供、素材の広域安定供給体制の構築
③製品生産体制の整備:乾燥材の生産拠点整備、集成材用短尺ラミナの生産拠点整備
③製品生産体制の整備:乾燥材の生産拠点整備、集成材用短尺ラミナの生産拠点整備
④消費拡大対策:住宅建築における県産木材の利用拡大
④消費拡大対策:住宅建築における県産木材の利用拡大
【プロジェクトの概要】
①素材供給体制の整備
①素材供給体制の整備
ü素材生産のコストが高い
ü素材生産のロットが小さい
(生産の効率化、低コスト化が課題)
②素材流通体制の整備
②素材流通体制の整備
ü県産木材を安定的に製材工場
へ供給する体制整備の遅れ
ü県産木材の需給情報が不明確
③製品生産体制の整備
③製品生産体制の整備
ü小規模、零細な製材工場が多い
ü乾燥施設の整備が遅れている
ü大口需要に対応しにくい
④消費拡大対策
④消費拡大対策
ü県産木材使用住宅の普及が必要
ü県民の木材利用意識の醸成が必要
【具体的な推進施策】
【具体的な推進施策】 ●
●重点的・先進的取組み
重点的・先進的取組み
【【目
目標
標】】
○施業の集約化、路網整備と高性能林業機械を組合
○施業の集約化、路網整備と高性能林業機械を組合
Ø作業路延長
Ø作業路延長
わせた低コスト作業システムの普及・定着
わせた低コスト作業システムの普及・定着 H23モデルとして8 (H19)798km
(H19)798km
団地設定 技術指導
●
●低コスト生産システムモデル地区の設定
低コスト生産システムモデル地区の設定 やレンタル支援等
(H24)1,000km
(H24)1,000km
庄内温海、最上金山地区
庄内温海、最上金山地区 ほか優良材
ほか優良材産地
産地 計4箇所
計4箇所
◇造林補助事業、林業等再生基金等の活用
◇造林補助事業、林業等再生基金等の活用
需要情報
H23 県産材合板の製
造・販売制度を構築
○素材生産と加工施設の需給マッチング
○素材生産と加工施設の需給マッチング
●
西村山-最上モデルの構築(西村山材を最上で加工)
(西村山材を最上で加工)
●西村山-最上モデルの構築
◇県単独事業による県産木材利用センターへの支援
◇県単独事業による県産木材利用センターへの支援
供給情報
柱・梁材
の生産
○製材業の協業化の推進、隣接県との連携による
○製材業の協業化の推進、隣接県との連携による
県産木材製品の安定生産体制の構築
県産木材製品の安定生産体制の構築
●
●水平連携による乾燥材生産拠点整備
水平連携による乾燥材生産拠点整備((庄内地域
庄内地域))
●
●集成材用短尺ラミナ材生産拠点整備
集成材用短尺ラミナ材生産拠点整備((庄内地域
庄内地域))
◇国交付金の活用による木材加工施設や乾燥施設の整備
◇国交付金の活用による木材加工施設や乾燥施設の整備
Ø高性能林業機械
Ø高性能林業機械
(H19)23台
(H19)23台
(H24)50台
(H24)50台
Ø乾燥材生産量
Ø乾燥材生産量
(H19)
(H19) 7,000㎥
7,000㎥
(H24)
(H24) 21,000㎥
21,000㎥
Ø集成材用短尺
Ø集成材用短尺
ラミナ材
ラミナ材
(H19)
(H19) 0㎥
0㎥
(H24)
(H24) 3,400㎥
3,400㎥
○県土整備部と連携した総合住宅対策における県産材
○県土整備部と連携した総合住宅対策における県産材 H23森林整備促進・林業等再生
基金により木材乾燥機等を整備
利用の拡大
利用の拡大
●
H23総合住宅対策
県産材利用を促進するネットワーク活動への支援強化
●県産材利用を促進するネットワーク活動への支援強化
●
●県産認証材の普及による住宅建築への利用拡大
県産認証材の普及による住宅建築への利用拡大
県産木材使用住宅建築への支援
利子補給500戸、補助金200戸
13
木質バイオマス利用促進プロジェクト
~ バイオマスエネルギー利用による県産木材の需要拡大 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○間伐材の木質バイオマス利用の促進
○間伐材の木質バイオマス利用の促進
○木質バイオマス燃焼施設の公共施設や農業分野等への導入の促進
○木質バイオマス燃焼施設の公共施設や農業分野等への導入の促進
○燃料チップ・ペレット・オガ粉等の多品目生産・販売体制の整備
○燃料チップ・ペレット・オガ粉等の多品目生産・販売体制の整備
【プロジェクトの概要】
【現状と課題】
【現状と課題】
◇木質バイオマス資源の状況
◇木質バイオマス資源の状況
・間伐により発生する低質材、林地残材や
・間伐により発生する低質材、林地残材や
製材端材等の低位利用
製材端材等の低位利用
・ナラ枯れ被害材の発生
・ナラ枯れ被害材の発生
・原木の効率的な生産・流通体制の未整備
・原木の効率的な生産・流通体制の未整備
◇木質バイオマスの利用上の課題
◇木質バイオマスの利用上の課題
・県内の木質ペレット生産施設(3施設)によ
・県内の木質ペレット生産施設(3施設)によ
るバイオマスの利用拡大(燃焼機器等の導
るバイオマスの利用拡大(燃焼機器等の導
入促進)
入促進)
・チップや木屑による業務用ボイラーの設置
・チップや木屑による業務用ボイラーの設置
促進
促進
・きのこ菌床や家畜の敷料など様々な用途
・きのこ菌床や家畜の敷料など様々な用途
への利用拡大
への利用拡大
・木質バイオマス利用に対する県民への
・木質バイオマス利用に対する県民への
普及・啓発
普及・啓発
【具体的な推進施策・目標】
【具体的な推進施策・目標】
◇やまがた緑環境税の活用
◇やまがた緑環境税の活用
・木質バイオマス燃料向け間伐材搬出経費の支援
・木質バイオマス燃料向け間伐材搬出経費の支援
H23計画量
H23計画量 5,400m3、
5,400m3、 13,500千円
13,500千円
・ナラ枯れ材の流通促進対策(伐採利用業者への支援)
・ナラ枯れ材の流通促進対策(伐採利用業者への支援)
◇国庫補助事業や産廃税活用事業等により燃焼機器
◇国庫補助事業や産廃税活用事業等により燃焼機器
の導入を促進
の導入を促進
ボイラー等
(H19) 15基→(H24) 24基
ペレットストーブ等 (H19) 360台→(H24) 900台
H23ペレットストーブの導入支援(木質バイオマス利用促進事業)
@100千円×120台=12,000千円
木質ペレット生産量(H19) 1,032t→(H24)2,000t
H23まで、県森林研究研修センター、鶴岡市コミュニティセン
H23まで、県森林研究研修センター、鶴岡市コミュニティセン
ター、
ター、 櫛引湯~TOWN、升川製材等で、6基導入の見込み
櫛引湯~TOWN、升川製材等で、6基導入の見込み
◇オガ粉等の多品目生産・販売体制の整備
◇オガ粉等の多品目生産・販売体制の整備
(H22実態調査、H23体制
(H22実態調査、H23体制整備後事業の導入)
整備後事業の導入)
◇県の木質バイオマス認証制度(H22創設)の活用に
◇県の木質バイオマス認証制度(H22創設)の活用に
よる事業所等への普及拡大
よる事業所等への普及拡大
14
魚種変化に対応した新たなブランドづくりプロジェクト
~ 寒ダラ、岩ガキに次ぐ庄内浜産ブランド水産物の創出~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
・意欲的な漁業者・漁協の取組みを支援。漁獲体制、ブランド管理、流通・販売戦略を一体的に構築
・意欲的な漁業者・漁協の取組みを支援。漁獲体制、ブランド管理、流通・販売戦略を一体的に構築
○新たな漁業資源、隠れた漁業資源を磨き上げ、庄内浜産水産物をリードするブランド水産物に!!
○新たな漁業資源、隠れた漁業資源を磨き上げ、庄内浜産水産物をリードするブランド水産物に!!
【プロジェクトの概要】
庄内浜トップブランド水産物創出事業 H23年度予算額 4,009千円
【サワラ・タイ】
活〆神経抜きでブランド化
高規格で
差別化
サワラの場合
漁獲体制の整備
○責任ある漁獲・活〆
処理・出荷が条件
○参加漁業者 16名
○協議会・技術講習会
の開催
【ズワイガニ】
首都圏への活魚の展開
活魚で
付加価値
ブランド管理(高規格化)
○活〆・冷蔵処理:マニュアル化
○漁法:はえ縄
○出荷時期:10~12月(旬)
○出荷サイズ:2kg
【甘エビ】
内陸への浸透
産直カー
「海丸」への
支援
知名度
向上
販売戦略
○首都圏をターゲットとした販売
○従来の焼き物用素材としてで
はなく、刺身用素材として出荷
○タグを付けて他県産との差別化
○ネーミング(商標登録取得済み)
○販売価格の決定に強く関与
15
クロマグロ特産品化プロジェクト
~ 庄内浜産大型クロマグロを県内消費者へ ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○漁獲体制の整備:先進地から大型クロマグロ漁獲技術を導入、沖合漁場の開発(大型化)
○漁獲体制の整備:先進地から大型クロマグロ漁獲技術を導入、沖合漁場の開発(大型化)
○ブランド管理:活〆、冷蔵処理による庄内浜産クロマグロの鮮度保持(品質向上)
○ブランド管理:活〆、冷蔵処理による庄内浜産クロマグロの鮮度保持(品質向上)
○流通・販売戦略:県内陸部への販売促進(地産地消)
○流通・販売戦略:県内陸部への販売促進(地産地消)
【プロジェクトの概要】
品質向上・活〆処理
品質向上・活〆処理
漁獲物の大型化
漁獲物の大型化
大型クロマグロ漁獲に適したはえ縄、つり漁具
の導入、改良(針の大きさ、浮きの間隔、生き
餌等の検討)
浮き
幹縄
枝縄
作業工程
1血抜き
2神経抜
3裁割
4血わた洗浄除去
5冷却
庄内浜産クロマ
庄内浜産クロマ
グロを山形へ
グロを山形へ
迅速・確実な処理で鮮度保持
迅速・確実な処理で鮮度保持
これまでの取組みと今後の予定
平成23年度予算額
平成23年度予算額
大型クロマグロ・漁獲特産品化実証事業
大型クロマグロ・漁獲特産品化実証事業 7,267千円
7,267千円
地球温暖化モニタリングと大型クロマグロの漁場形成要因の解明
地球温暖化モニタリングと大型クロマグロの漁場形成要因の解明
2,488千円
2,488千円
漁獲体制の整備、漁獲物の大型化、品質向上・活〆処理
地産地消(県内陸部への販売促進
●漁協が大間はえ縄漁業者(4隻)を講師に漁獲技術・船上処理技術研修会を鼠ヶ関で実施(参加者46名)(6月)。→啓発を受けた温海地区の一部漁業者は縄を太くす
るなど改良漁具で操業した。
●水試は開発したはえ縄試験漁具を飛島漁業者に供与、漁業者は10~11月、15回の操業でクロマグロ5尾(10~22kg)を漁獲した。→漁業者からは改良漁具は大型ク
ロマグロの漁獲に有効、特に改良の必要はなくH23に普及できる見込みとの評価を得ている。
●水試は沖合漁場において月峯で一本釣試験(8月)、最上丸ではえなわ試験(12月)実施。→漁獲はなかったもののH23の漁獲実証に向け改良点を把握した。
●水温観測ブイを飛島南東海域に設置して、水温の常時定点観測体制整備する。
●衛星データ(表面水温、流向、クロロフィル)、海洋観測(水深0~200m層水温)及び漁業情報(漁獲位置、体サイズ、漁獲量)の収集・解析。平成21年に形成された本
県沖のクロマグロ漁場の特性はクロロフィル高密度域との関係が示唆された。→H23はH22及び過去のデータ解析を進め、漁場形成要因を解明する。
●地産地消会議において漁協・県は県内流通業者,
スーパー(ヤマザワ,イオン,ヨークベニマル他9社)に
対して、庄内産クロマグロの取扱い及び内陸部への
流通を依頼した。これに対して業者からは鮮度・安定
供給に問題があるとの意見が出された。→H23に漁
協・県が活〆処理し、鮮度保持した庄内浜産クロマ
グロについて流通業者の評価を得て、取扱へ誘導す
る。
16
県産水産物加工、流通、販売促進プロジェクト
〜 漁獲・生産から、加工・流通・販売まで連携した取り組みを行う 〜
【プロジェクトF】
ハタハタ
スルメイカ
○ 学校給食の需要がある
× ボリュームに対応できない
○ ニジマス養殖発祥の地
× 需要の低下
○ 自然に恵まれ、養殖の適地
× 焼き魚、甘露煮需要は頭打ち?
× 個人経営の養殖業者が点在
● 新たな需要開拓販売支援が必要
◎ 加工機械の導入へ支援
◎ 新商品開発への支援
◎ 通年商材として販売支援
・ プロジェクトメンバー(案)
(学校給食会、県漁業、市町村等)
・ プロジェクトメンバー(案)
(県内食品加工業者、県漁協、首都圏実需者等)
《販売 案》
・ 鶴岡市内小学校、酒田市内小学校等
・ 首都圏小学校
《販売 案》
・ 県内スーパー用総菜
・ ネット販売等
※ その他の小魚にも利用ができる
※ 余剰人員を新加工品開発へ
→ハタハタ寿司など品揃えの充実!
※ 大衆魚であり、地産地消のブームで販路拡大が期待できる
《加工の担い手》
・ 漁業協同組合
(生産者)
・ 養殖業者・・・
開
生産者
方
実需者
向
組織化・共同開発
× 定置網漁業は、夏の高水温の影響
を受ける
● 特産品として新たな需要開拓が必要
● 加工機械があれば対応できる
展
庄内マス(ニジマス)
金のいくら(イワナ)
○ 県内1位の漁獲・生産量
× 多彩な商品群。熾烈な競争
(不 足 してい る 機 能 )
・ 新 商品 開 発
・ 施設
・ 需 要開 拓
《商品開発》
① 既存商品の磨き上げ
② 地域食の発掘
③ 新しいニーズ
(支 援 策 )
・ 共 同開 発支 援
(庄 内 浜 トッ プブ ラ ン ド事 業 G5 5 5 1千 円 )
(県 産 魚 介 類 利 用 向 上 事 業 8 ,8 8 0千 円 )
・ 施 設整 備補 助
(漁 業 生 産 体 制 強 化 対 策 事 業 G4 3, 33 0千 円 )
● 需要開拓と経営支援が必要
◎ 金のイクラ生産者をグループ化
◎ 地域の食材として地産地消を支援
◎ 首都圏に向け、販売業者と共同開発を支援
◎ 新商品開発への支援
◎ 漁業者の海中飼育への取り組み支援
◎ 地域の食材として地産地消を支援
・ プロジェクトメンバー(案)
(イワナ養殖業者、関係市町村、県内水面総合漁協、
首都圏実需者等)
・ プロジェクトメンバー(案)
(定置網漁業者、ニジマス養殖業者、県内実需者
等)
《販売 案》
・ 婚礼需要の獲得
・ ネット販売
・ レストラン等
《販売 案》
・ 県内道の駅
・ レストラン等
(不 足 してい る 機 能 )
・ 販路 開拓
・ 実需ニー ズ情報
《販路開拓》
・
・
・
・
学校給食
飲食店
ネット販売
輸出
(支 援 策)
・ マッチ ン グ支 援
(庄 内 浜 ト ップ ブ ラン ド事 業 G 5)
・ ニー ズ 調 査 の 実 施
(県 産 水 産 物 ニ ー ズ 調 査 1 ,78 4 千 円 )
商品のラインナップ
ブランド力
プロジェクトF
○創意工夫プロジェクト、緊急雇用対策なども活用して実施!
17
マッチングサイト構築・ブランド商品開発推進プロジェクト
~ 生産者の所得安定と農産物等の付加価値の向上を目指して ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○
○ 農産物等の加工食品への利用拡大に向けた契約取引の促進などウェブサイトを活用して生産サイドと
農産物等の加工食品への利用拡大に向けた契約取引の促進などウェブサイトを活用して生産サイドと
加工サイドの連携を促進
加工サイドの連携を促進 し、生産者の安定的な所得の確保及び農産物等の高付加価値化を図る。
し、生産者の安定的な所得の確保及び農産物等の高付加価値化を図る。
○
○ 加工食品の高付加価値化及び加工食品の販売促進を図るため、加工食品のブランド化を推進する。
加工食品の高付加価値化及び加工食品の販売促進を図るため、加工食品のブランド化を推進する。
【プロジェクトの概要】
(1)契約取引の推進(マッチングサイトの構築)
①ウェブサイトを活用した生産者と加工事業者等のマッチングシステムの試行的運用
(主として加工業者、流通・小売業者との取引を促進する情報共有サイト「やまがた食材ネット」を設置)
→ 更なる業務用利用への拡大を図り、マッチングシステムを高度化
(例) ア.飲食店、旅館・ホテル、福祉施設等における利用 イ.重量野菜、果実等の活用ルートの構築
②関係団体と連携した農商工連携の推進
(やまがた食産業クラスター協議会等の支援機関、農業普及部門等と連携したシーズの効果的な事業化)
(2)加工食品のブランド化の推進
①高付加価値化及び時代のニーズに対応した商品づくりの促進
(「健康」、「介護」などの視点を踏まえた商品づくり、観光と連携できる商品づくり、県産農産物を使用し
た「セミプレミアム」的な加工食品のベースブランドの構築)
②オール山形としての効果的な販路拡大の推進
(首都圏等で開催される商談会での一体的なPR、時宜を捕らえた個別商談会情報の提供等)
18
産地直売所ネットワーク化プロジェクト
~ 直売所の情報発信力及び経営基盤の強化を目指して ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○
○ 直売所の情報発信力及び経営基盤の強化を図るため、直売所間の連携強化、新たな需要への対応拡
直売所の情報発信力及び経営基盤の強化を図るため、直売所間の連携強化、新たな需要への対応拡
大及び異分野との連携強化を推進し、直売所の売上げ増を目指す。(H19:50億円
大及び異分野との連携強化を推進し、直売所の売上げ増を目指す。(H19:50億円 →
→ H24:65億円)
H24:65億円)
【プロジェクトの概要】
(1)直売所間の連携強化(全県、地域ネットワークの構築)
県 外 消 費 者
①商品の相互補完のしくみづくり
②直売業務における共同化への支援
③県外における共同の情報発信に対する支援
(2)新たな需要への対応拡大
①業務用需要に対応した情報発信、収配のしくみづくり等への支援
②農産加工の取組みに対する支援及び販路拡大を図るための商工関係
団体等との情報交換の場の設定
(3)異分野との連携強化(観光分野との連携強化)
①グリーン・ツーリズム事業への参画促進及び旅館・ホテルと連携
した「直売所での買い物」のオプションメニュー化の促進
②おいしい山形プラザと連携した観光客へのPRの強化及びインター
ネットを活用した直売所情報の発信強化
地域の直売業務の共同化
・食材情報の共同発信
(共同イベント、飲食店
等への情報発信等)
・食材の共同収集・配送
・共同研修の実施
等
○首都圏等におけるインショップ展開、マルシェ等の共同出展
○他県直売所との連携(商品の相互補完等)
産直
F
産直
L
産直
A
産直
B
産直
E
共同の情報発信
産直
H
産直
K
産直
I
産直
J
産直
C
産直
D
産直
G
商品の相互補完
産直
R
産直
M
産直
N
産直
Q
産直
P
産直
X
産直
O
産直
S
産直
T
産直
W
産直
V
産直
U
都市部への
インショップ展開
19
米粉利用拡大プロジェクト
~ 県産米の新たな活用を促進するための県民運動の展開 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○
○ 県産米の新たな利用方法である「米粉」の認知度向上・消費拡大・利用促進を図るため、県民運動を展
県産米の新たな利用方法である「米粉」の認知度向上・消費拡大・利用促進を図るため、県民運動を展
開し、平成24年度までに、県産米粉の使用量1,000t、米粉製品販売店舗100店舗、常設米粉メニュー
開し、平成24年度までに、県産米粉の使用量1,000t、米粉製品販売店舗100店舗、常設米粉メニュー
の提供店舗40店舗を目指す。
の提供店舗40店舗を目指す。
【プロジェクトの概要】
奥 田 政 行 氏 から
習 っ た 米 粉 パス
タ(株式会社県庁
食堂)
(1)県民運動推進組織による認知度向上・消費拡大に向けた取組み
○
生産者、食品製造業者、飲食店、消費者が一体となって利用拡大等に向け
た普及・啓発活動を展開する「やまがた米っ粉クラブ」を創設し(H23.1)、
以下の取組みを推進。
①認定メニューの拡大、認定メニュー提供店の募集などオリジナル米粉メ
ニューの普及拡大((例)米粉パスタ、米粉やきそば)
②「米粉食品キャンペーン」の展開
「んまい!やまがた米
粉食品キャンペーン」
(2/26~3/13)
③米粉商品の開発を促進するための「やまがた米粉食品コンクール」の実施
(2)未利用業種へのローラー作戦の展開
①県内に製造拠点を有する食品製造企業における工業的利用の促進
②レストラン・旅館・観光分野における利活用の促進
(3)生産者と米粉活用事業者との連携強化
○
水田利活用事業の活用促進に向けて、生産者、製粉会社、食品製造業者、
飲食店等の情報収集、情報発信
米粉食品コン
クール
H22知事賞「『まいるぅ』玄米粉と味
噌でつくったかれぇ/しちゅう」
(六兵衛工房)
20
おいしい山形ラインナップ(仮称)推進プロジェクト
~質の良い豊かな農林水産物の産地山形のブランド確立・向上 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○さくらんぼ、つや姫など、本県の優れた農林水産物の中から今後重点的に評価向上、販路拡大を図る品目を「おいしい山形ラインナップ」とし
○さくらんぼ、つや姫など、本県の優れた農林水産物の中から今後重点的に評価向上、販路拡大を図る品目を「おいしい山形ラインナップ」とし
て選定する。
て選定する。
○全国に向けていつでも山形産の農林水産物が味わえるように、ラインナップ品目を切れ目なく提供し、質の良い豊かな農林水産物の産地山形
○全国に向けていつでも山形産の農林水産物が味わえるように、ラインナップ品目を切れ目なく提供し、質の良い豊かな農林水産物の産地山形
のブランド確立、向上を目指す。
のブランド確立、向上を目指す。
【プロジェクトの概要】
おいしい山形ラインナップの選定
プロモーションの展開
◇「おいしい山形ラインナップ」の例
果樹・野菜
春
いちご・・・
夏
さくらんぼ、
すいか・・・
秋
りんご、ラ・
フランス・・・
冬
かき、
ねぎ・・・
肉・魚
牛肉
豚肉
鶏肉
産地野菜
花き
サクラマ
ス・・・
ウル
イ・・・
アルスト
ロメリ
ア・・・
スルメイ
カ・・・
おかひ
じき・・・
ばら
アマエビ
・・・
食用ぎ
く・・・
トルコぎ
きょう・・・
タラ・・・
かぶ・・・
啓翁
桜・・・
取組状況) ◇おいしい山形ラインナップ(仮称)検討会議
ワーキンググループ開催(H22.11)
◇流通関係者へのヒアリング(H22.12~HH23.1)
卸・百貨店・量販店・ホテル 7件
◇平成22年度中 おいしい山形ラインナップ選定予定
プロジェクトの運営
視点1
消費地と品目を
絞ったプロモー
ション
例)取扱が少な
いと考えられる
金沢市場でラ・
フランスの販売
拡大を図る。
(取組状況)
・金沢市場の現地調
査実施
(H22.8月)
視点2
産地=流通
=小売を結ん
だプロモー
ション
例)○○産の
さくらんぼを
□□市場を
通じて△△
デパートに
販売する。
視点3
品目、消費地等に応じたプロモーション手法
例)デパートでの「おいしい山形ラインナップ・フェ
ア」の開催、山形ファンを活用した販路開拓 など
(取組状況)
・首都圏等企業の社員向けカタログ販売等の実施(日本
トーカンパッケージ・第一生命)
・ホテル(レストラン)フェアの開催
・ホテルメトロポリタン丸の内(H22.7~8月)
・東武ホテルレバント東京(H22.9~11月)
・リーガロイヤルホテル(大阪)(H22.9月15日~11月14日)
・ラ・カンパーニュ(東京)(H22.10月19日~11月19日)
・サンルートプラザ東京(H22.11月)
・百貨店・量販店の山形フェアの開催
・西宮阪急(大阪)(H22.11月3日~9日)
・藤崎(仙台)(H22.7月9日~14日/10月15日~21日)
・吉池(東京)(H22.11月3日~7日) など
◎おいしい山形推進機構、市町村、全農、産地の農協、生産者等で構成する会議を設置し共同で実施
21
県産農林水産物「商品化」促進プロジェクト
~ 消費者・実需者に選ばれる県産農林水産物の「商品」づくり ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○県産農林水産物そのものや食材としての評価に、消費者、実需者視点から新しい価値を加えて「商品化」
○県産農林水産物そのものや食材としての評価に、消費者、実需者視点から新しい価値を加えて「商品化」
を促進し、県産農林水産物の新しい魅力や、販路の開拓・拡大を目指す。
を促進し、県産農林水産物の新しい魅力や、販路の開拓・拡大を目指す。
【プロジェクトの概要】
「商品」の新たな販路の開拓
「商品化」の促進
○商品化されたものを売り込む販路を開拓
・交流会や求評会、試行販売の実施
○消費者・実需者視点で県産農林水産物の新しい価値付けを
促進
(伝統野菜の先行事例調査(H22.8)・・・金沢)
・生産者と実需者との交流会等の開催
(交流会等に向けた事前調査(H22.8)・・・農家の台所、フクモリ)
(生産拡大に向けた意見交換(H22.9)・・・最上総合支庁)
・企画商品づくりのセミナー、講習会の開催
・商品企画等のアドバイザーや専門家の派遣
(伝統野菜に係る意見交換(H22.8)・・・山大農学部など)
・新商品開発等のための設備投資支援(H23創意工夫プロジェクト)
(庄内浜トップセールスに向けた水産卸・漁協との調整(H22.9))
(東京での交流会(H22.9、H23.1)・大阪での交流会(H22.9)
・商品やターゲットに応じたプロモーションの実施
(販路事前調査(H22.8)・・・らでぃっしゅぼーや、八百屋塾)
(スーパーマーケットトレードショーにおける伝統野菜PR(H23.2)
《「商品化」の例》
例:庄内柿-映画観客-映画館(藤沢映画)
◇素 材:伝統野菜(希少性)、「庄内浜の魚」(食味)
◇情 報:インターネットを活用した商品開発
◇ライフイベントギフト:内祝、結婚祝、母の日のギフト(つや姫ギフト商品化=パレスグランデール引出物・・・10月~)
◇売り方:2粒さくらんぼ、新たなパッケージの開発、庄内柿の新商品開発(東京の女子大生と共同開発)
◇使い方:カット野菜など(JA山形もがみのねぎ・・・冷凍野菜化の検討)
「商品化」を促進する仕組み
生産者と実需者の間をつなぎ支援(例:山大MOT、芸工大OB)
22
輸出拡大プロジェクト
~“おいしい山形”を海外へ売り込め!~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○主要輸出先国・地域(台湾、香港、タイ)における販路の維持・強化
○主要輸出先国・地域(台湾、香港、タイ)における販路の維持・強化
○新規輸出先国(中国、ロシア等)における販路開拓
○新規輸出先国(中国、ロシア等)における販路開拓
○新たな輸出取組者の拡大
○新たな輸出取組者の拡大
○活動基盤の再構築による総合的な支援体制の整備
○活動基盤の再構築による総合的な支援体制の整備
【プロジェクトの概要】
【プロジェクトの概要】
主要輸出先国・地域(台湾、香港、タイ等)
●プロモーションの継続・強化による認知度向上・販路拡大
・季節に応じた県産品の提案による効果的なPR
※国際食品見本市「FOOD TAIPEI 2010」への出展(H22.6)
※大葉高島屋山形フェア(全農山形主催)でのトップセールス(H22.11)
・日本食レストラン等へのメニュー提案
※バンクーバー総領事館におけるレセプション(H22.9)へのつや姫等出品
※ダボス国際経済フォーラム(H23.1)における県産米紹介(ミルキークイーン)
※食品試食商談会in香港(H22.10)
※海外のホテルレストランでの山形フェア開催予定
●輸出を意識したものづくり・差別化によるブランド力強化
・マーケット調査に基づく規格選定、商品づくり
●輸出重点品目・輸出先国の設定
・品目ごとに対象国、購買層等を明確化
・イメージ戦略品目と輸出重点品目の設定
新たな輸出取組者の拡大
●農業生産者等を対象にしたセミナー等の開催・情報提供による取組者の掘起し
技術情報セミナー(H22.5)、中国ビジネスセミナー(H22.6)、ロシア極東
ビジネスセミナー (H22.8)、輸出実践者意見交換会(H22.9,H23.1)、
生産者向けセミナー(H23.1)
新たな輸出先国・地域(中国、ロシア等)
●信頼できる輸出パートナーの発掘
※パートナー候補招聘による県内商談会開催
韓国ロッテ社(H22.6)、中国百貨商業協会(H22.8)
タイMERCATO(H22.8)、中国モリタフーズ(H22.1)等
※現地商談会への参加支援
ハバロフスク商談会(H22.10)への参加支援
●トライアル輸出によるノウハウの蓄積
※海外常設店舗でのテスト販売
●航空路線の状況変化に応じた新たな輸出促進策の検討
※庄内-羽田-台湾等のルート活用の検討
●中国向け精米輸出拡大に向けた条件整備
※酒田港西埠頭上屋のくん蒸倉庫の登録に向けた
病害虫のトラップ調査の実施(H23.2~)
輸出支援体制の再構築
●新たな国際経済戦略の策定と併せ、現行の支援組織の再構築
による支援組織の基盤強化を図る。
※支援組織の機能強化に向けた意見交換会開催(H22.9)
※輸出実践者ヒアリング(H22.6~ JA山形おきたま、JA庄内
たがわ等6団体・個人)
23
(H23.2.21版)
森林・山村資源活用プロジェクト
~ 特用林産物の生産振興と消費拡大を推進 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○
○ きのこ、山菜等の新たな出荷・販売体制の整備や、産地づくりを強力に支援
きのこ、山菜等の新たな出荷・販売体制の整備や、産地づくりを強力に支援
○
○ きのこ、山菜等の消費拡大を促進(料理教室、生産者と消費者との交流等)
きのこ、山菜等の消費拡大を促進(料理教室、生産者と消費者との交流等)
⇒
⇒
具体化手法:森のめぐみ王国やまがた振興事業、自然栽培きのこ・山菜販売促進事業等
具体化手法:森のめぐみ王国やまがた振興事業、自然栽培きのこ・山菜販売促進事業等
【プロジェクトの概要】
《森のめぐみプラン》
☆ 生産規模の拡大&低コスト化支援
○ 生産基盤の整備支援
・ほだ場整備、作業道整備など
○ 生産施設整備支援
・生産、出荷、加工、貯蔵施設や機械整備
○ 販売施設整備支援
・間伐材等を利用した施設整備
☆ 新たな需要創出(消費拡大の促進)
○ 「森のめぐみセミナー」
・学生(食物栄養学専攻)へのセミナー
○ 品評会、イベント等を通した情報発信
・品評会を通じた生産者の質的向上を支援
・消費者との交流の場
《平成22年度実施状況》
☆生産規模拡大&低コスト支援
品目類
産地(実施地区(重複有))
支援内容
なめこ
8地区(寒河江市、西川町他)
ほだ場、機械整備
シメジ他
6地区(鮭川村、最上町他)
貯蔵施設整備他
ワラビ
2地区(尾花沢市、高畠町)
わらび園造成
目標産出量(H24)
52.3t
1,470t
14.0t
☆新たな需要創出
・森の恵みセミナー(きのこ消費拡大への取組み)東根工業高校(30名)9/30、山辺高校10/27
・きのこ品評会、会場:最上会場 150出品、木炭品評会(2/23) 会場:置賜、50出品
《平成23年度計画》
☆産地づくりの推進
品目類
産地(実施地区(重複有))
支援内容
目標産出量(H25)
なめこ
7地区(西川町他)
原木ほだ場
ワラビ
3地区(高畠町他)
ワラビ園地造成
26t
しいたけ他
9地区(鮭川村他)
生産施設整備他
40t
6t
☆新たな需要創出
・消費拡大への取組み ・・・ 森の恵みセミナー、きのこ品評会、木炭品評会
・生産者の協業化を支援 ・・・ 生産販売戦略とセットに生産者の協業化を支援(2団体)
・森のめぐみマイスター育成支援 ・・・ 新規参入者への生産加工技術の後継者育成研修(4名)
24
農山漁村資源活用型ビジネス創出プロジェクト
~ 地域資源を活かしたビジネスの創出・育成を支援 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○
○ 新たな萌芽(シーズ)の掘起しと併せ、地域のやる気(元気)醸成を支援
新たな萌芽(シーズ)の掘起しと併せ、地域のやる気(元気)醸成を支援
○
○ 地域資源活用による加工・販売等、新たな産業創出へのステップアップを支援
地域資源活用による加工・販売等、新たな産業創出へのステップアップを支援
⇒
⇒ 具体的手法:農山漁村活性化プロ派遣事業、魅力ある山村資源活用推進事業等
具体的手法:農山漁村活性化プロ派遣事業、魅力ある山村資源活用推進事業等
【プロジェクトの概要】
《ビジネス創出プラン》
☆ 多様な参画による地域の気運醸成を支援
○ 地域資源・資産の価値発見からスタート
・自然資源(田んぼ、水路・堰、ため池)
・景観資源(棚田、里山、稲杭い、佇まい)
・生態系(メダカ、ホタル、)
・伝統(伝承野菜、伝統料理、田植え踊り)
○ 地域マスタープランづくり(地域の方向性)支援
・資源、資産をいかに活用するか(構想づくり支援)
・実行のための仕組みづくり(体制整備づくり支援)
☆ 地域資源を活用した産地化・産業化支援
○ 地域の価値を新たな産地化、産業化へつなぐ
《平成22年度実施状況》
☆ 多様な参画による地域の気運醸成を支援(価値発見から育成)
○地域のお宝(資源・資産)発見への支援(プロ派遣事業)
・海上(高畠)・・・棚田保全活動を起点にマスタープランづくり
・荒井原(天童)・・・地域農業を考える集落マスタープランづくり 他
☆ 地域資源を活用した産地化・産業化支援(産地化、交流拡大)
○地域の価値を新たな産業化へつなげ (女性若者産業創出事業ほか)
・ 関川(鶴岡市);しな織り、野口(戸沢村);農産物加工販売 他
《平成23年度実施計画》
☆ 多様な参画による地域の気運醸成を支援(価値発見から育成)
○ 地域のお宝(資源・資産)発見への支援(プロ派遣事業)・・・8地区
○ 事業等実施あるいは計画地区における集落ビジョン策定支援 ・・・2地区
☆ 地域資源を活用した産地化・産業化支援(産地化、交流拡大)
○ 地域の価値を新たな産業化へつなげ女性若者産業創出事業ほか)・・・4地区
○ 条件が不利な中山間地等に特化した産業創出支援 ・・・ 2地区
<計画策定(地域のみんなでお宝探し・地域資源掘り起こし 振興プランづくり)>
<地域資源が新たな付加価値を創出 更に産地化・産業化へ>
25
食のやまがた生産力強化プロジェクト
~ 田んぼの条件を改善し、農地力をフル活用 ~
【プロジェクトの方向性】 農地条件の整備は産出額拡大の屋台骨
○
○
○
○
○
○
ほ場整備を推進
ほ場整備を推進
水田畑地化を推進
水田畑地化を推進
遊休農地の再生
遊休農地の再生
::
::
::
稲作の飛躍的な省力化と転作の本作化を実現
稲作の飛躍的な省力化と転作の本作化を実現
園芸産地の拡大と自給率の向上を実現
園芸産地の拡大と自給率の向上を実現
地域特産作物の拡大を支援
地域特産作物の拡大を支援
【プロジェクトの概要】
《農地力フル活用プラン》
☆ 農業農村整備事業を通した生産力の強化
○ほ場整備を契機とした産出額向上支援
・ 新たなネギ団地形成支援
・ 花き産地拡大支援
・ 加工・業務用野菜産地化支援
☆ 水田畑作の本作化を強力に推進
・
・
・
・
「大豆~麦~そば」体系の確立
アスパラガス団地拡大支援
エゴマ等伝統野菜の生産拡大支援
枝豆(秘伝、だだちゃ)、紅花等の生産拡大支援
☆ 耕作放棄地等の再生による新たな産地づくり
《平成22年度実施状況》
☆ 農業農村整備事業を通した生産力の強化・水田畑作の本作化を強力に推進
プラン推進重点地区選定⇒地区別農地フル活用プラン策定 ⇒ 5地区
区分
作物名
面積
生産量等(事業年度)
計画中
生産力強化 西郷名取
水田畑地化 最上町9
他6地区
他7地区
大豆、そば
ねぎ
60.2ha、68.9ha、
40.2ha
H24~作付(H24~H28)
実施中
生産力強化 鮭川左岸
水田畑地化 最上町8
他12地区
他2地区
大豆、そば
ねぎ
310.3ha、28.3ha、
21.4ha
H16~作付(H16~H27)
完
生産力強化 羽黒南部
水田畑地化 田代
他2地区
他4地区
大豆、そば
20.8ha
4.7ha
H10~作付
成
《平成23年度実施計画》
☆ 農業農村整備事業を契機とした新たな産地創出と拡大を推進
○水田畑地化事業(2期対策 A=2,100ha)の更なる拡大
・園芸産地拡大キャラバン活動(市町村、農協等を対象)
・事業推進地区の調査(排水・団地化・担い手の生産体制・導入作物・販売先)⇒40地区
○経営体育成基盤整備事業を契機とした新たな産地づくり
・産地(営農)計画の策定・実践(計画地区4地区、 実施中地区17地区)
(遊休農地利用拡大プロジェクト)
・ そば、山菜(ワラビ、タラノメ)産地づくり
地区
区分
地区
作物名
面積
生産量等(事業年度)
実施中
生産力強化 鮭川左岸他 17地区
水田畑地化 最上町9 他6地区
大豆、そば
ねぎ
208.2ha、80.0ha、
53.1ha
H16~作付(H16~H30)
26
遊休農地利用拡大プロジェクト
~ 地域振興の視点から農地の再生利用を促進 ~
【プロジェクトの方向性】
○
:: 営農活動支援による耕作放棄地発生の未然防止
○ 発生の未然防止
発生の未然防止
営農活動支援による耕作放棄地発生の未然防止
○
:: 地域特産作物の生産拡大を支援
○ 遊休農地の再生
遊休農地の再生
地域特産作物の生産拡大を支援
⇒
⇒ 中山間地域等直払、農地・水環境保全向上対策、耕作放棄地再生利用緊急対策等
中山間地域等直払、農地・水環境保全向上対策、耕作放棄地再生利用緊急対策等
【プロジェクトの概要】
《平成23年度の実施計画》
☆ 発生防止に向けた取組み
・ 農業委員会耕作放棄地情報の把握とデータベース化(GIS)
《発生防止プラン》
☆ 発生防止に向けた取組みを支援
・中山間地域等直接支払制度や農地・水環境保全向上
対策などの活用や関係機関との連携による発生防止
《再生利用プラン》
☆ 耕作放棄地等の再生による新たな産地づくり
・農地地図情報システム(GIS)をフルに活用
・地域づくりの観点から、地域特産物の産地づくりや多様な
担い手の確保を推進
☆ 再生利用に向けた新たな取組み
・ 農地地図情報を活用した解消モデルの検討(地域営農再生計画策定)
・・・ 8地域
・ 「再生利用実証ほ」の設置による、そば、ワラビ、タラノメ等の産地づくり
など積極的、かつ啓発的な取り組みを促進 ・・・ 5地域
・ 農業法人や異業種(建設業、農産物加工事業者)との連携を推進
・・・ 耕作放棄地再生者と異業種との連携構築支援(4地域)
《平成22年度の実施状況》
・ 耕作放棄地再生利用交付金等の活用による解消
品目
(再生前)
(再生中)
(ソバ団地へ)
地区
主体
再生面積
そば
楯山東部(山形市)ほか
生産団体
4.9ha
大豆・枝豆
月山山麓(鶴岡市)ほか
農業者等
19.7ha
山菜類
法田西山(最上町)ほか
生産団体
8.3ha
27
農業の担い手育成プロジェクト
【平成23~24年度目標】
新規就農者230人
~やまがたの農業を支える人材を育成し、多様な能力を持つ自立型の経営体を増やす。~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
1.新たな担い手の育成確保
1.新たな担い手の育成確保
○若手農家を確保し、営農をサポート
○若手農家を確保し、営農をサポート
○農外からの参入に対する受入の整備
○農外からの参入に対する受入の整備
現 状
農家の減少と高齢化が進む
新規就農者
の確保及び
経営定着
(個人)
集落営農の発展
2.農業経営体の育成強化
2.農業経営体の育成強化
○担い手農家の規模拡大や6次産業化など
○担い手農家の規模拡大や6次産業化など
を進め、強い経営体を作る。
を進め、強い経営体を作る。
★就農希望者へのフォローアップを強化
★就農から定着までの5年間の重点支援
★農地あっせんの拡充
★地域おこし協力隊の拡充
都市部から農山漁村活動に意欲ある青年を受入
★リーダーの育成
★農業機械の共有化や協業化による稲作の効率化
★直売・加工部門等導入による6次産業化
集中的な技術・経営支援によるモデル経営体の拡充
★法人化の促進
【H22農林業センサス】
過去最多の226人が新規就農
農業法人の拡大
★専門家派遣による経営体質の強化
★低利運転資金による金融支援
★農の雇用事業を活用した経営の拡大
農業法人の後継者養成セミナー開設
★企業等農外からの参入の円滑化
★農地保有合理化事業、農地利用集積事業の利用拡大
農地集積の推進
【H22新規就農動向調査】
規模拡大加算等を活用して面的集積を推進
★農地集積を図る担い手への助成支援
★基盤整備事業と連携した農地集積の推進
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エコエリアやまがた農業推進プロジェクト
~ こだわりの農業展開による「環境先進地山形」の形成 ~
【プロジェクトの方向性】
【プロジェクトの方向性】
○生産技術の向上・普及による環境保全型農業への取組の推進
○生産技術の向上・普及による環境保全型農業への取組の推進
○特徴ある本県環境保全型農業の情報発信による消費者理解の促進
○特徴ある本県環境保全型農業の情報発信による消費者理解の促進
○こだわりの農業を核とした消費者と生産者の結びつきの強化(流通対策)の促進
○こだわりの農業を核とした消費者と生産者の結びつきの強化(流通対策)の促進
【プロジェクトの概要】
生産者へのアプローチ
安
全
安
心
・
食
味
生物多様性の保全
環境負荷の低減
消費者へのアプローチ
地球温暖化対策
□情報発信
・生産者のネットワーク化による戦略的な情報発信
共
□農業理解に向けての食育との連携
感
・栄養教諭等との勉強会など
・啓発パンフレット作成
の
□消費者と生産者の交流促進
醸
・体験農業
・対面販売
・生きもの調査
□土づくりの強化
・耕畜連携
・土壌診断の普及による効果的土づくり
□地球温暖化防止
・温室効果ガス排出抑制に資する生産方式の導入
□全県エコエリア構想の推進
・有機農業の推進
つや姫の展開との連携
・特別栽培の推進
・エコファーマーの推進
環境保全型農業直接支払の活用
・環境規範の推進
試験研究機関の取組
□土づくり
・土壌診断に基づく適正な土づくりを支援するシステムの改良
□有機農業の普及拡大
・水稲などの栽培技術の一般化
□地球温暖化防止
・農耕地から発生する温室効果ガスの低減技術の開発
□病害虫防除
・県内で新たに発見された病害虫防除技術の確立
全県エコエリアやまがた農業推進プランの策定
(平成22年12月)
成
フ
ェ
ア
ト
レ
ー
ド
消費者と生産者の結びつきの促進
□生きものを象徴とし、物語性を加えたこだわりの取組を核とした
プロモーション<小さな取組の成果の積み重ねを図っていく>
・こだわり米、生きものシリーズによるPR
(メダカ、イトトンボ、ホタル米等の商品開発・販売)
・HP等による紹介
・女性向け(地球環境保全への参加)、子供向け(生きものと仲良し)のPR
□マークの理解から生産を考える取組
・特別栽培のガイドライン表示等について消費者団体と連携した理解促
進の取組
・有機JASマークを貼るまでの生産者の汗(努力)の紹介
□山形県の特徴のPR
・第3者機関による特栽等の認証や安全安心取組認証制度など本県独
自の取組について流通・消費者の段階での理解促進
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